JPS62152508A - ポリスルホン系膜の製造法 - Google Patents

ポリスルホン系膜の製造法

Info

Publication number
JPS62152508A
JPS62152508A JP29619585A JP29619585A JPS62152508A JP S62152508 A JPS62152508 A JP S62152508A JP 29619585 A JP29619585 A JP 29619585A JP 29619585 A JP29619585 A JP 29619585A JP S62152508 A JPS62152508 A JP S62152508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
polysulfone
polymer
gas
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29619585A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nomi
隆 能美
Toshifumi Fukai
深井 敏文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP29619585A priority Critical patent/JPS62152508A/ja
Publication of JPS62152508A publication Critical patent/JPS62152508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガス分離膜、限外濾過膜、逆浸透膜として有
用な、透過量が大きく、選択透過性の大きな、ポリスル
ホン膜の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
気体混合物から特定の成分気体を分離することは、工業
上重要な操作である。例えば、石油精製業界での水添プ
ラントで発生する水素ガス回収、石炭ガスから発生する
水素と一酸化炭素の混合気体のモル比調節、リフオーマ
−から発生する水素の濃縮、アンモニア合成プラント等
のパージガスからの水素回収、アンモニア、水素のモル
比調節、メタノール合成プラント等のパージガスからの
水素回収、オキソ合成ガス中の水素と一酸化炭素のモル
比調節、空気中からの酸素濃縮、空気中からの窒素の濃
縮、地下に埋められた廃棄ゴミ中からのメタンの濃縮等
である。
最近、これらの気体分離に高分子膜が用いられるように
なって来た。高性能な高分子膜の出現と共に、従来プロ
セスに比べ省エネルギー可能で、コンパクトで、取扱い
が簡単である等の利点を追及して、更に高性能の膜が要
求されているのは良く知られている。
高分子膜の気体分離への応用については、均質膜、多孔
膜、複合膜等種々の膜についての研究が行われるように
なった。
限外濾過膜、逆浸透膜の有用性は、最近医薬、食品、超
LSI用純水等の分野で知られている。
ポリスルホン膜は、膜素材として、耐熱性、耐薬品性、
安全性の面から優れており、研究が盛んである。
ポリスルホン限外濾過膜の1i!!造方法については、
例えば特開昭58−156018号公報に見られるよう
に、幾つかの従来技術がある。しかし、小孔径(力。
ト率が小さい)において透過性が大きな膜を得ることは
できなかった。即ち、逆浸透膜より孔径が大きく、従来
の限外濾過膜より孔径の小さい分野の膜は未開拓であっ
た。
一方、気体分離膜として従来から知られているものに三
つのタイプがある。その一つは、特開昭50−9997
1号公報Gこ見られるような芳香族イミド、エステル、
アミド等を主鎖に持つ高分子よりなる均一なフィルム、
特公昭39−30141号公報に見られるようなポリエ
チレンテレフタレート、ポリスチレン等の均質膜中空糸
フィラメントよりなるものである。
もう一つは、所望の分離係数を有する高分子を適当な多
孔性支持体膜上に極薄膜として形成させるものであり、
実用上有益な程度に気体の透過速度を大きくするために
は、極薄膜の厚さを1μm以下、望ましくは0.1 μ
m以下の膜厚にしなげればならない。シリコーン膜を利
用した例は、特開昭51−89564号公報等に開示さ
れている。しかし、このような極薄膜をピンホールなく
工業的に生産するためには、空気中のゴミ等の影響を受
けるためにコーティングポリマー溶液と空気を種床まで
