JPS621453Y2 - - Google Patents

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JPS621453Y2
JPS621453Y2 JP9932680U JP9932680U JPS621453Y2 JP S621453 Y2 JPS621453 Y2 JP S621453Y2 JP 9932680 U JP9932680 U JP 9932680U JP 9932680 U JP9932680 U JP 9932680U JP S621453 Y2 JPS621453 Y2 JP S621453Y2
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clutch pedal
clutch
ratchet
pedal
cable
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JP9932680U
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、機関のクランク軸と変速機との間に
設けられて両者の接続を制御するクラツチのケー
ブル式レリーズ装置に関する。
このようなケーブル式レリーズ装置を本出願人
は、昭和54年実用新案登録願第147630号(実公昭
58−50108号公報参照)、および昭和55年実用新案
登録願第23136号(実開昭56−125539号公報参
照)等において開示した。これらケーブル式レリ
ーズ装置ではいづれも、下端にペダルパツドを設
けられているクラツチペダルと、クラツチペダル
の運動をクラツチへ伝達するケーブルの端に固定
されかつラチエツトをもつラチエツト部材と、ラ
チエツト部材のラチエツトに係合可能な爪を有し
ていてクラツチペダルとラチエツト部材との連結
を制御する爪部材を揺動可能に支持する補助部材
とが、共通の軸線の周りに揺動可能に支持されて
いる。このようなケーブル式クラツチレリーズ装
置において揺動軸線方向のラチエツト部材のラチ
エツトと爪部材の爪とのかみ合いが数mm程度ずれ
てかみ合いが不完全になることが問題となる可能
性がある。
本考案の目的は、揺動軸線方向のラチエツトと
爪とのかみ合いのずれを有効に防止することがで
きるクラツチレリーズ装置を提供することであ
る。
第1図および第2図を参照して昭和54年実用新
案登録願第147630号実公昭58−50108号公報参照
等に開示されているケーブル式クラツチレリーズ
装置を概略的に説明してから、第3図において本
考案の実施例の主要部を詳細に説明する。
第1図においてフライホイール1は機関(図示
せず)のクランク軸2に固定され、トランスミツ
シヨン(図示せず)の入力軸3にパイロツトベア
リング4を介して相対回転可能に支持されてい
る。クラツチカバー5はボルト6によりフライホ
イール1に固定されているとともに、ダイヤフラ
ムスプリング7の所定個所をピボツトリングを介
してリベツトにより担持している。プレツシヤプ
レート11は外周部の所定個所においてストラツ
プ(図示せず)を介してクラツチカバー5に支持
され、さらにリトラクテイングスプリング12に
よりダイヤフラムスプリング7の外周縁と結合し
ている。クラツチデイスク13は、フライホイー
ル1とプレツシヤプレート11との間に配置さ
れ、ハブ14に固定され、ハブ14は軸3にスプ
ライン嵌合している。軸3に整合して突出形成さ
れているベアンリングリテーナ15の円筒部外周
には、ダイヤフラムスプリング7の中央部分に当
接作用するクラツチレリーズベアリング16を装
着したクラツチレリーズベアリングハブ17が軸
方向へ摺動自在に備え付けられる。レリーズフオ
ーク18は一端において軸19の周りに揺動可能
に支持され、中間においてレリーズベアリングハ
ブ17に結合され、他端においてインナケーブル
20に結合している。インナケーブル20を被覆
するアウタケーブル25は、クラツチハウジング
26に取付けられたブシユ27に一端において当
接し、ダツシユパネル28に取付けられたブシユ
29に他端において当接する。
クラツチペダル35は、下端にペダルパツド3
4をもち、補助部材36とともに、ボデーに固定
されているペダルボス37に回転可能に支持され
る。引張ばねとしての戻しばね38は、両端をそ
れぞれクラツチペダル35とボデー39とに固定
され、クラツチペダル35を戻り方向40へ付勢
する。
なお後述のばね62は、インナケーブル20の
たるみを防止するとともに、クラツチペダル35
を戻り方向40へ付勢する役目を兼ねることがで
き、したがつて戻しばね38は省略してもよい。
同様に引張ばねとしてのばね41は、両端をそれ
ぞれクラツチペダル35に一体的な耳部64およ
び補助部材36に固定され、補助部材36を戻り
方向40へ付勢する。突出量を調整可能なペダル
ストツパ45は、ボデー39に固定され、クラツ
チペダル35および補助部材36のそれぞれに当
接可能であり、両者の戻り運動を制限する。扇形
