JPS6371867A - カラ−複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はＳ感光体上に形成された複数の潜像を互いに異
る色のトナーで現像し、同一転写紙上に重ね合せて転写
するカラー複写装置に関する。

従来技術 カラー写真や絵画を、その色で再現するフルカラー複写
機としては、原稿となるカラー７真等を青〜緑−赤の色
分解フィルタで三色分解し、色分解された光像で感光体
を露光し形成された３つの潜像を夫々青・緑・赤の補色
であるイエロー、マゼンタ、シアンのトナーで現像し、
得られた３色のトナー像を同一転写紙に順次重ね合せて
転写し、定着してフルカラーコピーを作成する色分解像
重ね合せ転写方式のカラー複写機がよく知られている。

又、色分解された光像で直接感光体を露光せず、各色分
解光像を読取素子により画像を形成する画素毎に読取り
、デジタル画像情報信号とし、この画像情報信号により
レーザ光線を変調し、この光線で感光体を書込み走査し
て露光し、各色に対応する３つの潜像を形成する方式も
よく知られている。

しかし、カラー複写に使用される色分解フィルタ、トナ
ーの特性から、これらの３色のトナーを重ね合せたとし
ても、原稿の色、コントラストを宙実に再現することは
できず、実際には、カラー印刷の墨版と同様、原稿を青
、緑、赤の色分解フィルタで分解して得られた色分解信
号にもとづき、黒成分の量を計算処理して得られ念画像
信号を黒色トナーで現像する（通常ＯＣＲ処理と呼ばれ
る）４色重ね合せデジタルカラー複写機が開発されてい
る。

上記のイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の４色のトナ
ー像を重ね合せることにより、原稿の画像の色相、飽和
度、明るさはは寸忠実に再現される。

しかし、視覚的属性には、上記の色相−飽和度１、明る
さ以外に透明度、光沢と云ったものがあり、これらは上
記４色のトナーの混合で再現することは困難である。絵
画や印刷物には、時として金色や銀色の色材を使用した
ものがある。金色や銀色の色材としては実際ｌこは真鍮
やアルミニウムの微粉末が用゛いられるが、これらの視
覚的特徴をコピー上で忠実に再現することはかなり困難
である。又、金色や銀色の金属光沢面をコピーすること
は露光々学系及び読取光学系の構成から不可能である。

又、明度と階調性の再現に関してもトナーの透明性の点
から単に４色のトナーのみでは忠実な再現は困難であり
、絵の具の場合と同様白色を混ぜることが必要になる。

目　　　的 本発明は、従来の色分解像重ね合せ転写方式のフルカラ
ー複写機の上記の問題点にかんがみ１通常のフルカラー
コピーはもとより全銀粉で画かれた原稿や淡い色の混じ
った原稿等視覚的特色を有する原稿を忠実に再現するこ
とのできるカラー複写機を提供することを目的とする。

構　　成 本発明は上記の目的を達成させるため、複数の色で夫々
現像さるべき画像情報を有する光線で感光体を露光し、
形成された潜像を互いに異る所定の色で現像し、形成場
れた各色トナー像を重ね合せ転写するカラー複写装置に
おいて、イエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーを内
蔵する現像手段の他に、視覚的特色を形成するための現
像剤を内蔵する現像手段を設けたことを特徴とする。

円”Ｔｔ″尭Ｒ箇中≠釧かＭ面２７キづ１４ア姪翻１７
”説明する。　　　　　　　　　　。

第１図は本発明の実施例のカラー複写機の外観を示す図
であり、原稿読取り部２、本体制御ユニッ）　（ＣＰＵ
）１　、作像部４、画像処理ユニット３から構成されて
いる口原稿読取り部２は頂部にプラテンガラス７が設け
られ、その上に載置された原稿を押える圧板６が後端に
枢着されている。その内部は図示していないが、読取光
学系により原稿反射光束は３つの光束に分割され夫々青
、緑、赤のフィルタを通し読取素子に入射し、３つの画
像情報信号として画像処理ユニット３に出力される０ 作像部４には、第２図に示す如く、】対のベルト駆動ロ
ーラ１６に巻掛けられた転写紙搬送ベルト１７の張り側
に沿って、５本の感光体ドラム１０が設けられ、各感光
体ドラム１０の周囲には帯電チャージャ１２、レーザ書
込ユニット】１、現像装置１３、転写紙搬送ベルト１７
を介して転写チャージャ１５、クリーニング装置１４が
配置されアいＡ−←＝Ｐの５つのレーザ書込ユニット箇
ろ本の４りには青、緑、赤のフィルタで色分解重れた画
像光の画像処理信号と画像処理で得られた黒トナーに対
する信号とが入力されへこれによって変調されたレーザ
光によって対応する感光体ドラム１ｏに書込みが行なわ
れ、これにより４本の感光体ドラム１０に形成された潜
像は現像器１３により、イエロー、マゼンタ、シアン、
黒のトナーで現像される。残る１つのレーザ書込ユニツ
）１１には後で詳述する金−銀画像に対応して１銀色で
現像さるべき画像情報信号が人力され、対応する現像装
置１３には銀粉を主成分とする現像剤が内蔵されている
。

