JPS62148438A - 含酸素有機化合物の製造方法 - Google Patents
含酸素有機化合物の製造方法Info
- Publication number
- JPS62148438A JPS62148438A JP60289270A JP28927085A JPS62148438A JP S62148438 A JPS62148438 A JP S62148438A JP 60289270 A JP60289270 A JP 60289270A JP 28927085 A JP28927085 A JP 28927085A JP S62148438 A JPS62148438 A JP S62148438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- sulfur
- hydrogen
- rhodium
- containing compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術的分野)
本発明は合成ガスよりの含酸素化合物の合成法に係わる
ものである。
ものである。
現今、石油化学工業において、ナフサ価格の高騰を契機
として、重質油酸るいは石油代替物の利用など原料の多
様化対策が検討されて居シ、その1つとして一酸化炭素
と水素を主成分とする合成ガスより直接又は一旦メタノ
ールとなした後、エチレングリコール、エタノール、ア
セトアルデヒド、酢酸などの含酸素化合物やメタン、エ
チレン、プロピレン等の炭化水素等を合成する所謂C1
化学の研究が進められて居る。
として、重質油酸るいは石油代替物の利用など原料の多
様化対策が検討されて居シ、その1つとして一酸化炭素
と水素を主成分とする合成ガスより直接又は一旦メタノ
ールとなした後、エチレングリコール、エタノール、ア
セトアルデヒド、酢酸などの含酸素化合物やメタン、エ
チレン、プロピレン等の炭化水素等を合成する所謂C1
化学の研究が進められて居る。
合成ガス、実質的にはその中に含まれる一一化゛′、1
1.−一 炭素と水素tから、酢酸、アセトアルデヒド、工。
1.−一 炭素と水素tから、酢酸、アセトアルデヒド、工。
タノールなどの炭素数2の含酸素炭化水素を製造する方
法は公知であシ、その際用いられる触媒としてはロジウ
ム(Rh)触媒が効果的であることが知られている(例
えば、特開昭51−80806号、同51−80807
号、同52−14706号、同54−138504号、
同54−141705号、同55−57527号等参照
)。
法は公知であシ、その際用いられる触媒としてはロジウ
ム(Rh)触媒が効果的であることが知られている(例
えば、特開昭51−80806号、同51−80807
号、同52−14706号、同54−138504号、
同54−141705号、同55−57527号等参照
)。
即ち、合成ガス又は−酸化炭素と水素を含むガス混合物
を接触的に反応させた場合、使用する触媒や反応条件に
よって反応生成物は極めて多岐に亘シ、例えば、メタン
からノぐラフインワックスに至る飽和およびα−オレフ
ィンに富む不飽和の各種脂肪族炭化水素並びに炭素数6
乃至10数個の芳香族炭化水素や、メタノールから炭素
数20近くの高級アルコールに至る各種アルコール類そ
の他アルデヒド類や脂肪酸類など各種の含酸素炭化水素
化合物が生成する。換言すれば、これら膨大な数の各種
生成物の中から不必要な化合物の生成を抑制し、所望と
する特定の化合物のみを選択的に・生成させることは非
常に難しく、そのため好適な触媒の探索を主体に種々の
工夫がなされているが、上述の酢酸、アセトアルデヒド
、エタノールなどの2個の炭素原子を有する含酸素炭化
水素化合物゛′。
を接触的に反応させた場合、使用する触媒や反応条件に
よって反応生成物は極めて多岐に亘シ、例えば、メタン
からノぐラフインワックスに至る飽和およびα−オレフ
ィンに富む不飽和の各種脂肪族炭化水素並びに炭素数6
乃至10数個の芳香族炭化水素や、メタノールから炭素
数20近くの高級アルコールに至る各種アルコール類そ
の他アルデヒド類や脂肪酸類など各種の含酸素炭化水素
化合物が生成する。換言すれば、これら膨大な数の各種
生成物の中から不必要な化合物の生成を抑制し、所望と
する特定の化合物のみを選択的に・生成させることは非
常に難しく、そのため好適な触媒の探索を主体に種々の
工夫がなされているが、上述の酢酸、アセトアルデヒド
、エタノールなどの2個の炭素原子を有する含酸素炭化
水素化合物゛′。
を高い選択率をもって取得するにはロジウム触媒が特異
的に優れていると言われている。
的に優れていると言われている。
しかし乍ら、ロジウム触媒を用いて成る条件下に反応を