のラチエツト部材46は、ペダルボス37に回転
可能に支持され、ラチエツト部材46の上側の周
縁にはケーブルガイド47が設けられ、ラチエツ
ト部材46の下側の周縁にはラチエツト48が形
成されている。インナケーブル20はダツシユパ
ネル28を貴通してケーブルガイド47の一端4
9に留められている。爪部材53は、ピン54を
介して補助部材36に回転可能に支持され、ラチ
エツト48に係合可能な爪55が爪部材53の一
端に設けられている。ばね59は、ピン54に巻
回して取付けられ、爪55をラチエツト48との
係合から外す方向へ爪部材53を付勢する。当接
ピン60は、クラツチペダル35に固定され、爪
部材53の他端61に当接可能である。引張ばね
62は、両端をそれぞれラチエツト部材46の耳
部63とクラツチペダル35の耳部64とへ固定
させて、インナケーブル20のたるみを防止す
る。
ペダルパツド34が踏込まれると、クラツチペ
ダル35はペダルボス37の周りに踏込方向67
へ回転する。クラツチペダル35の踏込方向67
への踏込運動にもかかわらず、ばね41の引張力
により補助部材36はペダルストツパ45に当接
した状態を維持される。したがつてクラツチペダ
ル35および補助部材36の間に相対的な移動が
生じ、爪部材53の他端は、クラツチペダル35
の当接ピン60によりばね59に抗して図におい
て時計方向へ回転する。こうしてクラツチペダル
35の踏込量が所定の遊びaに達する時(第2
図)、爪部材53の爪55がラチエツト48に係
合する。爪55とラチエツト48との係合後は、
クラツチペダル35の踏込運動に伴つてクラツチ
ペダル35、補助部材36、およびラチエツト部
材46はペダルボス37の周りを一体的に回転
し、クラツチペダル33の踏込量の増大につれて
インナケーブル20はクラツチペダル35側へ引
かれ、これによりレリーズベアリング16がダイ
ヤフラムスプリング7の中央部分をフライホイー
ル1側へ押し、プレツシヤプレート11がフライ
ホイール1から離れてクラツチは解放状態とな
る。
クラツチペダル35の戻り運動において、最初
の期間では爪55とラチエツト48との係合がな
お維持されているので、クラツチペダル35、補
助部材36、およびラチエツト部材46はペダル
ボス37の周りに戻り方向40へ一体的に回転
し、レリーズベアリング16はフライホイール1
から離れる方向へ移動する。補助部材36はクラ
ツチペダル35より戻り方向40へ前述の遊びa
に相当する角度b(第2図)だけ進んでいるの
で、補助部材36はクラツチペダル35より先に
ペダルストツパ45に当接する。クラツチペダル
35へ戻しばね38から作用する回転モーメント
はばね41からのそれより大きいので、クラツチ
ペダル35は戻しばね41に抗して戻しばね38
によつて引かれ、遊びaだけ移動してからペダル
ストツパ45に当接する(第1図)。遊びaに相
当する期間のクラツチペダル35、すなわち当接
ピン60の移動は、爪部材53の図において反時
計方向への回転を許容するので、爪部材53はば
ね59により回転し、爪55はラチエツト48か
ら外される。こうしてクラツチペダル35の最終
位置では、クラツチペダル35とインナケーブル
20との結合は外されているので、レリーズベア
リング16はクラツチデイスク13の摩耗量に応
じてフライホイール1から離れることができ、ク
ラツチデイスク13の摩耗にかかわらず、クラツ
チ係合時ではダイヤフラムスプリング7による適
切な押付力が維持される。
クラツチデイスク13の摩耗量に関係してイン
ナケーブル20がクラツチ側へ引かれ、ラチエツ
ト部材46の回転位置は変化するので、クラツチ
ペダル35の次の踏込時では、爪55は、クラツ
チデイスク13の摩耗量によつて決まるラチエツ
ト部材46の回転位置に応じてラチエツト48の
所定の個所に係合する。すなわち、アウタケーブ
ル25から露出している部分のインナケーブル寸
法が、クラツチデイスク13の摩耗に関係して増
大するのと同じ効果が得られる。
第3図は特徴の主要部を示している。
ばね62は取付点71,72においてそれぞれ
扇形部材46の耳部63およびクラツチペダル3
5の耳部64に取付けられており、取付点71,
72は、クラツチペダル35の揺動軸線、すなわ
ちペダルボス37の中心軸線73の方向に寸法c
だけ互いに偏位している。ラチエツト部材46の
ラチエツト48近傍の補助部材36側端面には中
心軸線73方向に所定寸法の間隔保持体としての
突部74が形成される。補助部材36には、中心
軸線73の方向に所定の厚さの間隔保持体として
のフランジ75を有するブシユ76が取付けられ
る。フランジ75は補助部材36に対してクラツ
チペダル35側に配置されている。
両端の取付点71,72を互いに偏位されてい
るばね62により中心軸線73の方向においてラ
チエツト部材46とクラツチペダル35とは互い
に押付けられる。中心軸線73の方向におけるラ
チエツト部材46と補助部材36との間の距離、
および補助部材36とクラツチペダル35との間
