JPS62148978A - カラ−複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は黒色現像可能なフルカラー複写機、特にフルカ
ラー作像部と黒色作像部とを位置指定してトリミングす
ることのできるカラー複写機に関する。

従来技術 色分解像重ね合せ転写方式のフルカラー複写機では、原
稿露光光路に青、緑、赤の色分解フィルターを選択的に
挿入可能に設け、１つの感光体の周囲にイエロー、マゼ
ンタ、シアンの現像器を設け、青、緑、赤の各色フィル
ターを通して感光体に露光して得られた静電潜像を夫々
、イエロー、マゼンタ、シアンの現像器で現像し、転写
ドラムに巻付けられた転写紙に重ね合せて転写し、これ
を定着することによりフルカラーコピーが得られる。こ
の場合、実際に使用される色分解フィルタの分光透過率
及び各色トナーの分光反射率特性が夫々理想的な特性と
ずれているだめ、黒が完全な黒色に再現されない難点が
ある。又、この複写機を用いて黒白原稿を複写する場合
、６回露光走査し、３回現像して重ね合せて黒白コピー
を得ることは甚だ能率が悪い。

そこで、第１図に示す如く、感光体ドラム１への原稿露
光々路２に青、緑、赤の３色の色分解フィルタ３Ｂ、３
Ｇ、３Ｒ及びＮＤフィルタ又は黄色フィルタ３Ｎとを選
択的に挿入可能に設け、感光体ドラム１の周囲にイエロ
ー、マゼンタ、シアン及び黒の現像器４Ｙ、４Ｍ、４Ｃ
，４Ｂ１を順次設け、フルカラー複写モード時には４つ
のフィルターを順次透して露光し、得られた潜像を夫々
イエロー、マゼンタ、シアン、黒で現像し、感光体ドラ
ム１に接して設けられた転写ドラム５に巻付けられた転
写紙乙に重ね合せて転写し、定着してフルカラーコピー
を作成し、黒白複写モード時には原稿光をＮＤフィルタ
ー又は黄色フィルタを透して１回だけ露光し黒色現像器
４Ｂ１で現像し、転写して定着するようにしだカラー複
写機が知られている。

又、第１図に示す如く、感光体ドラム１の露光位置と現
像器との間にトリミング用にイレースランプ７を設け、
原稿上の所望の範囲以外をイレースして、原稿の一部分
だけを抜取って複写するトリミングも行なわれている。

トリミングは、トリミングすべき位置の指定をテンキー
やデジタイザーを使用して行ない、イレースランプで感
光体を照射して感光体上の潜像を消去することにより行
なわれる。

さて、従来の上記構成のカラー複写機では、原稿全体を
フルカラーモードで又は黒白モードで複写し、又原稿上
の所望の範囲をトリミングすることは行なわれているが
、絵柄部分と文字部分とを選別して、夫々の部分を異な
るプロセスで原稿に忠実に複写することは行なわれてい
ない。

目　　　的 本発明は、第１図に示す従来のカラー複写機の構成で、
操作者が原稿に合せた適正な複写条件を選定することに
より絵柄部分と文字部分とを夫々良好にコピーすること
のできるカラー複写機を提供することを目的とする。

構成 本発明は、上記の目的を達成させるため、第１図に例示
する構成のカラー複写機において、イエロー、マゼンタ
及びシアンの現像器を用いるフルカラー作像プロセスと
、黒色現像器を用いる黒色作像プロセスとを夫々作像プ
ロセスのセットとし、各セット単独及び両セットの組合
せにより作像することを可能としたことを特徴とする。

操作者がフルカラー作像プロセスの実施とトリミングの
実施とを選択した場合原稿上のトリミング位置指定と指
定された位置をフルカラー作像プロセスか黒色作像プロ
セスのいずれかで作像することを同時に選択できるよう
にすれば好都合である。さらに、指定された位置以外を
選択されなかった作像プロセスで作像するようにするこ
とにより、絵柄部と文字部とを良好にコピーすることが
できる。

以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は、第１図に示す構成のカラー複写機を例にとっ
て、カラー絵柄部と黒色文字部との混った原稿を夫々の
色でコピーする場合のフローをＡのラインで、全面カラ
ーの原稿をその色でコピーする場合のフローをＢのライ
ンで、黒１色でコピーする場合のフローをＣのラインで
夫々示すフローチャートである。

第２図のフローチャートでスタートは複写機の電源オン
を意味する。本発明の特徴は、夫々のコピーモードに応
じて、イエロー、マゼンタ、シアンの現像器を用いるフ
ルカラー作像プロセスと、黒色現像器を用いる黒色作像
プロセスとトリミングとを適宜組合せて行なうことにあ
る。各作像プロセスで使用される現像器の選択と露光々
路に挿入されるフィルターの選択とは現像色に連動して
自動的に行なわれることは云う迄もない。又、現像器の
現像、非現像の選択は、２成分現像であれば、現像スリ
ーブの回転、非回転により感光体との間に形成される現
像器を接触又は非接触の状態とすることにより選択する
ことができる。又、現像スリーブは常時回転させ、これ
に現像剤を供給する供給ローラの回転、非回転により選
択することも可能である。

