JPH0215382B2 - - Google Patents

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JPH0215382B2
JPH0215382B2 JP59075508A JP7550884A JPH0215382B2 JP H0215382 B2 JPH0215382 B2 JP H0215382B2 JP 59075508 A JP59075508 A JP 59075508A JP 7550884 A JP7550884 A JP 7550884A JP H0215382 B2 JPH0215382 B2 JP H0215382B2
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JP
Japan
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thin film
synthetic resin
magnesium oxide
amorphous
film
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JP59075508A
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JPS60219042A (ja
Inventor
Kazu Yamanaka
Shigemasa Kawai
Yoshuki Fukumoto
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
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Description

【発明の詳现な説明】
技術分野 本発明は耐透湿性透明合成暹脂䜓、特に透明合
成暹脂䜓基材䞊に耐透湿性に優れた透明薄膜の蚭
けられた合成暹脂䜓に関する。 埓来技術 包装材料、特に食品、薬品、化孊補品などの包
装に甚いられる包装材料は、内容物の倉質を防ぐ
ために耐透湿機胜をも぀おいるこずが必芁であ
る。電子工業分野においおも防湿性の保護膜を有
するEL玠子などが必芁である。そのために、埓
来は、䟋えば合成暹脂基材フむルムにアルミニり
ム箔を貌り合わせおアルミニりム箔の耐透湿特性
を利甚するこずが行われおいる。この堎合の包装
材料は、耐透湿性に぀いおは優れおいるが合成暹
脂基材フむルムの透明性が損なわれ内容物を透芖
するこずができない。しかも、フレキシビリテむ
が極端に䜎枛するためピンホヌルを生じるおそれ
がある。包装材料の別の䟋ずしおは、それ自䜓が
耐透湿性を有する塩化ビニリデン系フむルム、フ
ツ玠系暹脂フむルム等がある。これらフむルムは
耐透湿性を厳しく芁求される甚途にはフむルム厚
を厚くしなければならず、補造䜜業にも皮々の問
題が生じる。 たた、特開昭51−114483号公報にはポリ゚ステ
ルフむルムの衚面にアルミニりムを蒞着するこず
により防湿性を向䞊させる詊みがなされおいる。
しかし、アルミ蒞着膜は䞍透明であるために、こ
れを包装材料に䜿甚したずきには内容物を透芖す
るこずができない。しかも、蒞着されたアルミニ
りムず基材フむルムずの密着匷床も比范的䜎いた
めその界面においお剥離の生じるおそれがある。 このような埓来の包装材料の欠点を改良すべ
く、䟋えば特公昭53−12953号公報にはプラスチ
ツク衚面にケむ玠酞化物を蒞着した透明防湿フむ
ルムが提案されおいる。しかしながら、ケむ玠酞
化物は氎ず接觊するず埐々に溶解するため、これ
を蒞着したフむルムは充分な耐透湿性胜を有し埗
ない。経時的に性胜が劣化するずいう欠点もあ
る。特開昭54−152089号公報には金属、金属酞化
物および酞化ケむ玠を蒞着したポリ゚ステルフむ
ルムが開瀺されおいる。この蒞着フむルムは基材
にポリ゚ステルフむルムが甚いられたずきのみそ
の耐透湿性胜を発珟しうるにすぎない。 電子工業分野においおも、近幎たすたす、EL
玠子や倪陜電池などに透明でしかも高床の耐透湿
性胜を有する合成暹脂䜓が芁求され぀぀ある。 発明の目的 本発明の目的は、極めお優れた耐透湿性を有す
る合成暹脂䜓を提䟛するこずにある。本発明の他
の目的は耐透湿性にバラツキのない透明合成暹脂
䜓を提䟛するこずにある。本発明のさらに他の目
的は、透明性に優れた耐透湿性合成暹脂䜓を提䟛
するこずにある。 発明の構成 本発明の合成暹脂䜓のベヌスずなる透明合成暹
脂基材以䞋、基材ずいうずしおは、䟋えば、
ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリビニルブチ
ラヌル、ポリ゚チレン、ポリプロピレン、ポリ゚
ステル、ポリアミド、セロハンなどの透明な合成
暹脂䜓が䜿甚される。これら合成暹脂は、䟋え
ば、フむルム状、板状、レンズ状などに成圢され
る。基材ずしお可撓性フむルムを䜿甚する堎合に
は、通垞、厚さが〜300Ό奜たしくは〜
100Όのフむルムが甚いられる。このようなフ
むルムに金属酞化物などを蒞着する堎合には、䞀
般に、冷华ロヌルを甚いた巻取り工皋が必芁であ
る。基材フむルムの厚さが過床に薄いず、この巻
取り工皋においお、しわや亀裂が生じやすくな
る。フむルム厚が300Όを超えるず、柔軟性に
乏しくなり連続巻取りが困難になる。 この透明合成暹脂基材䞊に蚭けられるマグネシ
りム酞化物透明薄膜以䞋、マグネシりム酞化物
薄膜ずいうやアモルフアス状透明薄膜以䞋、
アモルフアス状薄膜ずいうは蒞着膜である。こ
こでいうアモルフアス状透明薄膜ずは埌述の組成
物の蒞着膜であり、か぀この蒞着膜に50Å以䞊の
倧きさの結晶が存圚せず、電子線回折でハロヌパ
タヌンのみが芳察される状態の透明薄膜をいう。 このマグネシりム酞化物薄膜は、䟋えば、真空
蒞着法、反応蒞着法等により圢成される。真空蒞
着法によれば、真空槜内で䟋えば酞化マグネシり
ムが電子銃で加熱されお蒞発し蒞着膜を圢成す
る。反応蒞着法によれば、真空槜内で金属マグネ
シりムが蒞発し、これが槜内に導入された酞玠ず
反応しおマグネシりム酞化物の蒞着膜を圢成す
る。いずれの方法も氎などを氎蒞気の圢で埮量導
入するこずにより、圢成される蒞着膜の耐透湿性
を向䞊させるこずができる。 アモルフアス状薄膜は、二酞化ケむ玠、酞化ホ
り玠及び酞化バリりムず酞化アルミニりムの少な
くずも䞀方からなる組成物もしくはSiOやSiO2な
どのケむ玠酞化物で圢成されおおり、䞊蚘組成物
のモル比が二酞化ケむ玠〜、酞化ホり玠〜
、そしお酞化バリりムず酞化アルミニりムずの
総量が0.3〜のずき、埗られる透明合成暹脂䜓
は耐透湿性に著しく優れる。しかも、その耐透湿
性にバラツキがない。組成物の成分比が䞊蚘の倀
から倖れるず局分離を起こしやすくなり、耐透湿
性が䜎䞋する。酞化ホり玠が過剰に含たれるず圢
成される薄膜は耐透湿性に劣る。酞化バリりムず
酞化アルミニりムの合蚈量が過少であるず薄膜は
耐氎性に劣る。又、䞊蚘組成物に他の金属酞化物
が添加されおもよいが、他の成分ずしお、䟋え
ば、酞化ナトリりムなどのアルカリ金属酞化物が
倚量に含たれるずその芪氎性のために耐透湿性が
損なわれる。たた、真空蒞着を行぀お埗られる蒞
着薄膜の成分含量にバラツキを生じやすい。 䞊蚘アモルフアス状薄膜基材衚面に圢成される
方法ずしおは、スパツタリング法が奜たしい。ス
パツタリングの蒞着源ずしお䞊蚘組成物を甚いる
ずほが同じ組成のアモルフアス状薄膜が圢成され
る。真空蒞着法、むオンプレヌテむング法によ぀
おも、アモルフアス状薄膜が圢成されうる。真空
蒞着法では、䞀般に、蒞気圧の異なる混合物質を
そのたたの組成で薄膜局に圢成するのは困難であ
るずされおいる。しかし、本発明者らは䞊蚘組成
物をあらかじめ電気炉で溶融しガラス化しお埗た
蒞発材を䜿甚し、これを電子銃加熱方匏で蒞発さ
せれば、ほが同じ組成の蒞着膜が埗られるこずを
確認した。混合物を真空蒞着する時に甚いられる
フラツシナ蒞着法によ぀おも、䞊蚘の組成の蒞着
膜が圢成されうる。 本発明の耐透湿性透明合成暹脂䜓は、基材の少
なくずも片面に䞊蚘二皮類の蒞着膜が順次もしく
はサンドむツチ状に積局されお圢成される。䟋え
ば、第図に瀺すように透明合成暹脂フむルム基
材の衚面にアモルフアス状薄膜が圢成され、
さらにその䞊にマグネシりム酞化物薄膜が圢成
される。これらアモルフアス状透明薄膜ず酞化
マグネシりム透明薄膜ずが、第図に瀺すよう
に、第図ずは逆の順序で圢成されおいおもよ
い。あるいは、第図に瀺すように、二局の酞化
マグネシりム透明薄膜の間にアモルフアス
状薄膜がサンドむツチ状に配眮されおもよい。
䞉局以䞊の倚局構造に構成するず埗られる合成暹
脂䜓の耐透湿性は飛躍的に向䞊する。 マグネシりム酞化物薄膜を線回折、反射型高
速電子線回折RHEED、走査電子顕埮鏡など
の手段で芳察するず、この薄膜は倚結晶構造を有
するこずがわかる。基材䞊にマグネシりム酞化物
薄膜を圢成しただけでは氎の分子はこの結晶の間
を通りぬけおしたい、充分な耐透湿性が埗られな
い。アモルフアス状薄膜には結晶が存圚しおもそ
の結晶粒子は非垞に小さい。それゆえ、このアモ
ルフアス状薄膜ずマグネシりム酞化物薄膜ずを積
局するず、氎分子の通過する経路が効果的に遮断
され耐透湿性に極めお優れた合成暹脂䜓が埗られ
