JPS62145342A - キヤツシユメモリシステム - Google Patents
キヤツシユメモリシステムInfo
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- JPS62145342A JPS62145342A JP60287007A JP28700785A JPS62145342A JP S62145342 A JPS62145342 A JP S62145342A JP 60287007 A JP60287007 A JP 60287007A JP 28700785 A JP28700785 A JP 28700785A JP S62145342 A JPS62145342 A JP S62145342A
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- Japan
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- cache memory
- area
- cache
- application program
- memory
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
多重仮想記憶システムにおいて、キャッシュメモリの格
納領域を、それぞれ応用プログラム領域とスーパバイザ
領域とに割付られた情報を格納する2組のメモリ領域に
分離するとともに、それぞれ格納した情報の有効性を表
す有効情報をクリアする手段を設け、多重空間を切替え
る際、応用プログラム領域に対応した有効情報をクリア
する手段を設けたキャッシュメモリシステムを提供する
。
納領域を、それぞれ応用プログラム領域とスーパバイザ
領域とに割付られた情報を格納する2組のメモリ領域に
分離するとともに、それぞれ格納した情報の有効性を表
す有効情報をクリアする手段を設け、多重空間を切替え
る際、応用プログラム領域に対応した有効情報をクリア
する手段を設けたキャッシュメモリシステムを提供する
。
本発明はキャッシュメモリシステムの改良に関する。
近年、プロセッサの高速化に伴い、プロセッサの近傍に
高速小容量のメモリを設け、主メモリのデータ、プログ
ラム等の一部をそのメモリに格納して高速にアクセスす
るキャッシュメモリ (CACIIE M!EMORY
)システムが普及しつつある。
高速小容量のメモリを設け、主メモリのデータ、プログ
ラム等の一部をそのメモリに格納して高速にアクセスす
るキャッシュメモリ (CACIIE M!EMORY
)システムが普及しつつある。
このキャッシュメモリシステムには、論理アドレスでア
クセスするシステム(以下論理キャッシュ)があるが、
多重仮想記憶システムにおける論理キャンシュでは、多
重空間を切替えるとき、キャッシュメモリに格納されて
いる多重空間領域の情taをクリア(以下パージ; P
arge )する必要がある。
クセスするシステム(以下論理キャッシュ)があるが、
多重仮想記憶システムにおける論理キャンシュでは、多
重空間を切替えるとき、キャッシュメモリに格納されて
いる多重空間領域の情taをクリア(以下パージ; P
arge )する必要がある。
しかし、応用プログラムを制御するスーパバイザが多重
空間に設けられるシステムにおいては、このスーパバイ
ザが同時にパージされると、目的の情報がキャッシュメ
モリに存在する確率(ヒツト率)が低下するという問題
がある。
空間に設けられるシステムにおいては、このスーパバイ
ザが同時にパージされると、目的の情報がキャッシュメ
モリに存在する確率(ヒツト率)が低下するという問題
がある。
このため多重仮想記憶システムにおける上記性能低下を
防止するキャッシュメモリシステムが求められている。
防止するキャッシュメモリシステムが求められている。
第3図(alに論理キャッシュ説明図、第3図(blに
アドレス空間説明図を示す。
アドレス空間説明図を示す。
第3図(a)において、■はプロセッサ、2は高速小容
量のキャッシュメモリ、3は中低速大容量の主メモリ、
4はアドレス変換部、5は外部記憶、102は論理アド
レス線、101は物理アドレス線、100はデータ線で
ある。
量のキャッシュメモリ、3は中低速大容量の主メモリ、
4はアドレス変換部、5は外部記憶、102は論理アド