清浄化する必要があり、クリーンベンチを用いた高度な
清浄化システムの導入、振動防止等を採用したとしても
潜在的欠陥を埋めることはできす、支持体上にすくい上
げ、更に2〜3層積層する必要があり製造工程も複雑で
収率も悪くコスト高となり、工業的実施に不向きである
もう一つの方法は、特開昭52−55719号公報や特
開昭53−86684号公報に開示されているように、
高い気体選択性を有する高分子多孔膜上に、シリコーン
ゴムや液体のような低い気体選択性を有し、浸透性のあ
るゴムを多孔膜に浸透させ、多孔膜表面にあるピンホー
ルをゴムで閉塞させる方法である。この方法では、コー
ティングをする材質が浸透して、多孔膜表面にあるピン
ホールをすべて閉塞させないと、膜の選択透過性が上が
らない。又このためには多孔膜の孔径も小さくせねばな
らず、このため多孔膜の気体透過度も低いものを使用せ
ざるを得ない。これらの結果コーテイング材が中空糸奥
深くまで侵入し、余分なコーテイング材が中空糸多孔膜
の埋めなくても良い孔まで閉塞して抵抗が増すし、多孔
膜も小さい気体透過度のものを用いなければならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、製作上の困難が少なく、かつ、分離性
能の良い気体分離用膜及び小孔径液体透過膜の製造方法
を提供することである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、ポリスルホン系重合体をピロリドン誘導体を
含む溶媒に溶解した溶液を、該溶媒とは混和するが、ポ
リスルホン系重合体を溶解しない液体と接触させて脱溶
媒を行うことを特徴とするポリスルホン系膜の製造方法
に関するものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明で用いられるポリスルホン系重合体は、耐熱性、
耐溶剤性、気体透過性、選択透過性にすぐれた重合体で
あり、次の繰り返し構造単位を有する脂肪族または芳香
族ポリスルホンである。
(−R,−3−R2−)           (4)
但し、R8、R2は、同−又は異なった約1〜40の炭
素原子を含む脂肪族又は芳香族炭素原子よりなる化合物
である。更に好ましい重合体は下記の式(2)、(3)
及び(4)で示される芳香族ポリスルホンである。
但し、x、x’、X2、X3、x’、  x’、X′、
X7.7はメチル、エチル、プロピル、ブチル等のアル
キル基、フッ素、塩素、臭素、沃素のハロゲン等の非解
離性置換基、又は=C0O上、−3,OH,−NH3、
−NH4等の置換基を表し、i−m、n、0、p、q、
r、s、tは1又は4以下の整数である。
ポリスルホン重合体の平均分子量は、5000〜100
000であり、好ましくは10000〜100000で
ある。
分子量が小さいと製膜された膜の機械的強度が上がらず
、又、糸に欠陥が生じ易い。
本発明の特徴は、重合体を溶解する溶媒に、ピロリドン
誘導体を含む溶媒を用いる点にある。本発明で言うピロ
リドン誘導体とは、以下の一般式(5)に示されるもの
を言う。
し−、及び上記のものの水素原子が、弗素、塩素、臭素
、沃素のハロゲン等の非解離性置換基、又は−COOR
1−8○3H,NRR’等(R,R”は水素及び炭素数
1〜4のアルキル鎖)の解離性置換基である。
Rが、シクロヘキシル(○)、フェニル(ロ)のピロリ
ドン誘導体が、入手の容易さから好ましい。
又、ピロリドン誘導体は他の溶媒との混合溶媒として使
用しても構わない。好ましい他の溶媒としては、ヘキサ
メチルホスホルアミド(HMPA)、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ジエチルホルムアミド、
ジエチルアセトアミド等、及びこれらのジプロピル、ジ
ブチル化物、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキ
シド、アセチルピペリジン、ホルミルピペリジン、ホル
ミルモルホリン、アセチルモルホリン、テトラメチルウ
レア等の任忘に水と相溶性のある極性有機溶媒が良い。
紡糸用の重合体溶液には、重合体の非溶媒を少量含有さ
せることもできる。非溶媒とは、重合体を溶解する能力
の殆どない溶媒を云う。この非溶媒の添加によって、得
られる中空糸膜の気体透過性能の向上が期待できる。可
能な非溶媒の添加量は個々の非溶媒により異なるが、多
くの場合、重合体/8液Sこ対しで50重量%以下であ
