JPS62152746A - レトルト用蒸着フイルム - Google Patents
レトルト用蒸着フイルムInfo
- Publication number
- JPS62152746A JPS62152746A JP29777885A JP29777885A JPS62152746A JP S62152746 A JPS62152746 A JP S62152746A JP 29777885 A JP29777885 A JP 29777885A JP 29777885 A JP29777885 A JP 29777885A JP S62152746 A JPS62152746 A JP S62152746A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- vapor
- heat
- plastic film
- retort
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はレトルト用蒸着フィルムに関し、包装を形成
し内部にレトルト食品を封入したレトルトパウチを製造
するためのレトルト用蒸着フィルムに係るものである。
し内部にレトルト食品を封入したレトルトパウチを製造
するためのレトルト用蒸着フィルムに係るものである。
(従来の技術)
レトルト用蒸着フィルムとしては従来、AJ蒸着フィル
ムが使用されている。AI蒸着フィルムを使用するのは
、遮光性、ガスバリア性、水蒸気バリア性、美麗な金属
光沢等をも友せるためである。
ムが使用されている。AI蒸着フィルムを使用するのは
、遮光性、ガスバリア性、水蒸気バリア性、美麗な金属
光沢等をも友せるためである。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし上記従来の技術では、レトルト殺菌時に高温とな
るため、AI蒸着層が腐食してしまうという欠点がある
。例えば、AJ蒸着フィルムのA4蒸着層面にプラスチ
ックフィルムを貼着しフィルム面にヒートシール性フィ
ルムを貼着して、これをヒートシール性フィルムを内側
としてレトルトパウチを作シ、内部には食品の代用とし
て食酢とケチャツプを重量比で1:1に混合したスープ
を入れて熱水式レトルト釜にて150’CX5D分のレ
トルト処理を行うと、Ad蒸着層は全面にわたシ完全に
腐食してしまう。
るため、AI蒸着層が腐食してしまうという欠点がある
。例えば、AJ蒸着フィルムのA4蒸着層面にプラスチ
ックフィルムを貼着しフィルム面にヒートシール性フィ
ルムを貼着して、これをヒートシール性フィルムを内側
としてレトルトパウチを作シ、内部には食品の代用とし
て食酢とケチャツプを重量比で1:1に混合したスープ
を入れて熱水式レトルト釜にて150’CX5D分のレ
トルト処理を行うと、Ad蒸着層は全面にわたシ完全に
腐食してしまう。
この発明はかかる欠点を除去したものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、プラスチックフィルムA 、200〜ao
oXの厚さのSn蒸着層B、及び耐熱性の良好なヒート
シール性フィルムCが、A、B、Cの順に積層されてお
シ、プラスチックフィルムAを外側としヒートシール性
フィルムCを内側として包装を形成するためのレトルト
用蒸着フィルムである。
oXの厚さのSn蒸着層B、及び耐熱性の良好なヒート
シール性フィルムCが、A、B、Cの順に積層されてお
シ、プラスチックフィルムAを外側としヒートシール性
フィルムCを内側として包装を形成するためのレトルト
用蒸着フィルムである。
次にこの発明を一実施例を示す図面を参照しつつ説明す
ると、この発明は例えば、まず、プラスチックフィルム
lOとしてポリエステルフィルム、ポリカーボネートフ
ィルム、アクリルフィルム、その他各種のプラスチック
フィルムを使用し、その片面に直接又は必要によシ適宜
の樹脂によるアンダーコート層団を介して200〜80
0 Aの厚さのSn蒸着層Bを設ける。この後Sn蒸着
層上には適宜の印刷を必要によシ施こしてもよい。
ると、この発明は例えば、まず、プラスチックフィルム
lOとしてポリエステルフィルム、ポリカーボネートフ
ィルム、アクリルフィルム、その他各種のプラスチック
フィルムを使用し、その片面に直接又は必要によシ適宜
の樹脂によるアンダーコート層団を介して200〜80
0 Aの厚さのSn蒸着層Bを設ける。この後Sn蒸着
層上には適宜の印刷を必要によシ施こしてもよい。
この発明でsn蒸着層Bを使用したのは、第1に熱水に
対する耐食性に優れている、第2にレトルト用であるか
ら食品に使用するわけであるがsnは食品に対する安全
性が高い、第3にSn蒸着層の光沢は美麗な金属光沢で
あfihl蒸着層の金属光沢と極めて近似しておシ従来
と同様の美麗な外観が得られる、第4にガスバリア性、
水蒸気バリア性も非常に高い、第5Ksn蒸着面はぬれ
張力が76 dyn−以上と高く印刷適性に優れている
、等々によるものである。
対する耐食性に優れている、第2にレトルト用であるか
ら食品に使用するわけであるがsnは食品に対する安全
性が高い、第3にSn蒸着層の光沢は美麗な金属光沢で