行った場合には、確かに炭素ガスやメタンその他の炭化
水素など好ましくない副生物の生成は抑制され、成る程
度選択的に炭素数2の含酸素化合物が生成することが認
められるが、触媒活性成分としてロジウム単独では活性
が低く、また、選択性に関しても炭素数2の含酸素化合
物のうち主たる生成物はアセトアルデヒドであるため目
的化合物として酢酸を所望する場合には目的物の収率が
充分ではないという難点がある。殊に、ロジウムは高価
な物質であるため、その触媒活性や目的物の選択性を改
善することは工業上重要な意味をもっている。
行った場合には、確かに炭素ガスやメタンその他の炭化
水素など好ましくない副生物の生成は抑制され、成る程
度選択的に炭素数2の含酸素化合物が生成することが認
められるが、触媒活性成分としてロジウム単独では活性
が低く、また、選択性に関しても炭素数2の含酸素化合
物のうち主たる生成物はアセトアルデヒドであるため目
的化合物として酢酸を所望する場合には目的物の収率が
充分ではないという難点がある。殊に、ロジウムは高価
な物質であるため、その触媒活性や目的物の選択性を改
善することは工業上重要な意味をもっている。
従来より他成分の助触媒の添加による一酸化炭素の利用
率、選択性の向上、空時収率の向上について研究がなさ
れて居り、ロジウムを主成分とする多成分系の触媒の探
究が更に進められて居り、告されている。
率、選択性の向上、空時収率の向上について研究がなさ
れて居り、ロジウムを主成分とする多成分系の触媒の探
究が更に進められて居り、告されている。
たとえば、J、F 5chulty等によると、溶融鉄
触、媒をS化合物で被毒し、−酸化炭素、水素の混合ガ
スと反応させると、活性が著しく低下することが示され
ている。(Ind、Eng、Chem、Prod、Re
s、Dev。
触、媒をS化合物で被毒し、−酸化炭素、水素の混合ガ
スと反応させると、活性が著しく低下することが示され
ている。(Ind、Eng、Chem、Prod、Re
s、Dev。
旦、43(1963):止、33(1964))また、
最初に小量のイオウを鉄触媒へ付与すると、ワックス形
°成が阻害され、C1〜C4炭化水素が増加することが
報告されている。(J、Phys、Chem、66 、
501 (1962))液相反応における硫化金属塩の
使用は、例えばCu、Ni、Ti等を用いてのアルコー
ルの生成(特開昭6O−112725)ロジウムカルイ
ニル硫黄クラスターを用いた多価アルコールの生成(特
開昭5゛4−71098 )がある。また気相反応にお
いては、硫酸、硫酸カリなどを共含浸法にて、調製した
ロジウム触媒(特開昭6O−114342)が開示され
てい・る。
最初に小量のイオウを鉄触媒へ付与すると、ワックス形
°成が阻害され、C1〜C4炭化水素が増加することが
報告されている。(J、Phys、Chem、66 、
501 (1962))液相反応における硫化金属塩の
使用は、例えばCu、Ni、Ti等を用いてのアルコー
ルの生成(特開昭6O−112725)ロジウムカルイ
ニル硫黄クラスターを用いた多価アルコールの生成(特
開昭5゛4−71098 )がある。また気相反応にお
いては、硫酸、硫酸カリなどを共含浸法にて、調製した
ロジウム触媒(特開昭6O−114342)が開示され
てい・る。
いずれの特許においても、著しい活性低下が認められ、
しかも経時的変化が大きい不利な点がある。これは工業
的見地からすれば、触媒としての;実子的効果で説明さ
れることであるが、複雑で不明な点が多い。その為、選
択性、活性の変化の定量的把握など全く不可能である。
しかも経時的変化が大きい不利な点がある。これは工業
的見地からすれば、触媒としての;実子的効果で説明さ
れることであるが、複雑で不明な点が多い。その為、選
択性、活性の変化の定量的把握など全く不可能である。
(発明の略解)
ここにおいて、本発明者はロジウム系触媒を用いてC2
含酸素化合物を合成するに当シ、水素還元等の賦活処理
後、含イオウ化合物で気相接触処理することを特徴とし
、これにより副生物を抑え、比較的活性の低下も経時変
化も少ない触媒が得られた。之によって触媒活性の維持
向上と高選択性の達成が得られることを見出した。
含酸素化合物を合成するに当シ、水素還元等の賦活処理
後、含イオウ化合物で気相接触処理することを特徴とし
、これにより副生物を抑え、比較的活性の低下も経時変
化も少ない触媒が得られた。之によって触媒活性の維持
向上と高選択性の達成が得られることを見出した。
従って本発明の目的は合成ガスよシC2含酸素化合物の
合成において、その触媒の活性の著しい低下をまねくこ
となく、高選択性を計ることにある。
合成において、その触媒の活性の著しい低下をまねくこ
となく、高選択性を計ることにある。