り、好ましくiま35重量%以下、更には1〜30重量
%の範囲である。50世量%を超える量の添加では、重
合体溶液の安定性を損ない白濁や失透を生じさせるおそ
れがある。用い得る非溶媒としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール(平均分子量200〜6000
) 、テトラエチレングリコール等のグリコール類、ホ
ルムアミド、アセトアミド、水、トリメチルアミン、イ
ソプロピルアミン、メタノール、エタノール、プロパツ
ール、ニトロメタン、2−ピロリドン、酢酸、蟻酸、グ
リセリン、グリセロール等の多価アルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトンが挙げられる。又、塩化リチウ
ム、臭化リチウム、塩化ナトリウム、硝酸リチウム、硝
酸すトリウム、亜硝酸ナトリウム、塩化亜鉛、過塩素酸
マグネシウム等の低分子無機塩の添加も有用である。無
機塩を添加することにより、溶媒のポリマーに対する溶
解度が増大すると共に重合体溶液の安定性が増大する。
重合体溶液の重合体濃度は、17〜50重量%、好まし
くは20〜35重量%である。17重量%未溝の濃度で
は低すぎて、中空糸を紡糸し、凝固させる際に、気体を
選択的に分離する表面活性層を形成することが出来ず、
選択透過係数の著しい低下を引き起こす。又、重合体濃
度が50重量%を超えると、濃すぎて形成される膜表面
の活性層が厚くなるので、透過性が著しく低下する。
重合体溶液の粘度は、30°CLこおいて10センチポ
イズ以上10’センチポイズ(cps )以下であるこ
とが望ましい。粘度が10cps未満では低すぎて、高
分子重合体が溶液中で充分に広がっていない状態か、又
は、低濃度重合体f;;’e、であるために、良い中空
糸は得られ難い。一方、重合体溶液の粘度が10’セン
チボイズを超えた場合、このような粘稠な溶液をノズル
から押し出すのに要する圧力が高くなりすぎるばかりで
なく、このような原液を濾過してゴミを除く際にも、高
圧力下で濾過せねばならず、容易にきれいな原液を得る
ことが困難である。
膜は中空糸、平膜、支持体人乎膜の何れでも良い。
紡糸用原液の温度は、普通−50〜200℃、好ましく
は一30〜150℃である。原液温度が一50°Cより
低いと、原液の粘度が上がり、濾過し難いだけでなく、
中空糸用紡口から原液を押し出す際に吐出圧力が高くな
り、製膜が難しくなる。
一方、200℃を超えると、多くの溶媒が沸点以上の温
度となり、蒸発し易くなるので好ましくない。しかし、
200℃以上であっても、沸点が200℃以上の溶媒を
用いる場合は、好ましい原液温度として採用することも
出来る。
紡糸原液は紡糸前に濾過される。濾材としては、金属粉
末を焼結した焼結多孔体、ステンレス等のメツシュフィ
ルター、高分子材料のテフロン、ポリエチレンなどによ
って作られた高分子多孔膜、繊維を集合させた濾紙等が
挙げられる。濾材の孔の大きさは小さい程良<、10t
rm以下、好ましくは2μm以下の孔径のものが良い。
孔径が10μmを超えると、中空糸表面の気体分離を行
うスキン層中に大きなゴミ、不純物等が混入し易く、気
体の選択透過性を上げることはできない。
凝固液としては、水、メタノール、エタノール、プロパ
ツール、ブタノール等のアルコール類、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール等のグリコール類、エーテ
ル、n−ヘキサン、n−へブタン、n−ベンクン等の脂
肪族炭化水素類、グリセリン等のグリセロール類などポ
リマーを溶解しないものなら何でも用いることが出来る
。好ましいのは、水、アルコール類又はこれらの液体と
の2種以上の混合液体である。又、これらの液体中に溶
媒を加えて凝固速度を遅くすることも可能である。例え
ば、水にヘキサメチルホスホルアミドを50重量%混入
させても良い。これらの凝固液は中空糸の外部凝固液と
して用いられ、内部凝固液としても用いられる。
中空糸の内部凝固液は、前述の凝固液と同じものも用い
得るが、更に窒素、空気、不活性気体のヘリウム、アル
ゴン、ネオン、クリプトン、キセノン、ハロゲン系気体
を注入しても良い。
凝固液温度は一50〜100℃が良い。好ましくは80
°C以下である。80°C′?r超えると、得られる中
空糸膜の選択分離性が悪くなり、好ましくない。又あま
り低すぎると、凝固液として用いている液体が固化する
ので、液体の凝固点以上が良い。
