JPS6214508Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6214508Y2
JPS6214508Y2 JP1980095047U JP9504780U JPS6214508Y2 JP S6214508 Y2 JPS6214508 Y2 JP S6214508Y2 JP 1980095047 U JP1980095047 U JP 1980095047U JP 9504780 U JP9504780 U JP 9504780U JP S6214508 Y2 JPS6214508 Y2 JP S6214508Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
oil
groove
hood
guide hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980095047U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5646732U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980095047U priority Critical patent/JPS6214508Y2/ja
Publication of JPS5646732U publication Critical patent/JPS5646732U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6214508Y2 publication Critical patent/JPS6214508Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は調理作業により発生した油煙等を吸込み
強制的に屋外に排出するレンジフードに係り、特
に吸込口にフイルターを配設したレンジフードに
関するものである。
一般にレンジフードにおいては、油煙を直接排
気するようにすると、フード内部やフアン等に油
が付着し、清掃が極めて困難となるため、吸込口
にフイルターを設けて排気中の油を回収してい
る。このフイルターを備えたレンジフードは例え
ば実公昭46−24551号公報において提案されてい
る。この公報に記載されたものに示すようにフイ
ルターは付着した油が滴下しないように傾斜して
配置され、その下降端には樋状の油受けが設けら
れている。
しかし従来のものはこの公報に記載されている
もののように、油受けがフード側に固定して設け
られているため、油受けを清掃することが困難で
あつた。清掃しないでおけば次第に油面が上昇
し、ついてはあふれて滴下するものである。又、
この油受けを着脱自在にしたところで、フイルタ
ーとは別々になつているため、フイルターを取り
外して、更に油受けを取り外して清掃を行い、そ
の後は油受けを嵌めて更にフイルターを嵌めると
いう作業が必要となり、やはりメンテナンスの煩
雑さは免れなかつた。
本考案は上記の点に鑑み、フイルターと油受け
とを一体化することにより清掃作業を簡易にする
ことを目的とするものである。
本考案は傾斜したフイルターの下面を流下する
油を回収する油受けを一体成型により形成できる
ように構造を工夫したものであると共に清掃も簡
単であるようにしたものである。
以下図面に示した本案の実施例について詳細に
説明する。
レンジフードは大別すると、フード主体1、換
気扇2、前カバー3及びフイルター4からなつて
いる。
フード主体1は下面全面とこれに連なる前面下
半分とを開口とし、下面開口により吸込口5を形
成する。又、フード主体1の両側面及び背面には
ノツクアウト部6を形設し、これらノツクアウト
部6を選択して打抜き換気扇2を所望方向に向け
て取付けるものである。さらに、フード主体1の
前面上部壁7にはその前面に沿つて遮蔽板8をね
じ9を以つて上下移動可能に設けてなり、遮蔽板
8はその上下移動によりフード主体1の上面上へ
の突出量を変化して、該主体1の上面と天井面等
との間に生じる隙間を前方から見えぬように遮蔽
する。この遮蔽板の横巾はフード主体1の横巾と
同寸法に形成される。
換気扇2は周知の如くフアン、モータ、シヤツ
ター等を具備し、本体枠10の前面にオリフイス
11を着脱自在に設けてある。この本体枠10は
上縁に係合部12を形成し、下部前面に弾性係止
片13を固設している。この弾性係止片13は先
端に第1係止部13aを、中央部下面に第2係止
部13bを夫々折曲形成している。
一方、オリフイス11は上縁に係合部12に係
合する突部14を、下縁に上記第2係止部13b
に下方より係合する今一つの突部15を有する。
オリフイス11の下部前面には挿入口16を有
し、この挿入口16には前方から挿脱自在な油受
皿17が装備される。この油受皿17は下面に凹
部18を形成し、この凹部18を所定位置に挿入
した状態で弾性係止片13の第1係止部13aに
係合させて該係合により所定位置を保つものであ
