JPS6214933B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子部品リード線の切断方法及び装
置に係り、特にリード線を自動的にかつ迅速に一
定寸法に切断できるようにし作業能率を向上させ
るようにした構造が簡易で内職用等に好適な電子
部品リード線の切断方法及び装置に関する。

従来、第１図に示すようなリード線付電子部品
１をプリント基板に差し込む場合、リード線２が
必要以上に長くなつているので、半田付けする前
に一定寸法に切断する必要がある。しかし従来
は、この切断作業は内職等によつて行われてお
り、適宜な治具で固定された電子部品１のリード
線２を第１図に示すような刃具、例えばニツパ３
で作業者が手作業で切断していたので、非常に作
業能率が悪く、作業コストが高くつき、しかも切
り口がとがつた形状になつたりしてきれいでない
という欠点があつた。

本発明は、上記した従来技術の欠点を除くため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、回転テーブルの円周上に配置された複数の取
付け治具にリード線付電子部品を一つずつ取り付
け、リード線の運動軌跡内にカツタを配置すると
共に回転テーブルの回転に同期して電子部品を押
圧し定位置に配置できるようにすることによつ
て、リード線を一定寸法に連続的にかつ迅速に切
断できるようにし作業能率を向上させることであ
る。また他の目的は、カツタを常に上下方向に水
平移動できるようにすることによつて、リード線
の切断時に該リード線の軸線に対してカツタの切
刃が直角になるようにし、切れ味を良好にすると
共に切断後の切口の形状を良好にすることであ
る。更に他の目的は、このような切断装置を構造
簡易でコンパクとに構成し、内職用に好適な切断
装置として提供することである。

要するに本発明方法（特定発明）は、回転テー
ブルの円周上に配置された取付け治具にリード線
付電子部品を取り付け、前記回転テーブルを回転
させ該回転テーブルの回転に間欠的に同期して回
転するレバー部材に収容され下方に付勢された押
圧軸によつて前記電子部品の頂面を押圧しかつ弾
性部材によつて前記電子部品の外周面を押圧しな
がら前記リード線の運動軌跡内に配置されたカツ
タに前記リード線を圧接して前記取付け治具の下
面と前記カツタとの協働作用で該リード線を切断
することを特徴とするものである。また本発明装
置（第２発明）は、回転する円板状の回転テーブ
ルと、該回転テーブルの円周上に配置されリード
線付電子部品が取り付けられる取付け治具と、前
記回転テーブルの回転に間欠的に同期して回転す
るレバー部材を装着した同期装置と、該同期装置
のレバー部材の同期回転運動を解除する解除装置
と、前記レバー部材に装着され前記電子部品の頂
面を押圧する如く付勢された押圧軸と前記電子部
品の外周面を押圧する弾性部材とを備えた押圧装
置と、前記リード線の運動軌跡内の配設され該リ
ード線を前記取付け治具の下面との協働作用によ
つて切断するようにしたカツタとを設けたことを
特徴とするものである。更に本発明装置（第３発
明）は、回転する円板状の回転テーブルと、該回
転テーブルのを円周上に配置されリード線付電子
部品が取り付けられる取付け治具と、前記回転テ
ーブルの回転に間欠的に同期して回転するレバー
部材を装着した同期装置と、該同期装置のレバー
部材の同期回転運動を解除する解除装置と、前記
レバー部材に装着され前記電子部品の頂面を押圧
する如く付勢された押圧軸と前記電子部品の外周
面を押圧する弾性部材とを備えた押圧装置と、前
記リード線の運動軌跡内に配設され該リード線を
前記取付け治具の下面との協働作用によつて切断
するようにしたカツタと、固定部材と該固定部材
に回動角度を規制されて枢着された中間部材と該
中間部材に回動角度を規制されて枢着された中間
部材と該中間部材に回動角度を規制されて枢着さ
れかつ前記カツタが固着されて該カツタが前記取
付け治具の下面に圧接されるように付勢されたカ
ツタ取付け台とからなり前記リード線切断時に前
記カツタを上下方向に水平移動できるように構成
したカツタ水平移動装置とを設けたことを特徴と
するものである。また本発明装置（第４発明）
は、回転する円板状の回転テーブルと、該回転テ
ーブルの円周上に配置されリード線付電子部品が
取り付けられる取付け治具と、前記回転テーブル
の回転に間欠的に同期して回転するレバー部材を
装着した同期装置と、該同期装置のレバー部材の
同期回転運動を解除する解除装置と、前記レバー
部材に装着され前記電子部品の頂面を押圧する如
く付勢された押圧軸と前記電子部品の外周面を押
圧する弾性部材とを備えた押圧装置と、前記リー
ド線の運動軌跡内に配設され該リード線を前記取
付け治具の下面との協働作用によつて切断するよ
うにしたカツタと、前記回転テーブルの回転に伴
つて作動し前記電子部品を外方に突き出すように
構成した突出し装置とを設けたことを特徴とする
ものである。

