JPS62154287A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JPS62154287A
JPS62154287A JP60292899A JP29289985A JPS62154287A JP S62154287 A JPS62154287 A JP S62154287A JP 60292899 A JP60292899 A JP 60292899A JP 29289985 A JP29289985 A JP 29289985A JP S62154287 A JPS62154287 A JP S62154287A
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JP
Japan
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mos transistor
transistor
voltage
memory device
sense amplifier
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JP60292899A
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English (en)
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Osamu Minato
湊 修
Toshiaki Masuhara
増原 利明
Koichiro Ishibashi
孝一郎 石橋
Shoji Hanamura
花村 昭次
Shigeru Honjo
本城 繁
Nobuyuki Moriwaki
信行 森脇
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、半導体メモリ装置に係り、特に、微少な読出
し信号差を高速に増幅することができ、しかも、占有面
積の小さな大容沿化に適したメモリセルを有するスタテ
ィック型MOSメモリ装置に関する。
〔発明の背景〕
第13図は従来のスタティック型MOSメモリ装置の一
例を示すもので、その要部構成図である。
図(こおいて1,2はメモリセル群(メモリプレーン)
で、その単位回路(メモリセル)3は、4個のMOSl
−ランジスタ(以下MOSTと略記する)4、5.6.
7と抵抗8,9より成る。このメモリセルはワード線1
0.11を駆動するデコーダ12でアクセスされ、出力
信号はデータ線13.14に微少な電位差として現われ
、スイッチ用MO5T 15.16を通してコモンデー
タ線17.18に現われる。このコモンデータ線17.
18にはすべてのスイッチ用MOSTのドレインが接続
されるため、寄生容量が大きくなり、メモリ装置の高速
動作の妨げとなる。このため、通常、このコモンデータ
線をMOSTを用いて複数域に分割して性能向上を図っ
ている。第13図では、例として2分割したものを示し
ている。
前記の微少な信号は、したがって19.20あるいは2
1 、22のどちらかをオンさせることで選択し、セン
ス増幅器23の入力端子24.25に供給される。
MOST 26 、27及び28.29.30.31は
データ線13.14及びコモンデータ線17.18.3
2.33を所定の電位に保つだめの負荷である。なお、
34は出力バッファ回路である。
上記構成のメモリ装置において、コモンデータ線17.
18.32.33の微少信号を増幅するセンス増幅器2
3として、従来、第14図に示す回路が用いられてきた
。図において24.25はセンス増幅器の入力端子で、
コモンデータ線(第13図17.18.32.33 )
からの信号が人力される。35.36及び35’、 3
6’はそれぞれ微少な電位差を受ける一対のN MOS
Tで、37.38及び37’、 38’は負荷となるP
MOSTである。
PMO5T 38.38’はいずれもゲートとソースと
が接続され定電流源として動作し、PMOST37と3
8゜37′と38′で正帰還かかかるため、高速のスイ
ッチングを行うことができる。NMO5T41は、その
ゲート端子42が高レベルじl″′)の時だけ動作状態
とするスイッチである。40.40’は出力端子で、こ
こからの出力信号が、出力バッファ回路34に伝達され
る。センス増幅器の入力端子24.25にそれぞれメモ
リセルの続出し信号として■。C”tl’l+ vcc
−vth−Δ■の電位が与えられると、節点39は高電
位側に引っばられてPMOST37に流れる電流を減少
させるように働き、入力端子24に与えられた電位状態
で桿通状態にあるN MOST 35のチャネルコンダ
クタンスとPMOST37のチャネルコンダクタンスの
