JPS62153895A - 文字配列方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は印字制御装置や表示制御装置における印字紙面
上又は表示面上の文字の配列方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、例えば印刷制御装置では、文字を配列する際１紙
面に対して水平に行中を設定し、その行内に文字を並べ
る方法が一般的であった。この方法では文字列は横方向
にしか並べることができず、同一紙面上に縦方向や斜め
方向に文字を並へる際は、１文字毎に印字する文字の位
置を指示する方法を用いていた。しかし、文字毎に印字
位置の指示をすると印字する指示データが膨大となる。

なお、文字列を指定された長方形領域にバランス良く配
置する従来技術として特開昭５９−４７６３９号公報が
あるが、これは長方形領域以外の領域に配置することに
ついては配慮されていない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、印字制御装置や表示制御装置等の文字
出力制御装置において、印字紙面上又は表示面上の任意
の方向に文字を並べることを可能とする自由度の高い文
字配列方式を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、印字紙面上又は表示面上に文字を配列する始
点と終点を指示しておき、その後、印字又は表示する文
字パターンに対応した文字コードを指示することにより
、最少限のデータで、文字の並べる方向を自由に決定す
るものである。文字を印字又は表示する際の文字の位置
は、始点と終点をベクタで結び、そのベクタの線上に求
める。

このベクタは直線又は円弧で表現する。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

こ＼では印字制御装置に適用した場合について述入る。

第１図は本発明による印字制御装置の一実施例のブロッ
ク図である。上位装置等より受信した印字情報のテキス
トは受信バッファ１０１に格納される。バッファ１０１
に格納されたテキストは文字コートや文字サイズ、字間
値、および書体などの印字制御コートより成る。このテ
キストをテキスト解析処理部１０２にて解析し、文字コ
ードの場合は、各文字コードに対応した文字パターンが
格納されている文字パターンメモリ１１０のアドレスを
求めるため、文字パターンメモリアドレス計算処理部１
０４へ制御を渡す。また、解析したテキストが文字サイ
ズや字間値などの印字制御コードのときは、テキスト編
集処理部１０５へ制御を渡した印刷制御情報を設定する
。また、テキストの先頭又は途中にある文字列の位置を
指示する始点、終点アドレス情報の場合は、文字原点計
算処理部１０３へ制御を渡す。処理部１０３，１０４．
１０５の処理結果は、１頁分の紙面イメージメモリ１０
９に文字パターンをドツト展開するための各種情報とな
り、ページバッファメモリ１０６に書込まれる。こメで
、各種情報とは、文字パターンを展開する最初の原点及
び最後の原点の情報や文字と文字の間隔を示す情報、文
字コードより求めた文字パターンメモリアドレス等であ
る。

紙面イメージメモリ展開処理部１０７は、ページバッフ
ァメモリ１０６の情報を読み出し、その文字パターンメ
モリアドレス情報に従って文字パターンを文字パターン
メモリ１１０より読出し、紙面イメージメモリ１０９ヘ
ドツト展開する。また、この時のドツト展開する紙面イ
メージメモリ１０９のアドレスを求めるため文字展開ア
ドレス更新処理部１０８へ制御を渡す。文字展開アドレ
ス（新処理部１０８は、ページバッファメモリ１０６に
格納されている文字パターンをドツト展開する最初の文
字の原点を読み出し、紙面１イメ一ジメモリ展開処理部
１０７へ通知すると同時に、次の文字パターンのドツト
展開するアドレスを求め、前記文字パターンをドツト展
開する最初の文字の原点をページバッファメモリ１０６
上で書替える。

以」二の動作を繰返し、ページバッファメモリ１０６の
１頁分の文字パターンメモリアドレスの処理を終えると
、紙面イメージメモリ１０９に１頁分の文字パターンが
ドツト展開される。紙面イメージメモリ１０９上の１頁
分のドツトパターンは出力処理部１１１により読み出さ
れて印刷装置１１２へ送り出され印刷される。印刷装置
１１２のメカニズムについては二＼ではふれないが、レ
ーザビームプリンタやイングジェットプリンタ等が使用
される。

