JPS6215342Y2 - - Google Patents

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JPS6215342Y2
JPS6215342Y2 JP16128081U JP16128081U JPS6215342Y2 JP S6215342 Y2 JPS6215342 Y2 JP S6215342Y2 JP 16128081 U JP16128081 U JP 16128081U JP 16128081 U JP16128081 U JP 16128081U JP S6215342 Y2 JPS6215342 Y2 JP S6215342Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
inspection port
panel
toilet
piping case
inspection
Prior art date
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JP16128081U
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JPS5869075U (ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は給水管、排水管、通気管等を収納する
配管ユニツトの配管ケースの前面に大便器、小便
器を取付け使用される便器ユニツトに関するもの
であり、目的とするところは、保守点検のための
取外しが容易かつ悪戯等により取外される恐れの
ない点検口を有する便器ユニツトを提供すること
にある。
(従来技術及び考案が解決しようとする問題点) 従来、便器ユニツトは不特定多数の人たちに使
用されるため、点検口の取外しが容易な場合は、
悪戯により点検口カバーを外され該カバーが紛失
したり、ユニツト内の器具を悪戯されてトラブル
が発生する場合があつた。また、悪戯防止のため
に点検口カバーの取り外しが容易にはできないよ
うな構造とした場合には、極端な場合には便器ま
たは給水等の器具のパネル前面に露出した部分を
取り外さなければ点検口カバーの取り外しができ
ないような構造となり、確かに悪戯等の恐れはな
いが、点検が必要な際にカバーを取り外すのが困
難であつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案の便器ユニツトはこのような問題点を解
決するために案内されたものであり、その要旨
は、配管ケースの前側壁部の便器側方部位に、該
配管ケースの上端まで延びる縦長の点検口を設け
るとともに、該点検口の左右側縁部位のそれぞれ
に互いに対向する凹溝部をそれら側縁部位に沿つ
て上下方向に設ける一方、該点検口に対応した大
きさをなし且つ前側壁部の表面と同様の表面外観
を備えた点検パネルを該点検口の上端開放部から
前記左右側縁部の凹溝部内に嵌め込んで下方にス
ライド移動させて該点検口を閉塞し、且つ該配管
ケースの上面を被覆する上面カバーを該点検口パ
ネルの上端縁を隠蔽する状態に該配管ケースの上
面に載置したことにある。
(作用及び考案の効果) このような便器ユニツトにおいては、点検口及
びその蓋である点検パネルが容易にそれとは解ら
ない。
この種便器ユニツトにあつては、配管ケース全
体が便室の壁面から前方側に突出した状態で設置
され(すなわち配管ケースの後面が便室の壁面上
に位置させられる)、而してこのような便器ユニ
ツトにおいて、点検口及び点検口パネルが縦長で
配管ケースの上端まで延びており、しかも点検口
パネル表面が前側壁部の表面と同様の表面とされ
ているため、そこに点検口があるとは解らないの
であり、従つて悪戯により点検口パネルが外され
たり、内部の器具等がいじられたりすることが無
いのである。
一方において、本考案の便器ユニツトにおいて
は、保守点検或いは修理の必要が生じた時には、
かかる点検口を容易に開けることができる。点検
口は便器の側方部位に設けられているから、点検
口を開けるに際して便器等を取り外す必要は全く
無く、また点検口パネルは点検口の左右両側縁部
に設けられた凹溝部に嵌め込んであるだけである
から、配管ケースの上面に載置されている上面カ
バーを取り去つたのち、点検口パネルを上方に抜
き取ることによつて、容易に点検口を開けること
ができるのである。尚、配管ケースの高さは通常
1m程度であり、これに対して便室の天井の高さ
は最低でも2m30cm以上あるから、点検口パネル
を上方に抜き取るに際して、天井が邪魔となるこ
とはなく、十分の余裕をもつて点検口パネルを抜
き取ることができる。
(実施例) 以下図面に従つて実施例を説明すると、高さ1
m程度の配管ケースの前面にはタイルパネル等に
よりなる前面パネル1を介して小便器2が前面パ
ネル1の後方の支持具(図示せず)により取付け
られている。尚この配管ケースAはその後面が便
室の壁面上に位置させられる状態に配置される。
3は点検口4を被蓋し、前面パネル1の一部をな
す、すなわち前面パネル1と同じタイルパネル等
によりなる点検口パネルであり、該点検口パネル
3は配管ケースAの前面に開設された、配管ケー
ス全高に亘る縦長の点検口4の左右縁5,6に取
付けられた断面U字型材7、断面H字型材8の凹
溝部9に上方より、すなわち点検口4の上端開放
部から下方に向けて挿入されている。10は配管
ケースの上縁に載置される上面カバーである。こ
のとき該上面カバー10は点検口パネル3の上端
縁3′を隠蔽するように載置し、点検口パネル3
の点検口4に対する開放移動を阻止するものであ
る。
以上のようにしてなる本例の便器ユニツトは、
配管ケース内の配管、器具等を点検するために上
面カバーを外した後、点検口パネルを上方にスラ
イド移動し点検口を開けるようになしてあるため
使用者は点検口の位置に気が付かず悪戯等により
点検口を開けられる恐れがない。また上面カバー
を外して点検パネルを上方にスライド移動させ凹
溝部から抜き取るだけで点検口を容易に開けるこ
とができるので点検が容易にでき、従来のように
悪戯等の防止のために便器、フラツシユバルブ等
の器具を外さなければ点検口を開けれない場合と
比較して極めて簡易なものである。さらに、パネ
ル前面のU字型材、T字型材が20〜40mm程度の幅
(凹溝部の深さ)を有するため、前面パネルと点
検口パネルが左右方向にその寸法精度による長さ
が若干異なつても上記20〜40mm幅の型材により該
寸法精度を吸収し得るため見栄えもよくなるもの
である。よつて所期の目的を達するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は便器ユニツトの正面図、第2図は上面カバー
を外した状態の点検口パネル部分を示す平面図で
あり、第3図は第2図における点検口を開けた状
態の平面図であり、第4図は第1図のX−X断面
図である。 A……配管ケース、1……前面パネル、3……
点検口パネル、4……点検口、5……左側縁、6
……右側縁、9……溝部、10……上面カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 函体状をなして内部に配管が収納される配管ケ
    ースの前側壁部の前面に便器が配設された形態の
    便器ユニツトにおいて、 該前側壁部の便器側方部位に、該配管ケースの
    上端まで延びる縦長の点検口を設けるとともに、
    該点検口の左右側縁部位のそれぞれに互いに対向
    する凹溝部をそれら側縁部位に沿つて上下方向に
    設ける一方、該点検口に対応した大きさをなし且
    つ前側壁部の表面と同様の表面外観を備えた点検
    口パネルを該点検口の上端開放部から前記左右側
    縁部の凹溝部内に嵌め込んで下方にスライド移動
    させて該点検口を閉塞し、且つ該配管ケースの上
    面を被覆する上面カバーを該点検口パネルの上端
    縁を隠蔽する状態に該配管ケースの上面に載置し
    たことを特徴とする便器ユニツト。
JP16128081U 1981-10-28 1981-10-28 便器ユニツト Granted JPS5869075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16128081U JPS5869075U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 便器ユニツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP16128081U JPS5869075U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 便器ユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5869075U JPS5869075U (ja) 1983-05-11
JPS6215342Y2 true JPS6215342Y2 (ja) 1987-04-18

Family

ID=29953653

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JP16128081U Granted JPS5869075U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 便器ユニツト

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061658Y2 (ja) * 1988-05-10 1994-01-12 株式会社イナックス 壁掛形洋風便器の設置構造
TW390925B (en) * 1998-02-18 2000-05-21 Inax Corp Structure of arranging piping unit
JP2019070265A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 Toto株式会社 トイレユニット

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JPS5869075U (ja) 1983-05-11

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