JPS62151329A - 帯状材料の積込装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、帯状材料の保管台車に自動的に積込む装置
に係わり、更に詳しくは積込む帯状材料の積込整列状態
が２種類必要な時に有効な帯状材料の積込装置に関する
ものである。

〔従来技術〕

従来、タイヤトレンドの製造押出ラインにおいては、バ
イヤストレッドとラジアルトレッドを一つのラインで製
造することがある。

このトレッドを一時保管する為には、通常保管台車に一
端がヒンジを介して揺動可能に支持されたアルバム状の
リーフに、複数本のトレッドを整列積載して順次保管し
ている。

然しなから、ラジアルトレッドとバイヤストレッドでは
形状、性質が異なる為、積載効率を高める為に、通常ラ
ジアルタイヤは並列分離整列バイヤスタイヤはその１部
を重ね合せた重ね整列の２種類の積載方法をとっている
。

このようなトレッドを台車に積込む場合、人手で積込む
場合は問題ないが、機械で自動で積込む場合には、１種
類の整列積込装置ではできない為、従来はバイヤストレ
ンドもラジアルトレッドと同様並行分離整列をして積込
んでいた。

この為、バイヤストレッドの積載効率が悪化して、保管
台車の台数が増加し、保管スペースも増大し、更に台車
の運搬回数も増える等の間題があった。

〔発明の目的〕

この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところは１ラインの押出ライン
で２種類の帯状材料を効率良く積込むことが出来ると共
に、一台の保管台車により効率良く積込むことが出来、
更に保管スペースを大きくとることなく整列積載ができ
る帯状材料の積込装置を提供するものである。

〔発明の構成〕

この発明は上記目的を達成するため、帯状材料の移送方
向を直角に方向転換する直交転換装置の両側に、帯状材
料の並行分離整列搬送装置と、重ね合せ整列搬送装置と
を各々が一直線上になるように直列状態に配設し、前記
直交転換装置の搬出側に、帯状材料の積込装置を配設す
ると共に、前記直交転換装置から送られてきた整列済帯
状材料を積込装置を介して保管台車のリーフに自動的に
積込ませるようにしたことを要旨とするものである。

〔実施例〕

以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。

第１図は本発明実施例の平面図、第２図は第１図の側面
図、第３図は同第１図のＴＩ［−Ｉ［１矢視側面図であ
って、１０は帯状材料Ｗの分離並行整列装置、２０は同
重ね合せ整列搬送装置、３０は前記整列搬送装置１０．
２０で整列した帯状材料Ｗの移送方向を直角に方向転換
する直交転換装置であり、帯状材料Ｗの移送方向を直角
に　　　一方向転換する前記直交転換装置３０の両側に
、帯状材料の並行分離整列搬送装置１０と、重ね合せ整
列搬送装置２０とが各々が一直線上になるように直列状
態に配設されている。

また、４０は次々と帯状材料Ｗが１列で搬送されてくる
フィードコンベヤーで、重ね合せ整列搬送装置２０と直
列に設置され、また５０はフィードコンベヤー４０より
搬送されてくる帯状材料Ｗの内、分離並行整列の必要な
材料を分離並行整列搬送装置１０に搬送する為の搬送コ
ンベヤーである。

前記搬送コンベヤー５０の先端部５０′は、ヒンジ５１
により回転自在に支持され、上方フレームより支持され
たシリンダー５２のロッド５３が搬送コンベヤー５０の
先端部５０′のフレームと連結されている。

また並行分離整列の必要な帯状材料Ｗが流れてくる時は
、シリンダー５２を作動させ、先端コンベヤー５０′を
下げ、フィードコンベヤー４０上を流れてきた帯状材料
Ｗを先端コンベヤー５０′に乗り移らせて搬送コンベヤ
ー５０へ送る。搬送コンベヤー５０の後端部には、搬送
されてきた帯状材料Ｗを並行分離整列搬送装置１０に送
る為に反転装置６０及び搬送コンベヤー７０が設けられ
ている。

即ち、フィードコンベヤー４０上を送られてきた並行分
離整列の必要な帯状材料Ｗは搬送コンベヤー先端部５０
′、搬送コンベア５０、反転装置６０、搬送コンベヤー
７０を通って、並行分離整列搬送装置１０により整列さ
れ、直交転換搬送装置３０により整列状態を保ったまま
積込コンベヤー８０に運ばれ、保管台車９０の所定のり
−フ９９に積込まれる。又重ね合せ整列の必要な帯状材
料Ｗの時は、シリンダー５２を作動させ、搬送コンベヤ
ー５０の先端部５０を上方に上げる事によりそのままフ
ィードコンベヤー４０を通って重ね合せ整列搬送装置２
０にて重ね合せた状態で整列され、直交転換搬送装置３
０により整列状態を保ったまま積込コンベヤー８０に運
ばれ、保管台車９０の所定のり−フ９９に積み込まれる
。

