JPS62144512A - 吊金車回収用ブレ−キ装置 - Google Patents

吊金車回収用ブレ−キ装置

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JPS62144512A
JPS62144512A JP60283684A JP28368485A JPS62144512A JP S62144512 A JPS62144512 A JP S62144512A JP 60283684 A JP60283684 A JP 60283684A JP 28368485 A JP28368485 A JP 28368485A JP S62144512 A JPS62144512 A JP S62144512A
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JP
Japan
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brake device
wheel
wire
recovering
lever
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JP60283684A
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関 信正
三本杉 潔
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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  • Braking Arrangements (AREA)
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、送電線延線用吊金車を回収する際に使用され
るブレーキ装置の改良に関するものである。
[従来の技術と問題点] 架空送電線を延線するための吊金車は、以前は金車を展
開し電線を延線した後、当該金車を上下反転する作秦が
附随していたため、吊金車延線工法の普及にとって大き
な隘路となっていた。
出願人は、先に上記のような反転作業を附随せしめる必
要のない吊金車延線工法ならびにそのために使用される
金車を提案しく例えば特公昭57−50402、特公昭
59−8123>、今日の送電線業界における吊金車延
線工法の普及のために一つの大きなきっかけをつくった
この非反転型吊金車工法は、例えば第4図に示すように
金車20の上シーブ21と下シーブ22との間が空間2
3となっていて、金車の反転をせずとも一方の電線10
に張力を付加し、他方の主索11の張力を解放すること
により、第5図に示すように金車を展開せしめるために
張設された主索11と延線すべき電線10とを簡単に上
下反転せしめ得るようにしたものである。
このように上下反転せしめたら、電線10を主累代りに
利用して金車20を回収すれば、後に電線10のみか残
存し、延線は完了する。
第3図は、そのようにして金車20.20を回収してい
る様子を示す説明図である。図において、12は金車2
0,20を展開する際に金車の間隔を保持せしめるとと
もにその一端を自走機に連結して主索上を展開せしめる
連結ロープ、13は主索回収の際にその端部に連結し主
索引取りの際にパックテンションを与えるために使用さ
れた補助ロープである。この状態で図示してないもう一
方の鉄塔側より連結ローフ12を引取り、順次金車20
.20の全部を回収すれば、前記のように後に電線10
か残存するのである。
しかして、上記金車の回収に当っては、金車が一気に走
り込むのを防止し円滑な回収作業をするため、回収され
る金車列の最後尾に第3図に示すようなブレーキ装置3
0が取付けられる。従来のこの種ブレーキ装置としては
、例えば第6図に示すようなものが使用されてきた。す
なわち、電線10と半割金具32との間に合成樹脂など
からなるシュー31を挟持し、適宜ポルト33によって
締付けることで、電線10との間に適当な摩擦1す動力
をもだ”せた構造としてなるもので必る。
上記第6図に示すブレーキ装置の場合、電線が断面円形
であればさして問題はないが、風騒音や着雪の防止ざら
にはコロナノイズの低減などを目的として、最近は電線
の断面形状が非円形づなわち凹凸の多い電線が提案され
るようになり、このような電線を吊金車により延線した
ときには、前記構成のブレーキ装置ではブレーキが電線
に引掛ってしまって円滑な回収ができないおそれが生じ
てきた。
[発明の目的] 本発明は、上記のような実情にかんがみ、吊金車延線工
法を実施するに際し、延線される電線の断面形状が円形
であっても非円形であっても、かかる電線の外形には一
切頓着なく、同工法を自在に適用することができ、しか
も金車回収の際につねに最適な制動力を確保し得る吊金
車回収用ブレーキ装置を提供しようとするものである。
[発明の概要] すなわち、本発明の要旨は、線条体を挟んで走行プーリ
ーと可動プーリーをバネ付勢せしめ、可動プーリーをレ
バーに連結せしめておき、当該レバーに金車回収の際の
過剰牽引力が付加されたときに可動プーリーによる線条
体挟持力を低減せしめ1qる構成としたことにあり、そ
れによりブレーキ装置が電線の凸部に引掛り、金車を回
収するための引き取りロープの牽引力が大きくなったと
きには可動プーリーの把持力が低下してブレーキの制動
力か緩み、当該凸部を容易に通過できるようにしたこと
にある。
[実施例1 以下に実施例に基いて説明する。
第1図は、本発明に係るブレーキ装置の実施例を示す正
面図であり、第2図はその側面図である。
ブレーキ装置30は、フレーム1を有し、当該フレーム
1には電線10上を走行可能に構成される走行プーリー
4,4が設けられ、それによってブレーキ装置30全体
が電線10上を走行できるように構成される。フレーム