比でセンス増幅器の出ノE ’J:Ili子40の電位
は低レベルとなる。他方の出力端子40’は上述した動
作と全く逆の動作を行うため、高レベルへと移行する。
上記構成のセンス増幅器は、2つの出力端子を備え、位
相の整った出力波形が得られるため、出力バッフ1回路
34に到る信号を高速に伝達することができ、現在、高
速及び中速のスタティックRA M (ランダム・アク
セス・メモリ)に用いられている。しかしながら、より
高速のスタティックRA Mを実現する上で、上記セン
ス増幅器には以下に述べるような問題点があることが判
った。すなわち、(1)上記センス増幅器の動作速度と
電工増幅率は相反関係にあり、NMOST41に流れる
電流を多くして動作速度を高めると、電圧増幅率が低下
して出力端子の振幅が小さくなり、出力バッファ回路に
到るまでにさらに1段増幅器を追加しなければならず、
結果として、センス増幅器から出力回路に到る遅延時間
が短縮されない、(2)センス増幅器を構成する各々の
MOSTのサイズ(チャネル幅W)を大きくすることで
高速化を図ろうとしても、その分だけコモンデータ線(
入力端子24゜25に接続している)に寄生容量が付加
され、高速−化の度合いが減少し、かつ浦費電力が増加
することになる。
次に第13図におけるメモリセル3について、その従来
技術と問題点を述べる。従来fi/j成として第15図
に示すものが知られている。図において、4〜7はNM
OSTで、4,7か転送MOST、 5.6が駆動MO
STである。13.14はデータ線、loはワード線、
8,9はf′I荷抵抗抵抗点162.163に蓄えられ
た情報を電源線160(電位■。C)から電流を供給す
ることによって保持している。161は接地線(電位■
88)である。上記負荷抵抗8,9は、MO5T4〜7
のゲートを形成するものと同じ層の多結晶シリコン層(
ポリシリコン層)、アルいはゲート材料とは異なる積層
化したポリシリコン層で形成し、同ポリンリフン層の一
部を貫性半ji体として残す、あるいは低不純物濃度の
領域とするコトによって形成している。上記メモリセル
への情報の書込み、あるいは読出しは、ワード線10を
低レベルから高レベル電位にすることによって電源線1
64(電位Vcc )をドレインとしたNMOST26
.27のソースであるデータ!fA13.14を介して
なされる。
近年、微細加工技術の進歩によりスタティックRAMも
大容量化の傾向にあり、これに伴ってメモリセルの占有
面積を小さくすることが要望されている。上述した従来
構成のメモリセルを基に、より容量の大きなスタティッ
クRAMの実現の可能性を検討した結果、次の問題点が
明らかとなった。
メモリセル面積を小さくするためには、メモリセルを構
成するMOSTのゲート長を短かくすることが必要であ
るが、しかし、このためにMO5Tのドレイン・ソース
間の耐圧が低下する。これを防ぎ、従来と同様の電源電
圧で動作させるために第16図に示すような高耐圧構造
をもつMOSTが知られている。p形基板217内に、
n+形不純物層でドレイン、ソース218 、219を
形成し、ゲート220と、絶縁物221.222と、n
形不純物層223゜224とを形成することによってド
レイン・ソース間の高耐圧化を実現したMO5T (以
下高耐圧MOSTという)である。225はゲート酸化
1漠、lot、 102.103は絶縁物である。導電
層104 。
105でドレイン、ソース218.219の電極を取出
す。このとき、導電層104.105とドレイン、ソー
ス218.219を接続するためのコンタクト穴と、ゲ
ート220との余裕は、耐拡散層端とコンタクト穴の余
裕LMと、スペーサの長さし2H+ L222との和と
なる。L221 ! ’42□はMO8Tの高耐圧化に
必要なスペーサの長さである。例えば、ゲート長りを0
.8/Zmとしたとき、従来と同様の電源電圧で使用さ
せるためには約0.4μmのスペーサ長L2H(L22
2 )が必要となり、スペーサ長がトランジスタの大き
さを決めることになる。
このように、MO5Tのドレイン・ソース間の耐圧を従
来どおりとするためには、従来では必要でなかったスペ
ーサ(絶縁物で形成される221.222)が必要とな
ってくる。この結果、トランジスタの占有面積か大きく
なり、メモリセル面積も小さくできず、スタティックR
AMの人容11に化か困F、Itであるという問題点か
あった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来技術での上記した問題点を解消し
、センス増幅器の高速化を実現して低コスト高速のスタ
ティック・メモリ装置とするとともに、メモリセルの占
有面積を小さくして大容量メモリ装置を実現することの
