JPS622102Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622102Y2 JPS622102Y2 JP1982116296U JP11629682U JPS622102Y2 JP S622102 Y2 JPS622102 Y2 JP S622102Y2 JP 1982116296 U JP1982116296 U JP 1982116296U JP 11629682 U JP11629682 U JP 11629682U JP S622102 Y2 JPS622102 Y2 JP S622102Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- rolled
- thickness
- moisture
- less
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
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- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 claims description 6
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 3
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防湿性すぐれた積層フイルムに関す
る。薬品やエレクトロルミネツセントランプを包
装する包装用フイルムは高防湿性、透明性及び可
撓性が必要であるが、1g/m2・24hr以下の透湿
度のフイルムを得るにはフイルムが厚くなり、包
装が困難になるという欠点があつた。
る。薬品やエレクトロルミネツセントランプを包
装する包装用フイルムは高防湿性、透明性及び可
撓性が必要であるが、1g/m2・24hr以下の透湿
度のフイルムを得るにはフイルムが厚くなり、包
装が困難になるという欠点があつた。
本考案は上記欠点に鑑み薄くて透明性及び可撓
性がすぐれかつ高防湿性であるフイルムを提供せ
んとしてなされたものであつて、その要旨は、軟
化温度より低い温度で、少くとも一対の圧延ロー
ルによつて挟圧され、厚みが1/2以下に圧延され
たポリオレフインフイルムの一面に酸化ケイ素蒸
着層が形成され、該蒸着層に合成樹脂層が積層さ
れてなる防湿性積層フイルムに存する。
性がすぐれかつ高防湿性であるフイルムを提供せ
んとしてなされたものであつて、その要旨は、軟
化温度より低い温度で、少くとも一対の圧延ロー
ルによつて挟圧され、厚みが1/2以下に圧延され
たポリオレフインフイルムの一面に酸化ケイ素蒸
着層が形成され、該蒸着層に合成樹脂層が積層さ
れてなる防湿性積層フイルムに存する。
次に本考案を図面を参照して説明する。第1図
は本考案の防湿性積層フイルムの一例を示す断面
図である。図中1は軟化温度より低い温度で、少
なくとも一対の圧延ロールによつて挟圧され、厚
みが1/2以下に圧延されたポリオレフインフイル
ムであり、2はポリオレフインフイルムの一面に
真空蒸着法によつて蒸着された酸化ケイ素蒸着層
であり、3は蒸着層2に積層された合成樹脂層で
ある。
は本考案の防湿性積層フイルムの一例を示す断面
図である。図中1は軟化温度より低い温度で、少
なくとも一対の圧延ロールによつて挟圧され、厚
みが1/2以下に圧延されたポリオレフインフイル
ムであり、2はポリオレフインフイルムの一面に
真空蒸着法によつて蒸着された酸化ケイ素蒸着層
であり、3は蒸着層2に積層された合成樹脂層で
ある。
上記ポリオレフインとしては、たとえばポリエ
チレン、ポリプロピレン等があげられ、透明性及
び防湿性の点から高密度ポリエチレンが好まし
い。又圧延は厚みが1/2以下になるようになされ
ればよいが、圧延する程透明性が向上するので厚
みが1/4以下になるように圧延されるのが好まし
い。
チレン、ポリプロピレン等があげられ、透明性及
び防湿性の点から高密度ポリエチレンが好まし
い。又圧延は厚みが1/2以下になるようになされ
ればよいが、圧延する程透明性が向上するので厚
みが1/4以下になるように圧延されるのが好まし
い。
上記蒸着層2の厚みも特に限定されるものでは
ないが、厚くなると防湿性は向上するが、均一に
蒸着するのが困難になり、折曲するとひび割れす
るようになるので300〜800Åであるのが好まし
い。
ないが、厚くなると防湿性は向上するが、均一に
蒸着するのが困難になり、折曲するとひび割れす
るようになるので300〜800Åであるのが好まし
い。
上記合成樹脂層3を形成する合成樹脂は用途に
応じて任意の樹脂が使用されうるが、防湿性が要
求される際には上記軟化温度より低い温度で少く
とも一対の圧延ロールによつて挟圧され厚みが1/
2以下に圧延されたポリオレフインフイルムであ
るのが好ましい。
応じて任意の樹脂が使用されうるが、防湿性が要
求される際には上記軟化温度より低い温度で少く
とも一対の圧延ロールによつて挟圧され厚みが1/
2以下に圧延されたポリオレフインフイルムであ
るのが好ましい。
本考案の防湿性積層フイルムの構成は上述の通
り、ポリオレフインフイルムは軟化温度より低い
温度で厚みが1/2以下になるように圧延されてお
り、該フイルムに酸化ケイ素が蒸着されているの
で、透明性がすぐれ、可撓性があり、薄くても防
湿性がすぐれており、又蒸着層は合成樹脂層によ
つて被覆されているので蒸着層は使用中にひび割