レス線、101は物理アドレス線、100はデータ線で
ある。
上記構成の論理キャッシュにおいて、論理アドレスに基
づいて読取指令が出力されると、キャッシュメモリ2に
目的のデータがあれば(以下ヒントと称する)、キャッ
シュメモリ2よりそのデータが読出され、なければ(以
下ミスヒツト)主メモリ3より読出されるとともに、キ
ャッシュメモリ2にそのデータが格納される。
づいて読取指令が出力されると、キャッシュメモリ2に
目的のデータがあれば(以下ヒントと称する)、キャッ
シュメモリ2よりそのデータが読出され、なければ(以
下ミスヒツト)主メモリ3より読出されるとともに、キ
ャッシュメモリ2にそのデータが格納される。
即ち、キャッシュメモリ2におけるヒツト率が高くなる
ような論理でキャッシュメモリ2にデータが格納される
。
ような論理でキャッシュメモリ2にデータが格納される
。
以上の論理キャッシュを使用した多重仮想記憶システム
では、多重空間を切替えるごとにキャッシュメモリ2が
パージされるため、多重空間にスーパバイザが割付られ
ているシステムでは、このスーパバイザが同時にパージ
されて、前記ヒツト率が低下することになる。
では、多重空間を切替えるごとにキャッシュメモリ2が
パージされるため、多重空間にスーパバイザが割付られ
ているシステムでは、このスーパバイザが同時にパージ
されて、前記ヒツト率が低下することになる。
第3図(b)は多重仮想゛記憶のアドレス空間説明図で
あり、プロセッサ1の論理アドレス空間は共通空間領域
50と多重空間領域51に分割され、共通空間領域50
にはオペレーティングシステム(O3)、各応用プログ
ラム(以下タスク)が共通に使用するサブルーチン、デ
ータ等の共通部が割付られ、多重空間領域51にはタス
クA−Cがそれぞれ割付られる。
あり、プロセッサ1の論理アドレス空間は共通空間領域
50と多重空間領域51に分割され、共通空間領域50
にはオペレーティングシステム(O3)、各応用プログ
ラム(以下タスク)が共通に使用するサブルーチン、デ
ータ等の共通部が割付られ、多重空間領域51にはタス
クA−Cがそれぞれ割付られる。
この多重空間領域51の各タスクA−Cは、共通のアド
レス空間が使用されているため、タスクごとに外部記憶
5および主メモリ3の領域が管理されて実行される。こ
のため、タスク切替時はキャンシュメモリ2をパージし
て、多重空間によるタスク間データのすれ違いを防止し
ている。
レス空間が使用されているため、タスクごとに外部記憶
5および主メモリ3の領域が管理されて実行される。こ
のため、タスク切替時はキャンシュメモリ2をパージし
て、多重空間によるタスク間データのすれ違いを防止し
ている。
上記タスク切替等を行うスーパバイザ50aは共通空間
領域50に設けられるとともにプロセッサ1の備える内
部キャッシュに格納されているが、タスクA〜Cの共通
アドレス空間に共通のスーパバイザ51a−cを割付る
ようなシステムにおいては、上記多重空間の切替により
、前述のごとくそのスーパバイザ51a−cがパージさ
れ、ヒ・7ト率が低下してくる。
領域50に設けられるとともにプロセッサ1の備える内
部キャッシュに格納されているが、タスクA〜Cの共通
アドレス空間に共通のスーパバイザ51a−cを割付る
ようなシステムにおいては、上記多重空間の切替により
、前述のごとくそのスーパバイザ51a−cがパージさ
れ、ヒ・7ト率が低下してくる。
以下第3図(C1を参照しつつ、論理キャッシュの詳細
を説明する。
を説明する。
第3図(C)は、4ウエイのキャッシュメモリシステム
を示すもので、同一の下位アドレスを有する4組の情報
をそれぞれ格納するメモリ領域を備えたものである。図
中、 9a〜9dはそれぞれ同一の構成を有する4組のキャッ
シュ制御部、 10はキャッシュメモリ部であり、上記4組のキャッシ
ュ制御部に対応して、メモリ領域が4ブロック10a−
10dに分割されるもの、11はリプレース制御部であ
り、L RU (Least Recently Us
ed )論理に従って前記ブロック10a〜10dを選
択し、主メモリ3より情報転送を行うもの、 八〇〜A8は論理アドレス下位9ビツトのアドレスデー
タを出力するアドレス線、 A9〜八31は論理アドレスの上位23ビツトのアドレ
ス情報を出力するアドレス線、 である。
を示すもので、同一の下位アドレスを有する4組の情報
をそれぞれ格納するメモリ領域を備えたものである。図
