JPH02179684A - 文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ワードプロセッサなどの文書処理装置に関し
、特に文書の出力（表示または印刷）に関連した改良に
関する。

従来の技術 従来、ワードプロセッサなどの文書処理装置は、表示ま
たは印刷すべき文字のフォントを表示用または印刷用ピ
ットマツプメモリへ転送する場合、横一列または縦一列
に文字列を表示または印刷させるように、フォントの転
送先アドレスを計算する構成であった。

発明が解決しようとする課題 しかし、このように読または縦の直線的な文字行に限定
されるため、変化に富んだ文書の作成が不可能であると
いう問題があった。

本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、非直
線的な文字行の表示または印刷を可能とした文書処理装
置を提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 本発明は上述の課題を解決するため、表示または印刷を
すべき文字のフォントをビットマツプメモリへ転送する
場合に、その転送先のアドレスを指定された曲線のデー
タに従って計算する手段を有することにより、指定され
た曲線に沿って文字列を表示または印刷するという構成
を備えたものである。

作用 文字行のベースラインとして希望する曲線が指定される
と、同曲線に沿って文字列が表示されるように、曲線デ
ータに従ってフォントのビットマツプメモリへの転送先
アドレスが計算されることにより、指定された曲線の文
字行が表示され、または印刷される。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例によるワードプロセッサの概
略構成図である。１は文字などの入力のための入力部で
、キーボードやタブレットなどで構成される。２は文書
を表示するだめの表示部で、ＣＲＴデイスプレィや液晶
表示パネルなどから構成される。３は文書は印刷するた
めの印字部で、ドツトプリンタやレーザビームプリンタ
などからなる。４は作成された文書のデータなどを格納
するだめの補助記憶装置で、フロッピーディスク装置、
・・−ドディスク装置、半導体ディスク装置などから構
成される。

５は制御部で、例えばＣＰＵ、文書作成・編集などの機
能を持つソフトウェア（プログラム）などを格納するメ
モリ、入力部１２表示部２．印字部３および補助記憶装
置４の制御回路などから構成される。

６は文字のフォントを格納するメモリである。

７は表示部２の画面と１対１に対応した表示用メモリ　
（ビットマツプメモリ）、８は印字部３によって印字さ
れる印字用紙１ペ一ジ分に相轟したビットマツプデータ
を記憶するだめの印字用メモリ（ビットマツプメモリ）
である。

９は入力部１または補助記憶装置４から入力した文字コ
ードに対応するフォントが格納されているメモリ６のア
ドレスを計算するアドレス計算部、１０は表示部２の画
面上のフォント表示位置に対応する表示用メモリ７のア
ドレスを計算するアドレス計算部、１１は印字しようと
するフォントを格納すべきメモリ８のアドレスを計算す
るアドレス計算部、１２は表示または印刷しようとする
１行分の文字のフォントが格納されているメモリ６のア
ドレスを記憶するためのメモリ　（ラインバッファ）で
ある。１３は表示または印字の際に文字列のベースライ
ンとして用いる曲線（円弧、螺旋など）の形状を定義す
るパラメータ類（曲線のデータ）を記憶するメモリであ
り、この曲線の指定もしくは選択は入力部１よりなされ
る。

以上のように構成されたワードプロセッサについて、以
下その動作を説明する。

初めに文書作成時の動作について第２図のフローチャー
トに従い説明する。

ＳＴＩにおいて、メモリ１２の内容はクリアされ入力モ
ードに移る。Ｓｉ２において入力部１から文字が入力さ
れる。この入力文字のフォントが格納されているメモリ
６のアドレスがアドレス計算部９により計算され、求め
られたアドレスはＳｉ２においてメモリ１２に格納され
る。またＳｒ１において、表示部２の文字表示位置に対
応する表示用メモリ７のアドレスがアドレス計算部１０
によシ計算される。Ｓｉ６において、Ｓｉ３で求められ
たメモリ６のアドレスからＳｒ１で求められたメモリ７
のアドレスへ入力文字のフォントが転送される。