1の下方には、レバー2が回動可能に軸3に枢着され、
その一端には可動プーリー5が取付けられ、さらに当該
レバーの一端と前記フレームとの間にはバネ6が装着さ
れて、そのバネ付勢により前記走行プーリー4と可動プ
ーリー5は、当該バネ6のバネ付勢によって、電線10
を弾性的に挟持するように構成されている。一方、前記
レバー2の他端にはリング7か必り、金車回収の際の連
結ロー112が当該リングに固定されるとともに、連結
ロープ12に牽引力が付加された場合には当該連結ロー
プ12の牽引力がレバー2に伝達され、レバー2が軸3
を軸にして回転せしめられることにより、前記可動プー
リー5がバネ6のバネ付勢に抗らって、前記走行プーリ
ーから離間する方向に移動し、走行プーリー4と可動プ
ーリー5との間の電線10に対する挟持力が低減される
ようになっている。なお、第1図における符号13は前
記したように延線作業の際に最後に残存した補助ロープ
であり、金車回収と一緒に回収されるもので、回収作業
に直接関与するものではない。
上記のように構成される本発明に係るブレーキ装置30
は、第3図に示ずように、電線10が延線された後金車
20.20が回収される際に、連結ロープ12の後端に
連結され、電線30のカテナリーなどによって金車20
.20が一気に走り込んだりするのを防止して、連結ロ
ープ12を順次引き取ることにより順序よく金車の回収
ができるように制動を与える役目をする。ここに、符号
下は鉄塔である。
上記金車の回収において、電線の外形が断面円形であれ
ばさして問題はないが、前記したように電線の外周に凹
凸があると、ブレーキ装置30はその凸部に引掛り牽引
している連結ロープ12に過剰張力か発生し、レバー2
に第1図へ方向の張力が付加される。この張力Aがレバ
ー2を動作させ、可動プーリー5を第1図のB方向に移
動せしめ、走行プーリー4と可動プーリー5とにより電
線10を挟持している挟持力が緩む。これによりブレー
キ装置30は容易に電線10の凸部を通過するのである
。この凸部を通過して連結ロープ12の張力が低下づれ
ば、走行プーリー4と可動プーリー5による電線10へ
の挟持力は、ハネ6により元に復帰し、所定の制動力を
保持することができる。
[発明の効果] 以上、本発明に係るブレーキ装置によれば、吊金車の回
収に際し、電線の外周に凹凸があるような場合にも、つ
ねに円滑な回収作業ができるものであり、最近の架空送
電線の外形変化に即応せしめ得るとともに、吊金車延線
工法の一層の汎用性を確立できたものとして、当業界に
及ぼす意義は大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るブレーキ装置の一実施例を示す正
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は金車の回収状
況を示す説明図、第4および5図は吊金車の使用状況を
示す説明図、第6図は従来のブレーキ装置の一例を示す
断面図である。 1・・・フレーム、 2・・・レバー、 4・・・走行プーリー、 5・・・可動プーリー、 6・・・バネ、 10・・・電線、 12・・・連結ロープ、 20・・・金車、 30・・・ブレーキ装置。 代理人 弁理士 佐 藤 不二雄 t  LI−rzt        〒!m2−OL。 I図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回収すべき吊金車の後端部に取付けられるブレー
    キ装置であって、該ブレーキ装置は、フレームと該フレ
    ームに回動可能に取付けられたレバー部片とを有し、前
    記フレームには線条体上を走行可能な走行プーリーが、
    そして、レバーの一端には可動プーリーがそれぞれ前記
    線条体を挟み得るように取付けられ、前記走行プーリー
    と可動プーリーとは線条体を挟持する方向にバネ付勢さ
    れるとともに、前記レバーの他端に金車回収の際の過剰
    張力が付加されたときには、前記可動プーリーがバネ力
    に抗して動き得るように構成されてなる吊金車回収用ブ
    レーキ装置。
JP60283684A 1985-12-17 1985-12-17 吊金車回収用ブレ−キ装置 Granted JPS62144512A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60283684A JPS62144512A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 吊金車回収用ブレ−キ装置

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JP60283684A JPS62144512A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 吊金車回収用ブレ−キ装置

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Publication Number Publication Date
JPS62144512A true JPS62144512A (ja) 1987-06-27
JPH044804B2 JPH044804B2 (ja) 1992-01-29

Family

ID=17668733

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JP60283684A Granted JPS62144512A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 吊金車回収用ブレ−キ装置

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