本発明の他の目的は、以下の記載より容易に理解し得る
であろう。
であろう。
(発明の説明)
先づ、上記反応について更に説明すれば、触媒はロジウ
ム系の主として助触媒を有する触媒は、何れも本反応に
用いることが出来るが、一般に他を0.01−15.0
重量係、好ましくは0.1〜10.Ofi量チ含有し、
Rhを金属形、又は3価以下の原子価のロジウム塩又は
錯体として用い得る。
ム系の主として助触媒を有する触媒は、何れも本反応に
用いることが出来るが、一般に他を0.01−15.0
重量係、好ましくは0.1〜10.Ofi量チ含有し、
Rhを金属形、又は3価以下の原子価のロジウム塩又は
錯体として用い得る。
助触媒としては、Mn 、Mg、 Sc 、 I r
、Zr 、Hf 、Mo 、W、U。
、Zr 、Hf 、Mo 、W、U。
Th等、又アルカリ金属又はアルカリ土類金属としてN
a、に、Li、Cs、Rh、Ca、St、Ba等を含ん
でもよいが、助触媒として使用される化合物としては、
710グン酸塩・硫酸塩・硝酸塩・炭酸塩等の無機酸塩
、酸化物、水酸化物、酢酸塩、ギ酢酸、蓚酸塩等の有機
酸塩を問わず使用することができる。しかし、これらの
触媒成分の担体上への担持を容易ならしめるため、水又
は他の適当な触媒に可溶性の化合物が好ましく用いられ
る。
a、に、Li、Cs、Rh、Ca、St、Ba等を含ん
でもよいが、助触媒として使用される化合物としては、
710グン酸塩・硫酸塩・硝酸塩・炭酸塩等の無機酸塩
、酸化物、水酸化物、酢酸塩、ギ酢酸、蓚酸塩等の有機
酸塩を問わず使用することができる。しかし、これらの
触媒成分の担体上への担持を容易ならしめるため、水又
は他の適当な触媒に可溶性の化合物が好ましく用いられ
る。
坦体としては、シリカダル、活性炭、活性アルミナ、酸
化チタン、酸化トリウム、ゼオライト等が用いられるが
、特にシリカダルが好ましい。坦体の形態としては粉末
状、イレ、ト状等任意の公知の形態のものが用いられる
が、比表面積として1〜1000 m27 gを有する
ものが好ましい。
化チタン、酸化トリウム、ゼオライト等が用いられるが
、特にシリカダルが好ましい。坦体の形態としては粉末
状、イレ、ト状等任意の公知の形態のものが用いられる
が、比表面積として1〜1000 m27 gを有する
ものが好ましい。
調製法としては、上記ロジウム、場合によっては助触媒
を水又はn−ヘキサン、アルコール、アセトン等の有機
溶媒に溶解し、この溶液知多孔質無機担体物質を加え、
含浸法・イオン交換法その他の常法により担持させた後
、還元又は熱処理することによシ担持固定された目的物
を得ることができる。担体上への触媒成分の担持はすべ
ての触媒成分を同時に行なってもよいし、又、各成分と
I゛がら、逐次的、段階的に担持する方法などの各手法
を用いることができる。上述の手法によって調製された
触媒は通常還元処理を行うことによりロジウムを実質的
金属状態に活性化し、ついで反応に;供せられる。還元
処理を行うには水素ガス下又は水素及び−酸化炭素の混
合ガス下、場合によっては窒素、ヘリウム、アルゴン等
の不活性ガスで一部希釈された水素ガスまたは上記混合
ガス下で行うことができる。
を水又はn−ヘキサン、アルコール、アセトン等の有機
溶媒に溶解し、この溶液知多孔質無機担体物質を加え、
含浸法・イオン交換法その他の常法により担持させた後
、還元又は熱処理することによシ担持固定された目的物
を得ることができる。担体上への触媒成分の担持はすべ
ての触媒成分を同時に行なってもよいし、又、各成分と
I゛がら、逐次的、段階的に担持する方法などの各手法
を用いることができる。上述の手法によって調製された
触媒は通常還元処理を行うことによりロジウムを実質的
金属状態に活性化し、ついで反応に;供せられる。還元
処理を行うには水素ガス下又は水素及び−酸化炭素の混
合ガス下、場合によっては窒素、ヘリウム、アルゴン等
の不活性ガスで一部希釈された水素ガスまたは上記混合
ガス下で行うことができる。
還元処理温度としては100〜600℃、好ましくは2
50〜550℃の温度において行う。この際、触媒の各
成すの活性状態を最適な状態に保つ目的で、低温よシ徐
々に、あるいは段階的に昇温しながら還元処理を行って
もよい。
50〜550℃の温度において行う。この際、触媒の各
成すの活性状態を最適な状態に保つ目的で、低温よシ徐
々に、あるいは段階的に昇温しながら還元処理を行って
もよい。
又、ロジウム化合物の還元はメタノール、ヒドラノン、
ホルマリン等の還元剤で処理することによって行なって
もよい。
ホルマリン等の還元剤で処理することによって行なって
もよい。
而して、本発明は、上記賦活処理後、所定量の含イオウ
化合物でロジウム触媒(助触媒の在存の有無にかかわら