中、 9a〜9dはそれぞれ同一の構成を有する4組のキャッ
シュ制御部、 10はキャッシュメモリ部であり、上記4組のキャッシ
ュ制御部に対応して、メモリ領域が4ブロック10a−
10dに分割されるもの、11はリプレース制御部であ
り、L RU (Least Recently Us
ed )論理に従って前記ブロック10a〜10dを選
択し、主メモリ3より情報転送を行うもの、 八〇〜A8は論理アドレス下位9ビツトのアドレスデー
タを出力するアドレス線、 A9〜八31は論理アドレスの上位23ビツトのアドレ
ス情報を出力するアドレス線、 である。
キャッシュ制御部9aは、タグ部(以下TAG部)12
と、バリディティビット部(以下7部)13と、パリテ
ィデータ部(以下P部)14より構成されており、キャ
ッシュメモリ部10に主メモリ3から情部が格納される
とき、その情報に対応したへ9〜八31の23ビツトの
アドレスデータと、そのアドレスデータの有効性を表す
Vビットと、アドレスデータのパリティデータとが、A
O〜八8へ指定されるアドレスにそれぞれ格納される。
と、バリディティビット部(以下7部)13と、パリテ
ィデータ部(以下P部)14より構成されており、キャ
ッシュメモリ部10に主メモリ3から情部が格納される
とき、その情報に対応したへ9〜八31の23ビツトの
アドレスデータと、そのアドレスデータの有効性を表す
Vビットと、アドレスデータのパリティデータとが、A
O〜八8へ指定されるアドレスにそれぞれ格納される。
キャッシュメモリ部10はデータ線100に接続されて
おり、AO−AOで指定されるアドレスとブロックtO
a〜10dの指定とに基づいて読出し/書込みが行われ
る。
おり、AO−AOで指定されるアドレスとブロックtO
a〜10dの指定とに基づいて読出し/書込みが行われ
る。
以下動作を第3図(d)〜(flに示すタイムチャート
図を参照しつつ説明する。
図を参照しつつ説明する。
(読取動作)・・ヒツトの場合、
プロセッサ1が論理アドレスでアクセスすると、各キャ
ッシュ制御部9a〜9dは、それぞれ各自ブロックに該
当データの有無を検証し、データ有りの場合はそれぞれ
ヒノI・信号ha〜hdを出力(” 1”)する。
ッシュ制御部9a〜9dは、それぞれ各自ブロックに該
当データの有無を検証し、データ有りの場合はそれぞれ
ヒノI・信号ha〜hdを出力(” 1”)する。
例えばキャッシュ制御部9aにおいて、AO〜八8へ指
定されたアドレスに格納されているTAG部12のA9
〜八31 のアドレスデータと、A9〜八31に出力さ
れているアドレスデータとが比較部15により比較され
、一致で且つVビットが“1”のときアンド回路16よ
りヒツト信号haが出力される。
定されたアドレスに格納されているTAG部12のA9
〜八31 のアドレスデータと、A9〜八31に出力さ
れているアドレスデータとが比較部15により比較され
、一致で且つVビットが“1”のときアンド回路16よ
りヒツト信号haが出力される。
上記動作の各キャッシュ制御部9a〜9dのヒツト信号
haxhdは、すべて0″か、または1組が“1”であ
り、これらの信号がエンコーダ17によりコード化され
て、キャッシュメモリ部10の所定ブロックをアドレス
するとともに、そのブロック内のアドレスがAO−AO
によって指定される。
haxhdは、すべて0″か、または1組が“1”であ
り、これらの信号がエンコーダ17によりコード化され
て、キャッシュメモリ部10の所定ブロックをアドレス
するとともに、そのブロック内のアドレスがAO−AO
によって指定される。
また各ヒツト信号ha−hdは、オア回路18により論
理和されてヒツト信号りとしてプロセッサ1およびリプ
レース制御部11に供給されており、このヒツト信号り
が“1”のとき、プロセッサ1は前記アドレスされたキ
ャッシュメモリ部10のデータを読取る。
理和されてヒツト信号りとしてプロセッサ1およびリプ
レース制御部11に供給されており、このヒツト信号り
が“1”のとき、プロセッサ1は前記アドレスされたキ
ャッシュメモリ部10のデータを読取る。
(読取動作)・・ミスヒントの場合
ヒント信号りが”0” (ミスヒント)の場合は、プロ
セソサエはリプレース処理部11に指令してリプレース
サイクルが起動される。
セソサエはリプレース処理部11に指令してリプレース
サイクルが起動される。