以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明す
る。本発明に係る電子部品リード線の切断装置５
は、第２図に示すようにリード線付電子部品１
（以下単に「電子部品」をいう）を取付け治具６
に取り付け、第３図及び第４図に示すように、リ
ード線２の長さが短かくかつ一定寸法になるよう
にカツタ７で自動的に切断できるようにしたもの
で、その詳細を第５図から第１０図によつて説明
する。

電子部品リード線の切断装置５は、回転テーブ
ル８と、取付け治具６と、同期装置９と、解除装
置１０と、押圧装置１１と、カツタ７と、カツタ
水平移動装置１２と、突出し装置１３とを備えて
いる。

回転テーブル８は円板状に形成され、基台１５
に固着された減速機１６の上方に配置されてお
り、該減速機によつて矢印Ａの方向に連続的に回
転するようになつている。また該減速機の入力軸
１７に固着されたプーリ１８と基台１５に固着さ
れたモータ１９のモータ軸２０に固着されたプー
リ２１との間には、ベルト２２が巻き掛けられて
おり、該モータの回転によつて減速機１６が減速
回転するようになつており、本実施例では回転テ
ーブル８は４秒で１回転するようになつている。

取付け治具６は、回転テーブル８の円周上に複
数、例えば４個、取付けねじ２５によつて固着さ
れており、該取付け治具には、電子部品１を収容
する凹部６ａと該凹部の底面にリード線２を挿入
するＹ字形の一対の溝６ｂが夫々形成されてい
る。

同期装置９はレバー部材２６と、同期軸２７を
備えており、レバー部材２６は、回転テーブル８
の中心部に枢着された取付け台２８の直立部２８
ａに形成された二又部２８ｂに一端がピン２９に
よつて枢着されており、他端にはローラ３０が枢
着されている。またレバー部材２６は、押圧ばね
３１によつてピン２９を中心として矢印Ｂの方向
に回転するように付勢されている。同期軸２７は
レバー部材２６のピン２９側に装着されており、
該同期軸の上部は、レバー部材２６に遊嵌され該
レバー部材に形成された長穴２６ａに同期軸２７
に植設されたピン３５が嵌入されている。従つて
該同期軸とレバー部材２６とは、相対的に該レバ
ー部材の長手方向にわずかに移動できるようにな
つている。

同期軸２７の下部は取付け台２８に嵌挿されて
おり、下端２７ａは第７図に示すように、球形に
形成されている。該同期軸の下端２７ａは、回転
テーブル８と一体的に同心円上に形成されたフラ
ンジ部３６の上面に取付け治具６に対向して夫々
形成された４つのノツク穴３６ａに択一的に嵌入
できるようになつている。またレバー部材２６の
他端と基台１５に固着された機枠３７との間に
は、戻りばね３８が装架されており、該戻りばね
によつて取付け台２８は矢印Ｃの方向に回転する
よう付勢され、機枠３７に固着されたウレタンゴ
ム等よりなる緩衝部材３９に取付台２８が停止位
置に復帰する際に衝撃なく当接するようになつて
いる。

そして回転テーブル８が回転して、フランジ部
３６のノツク穴３６ａが同期軸２７の真下に来る
と、該同期軸がノツク穴３６ａに嵌入し、取付け
台２８はレバー部材２６と一体的に矢印Ａの方向
に回転するようになつている。

解除装置１０は、機枠３７に固着されたカム部
材４１を備えており、該カム部材には、回転テー
ブル８の回転方向に対して上向きに形成された傾
斜面をもつカム面４１ａが形成されている。該カ
ム面にはレバー部材２６のローラ３０が当接して
従動するようになつており、回転テーブル８の回
転に同期してレバー部材２６が回転し、ローラ３
０がカム面４１ａ上を転動して上昇すると、同期
軸２７がフランジ部３６のノツク穴３６ａから離
脱し、レバー部材２６は戻りばね３８によつて矢
印Ｃの方向に緩衝部材３９に当接するまで復帰回
転するようになつている。

