JPH01280850A - キヤツシユ装置およびそれを用いた情報処理装置 - Google Patents

キヤツシユ装置およびそれを用いた情報処理装置

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JPH01280850A
JPH01280850A JP63109015A JP10901588A JPH01280850A JP H01280850 A JPH01280850 A JP H01280850A JP 63109015 A JP63109015 A JP 63109015A JP 10901588 A JP10901588 A JP 10901588A JP H01280850 A JPH01280850 A JP H01280850A
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cache
data
memory
processor
cache device
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JP63109015A
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English (en)
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Kunio Uchiyama
邦男 内山
Hirokazu Aoki
郭和 青木
Susumu Hatano
進 波多野
Kanji Ooishi
貫時 大石
Takashi Kikuchi
隆 菊地
Hiroshi Fukuda
宏 福田
Yasuhiko Saie
斎江 靖彦
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロコンピュータシステムにおけるキャッ
シュ装置に係り、特にプロセッサ側のデ−9幅よりもメ
インメモリ側のデータ幅が大きい場合に好適なキャッシ
ュ装置に関する。
〔従来の技術〕
計算機システムにおいて、プロセッサのマシンサイクル
時間とメインメモリ動作サイクル時間のギャップを埋め
、システムの性能を向上させる技術として、キャッシュ
あるいはバッファメモリの技術が良く知られている。マ
イクロプロセッサを用いたシステムにおいても、プロセ
ッサのマシンサイクル時間の向上に伴ない、キャッシュ
を採用するシステムが増えてきている。従来キャッシュ
は、汎用のRAM部品と論理機能をもつ集積回路等を複
数個組番わせで構成していたが、最近では集積回路の集
積度向上に伴ない、キャッシュ装置を1チツプで構成す
る試みが見られる。
例えば、1986年のアイ・イー・イー・イーインター
ナショナル ソリッド ステート サーキット コンフ
ァレンス プロシーデイングズ第50頁(IEEE I
nternational 5olid 5tateC
ircuit Conferene Proceedi
ng(1986)P、50)に、また、1987年の同
じ会議のプロシーデイングズの第266頁から第267
頁においてこの例が見られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
キャッシュ装置を1チツプで構成してキャッシュチップ
とした場合、チップの入出力信号数の制限によりそれが
接続されるプロセッサおよびメインメモリのデータバス
幅が制限される。これは、そのキ÷ツシュチツプが適用
できるシステム構成に制約を設けることになる。
本発明の目的は、単独にキャッシュ装置として動作可能
なキャッシュチップであり、さらにこのチップを複数個
接続することにより、メインメモリとのデータバス幅が
大きなシステムに対しても適用可能なキャッシュ装置を
提供することにある。
さらに本発明の目的は、上記のようにキャッシュチップ
を複数個接続した場合に、全体としてのキャッシュ容量
が増加しても、キャッシュ装置のアクセス時間の増加を
きたすことのないキャッシュ装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために次のようなキャッシュ装置構
成を採用する。メインメモリとキャッシュ間のメモリデ
ータバス幅が、プロセッサとキャッシュ間のプロセッサ
データバス幅の2n (n=1.2.・・・)倍である
システムにおいて、 2m(m≦n、m=1.2.・・
・)個のキャッシュチップによりキャッシュ装置を構成
する。また、メモリデータバスは2m個の部分メモリデ
ータバスに分割し、第j番目(1≦j≦2m)のキャッ
シュチップのメモリ側インタフェースに第j番目の部分
メモリデータバスが接続し、また、すべてのキャッシュ
チップのプロセッサ側インタフェースにはプロセッサデ
ータバスが共通に接続する。各キャッシュチップにはデ
ータを保持するためのメモリであるデータアレイと、そ
