JPS62152747A - レトルト用蒸着フイルム - Google Patents
レトルト用蒸着フイルムInfo
- Publication number
- JPS62152747A JPS62152747A JP29777985A JP29777985A JPS62152747A JP S62152747 A JPS62152747 A JP S62152747A JP 29777985 A JP29777985 A JP 29777985A JP 29777985 A JP29777985 A JP 29777985A JP S62152747 A JPS62152747 A JP S62152747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- vapor
- layer
- deposited layer
- plastic film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明はレトルト用蒸着フィルムに関し、包装を形成
し内部にレトルト食品を封入したレトルトパウチを製造
するためのレトルト用蒸着フィルムに係るものである。
し内部にレトルト食品を封入したレトルトパウチを製造
するためのレトルト用蒸着フィルムに係るものである。
（従来の技術）
レトルト用蒸着フィルムとしては従来、Ａｌｌ蒸着フィ
ルムが使用されている。Ａｌ蒸着フィルムを使用するの
は、遮光性、ガスバリア性、水蒸気バリア性、美麗な金
属光沢等をもたせるためである。
ルムが使用されている。Ａｌ蒸着フィルムを使用するの
は、遮光性、ガスバリア性、水蒸気バリア性、美麗な金
属光沢等をもたせるためである。
（発明が解決しようとする問題点）
しかし上記従来の技術では、レトルト殺菌時に高温とな
るため、ＡＩ蒸着層が腐食してしまうという欠点がある
。例えば、Ａｌ蒸着フィルムの入ｅ蒸着層面にプラスチ
ックフィルムを貼着しフィルム面にヒートシール性フィ
ルムを貼着して、これをヒートシール性フィルムを内側
としてレトルトパウチを作り、内部には食品の代用とし
て食酢とケチャツプを重量比で１：１に混合したスープ
を入れて熱水式レトルト釜にて１５０℃×３０分のレト
ルト処理を行うと、Ａ４蒸着層は全面にわたり完全に腐
食してしまう。
るため、ＡＩ蒸着層が腐食してしまうという欠点がある
。例えば、Ａｌ蒸着フィルムの入ｅ蒸着層面にプラスチ
ックフィルムを貼着しフィルム面にヒートシール性フィ
ルムを貼着して、これをヒートシール性フィルムを内側
としてレトルトパウチを作り、内部には食品の代用とし
て食酢とケチャツプを重量比で１：１に混合したスープ
を入れて熱水式レトルト釜にて１５０℃×３０分のレト
ルト処理を行うと、Ａ４蒸着層は全面にわたり完全に腐
食してしまう。
この発明はかかる欠点を除去したものである。
Ｃ問題点を解決するだめの手段）
この発明は、プラスチックフィルムｋｓ ２０［１〜
８００Ａの厚さのＡｌｌ Ｍ着層の表面に８０′に以下
の厚さのＳｎ蒸着層が直接積層された金属蒸着層Ｂ、及
び耐熱性の良好なヒートシール性フィルムＣが、Ａ、Ｂ
、Ｃの項に積層されてお抄、プラスチックフィルムＡを
外側としヒートシール性フィルムＣを内側として包装を
形成するためのレトルト用蒸着フィルムである。
８００Ａの厚さのＡｌｌ Ｍ着層の表面に８０′に以下
の厚さのＳｎ蒸着層が直接積層された金属蒸着層Ｂ、及
び耐熱性の良好なヒートシール性フィルムＣが、Ａ、Ｂ
、Ｃの項に積層されてお抄、プラスチックフィルムＡを
外側としヒートシール性フィルムＣを内側として包装を
形成するためのレトルト用蒸着フィルムである。
次にこの発明を一実施例を示す図面を参照しつつ説明す
ると、この発明は例えば、まず、プラスチックフィルム
１０としてポリエステルフィルム、ポリカーボネートフ
ィルム、アクリルフィルム、その他各種のプラスチック
フィルムを使用し、その片面に直接又は必要により適宜
の樹脂によるアンダーコート層２０を介して、２００〜
ａｏｏ Ｘの厚さのＡｌ蒸着層５０を設ける。次いで、
該Ａｌ蒸着層３０上にａｏＸＢ下の厚さのＳｎ蒸着層４
０を設けて金属蒸着層Ｂを形成する。この後８ｎ蒸着層