の距離はそれぞれ突部74およびフランジ75に
よつて規定され、この結果、中心軸線73方向の
ラチエツト部材46、補助部材36、およびクラ
ツチペダル35の位置決めが行なわれ、爪55と
ラチエツト48とのかみ合いは、中心軸線73方
向にずれることなく、正しく規定される。
このように本考案によれば、ばね62によつて
ラチエツト部材46とクラツチペダル35とが中
心軸線73方向に互いに押付けられるとともに、
突部74およびフランジ75によつてラチエツト
部材46、補助部材36、およびクラツチペダル
35が中心軸線73方向に正しく位置決めされ、
ラチエツト48と爪55とのかみ合いのずれが防
止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はクラツチペダルの解放時において本考
案の実施例を概略的に示す図、第2図はクラツチ
ペダルが所定量だけ踏込まれたときにおいて各要
素の位置関係を示す図、第3図は実施例の特徴の
主要部を詳細に示す図である。 20……インナケーブル、34……ペダルパツ
ド、35……クラツチペダル、36……補助部
材、37……ペダルボス、46……ラチエツト部
材、48……ラチエツト、53……爪部材、55
……爪、62……ばね、71,72……取付点、
73……中心軸線、74……突部、75……フラ
ンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端にペダルパツドを設けられるクラツチペダ
    ルと、クラツチペダルの運動をクラツチへ伝達す
    るケーブルの端を固定されかつラチエツトをもつ
    ラチエツト部材と、ラチエツト部材のラチエツト
    に係合可能な爪を有していてクラツチペダルとラ
    チエツト部材との連結を制御する爪部材を揺動可
    能に支持する補助部材とが、共通な揺動軸線の周
    りに揺動可能に支持されているケーブル式クラツ
    チレリーズ装置において、ケーブルのたるみを防
    止するばねは、クラツチペダルとラチエツト部材
    と補助部材とをクラツチペダルの揺動軸線の方向
    に相互に押圧するように、クラツチペダルへの取
    付点とラチエツト部材への取付点とをクラツチペ
    ダルの揺動軸線の方向へ互いにずらせてクラツチ
    ペダルとラチエツト部材とに取付けられており、
    クラツチペダルの揺動軸線の方向におけるラチエ
    ツト部材と補助部材との間隔および補助部材とク
    ラツチペダルの間隔を所定値に保持する間隔保持
    体が設けられていることを特徴とする、ケーブル
    式クラツチレリーズ装置。
JP9932680U 1979-10-26 1980-07-16 Expired JPS621453Y2 (ja)

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JP9932680U JPS621453Y2 (ja) 1980-07-16 1980-07-16
US06/197,148 US4381053A (en) 1979-10-26 1980-10-15 Cable-type clutch release device for usually contacting-type clutch
CA000362728A CA1174943A (en) 1979-10-26 1980-10-20 Cable-type clutch release device for usually contacting-type clutch

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JP9932680U JPS621453Y2 (ja) 1980-07-16 1980-07-16

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JPS5724327U JPS5724327U (ja) 1982-02-08
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JP9932680U Expired JPS621453Y2 (ja) 1979-10-26 1980-07-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716479B2 (ja) * 1989-12-28 1995-03-01 富士写真光機株式会社 経皮的に挿入される内視鏡のガイド装置
JPH0651019B2 (ja) * 1989-02-06 1994-07-06 富士写真光機株式会社 経皮的に挿入される内視鏡のガイド装置

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JPS5724327U (ja) 1982-02-08

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