あfihl蒸着層の金属光沢と極めて近似しておシ従来
と同様の美麗な外観が得られる、第4にガスバリア性、
水蒸気バリア性も非常に高い、第5Ksn蒸着面はぬれ
張力が76 dyn−以上と高く印刷適性に優れている
、等々によるものである。
また、Sn蒸着層Bの厚さを200〜800Xとしたの
は、200人よ)薄くなるとガスバリア性、水蒸気バリ
ア性が低下し、800Xを超えるとプラスチックフィル
ムCとSn蒸着層Bとの密着力が低下するからである。
は、200人よ)薄くなるとガスバリア性、水蒸気バリ
ア性が低下し、800Xを超えるとプラスチックフィル
ムCとSn蒸着層Bとの密着力が低下するからである。
次に、Sn蒸着層Bを設は友プラスチックフィルムxo
t−sn蒸着層Bを内側として接着剤30にてプラスチ
ックフィルムAと貼着する。プラスチックフィルムAと
してはポリエステルフィルム、アクリルフィルム、その
他各種のプラスチックフィルムが使用できる。プラスチ
ックフィルムAには内側に適宜の印刷を施こしておいて
もよく、ま几、上記貼着後の表面に適宜の印刷を施こし
てもよい。
t−sn蒸着層Bを内側として接着剤30にてプラスチ
ックフィルムAと貼着する。プラスチックフィルムAと
してはポリエステルフィルム、アクリルフィルム、その
他各種のプラスチックフィルムが使用できる。プラスチ
ックフィルムAには内側に適宜の印刷を施こしておいて
もよく、ま几、上記貼着後の表面に適宜の印刷を施こし
てもよい。
さらにこのようにして得たもののプラスチックフィルム
10面に接着剤30にて耐熱性の良好なヒートシール性
フィルムCを貼着する。この場合のヒートシール性フィ
ルムCとしてはヒートシール注のボ゛リプロピレンが例
示されるが、これに限ら尤他のヒートシール性フィルム
でもよい。
10面に接着剤30にて耐熱性の良好なヒートシール性
フィルムCを貼着する。この場合のヒートシール性フィ
ルムCとしてはヒートシール注のボ゛リプロピレンが例
示されるが、これに限ら尤他のヒートシール性フィルム
でもよい。
なお、この発明は、プラスチックフィルムAに所定のS
n蒸着層Bを設け、その上に必要によシブラスチックフ
ィルム10を介して、ヒートシール性フィルムCを積層
してもよいのはもちろんである。
n蒸着層Bを設け、その上に必要によシブラスチックフ
ィルム10を介して、ヒートシール性フィルムCを積層
してもよいのはもちろんである。
また、プラスチックフィルムlOがプラスチックフィル
ムAの外側に位置する如き構成であっても当然この発明
に含まれる。
ムAの外側に位置する如き構成であっても当然この発明
に含まれる。
(実施例)
プラスチックフィルムlOとして厚さ認μのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(ダイアホイル社製ダイアホ
イル)を使用し、この片面にポリエステル系ウレタン樹
脂を主成分とした樹脂によυアンダーコート層を設け、
さらにその上に真空蒸着によシ厚さ500Xのsn蒸着
層Bを設けた。次いで、オ蒸着層B上には、プラスチッ
クフィルムAとしてプラスチックフィルムIOとして使
用したのと同様のフィルムを、プラスチックフィルムl
O上にハ、ヒートシール性フィルムCとしてヒートシー
ル性ポリプロピレンフィルム(東し社製パイロンP−1
145)を、それぞれ接着剤(大日本インキ化学工業社
製mps−9opL−75)にて貼着した。
ンテレフタレートフィルム(ダイアホイル社製ダイアホ
イル)を使用し、この片面にポリエステル系ウレタン樹
脂を主成分とした樹脂によυアンダーコート層を設け、
さらにその上に真空蒸着によシ厚さ500Xのsn蒸着
層Bを設けた。次いで、オ蒸着層B上には、プラスチッ
クフィルムAとしてプラスチックフィルムIOとして使
用したのと同様のフィルムを、プラスチックフィルムl
O上にハ、ヒートシール性フィルムCとしてヒートシー
ル性ポリプロピレンフィルム(東し社製パイロンP−1
145)を、それぞれ接着剤(大日本インキ化学工業社
製mps−9opL−75)にて貼着した。
このようにして得几レトルト用蒸着フィルムをヒートシ
ール性フィルムCを内側として熱シールにてパウチにし
内容物に食品の代用として食酢とケチキップを重量比で
1=1に混合し友ものを入れ、熱水式高温高圧釜にて1
30”CX30分のレトルト処理を行った。この結果、
sn蒸着層の腐食は全くなく美麗な金属光沢を呈してい
て外観変化は全然見られなかった。
ール性フィルムCを内側として熱シールにてパウチにし
内容物に食品の代用として食酢とケチキップを重量比で
1=1に混合し友ものを入れ、熱水式高温高圧釜にて1
30”CX30分のレトルト処理を行った。この結果、
sn蒸着層の腐食は全くなく美麗な金属光沢を呈してい
て外観変化は全然見られなかった。
(比較例)
実施例におけるSn蒸着層にかえて厚さ500 AのA
J蒸着層とじ友ほかは実施例と同様にしてレトルト用蒸
着フィルムを作製し、これを実施例と同様の条件下で比
較試験を行った。この結果、A4蒸着層は全面にわfc
、h完全に腐食し、美麗な金属光沢も全く失われた。
