JPS62148766A - コンクリ−ト構造物の構築方法 - Google Patents

コンクリ−ト構造物の構築方法

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JPS62148766A
JPS62148766A JP28691485A JP28691485A JPS62148766A JP S62148766 A JPS62148766 A JP S62148766A JP 28691485 A JP28691485 A JP 28691485A JP 28691485 A JP28691485 A JP 28691485A JP S62148766 A JPS62148766 A JP S62148766A
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JP
Japan
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concrete
space
formwork
poured
defines
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JP28691485A
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English (en)
Inventor
田中 健治郎
良平 石田
孝一 佐藤
猛 清水
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Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ビルディングのようなコンクリート構造物の
構築方法に関する。
(従来技術) ビルディングのようなコンクリート構造物は、一般に、
コンクリートを打設するための空間部を鉄板または木材
から成る型板を有する複数の型枠により形成し、該空間
部にコンクリートを打設する工程を繰り返す。
しかし、従来の型枠は通気性、通水性を有していないた
め、構造物の窓用開口の回りの壁部の前記開口底面を規
定する部分、出庇、床、階段の踏面部のように、構造物
の垂直方向または斜めに伸びる第1の部分から天端が水
平方向または斜めに伸びる第2の部分を、該第1および
第2の部分の各面をそれぞれ規定する型枠を配置し、該
第2の部分に対応するコンクリート打設用空間を前記第
1の部分に対応するコンクリート打設用空間に連通させ
、前記両市間に同時にコンクリートの打設を行なうこと
により形成しようとすると、コンクリート中の水(遊離
水)、空気および前記空間内の空気によりコンクリート
が前記第2の部分の各部に不均一に充填されてしまう。
このため、従来では、前記第2の部分の天端を規定する
型枠を除去し、前記第2の部分に対応する前記空間を上
方へ開放し、該空間へのコンクリートの打設を前記第1
の部分に対応する前記空間とは別の工程により行なう打
継ぎ方法が実施されていた。しかし、このような方法で
は、打設されたコンクリート中の余剰水および空気が前
記コンクリート内を上昇し、その結果凝結したコンクリ
ート表面にいわゆるレイタンス層が生じ、また打継ぎの
時間間隔が長くなると、コールドジヨイント(いわゆる
不良打継ぎ部)が発生する欠点がある。
(発明の目的) 本発明は、凝結したコンクリート表面にレイタンスが生
ぜず、型枠により形成されたコンクリート打設用空間の
隅々までコンクリートを均一に充填することができるコ
ンクリート構造物の構築方法を提供することを目的とす
る。
本発明の他の目的は、構造物の第1の部分と、該第1の
部分から伸びる第2の部分とを、打継ぎをすることなし
に同時に形成することができるコンクリート構造物の構
築方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明のコンクリート構造物の構築方法は、構築すべき
構造物の垂直方向または斜めに伸びる第1の部分および
天端が水平方向または斜めに伸びる第2の部分を規定す
る型枠を配置して連続する1つのコンクリートの打設用
空間を形成し、該空間にコンクリートを打設するコンク
リート構造物の構築方法であって、水および空気は通過
可能であるが固形分は通過不能のフィルタ層を板部材の
平面部に有する型枠を、少なくとも前記第2の部分を規
定する前記空間の天端に前記フィルタ層が該空間の側と
なる姿勢に配置し、前記コンクリートを前記第2の部分
の高さ位置より上方にまで打設することを特徴とする。
(発明の効果) 本発明によれば、水および空気は通過可能であるが固形
分は通過不能のフィルタ層を板部材の平面部に有する型
枠を少なくとも前記第2の部分の天端に対応する箇所に
前記フィルタ層が前記空間部の側となる姿勢に配置する
ため、打設したコンクリート中の余剰水および空気が型
枠のフィルタ層を経て排出され、硬化したコンクリート
表面にレイタンスが生じない。
また、本発明によれば、コンクリートを前記第2の部分
の高さ位置より上方にまで打設するため、打設されたコ
ンクリートがその重量により前記第2の部分の打設用空
