JPS62151454A - 表面硬化性シ−リング材組成物 - Google Patents

表面硬化性シ−リング材組成物

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JPS62151454A
JPS62151454A JP29610885A JP29610885A JPS62151454A JP S62151454 A JPS62151454 A JP S62151454A JP 29610885 A JP29610885 A JP 29610885A JP 29610885 A JP29610885 A JP 29610885A JP S62151454 A JPS62151454 A JP S62151454A
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JP
Japan
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polyether
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hydrolyzable
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JP29610885A
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Chiyuki Shimizu
清水 千之
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建造物目地部のシーリング材として好適な表
面硬化性シーリング材組成物に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
加水分解性ケイ素官能基を有し、主鎖が木質的にポリエ
ーテルである重合体をベースポリマーとした組成物につ
いては、特開昭52−73998号公報などに示され、
この種の組成物が近年建造物目地部のシーリング材とし
て用いられはじめている。
この種のシーリング材は、ゴム弾性に優れ、経年変化が
比較的小さく、表面塗装が可能である等、建築用シーリ
ング材として優れた特性を有するが、被着体との良好な
接着性を得るためには被着体の前処理が必要であり、被
着体の種類によっては接着が不可能な場合もあった。一
方、粘着性を有する組成物としては、特開昭55−56
153号公報などに示されたものが知られているが、こ
のような組成物では表面にタンク性が残るため、ホコリ
などの付着があり、建材用目地には向かないという欠点
がある。
本発明の目的は、被着面との接着性に優れ、かつ表面が
硬化して弾性被膜を形成するシーリング材組成物を提供
することである。
c問題点を解決するための手段〕 本発明者は、上記問題点の解決方法を検討した結果、前
記のシーリング材組成物にシラザン化合物を併用するこ
とにより、表面は硬化して弾性被膜を形成するが、内部
は粘着性を保つため、被着面の前処理を必要とすること
なく種々の被着体への接着が可能なシーリング材が得ら
れることを見出した。このシーリング材は、従来のシー
リング材では接着が不可能とされていた被着体に対して
も良好な接着性を示すことを特徴とする。
すなわち本発明は、 (A)加水分解性ケイ素官能基を有し、主鎖が本質的に
ポリエーテルである重合体 100重量部 (B)一般式R’ff5iN)isiR’+ (式中、
R1は同一または相異なる置換または非置換の1価の炭
化水素基または水素原子)で表わされるシラザン化合物
          0.5〜30重量部および (C)硬化触媒       0.001〜10重量部
より成ることを特徴とする表面硬化性シーリング材組成
物である。
本発明における(A)の重合体は、架橋可能なケイ素官
能性基を有し、主鎖が本質的に式−R−0−(式中、R
は炭素数が2〜4の2価のアルキレン基)で示される化
学的に結合されたくり返し単位から成り、かつケイ素原
子およびそれに結合した加水分解性基を有することによ
り、大気中の水分により架橋可能な重合体である。
−R−0−で表わされる構造単位としては、たとえば CH3CH2CH3 −CHzCHzO−、−CHCHzO−1−CHCH2
0−1−CHzCHzCHz−0−、−CHzCHzC
HzCHzO−などが具体的に挙げられる。ポリエーテ
ルとしでは、これら構造単位が1種類だけで結合される
だけでなく、2種類以上の構造単位が混合された形で結
合されていてもよいが、比較的高重合度のものが容易に
得られ、かつ高重合度でも常温で液状であることから、
特にプロピレンオキシドを原料物質として製造されるポ
リエーテルが好ましい。また、加水分解性ケイ素官能基
は、このポリエーテル重合体の末端に存在することが好
ましい。加水分解性基としてはアルコキシ基、アシロキ
シ基、アミン基、アミノキシ基、オキシム基、ケトオキ
シム基、アミド基、アルケニルオキシ基、ハロゲン原子
などが例示される。これらの中では、被着体を侵す恐れ
がないこと、硬化反応時に発生する臭気の弱いことから
アルコキシ基が好ましく、さらに適度の硬化速度を与え
ることからメトキシ基が好ましい。
(B)のシラザン化合物は、本発明の特徴である、表面
は硬化するが内部は粘着性を保ち、かつ接着性に優れた
シーリング材を得るための必須の成分である。