第３図は直交転換搬送装置３０、積込コンベヤー８０に
よって整列された帯状材料Ｗが保管台車９０に積込む状
態を示す説明図で、直交転換搬送装置３０は、多本駆動
ローラーコンベヤー３１と、このローラー３１間にシリ
ンダー３３により昇降可能な多本ベルトコンベヤー３４
より構成されており、整列された帯状材料Ｗが各整列搬
送装置１０．２０より送られてくる時はシリンダー３３
を作動させ、多本ベルトコンベヤ−３４の上面が多本ロ
ーラーコンベヤー３１の上面より下った所で待機させる
。

また整列帯状材料Ｗを完全に直交転換搬送装置３０に乗
り移った所でシリンダー３３を作動させ、多本ベルトコ
ンベヤー３４を上昇させる事により多本ベルトコンベヤ
ー３４上に受けとる。前記積込コンベヤー８０は、その
上面が多本へルトコン・ベヤ−３４の上昇時、多本ベル
トコンベヤー３４の上面と面一になる高さに設置され、
又そのフレーム３５はスライドブロック３６を介して床
に固定されたスライドレール３７に摺動可能に支持され
ている。

またフレーム３５には、スライドレール３７上を積込コ
ンベヤー８０を前後進させる為に、床に固定されたシリ
ンダー３８と連結されている。積込コンベヤー８０の前
方には、保管台車９０がテーブルリフター９１上にセツ
ティングされている。テーブルリフター９１は１回の積
込動作が終るとリーフ卸し装置（図示せず）により次の
リーフ９９が１枚卸されるため、積込高さが変わるので
、保管台車９０の積込高さを戻す為にリーフ９９の１段
分を下降させる。

即ち、保管台車９０の積込高さを常に一定にする為用い
られるものである。

前記直交転換搬送装置３０の多本ヘルドコンベヤー３４
上に乗った整列済帯状材料Ｗは、積込コンベヤー８０と
多本ベルトコンヘヤー３４を同期駆動する事により積込
コンベヤー８０に乗り移り、乗り移り完了後は多本ヘル
ドコンベヤー３４、積込コンベヤー８０は停止し、多本
ベルトコンベヤー３４はシリンダー３３を作動させ、下
降待機する。積込コンヘヤー８０に移載された帯状材料
Ｗを乗せたまま積込コンベヤー８０はシリンダー３８の
作動により前進し、前進限より直ちに後退を開始する。

後退と同時に積込コンベヤー８０を後退速度と同速で駆
動させる事により、積込コンベヤー８０上の整列帯状材
料Ｗは整列状態をくづすことなく保管台車９０の所定の
り−フ９９に積込まれる。

第４図ｆａｎ、　（ｂｌ及び第５図（ａ）、　（ｂｌは
帯状材料Ｗの２種類の整列状態図を示し、第４図（ａｌ
、　（ｂ）は並行分離整列、第５図（ａ）、　（ｂｌは
重ね合せ整列の整列状態を示す。

以上のような作動を繰返し行うことによって一つの積込
装置で２種類の帯状材料Ｗを効率良く整列積込むことが
出来るのである。

〔発明の効果〕

この発明は、上記のように帯状材料の移送方向を直角に
方向転換する直交転換装置の両側に、帯状材料の並行分
離整列搬送装置と、重ね合せ整列搬送装置とを各々が一
直線上になるように直列状態に配設し、前記直交転換装
置の搬出側に、帯状材料の積込装置を配設すると共に、
前記直交転換装置から送られてきた整列済帯状材料を積
込装置を介して保管台車のリーフに自動的に積込ませる
ようにしたため、並行分離整列装置と重ね整列装置とを
帯状材料Ｗの移送方向を直角に変換させ、並行分離整列
帯状材料は並行分離型整列装置の反移送方向変換装置側
から供給できる様にすると共に、また重ね整列帯状材料
に重ね整列型整列装置の反移送方向変換装置側から供給
できるので、方向変換装置の材料搬入移送方向を正逆使
い分ける事により１つの積込装置で２種の整列積込がで
きる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の積込装置の実施の平面図、第２図は同
側面図、第３図は第１図のｍ−ｍ矢視側面図、第４図（
ａ）、　（ｂ）及び第５図（ａ）、　ｆｂｌは帯状材料
の整列状態図を示す説明図である。 １０・・・並行分離整列搬送装置、２０・・・重ね合せ
整列搬送装置、３０・・・直交転換装置、８０・・・積
込装置（積込コンベヤー）、９０・・・保管台車、Ｗ・
・・帯状材料。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯状材料の移送方向を直角に方向転換する直交転換装置
   の両側に、帯状材料の並行分離整列搬送装置と、重ね合
   せ整列搬送装置とを各々が一直線上になるように直列状
   態に配設し、前記直交転換装置の搬出側に、帯状材料の
   積込装置を配設すると共に、前記直交転換装置から送ら
   れてきた整列済帯状材料を積込装置を介して保管台車の
   リーフに自動的に積込ませるようにしたことを特徴とす
   る帯状材料積込装置。