JPS6215242Y2 - - Google Patents

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JPS6215242Y2
JPS6215242Y2 JP14697382U JP14697382U JPS6215242Y2 JP S6215242 Y2 JPS6215242 Y2 JP S6215242Y2 JP 14697382 U JP14697382 U JP 14697382U JP 14697382 U JP14697382 U JP 14697382U JP S6215242 Y2 JPS6215242 Y2 JP S6215242Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、カラーブラウン管用シヤドウマスク
の製造に好適する現像およびエツチング装置に関
する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般にカラーブラウン管用シヤドウマスクはフ
オトエツチング法によつて製造されている。
このフオトエツチング法による製造工程は大別
して次の4工程からなる。すなわち、鉄帯に感光
膜を塗布形成する塗布工程、鉄帯にパターンを焼
きつける露光工程、パターンを現像して焼込む現
像工程及び蝕刻するエツチング工程からなる。
上記現像工程は、従来それぞれ独立した工程と
して行われているかあるいは特公昭55−8591号に
示されているように鉄帯を水平状態で送り、現像
工程とエツチング工程を一連の装置で行うように
したものである。後者は鉄帯を水平状態で送るた
め、従来、鉄帯を縦形にして送る時に生ずる現像
液及び蝕刻液の流れの影響が少なくなり、対称パ
ターンや微細蝕刻など精度、品位の高いものを得
ることができるとされている。しかしここで問題
となるのは水平方式における現像工程での現像液
の切れ、及び鉄帯の不安定走行であり、これを解
決する手段として実公昭55−7943号に鉄帯の両エ
ツヂに傾斜状にしたローラを当接し、鉄帯を上方
に向つて彎曲保持したまま走行する手段が考案さ
れている。こうすることにより現像処理後の乾燥
及びバーニングを安定させることができるとされ
ている。又、現像液の切れがよく、さらに現像後
の界面活性剤をふりかけた後の水切れがよく、そ
の後、板材の上部と下部より清浄エアーを吹きつ
けることによつて界面活性剤をほとんどふり落し
均一乾燥及びバーニングすることができしかも鉄
帯はエツヂ部だけでローラーに当接している為、
レジスト膜にはほとんど影響を及ぼさないとされ
ている。
しかし、この方式でも基本的には水平状態であ
りいくら鉄板を彎曲に保持しても現像液の切れの
よさには限度があり、今後ますます微細化エツチ
ング(たとえば0.2ミリピツチシヤドウマスク)
が要望されるに伴い、現像液の流れによるムラが
生じ易く、またこの鉄板をフラツトマスクにした
場合のムラ品位が低下するという欠点がある。加
えてバーニング処理において鉄板が上方に彎曲し
ているため、均一加熱には不向きでありシヤドウ
マスク品位の安定化は図りずらいという欠点があ
る。
〔考案の目的〕
本考案の目的は上記の欠点をなくすために鑑み
なされたものであり、鉄板はエツヂ部のみが当接
するようにして現像で膨潤したレジスト面にはロ
ーラーが触れないようにしかつ、現像液の切れ及
び乾燥及びバーニングの均一加熱を図るため、特
に現像のための工程のみ鉄板が当接するようにし
あわせてエツチング工程まで一連の装置で行うよ
うにしたものである。
〔考案の概要〕
現像工程の現像槽、硬膜処理槽、水洗槽、ベー
キングオーブンおよびエツチング工程の蝕刻槽、
洗浄槽、ドライヤーを順次連設し、これらに帯状
体を水平状態で送るとともに少くとも上記現像
槽、硬膜処理槽、水洗槽およびベーキングオーブ
ンにおいては帯状体をエツヂ部分のみが当接する
ようにしたことを特徴とする現像およびエツチン
グ装置により所期の目的を達成するものである。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例につき第1図ないし第4図を
参照して説明する。
1は帯状体62のアンワインダーで前記アンワ
インダー1の前方にガイドローラー2,3を介し
てステツチヤー4及び上下一対のローラ5を有す
るドライブ装置6が連設され、前記現像槽7内に
は上下部に対向してノズル8が配設されている。
10は硬膜処理槽であり、鉄帯62両面に塗布さ
れているレジストのしみ出しを防ぐ為に浸漬方式
にて処理する。また水洗槽12は前記硬膜処理槽
10で処理された前記鉄帯62を洗浄するための
ものであり、上下部に対向してノズル13a,1
3bが配設されている。さらに前記水洗槽12の
前部の上下部に対向してスポンジローラ18が配
設されるとともに前記スポンジローラ18の前方
にローラ16及び上下部にエアノズル19が配設
されている。次に前記エアノズル19の前方には
バーニングオーブン20が配設され、前記バーニ
ングオーブン20内には鉄帯62の表裏から乾燥
及びベーキングするようにヒータ22が配設され
ている。又、前記現像槽7硬膜処理槽10水洗槽
12及びバーニングオーブン20内外に配設され