ない。)を所定温度にて、気相接触処理することを特徴
とするものである。場合に計ることができた。
化合物でロジウム触媒(助触媒の在存の有無にかかわら
ない。)を所定温度にて、気相接触処理することを特徴
とするものである。場合に計ることができた。
本発明においての含イオウ化合物とは、硫化水素、水硫
化アルカリ、硫化カルビニル、硫酸及び硫酸塩アルキル
硫酸、亜硫酸ガス、亜硫酸塩、硫化モリブデンなどの硫
化物、硫化ハロゲン、二硫化炭素、有機イオウ化合物で
あるメルカプタン、チオール、スルフィド、チオエーテ
ル、ジスルフィド、ハロダン化スルフェニル、チオラク
トン(チオ尿素など)、スルホニウム化合物、チオアル
デヒド、スルフィン酸及びその誘導体である酸塩化物(
R−8−CAり 、酸アミド(R−8−NH2)、エス
テル(R−8−OR’)、更にスルホン酸及びその誘導
体等、或いは錯塩、クラスター等が用いられるが、特に
制限はない。
化アルカリ、硫化カルビニル、硫酸及び硫酸塩アルキル
硫酸、亜硫酸ガス、亜硫酸塩、硫化モリブデンなどの硫
化物、硫化ハロゲン、二硫化炭素、有機イオウ化合物で
あるメルカプタン、チオール、スルフィド、チオエーテ
ル、ジスルフィド、ハロダン化スルフェニル、チオラク
トン(チオ尿素など)、スルホニウム化合物、チオアル
デヒド、スルフィン酸及びその誘導体である酸塩化物(
R−8−CAり 、酸アミド(R−8−NH2)、エス
テル(R−8−OR’)、更にスルホン酸及びその誘導
体等、或いは錯塩、クラスター等が用いられるが、特に
制限はない。
用いる含イオウ化合物とRhとの原子比は0.0000
1〜2の範囲で処理する。
1〜2の範囲で処理する。
本発明においての含イオウ化合物を触媒と接触させる温
度は室温又は20’から600℃、好ましくは200〜
450℃、最も好ましくは300〜400℃で行う。
度は室温又は20’から600℃、好ましくは200〜
450℃、最も好ましくは300〜400℃で行う。
気相接触を行う際、ガス状含イオウ化合物は、用いて、
適度な濃度(1000ppm 〜0.1 ppb )に
て同伴する方法でも良い。
適度な濃度(1000ppm 〜0.1 ppb )に
て同伴する方法でも良い。
更に、含イオウ化合物を気相接触した後、水素還元等を
500℃以下にで行っても良い。
500℃以下にで行っても良い。
本発明による含イオウ化合物による気相接触処理によシ
卓越した効果が得られる。
卓越した効果が得られる。
反応は通常固定床式反応器を用いて行われるが、その他
移動床又は流動床式反応器も用□いられ、場合により触
媒を懸濁系で用いる液相系も用いられる。又原料ガスに
は上記の如く合成ガスを用いるが、他に製鉄所副生ガス
を用いて、原料の多様化も計9得る。之等の原料ガスに
はCO2、N2 、Ar 、He e水蒸気、メタン等
の不純物が含まれることもあるが、原料ガスに之等の成
分が混合されていても支障はなく、N2 + He t
Ar等の不活性ガスは原料ガスの希釈用に用いること
も出来る。
移動床又は流動床式反応器も用□いられ、場合により触
媒を懸濁系で用いる液相系も用いられる。又原料ガスに
は上記の如く合成ガスを用いるが、他に製鉄所副生ガス
を用いて、原料の多様化も計9得る。之等の原料ガスに
はCO2、N2 、Ar 、He e水蒸気、メタン等
の不純物が含まれることもあるが、原料ガスに之等の成
分が混合されていても支障はなく、N2 + He t
Ar等の不活性ガスは原料ガスの希釈用に用いること
も出来る。
反応条件は広い範囲で変えることができるが、固定床流
通式反応装置に適用される反応条件を代表的な範囲とし
て以下に示す。
通式反応装置に適用される反応条件を代表的な範囲とし
て以下に示す。
一酸化炭素と水素のモル比:50:1〜1:5、・・・
、以下、本発明について、実施例をもって、更に詳細に
説明するが、これらの例は本発明についてあ理解を容易
にするため、あえて条件を統一して:振すもので本発明
はこれらの例によ−て何ら制限されないことは勿論であ
る。
、以下、本発明について、実施例をもって、更に詳細に
説明するが、これらの例は本発明についてあ理解を容易
にするため、あえて条件を統一して:振すもので本発明
はこれらの例によ−て何ら制限されないことは勿論であ
る。
触媒調製
実施例1
塩化ロジウA (Rh+J、−3H20) 5.10
gを加エタ純水23m1に溶解した水溶液中に700℃
1時間焼成処理したシリカゲル(富士デヴインン化学株
+57)2ONを加え、均一に含浸させた。時々、攪拌
しながら、室温下で1時間、80℃で20時間乾燥した
。この触媒を石英ガラス製還元反応管に入れ、水素15
Nl/Hl/下、450℃2時間水素還元した。更に
