JPS6215018A - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工装置Info
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- JPS6215018A JPS6215018A JP14997685A JP14997685A JPS6215018A JP S6215018 A JPS6215018 A JP S6215018A JP 14997685 A JP14997685 A JP 14997685A JP 14997685 A JP14997685 A JP 14997685A JP S6215018 A JPS6215018 A JP S6215018A
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- Japan
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- guide block
- wire
- rotation unit
- block
- wire electrode
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はワイヤカット放電加工装置に関し、更に詳しく
は、ワークのテーバ加工が可能なワイヤカット放電加工
装置におけるワイヤ電極ガイド機構の改良に関する。
は、ワークのテーバ加工が可能なワイヤカット放電加工
装置におけるワイヤ電極ガイド機構の改良に関する。
C従来技術とその問題点〕
一般に、ワイヤカット放電加工装置はワークを保持する
ワークテーブルと、ワークテーブルの上方でワイヤ電極
をガイドする上ガイドユニットと、ワークテーブルの下
方でワイヤ電極をガイドする下ガイドユニットとを備え
ている。ワイヤ電極の位置ずれを防止するために、従来
の上ガイドユニット及び下ガイドユニットにはそれぞれ
リング状の宝石ガイドが設けられている。宝石ガイドに
は括れたガイド穴が形成されており、宝石ガイドのガイ
ド穴の括れ部分はワイヤ電極を通し得るだけの最小径に
精密加工されている。ワイヤ電極は上下の宝石ガイドの
ガイド穴に通されてガイド穴の括れ部分により位置決め
される。
ワークテーブルと、ワークテーブルの上方でワイヤ電極
をガイドする上ガイドユニットと、ワークテーブルの下
方でワイヤ電極をガイドする下ガイドユニットとを備え
ている。ワイヤ電極の位置ずれを防止するために、従来
の上ガイドユニット及び下ガイドユニットにはそれぞれ
リング状の宝石ガイドが設けられている。宝石ガイドに
は括れたガイド穴が形成されており、宝石ガイドのガイ
ド穴の括れ部分はワイヤ電極を通し得るだけの最小径に
精密加工されている。ワイヤ電極は上下の宝石ガイドの
ガイド穴に通されてガイド穴の括れ部分により位置決め
される。
このような宝石ガイドを用いたワイヤカット放電加工装
置で弓−りのテーバ加工を行なう場合、上下の宝石ガイ
ド間でワイヤ電極を斜めに張設する必要がある。しかし
ながら、ワイヤ電極を上下の宝石ガイド間で斜めに張設
した場合、ワイヤ電極は宝石ガイドの括れ部分で急激に
折れ曲がるため、ワイヤ電極が破断し易くなる。また、
ワイヤ電極の先端すなわち自由端を上下の宝石ガイドの
微小なガイド穴に確実に通すことが困難であるため、ワ
イヤ電極の自動結線が困難となっている。
置で弓−りのテーバ加工を行なう場合、上下の宝石ガイ
ド間でワイヤ電極を斜めに張設する必要がある。しかし
ながら、ワイヤ電極を上下の宝石ガイド間で斜めに張設
した場合、ワイヤ電極は宝石ガイドの括れ部分で急激に
折れ曲がるため、ワイヤ電極が破断し易くなる。また、
ワイヤ電極の先端すなわち自由端を上下の宝石ガイドの
微小なガイド穴に確実に通すことが困難であるため、ワ
イヤ電極の自動結線が困難となっている。
それ故、ワークのテーバ加工を支障なく行なうことがで
きるとともに、ワイヤ電極の自動結線を確実に行なうこ
とができるワイヤカット放電加工装置が要望されている
。
きるとともに、ワイヤ電極の自動結線を確実に行なうこ
とができるワイヤカット放電加工装置が要望されている
。
本発明によれば、ワークを保持するためのワークテーブ
ルの上方及び下方にそれぞれ上ガイドブロック及び下ガ
イドブロックを備え、前記上ガイドブロック及び下ガイ
ドブロックはそれぞれ外側面にワイヤ電極をガイドする
ための湾曲したV形状溝を有しており、更に、上部支持
ブロックに水平回転可能に設けられて前記上ガイドブロ
ックを支持する上部回転ユニットと下部支持ブロックに
水平回転可能に設けられて前記下ガイドブロックを支持
する下部回転ユニットと、前記上ガイドブロックと前記
下ガイドブロックとの間で張設されるワイヤ電極の傾斜
角度を調整できるように前記上ガイドブロックを移動さ
せる上ガイドブロック移動手段と、前記上ガイドブロン
クのV形状溝と前記下ガイドブロックのV形状溝とがワ
イヤ電極の傾斜方向において互いに反対方向を向くよう
に前記上部回転ユニット及び前記下部回転ユニットを同
期回転させる回転駆動手段とを備えてなるワイヤカフ)
放電加工装置が提供される。
ルの上方及び下方にそれぞれ上ガイドブロック及び下ガ
イドブロックを備え、前記上ガイドブロック及び下ガイ