即ち、プロセッサ1は、物理アドレスで指定された主メ
モリ3の情報を読取るとともに、リプレース制御部11
によりデータ線100に出力されているそのデータをキ
ャッシュメモリ部10に格納せしめる。
モリ3の情報を読取るとともに、リプレース制御部11
によりデータ線100に出力されているそのデータをキ
ャッシュメモリ部10に格納せしめる。
リプレース制御部11はLRU論理によりリプレースす
るブロック10a〜10dを選択するとともに、マルチ
プレクサMPX19を切替えてブロックアドレスを送出
し、データ線100のデータを格納せしめ、タイミング
回路20により、該当するキャッシュ制御部にSET信
号、WRfT信号を送出して、A9〜へ31のアドレス
データ、■ビット、パリティデータを格納せしめる。
るブロック10a〜10dを選択するとともに、マルチ
プレクサMPX19を切替えてブロックアドレスを送出
し、データ線100のデータを格納せしめ、タイミング
回路20により、該当するキャッシュ制御部にSET信
号、WRfT信号を送出して、A9〜へ31のアドレス
データ、■ビット、パリティデータを格納せしめる。
(書込動作)
プロセッサlよるキャンシュメモリ部lOへのデータ書
込みは、主メモリ3と同時に行う。
込みは、主メモリ3と同時に行う。
このため、データ線100にデータを出力し、キャッシ
ュ制御部にSET信号を、キャッシュメモリ部10およ
び主メモリ3に書込み信号をそれぞれ送出して行う。
ュ制御部にSET信号を、キャッシュメモリ部10およ
び主メモリ3に書込み信号をそれぞれ送出して行う。
(パージ動作)
プロセッサ1がレジスタ21にパージ指令を書込み、各
キャッシュ制御部9a〜9dのV部13を構成するメモ
リにパージ信号を入力する。
キャッシュ制御部9a〜9dのV部13を構成するメモ
リにパージ信号を入力する。
即ち、v部13はクリア機能を備えるメモリで構成され
、上記パージ信号によって、各ブロックのすべてのVビ
ットが同時にクリアされる。
、上記パージ信号によって、各ブロックのすべてのVビ
ットが同時にクリアされる。
〔発明が解決しようとする問題点3
以上説明したように、多重仮想記憶システムにおける論
理キャッシュでは、タスク(多重空間)切替時にキャッ
シュメモリをパージしてタスク間のデータのすれ違いを
防止しているが、多重空間に共通のスーパバイザ領域を
設けているシステl、においては、前記パージによって
そのスーパバイザがキャッシュメモリより追放され、タ
スク切替後のヒント率が低下するという問題点があった
。
理キャッシュでは、タスク(多重空間)切替時にキャッ
シュメモリをパージしてタスク間のデータのすれ違いを
防止しているが、多重空間に共通のスーパバイザ領域を
設けているシステl、においては、前記パージによって
そのスーパバイザがキャッシュメモリより追放され、タ
スク切替後のヒント率が低下するという問題点があった
。
本発明は上記問題点に鑑み、多重仮想記憶システムにお
けるキャッシュメモリの上記性能低下を防止するキャッ
シュメモリシステムを提供することを目的とするもので
ある。
けるキャッシュメモリの上記性能低下を防止するキャッ
シュメモリシステムを提供することを目的とするもので
ある。
上記目的を達成するため、本発明は第1図原理説明図に
示すように、 キャッシュメモリを論理アドレス空間に方ける応用プロ
グラム領域および応用プログラムの実行を制御するスー
パバイザ領域の情報をそれぞれ格納する2組のメモリ領
域(36b、36a)に分割するとともに、前記情報の
有効性を表す有効情報をクリアする手段(46,47)
を前記2組のメモリ領域に対応して設け、 前記多重空間領域を切替える際、該応用プログラム領域
に対応するメモリ領域の有効情報(36a)をクリアす
るものである。
示すように、 キャッシュメモリを論理アドレス空間に方ける応用プロ
グラム領域および応用プログラムの実行を制御するスー
パバイザ領域の情報をそれぞれ格納する2組のメモリ領
域(36b、36a)に分割するとともに、前記情報の
有効性を表す有効情報をクリアする手段(46,47)
を前記2組のメモリ領域に対応して設け、 前記多重空間領域を切替える際、該応用プログラム領域
に対応するメモリ領域の有効情報(36a)をクリアす
るものである。
キャッシュメモリを、応用プログラム領域とスーパバイ