できる半導体メモリ装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明では、上記目的を達成するために、複数のメモリ
セルを配列してなるメモリプレーンと、上記メモリセル
をアクセスするためのデコーダ線と、アクセスされたメ
モリセルからの出力信号が集まるコモンデータ線と、コ
モンデータ線に集まった信号を増幅するセンス増幅器と
を具備してなる半導体メモリ装置において、高速化を実
現するために、上記センス増幅器の増幅回路部を、上記
コモンデータ線の信号を差動入力として受ける一対のコ
レクタ・コモン型バイポーラ・トランジスタと、電流変
化を電圧変化に変換する複数のMOSトランジスタとで
構成し、さらに、メモリセルの占有面積を小さいものと
するために、上記メモリセルを、周辺回路に用いる電源
電圧よりも低い電源電圧で動作させると共に周辺回路を
構成しているMOS)ランジスタの有する高耐圧性の構
造よりも低い耐圧性の構造をもつMOS )ランジスタ
で構成する。
すなわち、本発明ては、まず高速化を達成するために、
コモンデータ線に現われる微少な読出し信号差をバイポ
ーラ・トランジスタで受け、この強力な電流供給機能を
生かして、高速で、かつ低消費電力のセンス増幅器を得
ようとするものであり、さらに、占有面積の小さいメモ
リセルを実現するための構成として、スタティックRA
Mの場合、メモリセルに用いられるMOSTに印加され
る電圧を周辺回路に用いられるMOSTに印加される電
圧よりも低くすることができることから、メモリセルの
電源電圧を周辺の電源電圧より低くし、これにより、周
辺回路の高耐圧MOSTより低い耐圧のMOSTの使用
を可能とし、しかもチップ全体としては従来通りの信頼
性を生じさせようとするものである。この高耐圧と低耐
圧の具体例としては、周辺回路を構成するMOSTはス
ペーサ長を長くして高耐圧化させ、一方、メモリセル用
のMOSTはスペーサ長の短かい、もしくはスペーサ長
のない構造とすることにより、セルの占有面積を低減さ
せ、メモリの大容量化を実現可能とする。
〔発明の実施例〕
以下、図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のメモリ装置に使用するセンス増幅器の
一実施例回路図を示す。図において、24゜25はセン
ス増幅器(第13図の23)の入力端子で、コモンデー
タ線(第13図の17.18.32.33 )からの信
−号が入力される。301.302はコモンデータ線か
らの微少な差動電位を受ける一対のバイポーラ・トラン
ジスタであり、上記差動電位変化を大きな電流変化に変
換する。305.306.307.308はPMOST
で、それぞれのソースはバイポーラ・トランジスタ30
1.302のエミッタに接続され、ゲート端子309に
は所定の電圧が印加される。312゜313 、314
 、315はNMOSTで、このうちの313及び31
5はそれぞれのドレインとゲートとが接続され、それぞ
れ314.312のゲート端子に接続されている。
センス増幅器の入力端子24.25にそれぞれ■co。
VCC−Δ■の電位が与えられるものとする。ただし、
ΔVはメモリセルがアクセスされた時に生ずる微少電位
差である。バイポーラ・トランジスタ301に流れる電
流は、MOST 303.306.313を介して流れ
、MOST314のゲートを所定の電圧にバイアスする
。この時、301に流れる電流は、302に流れる電流
よりも大きく、出力端子311の電圧はほぼ零■付近に
まで低下する。一方、MOST 308゜315、30
5.312で構成される系においては、上記と全く逆の
動作が行われ、出力端子;310は十分に高レベルの電
圧にまで上昇する。
本実施例の回路構成によれば、(イ)微少電位差をバイ
ポーラ・トランジスタに入力する構成であるから、後段
のMOSTを駆動する能力か大きく、高速で、かつ大き
な電圧増幅率を111ることかできる、(O)増幅器自
体の大きな負荷容量はコモンデータ線に付加されず、後
段のM OS Tのサイズ(チャネル幅)を大きくする
ことで、より高速の動作が得られる、(ハ)バイポーラ
・トランジスタトMO8Tの組合せによって、各々のデ
バイスの特徴を生かした高速性と高増幅率を得ることか
できる、等の利点がある。
特に、バイポーラ・トランジスタはコレクタ・コモン(
コレクタ共通)となっており、通常のC(相補型)MO
SIC(集積回路) 、LSI (大規模集積回路)の
製造において、N型基板内のP型ウェルをベースとして
用いることにより容易に形成できる利点がある。通常、
P型ウェルにはNMOSTを形成する。したがって、最
も安価なプロセスによって、より高速なメモリ装置を得