のデータのアドレスの一部を示すタグ情報を保持するた
めのメモリであるアドレスアレイを有し、各キャッシュ
チップのアドレスアレイの中味は、常に一致するように
制御する。
〔作用〕
プロセッサからキャッシュ装置に対して、リードアクセ
ス要求が出された場合、各キャッシュチップは自分自身
のアドレスアレイを検索し、ヒツトあるいはミスヒツト
の判定を行なう。各キャッシュ内のアドレス・アレイの
内容は同一に保たれているので、この判定結果はすべて
のキャッシュチップ内で同じである。各キャッシュチッ
プはプロセッサから送出されたアドレスの下位ビットに
より、プロセッサからのアクセスが自分自身を選択して
いるか否かを判断し、選択されたキャッシュチップ内の
データ・アレイ内に保持されているデータをプロセッサ
データバスを介して、プロセッサに返す。
一方、プロセッサのリード・アクセスに対して、ミスヒ
ツトであれば、やはりアドレスの下位ビットにより選択
されたキャッシュチップから、メインメモリに対してブ
ロック転送要求が出る。この結果、メインメモリからメ
モリデータバス上にデータが送出されるが、各キャッシ
ュチップは自分自身に1妾続された部分メモリデータバ
ス上のデータをデータアレイの中に取込む。また、すべ
てのキャッシュチップのアドレスアレイにはキャッシュ
装置に取込まれるブロックのタグ情報を登録する。
プロセッサからキャッシュ装置に対してライト・アクセ
スが来る場合、すべてのキャッシュチップは自分自身の
アドレス・アレイを検索する。検索の結果ヒツトしてい
ればアドレスの下位ビットにより選択されたキャッシュ
チップ内にプロセッサデータバス上のデータが取込まれ
、そのチップ内のデータアレイにそのデータが書込まれ
る。さらに、選択されたキャッシュチップを介して、そ
れに接続された部分メモリデータバス上にデータが送出
され、メインメモリにそれが書込まれる。
ライト・アクセスでヒツトしなかった場合には、選択さ
れたキャッシュチップ内のデータ・アレイの中にデータ
を書込まず、このキャッシュチップを介してメインメモ
リにだけデータを書込む。
以上のようにして、複数のキャッシュチップを、前列に
つなぐことによって、メインメモリ側のデータバス幅が
大きいシステムにおいても、矛盾なく動作するキャッシ
ュ装置を構成することができる。
〔実施例〕
以−ト、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、プロセッサ1とメインメモリ4の間に2つの
キャッシュチップ2,3を置き、この2つのキャッシュ
チップによりキャッシュ装置を構成する例である。、2
つのキャッシュチップは同じ内部構成をもつ同一のチッ
プである。このシステムにおいてプロセッサデータバス
(以下、PDB)11のデータ幅は4バイトであり、メ
インメモリ側のメモリデータバスのデータ幅は8バイト
であり、2つの4バイト幅の部分メモリデータバス(以
下、MUDB、MLDB)14.15に分かれている。
 MLID旧4は8バイトのうち上位4バイト用のバス
であり、MLDB15は下位4バイト用のバスである。
MUDB14はキャッシュチップ2のメモリ側データイ
ンタフェースに接続され、旧、D)115はキャッシュ
チップ3のメモリ側データインタフェースに接続される
。メインメモリ4の一度にアクセスできる単位は最大8
バイトである。PDHIIはキャッシュチップ2,3の
プロセッサ側データインタフェースに共通につながれる
。プロセッサ1からのアドレスはプロセッサアドレスバ
ス(以下、PAB)10上に送出され、キャッシュチッ
プ2゜3に共通に入力される。PAB 10は4バイト
単位のアドレッシングをするアドレス線であり、30ビ
ツトの幅を持つ。このPA)310の最下位ビット50
により、メインメモリのアクセス単位である8バイトの
データにおいて、プロセッサ1からアクセスされた4バ
イトが上位(最下位ビット50の値が0)にあるか、あ
るいは下位(最下位ビット50の値が1)にあるかが決
まる。最下位ビット50はインバータ53を通してキャ
ッシュチップ2のチップセレクト人力51に入力される
。キャッシュチップ3のチップセレクト入力には最下位
ビット50がそのまま人力される。
信号群12はプロセッサ1とキャッシュチップ2.3と
の間のインタフェースを制御する信号群であり、キャッ
シュチップ2,3に対しては共通に入出力される。
13はキャッシュ装置からメインメモリ4に対するメモ
リアドレスバス(以下、MAR)であり。
キャッシュチップ2,3のいずれか一方からアドレスが
送出される。
16はキャッシュ装置とメインメモリ4間のインタフェ
ースを制御する制御信号群であり、キャッシュチップ2
,3に対して共通に入出力される。
キャッシュチップ2,3内のメモリ5,7はタグ情報を
保持するアドレスアレイであり、メモリ6.8はデータ
を保持するデータ・アレイである。
アドレスアレイ5,7の内容は常に一致している。