ドブロックはそれぞれ外側面にワイヤ電極をガイドする
ための湾曲したV形状溝を有しており、更に、上部支持
ブロックに水平回転可能に設けられて前記上ガイドブロ
ックを支持する上部回転ユニットと下部支持ブロックに
水平回転可能に設けられて前記下ガイドブロックを支持
する下部回転ユニットと、前記上ガイドブロックと前記
下ガイドブロックとの間で張設されるワイヤ電極の傾斜
角度を調整できるように前記上ガイドブロックを移動さ
せる上ガイドブロック移動手段と、前記上ガイドブロン
クのV形状溝と前記下ガイドブロックのV形状溝とがワ
イヤ電極の傾斜方向において互いに反対方向を向くよう
に前記上部回転ユニット及び前記下部回転ユニットを同
期回転させる回転駆動手段とを備えてなるワイヤカフ)
放電加工装置が提供される。
本発明による上記手段によれば、ワークのテーパ加工時
にはワイヤ電極は下ガイドブロック及び下ガイドブロッ
クの外側面に設けられた湾曲したV形状溝にガイドされ
、上ガイドブロックのV形状溝と下ガイドブロックのV
形状溝とが常時ワイヤ電極の傾斜方向における反対方向
に向けられるので、上下ガイドブロックの■形状溝によ
ってワイヤ電極を確実にガイドすることができる。また
、ワイヤ電極は湾曲した■形状溝により支持されるので
テーバ加工時においてワイヤ電極の急激な折れ曲がりに
よる強度低下が防止される。更に、■形状溝は上ガイド
ブロック及び下ガイドプロ・7りの外側面に設けられて
いるので、ワイヤ電極の自動結線時には、上ガイドプロ
・ツク及び下ガイドブロックの外側面に面した開放空間
内にワイヤ電極の自由端を通すことにより自動結線を容
易に且つ確実に行なうことができる。
にはワイヤ電極は下ガイドブロック及び下ガイドブロッ
クの外側面に設けられた湾曲したV形状溝にガイドされ
、上ガイドブロックのV形状溝と下ガイドブロックのV
形状溝とが常時ワイヤ電極の傾斜方向における反対方向
に向けられるので、上下ガイドブロックの■形状溝によ
ってワイヤ電極を確実にガイドすることができる。また
、ワイヤ電極は湾曲した■形状溝により支持されるので
テーバ加工時においてワイヤ電極の急激な折れ曲がりに
よる強度低下が防止される。更に、■形状溝は上ガイド
ブロック及び下ガイドプロ・7りの外側面に設けられて
いるので、ワイヤ電極の自動結線時には、上ガイドプロ
・ツク及び下ガイドブロックの外側面に面した開放空間
内にワイヤ電極の自由端を通すことにより自動結線を容
易に且つ確実に行なうことができる。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第8図は本発明の第1実施例を示すもので
ある。はじめに第1図及び第2図を参照すると、ワイヤ
カット放電加工装置はワークPを支持するためのワーク
テーブル11を備えている。
ある。はじめに第1図及び第2図を参照すると、ワイヤ
カット放電加工装置はワークPを支持するためのワーク
テーブル11を備えている。
ワークテーブル11の上方には上部支持ブロック12が
設けられており、上部支持ブロック11の上方には一対
のワイヤ送りローラ14.15が設けられている。ロー
ラ14,15はモータ16により正逆回転駆動可能とな
っている。ワイヤカット放電加工時にはり−ル17から
繰り出されたワイヤ電極Wがローラ14.15によって
下方に連続的に送り出される。また、放電領域でワイヤ
電極Wが断線した場合にはローラ14,15によってワ
イヤ電極Wの破断端がワークPの上方に所定量だけ引き
上げられる。
設けられており、上部支持ブロック11の上方には一対
のワイヤ送りローラ14.15が設けられている。ロー
ラ14,15はモータ16により正逆回転駆動可能とな
っている。ワイヤカット放電加工時にはり−ル17から
繰り出されたワイヤ電極Wがローラ14.15によって
下方に連続的に送り出される。また、放電領域でワイヤ
電極Wが断線した場合にはローラ14,15によってワ
イヤ電極Wの破断端がワークPの上方に所定量だけ引き
上げられる。
上部支持ブロック12の下部には上部回転ユニット18
がベアリング19によって水平回転可能に支持されてい
る。上部回転ユニット18は内部に上下に開口するワイ
ヤ通路20を有している。
がベアリング19によって水平回転可能に支持されてい
る。上部回転ユニット18は内部に上下に開口するワイ
ヤ通路20を有している。
ワイヤ通路2.0はワイヤ電極Wの直径に比してがなり
大きな通路断面を有している。上部回転ユニット18内
には上ガイドブロック21が固定されて設けられている
。上ガイドブロック21はワイヤ通路20内に位置する
外側面22を有しており、外側面22にはローラ14.
15によって下方に送り出されるワイヤ電極Wをガイド
するための■形状溝23が設けられている。■形状溝2
3はここでは上ガイドブロック21の上端から下方に向
かって直線的に延びる上直線部分と、該上直線部分の下
端から下方に向かって突状に湾曲して延びる下湾曲部と
からなっている。■形状溝23の上直線部分は上部回転
ユニット18の回転中心線に沿って延びている。
大きな通路断面を有している。上部回転ユニット18内
には上ガイドブロック21が固定されて設けられている
。上ガイドブロック21はワイヤ通路20内に位置する
外側面22を有しており、外側面22にはローラ14.