紡糸速度は1〜50m /minが良く、1m/min
未溝の速度では、中空糸が紡口を離れて凝固液に達する
まで空気中を通過する時間が長くなり過ぎ、中空糸の形
状を保たせるために内部凝固液注入速度をバランスさせ
るのが難しくなり好ましくない。
又、50m /minを超える速度では、糸を高速で引
っ張るために糸の伸延が生じ易く好ましくない。
空中走行距離、即ち、ノズルから凝固液までの距離は、
0.1〜50cm、さらには1〜15cmが良く、あま
り長すぎても、中空形状が崩れるので好ましくない。又
、0口にするとノズルの原液吐出口付近にノズルと凝固
液の温度差により気泡が発生し、中空糸膜の透過性能に
ばらつきが生じ易く好ましくない。
原液は、ノズルより吐出後空気中に出ると、原液中に空
気中の水分が混入して、中空糸表面スキン層の孔径が大
きくなるので、ノズルより凝固液までの間は、窒素ガス
、ヘリウムガスなどの水分を含まない一定温度の気体を
満たしたフードで囲って一定流量で流してやるのが良い
。気体を流動させないと、原液中の溶媒蒸気が蒸発して
濃度が上がって来るために一定品質の中空糸を得ること
が難しい。あまり流量を上げすぎても気体によって中空
糸が振動を始めるので好ましくない。又、気体は1μm
以下のフィルターでゴミを完全に除去しなければならな
い。
このような製法によって得られたポリスルホン系重合体
中空糸膜は、中空糸の少なくとも片面に存在するスキン
層とこれを支持する支持層よりなる。スキン層は高分子
物質の密に詰まった集合体からなり、走査顕微鏡写真に
より200 N以上の空孔の存在は認められないもので
ある。スキン層の厚みは10μm以下である。支持層は
均一な細胞よりなる場合もあるが、ボイドが存在する場
合もある。ボイドの存在は、透過性を向上させるので好
ましい。中空糸膜のとり得る構造は、ボイドの存在しな
い均一構造、ボイドが一層と表裏面二層のスキン層より
なる三層構造、二層にボイド層が存在し、外側からスキ
ン層、ボイド層、均一な細胞のみよりなる中間層、ボイ
ド層、スキン層よりなる五層構造等があり、これらの構
造に必ずしも縛られることはない。スキン層は、内表面
、外表面に同一のものが二つあっても、内表面のスキン
層は密であるが、外表面のスキン層に比べると孔径が大
きいような異なるスキン層構造を持たせたもの、或いは
内外スキン層構造が入れ換わったもの等が可能である。
これらの構造は、内外凝固液の種類を変えて選ぶことに
より形成することができる。
ピロリドン誘導体を溶媒に用いた場合、特にスキン層構
造中に100人程度の均一な粒子が非常に密に詰まった
フィルム状の10μm以下の厚みの比較的厚い層を形成
し、この層により気体は′完全に選択的に分離されるよ
うになる。例えば、ポリスルホン(UCC製、コーデル
ボリサルホンP−3500)を用いた場合、気体の選択
透過係数は、コーテング等をしなくても、水素と窒素の
分離では、40以上の値を得ることが出来る。ただし、
糸が外部から傷を受けないように保護することはあり得
る。
この場合、コーテング無しの状態で中空糸膜の選択透過
性は充分に高くなっているので、コーテングにより選択
透過係数を更に上げる必要はない。
〔実施例〕
以下に実施例を示す。
実施例1 ポリスルホン(UCC社製、コーデルポリサルホンP−
3500)を溶媒のN−シクロへキシルピロリドンに溶
解して、25M量%の均一な紡糸用原液を調製した。こ
の原液を紡糸に先だって平均孔径1μmの多孔体フィル
ターを通して濾過しゴミ、不純物を除去して、40℃に
保ち、脱気した後、中空糸紡糸用環状ノズルより押し出
して中空糸を紡糸した。
紡糸条件としては、内部凝固液として30℃の精製水を
用い、外部凝固液に5°Cの精製水を用い、空中走行距
離を1cmとして、ノズルから凝固液までフードで囲み
、30°Cの窒素ガスを流しながら紡糸を行った。紡速
は10m /minであった。
得られた中空糸は、常温の水中に一昼夜保存した後3日
間常温で精製水で水洗し、脱溶媒した。
本中空糸にlh/cn!の圧力をかけて精製水の透過性
をJり定した所7 ml / m、min、Kg / 
crAであった。
又、ポリエチレングリコール(平均分子量10000 
)水溶液に対してカット率を求めた所50%であった。
本中空糸を常温で一昼夜風乾後、真空乾燥した後、気体
の透過性を測定を行ったところ、水素及び窒素のO″C
1C1気圧る透過係数は、それぞれ1.8 XIOcx
A (STP ) /ct11.sec、cmHg  