ザ領域とに割付けられたそれぞれの情報を格納するメモ
リ領域に分離し、それぞれキャッシュ制御部と、リプレ
ース制御部と、■ビットのクリア手段を設ける。
ザ領域とに割付けられたそれぞれの情報を格納するメモ
リ領域に分離し、それぞれキャッシュ制御部と、リプレ
ース制御部と、■ビットのクリア手段を設ける。
例えばプロセッサの送出するステータス信号により、プ
ロセッサのアクセスが応用プログラム領域か、スーパバ
イザ領域かを判別して上記2組のキャッシュメモリシス
テムを動作せしめる。
ロセッサのアクセスが応用プログラム領域か、スーパバ
イザ領域かを判別して上記2組のキャッシュメモリシス
テムを動作せしめる。
タスク切替が行われるとき、共通空間領域50に格納さ
れているO3(タスク管理)が、キャッシュメモリの応
用プログラム領域に対応するメモリ領域のパージを指令
する。
れているO3(タスク管理)が、キャッシュメモリの応
用プログラム領域に対応するメモリ領域のパージを指令
する。
以上のように、本発明はキャッシュメモリを応用プログ
ラム領域とスーパ・バイザ領域との2組のメモリ領域に
分離し、それぞれパージ制御可能に構成したもので、多
重空間の切替によるキャッシュメモリの性能低下を防止
することができる。
ラム領域とスーパ・バイザ領域との2組のメモリ領域に
分離し、それぞれパージ制御可能に構成したもので、多
重空間の切替によるキャッシュメモリの性能低下を防止
することができる。
本発明の実施例を第2図を参照しつつ説明する。
第2図(b)は実施例のキャッシュメモリシステムプロ
ソク図、第2図(alはパージ動作フローチャート図で
ある。
ソク図、第2図(alはパージ動作フローチャート図で
ある。
第2図(′b)において、
キャッシュメモリ部36は、それぞれ応用プログラム部
36a、スーパバイザ部36bより構成され、それぞれ
(以下各部と称する)に対応して以下に示す機能が設け
られる。
36a、スーパバイザ部36bより構成され、それぞれ
(以下各部と称する)に対応して以下に示す機能が設け
られる。
25a、25bは応用プログラム部36aを制御する2
mのキャッシュ制御部であり、それぞれ前述したキャッ
シュ制御部9aと同一機能を備えるもの、 26a、26bはスーパバイザ部36bを制御する2m
のキャッシュ制御部であり、それぞれ前述したキャッシ
ュ制御部9aと同一機能を備えるもの、 27.28は、各部2組のキャッシュ制御部が出力する
ヒツト信号ha、hbおよびha“、hb ’とステ
ータス信号SO,Slとに基づき、それぞれ自己の領域
およびブロックを指定するアドレスデータを生成するエ
ンコーダ、 29.30はマルチプレクサMPXであって、それぞれ
各部のヒツト信号の論理和であるヒツト信号hiJJに
基づき切替えられるもの、33.34は、各部のリプレ
ース制御を行うリプレース制御部で、ステータス信号s
o、stを判別し、自己の領域のリプレース制御を行う
もの、35はマルチプレクサMPXであって、応用プロ
グラム部36aまたはスーパバイザ部36bのアクセス
によってアドレスデータを切替えるもの、39.40は
それぞれ応用プログラム部36aおよびスーパバイザ部
36bをパージする指令を格納するレジスタ、 41.42は、それぞれ上記各部にタイミング信号52
.53を送出するタイミング回路、37は、ヒント信号
hiとhjとの論理和をとるオア回路で、その出力はプ
ロセッサlに送出されるもの、 43.44は、各部のVピントを格納する7部であって
、それぞれ2組のキャッシュ制御部25a、b、26a
、bに備える7部を合わせ示したもの、 であり、その他全図を通じて同一符号は同一対象物を表
す。
mのキャッシュ制御部であり、それぞれ前述したキャッ
シュ制御部9aと同一機能を備えるもの、 26a、26bはスーパバイザ部36bを制御する2m
のキャッシュ制御部であり、それぞれ前述したキャッシ
ュ制御部9aと同一機能を備えるもの、 27.28は、各部2組のキャッシュ制御部が出力する
ヒツト信号ha、hbおよびha“、hb ’とステ
ータス信号SO,Slとに基づき、それぞれ自己の領域
およびブロックを指定するアドレスデータを生成するエ
ンコーダ、 29.30はマルチプレクサMPXであって、それぞれ
各部のヒツト信号の論理和であるヒツト信号hiJJに
基づき切替えられるもの、33.34は、各部のリプレ