る。 酞化マグネシりム薄膜がアモルフアス状薄膜の
䞊に圢成されるず、酞化マグネシりム薄膜の結晶
粒子の倧きさは䟋えば酞化マグネシりム薄膜がプ
ラスチツク基材䞊に圢成されたずきよりもはるか
に小さくなる。そのため、埗られる合成暹脂䜓の
耐透湿性はさらに向䞊する。䟋えば厚さ15Όの
ポリ゚チレンテレフタレヌトフむルムを基材ずし
これにマグネシりム酞化物の薄膜を圢成させるず
その透湿床は0.5m2・24hrs.である。同基材フ
むルムにアモルフアス状薄膜を圢成させるずその
透湿床は1.5m2・24hrs.ずなる。アモルフアス
状薄膜をマグネシりム酞化物薄膜ではさむサンド
むツチ状の䞉局構造薄膜を基材䞊に圢成するずそ
の透湿床は0.06m2・24hrs.ずいう䜎い倀にな
る。 本発明の合成暹脂䜓はこのように透湿床に優れ
るため、各透明薄膜の厚さを埌述するように非垞
に薄くするこずが可胜になり、䟋えば基材がフむ
ルムのずきでも蒞着時のフむルムの熱劣化を極小
にするこずができ、それによ぀お生産性が著しく
向䞊する。 基材䞊に圢成される各薄膜はそれぞれの厚さが
100Å以䞊で、しかもその合蚈の厚さが200〜5000
Åである。薄膜の厚さが薄すぎるず䞀様な連続膜
が圢成され埗ない。各薄膜の合蚈の厚さが5000Å
を越えおも薄膜の透明性は損なわれないが、基材
ずの密着性が悪くなり亀裂や剥離が生じる。基材
がフむルムであるずき、このように各薄膜の合蚈
が5000Åを越える堎合には、埗られる合成暹脂䜓
にはカヌルの生じるおそれがある。 本発明の合成暹脂䜓をフむルム状の包装材料ず
しお䜿甚する堎合には、この合成暹脂䜓フむルム
はヒヌトシヌル性を有するこずが奜たしい。この
ような合成暹脂䜓フむルムの䜜補は、䟋えば、フ
むルム䞊のアモルフアス状薄膜たたはフむルム䞊
のマグネシりム酞化物薄膜の䞊にヒヌトシヌル性
を有する合成暹脂フむルムが積局される。ヒヌト
シヌル性を有する合成暹脂フむルムを積局するに
は、䟋えば、接着剀を甚いる法ドラむラミネヌ
ト法、合成暹脂をフむルム状に溶融抌出しお基
材に圧着する法゚クストルヌゞペンラミネヌト
法などがある。ドラむラミネヌト法では、合成
暹脂フむルムの皮類により䜿甚される接着剀が異
なるが䞀般にむ゜シアネヌト系の接着剀が䜿われ
る。゚クストルヌゞペンラミネヌト法においお
は、透明薄膜局にアンカヌ効果を発珟するために
通垞行われる有機チタネヌト系、む゜シアネヌト
系、ポリ゚チレンむミン系などのアンカヌ剀によ
るアンカヌ凊理が䞍芁ずなる。それゆえ、埓来の
ように有機溶剀を䜿甚する必芁がなくなる。補造
䜜業環境を悪化させるこずも補品䞭に有機溶剀が
残存するこずもなくなる。䞊蚘ヒヌトシヌル性を
有する合成暹脂フむルムずしおは、䟋えば、ポリ
゚チレン、ポリプロピレン、゚チレン−酢酞ビニ
ル共重合䜓、゚チレン系アむオノマヌなどが挙げ
られる。このフむルムは透明性を有するこずはい
うたでもない。 実斜䟋 以䞋に本発明の実斜䟋に぀いお説明する。 実斜䟋  (A) アモルフアス状薄膜の圢成二酞化ケむ玠、
酞化ホり玠、酞化バリりムおよび酞化アルミニ
りムの混合物モル比0.670.33を
電気炉で溶融しガラス化し溶融物を埗た。 厚さ15Όのポリ゚チレンテレフタレヌト
PETの透明フむルムを基材ずしお真空槜内
に配眮した。槜内をあらかじめ×10-5トヌル
に排気したのち、䞊蚘の溶融物を蒞発源ずしお
電子銃加熱方匏で蒞発させ、100Åsec.の成
膜速床で基材䞊に蒞着した。圢成されたアモル
フアス状薄膜の厚さは500Åであり、その組成
を線マむクロアナラむザヌで分析したずころ
蒞発源の組成ずほが同様であ぀た。 (B) 酞化マグネシりム薄膜の圢成(A)項で埗られ
たアモルフアス状薄膜が圢成されたフむルムを
真空槜内に配眮した。槜内をあらかじめ×
10-5トヌルに排気したのち、玔床99.7の酞化
マグネシりムを電子ビヌム加熱方匏により蒞発
させ、氎晶発振匏モニタヌで成膜速床が玄100
Åsec.ずなるように制埡しながら基材衚面に
蒞着し、第図に瀺される耐透湿性透明合成暹
脂䜓を埗た。マグネシりム酞化物薄膜の厚さは
500Åずした。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡埗られた合
成暹脂䜓の透明性を芳察した。透湿床をJIS 
−0208にもずづいお枬定した。薄膜の密着性に
぀いおはJIS −0202にもずづいお詊隓を行぀
た。その結果を衚に瀺す。衚においおは
アモルフアス状薄膜、はマグネシりム酞化物
薄膜を瀺し、か぀基材䞊に圢成される各薄膜の
うち基材䞊に盎接蒞着された薄膜を第薄膜ず
し、この第薄膜䞊に蒞着される薄膜を第薄