第２図は従来の印字概念を示したもので、ＰＣＢ（ＦＯ
ＲＭＳ　−Ｃ０ＮＴＲ０Ｌ　−ＢＵＦＦＥＲ）により行
の巾を指定しておき、この行内の中心に文字の中心を揃
えて印字するものである（文字を揃える位置は文字の上
側や下側でも良い）。このため、横方向のみにしか文字
を配列することができない。第２図の下半分に示す様に
斜めに文字を配列する場合は、各文字毎に紙面上のアド
レスをＸ、Ｙアドレスとして指示することになる。この
方法であれば、紙面上の任意の位置に文字を印字できる
が、各文字毎の印字位置のアドレスを指示するためテキ
ストデータが膨大となり、転送時間やアドレスを求めテ
キストを作成する処理時間がか＼る。

第３図は本発明による印字の概念を示したもので、Ｓが
文字列の始点でＥが文字の終点である。

ＳとＥはテキスト中の文字コードを指示する前で指示す
る。ＳとＥのデータであることを示す制御コードに続い
て、ベクトルの種類（直線、円弧等）と始点、終点を紙
面イメージメモリ１０９上の左上又は左下を原点とした
Ｘ、Ｙ座標として指示する。この始点、終点を示すベク
トル制御情報は、文字原点計算処理部１０３によりペー
ジバッファメモリ１０６へ書かれる。

第４図にページバッファメモリ１０６の一例を示す。便
宜上、第４図では直線のときの例を示している。まず、
テキスト内のベクトル制御情報の始点、終点を文字原点
計算処理部１０がページパップアメモリ１０６上に格納
し、その後、テキスト内の文字サイズ、字間値の制御情
報よりテキスト編集処理部１０５がページバッファメモ
リ１０６上に文字サイズ、字間値情報を書込む。その後
文字コードより文字パターンアドレスを文字パターンメ
モリアドレス計算処理部１０４が求めてページバッファ
メモリ１０６に書込む。

以上により一列の文字コードの文字パターンアドレスを
求め終ると、次の文字列について上記と同様にして繰返
し処理する。このようにして、全ての文字列のテキスト
の処理を終えると、１頁分がページバッファメモリ１０
６上に完成する。このページバッファメモリ１０６上の
情報が制御情報であるか文字パターンアドレス情報であ
るはフラグ４０１で示される。

紙面イメージ展開処理部１０７は、ページパップアメモ
リ１０６の最初の文字パターンアドレスをフラグ４０１
をチェックしながら求める。求めた文字パターンアドレ
スにより文字パターンメモリ１１０より文字パターンを
読出し、制御情報の文字サイズにより拡大、縮小処理を
したのち、始点Ａで示すアドレスにより紙面イメージメ
モリ１０９上に文字パターンを展開する。このとき展開
する文字パターンの原点は左上であっても左下であって
も又は文字の中心であっても良い。文字パターンの展開
が終了すると１文字展開アドレス更新処理部１０８へ制
御を渡す。文字展開アドレス更新処理部１０８はページ
バッファメモリ１０６の始点Ａ、終点Ａ１文字サイズ、
字間値の制御情報を読み出し、始点Ａより終点Ａまでの
ベクトル処理して架空の線を結び、始点Ａより文字サイ
ズ分、終点六方向へ水平又は水垂にアドレスを更新し、
更に字間値を加えたアドレスを求める。この求めたアド
レスを新しい始点としてページバッファメモリ１０６上
に書込み、紙面イメージメモリ展開処理部１０７八制ａ
ｌｌを戻す、第５図はこの処理の概念図を示したもので
ある。

次に、紙面イメージメモリ１０９への展開処理を更に詳
しく説明する。

第６図は紙面イメージ展開処理部１０７と文字展開アド
レス更新処理部１０９の処理フローを示したものである
。まず、第４図で示したページバッファメモリ１０６の
１行目を読み出しくステップ１）、読出したデータが制
御情報であるが文字パターンアドレス情報であるかをフ
ラグ４０１にて判定する（ステップ２）。制御情報のと
きは先に読み出したページバッファメモリ１０６のアド
レスを退避しておく（ステップ３）、この退避エリアの
初期値は１ペ一ジ分のページバッファメモリ１０６の先
頭に設定しておく。こ＼で読出し制御情報の始点Ａは、
紙面イメージメモリ１０９上のＸ、Ｙ座標としておき、
この値が紙面イメージメモリ１０９へ文字を展開するア
ドレスとなる（ステップ４）。