ることができる。また、バイポーラ・トランジスタを高
性能化するため、上記P型ウェルとは異なる、深さの浅
いp+型ウェルを用いてもよい。これは、製造時にホト
マスク1枚追加となるが、より高速なメモリ装置が得ら
れる利点がある。
第2図は、第1図実施例のセンス増幅器の動(′;波形
(実線曲線)を示したもので、第14図に示した従来の
センス増幅2gの動作波形(破線曲線)と比較して示し
である。従来のセンス増幅器に比べ、本実施例増幅器は
、同一の消費電流のもとで、動作速度が2倍以上高速化
され、かつ、増幅率も15倍となり、本実施例の効果が
明らかである。
第3図は、本発明のメモリ装置に使用するセンス増幅器
の他の実施例を示す回路構成図である。
図において、501.502は、入力端子24.25を
介して入力されるコモンデータ線からの微少な差動電位
を受ける一対のバイポーラ・トランジスタであり、入力
された差動電位の変化を大きな電流変化に変換する。5
03.504.508 、509.5)2.5)3.は
NMOSTで、上記2つのバイポーラ・トランジスタ5
01.502のエミッタは中間接続点5)0.5)1に
それぞれ接続され、NMOST 503と508.50
4と509の各中間接続点506.507から増幅され
た出力電圧が取出される。NMO5T 503と504
のケート端子521、およびNMOST 5)2と5)
3のゲート端子520には所定の電圧が印加され、各N
MOSTが一定の電流を流すための電流源の役割を果シ
テイル。マタ、MOST 508.509 (7) ’
I’ −ト端子5)5には、バイポーラ・トランジスタ
5)7、NMOST5)4.5)6.5)9で構成され
るバイアス発生回路で発生するバイアス電圧が印加され
る。このバイアス−U圧は、バイポーラ・トランジスタ
5)7に人力される電圧が■。。レベルの時にNMO5
T5)5)に流れる電流の値を決めるために設けられて
おり、例えば入力端子24かV。。レベルの電圧にある
]1冒こは、NMO8T5)2には5)9に流れる電流
と同じ電流が流れる。この時、センス増幅器の出力端子
506か高レベルになるよう、N !v10 S Tの
定数を決めておけば、入力端子25に■cc−ΔVの電
位が4ノえられると、中間接続点5)1は5)0に比べ
て低レベルの電圧となり、結果として出力端子507か
らの出力も低レベル電圧となって、入力微少差動電位が
増幅された出力電位差として取出せる。
本実施例は、第1図に示した実施例と、回路動作および
得られる高速、高増幅率1、ν性は同じであるか、第1
図のPMOST :305.306. :307.30
8をNMO5T 508.509に変更し、センス増幅
器自体の占有面積を低減させた点が異なり、本実施例の
利点ともなっている。なお、ゲート端子521,520
に印加される所定の電圧を、パルス状に制611するこ
とにより、センス増幅器に流れる電流を制御し、不使用
時にパワーダウンさせることも可能である。
第4図は、本発明におけるセンス増幅器を構成するデバ
イスの断面借造図を示すものである。n゛形不純物層6
01とn形半導体層602で形成される半導体基板内に
p形つェル領域603が形成され、コノ領域に口形不純
物層のソース、トレイン608゜600、ゲート電極6
15が形成されてN MOSTが構成される。一方、n
形半導体層602には、口形不純物層のソース、ドレイ
ン604 、605、ケート電1iff614が形成さ
れてPMOSTが構成される。606は【1形不純物層
で基板端子、607は口形不純物層でウェル端子となっ
ている。610はp′形ウェル領域で、p形つェル領域
よりも浅く、かつul”コ度が高い。このp′形ウェル
領域(5)Oをベースとし、n形不純物層612をエミ
ッタ、p形不純物層611をベース電極端子、n形不純
物層613をコレクタとして、高性能のコレクタ・コモ
ン形npnバイホーラ・トランジスタが形成される。こ
のバイポーラ・トランジスタは、通常のCMO5の装造
工程に、ベース領域610を形成するためのマスクを追
加するだけで形成することができ、これにNMOST。
PMOSTを組合わせて第1図、第3図に示したセンス
増幅器が得られる。このセンス増幅器の高速化によって
、低コストで高速のスタティック・メモリ装置が実現で
きる。
第5図は、本発明におけるセンス増幅器を構成するデバ
イスの、他の実施例断面構造図を示すもので、第4図と
異なる点は、n+形不純物領域701を付加した点にあ
り、他は第4図と同じである。
n+形不純物領域701を設けることにより、フレフタ
抵抗が小さくなり、バイポーラ・トランジスタをより一
層高性能化できる。
次に、本発明におけるメモリセルについての実施例を第
6図〜第12図により説明する。第6図はメモリセルに
