JPS6214431A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPS6214431A
JPS6214431A JP15315985A JP15315985A JPS6214431A JP S6214431 A JPS6214431 A JP S6214431A JP 15315985 A JP15315985 A JP 15315985A JP 15315985 A JP15315985 A JP 15315985A JP S6214431 A JPS6214431 A JP S6214431A
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JP
Japan
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electrode
magnetic field
plate
processed
processing apparatus
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JP15315985A
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Tetsuo Kurisaki
栗崎 哲雄
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Tokuda Seisakusho Co Ltd
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Tokuda Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、磁場を利用したプラズマ処理装置に係わり、
特に電極構造の改良をはかったプラズマ処理装置に関す
る。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、半導体ウニへ等の被処理物をエツチングするもの
として、放電プラズマを利用した各種のエツチング装置
が用いられている。さらに、被処理物上に磁場を印加し
てマグネトロン放電を生起することにより、エッチレー
トの向上をはかったエツチング装置も開発されている。
第5図にこの種の装置の概略構成を示す。図中10は真
空処理室であり、この処理室10内にはガス導入管11
から所定のエツチングガスが供給される。そして、処理
室10内のガスはガス排気口12から排気されるものと
なっている。処理室10の底部には、絶縁環13を介し
て電極20が設置されている。この電極20は、内部に
冷媒の流路28を備えたもので、その上面(表面側)に
載置される被処理物30を冷却するものとなっている。
また、前記処理室10の上壁14は前記電極20の対向
電極として作用するもので、該上壁14は接地されてい
る。電極20には、マツチング回路40を介して高周波
電源50が接続され、電極20に例えば13.56 [
MHz]の高周波電力が印加される。また、電極20の
下方(裏面側)には、前記被処理物30の表面上に磁場
を印加するための磁場発生器60が配置されている。
上記構成のエツチング装置では、処理室10内にエツチ
ングガスを導入すると共に、電極20に高周波電力を印
加することにより、電極20と上壁14との間にグロー
放電が生起し、これにより放電プラズマが生成される。
さらに、磁場発生器60による磁場のためにマグネトロ
ン放電が生起されることになり、上記プラズマ密度は極
めて高いものとなる。そして、このプラズマ(例えばプ
ラズマ中のイオン)により、被処理物30が高速でエツ
チングされることになる。
しかしながら、この種の装置にあっては次のような問題
があった。即ち、第6図(c)に示す如く電極20の内
部に冷媒の流路28.が形成されているため、被処理物
30上に現われる磁界強度は同図(b)に示す如き分布
となる。このとき、被処理物30のエツチング均一性は
、被処理物30の直径の範囲で磁界強度分布に対応し、
磁界分布が増強された形となり、第6図(a)に示す如
き分布となる。
エツチング装置におけるエツチング均一性は、エツチン
グ形状と並んで重要な問題である。磁場を利用したエツ
チング装置においては、磁場発生器60により供給され
る磁場が均一であったとしても、電極20を介して被処
理物30の表面に現われる磁界強度分布は第6図(b)
に示す如くなり、これは電極形状に起因する。即ち、電
極20は、その内部に冷却のための空間である冷媒流路
28を備えており、全体は銅等の同一材料で構成されて
いる。従って、磁場発生器6oの表面がら、被処理物3
0の表面に至る間の電極構成材料の厚みhlに被処理物
面内りにおいて差が生じることになる。冷媒流路28の
形成された部分は、他の部分の電極構成材料の厚みhl
に対して(h+ −hz)と小さくなり、これにより表
面磁場が前記したように不均一となる。そして、表面磁
場の不均一性はエツチング均一性の低下を招くことにな