間の隅々まで均一に充填され、前記第1および第2の部
分を同時に形成することができる。
(実施例) 以下、図面に示す本発明の実施例について説明する。
先ず、本発明で用いる型枠10について説明する。第1
図〜第4図に示す型枠10は、コンクリート用合板12
にこれの厚さ方向に貫通する複数の穴14をきりのよう
な手段により設け、該合板12の前面の側に水および空
気は通過可能であるが固形分は通過不能のフィルタ16
を設け、該フィルタの周縁部を合板12の裏側に折り返
して針18のような手段により合板に止め、該合板12
の裏側に複数の桟木20を固定することにより補強して
いる。
フィルタ16は、空気および水は通過可能であるが、コ
ンクリート組成物すなわち固形分は通過不能のフィルタ
である。このようなフィルタ16は、たとえば第4図に
示すように、織布または不織布のような布22と、該布
22に接着された通気性および通水性のドレーン24と
から成り、ドレーン24が合板12に接着されている。
に形成される間隙をドレーンとして利用できるため、特
殊なドレーン材は不要となる。
次いで、と記の型枠を用いる構築方法の実施例について
説明する。
第5図は、コンクリート構造物の凝結したコンクリート
基部30から立ち上がる壁32と、該壁32の高さ方向
の途中から水平方向へ伸びる山荘34と、壁32の上部
に続く梁36と、該柔から伸びる床38とを同時に形成
するとともに壁32に窓用開口40を同時に形成する実
施例を示す。
壁32、山荘34、梁36、床38および開口40は、
これらの側面、底面および上面を規定する複数の型枠4
2,44,46.48により連続した1つのコンクリー
ト打設用空間を形成した後、該空間にその上方からコン
クリートを床38の高さレベルまで打設することにより
形成される。
開口42の底面を規定する型枠44および山荘32の上
面を規定する各型枠48は、第1図〜第4図に示す型枠
10であり、フィルタ16が前記空間の側となる姿勢に
配置されている。このため、前記空間に打設されたコン
クリート中の余剰水および空気は、前記フィルタ16か
ら合板12の穴14を経て、コンクリートから除去され
る。
すなわち、コンクリート中の余剰水および空気は、第4
図に示す布22をドレーン24の側へ通過し、該ドレー
ン24から合板12の穴14および型枠間の隙間を経て
型枠の外へ排出される。
これにより、型枠44.48に接触するコンクリート表
面は緻密になり、該表面にレイタンスが生じることがな
く、またコンクリートが前記空間の隅々まで均一に充填
される。また、コンクリートを床38の高さ位置まで打
設するため、打設されたコンクリートがその重量により
壁32、山荘34、梁36および床38の打設用空間の
隅々まで均一に充填され、壁32、山荘34、梁36お
よび床38を同時に形成することができるとともに窓用
開口40を同時に形成することができ、作業能率が著し
く向上する。
すなわち、従来では、型枠44.48を設けていないた
め、コンクリートを先ず開口40の底面の高さレベル(
型枠44の高さ位置)まで打設し、次に該コンクリート
の凝固を待って山荘34の上面の高さレベルまで打設し
、最後にそのコンクリートが凝固した後床38の高さレ
ベルまで打設する作業を行なっていた。これに対し1本
発明によれば、壁32、山荘34、梁36、床38およ
び開口40を同時に形成することができるため、作業能
率が著しく向上する。
第6図および第7図は、コンクリート構造物の壁50と
方形の開口52とを同時に形成する実施例を示す。壁5
0および開口52は、これらの各面を規定する複数の型
枠54.56により連続した1つのコンクリート打設用
空間を形成した後、該空間にその上方からコンクリート
を開口52の高さレベルより上方まで打設することによ
り形成される。開口52の底面を規定する型枠56は。
第1図〜第4図に示す型枠lOであり、フィルタ16が
前記空間の側となる姿勢に配置されている。このため、
前記空間に打設されたコンクリート中の余剰水および空
気は、前記フィルタ16から合板12の穴14を経て、
コンクリートから除去される。
これにより、型枠56に接触するコンクリート表面は緻
密になり、該表面にレイタンスが生じることがなく、ま
たコンクリートが前記空間の隅々まで均一に充填される
。また、コンクリートを開口52の高さレベルより上方
まで打設するため、打設されたコンクリートがその重量
により壁50の打設用空間、特に開口52の下方部分の
隅々まで均一に充填され、壁50と開口52とを同時に
形成することができる。これに対し、従来では、開口5
2を有する壁は、コンクリートを先ず開口52の底面の
高さレベルまで打設し、次いでその上方の部分へ打設す
るいわゆる打継ぎを行なっていたため、作業能率が悪か
った。
第8図は、コンクリート構造物の壁60と、床62と、
手摺り64とを同時に形成する実施例を示す。壁60、
床62および手摺り64は、これらの各面を規定する複
数の型枠66.68により連続した1つのコンクリート
打設用空間を形成した後、該空間にその上方からコンク
リートを最上部に配置された型枠の上端レベルまで打設