J蒸着層とじ友ほかは実施例と同様にしてレトルト用蒸
着フィルムを作製し、これを実施例と同様の条件下で比
較試験を行った。この結果、A4蒸着層は全面にわfc
、h完全に腐食し、美麗な金属光沢も全く失われた。
(発明の効果)
この発明はレトルト用蒸着フィルムの金属蒸着層として
2QO〜a a OXの厚さのSn蒸着層を使用し友か
ら、レトルト処理によってもSn蒸着層が腐食すること
がなく、また美麗な金属光沢が失われることもない。さ
らにSn蒸着層であるから食品に対する安全性も高いと
同時に、レトルト処理によっても非常に高いガスバリア
性、水蒸気バリア性が失われることがなくこれらを充分
に保つことができるものである。
2QO〜a a OXの厚さのSn蒸着層を使用し友か
ら、レトルト処理によってもSn蒸着層が腐食すること
がなく、また美麗な金属光沢が失われることもない。さ
らにSn蒸着層であるから食品に対する安全性も高いと
同時に、レトルト処理によっても非常に高いガスバリア
性、水蒸気バリア性が失われることがなくこれらを充分
に保つことができるものである。
図面はこの発明の一実施例を示す一部拡大断面図である
。 A・−・φ・プラスチックフィルム B・・9嗜・S−n蒸着層 C@・@@番 ヒートシール性フィルム10・・・・
Φプラスチックフィルム 20・・・1アンダ一コート層 30・・・・・接 着 剤
。 A・−・φ・プラスチックフィルム B・・9嗜・S−n蒸着層 C@・@@番 ヒートシール性フィルム10・・・・
Φプラスチックフィルム 20・・・1アンダ一コート層 30・・・・・接 着 剤
Claims (1)
- プラスチックフィルムA、200〜800Åの厚さのS
n蒸着層B、及び耐熱性の良好なヒートシール性フィル
ムCが、A、B、Cの順に積層されており、プラスチッ
クフィルムAを外側としヒートシール性フィルムCを内
側として包装を形成するためのレトルト用蒸着フィルム
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29777885A JPS62152746A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | レトルト用蒸着フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29777885A JPS62152746A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | レトルト用蒸着フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152746A true JPS62152746A (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=17851054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29777885A Pending JPS62152746A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | レトルト用蒸着フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62152746A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05755U (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-08 | 株式会社麗光 | 絶縁性金属蒸着フイルム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565637B2 (ja) * | 1975-12-09 | 1981-02-05 | ||
JPS58118239A (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-14 | 東洋インキ製造株式会社 | 積層体 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29777885A patent/JPS62152746A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565637B2 (ja) * | 1975-12-09 | 1981-02-05 | ||
JPS58118239A (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-14 | 東洋インキ製造株式会社 | 積層体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05755U (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-08 | 株式会社麗光 | 絶縁性金属蒸着フイルム |
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