JP3577468B2 - 排水管用継手管及びこれを用いた配管工法 - Google Patents

排水管用継手管及びこれを用いた配管工法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば排水のための配管技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルなどの建築物の排水管を例に挙げると、横管を繋げる集合管を用いて各階層での排水を集めるとともに、各階層間は上下に長い立管で連結する。上下方向の連結は、床板を貫いて行わなければならないため、床板の形成時、すなわちコンクリートの打設時に、集合管を取付けるための空間をあらかじめ確保することが必要となる。空間の確保は、ボイドと称される紙製の筒体を所定位置に固定してから、コンクリートの打設を行って実行する。その後、筒体を剥ぎ取ってから、できた空間に集合管を入れ、集合管の周りの余った空間にモルタルを充填して、集合管の固定を行う。この集合管に対して立管や横管を連結する。排気管の場合も壁や梁に管体を通すための空間を確保する必要があるので、同様である。
【0003】
しかし、このような作業では、剥ぎ取った筒体はゴミにしかならない上に、モルタルの充填に際しては、当て板を当てたりする作業も必要となって、高所での作業が多い。このため作業性が悪い上に、作業の安全性の点で問題がある。
【0004】
そこで、特公平6−54027号公報に開示されているような排水管集水装置が案出された。これは、横管を繋げる枝管を備えた下部継手管を、コクリートの打設に際して埋め込み、筒体を不使用にするとともに、モルタル充填の作業も不要にしている。そして下部継手管には、フランジを上端に有した長尺の立管を上の階層から落として下部継手管の下部に連結し、続いて枝管を有した上部継手管を下部継手管の上部に固定する構造である。上部継手管には立管の下端が連結される。
【0005】
しかし、このような装置では、長くて重い立管の取付けを上の階層から行わなければならず、作業員も複数必要である。また、立管の取付け作業は必ず下の階層から順に行わなければならず、メンテナンスなど、施工後の作業がしにくい難点がある。
【0006】
さらに、各階層における下部継手管の埋設位置の精度が高くないと、立管の配管ができない難点もある。
【0007】
また、立管は鋳鉄製であるので、排水の温度によって伸縮する。上記装置では、立管を上から落としてきっちりと連結しているため、その伸縮を吸収することはできず、不快な音がする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、立管のような長尺の管体の連結が容易に行えるようにすることを主たる課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのための手段は、床板としてのコンクリート製板部に対してその形成時に埋設される排水管用継手管であって、枝管を有しない筒状に形成し、上下両端部には、管体を開口方向から差し込んで連結する差込み口を形成するとともに、これら差込み口を含めた当該継手管の高さを、上記コンクリート製板部の形成時に型枠上に固定すべくコンクリート製板部の厚みに対応させ、上記差込み口のうち下部の差込み口を、連結する管体の径よりも小径の内筒と、連結する管体の径よりも大径の外筒とで構成し、これら内筒と外筒との間に、管体を傾けても差込み可能とする、上記管体を差込む間隙部を形成した排水管用継手管であることを特徴とする
【0010】
すなわちこの排水管用継手管によれば、管体を開口方向から差し込んで連結する差込み口を上下両端部に有しているので、連結作業は単に差込めばよく、単純でよい。差込み口への固定は、圧入や螺着、ネジ止め等により行えばよい。
【0011】
連結作業が単純であるので、特に長さの長い管体などの連結の際には作業は簡単で便利である。
【0012】
また、両端部に差込み口を形成したのみで枝管を有しない排水管用継手管であるので、差込み口の向きさえ合えばその他の向きは関係なく、埋設に際してのミスをなくすことができる。
【0013】