ース制御を行うリプレース制御部で、ステータス信号s
o、stを判別し、自己の領域のリプレース制御を行う
もの、35はマルチプレクサMPXであって、応用プロ
グラム部36aまたはスーパバイザ部36bのアクセス
によってアドレスデータを切替えるもの、39.40は
それぞれ応用プログラム部36aおよびスーパバイザ部
36bをパージする指令を格納するレジスタ、 41.42は、それぞれ上記各部にタイミング信号52
.53を送出するタイミング回路、37は、ヒント信号
hiとhjとの論理和をとるオア回路で、その出力はプ
ロセッサlに送出されるもの、 43.44は、各部のVピントを格納する7部であって
、それぞれ2組のキャッシュ制御部25a、b、26a
、bに備える7部を合わせ示したもの、 であり、その他全図を通じて同一符号は同一対象物を表
す。
なお、プロセッサ1は応用プログラム領域をアクセスす
るときはステータス信号SOを、スーパバイザ領域をア
クセスするときはステータス信号$1を、それぞれハイ
レベル″1″として外部に出力するものである。
るときはステータス信号SOを、スーパバイザ領域をア
クセスするときはステータス信号$1を、それぞれハイ
レベル″1″として外部に出力するものである。
以上のごとく、キャッシュメモリ部36を応用プログラ
ム部36a、スーパバイザ部36bに分割し、各部に対
応してキャッシュ制御部25a。
ム部36a、スーパバイザ部36bに分割し、各部に対
応してキャッシュ制御部25a。
b、25a、b、リプレース制御部33,34、タイミ
ング回路41.42と、■ビットのクリア手段とを設け
た構成となっている。
ング回路41.42と、■ビットのクリア手段とを設け
た構成となっている。
以下上記構成の動作を説明する。
応用プログラム領域またはスーパバイザ領域をアクセス
するとき、プロセッサ1が出力するステータス信号So
、31によって、上記2組のキャッシュメモリシステム
の動作が切替わる。
するとき、プロセッサ1が出力するステータス信号So
、31によって、上記2組のキャッシュメモリシステム
の動作が切替わる。
(読取動作)・・ヒントの場合
キャッシュ制御部25a、bおよび26a、bは論理ア
ドレスに基づき前述した比較検証動作を行い、それぞれ
ヒツト信号を出力する。
ドレスに基づき前述した比較検証動作を行い、それぞれ
ヒツト信号を出力する。
MPX35は該当領域側に切替えられており、エンコー
ダ27または28が出力した自己のメモリ領域および各
ブロックを指定するアドレスデータと、プロセッサ1よ
り出力されている論理アドレス、即ちAO〜OsO4ド
レスデータにより、キャッシュメモリ部36の該当メモ
リ領域の情報が読取られる。
ダ27または28が出力した自己のメモリ領域および各
ブロックを指定するアドレスデータと、プロセッサ1よ
り出力されている論理アドレス、即ちAO〜OsO4ド
レスデータにより、キャッシュメモリ部36の該当メモ
リ領域の情報が読取られる。
(読取動作)・・ミスヒツトの場合
所定時間にヒツト信号が出力されなσ)ときは、リプレ
ースサイクルに移行する。
ースサイクルに移行する。
リプレース制御部33.34は、ステータス信号So、
31に基づき自己の領域がアクセスされていることを判
別し、前記リプレース制御を行う。
31に基づき自己の領域がアクセスされていることを判
別し、前記リプレース制御を行う。
(書込動作)
プロセッサlがキャッシュメモリ部36を書込むとき、
ステータス信号so、siにより、キャッシュメモリ部
36の書込信号を制御する。
ステータス信号so、siにより、キャッシュメモリ部
36の書込信号を制御する。
(パージ動作)〔第2図(a)参照〕
タスクが切替わるとき、タスク管理システムによって応
用プログラム部36aのパージ処理が行われる。
用プログラム部36aのパージ処理が行われる。
即ち、タスク管理システムがレジスタ39をアドレスし
てパージ指令を格納すると、タイミング回路41の送出
するタイミング信号52とともに、キャッシュ制御部2
5a、bOV部43にパージ信号54が与えられて、応
用プログラム部36aのVビットがパージされる。
てパージ指令を格納すると、タイミング回路41の送出
するタイミング信号52とともに、キャッシュ制御部2
5a、bOV部43にパージ信号54が与えられて、応
用プログラム部36aのVビットがパージされる。