(B)成分は一般弐;R’ zsiNHsiR’ :l
で表わされるシラザン化合物である。R1は同一または
相異なる置換または非置換の1価の炭化水素基または水
素原子で、このような1価の炭化水素基としては、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、
ドデシル基などのアルキル基、フェニル基、キシリル基
、トリル基のような了り−ル基、ビニル基、アリル基な
どのアルケニル基、ベンジル基、β−フェニルエチル基
、β−フェニルプロピル基のようなアラルキル基が例示
され、さらに、クロロメチル基、3゜3.3− )リフ
ルオロプロピル基等のハロゲン化アルキル基、シアノエ
チル基、シアノプロピル基などのシアノアルキル基など
置換炭化水素基も例としてあげられる。
これらのシラザン化合物のうち、表面硬化部分のゴム物
性と内部粘着層の粘着性とのバランスの良いものを得や
すいことから、ヘキサメチルジシラザン、テトラメチル
ジシラザン、1,1−ジビニルテトラメチルジシラザン
、■、3−ジビニルテトラメチルジシラザンが好ましく
、さらに入手のしやすさと合成のしやすさからヘキサメ
チルジシラザンが最も好ましい。
(B)成分は、(A)成分100重量部に対して0.5
〜30重量部の範囲、好ましくは1〜10重量部の範囲
で使用される。(B)成分の量が0.5重量部より少な
いとシーリング材内部の粘着性の発現が不完全となるた
め接着性が得られず、逆に30重量部より多いとゴム状
に硬化するはずのシーリング材表面にも粘着性が残存し
てしまうため好ましくない。
また(B)成分は、本発明のシーリング材を1成分形と
した場合の保存安定性向上剤としても作用する。
本発明における(C)の硬化触媒としては、オクチル酸
スズなどのカルボン酸スズ:ジブチルスズジラウレート
、ジブチルスズジラレ−ト、ジブチルスズフタレートな
どの有機スズ化合物およびそのエステルとの反応物;テ
トラブチルチタネートのような有機チタン酸エステル;
アミン類、アミン塩、4級アンモニウム塩、グアニジン
化合物等が挙げられる。これらの硬化触媒は(^)成分
100重量部に対して0.001〜10重量部の範囲で
使用される。(C)成分の量がこれより少ないと硬化速
度が遅過ぎ、シーリング材表面のゴム弾性や内部の粘着
性が発現されない。
逆にこれより多くても無意味であるばかりでなく、滲出
や析出の恐れがあり好ましくない。
本発明のシーリング材組成物には、上記必須成分に加え
、補強性を得ることや流動性を適度に調整することを目
的として無機質充填材を含有することができる。これら
無機質充填材としては炭酸カルシウム、粉砕石英、ケイ
ソウ土、タルク、クレーなどが例示される。更に本発明
のシーリング材組成物には、その他にチクソトロピー性
付与剤、着色顔料、紫外線吸収剤等を添加しても差し支
えない。
本発明のシーリング材は本質的に接着性や、−成分形と
した際の保存安定性にすぐれているため、通常のシーリ
ング材にそれらを付与する目的で加えられる、1分子あ
たり3個のアルコキシ基を有するシランなど加水分解性
基を有するケイ素化合物は用いる必要はない。ただし、
この保存安定性をさらに向上する目的で、これらのケイ
素化合物を適量用いることは可能である。この場合のこ
のケイ素化合物の添加量は(A)成分lOO重景重量対
して5重量部を超えない範囲であり、5重量部以上では
本発明の特色であるシーリング材内部の粘着性を失い、
さらに30重量部を超えるとゴム硬化層が跪くなってシ
ーリング材として適さなくなる。
本発明のシーリング材は(A) 、 (B) 、 (C
)およびその他の成分または成分群をそれぞれ別の容器
に保持する多成分形でも、あるいはすべての成分を1つ
の容器に保持する1成分形でもいずれの形態でも使用可
能である。
〔発明の効果〕
本発明の表面硬化性シーリング材組成物は、建造物の目
地シール材として通し、その引張あるいは圧縮に要する
応力は極めて低く、目地幅の変動に容易に追従すること
が可能である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。なお、実施例中
、部数はすべて重量部、粘度などの物性は25°Cにお
ける測定値である。
調製例1 平均分子量が約8000、末端基としてCI。
(CIhO) zsi−CH□CH2C)120−基を
有するポリオキシプロピレン100部に対し、脂肪酸処
理膠質炭酸カルシウム100部、ルチル型酸化チタン2
0部、フタル酸ジオクチル40部および水添ヒマシ油3
部を加え三木ロールにて均一混合した配合物を調製し、
次にこのものを60〜70’C15Torrで30分間
混練りを行い、主剤(X−1)を得た。
調製例2 平均分子量が約12000 、末端基としてCH。
■ (CII+0) zSi−CHzCHzCHzo−基を
有するポリオキシプロピレン100重量部に対し、脂肪
酸処理膠質炭酸カルシウム、50部、重質炭酸カルシウ
ム50部、フタル酸ジオクチル30部、水添ヒマシ油6
部、ルチル型酸化チタン20部、ビスフェノール系酸化
防止剤2部、ヘンシトリアゾール系紫外線吸収剤2部、
ベンズイミダゾールカルバメート系防カビ剤2部および
カーボンブランク0.5部を加え三本ロールにて均一混
合した後、60〜70℃、5 Torrで30分間混練
りを行い、主剤(X−2)を得た。
実施例1 調製例1で得たx−iおよび調製例2で得たX−2それ