(以後PUと略す)及び6 XIO(PI)であった。
従って、本中空糸の水素、窒素の選択透過性αH1N二 は30である。
なお、本中空糸の内径は200μm、外径は400μm
、膜厚は100μmであった。
実施例2〜8 ポリスルホン(UO3社 コーデルボリサルホンP−3
500)及びN−シクロへキシルピロリドンを種々の割
合で混合し均一に溶解し紡糸用原液とした。
この紡糸用原液を用い実施例1と同一の紡糸条件にて紡
糸を行った。得られた中空糸の内外径はそれぞれ200
.400μmであった。カット率及び水素、窒素の透過
性を第1表に示す。
実施例9〜17 ボリスルホン(P−3500)をl8媒としてN−シク
ロへキシルピロリドン、非溶媒として第2表に示すよう
に、各種の溶媒を種々の割合で混合し、均一に溶解して
紡糸用原液とした。
この紡糸用原液を用い実施例2と同様の紡糸条件にて、
紡糸を行った。
得られた中空糸の透水率、ポリエチレングリコール分子
量104に対するカット率、及び水素の透過性を調べ第
2表に示した。
〔発明の効果〕
本発明の方法によって得られるポリスルホン系重合体の
中空糸膜は、気体の選択透過性に優れたものである。
(以下余白) 第1表 DPT80℃、C845℃、 空中走行路11d  1
cm。
蹄10m /min、 Flux (ml/m、min、atm、)中空糸1m
当りIatmの圧力をかけた時の透水量 カット率 ポリエチレングリコール平均分子量1000
0のカット率 第2表

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリスルホン系重合体をピロリドン誘導体を含む
    溶媒に溶解した溶液を、該溶媒とは混和するが、ポリス
    ルホン系重合体を溶解しない液体と接触させて脱溶媒を
    行うことを特徴とするポリスルホン系膜の製造方法。
  2. (2)重合体溶液を環状ノズルから吐出させる特許請求
    の範囲第1項記載のポリスルホン系膜の製造方法。
  3. (3)重合体溶液中に非溶媒を添加した製膜用原液を使
    用する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のポリスル
    ホン系膜の製造方法。
JP29619585A 1985-12-25 1985-12-25 ポリスルホン系膜の製造法 Pending JPS62152508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29619585A JPS62152508A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 ポリスルホン系膜の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29619585A JPS62152508A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 ポリスルホン系膜の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62152508A true JPS62152508A (ja) 1987-07-07

Family

ID=17830403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29619585A Pending JPS62152508A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 ポリスルホン系膜の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62152508A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01215307A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Daicel Chem Ind Ltd 芳香族ポリスルホン中空糸膜
WO2015053366A1 (ja) * 2013-10-11 2015-04-16 三菱レイヨン株式会社 中空状多孔質膜

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5987007A (ja) * 1982-11-09 1984-05-19 Daicel Chem Ind Ltd ポリスルホン樹脂半透膜の製造法