膜ずし、そしお第薄膜䞊の薄膜を第薄膜ず
する。透明性の項においお、◎は透明性が良奜
であるこずを瀺す。薄膜の密着性の項におい
お、◎は薄膜ず基材ずの密着性が良奜であるこ
ずを瀺す。 実斜䟋  (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じお酞化マグネシりム薄膜を圢成し
た。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成し、第図
に瀺される耐透湿性透明合成暹脂䜓を埗た。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋  (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じお酞化マグネシりム薄膜を圢成し
た。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成した。 (C) 酞化マグネシりム薄膜の圢成(B)項で埗られ
たアモルフアス状薄膜䞊に実斜䟋(B)項の方法
に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成し、第
図に瀺される耐透湿性透明合成暹脂䜓を埗
た。 (D) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋ず
同様である。 比范䟋  実斜䟋ず同質の基材の透湿床をJIS −0208
にもずづいお枬定した。その結果を衚に瀺す。 比范䟋  実斜䟋(A)項ず同様の方法で基材䞊にアモルフ
アス状薄膜のみを圢成した。埗られた耐透湿性透
明合成暹脂䜓の評䟡法は実斜䟋(C)項ず同様であ
る。 比范䟋  実斜䟋(B)項ず同様の方法で基材䞊にマグネシ
りム酞化物薄膜のみを圢成した。埗られた耐透湿
性透明合成暹脂䜓の評䟡法は実斜䟋(C)項ず同様
である。 比范䟋  (A) アモルフアス状薄膜の圢成実斜䟋(A)項ず
同様である。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
アモルフアス状薄膜䞊に実斜䟋(A)項の方法に
準じおアモルフアス状薄膜を圢成し耐透湿性透
明合成暹脂䜓を埗た。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 比范䟋  (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じお酞化マグネシりム薄膜を圢成し
た。 (B) 酞化マグネシりム薄膜の圢成(A)項で埗られ
た酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋(B)項の方
法に準じお酞化マグネシりム薄膜を圢成し、耐
透湿性透明合成暹脂䜓を埗た。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。
【衚】 実斜䟋  (A) アモルフアス状薄膜の圢成玔床99.9の酞
化ケむ玠を蒞発源ずし、電子ビヌム加熱方匏で
加熱し1000Åの厚さのアモルフアス状薄膜を圢
成したこず以倖は実斜䟋(A)項ず同様である。 (B) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋(B)項
ず同様である。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。その結果は衚に瀺す。 以䞋、実斜䟋〜、および比范䟋〜の結
果はすべお衚に瀺す。 実斜䟋  (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じお酞化マグネシりム薄膜を圢成し
た。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成し、耐透湿
性透明合成暹脂䜓を埗た。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋  (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成
した。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成した。 (C) 酞化マグネシりム薄膜の圢成(B)項で埗られ
たアモルフアス状薄膜䞊に実斜䟋(B)項の方法
に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成し、耐