さて、絵柄部と文字部との混った原稿をコピーする場合
は、第２図において、カラー（フルカラー作像プロセス
）ＹＥＳ、）リミングＹＥＳを選択することにより、フ
ローはＡのラインを進み、原稿上の絵柄部分又は文字部
分の位置を指定することにより、プリントボタンを押下
すれば指定された範囲が絵柄部であればその部分はフル
カラー作像プロセス（図中に６Ｃ現像と表示）が行なわ
れ、次いでその範囲以外の部分は黒色作像プロセス（図
中にＢ現像と表示）が行なわれ、これらのプロセスによ
り得られた４色のトナー像を同一転写紙に重ね合せ転写
することにより、絵柄部と文字部とが原稿と同じ色で再
現されたコピーが得られる。

次に全面カラー原稿をコピーする場合は、カラーＹＥＳ
、）リミングＮｏを選択すればフローはＢのラインを進
み、プリントボタンを押下すればフルカラー作像プロセ
スが全画像範囲に対して行なわれ、全面フルカラーコピ
ーが得られる。

黒白原稿又は色付き原稿から黒白コピーを行なう場合は
、カラーＮＯを選択することにより、フローはＣのライ
ンを進み、トリミングする場合は原稿上のトリミングす
べき位置を指定し、トリミングしない場合はそのま＼に
して、プリントボタンを押下することにより、指定され
た範囲又は全画像領域に対して黒色作像プロセスが実施
され、所望の黒白コピーが得られる。

第２図のフローチャートに示された内容はガイダンスデ
ィスプレイ等に表示され、操作者がそのガイダンスに沿
って選択可能なように構成しておけば操作が容易になる
。このような技術は既存の技術で充分達成できることで
あるから詳細には説明しない。

トリミングの原稿位置指定については、テンキーからの
入力やデジタイザーからの入力特種々の公知の方法が採
用できる。

第６図はテンキーによるトリミング位置指定及びフルカ
ラー作像プロセス及び黒色作像プロセスの選択のための
回路図、第４図はその操作部とディスプレーの外観を示
す図である。第５図はこの装置を用いてトリミング位置
指定を行なう動作のフローチャートである。

第６図及び第４図に示すトリミングスイッチＳ１がオン
されると、第４図に示す操作表示部の液晶ディスプレイ
１０に「トリミング」と表示される。

そこで、位置スイッチＳ２をオンすると、ディスプレイ
１０に「位置指定」と［タテ］の表示が出るとともに、
コピ一枚数セット用のテンキー１１は位置指定用のテン
キーに変更される。例えば、タテ方向の位置指定が原稿
先端下部がら２Ｑｒｎｍ〜１００關の範囲である場合は
、テンキーにより２．０１１．１．０．０と入力すると
ディスプレイ１゜に［原稿、先端、下部より２０ｍｍ〜
１０Ｃ１ａｆｉＪと表示される。次に、「ヨコ」の表示
がでるので、テンキーにより、例えば５．０１．２．０
、Ｏと入力すると、「ヨコ」は原稿先端下部より「５０
ｍｍ〜２ｏｏｍｍＪと表示されるとともに、トリミング
範囲が決定される。次にトリミング部をフルカラー作像
プロセスにより作像する場合は「３Ｃ」スイッチＳＳを
、黒色作像プロセスにより作像する場合は［Ｂ　Ｌ　Ａ
　ＣＫｌスイッチＳ４を押して作像プロセスを指定する
。次いでプリントスイッチＳ５を押せば、第２図のＡ又
はＣの７０−にしたがって、作像が行なわれる。

効　　果 以上の如く、本発明によれば、白黒原稿、絵柄部と文字
部の混在する原稿、フルカラー原稿のいずれの原稿に対
しても、原稿に応じた適正な作像プロセスにより作像さ
れ、トナーの消費量を少なくすることができる。又、ト
リミング機構を利用して絵柄部分と文字部分とを分離す
ることができ、夫々の部分を最適の作像プロセスにより
作像することができ、印刷並みのコピー画像を得ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されるカラー複写機の概略構成を
示す図式図、第２図は本発明のカラー複写機のフローチ
ャートの１例、第６図はその操作部の回路図、第４図は
その操作部及びディスプレイの外観図、第５図はそのト
リミング操作のフローチャートである。 １・・・感光体　　　　　　２・・・原稿露光々束３Ｂ
、３Ｇ、３Ｒ，３Ｎ・・・フィルタ４Ｙ、４Ｍ、４Ｃ，
４Ｂｌ・・・現像器５・・・転写ドラム　　　　６・・
・転写紙７・・・トリミング用イレースランプ １０・・・ディスプレイ　　１１・・・テンキー＝１１
− 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿光束を青、緑、赤の３色に分解する手段と、
   １つの感光体の回りに設けられたイエロー、マゼンタ、
   シアン及び黒色の現像器と、イレーサによるトリミング
   手段とを有し、各色現像器により現像されて感光体上に
   形成されたトナー像を同一転写紙上に重ね合せて転写す
   るカラー複写機において、イエロー、マゼンタ及びシア
   ンの現像器を用いるフルカラー作像プロセスと、黒現像
   器を用いる黒色作像プロセスとを夫々作像プロセスのセ
   ツトとし、各セツト単独及び両セツトの組合せにより作
   像することを可能としたことを特徴とするカラー複写機
   。
2. （２）操作者が上記フルカラー作像プロセスの実施と、
   トリミングの実施とを選択した場合、原稿上のトリミン
   グ位置指定と指定された位置をフルカラー作像プロセス
   か黒色作像プロセスのいずれかで作像することを同時に
   選択できるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載のカラー複写機。
3. （３）上記のトリミング指定された原稿上の位置以外は
   選択されなかつた作像プロセスで作像されるようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載のカラー
   複写機。