スーパバイザ部36bをパージするときは、レジスタ4
0にパージ指令をセットし、7部44にパージ信号55
を入力する。
0にパージ指令をセットし、7部44にパージ信号55
を入力する。
以上により、タスク切替えによってスーパバイザ領域が
パージされることはなく、キャッシュメモリの性能低下
を防止することができる。
パージされることはなく、キャッシュメモリの性能低下
を防止することができる。
なお、上記実施例ではプロセッサ1のステータス信号に
より各部を制御したが、応用プログラム領域とスーパバ
イザ領域とのアドレス空間を判別する手段を設けて、前
記So、SL信号を出力してもよい。
より各部を制御したが、応用プログラム領域とスーパバ
イザ領域とのアドレス空間を判別する手段を設けて、前
記So、SL信号を出力してもよい。
以上の説明したように、本発明はキャッシュメモリを応
用プログラム領域とスーパバイザ領域とに割り付けられ
た情報を格納する2組のメモリ領域に分離するとともに
、それぞれパージする制御手段を設けたものであるから
、多重仮想記憶システムの空間切替えによるキャッシュ
メモリの性能低下を防止することができる効果は極めて
大である。
用プログラム領域とスーパバイザ領域とに割り付けられ
た情報を格納する2組のメモリ領域に分離するとともに
、それぞれパージする制御手段を設けたものであるから
、多重仮想記憶システムの空間切替えによるキャッシュ
メモリの性能低下を防止することができる効果は極めて
大である。
第1図は本発明の詳細説明
第2図fa)は動作フローチャート図、第2図(blは
実施例のキャソシュメモリシステムブロソク図、 第3図(alは論理キャッシュ説明図、第3図fb)は
アドレス空間説明図、 第3図(C1は従来の論理キャッシュブロック図、第3
図(d)は読取(ヒント)動作タイムチャート図、 第3図(e)は読取(ミスヒント)動作タイムチャート
図、 第3図(flは書込動作タイムチャート図、である。図
中、 1はプロセッサ、 2はキャッシュメモリ、3は主
メモリ、 4はアドレス変換部、5は外部記憶、 9a〜9dはキャッシュ制御部、 10はキャッシュメモリ部であって、10a。 10b、10c、10dはブロック、 12はTAG部、 13は7部、 14はP部、 15は比較部、25a、bは応
用プログラム部のキャッシュ制御部、 26a、bはスーパバイザ部のキャッシュ制御部、 27.28はエンコーダ、 29.30.35はマルチプレクサMPX、33.34
はリプレース制御部、 36はキャッシュメモリ部で、36aは応用プログラム
部、36bはスーパバイザ部、39.40はレジスタ、 41.42はタイミング回路、 43は応用プログラム部の7部、 44はスーパバイザ部の7部、 50は共通空間領域で、50aは共通空間領域50内の
スーパバイザ領域、 51は多重空間領域で、51a−cは多重空間領域に設
けられたスーパバイザ領域、 52.53はタイミング信号、 54.55はパージ信号、 100はデータ線、10
1は物理アドレス線、 102は言合理アドレス線であって、八〇〜A8は一位
9ビットのアドレス線、八9〜A31 は上位231ソ
トのアドレス線、 ha =hd、 hi、hj、hはヒツト信号、SOは
応用プログラム領域をアクセスすると;出力されるステ
ータス信号、 Slはスーパバイザ領域をアクセスするとき1カされる
ステータス信号、 である。
実施例のキャソシュメモリシステムブロソク図、 第3図(alは論理キャッシュ説明図、第3図fb)は
アドレス空間説明図、 第3図(C1は従来の論理キャッシュブロック図、第3
図(d)は読取(ヒント)動作タイムチャート図、 第3図(e)は読取(ミスヒント)動作タイムチャート
図、 第3図(flは書込動作タイムチャート図、である。図
中、 1はプロセッサ、 2はキャッシュメモリ、3は主
メモリ、 4はアドレス変換部、5は外部記憶、 9a〜9dはキャッシュ制御部、 10はキャッシュメモリ部であって、10a。 10b、10c、10dはブロック、 12はTAG部、 13は7部、 14はP部、 15は比較部、25a、bは応
用プログラム部のキャッシュ制御部、 26a、bはスーパバイザ部のキャッシュ制御部、 27.28はエンコーダ、 29.30.35はマルチプレクサMPX、33.34
はリプレース制御部、 36はキャッシュメモリ部で、36aは応用プログラム