15によって下方に送り出されるワイヤ電極Wをガイド
するための■形状溝23が設けられている。■形状溝2
3はここでは上ガイドブロック21の上端から下方に向
かって直線的に延びる上直線部分と、該上直線部分の下
端から下方に向かって突状に湾曲して延びる下湾曲部と
からなっている。■形状溝23の上直線部分は上部回転
ユニット18の回転中心線に沿って延びている。
上部支持ブロック12には上部回転ユニット18のワイ
ヤ通路20と連通ずるワイヤ通路24が設けられている
。ワイヤ通路20はワイヤ電極Wの直径に比してかなり
大きな通路断面を有している。上部支持ブロック12に
はワイヤ通路24内でワイヤ電極Wを切断するための切
断装置25が設けられている。切断装置25のカッタ刃
25aはシリンダ装置、ソレノイド等のような作動装置
25bにより受は台26に対して接離駆動される。
ヤ通路20と連通ずるワイヤ通路24が設けられている
。ワイヤ通路20はワイヤ電極Wの直径に比してかなり
大きな通路断面を有している。上部支持ブロック12に
はワイヤ通路24内でワイヤ電極Wを切断するための切
断装置25が設けられている。切断装置25のカッタ刃
25aはシリンダ装置、ソレノイド等のような作動装置
25bにより受は台26に対して接離駆動される。
切断装置25の下部にはワイヤ電極Wの下端すなわち自
由端を検知するためのディテクタ27が設けられている
。ディテクタ27の接触子27aはシリンダ装置、ソレ
ノイド等のような作動装置27bによって受は台26に
対し接離駆動される。
由端を検知するためのディテクタ27が設けられている
。ディテクタ27の接触子27aはシリンダ装置、ソレ
ノイド等のような作動装置27bによって受は台26に
対し接離駆動される。
ディテクタ27の下部にはワイヤ電極Wに接触して給電
を行なう給電接触子28が設けられている。給電接触子
28を通じてワイヤ電極Wに交流電圧が印加されると、
アースされたワークPとワイヤ電極Wとの間で安定放電
が発生し、この放電によりワークPが切削加工される。
を行なう給電接触子28が設けられている。給電接触子
28を通じてワイヤ電極Wに交流電圧が印加されると、
アースされたワークPとワイヤ電極Wとの間で安定放電
が発生し、この放電によりワークPが切削加工される。
上部回転ユニット18にはワイヤ通路20内に冷却液を
供給するための冷却液通路29が設けられており、冷却
液通路29は上部支持ブロック12に接続された冷却液
供給管30に接続されている。放電加工時に冷却液は上
部回転ユニット18のワイヤ通路20内を通ってワーク
Pの上面に向けて噴射される。
供給するための冷却液通路29が設けられており、冷却
液通路29は上部支持ブロック12に接続された冷却液
供給管30に接続されている。放電加工時に冷却液は上
部回転ユニット18のワイヤ通路20内を通ってワーク
Pの上面に向けて噴射される。
第2図、第3図及び第4図に示すように、上部回転ユニ
ット18内にはワイヤ電極Wを上ガイドブロック21の
■形状溝23に対し押し付けるための上部押えガイド3
1が設けられている。上部押えガイド31は作動装置3
2により上ガイドブロック21の外側面に対し接離駆動
される。作動装置32は上部押えガイド31を上ガイド
ブロック21の外側面に押し付けるためのばね33とば
ね33に抗して上部押えガイド31を上ガイドブロック
21から離間させるソレノイド34とからなっている。
ット18内にはワイヤ電極Wを上ガイドブロック21の
■形状溝23に対し押し付けるための上部押えガイド3
1が設けられている。上部押えガイド31は作動装置3
2により上ガイドブロック21の外側面に対し接離駆動
される。作動装置32は上部押えガイド31を上ガイド
ブロック21の外側面に押し付けるためのばね33とば
ね33に抗して上部押えガイド31を上ガイドブロック
21から離間させるソレノイド34とからなっている。
作動装置32はソレノイドのみ或いはシリンダ装置によ
り構成してもよい。放電加工時にワイヤ電極Wは■形状
溝23の壁面と上部押えガイド3Iの壁面とによって3
点支持されるので、特に垂直加工の場合にワイヤ電極W
の位置ずれを確実に防止することができる。
り構成してもよい。放電加工時にワイヤ電極Wは■形状
溝23の壁面と上部押えガイド3Iの壁面とによって3
点支持されるので、特に垂直加工の場合にワイヤ電極W
の位置ずれを確実に防止することができる。
第1図、第5図及び第6図に示すように、ワークテーブ
ル11の下方には下部支持ブロック35が設けられてお
り、下部支持ブロック35の上部には下部回転ユニット
36がベアリング37によって水平回転可能に支持され
ている。下部支持ブロック35内には上方に開口するワ
イヤ通路38が設けられている。ワイヤ通路38内には
ワイヤ電極Wを下部回転ユニット36の回転中心線の延
長線に沿ってガイドするための一対のガイドプロッタ3
9.40が設けられている。一方のガイドブロック39
は下部支持ブロック35に固定されており、他方のガイ
ドブロック40は、第7図に示すように、ばね42とソ
レノイド43とからなる作動装置41によって固定ガイ
ドブロック39に対し接離駆動されるようになっている
。ガイドブロック39.40の下方にはワイヤ電極Wを
回収するためのワイヤ回収装置44が設けられている。
ル11の下方には下部支持ブロック35が設けられてお
り、下部支持ブロック35の上部には下部回転ユニット
36がベアリング37によって水平回転可能に支持され
ている。下部支持ブロック35内には上方に開口するワ
イヤ通路38が設けられている。ワイヤ通路38内には
ワイヤ電極Wを下部回転ユニット36の回転中心線の延
長線に沿ってガイドするための一対のガイドプロッタ3
9.40が設けられている。一方のガイドブロック39
は下部支持ブロック35に固定されており、他方のガイ
ドブロック40は、第7図に示すように、ばね42とソ
レノイド43とからなる作動装置41によって固定ガイ
ドブロック39に対し接離駆動されるようになっている
。ガイドブロック39.40の下方にはワイヤ電極Wを
回収するためのワイヤ回収装置44が設けられている。
第5図及び第6図に示すように、下部回転ユニント36
は上下方向に開口するワイヤ通路45を有している。ワ
イヤ通路45はワイヤ電極Wの直径に比してかなり大き
い通路断面を有している。