ついての第1の実施例の回路図を示す。本実施例の特徴
は、電源線160の電位■。olを電源線164の電位
■。o2よりも低くし、メモリセルを構成するMOST
4,5,6.7のドレイン・ソース間に印加される電圧
を低くしたことである。
この結果、メモリセルを構成するMOSTの耐圧は、周
辺回路を構成するMOSTの耐圧よりも低くすることが
でき、セル面積か小さくなって同一チップ面積内により
大容量のスタティックRAMを実現することができる。
第7図は第2の実施例の回路図を示すもので、本実施例
の特徴は、情報蓄積ノード162.163の記憶保持を
データ線13.14とともに高電位とし、ワード線10
を低レベルから高レベルにすることによって行う回路に
おいて、周辺回路を構成するMO5Tの耐圧よりも低い
耐圧をもつMOST4,5゜6.7でメモリセルを構成
することである。本実施例の場合には、電流供給用の抵
抗がなく、第6図のメモリセルよりも製造二[程が簡略
化され、セル面積も小さくできる。
第8図は第3の実施例を説明するためのデバイス断面構
造図である。(,11は周辺回路を構成するMOSTの
断面構造を、(b)はメモリセルを構成するMOSTの
断面構造を示してい・る。p形基板217内に、n形不
純物層よりなるドレイン、ソース218、219を形成
し、ゲート220、絶縁物(スペーサ) 226.22
7、n形不純物層223.224を形成することによっ
て、ドレイン・ソース間の高耐圧化を実現したMOST
で周辺回路を構成し、絶縁物(スペーサ) 228.2
29の長さL2211 + L2□9を絶縁物(スペー
サ> 226.227の長さL226. Lztよりも
短かくしてドレイン・ソース間の高耐圧化を実現したM
OSTでメモリセルを構成し、同一チップ面積内により
大容量のスタティックRAMを実現できるようにしたも
のである。
第9図は第4の実施例説明用のデバイス断面構造図であ
る。本実施例の特徴は、ドレイン、ソース218.21
9の両方とも高耐圧化したM OS Tで周辺回路を↑
1が成し、ドレイン218側だけを高耐圧化したMOS
Tてメモリセルを構成することによって同一チップ面積
内により大容量のスタティックRAMを実現することで
ある。
第1O図は第5の実施例説明用のデバイス断面構造図で
ある。本実施例の特徴は、ドレイン、ソース218.2
19の両方とも高耐圧化したMOSTで周辺回路を構成
し、高耐圧化をしていないMOSTでメモリセルを構成
することによって、同一チップ面積内により大容量のス
タティックRAMを実現することである。
第1J図は第6の実施例説明用のデバイス断面構造図で
ある。本実施例の特徴は、ドレイン218側だけを高耐
圧化したMOSTで周辺回路を措成し、高耐圧化をして
いないMOSTでメモリセルを構成することによって、
同一チップ面積内により大容量のスタティックRAMを
実現することである。
第12図は第7の実施例説明用のデバイス断面+:1造
図である。n形基vi106にp形つェルlO7,10
9、n形つェル108を形成し、p形つェル107内に
nチャネル高耐圧MO5T110を、n形つェル108
内にpチャネル高耐圧MOSTlitを形成することに
よって周辺回路を構成し、p形つェル109内に高耐圧
化をしていないnチャネルMOST 112 ヲJF[
してメモリセルを構成する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、センス増幅回路
に、コモンデータ線に現われる微少な読出し信号差を電
流増幅する一対のバイポーラ・トランジスタと、電流変
化を電圧変化に変換する複数のMOSトランジスタとの
組合せ回路を用いる+1′ζ成としたことにより、高速
で、しかも低消費電力のセンス増幅器を実現でき、さら
に、メモリセルに、周辺回路を構成しているMOS )
ランジスタの有する高耐圧性の構造よりも低い耐圧性の
構造をもつMOS )ランジスタを用いることができる
ことから、信頼性を低下することなく大容量のスタティ
ックメモリ装置を実現することができる。
なお、実施例では、p型基板上に形成したN型MOSト
ランジスタで説明したが、n形基板内のp形つェル内に
形成したN型MOSトランジスタに適用できることは言
うまでもなく、また、実施例の説明に用いた、不純物の
形名、ウェルの形名が逆てあっても、実施例の場合と効
果は同一である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるセンス増幅器の一実施例回路図
、第2図はその効果を説明する図、第3図は本発明にお
けるセンス増幅2:(の池の実施例回路図、第4図、第
5図はそれぞれ実施例センス増幅器のデバイス断面構造
図、第6図、第7図はそれぞれ本発明におけるメモリセ