ぞれ260重量部に対して第1表に示す量のシラザン化
合物および硬化触媒を加え混合して本発明の組成物Y−
1〜Y−3および比較品Z−1,Z−2を得た。次に、
これら試料を用いて第1図に示す試験体を作成した。作
成した試験体は25°Cの雰囲気で28日間硬化養生し
た後と、さらに60℃の雰囲気中で28日間養生した後
、引張試験を行った。また、試験体の試料表面および内
部の粘着性の有無を観察した。それらの結果を第1表に
示す。なお、試料Z−1およびZ−2はシラザン化合物
を用いない比較例である。
実施例2 調製例1で得たX−1および調製例2で得たX−2それ
ぞれ260重量部に対して第2表に示す量のシラザン化
合物および硬化触媒と加水分解性シランを加え、本発明
の組成物Y−4,Y−5および比較品Z−3,Z−4を
得た。これら試料の粘度を測定した後、直ちにガラスビ
ン中に密閉し30°C雰囲気中で保存した。保存日数が
30日を経た時点で再度粘度を測定し、次いで実施例1
と同様の試験体を作成して同様の測定を行った。それら
の結果も第2表に示す。
なお、試料Z−3およびZ−4は、シラザン化合物を用
いない比較例である。
実施例3 調製例1で得たx−iおよび調製例2で得たX−2それ
ぞれ260重量部に対して第3表に示す量のシラザン化
合物および硬化触媒と加水分解性シランを加え、本発明
の組成物Y−6,Y−7および比較品Z−5,Z−6を
得た。これら試料の粘度を測定した後、直ちにガラスビ
ン中に密閉し30℃雰囲気中で保存した。保存日数が3
0日を経た時点で再度粘度を測定し、次いで実施例1と
同様の試験体を作成して同様の測定を行った。それらの
結果も第3表に示す。
なお、Z−5およびZ−6は、シラザン化合物を用いな
い比較例である。
実施例4 調製例1で得たX−1および調製仔1j2で1尋たX−
2それぞれ260重量部Gこ対して第4表るこ示ずシラ
ザン化合物および硬化触媒を力Uえン昆合して試料Y−
8〜Y−11を得た。これら試1′斗を用いて実施例1
と同様の試験を1〒つた。その薄吉果を第4表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は引張試験用試験体の斜視図、第2図は試験体内
部の試料の状態を表わす説明図である。尚、図中の単位
は鰭である。 1・・・・・・試料

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)加水分解性ケイ素官能基を有し、主鎖が本質的
    にポリエーテルである重合体 100重量部 (B)一般式R^1_3SiNHSiR^1_3(式中
    、R^1は同一または相異なる置換または非置換の1価
    の炭化水素基または水素原子)で表わされるシラザン化
    合物0.5〜30重量部 および (C)硬化触媒0.001〜10重量部 より成ることを特徴とする表面硬化性シーリング材組成
    物。 2 (A)のポリエーテルがポリプロピレンオキシドで
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 (A)の加水分解性基がアルコキシ基である特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の組成物。 4 (B)がヘキサメチルジシラザン、テトラメチルジ
    シラザン、1,1−ジビニルテトラメチルジシラザンお
    よび1,3−ジビニルテトラメチルジシラザンから成る
    群より選ばれた1種あるいは2種以上のシラザン化合物
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP29610885A 1985-12-25 1985-12-25 表面硬化性シ−リング材組成物 Granted JPS62151454A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0341322A1 (en) * 1986-04-30 1989-11-15 Toshiba Silicone Company, Ltd. Polyether end-blocked with hydrolyzable silyl groups, method of manufacturing and room temperature curable composition using the polyether
JP2007063523A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Konishi Co Ltd 室温硬化性シリコーン系樹脂組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0341322A1 (en) * 1986-04-30 1989-11-15 Toshiba Silicone Company, Ltd. Polyether end-blocked with hydrolyzable silyl groups, method of manufacturing and room temperature curable composition using the polyether
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