は上下方向に開口するワイヤ通路45を有している。ワ
イヤ通路45はワイヤ電極Wの直径に比してかなり大き
い通路断面を有している。
下部回転ユニット36内には下ガイドブロック46が固
定されて設けられている。下ガイドブロック46の外側
面はワイヤ通路45内に位置しており、該外側面にはV
形状溝47が設けられている。■形状溝47はここでは
下ガイドブロック46の下端から上方に向かって直線的
に延びる下直線部分と、該下直線部分の上端から上方に
向かって突状に湾曲して延びる上湾曲部とからなってい
る。■形状溝47の下直線部分は下部回転ユニ・ノド3
6の回転中心線に沿って延びている。
定されて設けられている。下ガイドブロック46の外側
面はワイヤ通路45内に位置しており、該外側面にはV
形状溝47が設けられている。■形状溝47はここでは
下ガイドブロック46の下端から上方に向かって直線的
に延びる下直線部分と、該下直線部分の上端から上方に
向かって突状に湾曲して延びる上湾曲部とからなってい
る。■形状溝47の下直線部分は下部回転ユニ・ノド3
6の回転中心線に沿って延びている。
下部回転ユニット36内にはワイヤ電極Wを下ガイドブ
ロック46の■形状溝47に対し押し付けるための下部
押えガイド48が設けられている。
ロック46の■形状溝47に対し押し付けるための下部
押えガイド48が設けられている。
下部押えガイド48は作動装置49により下ガイドブロ
ック46の外側面に対し接離駆動される。
ック46の外側面に対し接離駆動される。
第6図から判るように、作動装置49は下部押えガイド
48を下ガイドブロック46の外側面に押し付けるため
のばね50とばね50に抗して下部押えガイド48を下
ガイドブロック46から離間させるソレノイド51とか
らなっている。作動装置49はソレノイドのみ或いはシ
リンダ装置により構成してもよい。放電加工時にワイヤ
電極Wは下ガイドブロック46のV形状溝47の壁面と
下部押えガイド48の壁面とによって3点支持されるの
で、特に垂直加工の場合にワイヤ電極Wの位置ずれを確
実に防止することができる。
48を下ガイドブロック46の外側面に押し付けるため
のばね50とばね50に抗して下部押えガイド48を下
ガイドブロック46から離間させるソレノイド51とか
らなっている。作動装置49はソレノイドのみ或いはシ
リンダ装置により構成してもよい。放電加工時にワイヤ
電極Wは下ガイドブロック46のV形状溝47の壁面と
下部押えガイド48の壁面とによって3点支持されるの
で、特に垂直加工の場合にワイヤ電極Wの位置ずれを確
実に防止することができる。
下部支持ブロック35には下部回転ユニット36のワイ
ヤ通路45内に冷却液を供給する冷却液通路52が設け
られている。放電加工時には冷却液は下部回転ユニット
36のワイヤ通路45を通ってワークPの下面に向けて
噴射される。
ヤ通路45内に冷却液を供給する冷却液通路52が設け
られている。放電加工時には冷却液は下部回転ユニット
36のワイヤ通路45を通ってワークPの下面に向けて
噴射される。
再び第2図を参照すると、ワイヤカット放電加工装置は
自動結線ユニット53を備えている。自動結線ユニット
53はローラ14.15の下方で上下方向に延びるワイ
ヤガイドパイプ54と、該パイプ54を昇降駆動するシ
リンダ装置55とを備えている。パイプ54の上部には
噴射液例えばワイヤカット放電加工装置に使用される冷
却液の供給管56が通路57を介して接続されている。
自動結線ユニット53を備えている。自動結線ユニット
53はローラ14.15の下方で上下方向に延びるワイ
ヤガイドパイプ54と、該パイプ54を昇降駆動するシ
リンダ装置55とを備えている。パイプ54の上部には
噴射液例えばワイヤカット放電加工装置に使用される冷
却液の供給管56が通路57を介して接続されている。
ワイヤ電極Wの自動結線時にはパイプ54内に供給され
る噴射液のジェット流によってワイヤ電極Wが下方の上
部支持ブロック12内に送り込まれる。ワイヤ電極Wの
自動結線時にはカッタ刃25a1ディテクタ27の接触
子27a及び上部押えガイド31は第2図中左方に退去
せしめられる。したがって、ワイヤ電極Wの自由端を上
ガイドブロック21の■形状溝23に沿って容易に且つ
確実に下方に送り込むことができる。また、同様に自動
結線時には下部押えガイド48及び可動ガイドブロック
40が第5図中左方に退去せしめられるので、ワイヤ電
極Wの自由端を下ガイドブロック46のV形状溝47に
沿って容易に且つ確実に下方に送り込むことができる。
る噴射液のジェット流によってワイヤ電極Wが下方の上
部支持ブロック12内に送り込まれる。ワイヤ電極Wの
自動結線時にはカッタ刃25a1ディテクタ27の接触
子27a及び上部押えガイド31は第2図中左方に退去
せしめられる。したがって、ワイヤ電極Wの自由端を上
ガイドブロック21の■形状溝23に沿って容易に且つ
確実に下方に送り込むことができる。また、同様に自動
結線時には下部押えガイド48及び可動ガイドブロック
40が第5図中左方に退去せしめられるので、ワイヤ電
極Wの自由端を下ガイドブロック46のV形状溝47に
沿って容易に且つ確実に下方に送り込むことができる。
こうしてワイヤ電極Wの自由端はワイヤ回収装置44の
上下ベルト間に挟持されてワイヤ回収装置44内に引き
込まれる。
上下ベルト間に挟持されてワイヤ回収装置44内に引き
込まれる。
第1図を参照すると、ワイヤカット放電加工装置は上ガ
イドブロック21と下ガイドブロック46との間で張設
されるワイヤ電極Wの傾斜角度を調整できるように上ガ
イドブロック21を移動させるための上ガイドブロック
移動手段58を備えている。上ガイドブロック移動手段
58は上部支持ブロック12を水平方向(U軸方向)に
直線移動させる第1移動装置59と、上部支持ブロック
12を水平方向に且つ該第1移動装置59による移動方
向に直交する方向(V軸方向)に移動させる第2移動装
置60とを備えており、第2移動装置60は昇降装置6
2によって上下方向(Z軸方向)に移動される第3移動
装置61に支持されている。第2図を参照すると、自動
結線ユニット53のシリンダ装置55は上部支持ブロッ
ク12に設けられたフレーム63に取り付けられている
。
イドブロック21と下ガイドブロック46との間で張設
されるワイヤ電極Wの傾斜角度を調整できるように上ガ
イドブロック21を移動させるための上ガイドブロック
