JPS62146787A - 自動二輪車等のフロントフエンダの防泥構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野） 本発明は自動二輪車、特にスクータタイプのフロントフ
ェンダに適用し得る防泥構造に関するものである。

（従来の技術） 従来例えば、スクータタイプの自動二輪車にあっては操
舵輪である前輪を支持するステアリングヘッドの上下長
を長く取り、前輪の配設位置を向上させたものがある。

この場合ステアリングヘッド下方がより前輪に近づき、
デザイン上の処１ｊｌｌｊ等の関係で前輪を覆うフロン
トフェンダがステアリングヘッドの下部をも覆ったよう
な形状、言い換えればフェンダ内にステアリングヘッド
下部が張り出した状態に配設される。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらこのようにステアリングヘッド下部をフロ
ントフェンダで覆うようになると、前輪によって飛散す
る泥等はフロントフェンダによって車体への付着は防止
されるがフロントフェンダ内に存在するステアリングヘ
ッド下方のフロントフォークを支承する軸受部には直接
泥等が吹きかかるようになりがちであり、このためより
頻繁なメンテナンスが必要とされるものであった。

本発明はこのような点に鑑み、前輪によって跳ね上げら
れる泥が、フロントフェンダ内にあるステアリングヘッ
ド下部の軸受部に直接かがらないように構成した新規な
防泥構造を提案しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

即ち本発明たる自動二輪車等のフロントフェンダの防泥
構造は、前輪の少なくとも上方部と、この前輪を支承す
るフロントフォークを軸受部を介して回動自在に保持す
るヘッドパイプの下方とを覆うようにしたフロントフェ
ンダの構造において、該フロントフェンダはヘッドパイ
プ下方の前記軸受部と前輪側との間を遮る隔壁を具えて
いることを特徴として成るものであり、もって前記問題
を解決しようとするものである。

〔作　用〕

このように構成することによってステアリングヘッド下
部における隔壁が有効に作用し、ステアリングヘッドへ
の泥等の飛散を防止するものである。

〔実施例〕

以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。第１図において符＠１は本発明を適用するいわゆるス
クータタイプの自動二輪車で、低床式のステップフロア
を有する車体２の前後に前輪３、後輪４を配設するとと
もに、車体後部上方にシート５を設け、一方その前方に
レッグスペースを挟んで前輪３を操作するハンドル６を
設け、更にシート５の下方には一例として後輪４を一体
に保持するエンジンユニツｌ−７を設けて成るものであ
る。

前輪３の上方に配設されるフロントフェンダ１０は、前
輪３を直接支持するフロンミルフォーク１１の上方に取
りつけられるものであって、フロントフォーク１１を囲
むようにして前車輪３の上部を覆い、且つ上方において
は車体２に対して形成されているヘッドバイブ１２の下
方をも覆うように取付られている。尚、このヘッドパイ
プ１２の下方にはフロントフｔ−り１１と一体のステア
リングシャフト１３との間に軸受部１４を設けたちので
ある。そしてこのような構成にＪ５いて本発明にあって
はフロントフェンダ１０にフラップ１５を一体に形成す
るもので、このフラップ１５はへラドバイブ１２の下方
に配設されるものであり、ヘッドパイプ１２の下端と前
輪３との間を遮る隔壁として作用するように構成される
。

このフロントフェンダ１０及びそれと一体のフラップ１
５との具体的な形成手法は種々とり１７るらのであって
、まず第３図に示す実施例はフロントフェンダ１０を後
部フェンダピース１６と前部フェンダピース１７との二
部材によって構成したものであり、両者はそれぞれ接合
面でビス１８によって一体に固定される。そしてこの実
施例ではフラップ１５は後部フェンダピース１６から前
方に延びるように形成される。尚、このような前後分割
式のフロントフェンダ１０を適用する場合にはフロント
フォーク１１が左右対や的に形成された両持式のものに
適用するのが好ましい。また他の実施例としては第４図
に示すように、フロントフェンダ１０を左右にそのほぼ
中心から分割したものであり、右フェンダピース１９と
左フェンダピース２０とが互いに凹凸係合等によって一
体に嵌め含ねされるように構成される。この場合には一
例として右フェンダピース１９に対しフラップ１５を一
体にモールド成形するものである。尚、このような左右
分割タイプのフロントフェンダ１０については例えばフ
ロントフォーク１１はいわゆる片持式のフォークとする
場合に好都合である。

勿論、組み付けが可能であれば両持式のフォークのらの
に適用してちらとより差し支えない。

本実施例はこのような構成をとるから、前輪３が泥、あ
るいは水等を跳ね上げた場合であってもフラップ１５が
隔壁として有効に作用して、少なくとも前輪３の後部上
方のその部分で泥等を遮り、ヘッドバイブ１２の下方に
ある軸受部１４への直接の飛散を防ぐようにしているも
のである。

（発明の効果〕 以上述べたように本発明によればフェンダ内にステアリ
ングヘッドの下方が張り出すようなタイプの自動二輪車
にあっても、フロントフェンダに設はフラップによって
前輪からヘッドバイブ下端への泥の飛散が有効に遮られ
、その部分を効果的に保護しているものである。

【図面の簡単な説明】

す側面図、第２図は同上拡大縦断側面図、第３図は本発
明の一実施例を示す要部分解斜視図、第４図は本発明の
更に池の実施例を示す要部分解斜視図である。 １・・・自動二輪車　　２・・・車体　　３・・・前輪
４・・・後輪　　５・・・シート　　６・・・ハンドル
７・・・エンジンユニット　　１０・・・フロントフェ
ンダ　　１１・・・フロントフォーク　　１２・・・ヘ
ッドバイブ　　１３・・・ステアリングシャフト　　１
４・・・軸受部　　１５・・・フラップ　　１６・・・
後部フェンダピース　　　１７・・・前部フェンダピー
ス１９・・・右フェンダピース　　２０・・・左フエン
ダピース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、前輪の少なくとも上方部と、この前輪を支承するフ
   ロントフォークを軸受部を介して回動自在に保持するヘ
   ッドパイプの下方とを覆うようにした自動二輪車等のフ
   ロントフェンダにおいて、該フロントフェンダはヘッド
   パイプ下方の前記軸受部と前輪側との間を遮る隔壁を具
   えていることを特徴とする自動二輪車等のフロントフェ
   ンダの防泥構造。