ているローラ9,11,14,16,21は第3
図に示すように前記鉄帯62のエツヂ部分だけが
接触するローラである。前記バーニングオーブン
20の前方に、上下一対のローラ24を有する中
間ドライブ装置23を介して第1の蝕刻槽25第
2の蝕刻槽30、第3の蝕刻槽34及び第1の洗
浄槽39が順次連設される。これらの各槽25,
30,34,36内の上下部には対向してノズル
27,31,37,40が配設されているととも
に各槽25,30,34,39の入口部及び出口
部に上下一対のローラワイパー26,28,2
9,32,33,36,38−1,38−2)が
軸架される。さらに各槽25,30,34の中間
部にはサポートローラ35−1,35−2,35
−3が軸架されている。前記第1の洗浄槽39の
前方には上下一対のローラ41を有する中間ドラ
イブ装置42を介して保護膜剥離槽44、第2の
洗浄槽48及び第3の洗浄槽50が順次連設され
る。さらにこれらの各槽44,48,50内の上
下部に対向してノズル45,49,51が配設さ
れているとともに各槽44,48,50の入口部
及び出口部に上下一対のローラワイパー43,4
6,47,52−1,52−2が軸架されてい
る。上記第3の洗浄槽50の前方には上下部に対
向してエアノズル53を介してドライヤー54が
連設されこのドライヤー54内の上下部に対向し
てヒータ55が配設されている。上記ドライヤー
54の前方には上下一対のローラ56を有するピ
ンチドライブ装置57及びガイドローラ58を介
してワインダー59及び自動切断装置60が連設
され、前記自動切断装置60の前方にキヤリア6
1が設けられている。そしてアンワインダー1に
帯状体即ち露光工程を経て両面の感光膜にパター
ンを焼付けられ芯金にコイル状に巻いた鉄帯62
を水平状態で巻き戻せるようにセツトされる。こ
の鉄帯62はガイドローラ2,3、ステツチヤー
4、ドライブ装置6のローラ5間を通りさらに現
像槽7硬膜処理槽10水洗槽12バーニングオー
ブン20、第1の蝕刻槽25、第2の蝕刻槽3
0、第3の蝕刻槽34、第1の洗浄槽39、保護
膜剥離槽44、第2の洗浄槽48、第3の洗浄槽
50及びドライヤー54内を順次送られる。次い
で鉄帯62は前記現像槽7のローラ9前記硬膜処
理槽10のローラ11、前記水洗槽12のローラ
14を介して水平状態に上下される。さらに鉄板
62はスポンジローラ18、ローラ16を通り、
次にバーニングオーブン20のローラー21を介
して水平状態で上下され中間ドライブ装置23の
ローラ24各ローラワイパー26,28,30,
32,33,36,38−1,38−2、各サポ
ートローラー35−1,35−2,35−3、中
間ドライブ装置42のローラ41、各ローラワイ
パー43,46,47,52−1,52−2を介
して水平状態にて送られる。さらに鉄帯62はピ
ンチドライブ装置57のローラ56及びガイドロ
ーラ58を介して自動切断装置60に導かれる。
そして鉄帯62はドライブ装置6中間ドライブ装
置23,42、ピンチドライブ装置57の駆動に
よりアンワインダー1から連続的に繰り出され
る。
次に上記現像槽7のローラ9硬膜処理槽10の
ローラ11、水洗槽12のローラ14、ローラ1
6及びバーニングオーブン20のローラ21につ
いて第3図及び第4図を参照して説明する。
第3図においてローラ108a,108bは前
記ローラ9,11,14,16,21と同等のも
のである。ブラケツト102,103に配設した
軸受104,105を介してシヤフト101が配
設してある。前記シヤフト101はその左右に左
ネジ部および右ネジ部を有しておりローラ100
a,100bに第4図で示すように軸受109,
110を介してローラ108a,108bが配設
してあり、このローラ108a,108bが鉄帯
の走行とともに回転する。114はカラーであ
り、前記ローラ108aはワツシヤー111をし
てロツクナツト112でローラ100bを締めつ
けることにより保持されている。又113はブツ
シユでシヤフト107は前記ローラ100a,1
00bをシヤフト101の一方の端に固着してい
るハンドル106を回して巾寄せする時のガイド
の役目をしている。従つて前記ハンドル106を
回せば鉄帯の巾に応じてローラ108a,108
bのスパンを決めることができる。
以上のように前記鉄帯62は感光膜面が触れる
ことなくエツヂ部だけが接触して各槽の内を走行
する為、膨潤したレジスト面に傷がつくことはな
い。
上記のようにして送られる鉄帯62はアンワイ
ンダー1からガイドローラ2,3を介してドライ
ブ装置6に至り常時一定の電磁ブレーキ力によつ
て鉄帯62は一定の張力で支持される。そして鉄
帯62は現像槽7内に導かれノズル8から噴霧さ
れる温水によつて現像され、次に硬膜処理槽10
で浸漬方式により無水クロム酸により表面処理さ
れ、ついで鉄帯は水洗槽12内に導かれ、前半の
ノズル13aで水洗、後半のノズル13bはスイ
ーパー用のノズルでこれにより純水が噴霧され、
浮遊している感光剤が洗い流される。ついで鉄帯
62はスポンジローラ18で水が吸いとられ次に
エアノズル19から噴出する清浄空気によつて水
分を取り除きバーニングオーブン20に導かれ
る。このバーニングオーブン20は前半が乾燥、