解除装置１０は、機枠３７に固着されたカム部
材４１を備えており、該カム部材には、回転テー
ブル８の回転方向に対して上向きに形成された傾
斜面をもつカム面４１ａが形成されている。該カ
ム面にはレバー部材２６のローラ３０が当接して
従動するようになつており、回転テーブル８の回
転に同期してレバー部材２６が回転し、ローラ３
０がカム面４１ａ上を転動して上昇すると、同期
軸２７がフランジ部３６のノツク穴３６ａから離
脱し、レバー部材２６は戻りばね３８によつて矢
印Ｃの方向に緩衝部材３９に当接するまで復帰回
転するようになつている。

押圧装置１１は、押圧軸４３と、押圧体４５を
備えており、押圧軸４３の上部は、レバー部材２
６のローラ３０側に遊嵌され、該レバー部材に形
成された長穴２６ｂに押圧軸４３に植設されたピ
ン４６が嵌入されている。従つて該押圧軸とレバ
ー部材２６とは、相対的に該レバー部材の長手方
向にわずかに移動できるようになつている。押圧
軸４３の下部は取付け台２８に嵌挿され、下端４
３ａは取付け治具６に取り付けられる電子部品１
の頂面に対向し得る位置に配置されている。弾性
部材４５は一端が機枠３７に固着された取付け板
４７に取付けねじ４８によつて固着されており、
他端は回転テーブル８の外周面に圧接しており、
該弾性部材によつて取付け治具６に取り付けられ
る電子部品１の外周面を押圧するようになつてい
る。

カツタ７は、電子部品１のリード線２の運動軌
跡内に配設され、該リード線を取付け治具６の下
面との協働作用で一定寸法にせん断方式で切断で
きるようになつている。

カツタ水平移動装置１２は、第９図及び第１０
図に示すように、固定部材５０と、中間部材５１
と、カツタ取付け台５２とを備えており、固定部
材５０は機枠３８に取付けねじ５３によつて固着
されている。中間部材５１の一端に形成された穴
５１ａには、固定部材５０に取付けねじ５５によ
つて固着された枢軸５７が嵌挿されており、他端
に固着された制限ピン５８は、固定部材５０に形
成された割り溝５０ａに嵌入され、該割り溝に対
向して螺着された一対の調節ねじ５９によつて、
中間部材５１の上下方向の移動が規制されてい
る。カツタ取付け台５２の一端に取付けねじ６０
によつて固着された枢軸６１は、中間部材５１の
他端に形成された穴５１ｂに嵌挿されており、他
端に取付けねじ６２によつて固着された制限ピン
６３は、中間部材５１に形成された割り溝５１ｃ
（第５図）に嵌入され、該割り溝に対向して螺着
された一対の調節ねじ６４によつて、カツタ取付
け台５２の上下方向の移動が規制されている。

カツタ取付け台５２の頂面には、カツタ７が固
着されており、該カツタの切刃７ａは、取付け治
具６の下面６ｃよりわずかに高くなるように取り
付けられ、かつ該取付け治具の下面は、切刃７ａ
が円滑に圧接係合し得るように面取りされてい
る。またカツタ取付け台５２の一端に植設された
ピン６５と機枠３７との間には引張ばね６６が装
架され、該引張ばねによつてカツタ７は、取付け
治具６の下面６ｃに圧接されるように付勢されて
いる。

そしてカツタ７が取付け治具６の下面６ｃに圧
接されたときは、中間部材５１によつてカツタ取
付け台５２の傾きを補正し、カツタ７が上下方向
に水平移動できるようになつている。

突出し装置１３は、第８図に示すように、突出
しレバー６８と、固定ストツパ６９とを備えてお
り、突出しレバー６８は、４つの取付け治具６に
夫々隣接して中間部が枢軸７０によつて回転テー
ブル８に枢着されている。突出しレバー６８と回
転テーブル８との間には、引張ばね７１が装架さ
れており、該引張ばねによつて突出しレバー６８
の一端は、取付け治具６から離反する矢印Ｄの方
向に付勢されている。また突出しレバー６８の一
端は、取付け治具６に凹部６ａに連通する如く形
成された一対の溝６ｄに嵌入するようになつてい
る。固定ストツパ６９は減速機１６の頂面に固着
されており、突出しレバー６８の他端に植設され
突出しピン７２の運動軌跡内に配設されている。
また第５図において、切断されたリード線２の排
出用シユート７４及びモータ１９始動用の始動ス
イツチ７５、第８図において電子部品１の取出し
用シユート７６が夫々設けられている。

