JPS62154370A - 光学式情報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光情報処理に関連した光学式情報装置に関す
るものである。

従来の技術 計算機システムにおける補助記憶装置としては、磁気デ
ィスク装置が代表的である。磁気ディスク装置の場合は
、書込み直後のリードチェックで記録不良が検出された
とき、自校不良領域に対応づけられた交替領域に対して
情報の再書込が行なわれる。この時、不良領域には、一
度消去した後に、デリーテッド・データ・マーク信号（
例えばＩＢＭ）寸−マノドのＭＦＭ記録方式ではミッシ
ングクロックを含んだ“Ａ１”データ）を書込み、デー
タを無効にし、その後、この不良領域についてデータの
読出し要求があった場合は、上記交替領域がアクセスさ
れるようになっている。

ところで、近年、大容量の情報記憶装置としてレーザー
光を応用した光学式情報装置の開発が進められでいるが
、光学式情報装置の記録媒体は、熱による膜の溶融に起
因する穴あけを利用した穴あけタイプと熱による非結晶
、結晶の相変化に伴う反射率の変化を利用しだ相変化タ
イプが代表的で、非可逆性質のため、消去出来ないこと
から、書込み直後のリードチェックで記録不良が検出さ
れたとき、また、不用なデータ全消去したいとき、磁気
ディスクと同様のデータと同様なデリーテッド・データ
・マーク信号（例えば”Ａ１′”）を書込み、不良領域
としてデータ金無効にすることが出来ないという問題点
があった。そこで、また、従来第４図アに示すように光
ディスクの記録形式が提案されている。光ディスクには
データを記録する複数個のデータ記録用セクタ部Ｎ、Ｎ
＋１ｉ有している。各セクタにはＩＤ同期バイト１６゜
物理的トラックアドレス１θおよび１つずつ増加するセ
クタアドレス１７がプリグルーブされるインデックス部
と、データ同期バイト１９．トラックアドレス、セクタ
アドレス２０．固定長データ２１およびエラー訂正コー
ド（ＥＣＣ）バイト２２のデータ部とを有し、更にセク
タが不良であることを示す不良セクタフラッグ１８を有
することで、リードチェックで記録不良が検出されたと
き、不良セクタフラッグ領域１８に信号を書込むことで
、不良領域の識別を行なっていた。

ところが、この方式を用いた場合は、不良セクタフラッ
グ領域に欠陥等があった時には、不良セクタフラッグの
信号の読出しが出来ず、不良領域の識別が不可能となる
。また第４図アの記録形式のように不良セクタフラッグ
１８の領域ＴＷを付加したことにより、第４図イの記録
形式に比べて記録容量が減少するという問題点がある（
例えば、特開昭５９−９４２４３号公報）。

発明が解決しようとする問題点 このような従来方式では、大容量という長所を有しなが
ら、書込み直後のリードチェックで記録不良が検出され
たとき、または不用なデータを消去したいとき、不良領
域の識別をすることが困難で、計算機システムにおける
補助記憶装置としての信頼性を満足することができない
。

本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、計算機シ
ステムにおける補助記憶装置としての信頼性のある光学
式情報装置を提供することを目的としている。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、書込み直後のリー
ドチェックで記録不良が検出されたとき、または不用な
データ領域を消去したい時、前記不良領域を示す番地情
報部に一定パターンのデリーテッド・データ・マーク信
号を記録し、前記不良領域の識別を行なう手段にて、不
良領域の識別を行なえるものである。

作　　　用 本発明は、記録不良領域または、不用なデータ領域の番
地情報部に一定パターンのデリーテッド・データ・マー
ク信号を記録し、前記不良領域の識別を行なう手段にて
、不良領域の識別が容易に行なうことができ、また、従
来例の記録形式を用いないことから記録容１を減少させ
ない計算機システムにおける補助記憶装置としての信頼
性を講足することができる。