次にページバッファメモリ１０６のアドレスを更新して
ステップ１へ戻り、次の情報を読出す。

前記同様にフラグ４０１を判定する。この結果、制御情
報でないときは、文字パターンメモリア１〜レスを示す
情報であるため、この情報に従って、文字パターンメモ
リ１１０より文字パターンを読み出す（ステップ５）。

ページバッファメモリ１０６のアドレスを退避しである
エリアより情報を読み出し、即ち、制御情報を再度読み
出し、始点Ａで示す紙面イメージメモリ１０９上に、前
記、ち″と出した文字パターンを展開する（ステップ６
）。

文字パターンを展開した後は、始点ＡのＸ方向に制御情
報のうちの文字サイズと字間値を加算しくステップ７）
、始点ＡのＸ値を更新する（ステップ８）。Ｙ方向につ
いては、始点Ａと終点Ａとをベクトル演算し、前記更新
したＸ値の位置上にあるベクトル線を求め、このベクト
ル線上の位置を紙面イメージメモリ１０９の相対Ｙアド
レスとして始点ＡのＹ値として更新する。このときのベ
クトル演算は一般的に公知とされている処理で良い。

以上により、更新した始点Ａを、先に読み出した制御情
報の始点Ａと入れ替え、ページバッファメモリ１０６へ
書込む。このようにして、１文字の文字パターンを紙面
イメージメモリ１０９に展開すると、ページバッファメ
モリ１０６のアドレスを更新し、ステップ１へ戻り、次
の文字の展開を同様に実行する。１ペ一ジ分のページバ
ッファ１０６の終了は、ページバッファメモリ１０６内
に作成しであるページバッファエンドフラグを検出した
ときである。

本実施例によれば、簡単なベクトル処理と１つの文字列
当り８バイト（６４ビツト）程度の始点、終点を設定す
るメモリにて紙面内に自由に文字を並べることが可能で
ある。同様に表示制御装置に適用することにより、表示
画面上の任意の方向に文字を並べることも可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、印字又は表示する文字列の各文字の二
次元位置をベクトル線上に求めることにより、印字紙面
上又は表示面上、任意に文字を配列できるので、同一頁
上にて横書き、縦書き、斜め書き等の印字あるいは表示
が可能になり、自由度の高い文章のレイアウトが容易に
達成できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は従来
の印字例の概念図、第３図は本発明の印字例の概念図、
第４図は第１図のページバッファメモリの構成例を示す
図、第５図は第１図の紙面イメージメモリへの文字の展
開処理を説明する図。 第６図は紙面イメージメモリ展開処理と文字展開アドレ
ス更新処理のフローチャートである。 １０６・・・ページバッファメモリ、 １０７・・・紙面イメージメモリ展開処理部。 １０８・・・文字展開アドレス更新処理部、１０９・・
・紙面イメージメモリ。 代理人弁理士　　小　川　勝　男 第１図 閣叢］１１１ 第２図 第３図 代１人Ｃｔ士　７　、ｔ＼川用蓼男 第　　４　　図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）文字コード情報を記憶するバッファメモリと、文
   字パターン情報を記憶する文字パターンメモリと、文字
   を出力する紙面あるいは表示面に相当するイメージメモ
   リと、前記バッファメモリの文字コード情報に対応する
   文字パターン情報を前記文字パターンメモリから読み出
   して前記イメージメモリへ展開する制御手段と、前記イ
   メージメモリの情報を紙面あるいは表示面に出力する出
   力手段とを有する文字出力制御装置において、前記バッ
   ファメモリに記憶する文字コード情報群に、紙面あるい
   は表示面に配列する文字列の始点位置、終点位置を指示
   する情報を持ち、前記制御手段は文字パターン情報をイ
   メージメモリへ展開する際、前記位置情報にもとづいて
   イメージメモリ上の文字配列アドレスを次々に求め、文
   字パターン情報を展開することを特徴とする文字配列方
   式。