ルの実施例回路図、第8図、第9図、第10図、第11
図、第12図はそれぞれ実施例メモリセルのデバイス断
面構造図、第13図は従来のスタティックMOSメモリ
装置の一例を示す回路図、第14図は従来のセンス増幅
器の回路図、第15図は従来のメモリセルの回路図、第
16図は従来の高耐圧構造を有するMOSTの断面構造
図である。 く符号の説明〉 301、302.501.502.5)7・・・バイポ
ーラ・トランジスタ 305〜308−、、 P 型MOST−312〜31
5.503.504−、 N 型MOST221、22
2.226.227.228.229・・・高耐圧化用
の絶縁物

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のメモリセルを配列してなるメモリプレーン
    と、上記メモリセルをアクセスするためのデコーダ線と
    、アクセスされたメモリセルからの出力信号が集まるコ
    モンデータ線と、コモンデータ線に集まった信号を増幅
    するセンス増幅器とを具備してなる半導体メモリ装置に
    おいて、上記センス増幅器の増幅回路部を、上記コモン
    データ線の信号を差動入力として受ける一対のコレクタ
    ・コモン型バイポーラ・トランジスタと、電流変化を電
    圧変化に変換する複数のMOSトランジスタとで構成す
    ることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. (2)前記バイポーラ・トランジスタのエミッタにP型
    MOSトランジスタのソースが接続され、このP型MO
    Sトランジスタのゲートには所定の電圧が印加されドレ
    インにはN型MOSトランジスタで形成されるカレント
    ・ミラー回路が接続されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の半導体メモリ装置。
  3. (3)前記バイポーラ・トランジスタのエミッタにN型
    MOSトランジスタのドレインが接続され、このN型M
    OSトランジスタのゲートには所定の電圧が印加されて
    該N型MOSトランジスタが定電流素子として働き、上
    記エミッタ端子は、一方を電源端子に接続した2つのN
    型MOSトランジスタと継続に接続されてその一方のN
    型MOSトランジスタのゲートにはバイポーラ・トラン
    ジスタを用いたバイアス発生回路で作られる所定の電圧
    が印加されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半導体メモリ装置。
  4. (4)複数のメモルセルを配列してなるメモリプレーン
    と、上記メモリセルをアクセスするためのデコーダ線と
    、アクセスされたメモリセルからの出力信号が集まるコ
    モンデータ線と、コモンデータ線に集まった信号を増幅
    するセンス増幅器とを具備してなる半導体メモリ装置に
    おいて、上記センス増幅器の増幅回路部を、上記コモン
    データ線の信号を差動入力として受ける一対のコレクタ
    ・コモン型バイポーラ・トランジスタと、電流変化を電
    圧変化に変換する複数のMOSトランジスタとで構成し
    、かつ、上記メモリセルを、周辺回路に用いる電源電圧
    よりも低い電源電圧で動作させると共に周辺回路を構成
    しているMOSトランジスタの有する高耐圧性の構造よ
    りも低い耐圧性の構造をもつMOSトランジスタで構成
    することを特徴とする半導体メモリ装置。
  5. (5)前記メモリセルを構成するMOSトランジスタを
    、周辺回路を構成しているMOSトランジスタのスペー
    サ長よりも短かいスペーサ長の、あるいはスペーサ長が
    零のMOSトランジスタとすることで、メモリセルを構
    成するMOSトランジスタの耐圧性を、周辺回路を構成
    しているMOSトランジスタの耐圧性よりも低くしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の半導体メモ
    リ装置。
  6. (6)前記周辺回路を構成しているMOSトランジスタ
    に設ける濃度の低いドレイン領域の面積よりも小さい面
    積の濃度の低いドレイン領域を有するMOSトランジス
    タでメモリセルを構成することを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の半導体メモリ装置。
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