、硫化水素80 ppm、(バランス窒素ガス)を35
0℃、25 Nl/Hrで1時間流し、同温度でH2還
元を30分行った。
gを加エタ純水23m1に溶解した水溶液中に700℃
1時間焼成処理したシリカゲル(富士デヴインン化学株
+57)2ONを加え、均一に含浸させた。時々、攪拌
しながら、室温下で1時間、80℃で20時間乾燥した
。この触媒を石英ガラス製還元反応管に入れ、水素15
Nl/Hl/下、450℃2時間水素還元した。更に
、硫化水素80 ppm、(バランス窒素ガス)を35
0℃、25 Nl/Hrで1時間流し、同温度でH2還
元を30分行った。
比較例1
実施例1の第1回めの水素還元処理し、硫化水素ガス処
理を行なわない他は、実施例1に同じ。
理を行なわない他は、実施例1に同じ。
9を加えた純水23m1に溶解し、実施例1に示した担
体及び調製法に従い触媒化した。
体及び調製法に従い触媒化した。
実施例2−1
実施例2に於いて硫化水素の代わシに硫化カルビニル5
0 ppmを用いた。その他は同じ。
0 ppmを用いた。その他は同じ。
比較例2
実施例2と同じ組成の触媒を第1回めの水素還元まで同
じ方法にて調製した。この触媒はsH2処理を施さなか
った。
じ方法にて調製した。この触媒はsH2処理を施さなか
った。
実施例3
塩化ロジウム(Rh(J3.3H20) 3.57.9
、塩化スカンジウム(Sec13,6H20) O−
0’76 j)−四塩化イソノウム(IrCd4.N2
0) 0.598 g 、塩化すf ’) ム(LiC
l)0.0437,9を加えた純水23m1K、溶解し
、実施例1に示した担体及び調製法に従い触媒化した。
、塩化スカンジウム(Sec13,6H20) O−
0’76 j)−四塩化イソノウム(IrCd4.N2
0) 0.598 g 、塩化すf ’) ム(LiC
l)0.0437,9を加えた純水23m1K、溶解し
、実施例1に示した担体及び調製法に従い触媒化した。
比較例3
実施例3と同じ組成の触媒を第1回めの水素還元まで同
じ方法にて調製した。この触媒は硫化水素処理を施さな
かった。
じ方法にて調製した。この触媒は硫化水素処理を施さな
かった。
が入った1tの水溶液からl meをとる。)を加え、
共含浸した。用いた担体は実施例1と同じダグイソンナ
57で700℃で焼成した。風乾、乾燥、還、元はいず
れも実施例、1に準じた。硫化水素処理は行なわなかっ
た。
共含浸した。用いた担体は実施例1と同じダグイソンナ
57で700℃で焼成した。風乾、乾燥、還、元はいず
れも実施例、1に準じた。硫化水素処理は行なわなかっ
た。
上記触媒を10m1の反応器に充填し、N2ガスで置換
し、常温から250℃まで、約1時間で昇温し、250
℃に10分間保持後、CO/H2ガスで置換、昇圧し、
目的とする反応温度(300℃)まで昇温した。次いで
原料ガス(Co/H2= 9/ 1 )を1001(標
準状態)7時の速度で送入し、反応圧力100 kg/
m 、反応温度300℃において反応を行った。加圧冷
却して捕集した液体生成物及び反応ガ゛スをガスクロマ
トグラフ法により分析した結果を第1表及び第2表に示
した。
し、常温から250℃まで、約1時間で昇温し、250
℃に10分間保持後、CO/H2ガスで置換、昇圧し、
目的とする反応温度(300℃)まで昇温した。次いで
原料ガス(Co/H2= 9/ 1 )を1001(標
準状態)7時の速度で送入し、反応圧力100 kg/
m 、反応温度300℃において反応を行った。加圧冷
却して捕集した液体生成物及び反応ガ゛スをガスクロマ
トグラフ法により分析した結果を第1表及び第2表に示
した。
選択率(COモル%)=((夫々の生成物に転化された
COのモル数)÷(消費されたCOのモル数)〕×10
0
COのモル数)÷(消費されたCOのモル数)〕×10
0
Claims (1)
- ロジウム系触媒の存在下に一酸化炭素と水素を主成分と
する合成ガスより、酢酸、アセトアルデヒド及び、エタ
ノールを製造する方法において、反応に先立って、ロジ
ウム系触媒を含イオウ化合物で気相接触処理することを
特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60289270A JPS62148438A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 含酸素有機化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60289270A JPS62148438A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 含酸素有機化合物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62148438A true JPS62148438A (ja) | 1987-07-02 |