データアレイ6には8バイトデータのうち上位4バツト
が保持され、データアレイの8には下位4・バイトが保
持される。
キャッシュチップ2,3対する入力線60゜61は、動
作モードを指示する。キャッシュチップを単独で用いる
場合、すなわち、メインメモリのデータ幅が4バイトの
時にはこの入力を′0′固定にしておき、本実施例のよ
うに複数並列で使用する場合には11′に固定する。
第2図はキャッシュチップ2の内部構成を示す。
本キャッシュチップは2ウエイのセット・アソシアティ
ブ方式をサポートし、ライト方式としてはライト時にメ
インメモリを更新するライトスルー方式を用いている。
また、キャッシュチップとしてのブロック長は4バイト
であり、本実施例のように2チツプ構成で使用する場合
には、キャッシュ装置としてのブロック長は8バイトと
なる。
アドレスアレイ5は第1ウェイ5−1と第2ウェイ5−
2からなる6それぞれのウェイの構成は8192カラム
X18ビツトである。この18ビツトの内分けは、タグ
の17ビツトとタグの有効性を示す有効ビットの1ビツ
トである。一方、データアレイ6も第1ウェイ6−1と
第2ウェイ6−2から成る。それぞれのウェイの構成は
8192カラムX32ビツトである。データアレイ6の
第1ウエイ(第2ウエイ) 6−1 (6−2)のある
カラムにメインメモリ6のデータが保持されている場合
に、アドレスアレイ5の第1ウエイ(第2ウエイ)5−
1(5−2)の対応するカラムにそのデータのアドレス
のタグフィールドが格納され、有効ビットが1となって
いる。
第3図によってプロセッサ1から送出されるアドレスの
アドレスビット30ビツトの内分けを説明する6(1)
はメインメモリデータ幅が4バイトの場合、すなわち、
キャッシュチップを曝独で用いる場合である。この時は
第Oから第16ビツトがタグフィールドとなり、キャッ
シュチップ2のタグ入力10−1に入力され、第17か
ら第29ビツトがカラムフィールドとなり、カラム入力
10−2に入力される。(2)は本実施例の場合であり
、第0から第15ビツトがタグフィールドとなり、第1
6から第28ビツトがカラムフィールドになる。第29
ビツトはワード位置フィールドで、この値が0になるか
1になるかによって8バイトの中でアクセスワードが上
位4バイトか下位4バイトかで決定される。(2)の場
合には、タグフィールドの16ビツトと最下位ビットに
ワード位置フィールドの1ビツトが結び付けられ、キャ
ッシュチップ2のタグ入力10−1に入力され、カラム
フィールドの13ビツトはそのままカラム入力10−2
に入力される。
カラム人力10−2はアドレスアレイ5とデータアレイ
6のカラム選択に直接用いられる。タグ入力はタグ修飾
回路20.メモリアドレス変換回路23に入力される。
タグ修飾回路20の内部構成を第4図に示す。
この回路の入力10−1の第0から第15ビツトはその
まま出力31の第Oから第15ビツトに出力され、動作
モード指定入力60の値が0(単独モード)の時には第
16ビツト目もそのまま出力される。60の値が1(並
列動作モード)の時には第16ビツト目の出力は強制的
に1とされる。
これによりメインメモリのデータ幅が8バイトの時には
、タグフィールドのビット長が実質的に1ビツト減るよ
うにしている。
次に、メモリアドレス変換回路23の内部構成を第5図
に示す。16−aから29−aは2人力のセレクタであ
り、動作モード指定入力60の値が0(単独モード)の
時には、各セレクトの上側の入力が選択される。この時
には、入力10−1と入力10−2の第0〜15ビツト
がそのまま出力36の第0〜29ビツトに送られる。動
作モード指定入力60の値が1(並列動作モード)の時
には、各セレクタの下側の入力が選択される。この時に
は、入力側の第0〜15ビツトはそのまま出力側の第0
〜15ビツトに送られるが、第16ビツトは第29ビツ
トに、第17〜29ビツトは第16〜28ビツトに送ら
れる。これにより、第3図の(2)に示したようにタグ
入力10−1とカラム入力10−2に入力したアドレス
ビット位置を元にもどしている。
第2図にもどり、43.44はアドレスアレイ5の第1
ウェイ5−1.第2ウェイ5−2に付属するヒツト判定
回路である。43(44)の1つの入力は第1ウェイ5
−1 (第2ウェイ5−2)からの読み出された値であ
り、もう−力の人力はタグ修飾回路20を通った後のタ
グ入力10−1の信号線31である。信号線;31の値
とアドレスアレイ5から読み出されたタグの値が一致し
て、かつ有効ビットが1の時に、ヒツト信号45 (4
6)が1となり、検索の結果ヒツトしたことが報告され
る。このヒツト信号45.46は高々どちらか一方だけ
が1となる。キャッシュ制御回路22はこのヒツト信号
45.46を受取り、キャッシュチップ全体の制御を行
なう。
42は2人力のセレクタであり、1つの入力はデータア
レイ6の第1ウェア6−1からの読み出しデータ信号4