さらに、前記差込み口のうち下部の差込み口を、連結する管体の径よりも小径の内筒と、連結する管体の径よりも大径の外筒とで構成し、これら内筒と外筒との間に、管体を傾けても差込み可能とする、上記管体を差込む間隙部を形成している。このため、長尺の管体の差込みに際しては、管体を傾けることが可能で、あたかも障子や襖を鴨居と敷居の間に嵌め込むように作業が行え簡単である。また、他の階層や区分に関係なく各部分ごとに作業が行えるので、例えば施工後のメンテナンス等の作業も容易である。さらに、差込み口と管体との間には余裕があるので、管体に伸縮があってもその伸縮を吸収することができ、不快な音の発生を阻止できる。また相対向する継手管同士の芯がずれている場合でもそのずれを吸収することができる。
【0014】
また、前記差込み口のうち流体の進行方向後段側に位置する下部の差込み口を、上記内筒と外筒とで内外二重の筒状に形成して間隙部を形成しているため、差込み口に対する管体の差込みは、その間隙部に行うことによって、液体や気体の流体が進む方向後段での漏れがなく、差込むだけでも継手の役割を充分に果たすことができる
【0015】
また、排水管用継手管には、コンクリート製板部の厚みに対応させるべく長さ変更可能にする長さ調節機構を形成するもよい。具体的には外周面に雄ねじを形成し、該雄ねじに螺合する雌ねじを有した環体を保持し、長さ調節可能に形成するとよい。すなわち、床板の厚みに対応して長さを変更することで、同一の継手管で多様な厚みのコンクリート製板部に対応させることができ、継手管の管理やコスト等の点で有利となる。
【0016】
別の手段は、前記排水管用継手管の差込み口を着脱可能に閉塞する板状の本体部を設け、該本体部の下面には、上記差込み口の内周面に対して嵌合する嵌合部を形成するとともに、上記本体部の上面には、上方へ突出する取外し用のつまみ部を形成したキャップ部材であることを特徴とする。
【0017】
このキャップ部材は、すなわち、所定位置に位置決めした排水管用継手管に、本体部の下面の嵌合部を嵌めて固定する。そしてコンクリートを流し込むが、本体部は排水管用継手管の差込み口を塞いでいるので、コンクリートが差込み口に入ることはなく、その上、本体部の上面には、上方へ突出するつまみ部を形成しているので、排水管用継手管の位置が明確である。万が一キャップがコンクリートに埋まってしまってもつまみ部の存在により位置がわかり、覆っているコンクリートをハンマ等で叩いて剥がせば、所望通りの差込み口を得ることができる。
【0018】
また別の手段は、前記差込み口に連結可能な集合管を備えた排水管用継手管装置であることを特徴とする。
【0019】
さらに別の手段は、前記排水管用継手管を型枠上の所定位置に固定した後、コンクリートを打設して、床としてのコンクリート製板部を形成し、上記排水管用継手管の下部の差込み口に対して、差込み方向から排水管としての管体の上端部を差込み、一方、下層に設 けた別の排水管用継手管における上部の差込み口には、集合管を連結し、上記管体の下端部を、上記集合管に連結する排水管の配管工法であることを特徴とする。
【0020】
また、前記排水管用継手管を型枠上の所定位置に固定した後、コンクリートを打設して、床としてのコンクリート製板部を形成し、上記排水管用継手管の下部の差込み口に対して、差込み方向から排水管としての管体の上端部を差込み、一方、下層に設けた別の排水管用継手管における上部の差込み口には、管体を立設する集合管を連結して、上記管体の下端部を、上記集合管に立設した管体に連結する
排水管の配管工法であることを特徴とする。
【0021】
すなわち床としてのコンクリート製板部に予め埋設された排水管用継手管に対して、管体の上端部を差込んでから、下端部を連結する。具体的には、管体の上端部を天井に埋設された排水管用継手管の下部の差込み口に差し込むとともに、下端部を、下層に設けた別の排水管用継手管に連結した集合管又はその集合管上に立設した管体に連結する。
【0022】
この場合には作業性がよくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、以下図面を用いて詳述する。
図1は、排水管の配管構造を示す断面図であり、各階層を長尺の立管1で上下に連結するとともに、立管1の下端部に取付けた集合管2で複数の横管3,3を床板4の上面側で集合させる配管を、コンクリート製の上記床板4に、コンクリートの打設時に埋設した継手管5を用いて行っている。
【0024】
継手管5は、鋳鉄等で形成した筒状で、その高さは床板4の厚みに対応させている。なお、横管3を床板4すれすれの高さに配設する場合など、必要によっては継手管5の高さを床板4の厚みより低くしたりして適宜設定する。
【0025】
この継手管5は、上部は一重の円筒状に形成して上部差込み口6に設定し、下部は、内外二重の円筒状に形成して下部差込み口7に設定している。
【0026】
上部差込み口6は、上記集合管2の下端部2aを差し込む差込み口で、その内径を集合管2の下端部2aの外径と嵌合対応する寸法か、それよりもやや大径に設定している。また、下部差込み口7は、上記立管1の上端部1aを差し込む差込み口で、内側の筒状部8の外径を立管1の上端部1aの内径よりも小さく設定し、外側の筒状部9の内径を立管1の上端部1aの外径よりも大きく設定している。そして内側の筒状部8と外側の筒状部9の間には、長尺の立管1を、差し込みに際して適宜傾けても差込み可能とする適宜幅の間隙部10を形成している。
【0027】
このように形成した継手管5は、墨だしをして図2に示したように型枠11上の所定位置に、図示はしないが、釘やねじ等の適宜の手段を用いて固定する。上部差込み口6はキャップ部材12で塞いでおく。
【0028】
このキャップ部材12は、図3に示したようにして上部差込み口6を閉塞可能な円板状の本体部12aと、該本体部12aの下面に形成した短筒状の嵌合部12bと、本体部12aの上面に形成したつまみ部12c,12cとからなり、軟質の合成樹脂で形成するとよい。上記嵌合部12bは、上記差込み口6の内径に嵌合対応する寸法で、上記つまみ部12c,12cは、指を引っ掛けられるように逆U字状に形成し、周縁部の2箇所に、上へ適宜高さ突出させて形成している。
【0029】
このようなキャップ部材12で塞いだ状態でコンクリートの打設を行うと、継手管5は床板4の中に埋設されることになる。型枠11を外し、キャップ部材12を外せば、下部差込み口7と上部差込み口6は床板4面に開口する。このようにして継手管5を埋設した床板4を上下の階層に形成した後、図4に示したように、下端部に集合管2を一体に連結した立管1を、上下の継手管5間に立てる。立管1と集合管2を合わせた長さは、天井側の床板4と、床側の床板4との間の間隔よりも所定長さ長めに設定している。
【0030】
所定長さとは、管体としての立管1の上端部1aを天井側の継手管5に差し込んでから上方に上げ、管体としての集合管2の下端部2aをずらしながら床側の継手管5の上部差込み口6に合わせてから落とすことにより上下の階層間に立つようにする長さである。
【0031】
すなわち配管作業は、まず立管1を、図4に示したように適宜傾けながら立管1の上端部1aを、天井側の継手管5における下部差込み口7に差込み口方向から差込み、続いて下端部2aを移動する。この移動により集合管2の下端部2aを床側の継手管5における上部差込み口6に位置合わせしてから、下方へ落とし、差込み口方向から差込みを行う。なお、継手管5の上部差込み口6と下部差込み口7とに予めパッキンを取付けておくも、また立管1の上端部2aや集合管2の下端部2aに予めパッキンを取付けておくもよい。
【0032】
なお、図示した集合管2は一例であって、横管3の本数や向き、太さ等に応じて様々存在する。また、図中2bは、枝管である。
【0033】
このように、いわば障子や襖を鴨居と敷居との間に嵌め込むようにして配管が行えるので、作業は容易である。その上、床4の形成に際して継手管5を床4に埋設して一体化するので、従来必要であった床の形成後にボイドを剥ぎ取る作業や、穴あけ、継手管の取付け、モルタルの充填などの作業が不要となる。このため、産業廃棄物を減らすことができるとともに、工数を大幅に削減することもできる。しかもそれら従来の作業は高所での作業であったため作業の困難性、安全性の低さの点で問題があったが、それらの問題が解決でき、作業の容易性、安全性が格段に向上する。
【0034】
また、下部差込み口7には、間隙部10を形成しているので、天井側の継手管5と床側の継手管5との間に位置ずれがあったとしてもその誤差を吸収することができ、ミスのない簡易迅速な作業が期待できる。さらに、長尺の立管1が伸縮しても、その伸縮を吸収できるので不快な音鳴りを防止できる。
【0035】
さらに立管1の配管は各階層ごとに行うので、作業はどの階層からでもでき、施工後のメンテナンス等の作業も容易である。
【0036】
またキャップ部材12を利用すれば、従来のシール材は一度しか利用できないのに比して、何度も使用でき、ゴミを出さずにすむ。このため紙製の筒体を使用しないこととあわせて、廃棄物がでるのを極力抑えることが可能となる。そのうえ、差込み口6を塞ぐ本体部12aの上面には、つまみ部12c,12cを形成しているので、コンクリートの打設によって埋まってしまったとき従来の場合であれば見えなくなってしまうこともあったが、そのようなことはなく、継手管5の位置は明確であり、差込み口6の確保が容易である。
【0037】
立管1の長さが長いので重くて作業性がよくない場合には、図5に示したように、立管1と集合管2を分離するとよい。すなわち配管はまず、集合管2の下端部2aを、床側の継手管5における上部差込み口6に落とし込んで固定する。続いて、立管1の上端部1aを、天井側の継手管5における下部差込み口7に対して差込み方向から差込み、立管1の下端1bを、継手管5の上部差込み口6と同様に形成した集合管2の差込み口2cに差し込む。
【0038】
この他、図6に示したように、立管1を適宜長さで上下に分離するもよい。すなわち上側の上部立管15は、保持して天井側の継手管5に差込める長さに設定し、下側の下部立管16には集合管2を一体化する。配管は、まず下部立管16を床側の継手管5に差込み、続いて上部立管15の上端部1aを天井側の継手管5に差込み、上部立管15の下端部と下部立管16の上端部との間に補足管17を挟みこむ。この状態を、例えば図示したような補足管17よりも長さの長い固定バンド18等、適宜の手段で保持する。つまり、このように構成すると、差込み口6,7に対して真っ直ぐに差込むことも難しくないので、下部差込み口7に形成する間隙部10を小さくしたり、なくしたりすることもできる。なお、上部立管15と下部立管16を直接連結するもよい。
【0039】
図7は、上部立管15と下部立管16の連結構造の他の一例を示したもので、下部立管16の上端部に上部立管15の下端部を保持する平面視半円形の保持部16aを形成し、この保持部16aに上部立管15の下端部を保持した後、上記保持部16aに対応する平面視半円形状の固定金具19をボルトナット(図示せず)等により固定して、連結を行うようにしている。
【0040】
図8は、継手管5の他の例を示し、継手管5の高さ(長さ)を変更可能にする長さ調節機構を形成している。この例では、長さ調節機構をねじで形成する。すなわち、継手管5の下部の外周面に雄ねじ20を形成し、この雄ねじ20に螺合する雌ねじ21を有した環体22を保持している。環体22を回転することにより継手管5の長さを変更できる。このため、厚みの異なる床板4にも対応させることができ、継手管5の種類を低減することができ、管理やコストの点で有利となる
【0041】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、管体は、いわば障子や襖などを鴨居と敷居との間に嵌め込むように取付けることができるようになるので、作業は簡単であるとともに、高所作業をなくすことができるので、作業性を向上し、安全性を確保することができる。また、各階層や各区分で独立して管体の取付けが行えるので、作業性がよく、管体自体の取替えも可能となり、メンテナンスなど、施工後の作業も容易である。
【0042】
また排水管用継手管の上下両端部に差込み口を形成したのみで枝管を有しないので、差込み口の向きさえ合えばその他の向きは関係なく、埋設に際してのミスをなくすことができる。
【0043】
さらに、各階層や各区分における排水管用継手管の埋設位置に多少のずれがあっても、障子や襖などを取付けるように配管すれば、そのずれを吸収して容易な作業を実現できる。
【0044】
また、下部の差込み口には間隙部を形成しているので、継手管に対する管体の取付けは空間的に余裕を持って行える。このため、管体の伸縮を吸収することができ、不快な音の発生を阻止できる。
【0045】
さらにまた、従来であれば、継手管を固定するスペースを確保するための筒体の上面に、コンクリートの打設時にコンクリートが流れ込まないようにフィルム状のシール材を張り付けていたが、このシール材は一度しか使用できず、筒体とともにゴミにしかならない。しかし、この発明のキャップ部材を使用することにより、ゴミにはならず、再使用できる。しかも、差込み口を塞ぐ本体部の上面には、つまみ部を形成しているので、コンクリートの打設によって埋まってしまっても、従来の場合であれば見えなくなってしまうこともあるが、そのようなことはなく、差込み口の確保が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管構造の要部の断面図。
【図2】継手管の使用状態の断面図。
【図3】キャップ部材の斜視図。
【図4】配管工法の説明図。
【図5】他の配管工法の説明図。
【図6】他の配管構造を示す部分断面側面図。
【図7】他の配管構造を示す部分断面側面図。
【図8】他の例に係る継手管の部分断面側面図。
【符号の説明】
1…立管(管体)
2…集合管
4…床板(コンクリート製板部)
5…継手管
6…上部差込み口
7…下部差込み口
8…内側の筒状部
9…外側の筒状部
10…間隙部
11…型枠
12…キャップ部材
20…雄ねじ
21…雌ねじ
22…環体

Claims (6)

  1. 床板としてのコンクリート製板部に対してその形成時に埋設される排水管用継手管であって、
    枝管を有しない筒状に形成し、
    上下両端部には、管体を開口方向から差し込んで連結する差込み口を形成するとともに、
    これら差込み口を含めた当該継手管の高さを、上記コンクリート製板部の形成時に型枠上に固定すべくコンクリート製板部の厚みに対応させ、
    上記差込み口のうち下部の差込み口を、連結する管体の径よりも小径の内筒と、連結する管体の径よりも大径の外筒とで構成し、これら内筒と外筒との間に、管体を傾けても差込み可能とする、上記管体を差込む間隙部を形成した
    排水管用継手管。
  2. 前記コンクリート製板部の厚みに対応させるべく長さ変更可能にする長さ調節機構を形成した
    請求項1に記載の排水管用継手管。
  3. 前記請求項1又は2に記載の排水管用継手管の差込み口を着脱可能に閉塞する板状の本体部を設け、
    該本体部の下面には、上記差込み口の内周面に対して嵌合する嵌合部を形成するとともに、
    上記本体部の上面には、上方へ突出する取外し用のつまみ部を形成した
    キャップ部材。
  4. 前記差込み口に連結可能な集合管を備えた
    請求項1又は2に記載の排水管用継手管装置。
  5. 前記請求項1又は請求項2に記載の排水管用継手管を型枠上の所定位置に固定した後、コンクリートを打設して、床としてのコンクリート製板部を形成し、
    上記排水管用継手管の下部の差込み口に対して、差込み方向から排水管としての管体の上端部を差込み、
    一方、下層に設けた別の排水管用継手管における上部の差込み口には、集合管を連結し、
    上記管体の下端部を、上記集合管に連結する
    排水管の配管工法。
  6. 前記請求項1又は請求項2に記載の排水管用継手管を型枠上の所定位置に固定した後、コンクリートを打設して、床としてのコンクリート製板部を形成し、
    上記排水管用継手管の下部の差込み口に対して、差込み方向から排水管としての管体の上端部を差込み、
    一方、下層に設けた別の排水管用継手管における上部の差込み口には、管体を立設する集合管を連結して、
    上記管体の下端部を、上記集合管に立設した管体に連結する
    排水管の配管工法。
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