JPS6041503A (ja) * 1983-08-13 1985-03-05 Toyo Roshi Kk ポリエ−テルサルホン微多孔性膜及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5987007A (ja) * 1982-11-09 1984-05-19 Daicel Chem Ind Ltd ポリスルホン樹脂半透膜の製造法
JPS6041503A (ja) * 1983-08-13 1985-03-05 Toyo Roshi Kk ポリエ−テルサルホン微多孔性膜及びその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01215307A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Daicel Chem Ind Ltd 芳香族ポリスルホン中空糸膜
WO2015053366A1 (ja) * 2013-10-11 2015-04-16 三菱レイヨン株式会社 中空状多孔質膜
CN105636676A (zh) * 2013-10-11 2016-06-01 三菱丽阳株式会社 中空多孔膜
JP2016196006A (ja) * 2013-10-11 2016-11-24 三菱レイヨン株式会社 中空状多孔質膜及びその製造方法
JPWO2015053366A1 (ja) * 2013-10-11 2017-03-09 三菱レイヨン株式会社 中空状多孔質膜
CN105636676B (zh) * 2013-10-11 2018-05-22 三菱化学株式会社 中空多孔膜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0526857B1 (en) Hollow fiber membranes
US5013339A (en) Compositions useful for making microporous polyvinylidene fluoride membranes, and process
JP4031437B2 (ja) 中空糸精密ろ過膜及びこれらの膜の製造方法
US5820659A (en) Multicomponent or asymmetric gas separation membranes
EP0686085B1 (en) Process of making microporous pps membranes
US5443728A (en) Method of preparing membranes from blends of polyetherimide and polyimide polymers
JPS61209027A (ja) 気体選択透過膜
JPS58132111A (ja) ポリスルホン中空糸
JP4217627B2 (ja) インテグラル非対称構造を有するポリオレフィン膜の製造法
US10987846B2 (en) Thin film composite hollow fiber membranes for osmotic power generation
JPH08257381A (ja) ポリイミドポリマーのブレンドから製造された流体分離膜
JPS6356802B2 (ja)
CN112657343A (zh) 一种聚酰胺中空纤维复合分离膜及其制备方法
US6017474A (en) Highly permeable polyethersulfone hollow fiber membranes for gas separation
JPS5959213A (ja) 多孔質支持膜及びそれを用いた複合膜
JP3386904B2 (ja) 酢酸セルロース中空糸分離膜およびその製造法
JPH078549B2 (ja) ポリフッ化ビニリデン系樹脂多孔性膜およびその製造方法
JPH0478729B2 (ja)
JPS62152508A (ja) ポリスルホン系膜の製造法
JPS6219209A (ja) ポリスルホン系膜の製造方法
JPS6190709A (ja) ポリスルホン系中空糸膜の製造方法
JPH0120245B2 (ja)
JPS59228016A (ja) 芳香族ポリスルホン中空糸状膜及びその製造方法
JP4284795B2 (ja) 多孔質中空糸分離膜の製造法
JPH0226529B2 (ja)