0であり、もう1つの入力は第2ウェイ6−2からの読
み出しデータ信号41である。ヒツト(8号45.46
が選択制御に用いられる。ヒツト信号45(46)の値
が1である時には、40(4]、)が選択される。選択
された結果はトライステートバッファ24を介してPD
Bitに流される。このように1チツプ上にアドレスア
レイ5.データアレイ6を載せているため、上記検索、
選択パスを同一チップ上で行なえ、スピード而でのメリ
ットが大きい。
24.25,26,27,28はトライステートの出カ
バソファであり、2つのキャッシュチップ2,3の出力
信号が共通につながれる場合や入出力共通のバス信号に
おいて、2つのキャッシュチップ2,3の出力がぶつか
らないように、また、メインメモリ4との出力がぶつか
らないように制御される。
12−1.12−2はそれぞれプロセッサ1に対してキ
ャッシュチップ2,3から出力される制御出力信号と、
キャッシュチップ2,3へ入力される制御入力信号であ
る。
16−1.16−2はそれぞれメインメモリ4に対して
キャッシュチップ2,3から出力される制御出力信号と
、キャッシュチップ2,3へ入力される制御入力信号で
ある。
次に、第1図、第2図にもとづいて2つのキャッシュチ
ップ2,3から構成されるキャッシュ装置の動作につい
て説明する。
(])ププロセラのリード動作 プロセッサ1からリードの起動がががった場合。
キャッシュチップ2,3はPAB 10上のアドレスに
よりアドレスアレイ5,7の検索を行ない、ヒツト信号
45.46によりその結果が報告される。ヒツト(ヒツ
ト信号45.46のどちらか一方の値が1である時)し
た場合には、データアレイ6から読み出されたデータが
セレクタ42を通り、内部データバス70に送られる。
アドレスビットの第29ビツト目が0の場合にはキャッ
シュチップ2のチップセレクト人力51に1が入るため
に、キャッシュ制御回路22がトライステートバッファ
24,25を導通状態として、データアレイ6から読出
されたデータをPDBILに送出し、また、制御出力信
号12−1を介して、プロセッサ1にデータ完了報告等
を出す。この時に、アドレスビットの第29ビツト目が
Oの場合にはキャッシュチップ3のチップセレクト入力
にはOが入るために、キャッシュチップ3内のトライス
テートバッファ24.25は導通状態とならない。
第29ビツト目の値が1の場合には上記キャッシュチッ
プ2と3の立せが入れ換わる。以下、第29ビツト目の
値が0として説明を行なう。
ミスビット(ヒツト信号45.46のどちらも1となら
ない)の場合には、キャッシュチップ2のメインメモリ
側のトライステートバッファ26゜28が導通状態とな
り、MAB13にはブロック転送用のメインメモリのア
ドレスが送出される。
一方、制御出力信号16−1からはメインメモリ4をア
クセスするための起動信号、リード指示信号等が送出さ
れる。メインメモリ4からは8バイトデータが転送され
てくるが、その上位4バイトはMUDB14を介して、
キャッシュチップ2に取込まれ、信号線33よりデータ
アレイ6の第1ウェイ6−1あるいは第2ウェイ6−2
に書込まれる。
この時、アドレスアレイ5の対応するウェイには信号線
31よりタグが書込まれ、またそれに付属°する有効ビ
ットに1が書込まれる。また、キャッシュチップ2のト
ライステートバッファ24゜25は4通状態になってお
り、MIDI314より取込まれたデータは内部データ
バス70.バッファ24を介して、PDBIIに送出さ
れ、プロセッサ1にデータが送られる。また、これに伴
ない制御出力信号12−1からデータ完了報告が出され
る。
上記ブロック転送の動作中、キャッシュチップ3のキャ
ッシュ制御回路はトライステートバッファを導通状態に
はしないが、それ以外はキャッシュチップ2と同じ内部
制御を同時に行なう。すなわち、メインメモリ4から8
バイトのデータが転送されてきた時には、MLDB15
を介してデータアレイ8に下位4バイトのデータを書込
み、一方、アドレスアレイ7にはタグを書込み、付属す
る有効ビットを1にする。この時、アドレスアレイ7に
書込まれるタグの値は、キャッシュチップ2内のアドレ
スアレイ5に書込まれる値と同一である。
このため、アドレスアレイ5とアドレスアレイ7の内容
は常に一致することになる。
(2)プロセッサのライト動作 プロセッサ1からライトの起動がかかった場合。
キャッシュチップ2,3はPAB 10上のアドレスに
よりアドレスアレイ5,7の検索を行ない、ヒツト信号
45.46によりその結果が報告される。以下の説明に
おいてアドレスビットの第29ビツト目は0と仮定する
。ヒツトした場合には、PI)B 11上のライト・デ
ータを信号線32を介してデータアレイ6に書込む。キ
ャッシュチップ3でも同様にデータアレイ8にライト・
データが書かれる。
本キャッシュ装置はライト・スル一方式であるので、メ