移動手段58を備えている。上ガイドブロック移動手段
58は上部支持ブロック12を水平方向(U軸方向)に
直線移動させる第1移動装置59と、上部支持ブロック
12を水平方向に且つ該第1移動装置59による移動方
向に直交する方向(V軸方向)に移動させる第2移動装
置60とを備えており、第2移動装置60は昇降装置6
2によって上下方向(Z軸方向)に移動される第3移動
装置61に支持されている。第2図を参照すると、自動
結線ユニット53のシリンダ装置55は上部支持ブロッ
ク12に設けられたフレーム63に取り付けられている
。
また、図示はされていないが、ローラ14,15はパイ
プ54を支持するフレーム64に支持されている。した
がって、ローラ14.15及び自動結線ユニット53は
上部支持ブロック12と一緒に移動する。
プ54を支持するフレーム64に支持されている。した
がって、ローラ14.15及び自動結線ユニット53は
上部支持ブロック12と一緒に移動する。
ワイヤカット放電加工装置は更に、上ガイドブロック2
1の■形状溝23と下ガイドブロック46のV形状溝4
9とがワイヤ電極Wの傾斜方向において互いに反対方向
を向くように上部回転ユニット18及び下部回転ユニッ
ト36を同期回転させる回転駆動手段を備えている。回
転駆動手段は上部回転ユニット18及び下部回転ユニー
/ ト36を同期回転させるための一対のサーボモータ
65.66を備えている。一方のサーボモータ65は上
部支持ブロック12に取り付けられており、サーボモー
タ65の出力軸67に固定されたギア68は上部回転ユ
ニット12に設けられたギア69に噛み合っている。他
方のサーボモータ66は下部出力軸ブロック35に支持
されており、サーボモータ66の出力軸70に固定され
たホイール71は下部回転ユニット36に設けられたホ
イール72にベルト73によって連結されている。
1の■形状溝23と下ガイドブロック46のV形状溝4
9とがワイヤ電極Wの傾斜方向において互いに反対方向
を向くように上部回転ユニット18及び下部回転ユニッ
ト36を同期回転させる回転駆動手段を備えている。回
転駆動手段は上部回転ユニット18及び下部回転ユニー
/ ト36を同期回転させるための一対のサーボモータ
65.66を備えている。一方のサーボモータ65は上
部支持ブロック12に取り付けられており、サーボモー
タ65の出力軸67に固定されたギア68は上部回転ユ
ニット12に設けられたギア69に噛み合っている。他
方のサーボモータ66は下部出力軸ブロック35に支持
されており、サーボモータ66の出力軸70に固定され
たホイール71は下部回転ユニット36に設けられたホ
イール72にベルト73によって連結されている。
サーボモータ65.67にはそれぞれロークリエンコー
ダ74.75が組み込まれている。また、図示はされて
いないが、下部回転ユニット36の回転中心位置を原点
とするUV軸座標面上における上部回転ユニット18の
回転中心位置の座標位置及び上ガイドブロック21のZ
軸上の位置はそれぞれ位置検出器によって検出される。
ダ74.75が組み込まれている。また、図示はされて
いないが、下部回転ユニット36の回転中心位置を原点
とするUV軸座標面上における上部回転ユニット18の
回転中心位置の座標位置及び上ガイドブロック21のZ
軸上の位置はそれぞれ位置検出器によって検出される。
図示されていないコントローラはこれら位置検出器及び
ロータリエンコーダ74.75からの検出信号を入力し
、ワイヤ電極Wの傾斜方向及び傾斜角度が設定値になる
ように移動装置59〜62に出力信号を与える。また、
上部回転ユニット18の回転中心のUV軸座標位置に応
じて上ガイドブロック21及び下ガイドブロック46の
V形状溝23゜47がワイヤ電極Wの傾斜方向における
反対方向を向くように上部及び下部回転ユニ・ット12
゜36が同期回転するようにモータ65.66の駆動回
路(図示せず)に出力信号を与える。したがって、第8
図(a)、 (b)に示すように、ワイヤ電極Wはどの
方向に傾斜した場合であっても上ガイドブロック21の
■形状溝23及び下ガイドブロック46のV形状溝47
に確実に係合する。
ロータリエンコーダ74.75からの検出信号を入力し
、ワイヤ電極Wの傾斜方向及び傾斜角度が設定値になる
ように移動装置59〜62に出力信号を与える。また、
上部回転ユニット18の回転中心のUV軸座標位置に応
じて上ガイドブロック21及び下ガイドブロック46の
V形状溝23゜47がワイヤ電極Wの傾斜方向における
反対方向を向くように上部及び下部回転ユニ・ット12
゜36が同期回転するようにモータ65.66の駆動回
路(図示せず)に出力信号を与える。したがって、第8
図(a)、 (b)に示すように、ワイヤ電極Wはどの
方向に傾斜した場合であっても上ガイドブロック21の
■形状溝23及び下ガイドブロック46のV形状溝47
に確実に係合する。
テーパカットのためにワイヤ電極Wが傾斜される場合、
ワイヤ電極Wは上ガイドブロック21及び下ガイドブロ
ック46のV形状溝23.47の湾曲部に沿って湾曲さ
れるため、ワイヤ電極Wの急激な曲がりが防止される。
ワイヤ電極Wは上ガイドブロック21及び下ガイドブロ
ック46のV形状溝23.47の湾曲部に沿って湾曲さ
れるため、ワイヤ電極Wの急激な曲がりが防止される。
なお、ワイヤ電極Wが傾斜している場合、ガイドブロッ
ク21.46間におけるワイヤ電1iWの傾斜方向延長
線と上部回転ユニット18の回転中心線との交点が仮想
支持点となるが、この仮想支持点はワイヤ電極Wの傾斜
角の変化に応じて上下に変位する。このため、必要なガ
イド位置の補正が行われる。
ク21.46間におけるワイヤ電1iWの傾斜方向延長
線と上部回転ユニット18の回転中心線との交点が仮想
支持点となるが、この仮想支持点はワイヤ電極Wの傾斜
角の変化に応じて上下に変位する。このため、必要なガ
イド位置の補正が行われる。
第9図ないし第12図は本発明の第2実施例を示すもの
である。これらの図において、上記実施例と同様の構成
要素には対応する参照数字に100を加えた参照数字が
付されている。
である。これらの図において、上記実施例と同様の構成
要素には対応する参照数字に100を加えた参照数字が
付されている。
第9図及び第11図に示すように、この実施例において
は、上ガイドブロック121は上部回転ユニット118