る。所定位置にある油受皿17はオリフイス11
の内面に付着し流下して来る油分を受け収容する
ものである。
尚、弾性係止片13は第1係止部13aに油受
皿17が係合している時上方への撓みを阻止され
る為、第2係止部13bと突部15との係合を堅
固に保ち、オリフイス11の取外しを不可とす
る。つまり、油受皿17を取外して始めてオリフ
イス11の取外しが可能となる。
前カバー3はフード主体1の前面開口を閉塞す
べく取付けられる。その取付けは、前カバー3の
上部爪19をフード主体1の受片20に係合しか
つ前カバー3の下部両側をフード主体1にねじ止
めすることにより行なわれる。前カバー3は上部
にフード主体1内に通じる上方吸込口21を有す
る。この上方吸込口21は吸込口5から吸込まれ
ずに上昇した油煙を吸込み、換気扇2により外部
に排出させる為のものである。
上記上方吸込口21の下方において前カバー3
の背面には仕切板22によつて制御ボツクス部2
3が形成される。該ボツクス部23に収容される
部品は取付基板24を中心としてユニツト化され
る。この取付基板24には前カバー3の前面に臨
出する操作パネル25、該パネル25部に摘子2
7を臨出するスイツチ26、ランプカバー28、
照射用ランプ29等が取付けられ、これらをユニ
ツト化した後制御ボツクス部23内に組込まれ
る。上記ランプ29は仕切板22の開口を介し斜
後方を照射するものであり、ランプ29の交換は
仕切板22の開口を介し行なわれる。
フイルター4はパンチングメタルからなり、吸
込口5を被うフイルター面30は前端から後方に
向つて漸次下がり傾斜している。又、フイルター
4は仕切板22の下面を被う遮蔽部31をも一体
に有し、この遮蔽部31には仕切板22の開口に
対向してランプ29の照射窓32が形成される。
従つて、フイルター4を取外すことのみにより仕
切板22の開口が表われ、ランプ29の交換を行
なえる。
上記フイルター4は後縁をフード主体1に係止
33しかつ前部をフード主体1若しくは仕切板2
2にねじ34止めすることにより取付けられ、着
脱自在になされている。さらにフイルター4は周
縁部上面全周に油溜め溝35を折曲形成してな
り、この油溜め溝35にはフイルター4の後部に
穿設した案内孔(案内部)36を介しフイルター
面30の下面に沿い傾斜により流下して来る油分
を収容するよう構成してある。
つまり、第3図及び第3図のA−A断面図であ
る第4図に示すように、フイルター30の下降端
つまり背面側には外方側(つまり背面側)に膨出
するように案内部36が成形されている。この案
内部36は、フイルター30の内外を連通する案
内孔37を有しており、この案内孔37の上片3
7aが下片37bに対して外方側に形成されてい
る。
このように、案内部36の案内孔37が形成さ
れることにより、傾斜するフイルター面30の内
面に沿い流下して来る油が下降端の上記案内孔よ
りフイルター30外部に流出し油溜め溝に貯留さ
れることになる。
尚、スイツチ26、ランプ29側(即ち制御ボ
ツクス部23側)と換気扇2のモータ側との電気
的接続はコネクタを用いて行ない、各々別個に組
立てた後簡単に接続できるようになし、作業上都
合良くしてある。
而して、上述レンジフードにおいて換気扇2を
駆動すると、調理作業によつて発生した油煙は吸
込口5及び上方吸込口21からフード主体1内に
吸込まれ、換気扇2を通つて屋外に排出される。
そして、フイルター面30及びオリフイス11の
内面に付着し残つた油分は夫々傾斜により油溜め
溝35及び油受皿17内に収容され、収容した油
分の廃棄はフイルター4及び油受皿17を取外す
ことによつて行なえる。
以上本考案によれば、フード主体の吸込口に、
パンチングメタルから成るフイルターを着脱自在
に配設したものであつて、そのフイルターのフイ
ルター面が傾斜して形成されたものにおいて、こ
の傾斜したフイルターの下降端を外方に折り返し
て上方側に開放する溝を当該フイルターの外縁に
形成し、フイルターの内外を連通する案内孔を有
し、この案内孔の上辺側を下辺側に対して外方側
に形成した案内部を、上記溝に近接して設けたの
で、フイルター内面で捕獲し、傾斜したフイルタ
ー内面に沿つて流下する油を案内部の案内孔を通
して、フイルター外縁にフイルターと一体成型さ
れた溝に貯留することができる。従つて、フイル
ターと油溜め溝が一体化されているので、フイル
ター、油溜め溝の清掃、フイルタ、油溜め溝の着
脱を一括して行うことができ、メンテナンスを非
常に簡単に行うことができる。
この場合、油溜め溝は、フイルターの下降端を
外方に折り返すことによつて、上方側に開放する
溝として形成しているので、この油溜め溝をフイ
ルターに簡単に一体成型できる。つまり、フイル
ターの内部側に上方側に開放する溝を一体に形成
しようとしても、フイルターとは別に形成した溝
だけの部分を溶接等によりフイルターを形成した
後に取り付けない限り、成型加工上一体に形成で
きないが、本考案のようにフイルターの外縁に、
下降端を外方に折り返せば、簡単に上方側に開放