インメモリ4にもプロセッサ1からのライト・データを
書込むがアドレスビットの第29ビツト目が0であるの
で、キャッシュチップ2のチップセレクト入力が1とな
り、キャッシュチップ2がメインメモリ4への書込みを
行なうことになる。このため、キャッシュチップ2のキ
ャッシュ制御回路22はトライステートバッファ26゜
27.28を導通状態にしてMAB13にはライト・ア
ドレスを1MUDB14にはPDB 11と内部データ
バス71を介してライト・データを、制御出力信号16
−1にはメインメモリ4へ書込むための制御信号を送出
する。その後、メインメモリ4から書込み完了報告がく
ると、プロセッサ1に対しても、キャッシュチップ2か
ら完了が報告される。このために、キャッシュチップ2
のトライステートバッファ25は導通状態となっている
キャッシュチップ3は、この期間キャッシュチップ2と
同じ内部動作を行なっているが、トライステートバッフ
ァ25,26,27.28を導通状態にすることはない
ミスヒツトの場合には、データアレイ6.8にライトデ
ータの書込みは行なわない以外、メインメモリ4に対す
る書込み動作は上記と同じである。
アドレスビットの第29ビツト目が1の場合には、キャ
ッシュチップ3に対するチップセレクト入力が1となり
、上記説明におけるキャッシュチップ2と3の立場が入
れかわる。
以上、並列動作モードの説明を行なったが、キャッシュ
チップをm独で用いシステムの場合には、動作モード指
定入力を0固定にして、チップセレクト入力を111固
定にすれば、1つのチップで矛盾なくキャッシュ装置と
して動作する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、単独にキャッシュ装置として動作がで
き、さらに複数個接続することにより、メインメモリと
のデータバス幅が大きなシステムにもキャッシュ装置と
して適用が可能なキャッシュ装置を得ることができる。
また、本発明によれば、接続した数だけキャッシュ容量
も増え、また、複数接続したにもかかわらずキャッシュ
装置としてアクセス時間は増加しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である情報処理システムのキ
ャッシュ構成図、第2図は第1図におけるキャッシュの
内部構成図、第3図はキャッシュに入力するアドレスビ
ットの内訳を示す図、第4図は第2図におけるタグ修飾
回路の内部構成図、第5図は第2図におけるメモリアド
レス変換回路の内部構成図である。 1・・・プロセッサ、2,3・・・キャッシュチップ、
4・・・メインメモリ、5,7・・・アドレスアレイ、
6゜8・・・データアレイ、20・・・タグ修飾回路、
23・・・メモリアドレス変換回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報処理装置のキャッシュ装置であつて、該キャッ
    シュ装置が2m個の同一構造を持つ部分キャッシュ装置
    に分割されており、第j番目(1≦j≦2m)の該部分
    キャッシュ装置は第j番目の該部分メモリデータバスに
    接続され、すべての該部分キャッシュ装置は該プロセッ
    サデータバスに接続されることを特徴とするキャッシュ
    装置。 2、該部分キャッシュ装置はデータを保持する第1のメ
    モリとデータに付属するタグ情報を保持する第2のメモ
    リを有し、該第2のメモリに保持されタグ情報の内容は
    すべての該部分キャッシュ装置において一致させること
    を特徴とする請求項1記載のキャッシュ装置。 3、データを処理するプロセッサと、データを格納する
    メインメモリと、該プロセッサと該メインメモリの間に
    位置し、データを一時的に保持するキャッシュ装置から
    成り、該キャッシュ装置と該メインメモリ間のメモリデ
    ータバスの幅が、該キャッシュ装置と該プロセッサ間の
    プロセッサデータバスの幅の2n倍(n=1、2、3、
    ・・・)であり、該メモリデータバスが2m(m≦n、
    m:1、2、・・・)個の部分メモリデータバスに分割
    される情報処理装置において、該キャッシュ装置が2m
    個の同一構造を持つ部分キャッシュ装置に分割され、第
    j番目(1≦j≦2m)の該部分キャッシュ装置は第j
    番目の該部分メモリデータバスに接続され、すべての該
    部分キャッシュ装置は該プロセッサデータバスに接続さ
    れることを特徴とする情報処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08286974A (ja) * 1995-04-14 1996-11-01 Kofu Nippon Denki Kk キャッシュメモリ装置
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