れしたり、剥離することがない。従つて防湿性を
必要とする薬品、エレクトロルミネツセントラン
プ等を包装するのに好適に使用できる。
り、ポリオレフインフイルムは軟化温度より低い
温度で厚みが1/2以下になるように圧延されてお
り、該フイルムに酸化ケイ素が蒸着されているの
で、透明性がすぐれ、可撓性があり、薄くても防
湿性がすぐれており、又蒸着層は合成樹脂層によ
つて被覆されているので蒸着層は使用中にひび割
れしたり、剥離することがない。従つて防湿性を
必要とする薬品、エレクトロルミネツセントラン
プ等を包装するのに好適に使用できる。
次に本考案を実施例を参照して説明する。
実施例
厚さ150μの高密度ポリエチレンフイルム(密
度0.960g/cm3)を95℃に加熱された一対の圧延
ロールに供給して圧延し、厚さ25μの圧延フイル
ムを得た。得られた圧延フイルムに真空蒸着法に
より、厚さ400Åの酸化ケイ素蒸着層を形成し、
該蒸着層に前記圧延フイルムを熱融着して本考案
の防湿性積層フイルムを得た。得られた積層フイ
ルムは透明で折り曲げても蒸着層がひび割れるこ
とはなかつた。又透温度は0.4g/m2・24hrであ
つた。尚上記高密度ポリエチレンフイルム(25μ
厚)の透湿度は6g/m2・24hrであり、圧延フイ
ルム(25μ厚)の透湿度は2.5g/m2・24hrであ
つた。
度0.960g/cm3)を95℃に加熱された一対の圧延
ロールに供給して圧延し、厚さ25μの圧延フイル
ムを得た。得られた圧延フイルムに真空蒸着法に
より、厚さ400Åの酸化ケイ素蒸着層を形成し、
該蒸着層に前記圧延フイルムを熱融着して本考案
の防湿性積層フイルムを得た。得られた積層フイ
ルムは透明で折り曲げても蒸着層がひび割れるこ
とはなかつた。又透温度は0.4g/m2・24hrであ
つた。尚上記高密度ポリエチレンフイルム(25μ
厚)の透湿度は6g/m2・24hrであり、圧延フイ
ルム(25μ厚)の透湿度は2.5g/m2・24hrであ
つた。
第1図は本考案の防湿性積層フイルムの一例を
示す断面図である。 1……圧延ポリオレフインフイルム、2……酸
化ケイ素蒸着層、3……合成樹脂層。
示す断面図である。 1……圧延ポリオレフインフイルム、2……酸
化ケイ素蒸着層、3……合成樹脂層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 軟化温度より低い温度で、少くとも一対の圧
延ロールによつて挟圧され、厚みが1/2以下に
圧延されたポリオレフインフイルムの一面に酸
化ケイ素蒸着層が形成され、該蒸着層に合成樹
脂層が積層されてなる防湿性積層フイルム。 2 合成樹脂層が、軟化温度より低い温度で少く
とも一対の圧延ロールによつて挟圧され、厚み
が1/2以下に圧延されたポリオレフインフイル
ムである実用新案登録請求の範囲第1項記載の
防湿性積層フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11629682U JPS5919324U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 防湿性積層フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11629682U JPS5919324U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 防湿性積層フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919324U JPS5919324U (ja) | 1984-02-06 |
JPS622102Y2 true JPS622102Y2 (ja) | 1987-01-19 |
Family
ID=30268136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11629682U Granted JPS5919324U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 防湿性積層フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919324U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148511A (en) * | 1974-10-24 | 1976-04-26 | Kiso Kogyo Kk | Bashochikuino chikuzoho oyobisono sochi |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP11629682U patent/JPS5919324U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148511A (en) * | 1974-10-24 | 1976-04-26 | Kiso Kogyo Kk | Bashochikuino chikuzoho oyobisono sochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5919324U (ja) | 1984-02-06 |
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