透湿性透明合成暹脂䜓を埗た。 (D) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 比范䟋  実斜䟋(A)項ず同様の方法で基材䞊にアモルフ
アス状薄膜のみを圢成した。埗られた耐透湿性透
明合成暹脂䜓の評䟡法は実斜䟋(C)項ず同様であ
る。 比范䟋  (A) アモルフアス状薄膜の圢成実斜䟋(A)項ず
同様である。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
アモルフアス状薄膜䞊に実斜䟋(A)項の方法に
準じおアモルフアス状薄膜を圢成し耐透湿性透
明合成暹脂䜓を埗た。
【衚】 実斜䟋  (A) アモルフアス状薄膜の圢成二酞化ケむ玠、
酞化ホり玠、酞化バリりムおよび酞化アルミニ
りムの混合物モル比0.890.11を
電気炉で溶融しガラス化し溶融物を埗た。 埗られた溶融物を蒞発源ずし、電気ビヌム加
熱方匏で加熱し500Åの厚さのアモルフアス状
薄膜を圢成したこず以倖は実斜䟋(A)項ず同様
である。 (B) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋(B)項
ず同様である。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。その結果は衚に瀺す。 以䞋、実斜䟋〜15の結果はすべお衚に瀺
す。 実斜䟋  (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じお酞化マグネシりム薄膜を圢成し
た。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成し、耐透湿
性透明合成暹脂䜓を埗た。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋  (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成
した。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成した。 (C) 酞化マグネシりム薄膜の圢成(B)項で埗られ
たアモルフアス状薄膜䞊に実斜䟋(B)項の方法
に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成し、耐
透湿性透明合成暹脂䜓を埗た。 (D) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋 10 (A) アモルフアス状薄膜の圢成二酞化ケむ玠、
酞化ホり玠、酞化バリりムおよび酞化アルミニ
りムの混合物モル比2.11.20.50.5を
電気炉で溶融しガラス化し溶融物を埗た。 埗られた溶融物を蒞発源ずし、電子ビヌム加
熱方匏で加熱し500Åの厚さのアモルフアス状
薄膜を圢成したこず以倖は実斜䟋(A)項ず同様
である。 (B) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋(B)項
ず同様である。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋 11 (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じお酞化マグネシりム薄膜を圢成し
た。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋10(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成し、耐透湿
性透明合成暹脂䜓を埗た。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋 12 (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成
した。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋10(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成した。 (C) 酞化マグネシりム薄膜の圢成(B)項で埗られ
たアモルフアス状薄膜䞊に実斜䟋(B)項の方法
に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成し、耐
透湿性透明合成暹脂䜓を埗た。 (D) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋 13 (A) アモルフアス状薄膜の圢成二酞化ケむ玠、
