JPS62149566A - エアスポイラ− - Google Patents
エアスポイラ−Info
- Publication number
- JPS62149566A JPS62149566A JP29025685A JP29025685A JPS62149566A JP S62149566 A JPS62149566 A JP S62149566A JP 29025685 A JP29025685 A JP 29025685A JP 29025685 A JP29025685 A JP 29025685A JP S62149566 A JPS62149566 A JP S62149566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- air spoiler
- air
- yawing moment
- spoiler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車の横風走行時において、走行安定性を
得るためのエアスポイラ−に関するものである。
得るためのエアスポイラ−に関するものである。
最近、高速道路の発達に伴い高速走行を行なう機会が多
くなってきているが、車両の高速走行時において突風あ
るいは定常的な横風が作用した場合、車両にはヨーイン
グモーメントおよびサイドフォースが働き、著しく走行
安定性が損なわれる。
くなってきているが、車両の高速走行時において突風あ
るいは定常的な横風が作用した場合、車両にはヨーイン
グモーメントおよびサイドフォースが働き、著しく走行
安定性が損なわれる。
従来、車両用スポイラ−としてフロントスポイラ−やり
ヤスボイラーが装着されつつあるが、これらはもともと
揚力および抗力の低減が主な作用である。
ヤスボイラーが装着されつつあるが、これらはもともと
揚力および抗力の低減が主な作用である。
上述のように、従来、車両に取付けられているフロント
スポイラ−やりヤスボイラーは、もともと揚力および抗
力の低減が主で、ヨーイングモーメントの低減にはあま
り効果がないという問題点がある。
スポイラ−やりヤスボイラーは、もともと揚力および抗
力の低減が主で、ヨーイングモーメントの低減にはあま
り効果がないという問題点がある。
本発明は、バンパー部とスカート部の間に開口部を形成
し、この開口部の切込み奥行寸法をｄ、車両の前輪軸と
後輪軸との間の距離をｌとするときｄｌｌを０．０６以
上としたものである。
し、この開口部の切込み奥行寸法をｄ、車両の前輪軸と
後輪軸との間の距離をｌとするときｄｌｌを０．０６以
上としたものである。
本発明になるエアスポイラ−を車両のバンパーに一体的
に取付けた場合には、開口部の側方より車両のフロント
の負圧部分に走行風を集中的に吹出すことができるから
前記負圧を軽減し大気圧にまで車両表面の圧力が上昇す
るので、ヨーイングモーメントを低減させることができ
る。
に取付けた場合には、開口部の側方より車両のフロント
の負圧部分に走行風を集中的に吹出すことができるから
前記負圧を軽減し大気圧にまで車両表面の圧力が上昇す
るので、ヨーイングモーメントを低減させることができ
る。
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。
第１図は本発明になるエアスポイラ−の一実施例の構成
を示す外観斜視図で、■はバンパー部、２はスカート部
、３は開口部である。第２図は第１図図示の本発明エア
スポイラ−を車両に取付けた状態を示す要部模式図で、
車両４のフロント部の下に車両のバンパーと一体に取付
けられるようになっている。本発明になるエアスポイラ
−の特徴は、普通のスポイラ−に比し、開口部３の切り
込んだ奥行寸法ｄが大きいことである。なお、開口部３
の幅は１７０龍である。第３図は車両に取付けた本発明
スポイラ−の断面を上方から見た要部模式図である。第
３図中矢印は空気の流れを示し、空気はエアスポイラ−
の開口部３より入り、開口部３の側方及びエンジンルー
ム側のラジエータフの部分へ流出し、車両下部へ吹き抜
けるようになっている。
を示す外観斜視図で、■はバンパー部、２はスカート部
、３は開口部である。第２図は第１図図示の本発明エア
スポイラ−を車両に取付けた状態を示す要部模式図で、
車両４のフロント部の下に車両のバンパーと一体に取付
けられるようになっている。本発明になるエアスポイラ
−の特徴は、普通のスポイラ−に比し、開口部３の切り
込んだ奥行寸法ｄが大きいことである。なお、開口部３
の幅は１７０龍である。第３図は車両に取付けた本発明
スポイラ−の断面を上方から見た要部模式図である。第
３図中矢印は空気の流れを示し、空気はエアスポイラ−
の開口部３より入り、開口部３の側方及びエンジンルー
ム側のラジエータフの部分へ流出し、車両下部へ吹き抜
けるようになっている。
次に本発明になるエアスポイラ−の作用について説明す
る。第４図は車両を空気の流れに対し３０°傾けた場合
における負圧側（下流側）の車両表面の圧力分布を示し
たもので、車両のフロント部分の負圧が非常に高いこと
が判る。一方、第５図は同様に車両を空気の流れに対し
３０°傾けた場合における正圧側（上流側）の車両表面
の圧力分布を示したもので、車両のフロント部分の正圧
が非常に高いことが判る。そこで、本発明になるエアス
ポイラ−を取付けることにより、前記第３図に矢印で示
したような空気の流れになり、車両フロント部の負圧の
高い所に本発明エアスポイラ−の開口部３の側方がら空
気が集中的に供給されて、負圧であったのが、大気圧に
まで車両表面の圧力が上昇する。従って、車両には横風
によるヨーイングモーメントと逆の方向のモーメントが
作用することになり、ヨーイングモーメントを低減させ
ることができる。そして、エアスポイラ−による効果は
、開口部３の寸法ｄによって大きく変化し、少しだけ開
口してもヨーイングモーメントの低減はできない。第６
図は前記ｄとヨーイングモーメントの関係を示す特性図
で、横軸にｄとｌの比（ｌはホイールベースすなわち前
輪軸と後輪軸との間の距離を示す）をとり、縦軸は、ヨ
ーイングモーメント比、すなわち、エアスポイラ−を取
イ」けていない状態におけるヨーイングモーメントに対
し、エアスポイラ−を取付ければヨーイングモーメント