の回転中心に対し半径方向に移動可能に支持されている
。そして、上ガイドブロック移動手段158は上ガイド
ブロック121を上部回転ユニット118に対し半径方
向に移動させる半径方向移動装置180を備えている。
は、上ガイドブロック121は上部回転ユニット118
の回転中心に対し半径方向に移動可能に支持されている
。そして、上ガイドブロック移動手段158は上ガイド
ブロック121を上部回転ユニット118に対し半径方
向に移動させる半径方向移動装置180を備えている。
したがって、この実施例では、上部回転ユニット118
の回転角及び上ガイドブロック121の半径方向位置の
制御によりワイヤ電極Wの傾斜方向及び傾斜角を調整す
ることができる。この方法の場合、上記実施例に比べて
傾斜角の可変範囲が小さくなるが、制御は1軸分省略さ
れて簡単になる。第10図に示すように、上部支持ブロ
ック112は作動装置162により上下方向(Z軸方向
)に移動される移動装置161に支持されている。
の回転角及び上ガイドブロック121の半径方向位置の
制御によりワイヤ電極Wの傾斜方向及び傾斜角を調整す
ることができる。この方法の場合、上記実施例に比べて
傾斜角の可変範囲が小さくなるが、制御は1軸分省略さ
れて簡単になる。第10図に示すように、上部支持ブロ
ック112は作動装置162により上下方向(Z軸方向
)に移動される移動装置161に支持されている。
第9図及び第12図に示すように、この実施例において
は、切断装置125の下方にはディテクタを兼ねた一対
の給電用接触子181,182が設けられている。一方
の接触子181は上部支持ブロック112に固定されて
おり、他方の接触子182はソレノイド等のような作動
装置183によって固定接触子181に対し接離駆動さ
れるようになっている。
は、切断装置125の下方にはディテクタを兼ねた一対
の給電用接触子181,182が設けられている。一方
の接触子181は上部支持ブロック112に固定されて
おり、他方の接触子182はソレノイド等のような作動
装置183によって固定接触子181に対し接離駆動さ
れるようになっている。
可動接触子182には放電加工用の交流電源184が接
続されている。また、画接触子181.182にはワイ
ヤ電極検出回路185の端子185 a 、 185
bがそれぞれ接続されており、両端子185 a 、
185 b間の絶対値電位差が検出部186により検出
され、検出部186の出力電位VCがコンパレータ18
7によって基準電位VLと比較される。切断装置125
によって切断されたワイヤ電極Wの切断端すなわち自由
端が接触子181,182の上方に位置しているときは
、接触子181.182間が離間しているので端子18
5a。
続されている。また、画接触子181.182にはワイ
ヤ電極検出回路185の端子185 a 、 185
bがそれぞれ接続されており、両端子185 a 、
185 b間の絶対値電位差が検出部186により検出
され、検出部186の出力電位VCがコンパレータ18
7によって基準電位VLと比較される。切断装置125
によって切断されたワイヤ電極Wの切断端すなわち自由
端が接触子181,182の上方に位置しているときは
、接触子181.182間が離間しているので端子18
5a。
185b間には所定の電位差が生じる。一方ワイヤ電極
Wの自由端が下降して接触子181,182間に達する
と接触子181 、182がワイヤ電極Wを介して導通
されるので、端子185 a 、 185 b間の電位
差はOとなる。したがって、コンパレータ187の出力
が切り替わる。
Wの自由端が下降して接触子181,182間に達する
と接触子181 、182がワイヤ電極Wを介して導通
されるので、端子185 a 、 185 b間の電位
差はOとなる。したがって、コンパレータ187の出力
が切り替わる。
第13図は本発明の第3実施例を示すものである。図に
おいて上記第1実施例と同様の構成要素には対応する参
照数字に200を加えた参照数字が付されている。
おいて上記第1実施例と同様の構成要素には対応する参
照数字に200を加えた参照数字が付されている。
ここでは、下部回転ユニット236がベアリング237
によって下部支持ブロック235に回転可能に支持れさ
たベース290と、該ベース290に対しベース290
の回転半径方向に変位可能に設けられた可動ガイド49
1とを備えており、可動ガイド291は送りねじ292
によって移動調整可能となっている。可動ガイド291
の上端開口部245aをワイヤ電極Wの傾斜方向に移動
させることにより、ワイヤ通路245から上方に噴射さ
れる冷却液をワークの加工箇所に効率良く導くことがで
きるようになる。このような構成の場合、可動ガイド2
91の上端開口部245aの開口面積を最小限度まで縮
小することができるので、冷却液の流速を高めることが
できるようになり、冷却効率を一層高めることができる
ようになる。
によって下部支持ブロック235に回転可能に支持れさ
たベース290と、該ベース290に対しベース290
の回転半径方向に変位可能に設けられた可動ガイド49
1とを備えており、可動ガイド291は送りねじ292
によって移動調整可能となっている。可動ガイド291
の上端開口部245aをワイヤ電極Wの傾斜方向に移動
させることにより、ワイヤ通路245から上方に噴射さ
れる冷却液をワークの加工箇所に効率良く導くことがで
きるようになる。このような構成の場合、可動ガイド2
91の上端開口部245aの開口面積を最小限度まで縮
小することができるので、冷却液の流速を高めることが
できるようになり、冷却効率を一層高めることができる
ようになる。
以上図示実施例につき説明したが、本発明は上記実施例
の態様のみに限定のみに限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載した発明の範囲内においてその構成要
素に種々の変更を加えることができる。例えば上部押え
ガイド及び下部押えガイドは省略してもよい。
の態様のみに限定のみに限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載した発明の範囲内においてその構成要
素に種々の変更を加えることができる。例えば上部押え
ガイド及び下部押えガイドは省略してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ワー