る。さらに、この不均一性は、磁場供給に移動磁界を用
いると、電極材料内部に発生する渦電流により、より一
層激しくなると云う問題があった。
なお、上記の問題はエツチング装置に限らず、スパッタ
リング装置、その他磁場を利用したプラズマ処理装置に
ついて同様に言えることであり、この種の装置では被処
理物の表面に現われる磁場の均一性を確保することが、
その特性上極めて重要であった。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、被処理物の表面に現われる磁場の均一
性の向上をはかり得、エツチングやスパッタリング等の
均一性の向上に寄与し得るプラズマ処理装置を提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
本発明の骨子は、電極構造の改良により、被処理物の表
面上に均一磁場を形成することにある。
即ち本発明は、被処理物を収容する処理室と、この処理
室内に所定のガスを導入すると共に、該処理室内のガス
を排気する手段と、冷却機構が設けられその表面側に上
記被処理物を載置する電極と、上記電極に高周波電力を
印加する高周波電源と、上記電極の裏面側から上記被処
理物上に磁場を印加する磁場発生器とを備えたプラズマ
処理装置において、前記電極の材料を、前記被処理物が
載置される部分と前記冷却機構を形成する部分とで異な
らせるようにしたものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電極の被処理物が載置Δ右る部分と冷
媒流路等を形成する部分との材質を異にすることによっ
て、被処理物表面上に現われる磁場強度分布を均一化す
ることができる。具体的には、被処理物が載置される部
分は熱伝導性が良い材料とし、冷媒流路等を形成する部
分は上記被処理物載置部分よりも電気抵抗の大きい材料
とすることにより、冷媒流路形成部分の材料厚みによる
被処理物表面磁場の変化を少なくすることができる。従
って、エツチングやスパッタリング等の均一性の向上を
はかり得る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
ここでは、エツチング装置を例にとって説明する。エツ
チング装置の基本的構成は前記第1図と同様であり、本
実施例がこれと異なる点は電極20の構成にある。即ち
、本実施例に用いた電極20は、第1図に示す如く2種
の材料で構成されている。被処理物30の載置される部
分は第1の板体21で形成され、この板体21は冷却効
果等を考慮して銅或いはアルミニウムを含む材料で形成
されている。また、冷却機構を形成する部分は、上面に
複数の溝(冷媒流路)23を設けた第2の板体22で構
成され、この板体22は第1の板体21の下面に取着さ
れている。なお、この取着には、溶接或いはロウ付は等
の手法を用いればよい。
また、第2の板体22は、第1の板体21を形成する材
料よりも電気抵抗の大きな材料、例えばステンレスやセ
ラミックス等で形成されている。
かかる構造の電極においては、被処理物30は銅或いは
アルミニウムからなる第1の板体21に直接接触し、そ
の裏面から冷却水等の冷却用媒体が熱を奪ってくれるの
で、被処理物3oの冷却効果は損われない。さらに、磁
場の均一性が電極全体を銅等の単一材料で構成していた
従来の電極に対し大幅に向上される。即ち、移動磁界に
より発生する渦電流は電極を構成する材料の電気抵抗に
よって決まり、電気抵抗が小さい材料程渦電流が大きく
、この渦電流により被処理物の表面に現われる磁場は小
さくなる。そこで、電極20をステンレス、セラミック
ス等の電気抵抗が大きく渦電流の発生し難い材料で構成
することにより、冷却等の目的でその厚さに変化する部
分があっても、電極に対し一様な磁場が供給され、その
結果被処理物の表面には均一な磁場が現われる。
ここで、磁場分布が均一化される理由について第2図を
参照して、更に詳しく説明する。まず、第2図(c)に
示す如く第1の板体21の厚みをds、第2の板体22
の厚みをdG、溝23の深さをh2とする。磁場発生器
60による磁界は上記第1及び第2の板体21,22を
介して被処理物30の表面上に印加される。このとき、
第1の板体21の電気抵抗は小さく、渦電流が大きくな
り、この板体21の磁場強度に与える影響は大きい。と
ころが、第1の板体21は均一な厚みであるから、この
板体21により減少する磁場強度は面内均−である。
一方、第2の板体22には厚さdGの部分と厚さくds
−h2)の部分とがあり、この厚みの差は磁場強度に影
響を与える。ところが、第2の板体22は電気抵抗の大
きい材料で形成されているので、この板体22を通るこ
とによる磁界強度の低下は極めて小さい。従って、第1
及び第2の板体21,22を介して被処理物300表面
上に印加される磁場の分布は、第2図(b)に示す如く
略均−なものとなる。そして、磁場強度が均一化される
ことから、被処理物30のエツチング均一性も、第2図
(a)に示す如く良好なものとなる。
かくして本実施例によれば、被処理物30の表面に均一