することにより形成される。これにより、第9図に示す
構造のコンクリート構造物が構築される。床62の上面
を規定する型枠68は、第1図〜第4図に示す型枠10
であり、フィルタ16が前記空間の側となる姿勢に配置
されている。このため、前記空間に打設されたコンクリ
ート中の余剰水および空気は、前記フィルタ16から合
板12の穴14を経て、コンクリートから除去される。
これにより、型枠56に接触するコンクリート表面は緻
密になり、該表面にレイタンスが生じることがなく、ま
たコンクリートが前記空間の隅々まで均一に充填される
。また、コンクリートを手摺り64の@L部の高さレベ
ルまで打設するため、打設されたコンクリートがその重
量により打設用空間、特に床62に対応する空間の隅々
まで均一に充填され、壁60、床62および手摺り64
を同時に形成することができる。従来では。
上記のような構造物は、壁60、床62および手摺り6
4の順にコンクリートを打継ぐ方法を採用していたため
、作業能率が悪かった。
なお、第8図に示す実施例においては、第9図に示すよ
うに、手摺り子70を手摺り64に同時に設けることも
できる。
第10図は、階段80の各段を同時に形成する実施例を
示す。該階段80は、階段の底面を規定する型枠82、
各段の前面を規定する型枠84および各段の路面を規定
する型枠86を配置し、該型枠82,84.86により
連続するコンクリート打設用空間を形成した後、該空間
に階段80の最上部までコンクリートを打設することに
より形成される。
前記路面を規定する型枠84は、第1図〜第4図に示す
型枠10であり、フィルタ16が前記空間の側となる姿
勢に配置されている。このため、前記空間に打設された
コンクリート中の余剰水および空気は、前記フィルタ1
6から合板12の穴14を経て、コンクリートから除去
される。
これにより、型枠84に接触するコンクリート表面は緻
密になり、該表面にレイタンスが生じることがなく、ま
たコンクリートが前記空間の隅々まで均一に充填される
。また、コンクリートを階段80の最上部の高さレベル
まで打設するため、打設されたコンクリートがその重量
により打設用空間の隅々まで均一に充填され、各段を同
時に形成することができる。従来では、上記のような構
造物は、下方の段から一段毎に順次コンクリートを打継
ぐ方法を採用していたため作業能率が悪かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる型枠の一実施例を示す正面図、
第2図は第1図のII−U線に沿って得た断面図、第3
図は第2図の1部分の拡大図、第4図は第2図の■部分
の拡大図、第5図は本発明の第1実施例を示す断面図、
第6図は本発明の第2実施例を示す断面図、第7図は第
6図の■−■線の沿って得た断面図、第8図は本発明の
第3実施例を示す断面図、第9図は第3の実施例により
構築された構造物を示す斜視図。 第10(では本発明の第4の実施例を示す断面図である
。 10.42,44,46,48,54,56.66.6
8,84,86:型枠、 12:コンクリート用合板、16:フィルタ、32.5
0,60:壁、 34:山鹿、36:梁、      
 38 、62 :床、52:開口、       6
4:手摺り、80:階段。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第6二」 第5凶

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構築すべき構造物の垂直方向または斜めに伸びる
    第1の部分および天端が水平方向または斜めに伸びる第
    2の部分を規定する型枠を配置して連続する1つのコン
    クリートの打設用空間を形成し、該空間にコンクリート
    を打設するコンクリート構造物の構築方法であって、水
    および空気は通過可能であるが固形分は通過不能のフィ
    ルタ層を板部材の平面部に有する型枠を、少なくとも前
    記第2の部分を規定する前記空間の天端に前記フィルタ
    層が該空間の側となる姿勢に配置し、前記コンクリート
    を前記第2の部分の高さ位置より上方にまで打設するこ
    とを特徴とする、コンクリート構造物の構築方法。
JP28691485A 1985-12-21 1985-12-21 コンクリ−ト構造物の構築方法 Pending JPS62148766A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6381146U (ja) * 1986-11-17 1988-05-28

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524400B2 (ja) * 1977-06-21 1980-06-28
JPS5928151B2 (ja) * 1978-11-04 1984-07-11 ファナック株式会社 電動機駆動用インバ−タ回路の保護方式

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