部、36bはスーパバイザ部、39.40はレジスタ、 41.42はタイミング回路、 43は応用プログラム部の7部、 44はスーパバイザ部の7部、 50は共通空間領域で、50aは共通空間領域50内の
スーパバイザ領域、 51は多重空間領域で、51a−cは多重空間領域に設
けられたスーパバイザ領域、 52.53はタイミング信号、 54.55はパージ信号、 100はデータ線、10
1は物理アドレス線、 102は言合理アドレス線であって、八〇〜A8は一位
9ビットのアドレス線、八9〜A31 は上位231ソ
トのアドレス線、 ha =hd、 hi、hj、hはヒツト信号、SOは
応用プログラム領域をアクセスすると;出力されるステ
ータス信号、 Slはスーパバイザ領域をアクセスするとき1カされる
ステータス信号、 である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 共通空間領域と多重空間領域とで構成されるアドレス空
間を割り付ける論理アドレスデータの一部でアドレスが
割り付けられ、該アドレスデータに対応する主メモリの
情報を格納するキャッシュメモリを備えるキャッシュメ
モリシステムであって、 該キャッシュメモリを前記アドレス空間における応用プ
ログラム領域および応用プログラムの実行を制御するス
ーパバイザ領域の情報をそれぞれ格納する2組のメモリ
領域(36b、36a)に分割するとともに、前記情報
の有効性を表す有効情報をクリアする手段(46、47
)を前記2組のメモリ領域に対応して設けたことを特徴
とするキャッシュメモリシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60287007A JPS62145342A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | キヤツシユメモリシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60287007A JPS62145342A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | キヤツシユメモリシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62145342A true JPS62145342A (ja) | 1987-06-29 |
Family
ID=17711819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60287007A Pending JPS62145342A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | キヤツシユメモリシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62145342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62297955A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-25 | Digital:Kk | キヤツシユメモリ装置 |
JPH01173241A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-07 | Toshiba Corp | キャッシュメモリ装置 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP60287007A patent/JPS62145342A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62297955A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-25 | Digital:Kk | キヤツシユメモリ装置 |
JPH01173241A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-07 | Toshiba Corp | キャッシュメモリ装置 |
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