本発明は、上記のように構成されており、以下
その作用について説明する。第５図に示すよう
に、取付け治具６に一つずつ取り付けられた電子
部品１は、回転テーブル８の回転に伴つて矢印Ａ
の方向に移動し、外周面が弾性部材４５により回
転テーブル８の半径方向内側に押圧される。フラ
ンジ部３６のノツク穴３６ａが同期軸２７の下端
２７ａの真下に達すると、押圧ばね３１がレバー
部材２６を下方に押圧しているので、該同期軸が
ノツク穴３６ａに嵌入され、取付け台２８と共に
レバー部材２６が矢印Ａの方向に回転する。同時
に押圧軸４３の下端４３ａによつて電子部品１の
頂面が下方に押圧され、該電子部品は定位置に配
置される。この状態で、回転テーブル８が更に矢
印Ａの方向に回転すると、電子部品１のリード線
２がカツタ７に圧接され、該カツタは取付け治具
６の下面６ｃに圧接される。このとき引張ばね６
６によつて、カツタ取付け台５２はカツタ７が取
付け治具６の下面６ａに当接する方向に回転し、
その方向に傾くが、この傾きは、中間部材５１が
枢軸５７を中心として枢軸６１が下がるように傾
くことによつて吸収されて補正され、カツタ７が
上下方向に水平移動するので、リード線２の軸線
に対してカツタ７の切刃７ａが常に直角となり、
切れ味が良好となるばかりでなく切断後の切断面
の形状が平面かつ直角となる。このようにリード
線２が切断されると、切断されたリード線２はシ
ユート７４から排出され、更に回転テーブル８が
矢印Ａの方向に回転すると、レバー部材２６のロ
ーラ３０がカム部材４１のカム面４１ａ上を転動
して上昇し、同期軸２７がフランジ部３６のノツ
ク穴３６ａから離脱し、レバー部材２６は戻りば
ね３８によつて矢印Ｃの方向に緩衝部材３９に当
接するまで回転して停止位置に停止する。更に回
転テーブル８が矢印Ａの方向に回転すると、電子
部品１が突出しレバー６８の一端に当接し、該突
出しレバーは、突出しピン７２を固定ストツパ６
９に当接させながら引張ばね７１のばね力に抗し
て矢印Ｅの方向に回転し、電子部品１を突き出
し、シユート７４に投入し、リード線２が切断さ
れて完成した電子部品１が取り出される。

なお、回転テーブル８の円周上に取り付けられ
る取付け治具６は４個に限定されるものではな
い。また突出し装置１３の突出しレバー６８は、
４個の取付け治具６に対向して夫々回転テーブル
８に枢着されているが、単一の突出しレバー６８
を機枠３７に枢着し、該突出しレバーを回転テー
ブル８に植設されたピン（図示せず）によつて揺
動させて電子部品１を外方に突き出すようにする
こともできる。以上のようにして、４秒で１回転
する回転テーブル８を備え、４個の取付け治具６
を有する上記実施例では、毎秒１個の割合で電子
部品１のリード線２を切断することができる。ま
た上記実施例においては、手作業により電子部品
１を回転テーブル８上の空の取付け治具６に一つ
ずつ供給するように説明したが、これは電子部品
１の自動供給装置を用いて自動化することも勿論
可能であり、この場合には、更に高速化すること
もできるから作業能率を更に向上させることがで
きる。