実施例 以下実施例を示す。

（実施例１） 第１図は本発明の光学式情報装置の一実施例を示すブロ
ック図である。第１図において、１は上位装置（ＣＰＵ
チャネル）との間での信号の受授を制御するインタフェ
ース、２は上位装置からの指令に光ディスク制御装置の
各構成要素を所定の手順で動作させるマイクロ・プロセ
ッサー（以下マイコンと記す）、３は上記マイコン２に
よる制御動作を規定するマイクロ命令を格納するための
メモリ、４は複数セクタ分のデータ記憶容量をもつバッ
クアメモリ、６はバッフ１メモリ４からのデータを変調
した信号かまたは、例えば番地情報部の信号の最小反転
間隔Ｔ、以下の一定パターンのデリーテッド・データ・
マーク信号を出力する書込データ発生およびデリーテッ
ド・データ・マーク信号回路（以下書込データ発生回路
と記す）、６は書込データ発生回路で出力された信号を
光変調する半導体レーザー記録変調回路、７は番地情報
部かまたは、データ部に記録する領域を設定する記録ゲ
ート切換え回路、８は光ディスク９にフォーカス・トラ
ッキング等を行なう光学ヘッド回路、１０は光学ヘッド
回路からの出力信号を復調。

誤り訂正および誤り訂正可能かを検出し、また、データ
領域のトラックアドレス、セクタアドレス識別する読取
回路、１１は光ディスク９のプリグルーブのトラックア
ドレス及びセクタアドレスの番地情報部を検出する番地
識別回路、１２はバッフ１メモリ４の入出力バスを選択
するためのバッフ１セレクタであり、マイコン２から与
えられるマイクロ命令に応じて、インタフェース・バス
。

プロセッサ・パスおよびＲ／Ｗ回路パスを選択的にバッ
フ１メモリに接続するバッファセレクタ回路である。

次に第１図、第２図によって動作原理の説明を行なう。

第２図ａは書込データの構成を示す。第２図ｄに光ディ
スクのフォーマット例を示す。すなわち、書込データは
一定長ずつのデータブロックＤＢ１．ＤＢ２　、ＤＢｓ
　、・・印・から構成され、インタフェース１を介して
上位装置から受信され、バックアメモリ４に格納される
。光ディスク９への格納は、マイコン２の制御のもとに
バックアメモリ４から書込データ発生回路５に転送され
、マイコン２は、書込データ発生回路６にデータのセレ
クトを設定し、書込データ発生回路５の変調データが記
録変調回路６に入力され、また、同様にマイコン２から
記録ゲート切換え回路７のセレクトがデータ領域に設定
される。

光学ヘッド回路８は、記録変調回路６を介して光ディス
ク９に書込むのであるが、光ディスク９にはブロックＢ
１．Ｂ２．Ｂ３．・・・・・・毎にデータ書込位置を識
別するためのトラックアドレスとセクタアドレスｎ、（
ｎ＋１　）、（ｎ＋２）、・・・・・・があらかじめ設
けられている。番地識別回路１１は、プリグルーブの番
地情報部を示すトラックアドレスとセクタアドレスを読
取り、目的のトラックアドレスとセクタアドレスｎのと
き、光ディスク９にデータを書込みを行なう。書込み後
のデータは、光学ヘッド回路８を介して読取回路１ｏに
て、データ復調および誤り訂正と誤り訂正可能の検出を
行ない、訂正可能であれば、引き継き第２図すのように
セクタアドレス（ｎ＋１）によって識別されるブロック
Ｂ２にデータブロックＤＢ２の書込みを行なう。ここで
、光ディスク９に欠陥等があり、読取回路１０にて、訂
正不可能であれば、マイコン２は、書込データ発生回路
６にプリーテッド・データ拳マーク信号のセレクト°を
設定し、また、記録ゲート切換え回路７を番地情報部領
域にセレクトし、セクタアドレス（ｎ＋１）のプリグル
ーブ番地情報部領域に記録変調回路６゜光学ヘッド回路
８を介して光ディスク９に書込む。