イエロー、マゼンタ、シアン、黒、銀で現像すれて各感
光体ドラム上に形成された５色のトナー像は搬送ベルト
１７により搬送される一枚の転写紙上に重ね合せて転写
され、定着器１８により定着されてカラーコピーが完成
する。

なお、作像部４内の作像装置は、第３図に示す如く、一
本の感光体ドラム２０の周りに帯電チャージャ２１．１
つのレーザ書込みユニット２２．５つの現像器２３ｙ　
、　２３ｇ　ｔ　２３ｃ　ｓ　２３Ｂｌ＊　２３３１　
ｓ夫イエロー、マゼンタ１シアン１黒、銀色のトナーを
内蔵させ、レーザ書込ユニット２２により〜感光体ドラ
ム２０に順次書込まれた青、緑、赤による色分解光及び
黒、銀色に対応する画像情報信号に対する潜像を現像し
、転写ドラム２４に巻回された同一転写紙に重ね合せて
転写する方式にすることもできる◇ 次に、上記の銀色を含む各色トナーを用いて、金色及び
銀色を作成する方法を説明する。

第４図（ａ）には、代表的な色標の銀色、金色及び黄色
の分光反射率特性を夫々ａ＋ｂ＊ｃの曲線で示す。これ
ら３本の曲線より、金色は銀色に黄色を混色し１黄色に
青成分の反射光、特に５００　ｎｍより短波長の反射光
ユを増すと得られることが刈る０ 第４図（ｂ）には、銀色トナーと黄色トナーとの混合比
を変えて作った３種類の金色の分光反射率特性を夫々ｄ
＋ｅｔｆの曲線で示す。これらの曲線で示す金色はや＼
黄味がかった金色であり、金色としては満足すべきもの
とは云えない。

第４図（Ｃ）には、銀色と〜黄色トナーにさらにマゼン
タ色トナーを僅かに追加することによって改善した金色
の分光反射率特性をｇｓｈで示す。マゼンタ色トナーを
追加しｉｈで分光反射率特性を示す金色は、第４図（ａ
）の本当の金色に近い分光反射率を示す。なお、これら
の分光反射率の測定には日立製作の３０７カラーアナラ
イザを使用した。

以上の如く、現像器を５個設け、夫々にイエロー、マゼ
ンタ、シアン、黒色及び銀色トナーを内蔵させることに
より、通常の原稿のフルカラーコピ一時にはイエロー、
マゼンタ、シアン、黒色のトナーを用いて通常のカラー
複写機と同様フルカラーコピーを作成することができる
ほか、金粉、銀粉で画かれた原稿を忠実にコピーしよう
とする場合は、銀粉を内蔵する第５の現像装置と、イエ
ロー１マゼンタ、シアンの現像器を用いて金、銀粉の視
覚を忠実に再現することができる。

上記の方法で再現する場合は、銀色現像器及びマゼンタ
、イエロー現像器で現像さるべき潜像を形成するレーザ
書込み部に金粉部、銀粉部に対応して画像信号を人力す
ることが必要である。したがってＳ原稿読取り時に、原
稿上の金粉部及び銀粉部を判別することが必要になる。

さきに説明したように、カラー原稿の読取りは１原稿反
射光束を光束分割して、青、緑、赤の色分解フィルタで
色分解し、読取素子で各色要素を読取るが、分解信号の
出力比がそのま一イエロー、マゼンタ、シアン現像器の
各色トナー付着量を決定する。原稿の金粉部では青、緑
、赤の分解信号の出力比が２：４．２　：　５．５　（
±５％）の範囲に納まる。そこで原稿読取り部（例えば
第１図の符号２）で読取られた各色分解信号を本体制御
ユニット（第１図の１）に人力し、各色分解信号Ｑ出”
力比が上記の２：４・２：５・５（±５％）の場合は金
粉部であると判定シ、イエロー、マゼンタ、シアンに対
する出力信号ライエロー、マゼンタ、銀の組に変換し、
書；入み部内し−ザ貴；λユニツｈ　ｓｒ　）Ｉ−１−
ｈ中入−１介充つて〜この部分についてはシアンの書込
信号は零になる。その結果、コピー上の原稿の金粉部に
対応する部分は、銀粉及びイエロー−マゼンタが重ね合
せられ、金粉の視覚が得られる◎原稿の銀粉部に対して
も同様の方法で判定され、銀粉−色で現像される。