本発明は、上記のように構成され、作用するも
のであるから、回転テーブルの円周上に配置され
た複数の取付け治具にリード線付の電子部品が一
つずつ取り付けられリード線の運動軌跡内にカツ
タが配置されていると共に回転テーブルの回転に
間欠的に同期して電子部品が押圧され定位置に配
置されるようになつているので、リード線は一定
寸法に連続的にかつ迅速に切断でき作業能率が向
上するという効果がある。またカツタは常に上下
方向に水平移動できるようになつているので、リ
ード線切断時に該リード線の軸線に対してカツタ
の切刃が直角になり、切れ味が良好になると共に
切断後の切口の形状が良好になる効果がある。ま
たこのような切断装置は構造簡易でコンパクトに
構成されているので、安価に提供できるから内職
用に好適であり、内職に依存するこの種の切断作
業の能率を飛躍的に向上させ得るものでその効果
の極めて大なる発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例に係り、電子部品のリード線を
切断している状態を示す概略図、第２図から第１
０図は本発明の実施例に係り、第２図は電子部品
と取付け治具の分解斜視図、第３図はリード線を
カツタで切断した状態を示す概略図、第４図は取
付け治具に取り付けられた電子部品のリード線を
カツタで切断している状態を示す概略図、第５図
は電子部品リード線の切断装置の斜視図、第６図
は第５図に示すものの平面図、第７図は同期装置
及び押圧装置の側面図、第８図は突出し装置の斜
視図、第９図はカツタ水平移動装置の平面図、第
１０図は第９図のＸ−Ｘ矢視側面図である。 １はリード線付電子部品、２はリード線、５は
電子部品リード線の切断装置、６は取付け治具、
６ｃは該取付け治具の下面、７はカツタ、８は回
転テーブル、９は同期装置、１０は解除装置、１
１は押圧装置、１２はカツタ水平移動装置、１３
は突出し装置、２６はレバー部材、４３は押圧
軸、４５は弾性部材、５０は固定部材、５１は中
間部材、５２はカツタ取付け台である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 回転テーブルの円周上に配置された取付け治
   具にリード線付電子部品を取り付け、前記回転テ
   ーブルを回転させ該回転テーブルの回転に間欠的
   に同期して回転するレバー部材に収容され下方に
   付勢された押圧軸によつて前記電子部品の頂面を
   押圧しかつ弾性部材によつて前記電子部品の外周
   面を押圧しながら前記リード線の運動軌跡内に配
   置されたカツタに前記リード線を圧接して前記取
   付け治具の下面と前記カツタとの協働作用で該リ
   ード線を切断することを特徴とする電子部品リー
   ド線の切断方法。 ２ 回転する円板状の回転テーブルと、該回転テ
   ーブルの円周上に配置されリード線付電子部品が
   取り付けられる取付け治具と、前記回転テーブル
   の回転に間欠的に同期して回転するレバー部材を
   装着した同期装置と、該同期装置のレバー部材の
   同期回転運動を解除する解除装置と、前記レバー
   部材に装着され前記電子部品の頂面を押圧する如
   く付勢された押圧軸と前記電子部品の外周面を押
   圧する弾性部材とを備えた押圧装置と、前記リー
   ド線の運動軌跡内に配設され該リード線を前記取
   付け治具の下面との協働作用によつて切断するよ
   うにしたカツタとを設けたことを特徴とする電子
   部品リード線の切断装置。 ３ 回転する円板状の回転テーブルと、該回転テ
   ーブルの円周上に配置されリード線付電子部品が
   取り付けられる取付け治具と、前記回転テーブル
   の回転に間欠的に同期して回転するレバー部材を
   装着した同期装置と、該同期装置のレバー部材の
   同期回転運動を解除する解除装置と、前記レバー
   部材に装着され前記電子部品の頂面を押圧する如
   く付勢された押圧軸と前記電子部品の外周面を押
   圧する弾性部材とを備えた押圧装置と、前記リー
   ド線の運動軌跡内に配設され該リード線を前記取
   付け治具の下面との協働作用によつて切断するよ
   うにしたカツタと、固定部材と該固定部材に回動
   角度を規制されて枢着された中間部材と該中間部
   材に回動角度を規制されて枢着された中間部材と
   該中間部材に回動角度を規制されて枢着されかつ
   前記カツタが固着されて該カツタが前記取付け治
   具の下面に圧接されるように付勢されたカツタ取
   付け台とからなり前記リード線切断時に前記カツ
   タを上下方向に水平移動できるように構成したカ
   ツタ水平移動装置とを設けたことを特徴とする電
   子部品リード線の切断装置。 ４ 回転する円板状の回転テーブルと、該回転テ
   ーブルの円周上に配置されリード線付電子部品が
   取り付けられる取付け治具と、前記回転テーブル
   の回転に間欠的に同期して回転するレバー部材を
   装着した同期装置と、該同期装置のレバー部材の
   同期回転運動を解除する解除装置と、前記レバー
   部材に装着され前記電子部品の頂面を押圧する如
   く付勢された押圧軸と前記電子部品の外周面を押
   圧する弾性部材とを備えた押圧装置と、前記リー
   ド線の運動軌跡内に配設され該リード線を前記取
   付け治具の下面との協働作用によつて切断するよ
   うにしたカツタと、前記回転テーブルの回転に伴
   つて作動し前記電子部品を外方に突き出すように
   構成した突出し装置とを設けたことを特徴とする
   電子部品リード線の切断装置。