JPS6341893B2 JPS6341893B2 (ja) | 1988-08-19 |
Family
ID=17740984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60289270A Granted JPS62148438A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 含酸素有機化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62148438A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6127432A (en) * | 1998-01-29 | 2000-10-03 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Processes for preparing oxygenates and catalysts therefor |
US6521783B1 (en) | 1998-01-29 | 2003-02-18 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Processes for preparing oxygenates |
WO2006123146A2 (en) | 2005-05-20 | 2006-11-23 | Bp Chemicals Limited | Process for the conversion of synthesis gas to oxygenate |
EP1741692A1 (en) | 2005-07-06 | 2007-01-10 | BP Chemicals Limited | Process for the conversion of hydrocarbons to C2-oxygenates |
WO2010092819A1 (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-19 | 有限会社市川事務所 | エタノールの製造方法 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP60289270A patent/JPS62148438A/ja active Granted
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6127432A (en) * | 1998-01-29 | 2000-10-03 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Processes for preparing oxygenates and catalysts therefor |
US6387842B1 (en) | 1998-01-29 | 2002-05-14 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Process for preparing oxygenates and catalysts therefor |
US6521783B1 (en) | 1998-01-29 | 2003-02-18 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Processes for preparing oxygenates |
WO2006123146A2 (en) | 2005-05-20 | 2006-11-23 | Bp Chemicals Limited | Process for the conversion of synthesis gas to oxygenate |
US7939571B2 (en) | 2005-05-20 | 2011-05-10 | Bp Chemicals Limited | Process for the conversion of synthesis gas to oxygenate |
EP1741692A1 (en) | 2005-07-06 | 2007-01-10 | BP Chemicals Limited | Process for the conversion of hydrocarbons to C2-oxygenates |