上には適宜の印刷を必要により施こしてもよい。
ると、この発明は例えば、まず、プラスチックフィルム
１０としてポリエステルフィルム、ポリカーボネートフ
ィルム、アクリルフィルム、その他各種のプラスチック
フィルムを使用し、その片面に直接又は必要により適宜
の樹脂によるアンダーコート層２０を介して、２００〜
ａｏｏ Ｘの厚さのＡｌ蒸着層５０を設ける。次いで、
該Ａｌ蒸着層３０上にａｏＸＢ下の厚さのＳｎ蒸着層４
０を設けて金属蒸着層Ｂを形成する。この後８ｎ蒸着層
上には適宜の印刷を必要により施こしてもよい。
この発明で８０λ以下の厚さのｓｎ蒸着層４０を２００
〜８００λの厚さのＡｌ蒸着＃３０の上に直接積層した
のは、第１にＡｌ蒸着層表面の腐食点を押さえ込み腐食
点のポテンシャルを下げ不導体層を強化して耐食性を向
上するため、第２にＳｎはレトルト用として食品に対す
る安全性が高い、第５に８０ｘ以下の厚さであるとＡ／
蒸着層の美麗な金属光沢がそのまま保たれる、等々によ
るものである。
〜８００λの厚さのＡｌ蒸着＃３０の上に直接積層した
のは、第１にＡｌ蒸着層表面の腐食点を押さえ込み腐食
点のポテンシャルを下げ不導体層を強化して耐食性を向
上するため、第２にＳｎはレトルト用として食品に対す
る安全性が高い、第５に８０ｘ以下の厚さであるとＡ／
蒸着層の美麗な金属光沢がそのまま保たれる、等々によ
るものである。
なお、８ｎ蒸着層はｈｐ蒸着層の両面に積層してもよく
、また、片面のみに積層してもよく、後者の場合のＳｎ
蒸着層は包装を形成したときにＡＩ蒸着層の内側にあっ
てもよく外側にあってもよい。
、また、片面のみに積層してもよく、後者の場合のＳｎ
蒸着層は包装を形成したときにＡＩ蒸着層の内側にあっ
てもよく外側にあってもよい。
また、Ａｌ蒸着層３０の厚さを２００〜８００Ａとした
のは、２００Ａより薄くなるとガスバリア性、水蒸気バ
リア性が低下し、８００λを超えるとグラスチックフィ
ルム１０とＡｅ蒸着＃３０との密着力が低下するからで
ある。
のは、２００Ａより薄くなるとガスバリア性、水蒸気バ
リア性が低下し、８００λを超えるとグラスチックフィ
ルム１０とＡｅ蒸着＃３０との密着力が低下するからで
ある。
次に、Ｓｎ蒸着層４０及びＡＪ蒸着層３０を設けて金属
蒸着１ｉＢを形成したプラスチックフィルム１０をＳｎ
蒸着層４０を内側として接着剤５０にてプラスチックフ
ィルムＡと貼着する。プラスチックフィルムＡとしては
ポリエステルフィルム、アクリルフィルム、その他各種
のプラスチックフィルムが使用できる。プラスチックフ
ィルムＡには内側に適宜の印刷を施こしておいてもよく
、また、上記貼着後の表面に適宜の印刷を施こしてもよ
い。
蒸着１ｉＢを形成したプラスチックフィルム１０をＳｎ
蒸着層４０を内側として接着剤５０にてプラスチックフ
ィルムＡと貼着する。プラスチックフィルムＡとしては
ポリエステルフィルム、アクリルフィルム、その他各種
のプラスチックフィルムが使用できる。プラスチックフ
ィルムＡには内側に適宜の印刷を施こしておいてもよく
、また、上記貼着後の表面に適宜の印刷を施こしてもよ
い。
さらにこのようにして得たもののプラスチックフィルム
１０面に接着剤５０にて耐熱性の良好なヒートシール性
フィルムＣを貼着する。この場合のヒートシール性フィ
ルムＣとしてはヒートシール性のポリプロピレンが例示
されるが、これに限らず、他のヒートシール性フィルム
でもよい。
１０面に接着剤５０にて耐熱性の良好なヒートシール性
フィルムＣを貼着する。この場合のヒートシール性フィ
ルムＣとしてはヒートシール性のポリプロピレンが例示
されるが、これに限らず、他のヒートシール性フィルム
でもよい。
なお、この発明は、プラスチックフィルムＡに所定の金
属蒸着層Ｂを設け、その上に、必要によりプラスチック
フィルム１０を介して、ヒートシール性フィルムＣを積
層してもよいのはもちろんである。また、プラスチック
フィルム１０がプラスチックフィルムＡの外側に位置す
る如き構成であっても当然この発明に含まれる。
属蒸着層Ｂを設け、その上に、必要によりプラスチック
フィルム１０を介して、ヒートシール性フィルムＣを積
層してもよいのはもちろんである。また、プラスチック
フィルム１０がプラスチックフィルムＡの外側に位置す
る如き構成であっても当然この発明に含まれる。
（実施例）
プラスチックフィルム１０として厚さ１２μのポリエチ
レンテレフタレートフィルム（ダイアホイル社製ダイア
ホイル）を使用し、この片面にポリエステル系ウレタン
樹脂を主成分とした樹脂によりアンダーコート層を設け
、さらにその上に真空蒸着により厚さ４５０久のＡｇ蒸
着層を設けた。次に該Ａｌｌ蒸着層上に真空蒸着により
厚さ１５ＡのＳｎ蒸着層を設けて金属蒸着１Ｂを形成し
た。次いで、金属蒸着層Ｂ上には、プラスチックフィル
ムＡとして、プラスチックフィルム１０として使用した
のと同様のフィルムを、プラスチックフィルム１０上ニ
ハ、ヒートシール性フィルムＣとしてヒートシール性ポ
リプロピレンフィルム（東し社製パイレンＰ−１１４５
）を、それぞれ接着剤Ｃ大日木インキ化学工業す製ＥＰ
Ｓ −９０３／ＫＬ −７５）にて貼着した。
レンテレフタレートフィルム（ダイアホイル社製ダイア
ホイル）を使用し、この片面にポリエステル系ウレタン
樹脂を主成分とした樹脂によりアンダーコート層を設け
、さらにその上に真空蒸着により厚さ４５０久のＡｇ蒸
着層を設けた。次に該Ａｌｌ蒸着層上に真空蒸着により
厚さ１５ＡのＳｎ蒸着層を設けて金属蒸着１Ｂを形成し
た。次いで、金属蒸着層Ｂ上には、プラスチックフィル
ムＡとして、プラスチックフィルム１０として使用した
のと同様のフィルムを、プラスチックフィルム１０上ニ
ハ、ヒートシール性フィルムＣとしてヒートシール性ポ
リプロピレンフィルム（東し社製パイレンＰ−１１４５
）を、それぞれ接着剤Ｃ大日木インキ化学工業す製ＥＰ
Ｓ −９０３／ＫＬ −７５）にて貼着した。
このようにして得たレトルト用蒸着フィルムをヒートシ
ール性フィルムＣを内側として熱シールにてパウチにし
内容物に食品の代用として食酢とケチャツプを重量比で
１＝１に混合したものを入れ、熱水式高温高圧釜にて１
３０’ＣＸ３０分のレトルト処理を行った。この結果、
ｐ、ｌ蒸着層の腐食は全くなく美麗な金属光沢を呈して
いて外観変化は全然見られなかった。
ール性フィルムＣを内側として熱シールにてパウチにし
内容物に食品の代用として食酢とケチャツプを重量比で
１＝１に混合したものを入れ、熱水式高温高圧釜にて１
３０’ＣＸ３０分のレトルト処理を行った。この結果、
ｐ、ｌ蒸着層の腐食は全くなく美麗な金属光沢を呈して
いて外観変化は全然見られなかった。
（比較例）
実施例におけるＳｎ蒸着層及びＪ蒸着層にかえて、Ｓｎ
蒸着層を設けずに単に厚さ４５０ＡのＡＩｌ蒸着層した
ほかは実施例と同様にしてレトルト用蒸着フィルムを作
製し、これを実施例と同様にして同様の条件下で比較試
験を行った。この結果、Ａβ蒸着層は全面にわたり完全
に腐食し、美麗な金属光沢も全く失われた。
蒸着層を設けずに単に厚さ４５０ＡのＡＩｌ蒸着層した
ほかは実施例と同様にしてレトルト用蒸着フィルムを作
製し、これを実施例と同様にして同様の条件下で比較試
験を行った。この結果、Ａβ蒸着層は全面にわたり完全
に腐食し、美麗な金属光沢も全く失われた。
（発明の効果）
この発明はレトルト用蒸着フィルムの金属蒸着層として
２００〜８００Ｘの厚さのｈｌｌ Ｍ着層の上に８０＾
以下の厚さのＳｎ蒸着層を直接積層した金属蒸着層を使
用したから、レトルト処理によってもＡ４蒸着層が腐食
することがない。さらにｋｌ蒸着層とＳｎ蒸着層のいず
れも食品に対する安全性も高いと同時にルトルト処理に
よっても非常に高いガスバリア性、水蒸気バリア性が失
われることがなくこれらを充分に保つことができるもの
である。また、ＳｎＭ着ＮＩけ８０＾以下と薄いためＪ
蒸着層の美麗な金属光沢はそのまま保たれ、外観上はあ
たかもＡ４蒸着層単独の場合と殆んど同様の光沢を呈し
ているものである。
２００〜８００Ｘの厚さのｈｌｌ Ｍ着層の上に８０＾
以下の厚さのＳｎ蒸着層を直接積層した金属蒸着層を使
用したから、レトルト処理によってもＡ４蒸着層が腐食
することがない。さらにｋｌ蒸着層とＳｎ蒸着層のいず
れも食品に対する安全性も高いと同時にルトルト処理に
よっても非常に高いガスバリア性、水蒸気バリア性が失
われることがなくこれらを充分に保つことができるもの
である。また、ＳｎＭ着ＮＩけ８０＾以下と薄いためＪ
蒸着層の美麗な金属光沢はそのまま保たれ、外観上はあ
たかもＡ４蒸着層単独の場合と殆んど同様の光沢を呈し
ているものである。
図面はこの発明の一実施例を示す一部拡大断面図である
。 Ａ・・・・・プラスチックフィルム Ｂ・・・・・金属蒸着層 Ｃ・・・・・ ヒートシール性フィルム１０ ・・・
・・プラスチックフィルム２０−−０− アンダーコ
ート層 ３０・・・・・Ａ４蒸着層 ４ｇ 、、、、、 Ｓｎ蒸着層 ５０−−−８．接 着剤
。 Ａ・・・・・プラスチックフィルム Ｂ・・・・・金属蒸着層 Ｃ・・・・・ ヒートシール性フィルム１０ ・・・
・・プラスチックフィルム２０−−０− アンダーコ
ート層 ３０・・・・・Ａ４蒸着層 ４ｇ 、、、、、 Ｓｎ蒸着層 ５０−−−８．接 着剤
Claims (1)
- プラスチックフィルムＡ、２００〜８００Åの厚さのＡ
ｌ蒸着層の表面に８０Å以下の厚さのＳｎ蒸着層が直接
積層された金属蒸着層Ｂ、及び耐熱性の良好なヒートシ
ール性フィルムＣが、Ａ、Ｂ、Ｃの順に積層されており
、プラスチックフィルムＡを外側としヒートシール性フ
ィルムＣを内側として包装を形成するためのレトルト用
蒸着フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29777985A JPS62152747A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | レトルト用蒸着フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29777985A JPS62152747A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | レトルト用蒸着フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62152747A true JPS62152747A (ja) | 1987-07-07 |
| JPH023701B2 JPH023701B2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=17851068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29777985A Granted JPS62152747A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | レトルト用蒸着フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62152747A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04112610A (ja) * | 1989-12-26 | 1992-04-14 | Mirai Ind Co Ltd | コンクリート埋設ボックス |
| JP2002079608A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Nkk Corp | フィルムラミネート鋼板およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29777985A patent/JPS62152747A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04112610A (ja) * | 1989-12-26 | 1992-04-14 | Mirai Ind Co Ltd | コンクリート埋設ボックス |
| JP2002079608A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-19 | Nkk Corp | フィルムラミネート鋼板およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH023701B2 (ja) | 1990-01-24 |
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