後半がバーニングでありヒータ22によつて乾燥
及びパターンの焼込みが行なわれる。ここでのロ
ーラ21は第3図に示すように鉄帯62のエツヂ
部のみを保持するローラである。
ついで鉄帯62は第1、第2、及び第3の蝕刻
槽25,30,34内に導かれノズル27,3
1,37から噴霧される塩化第2鉄溶液などの蝕
刻液によつて水洗される。さらに鉄帯62は保護
膜剥離槽44内に導かれ、ノズル45から噴霧さ
れる剥離液によつて保護膜が剥離される。鉄帯6
2はさらに第2の洗浄槽48内に導かれ、ノズル
49から噴霧される洗浄水によつて洗浄されると
ともに第3の洗浄槽50内に導かれノズル51か
ら噴霧される純水リンスによつて洗浄仕上げされ
る。
そして鉄帯62はエアノズル53から噴出され
る空気によつて水分を吹きとばされる。鉄帯62
はさらにドライヤー54内を導かれヒータ55に
よつて乾燥される。さらに鉄帯62はピンチドラ
イブ装置57及びガイドローラ58を介して送ら
れ自動切断装置60で各パターンごとに自動的に
切断されキヤリヤ61に順次受けられる。なお、
鉄帯62を切断しない場合は、鉄帯62はワイン
ダー59に接続され鉄帯62を巻きとられるもの
である。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように現像およびエツチングを
経てシヤドウマスク用フラツトマスクを製造する
装置において、少なくとも現像槽からバーニング
オーブン内では帯状体のエツヂの部分しかローラ
が接触しないため、現像液の切れがよくさらに現
像処理後の乾燥及びバーニングを安定させること
ができ、その結果、従来得られ難かつた高精細度
シヤドウマスク用フラツトマスクを安定に製作で
きる利点を有する。
なお、本実施例では帯状体を一貫して水平状態
に送行する方式について詳述したがエツチング工
程では帯状体を垂直または垂直に近い状態で送行
する方式にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の現像およびエツチング装置の
一実施例の現像装置を示す概略図、第2図は同じ
くエツチング装置を示す概略図、第3図は第1図
のA−A方向からみた断面を具体的に示す断面
図、第4図は第3図の一部を拡大して示す断面図
である。 7……現像槽、10……硬膜処理槽、12……
水洗槽、20……バーニングオーブン、25,3
0,34……蝕刻槽、39……洗浄槽、44……
保護膜剥離槽、48,50……洗浄槽、54……
ドライヤー、62……帯状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 現像工程の現像槽、硬膜処理槽、水洗槽、バー
    ニングオーブンおよびエツチング工程の蝕刻槽、
    洗浄槽、ドライヤーを順次設置しこれらに帯状体
    を水平状態に送るとともに少くとも上記現像槽、
    硬膜処理槽、水洗槽およびバーニングオーブンに
    おいては帯状体をエツジの部分のみが当接するよ
    うにしたことを特徴とする現像およびエツチング
    装置。
JP14697382U 1982-09-30 1982-09-30 現像およびエツチング装置 Granted JPS5954563U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14697382U JPS5954563U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 現像およびエツチング装置

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JP14697382U JPS5954563U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 現像およびエツチング装置

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JPS5954563U JPS5954563U (ja) 1984-04-10
JPS6215242Y2 true JPS6215242Y2 (ja) 1987-04-17

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JP14697382U Granted JPS5954563U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 現像およびエツチング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61284577A (ja) * 1985-06-10 1986-12-15 Futaba Corp 薄膜形成装置
JPS6236541Y2 (ja) * 1985-06-19 1987-09-17

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JPS5954563U (ja) 1984-04-10

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