な磁場を印加することができ、これによりエツチング速
度の均一性向上をはかり得る。また、従来装置に比して
、電極構造を改良するのみの簡易な構成で実現できる等
の利点がある。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記電極を構成する第1及び第2の板体の
取着手段としては、第3図に示す如く第2の板体22の
上面にOリング24及びネジ穴25等を設け、各板体2
1,22をネジの締結により一体化するようにしてもよ
い。また、電極は2つの部材からなるものに限らず、第
4図に示す如く3つの部材で形成してもよい。即ち、第
2の板体22の上面に凹部26を形成し、この凹部26
に冷却等の空間を形成するための流路分離板27を配置
することも可能である。この場合も含めて、第1の板体
以外の部分の構造に制限はなく、その材質が第1の板体
に比して電気抵抗が大きく渦電流が発生し難いものであ
ればよい。また、被処理物が載置される部分(第1の板
体)としては、電気抵抗が小さく熱伝導性の良いものが
望ましい。また、実施例ではエツチング装置を例にとり
説明したが、本発明はエツチング装置に限らずスパッタ
リング装置、さらに放電プラズマを利用した各種の装置
に適用することが可能である。その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に使用した電極の概略構成を
示す断面図、第2図は上記電極を用いたエツチング装置
の作用を説明するための模式図、第3図及び第4図はそ
れぞれ変形例を示す断面図、第5図は従来のエツチング
装置を示す概略構成図、第6図は上記従来装置の問題点
を説明するための模式図である。 10・・真空処理装置、20・・・電極、21・・・第
1の板体、22・・・第2の板体、23・・・冷媒流路
、24・・・0リング、25・・・ネジ穴、26・・・
流路分離板、30・・・被処理物、40・・・マツチン
グ回路、50・・・高周波電源、60・・・磁場発生器
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第3図 第4図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理物を収容する処理室と、この処理室内に所
    定のガスを導入すると共に、該処理室内のガスを排気す
    る手段と、冷却機構が設けられその表面側に上記被処理
    物を載置する電極と、上記電極に高周波電力を印加する
    高周波電源と、上記電極の裏面側から上記被処理物上に
    磁場を印加する磁場発生器とを備えたプラズマ処理装置
    において、前記電極は前記被処理物が載置される部分と
    前記冷却機構を形成する部分との材質を異にするもので
    あることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. (2)前記電極は、前記被処理物が載置される第1の板
    体と、冷媒流路が設けられ上記第1の板体の裏面側に取
    着された第2の板体とからなるもので、第2の板体は第
    1の板体よりも電気抵抗が大きいものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のプラズマ処理装置。
  3. (3)前記第1の板体として銅或いはアルミニウムを用
    い、前記第2の板体としてステンレンス鋼或いはセラミ
    ックスを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のプラズマ処理装置。
JP15315985A 1985-07-11 1985-07-11 プラズマ処理装置 Granted JPS6214431A (ja)

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JPS6214431A true JPS6214431A (ja) 1987-01-23
JPH051976B2 JPH051976B2 (ja) 1993-01-11

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107541A (ja) * 1987-10-21 1989-04-25 Hitachi Ltd ドライプロセス装置
JPH08319588A (ja) * 1996-06-17 1996-12-03 Hitachi Ltd プラズマエッチング装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5797616A (en) * 1980-12-10 1982-06-17 Anelva Corp Base plate for vacuum equipment
JPS58206125A (ja) * 1982-05-26 1983-12-01 Hitachi Ltd プラズマ処理装置

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