なお、この方法によれば、原稿上に金粉で画かれていな
い部分で念またま色分解信号出力比が２　：　４−．２
　ｊ　５−５　（±５％）になるような色、例えば山吹
の花の色などはコピー上で金粉により表現されることに
なるが、このような場合は多くはないと思われる。

又、カラー写真や絵画では金粉を使用しないでＮ金色や
銀色を再現しているが、このような部分もこの方法によ
れば部分によっては銀粉とカラートナーの混色で再現さ
れる。

以上、実施例として、第５の現像装置に銀色トナーを内
蔵させて、金色及び銀色の再現を行なう例を説明したが
、通常電子写真複写装置では再現困難な明度の高い色、
例えばピンク等のパステルカラーの再現のために、白色
々素の重量比が低くバインダの多い透明性白色トナーを
内蔵させ翫読取り部で読取られた各色分解光の出力より
、どの色も反射光量が多い場合は制御部で明度が高いと
判定して、その部分を各色現像装置で現像した後白色現
像装置で現像して原稿の明度を再現するようにすること
もできる。この場合の白色トナーの付Ｉｌ量は、制御部
で判定された明度に基づいて制御され、明度の階調性の
制御が行なわれる。この場合、白色トナーの付着量は、
画像処理で得られる黒トナーの付着量にある係数を掛け
て反転させた関数として決定される。

又、第５番目又はそれ以降の現像装置に透明剛脂トナー
を内蔵させておき、原稿が限で視て平滑す場合、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒の現像装置で現像した後、一
様に透明樹脂トナーで現像し、重ね合せ転写して定着す
れば、光沢のあるカラートナーが得られる。

効　　果 以上の如く、本発明によれば、通常のフルカラー複写機
に備えられているイエロー、マゼンタへシアン、黒の４
色の現像装置の他に、特殊な現像剤を内蔵した現像装置
を設けることにより、通常のフルカラーコピーはもとよ
り、通常の４色の現像剤では再現不可能な視覚的に特色
のある原稿の再現又は特色のあるコピーを作成すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施列のカラー複写機の外観を示す斜
視図、第２図はその作像部の構−麓の一例を示す断面図
、第３図は第１図に示す実施例の作像部の他の構成の一
例を示す断面図〜第４図（ａ）は金色、銀色、黄色の分
光反射率特性の一列を示す曲線図、（ｂ）は銀色トナー
と黄色トナーとの混合比を種々に変えて作った金色の分
光反射率曲線、（Ｃ）は銀色に黄色及びマゼンタトナー
を加えて得られる金色の一例の分光反射率曲線である。 １０．２０・・・感光体、１１．２２・・・書込み手段
１菖−千Ｓ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体上に形成された潜像を互いに異なる複数色
   の夫々の色で現像する複数の現像手段と、上記複数色の
   夫々で現像さるべき画像情報を有する光線で感光体を露
   光し潜像を形成する書込み手段とを有し、上記書込み手
   段により感光体上に形成された各潜像を上記の各現像手
   段で現像し、形成された各色トナー像を同一転写紙に転
   写してカラーコピーを作成するカラー複写装置において
   、上記の現像手段が少なくとも５個以上備えられ、その
   ４個は夫々、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラック
   の現像剤を有し、他の現像手段は視覚的特色を形成する
   ための現像剤を有することを特徴とするカラー複写装置
   。
2. （２）上記の視覚的特色を形成するための現像剤が銀色
   粉末を主成分とするものであることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載のカラー複写装置。
3. （３）上記の視覚的特色を形成するための現像剤が透明
   性白色トナーであることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載のカラー複写装置。
4. （４）上記の視覚的特色を形成するための現像剤が透明
   樹脂トナーであることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載のカラー複写装置。
5. （５）上記の視覚的特色を形成するための現像剤で現像
   すべき潜像を形成する画像情報は原稿の色分解信号の出
   力を処理して構成されることを特徴とする特許請求の範
   囲第２項又は第３項に記載のカラー複写装置。