クのテーパ加工時にはワイヤ電極は下ガイドブロック及
び下ガイドブロックの外側面に設けられた湾曲したV形
状溝にガイドされ、上ガイドブロックの■形状溝と下ガ
イドブロックのV形状溝とが常時ワイヤ電極の傾斜方向
における反対方向に向けられるので、上下ガイドブロッ
クの■形状溝によってワイヤ電極を確実にガイドするこ
とができる。また、ワイヤ電極を湾曲した■形状溝によ
りガイドするのでテーパ加工時においてワイヤ電極の急
激な折れ曲がりによる強度低下を防止できる。更に、■
形状溝は上ガイドブロック及び下ガイドブロックの外側
面に設けられているので、ワイヤ電極の自動結線時には
、上ガイドブロック及び下ガイドブロックの外側面に面
した開放空間内にワイヤ電極の自由端を通すことにより
自動結線を容易に且つ確実に行なうことができる。
クのテーパ加工時にはワイヤ電極は下ガイドブロック及
び下ガイドブロックの外側面に設けられた湾曲したV形
状溝にガイドされ、上ガイドブロックの■形状溝と下ガ
イドブロックのV形状溝とが常時ワイヤ電極の傾斜方向
における反対方向に向けられるので、上下ガイドブロッ
クの■形状溝によってワイヤ電極を確実にガイドするこ
とができる。また、ワイヤ電極を湾曲した■形状溝によ
りガイドするのでテーパ加工時においてワイヤ電極の急
激な折れ曲がりによる強度低下を防止できる。更に、■
形状溝は上ガイドブロック及び下ガイドブロックの外側
面に設けられているので、ワイヤ電極の自動結線時には
、上ガイドブロック及び下ガイドブロックの外側面に面
した開放空間内にワイヤ電極の自由端を通すことにより
自動結線を容易に且つ確実に行なうことができる。
したがって、ワークのテーパ加工及び自動結線を確実に
且つ容易に行なうことができるワイヤカット放電加工装
置を提供できることとなる。
且つ容易に行なうことができるワイヤカット放電加工装
置を提供できることとなる。
第1図は本発明の第1実施例を示すワイヤカット放電加
工装置の要部概略斜視図、 第2図は第1図に示す放電加工装置の上ガイドブロック
近辺の部分縦断面側面図、 第3図は上ガイドブロックと上部押えガイドとの関係を
示す底面図、 第4図は上ガイドブロックと上部押えガイドとの関係を
示す斜視図、 第5図は第1図に示す放電加工装置の下ガイドブロック
近辺の断面図、 第6図は第5図に示す下部回転ユニットの平面図、 第7図は下ガイドブロックの下方の一対のガイドブロッ
クの平面図、 第8図(a)、 Tb)はそれぞれ第1図に示す放電加
工装置の別のテーパ加工状態を示す上ガイドブロックと
下ガイドブロックの縦断面図、 第9図は本発明の第2実施例を示すワイヤカット放電加
工装置の要部縦断面図、 第10図は第9図に示す放電加工装置の要部斜視図、 第11図は第10図に示す放電加工装置の上部回転ユニ
ット及び半径方向移動装置の概略横断面図、 第12図は第9図に示す放電加工装置の給電及びワイヤ
電極検出回路図、 第13図は本発明の第3実施例を示すワイヤカット放電
加工装置の下ガイドブロック近辺の縦断面図である。 11・・・ワークテーブル、 12・・・上部支持ブロック、 14.15・・・ワイヤ送りローラ、 18・・・上部回転ユニット、 21・・・上ガイドブロック、 22・・・外側面、 23・・・V形状溝、 31・・・上部押えガイド、 35・・・下部支持ブロック、 36・・・下部回転ユニット、 46・・・下ガイドブロック、 47・・・V形状溝、 48・・・下部押えガイド、 58・・・上ガイドブロック移動装置、59・・・第1
移動装置、 60・・・第2移動装置、 65.66・・・サーボモータ、 180・・・半径方向移動装置、 P・・・ワーク、 W・・・ワイヤ電極。 第3図 第4図 りへ 秦5図 高6図 第7図 ((1) (b)第8図 嶌9図 第11図 第12図 第13図
工装置の要部概略斜視図、 第2図は第1図に示す放電加工装置の上ガイドブロック
近辺の部分縦断面側面図、 第3図は上ガイドブロックと上部押えガイドとの関係を
示す底面図、 第4図は上ガイドブロックと上部押えガイドとの関係を
示す斜視図、 第5図は第1図に示す放電加工装置の下ガイドブロック
近辺の断面図、 第6図は第5図に示す下部回転ユニットの平面図、 第7図は下ガイドブロックの下方の一対のガイドブロッ
クの平面図、 第8図(a)、 Tb)はそれぞれ第1図に示す放電加
工装置の別のテーパ加工状態を示す上ガイドブロックと
下ガイドブロックの縦断面図、 第9図は本発明の第2実施例を示すワイヤカット放電加
工装置の要部縦断面図、 第10図は第9図に示す放電加工装置の要部斜視図、 第11図は第10図に示す放電加工装置の上部回転ユニ
ット及び半径方向移動装置の概略横断面図、 第12図は第9図に示す放電加工装置の給電及びワイヤ
電極検出回路図、 第13図は本発明の第3実施例を示すワイヤカット放電
加工装置の下ガイドブロック近辺の縦断面図である。 11・・・ワークテーブル、 12・・・上部支持ブロック、 14.15・・・ワイヤ送りローラ、 18・・・上部回転ユニット、 21・・・上ガイドブロック、 22・・・外側面、 23・・・V形状溝、 31・・・上部押えガイド、 35・・・下部支持ブロック、 36・・・下部回転ユニット、 46・・・下ガイドブロック、 47・・・V形状溝、 48・・・下部押えガイド、 58・・・上ガイドブロック移動装置、59・・・第1
移動装置、 60・・・第2移動装置、 65.66・・・サーボモータ、 180・・・半径方向移動装置、 P・・・ワーク、 W・・・ワイヤ電極。 第3図 第4図 りへ 秦5図 高6図 第7図 ((1) (b)第8図 嶌9図 第11図 第12図 第13図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ワークを保持するためのワークテーブルの上方及び
下方にそれぞれ上ガイドブロック及び下ガイドブロック
を備え、前記上ガイドブロック及び下ガイドブロックは
それぞれ外側面にワイヤ電極をガイドするための湾曲し
たV形状溝を有しており、 更に、上部支持ブロックに水平回転可能に設けられて前
記上ガイドブロックを支持する上部回転ユニットと、 下部支持ブロックに水平回転可能に設けられて前記下ガ
イドブロックを支持する下部回転ユニットと、 前記上ガイドブロックと前記下ガイドブロックとの間で