次いで、書込データ発生回路５および記録ゲート切換え
回路をデータにセレクトし、セクタアドレス（ｎ＋２）
によって識別されるブロックＢ３にデータブロックＤＢ
２の書込みを行なう。以下同様にして第２図Ｃのように
イメージデータの書込みが行なわれる。

このようにして書込まれたイメージデータの読取りにお
いては、プリグルーブのトラックアドレス、セクタアド
レスの番地情報部に例えば番地情報信号の最小反転間隔
Ｔｊ１．以下の一定パターンのデリーテッド・データ・
マーク信号が書込まれた番地情報部の識別は番地識別回
路１１では識別不可能であるので、番地識別回路１１に
識別可能なプリグルーブのトラックアドレス、セクタア
ドレスのイメージデータを読取回路１０にて読取ること
によって、記録不良領域のデータを飛び越し、記録不良
データのないデータブロックのみを読取る。

上述の実施例において、プリグルーブのトラックアドレ
ス、セクタアドレスの番地情報部にデリーテッド・デー
タ・マーク信号を記録し、番地識別回路１１では、プリ
グルーブの番地情報は識別不可能としたが、プリグルー
ブとデータ領域のトラックアドレス、セクタアドレスの
区別をするフォーマット（例えば、ＭＳＢが０のとき、
プリグルーブの番地情報、ＭＳＢが１のとき、データ領
域の番地情報）とすることで、番地識別回路１１で、記
録不良領域の識別も可能である。

（実施例２） 実施例１において、データ書込み後のリードチェックで
訂正不可能であれば、プリグルーブのトラックアドレス
、セクタアドレスの番地情報部にＴｍ以下の一定パター
ンのデリーテッド・データ・マーク信号を書込み、番地
識別回路１１で識別不可能な領域を不良領域としたが、
第２の実施例では、データ書込み後のリードチェックで
読取回路１Ｑから訂正不可能であれば、マイコン２ば、
書込データ発生回路６にデリーヘテッド・データ・マー
ク信号のセレクトを設定し、また、記録ゲート切換え回
路子をデータ領域に設定し、不良セクタアドレスのデー
タ部のトラックアドレス、セクタアドレスの番地情報領
域に記録変調回路６゜光学ヘッド回路８を介して光ディ
スク９に書込む。

同様にイメージデータの読取りにおいては、データ部の
トラックアドレス、セクタアドレスの番地情報部に例え
ば番地情報信号の最小反転間隔Ｔｍ以下の一定のデリー
テッド・データ・マーク信号が書込まれたデータ部の番
地情報部の識別は、読取回路１ｏは識別不可能であるの
で、読取回路１゜に識別不可能なデータ部のトラックア
ドレス、セクタアドレスの領域のデータは飛び越し、記
録不良データのないデータブロックのみを読取る。また
、実施例１，２を組合せて、プリグルーブのトラックア
ドレス、セクタアドレスとデータ部のトラックアドレス
、セクタアドレスの両方の番地情できる。

（実施例３） 第３図は、本発明の他の実施例であって、不良領域の識
別を行なう手段として、光学ヘッド回路８のフォーカス
制御用光検出器あるいはトラッキング制御用光検出器の
少なくとも一方の光検出器の出力をある一定電圧で比較
するコンパレータ回路１３とコンパレータ回路１３の出
力が一定区間ＨｉｇｈまたはＬｏｗレベルであることを
検出して不良領域であることを識別する不良領域検出回
路１４から構成する。