する溝を一体成型することができる。
このように本考案はフイルターの外縁に油溜め
溝を形成したので、フイルター内面を流下する油
をフイルターの外面側の導くためにフイルター内
外を連通する案内孔を備えた案内部を設けている
が、この案内孔は孔の上片側が下片側に対して外
方側に形成されているので、フイルター内面を流
下し案内孔の上片側に到達した油をこの孔上片側
より確実にフイルター外面側に滴下させることが
でき、この滴下によつて外面側に導かれた油を油
溜め溝で貯留できるのである。
又、この油溜め溝はフイルター外縁に上方側に
開放する溝として形成されているから、フイルタ
ーの内面側に油溜め溝が形成される場合に比べ
て、洗浄も簡単に行える構造であつて、フイルタ
ーの洗浄と一括して行えることと相俟つて洗浄作
業を従来のものに比べて非常に簡単にできる。
以上のように、本考案によれば、構造的に簡単
であつて、フイルター、油溜め溝の着脱、洗浄が
非常に簡単であると共に洗浄しやすい構造であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案レンジフードの上半分を示す断面
構成図、第2図は同下半分を示す断面構成図であ
る。第3図は本考案実施例に用いられるフイルタ
ーの斜視図、第4図は第3図のA−A断面図であ
る。 1:フード主体、4:フイルター、5:吸込
口、30:フイルター面、35:油溜め溝、3
6:案内部、37:案内孔、37a:案内孔の上
片、37b:案内孔の下片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フード主体の吸込口に、パンチングメタルから
    成るフイルターを着脱自在に配設したものであつ
    て、そのフイルターのフイルター面が傾斜して形
    成されたものにおいて、 この傾斜したフイルターの下降端を外方に折り
    返して上方側に開放する溝を当該フイルターの外
    縁に形成し、 フイルターの内外を連通する案内孔を有し、こ
    の案内孔の上辺側を下辺側に対して外方側に形成
    した案内部を、上記溝に近接して設けて成るレン
    ジフード。
JP1980095047U 1980-07-04 1980-07-04 Expired JPS6214508Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980095047U JPS6214508Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980095047U JPS6214508Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5646732U JPS5646732U (ja) 1981-04-25
JPS6214508Y2 true JPS6214508Y2 (ja) 1987-04-14

Family

ID=29327910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980095047U Expired JPS6214508Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6214508Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5646732U (ja) 1981-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1168121A (en) Countertop range with proximity ventilation and electronic air cleaner
JPS6214508Y2 (ja)
JPS592412Y2 (ja) レンジフ−ド
JPS6119399Y2 (ja)
JPH0131875Y2 (ja)
JPH067016B2 (ja) 調理用排気装置
JPS64519Y2 (ja)
JP2604759B2 (ja) レンジフード
JPH03282146A (ja) レンジフード
JP3995209B2 (ja) レンジフード
JPH11132516A (ja) レンジフードファン
JPS6335311Y2 (ja)
JPS5824108Y2 (ja) 換気扇用油受
JPH1114113A (ja) レンジフードのフィルター
JPH06137629A (ja) レンジフード
JPS6135865Y2 (ja)
JP2018054185A (ja) レンジフード
JP2001133003A (ja) レンジフード
KR100966075B1 (ko) 레인지 후드
JPH024358Y2 (ja)
JP4356126B2 (ja) レンジフード用フィルター
JPS5934821Y2 (ja) 換気扇
JPH08166152A (ja) レンジフード
JPS64517Y2 (ja)
JPH01318833A (ja) 換気扇