張設されるワイヤ電極の傾斜角度を調整できるように前
記上ガイドブロックを移動させる上ガイドブロック移動
手段と、 前記上ガイドブロックのV形状溝と前記下ガイドブロッ
クのV形状溝とがワイヤ電極の傾斜方向において互いに
反対方向を向くように前記上部回転ユニット及び前記下
部回転ユニットを同期回転させる回転駆動手段とを備え
てなるワイヤカット放電加工装置。 2、前記上ガイドブロックの前記V形状溝は前記上ガイ
ドブロックの外側面上端から下方に向かって直線的に延
びる上直線部と、該上直線部の下端から下方に向かって
突状に湾曲して延びる下湾曲部とを有していることを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載のワイヤカット放
電加工装置。 3、前記下ガイドブロックの前記V形状溝は前記下ガイ
ドブロックの外側面下端から上方に向かって直線的に延
びる下直線部と、該下直線部の上端から上方に向かって
突状に湾曲して延びる上湾曲部とを有していることを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載のワイヤカット放
電加工装置。 4、前記上ガイドブロックは前記上部回転ユニットに固
定されており、前記上ガイドブロック移動手段は前記上
部支持ブロックを水平方向に直線移動させる第1移動装
置と、前記上部支持ブロックを水平方向に且つ該第1移
動装置による移動方向に直交する方向に移動させる第2
移動装置とを備えていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載のワイヤカット放電加工装置。 5、前記上ガイドブロックは前記上部回転ユニットの回
転中心に対し半径方向に移動可能に支持されており、前
記上ガイドブロック移動手段は前記上部回転ユニットに
設けられて前記上ガイドブロックを前記上部回転ユニッ
トに対し半径方向に移動させる半径方向移動装置を備え
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
ワイヤカット放電加工装置。 6、前記回転駆動手段は前記上部回転ユニット及び前記
下部回転ユニットを同期回転させるための一対のサーボ
モータを備えており、該サーボモータはそれぞれ前記上
部支持ブロック及び前記下部支持ブロックに設けられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のワ
イヤカット放電加工装置。 7、前記上部回転ユニットにはワイヤ電極を前記上ガイ
ドブロックのV形状溝に押し付けるための上部押えガイ
ドと、該上部押えガイドを前記上ガイドブロックのV形
状溝に対し近接離間動作させる上部作動装置とが備えら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のワイヤカット放電加工装置。 8、前記下部回転ユニットにはワイヤ電極を前記下ガイ
ドブロックのV形状溝に押し付けるための下部押えガイ
ドと、該下部押えガイドを前記下ガイドブロックのV形
状溝に対し近接離間動作させる下部作動装置とが備えら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のワイヤカット放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14997685A JPS6215018A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14997685A JPS6215018A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215018A true JPS6215018A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15486742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14997685A Pending JPS6215018A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6215018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06143040A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-24 | Makino Milling Mach Co Ltd | ワイヤ放電加工装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631208A (en) * | 1979-08-23 | 1981-03-30 | Pioneer Electronic Corp | Quadrature detecting circuit |
JPS5841980A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-11 | 旭硝子株式会社 | 深色加工剤 |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP14997685A patent/JPS6215018A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631208A (en) * | 1979-08-23 | 1981-03-30 | Pioneer Electronic Corp | Quadrature detecting circuit |
JPS5841980A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-11 | 旭硝子株式会社 | 深色加工剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06143040A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-24 | Makino Milling Mach Co Ltd | ワイヤ放電加工装置 |
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