実施例１．２と同様に、データ書込み後のＩＪ−ドチェ
ックで読取回路１ｏから訂正不可能であれば、マイコン
２は、書込データ発生回路６にプリグルーブのトラック
アドレス、セクタアドレスの番地情報部に例えばデリー
テッド・データ・マーク信号として、番地情報部の最大
反転間隔Ｔｍａｘより大きな反転間隔の一定パターン、
例えばすべてＨｉｇｈ区間の信号を出力し、また、記録
ゲート切換え回路７を番地情報領域に設定し、不良領域
の番地情報領域に記録変調回路６．光学ヘッド回路８を
介して光ディスク９に書込む。イメージデータの読取り
においては、不良領域ではデリーテッド・データ・マー
ク信号として番地情報部の最大反転間隔Ｔｍａ工より大
きな反転間隔の一定パターン、例えばすべてＨｉｇｈ区
間を記録していることから、平均反射率が増加するので
、光学ヘッド回路８の光検出器のＤＣ電圧が増加し、コ
ンパレータ回路１３の出力はＨｉｇｈレベルとなり、不
良領域検出回路１４にて不良領域であることを識別し、
データは飛び越し、記録不良データのないデータのみを
読取る。

上述の実施例においては、書込み後のリードチェックで
不良があったときの動作説明を行なったが、不用なデー
タを消去する場合も同様のデＩＪ−テッド・データ・マ
ーク信号を記録することで可能である。

発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、記録不良領域
または、不用なデータ領域の番地情報部に一定パターン
のデリーテッド・データ・マーク信号を記録し、前記不
良領域の識別を行なう手段にて、不良領域の識別が容易
に行なうことができ、壕だ、記録容量を減少させない計
算機システムにおける補助記憶装置として信頼性のある
光学式情報装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光学式情報装置のブ
ロック図、第２図は同装置の動作原理説明図、第３図は
本発明の他の実施例における光学式情報装置のブロック
図、第４図は記録形式のフォーマット図である。 ６・・・・・・書込データ発生およびデリーテッド・デ
ータ・マーク信号回路、６・・・・・・記録変調回路、
７・・・・・・記録ゲート切換え回路、１Ｑ・・・・・
・読取回路、１１・・・・・・番地識別回路、１３・・
・・・・コンノζレータ回路、１４・・・・・・不良領
域検出回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 Ｗ１２図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）レーザー光を光学系を介して光ディスク上に形成
   された情報トラックに照射し、書込み直後のリードチェ
   ックで記録不良が検出されたとき、または不用なデータ
   を消去したいとき、前記不良領域を示す番地情報部に一
   定パターンのデリーテッド・データ・マーク信号を記録
   し、前記不良領域の識別を行なう手段にて、不良領域の
   識別をすることを特徴とした光学式情報装置。
2. （２）デリーテッド・データ・マーク信号を、番地情報
   部の信号の最小反転間隔Ｔｍｉｎ以下の一定パターン信
   号とし、前記不良領域を示す番地情報部に記録し、前記
   番地情報部を識別不可能とすることで、前記不良領域の
   識別を行なうことを特徴とした特許請求の範囲第１項記
   載の光学式情報装置。
3. （３）デリーテッド・データ・マーク信号として、番地
   情報部の信号の最大反転間隔Ｔ＿ｍ＿ａ＿ｘより大きな
   反転間隔の一定パターン信号で前記不良領域を示す番地
   情報部に記録し、前記情報トラックからの平均反射光に
   て、前記不良領域の識別を行なうことを特徴とした特許
   請求の範囲第１項記載の光学式情報装置。
4. （４）情報トラックからの平均反射光としてレーザー光
   を光ディスク上の情報トラックに制御するためのフォー
   カス制御用光検出器あるいはトラッキング制御用光検出
   器の少なくとも一方を兼用するようにした特許請求の範
   囲第１項または第３項記載の光学式情報装置。
5. （５）不良領域を示す番地情報部のプリグルーブの番地
   情報部あるいは、データ書込時に記録する番地情報部の
   少なくとも一方にデリーテッド・データ・マーク信号を
   記録することを特徴とした特許請求の範囲第１項または
   第３項または第４項記載の光学式情報装置。（６）プリ
   グルーブとデータ部の番地情報信号の識別が行なえるフ
   ォーマットでデータ部の番地情報信号を記録することを
   特徴とした特許請求の範囲第１項または第２項記載の光
   学式情報装置。