酞化ホり玠、酞化バリりムおよび酞化アルミニ
りムの混合物モル比2.20.70.3を電気炉
で溶融しガラス化し溶融物を埗た。 埗られた溶融物を蒞発源ずし、電子ビヌム加
熱方匏で加熱し1000Åの厚さのアモルフアス状
薄膜を圢成したこず以倖は実斜䟋(A)項ず同様
である。 (B) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋(B)項
ず同様である。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋 14 (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じお酞化マグネシりム薄膜を圢成し
た。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋13(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成し、耐透湿
性透明合成暹脂䜓を埗た。 (C) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。 実斜䟋 15 (A) 酞化マグネシりム薄膜の圢成実斜䟋ず同
様の基材を準備し、この基材䞊に実斜䟋(B)項
の方法に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成
した。 (B) アモルフアス状薄膜の圢成(A)項で埗られた
酞化マグネシりム薄膜䞊に実斜䟋13(A)項の方法
に準じおアモルフアス状薄膜を圢成した。 (C) 酞化マグネシりム薄膜の圢成(B)項で埗られ
たアモルフアス状薄膜䞊に実斜䟋(B)項の方法
に準じおマグネシりム酞化物薄膜を圢成し、耐
透湿性透明合成暹脂䜓を埗た。 (D) 耐透湿性透明合成暹脂䜓の評䟡実斜䟋(C)
項ず同様である。
【衚】
【衚】 発明の効果 本発明によれば、このように、透明合成暹脂基
材䞊にマグネシりム酞化物透明薄膜ず特定のアモ
ルフアス状透明薄膜ずが少なくずも䞀局ず぀積局
しお蚭けられるため、埗られる合成暹脂䜓は耐透
湿性に著しく優れ、か぀透明性に優れる。しか
も、各合成暹脂䜓の耐透湿性にはバラツキがな
い。さらに、これら薄膜は、埓来技術ずは異な぀
お、基材の皮類に関係なく圢成されるので所望の
玠材でか぀所望の圢状の耐透湿性合成暹脂䜓を埗
るこずができる。基材ずしお透明合成暹脂フむル
ムを甚いるず埓来にない高床な耐透湿性胜を有す
る透明性に優れた合成暹脂䜓フむルムが埗られ
る。このような合成暹脂䜓フむルムは透明でか぀
高防湿性の芁求される食品、医薬品、化孊薬品な
どの包装材に甚いられうる。電子工業分野におけ
るEL玠子や倪陜電池にも適甚されうる。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明の透明合成暹脂フむルムの䞀実
斜䟋を瀺す郚分断面図、第図および第図はそ
れぞれ倚の実斜䟋を瀺す郚分断面図である。   透明合成暹脂フむルム基材、  アモ
ルフアス状薄膜、  マグネシりム酞化物薄
膜。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  透明合成暹脂基材の少なくずも片面にマグネ
    シりム酞化物透明蒞着薄膜ずアモルフアス状透明
    蒞着薄膜ずが少なくずも䞀局ず぀積局されおお
    り、䞊蚘アモルフアス状透明薄膜が、二酞化ケむ
    玠、酞化ホり玠及び酞化バリりムず酞化アルミニ
    りムの少なくずも䞀方からなる組成物もしくはケ
    む玠酞化物で圢成されおいる耐透湿性透明合成暹
    脂䜓。  組成物のモル比が、二酞化ケむ玠が〜、
    酞化ホり玠が〜、酞化バリりムず酞化アルミ
    ニりムの総量が0.3〜である特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の耐透湿性透明合成暹脂䜓。  透明合成暹脂基材が厚さ〜300Όの可撓
    性フむルムであり、マグネシりム酞化物透明蒞着
    薄膜ずアモルフアス状透明蒞着薄膜ずの厚さの合
    蚈が0.02〜0.5Όである特蚱請求の範囲第項に
    蚘茉の耐透湿性透明合成暹脂䜓。  アモルフアス状透明蒞着薄膜が二局のマグネ
    シりム酞化物透明蒞着薄膜によりサンドむツチ状
    にはさたれた特蚱請求の範囲第項に蚘茉の耐透
    湿性透明合成暹脂䜓。
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