Ｓｒ１で１行分の文字入力の終了判定がなされ、終了な
らばＳｒ１へ進む。Ｓｒ１では、１行の文字列を表示す
る際のベースラインとなる曲線が入力部１より指定され
る。Ｓｉ９では、指定された曲線のデータに従って、入
力文字列の各フォントが指定曲線に沿って表示されるよ
うに、フォントを転送すべき表示用メモリ７のアドレス
がアドレス計算部ｌＯにより計算し直される。Ｓ　Ｔ　
１０において、Ｓｉ２で得られたフォント・アドレスか
らＳｉ９で計算されたアドレスへ１行分の文字のフォン
トが改めて転送される。ここで、指定された曲線に沿っ
た文字列が表示部２の画面に表示されることになる。

５ＴＩＩでオペレータが表示状態の確認指示を入力部ｌ
より入力すると、５Ｔ１２に進み、制御部５内のメモリ
に記憶されている文書の文字コード列が、文字数、指定
された曲線のデータと共に補助記憶装置４へ格納される
。

第４図は補助記憶装置４における文書データの記憶形式
を示す図である。

第５図はベースラインとして円弧を指定した場合の表示
例を示す図である。入力文字列は初めは上側に示すよう
に横−直線の文字行として表示されるが、これは最終的
に下側のように円弧状の文字行として表示される。

次に文書印刷時の動作について第３図に示すフローチャ
ートに従い説明する。

５Ｔ１４において１行分の文書データを補助記憶装置４
から読み出し、制御部５内のメモリに格納する。この文
書データに含まれる曲線データはメモリ１３に格納され
る。Ｓ　Ｔ　１５において、その文書データの文字コー
ドが１文字づつ取り出される。

Ｓ　Ｔ　１６において、この文字コードに対応したフォ
ントが格納されているメモリ６のアドレスがアドレス計
算部９で計算される。また、５Ｔ１７において、メモリ
１３に読み出された曲線のデータに従って、この曲線に
フォントが沿って印字されるように、フォントを転送す
べき印字用メモリ８のアドレスがアドレス計算部１１で
計算される。５Ｔ１８において、５Ｔ１６で計算された
メモリ６のアドレスからフォントが読み出され、このフ
ォントは５Ｔ１７で計算されたメモリ８のアドレスへ転
送される。

５Ｔ１９で１行分のフォント転送の終了判定がなされ、
終了したならば５Ｔ２０において１ページの終了判定が
なされる。１ペ一ジ分のデータが印字用メモリ８に転送
されると、５Ｔ２１において、このデータは印字部３に
より印刷される。５Ｔ２２において全ページの印刷の終
了が判定されると、動作を完了する。

なお、文字行のベースラインは円弧以外に螺旋、Ｓ字曲
線などの様々な曲線を指定できる。

また本発明は、いわゆるワードプロセッサに限らず、同
様の文書の表示または印刷を行う文書処理装置に適用可
能である。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、文字のフォ
ントをビットマツプメモリへ転送する場合に、その転送
先のアドレスを指定された曲線のデータに従って計算し
、指定された曲線に沿って文字列を表示または印刷する
ため、直線的な文字行に限らず非直線的な多様な文字行
による変化に富んだ文書の作成が可能になるという効果
を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるワードプロセッサの概
略構成図、第２図は文書作成動作のフローチャート、第
３図は文書印刷動作のフローチャート、第４図は補助記
憶装置上の文書データの記・憶形式の一例を示す図、第
５図は円弧に沿った表示の例を示す図である。 ■・・・入力部、２・・・表示部、３・・・印字部、５
・・・制御部、６・・・文字フォント格納メモリ、７・
・・表示用メモリ、８・・・印字用メモリ、９・・・文
字フォント格納メモリのアドレス計算部、１０・・・表
示用メモリのアドレス計算部、１１・・・印字用メモリ
のアドレス計算部、１２・・・１行分文字フォント・ア
ドレス格納メモリ、１３・・・曲線データ格納メモリ。 第１図 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表示すべき文字または印刷すべき文字のフォントをビッ
   トマップメモリへ転送する場合に、その転送先のアドレ
   スを指定された曲線のデータに従って計算する手段を有
   することにより、指定された曲線に沿って文字列を表示
   しまたは印刷することを特徴とする文書処理装置。