がどれだけになるかということを示しており、この結果
、ｄｌｌが０．０６より小であればヨーイングモーメン
トを低減する効果はほとんどなく、少なくともｄｌｌが
０．０６以上でなくてはならない。
る。第４図は車両を空気の流れに対し３０°傾けた場合
における負圧側（下流側）の車両表面の圧力分布を示し
たもので、車両のフロント部分の負圧が非常に高いこと
が判る。一方、第５図は同様に車両を空気の流れに対し
３０°傾けた場合における正圧側（上流側）の車両表面
の圧力分布を示したもので、車両のフロント部分の正圧
が非常に高いことが判る。そこで、本発明になるエアス
ポイラ−を取付けることにより、前記第３図に矢印で示
したような空気の流れになり、車両フロント部の負圧の
高い所に本発明エアスポイラ−の開口部３の側方がら空
気が集中的に供給されて、負圧であったのが、大気圧に
まで車両表面の圧力が上昇する。従って、車両には横風
によるヨーイングモーメントと逆の方向のモーメントが
作用することになり、ヨーイングモーメントを低減させ
ることができる。そして、エアスポイラ−による効果は
、開口部３の寸法ｄによって大きく変化し、少しだけ開
口してもヨーイングモーメントの低減はできない。第６
図は前記ｄとヨーイングモーメントの関係を示す特性図
で、横軸にｄとｌの比（ｌはホイールベースすなわち前
輪軸と後輪軸との間の距離を示す）をとり、縦軸は、ヨ
ーイングモーメント比、すなわち、エアスポイラ−を取
イ」けていない状態におけるヨーイングモーメントに対
し、エアスポイラ−を取付ければヨーイングモーメント
がどれだけになるかということを示しており、この結果
、ｄｌｌが０．０６より小であればヨーイングモーメン
トを低減する効果はほとんどなく、少なくともｄｌｌが
０．０６以上でなくてはならない。
本発明になるエアスポイラ−においては、車両のバンパ
ーに一体的に取付けたエアスポイラ−の開口部の側方よ
り車両のフロント側面に向かって走行風を集中的に吹出
すことができるから、車両表面の圧力を、負圧であった
のを大気圧まで上昇させることができ、ヨーイングモー
メントを低減させることができるという効果が大である
。
ーに一体的に取付けたエアスポイラ−の開口部の側方よ
り車両のフロント側面に向かって走行風を集中的に吹出
すことができるから、車両表面の圧力を、負圧であった
のを大気圧まで上昇させることができ、ヨーイングモー
メントを低減させることができるという効果が大である
。
第１図は本発明になるエアスポイラ−の一実施例の構成
を示す外観斜視図、第２図は第１図図示の本発明エアス
ポイラ−を車両に取付けた状態を示す要部模式図、第３
図は車両に取付けた本発明スポイラ−の断面を上方から
見た要部模式図、第４図及び第５図は車両表面の空気の
圧力分布を示す図で本発明を説明するための図、第６図
は本発明エアスポイラ−のヨーイングモーメント低減効
果を示す特性図である。 １・・・バンパー部、２・・・スカート部、３・・・開
口部。 ７・・・ラジェータ、ｄ・・・開口部３の切込み奥行寸
法。 ｌ・・・前輪軸と後輪軸との間の距離。 代理人弁理士 岡 部 隆 Ｌ 文 第６図 第 ２ 図 第３因 第５図
を示す外観斜視図、第２図は第１図図示の本発明エアス
ポイラ−を車両に取付けた状態を示す要部模式図、第３
図は車両に取付けた本発明スポイラ−の断面を上方から
見た要部模式図、第４図及び第５図は車両表面の空気の
圧力分布を示す図で本発明を説明するための図、第６図
は本発明エアスポイラ−のヨーイングモーメント低減効
果を示す特性図である。 １・・・バンパー部、２・・・スカート部、３・・・開
口部。 ７・・・ラジェータ、ｄ・・・開口部３の切込み奥行寸
法。 ｌ・・・前輪軸と後輪軸との間の距離。 代理人弁理士 岡 部 隆 Ｌ 文 第６図 第 ２ 図 第３因 第５図
Claims (1)
- 自動車のバンパー部（１）とスカート部（２）の間に開
口部（３）を形成し、この開口部（３）の切込み奥行寸
法をｄ、自動車の前輪軸と後輪軸との間の距離をｌとす
るときｄ／ｌを０．０６以上としたことを特徴とするエ
アスポイラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29025685A JPS62149566A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | エアスポイラ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29025685A JPS62149566A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | エアスポイラ− |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62149566A true JPS62149566A (ja) | 1987-07-03 |
Family
ID=17753779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29025685A Pending JPS62149566A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | エアスポイラ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62149566A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008308109A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部構造 |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP29025685A patent/JPS62149566A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008308109A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部構造 |
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