US7842844B2 (en) | 2005-07-06 | 2010-11-30 | Bp Chemicals Limited | Process for the conversion of hydrocarbons to C2-oxygenates |
WO2010092819A1 (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-19 | 有限会社市川事務所 | エタノールの製造方法 |
JP2012131833A (ja) * | 2009-02-12 | 2012-07-12 | Ichikawa Office Inc | メタノール及びエタノールの製造方法 |
JP4979818B2 (ja) * | 2009-02-12 | 2012-07-18 | 有限会社市川事務所 | エタノールの製造方法 |
JP2012149089A (ja) * | 2009-02-12 | 2012-08-09 | Ichikawa Office Inc | エタノールの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6341893B2 (ja) | 1988-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4126645A (en) | Selective hydrogenation of highly unsaturated hydrocarbons in the presence of less unsaturated hydrocarbons | |
KR100458785B1 (ko) | 비닐 아세테이트 촉매를 제조하기 위한 2단계 금첨가방법 | |
KR0142192B1 (ko) | 알릴 아세테이트의 제조방법 | |
JP2506527B2 (ja) | 担持銀触媒を製造する方法 | |
ZA200502095B (en) | Process for the removal of oxygen from olefin-containing process streams. | |
NZ210651A (en) | Palladium/rhenium catalyst and preparation of tetrahydrofuran and 1,4-butanediol | |
WO2005099897A1 (ja) | フィッシャー・トロプシュ合成用触媒および炭化水素の製造法 | |
EP1984113A2 (en) | Catalyst for co oxidation comprising dispersed gold atoms | |
KR101115296B1 (ko) | 알칸티올 합성용 촉매 및 이의 제조방법 | |
US4503162A (en) | Catalyst systems for the conversion of gases | |
JPS62148438A (ja) | 含酸素有機化合物の製造方法 | |
JPH04321635A (ja) | 合成ガスからアルコールを製造するのに有用なタンタル含有触媒 | |
JPS62148437A (ja) | 含酸素有機化合物の製造法 | |
JPS6150641A (ja) | フイツシヤ−・トロプシユ触媒としてのva族酸化物改質チタニア表面上担持炭化鉄 | |
JPS6113689B2 (ja) | ||
JPWO2004085055A1 (ja) | フィッシャー・トロプシュ合成用触媒および炭化水素の製造法 | |
EP0171206B1 (en) | Preparation of hydrocarbons and oxygenated hydrocarbons | |
JPS6039653B2 (ja) | 酸素含有炭化水素化合物の製造方法 | |
JPS59170023A (ja) | 低級含酸素有機化合物の製造方法 | |
CN115279492B (zh) | 由烷烃族气体制备烯烃的脱氢催化剂及其制备方法 | |
RU2825136C1 (ru) | Мезопористый алюмосиликатный катализатор окислительного дегидрирования пропана | |
JPS59227831A (ja) | 酸素含有炭化水素化合物の製造方法 | |
JP2903073B2 (ja) | エチレンの製造方法 | |
JPH10120675A (ja) | 2−p−ジオキサノン類の製造方法 | |
JPS5978130A (ja) | 酸素含有炭化水素化合物の製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |