JP2000031121A - プラズマ放出装置及びプラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ放出装置及びプラズマ処理装置

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JP2000031121A JP10195290A JP19529098A JP2000031121A JP 2000031121 A JP2000031121 A JP 2000031121A JP 10195290 A JP10195290 A JP 10195290A JP 19529098 A JP19529098 A JP 19529098A JP 2000031121 A JP2000031121 A JP 2000031121A
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日出夫 竹井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型の基板や、液晶表示装置用のガラス基板等
の大型基板をプラズマ処理する際に、均一な高密度プラ
ズマを生成する技術に関する。 【解決手段】反応ガスをプラズマ化するプラズマ発生源
20を複数有し、このプラズマ発生源20の全てにほぼ
同じ密度のプラズマを発生させることができる。このた
め、かかる複数のプラズマ発生源20を処理対象となる
基板8の大きさや形状に合わせて均等に配置すること
で、基板8の大きさにかかわらず全面にわたって均一な
プラズマ密度のプラズマを生成し、プラズマ処理をする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ放出装置
及びプラズマ処理装置に関し、特に、均一な高密度プラ
ズマを生成して、大型の半導体基板や液晶表示装置用の
ガラス基板等にプラズマエッチングやプラズマ成膜処理
をする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置や液晶表示装置を製造する際
には、スパッタリング法やCVD法による薄膜形成と、
エッチングによる薄膜のパターニングを繰り返し行うこ
とから、半導体装置等の製造工程に於いて、エッチング
装置は非常に重要視されている。
【0003】そのようなエッチング装置の従来のものを
説明すると、図8を参照し、符号100は、従来技術の
平行平板型のプラズマエッチング装置を示している。こ
のプラズマエッチング装置100は、処理室101を有
しており、その内部底面側には、下部電極103が設け
られ、下部電極103の上方の処理室101の天井側に
は、上部電極102が設けられている。
【0004】下部電極103は、マッチングボックス1
10を介して高周波電源105に接続されており、上部
電極102は、処理室101の壁面を介してグラウンド
電位に接続されている。
【0005】処理室101には、真空ポンプ107と、
ガス導入系111とが接続されており、このプラズマエ
ッチング装置100を用いてプラズマ処理を行う場合に
は、先ず、真空ポンプ107を起動して、処理室101
内を真空排気し、予め高真空状態にしておく。
【0006】次いで、高真空状態を維持しながら、処理
室101内にエッチング対象である基板106を搬入
し、下部電極106上に載置し、ガス導入系111に設
けられたバルブ104を開け、ガス導入管108から処
理室101内にエッチングガスを導入する。
【0007】処理室101内が所定圧力で安定した後、
高周波電源105を起動し、マッチングボックス110
を介して、下部電極103に高周波電圧を印加すると、
下部電極103表面近傍にエッチングガスのプラズマが
発生し、基板106表面上の薄膜がエッチングされる。
【0008】このようなプラズマを用いたエッチングを
行えば、ウェットエッチングに比べてパターンの加工寸
法精度が向上し、製造工程が簡略化され、エッチングが
均一になるという利点があることから、近年主流の技術
である。
【0009】しかし、最近では半導体装置の製造におい
て微細化の要求がさらに進んできており、その要求に対
応するためには、プラズマなどの荷電粒子の直進性を向
上させる技術が必要となる。
【0010】そこで従来技術でも対策が採られており、
1Pa以下の低圧雰囲気でプラズマを生成し、平均自由
行程が長い雰囲気でプラズマエッチングを行おうという
試みが成されている。
【0011】しかし、一般には低圧雰囲気ではプラズマ
密度が著しく低下し、安定にプラズマを維持することが
困難なばかりでなく、特に口径300mm以上の大型基板
上の薄膜をエッチングしようとすると、基板面内へ入射
するプラズマの密度が不均一になり、その結果、エッチ
ング量の面内均一性が悪化してしまう。
【0012】また、液晶表示装置(以下LCDと称す
る)の基板として用いられるガラス基板は、約1m×1
m程度と非常に大きく、このような大型基板のプラズマ
エッチングは、事実上不可能であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の技術の課題を解決するために創作されたもので、
その目的は、大型基板のエッチングや成膜処理などのプ
ラズマ処理に適した技術を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、プラズマ放出装置であっ
て、一対の放電電極と前記放電電極間にある放出口とを
有し、前記一対の放電電極間にガスが導入されると共に
高周波電圧が印加されると、前記ガスがプラズマ化さ
れ、前記放出口から放出されるように構成されたプラズ
マ発生源が複数設けられたことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
ラズマ放出装置であって、前記各プラズマ発生源が有す
る前記一対の放電電極は互いに対向する放電面をそれぞ
れ有し、その放電面間で放電が生じるように構成された
ことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載のプ
ラズマ放出装置であって、前記各プラズマ発生源の前記
放電面は、前記放出口が形成する面に対し、略垂直に配
置されたことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれか1項記載のプラズマ放出装置であって、
前記各プラズマ発生源が有する前記一対の放電電極のう
ち、第1の放電電極は第2の放電電極の周囲に離間して
配置されたことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載のプ
ラズマ放出装置であって、前記各プラズマ発生源が有す
る前記一対の放電電極のうち、前記第1の放電電極は共
通の電極板によって構成され、前記第2の電極は、前記
共通の電極板に設けられた複数の孔内に電極板とは離間
して配置された電極で構成されたことを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれか1項記載のプラズマ放出装置であって、
前記各プラズマ発生源内で発生したプラズマは、略同一
方向に放出されるように構成されたことを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6のいずれか1項記載のプラズマ放出装置であって、
前記各プラズマ発生源には、前記一対の放電電極間に前
記ガスを導入するガス導入孔がそれぞれ設けられたこと
を特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7のいずれか1項記載のプラズマ放出装置であって、
前記各プラズマ発生源が有する前記一対の放電電極のう
ち、いずれか一方又は両方の放電電極内に磁石が設けら
れたことを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、前記各プラズマ発
生源が請求項7記載のガス導入孔を有する請求項8記載
のプラズマ放出装置であって、前記磁石は、前記ガス導
入孔と前記放出口の間に配置されたことを特徴とする。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項1乃至請
求項9のいずれか1項記載のプラズマ放出装置であっ
て、前記各プラズマ発生源のうち、少なくとも1個以上
のプラズマ発生源には、他のプラズマ発生源とは異なる
大きさの高周波電力を供給できるように構成されたこと
を特徴とする。
【0024】請求項11記載の発明は、プラズマ処理装
置であって、真空排気可能な処理室と、請求項1乃至請
求項10のいずれか1項記載のプラズマ放出装置と、処
理対象物である基板を配置する基板配置電極とを有し、
前記プラズマ放出装置は、前記各プラズマ発生源の放出
口を前記基板配置電極に向け、前記基板配置電極に対
し、前記処理室内で略平行に対向配置されたことを特徴
とする。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項11記載
のプラズマ処理装置であって、前記プラズマ放出装置と
前記基板配置電極との間には、網目状の電極が設けられ
たことを特徴とする。
【0026】請求項13記載の発明は、請求項11又は
請求項12のいずれか1項記載のプラズマ処理装置であ
って、前記基板配置電極は、高周波電圧を印加できるよ
うに構成されたことを特徴とする。
【0027】本発明は上記のように構成されており、プ
ラズマ発生源が複数設けられている。各プラズマ発生源
は、一対の放電電極と放出口とを有しており、その一対
の放電電極間にガスが導入されると共に高周波電圧が印
加されると、導入されたガスがプラズマ化され、放出口
から放出されるように構成されている。
【0028】従って、各プラズマ発生源からプラズマが
放出されるので、処理対象物である基板面積と形状に対
応して配置しておくと、各プラズマ発生源から放出され
たプラズマが基板表面に均一に到達するので、大面積基
板であっても均一なエッチングや成膜を行うことが可能
となる。
【0029】各プラズマ発生源が有する一対の放電電極
は、点状、棒状、板状等、その形状は種々のものを用い
ることができるが、板状に成形し、一対の放電電極に放
電面を持たせる場合、平行平板電極によって一対の放電
電極を構成してもよいし、円筒等の曲面で放電面を構成
してもよい。
【0030】放電面を持たせる場合、一方の放電電極を
リング状又は円筒状とし、他方の放電電極を棒状又は円
筒状とし、一方の放電電極内に他方の放電電極を離間し
て挿入配置すると、一方の放電電極が他方の放電電極の
周囲に配置され、一方の放電電極の内周面と他方の放電
電極の外周面が放電面となり、小さなプラズマ発生源で
も、プラズマが生成される空間を大きくすることができ
る。
【0031】他方の放電電極を棒状に成形し、リング又
は円筒状の一方の放電電極を、他方の放電電極の周囲に
配置した場合、リング又は円筒の開口部分が放出口にな
り、放電面は放出口が形成する面に対して垂直になり、
各プラズマ発生源の放出口を処理対象物の基板方向に向
けておくと、プラズマが基板表面に均一に照射されるよ
うになる。
【0032】一対の放電電極が、上記したのとは異なる
形状であっても、各プラズマ発生源の放出口を、プラズ
マが略同一方向に放出されるように配置しておくと、プ
ラズマは基板表面に均一に照射されるようになる。
【0033】他方、各プラズマ発生源内に、ガス導入孔
を設け、一対の放電電極間に導入するようにすると、各
プラズマ発生源内で、プラズマが安定に発生するように
なり、また、各プラズマ発生源から放出されるプラズマ
の量を制御しやすくなる。
【0034】更に、一対の放電電極内のいずれか一方又
は両方に磁石を設けると、磁束によってプラズマを閉じ
込めることができるので、低圧力でも安定してプラズマ
を維持できるようになる。
【0035】その場合、磁石はガス導入孔と放出口の間
に配置し、プラズマ発生源内ではガス導入孔を磁石より
も奥に位置させると、ガス導入孔から導入されたガスが
放出口に向かって流れる際に、磁石が形成する磁界内を
通過するので、プラズマ化されやすくなる。
【0036】また、例えば各プラズマ発生源のうち、少
なくとも1個以上のプラズマ発生源には、他のプラズマ
発生源と異なる大きさの高周波電力を供給できるように
構成しておく等、各プラズマ発生源の一対の放電電極に
投入できる電力を制御できるようにしておくと、基板表
面に照射されるプラズマの量を制御できるので、プラズ
マ処理を行う場合の、エッチング量や成膜膜厚等の基板
面内の均一性を向上させることができる。
【0037】上記のようなプラズマ放出装置と、真空排
気可能な処理室と、処理対象物である基板を配置する基
板配置電極とでプラズマ処理装置を構成する場合、各プ
ラズマ発生源の放出口を基板配置電極に向け、処理室内
で、プラズマ放出装置を基板配置電極に対して略平行に
対向配置すると、大型の基板を均一にプラズマ処理でき
るようになる。
【0038】その場合、プラズマ放出装置と基板配置電
極との間に、網目状の電極を設けておくと、各プラズマ
発生源内のプラズマが安定になる。また、基板配置電極
に対し、高周波電圧を印加できるように構成しておく
と、基板表面に入射する正負イオンやラジカル等の入射
エネルギーを制御できるので、入射エネルギーを小さく
してダメージを低減させたり、入射エネルギーを大きく
して処理速度を大きくする等の制御を行うことが可能と
なる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0040】図1を参照し、符号50は、本発明の一実
施形態のプラズマエッチング装置であり、処理室30を
有している。処理室30は、側壁31と、その底面側の
開放部分に設けられた下部電極32と、天井側の開放部
分に設けられたプラズマ放出装置33とで構成されてい
る。
【0041】下部電極32は、板状の基板配置電極60
を有しており、該基板配置電極60が、絶縁物35を介
して、側壁31と絶縁した状態で気密に固定されてい
る。他方、プラズマ放出装置33は、同様に、板状の電
極支持アース板70を一枚有しており、該電極支持アー
ス板70が、オーリング36を介して、側壁31と気密
且つ同電位になるように固定されている。
【0042】基板配置電極60と電極支持アース板70
とは、互いに平行に対向して配置されており、基板配置
電極60周囲には、クランプ61が設けられ、電極支持
アース板70には、同直径の複数の貫通孔71(図1で
は、4個の貫通孔711〜71 4を示す。)が設けられて
いる。
【0043】電極支持アース板70のうち、下部電極3
2と対向する面を表面とした場合、各貫通孔71が形成
されている部分には、リング形状の絶縁板2がその中央
の穴部分を貫通孔71の中心付近に一致させた状態で、
貫通孔71周辺部分を塞ぐようにそれぞれ気密に固定さ
れている(図1では4個の絶縁板21〜24を示す。)。
【0044】また、プラズマ放出装置33は、貫通孔7
1の個数と同数の高周波電極72を有している(図1で
は、4個の高周波電極721〜724を示す。)。各高周
波電極72は、フランジ部76と、該フランジ部76上
に立設する棒状電極部77とで構成されており、各高周
波電極72の棒状電極部77は、それぞれ同直径に形成
されている(図1には、各4個のフランジ部761〜7
4、棒状電極部771〜774を示す。)。
【0045】各高周波電極72は、電極支持アース板7
0の裏面側から、棒状電極部77が絶縁板2の中央の穴
部分に挿入された後、フランジ部76と絶縁板2とが、
オーリングを介して気密に固定されている。
【0046】従って、各高周波電極72の棒状電極部7
7は、電極支持アース板70と非接触の状態で、貫通孔
71内部に配置されている。また、棒状電極部77の中
心軸線と、各棒状電極部77が配置された貫通孔71の
中心軸線とは一致するようにされており、従って、各貫
通孔71内では、棒状電極部77の外周面と貫通孔71
の内周面との距離は、等しくなっている。
【0047】各高周波電極72は、マッチングボックス
13を介して高周波電源15に接続されており、また、
アース電極支持板70は、側壁31と共にアース電位に
置かれており、従って、高周波電源15を起動して各高
周波電極72に高周波電圧を印加すると、各貫通孔71
内で、アース電極支持板70と、棒状電極部77との間
に電圧が印加されるようになっている。
【0048】その場合、貫通孔71内を低圧力にした
後、高周波電源72を起動すると、各貫通孔71内でプ
ラズマを生成することができる。従って、各高周波電極
72と、各貫通孔71と、アース電極支持板70の貫通
孔71を形成する部分とで、それぞれプラズマ発生源2
0(図1では、4個のプラズマ発生源201〜204を示
す。)が構成されていることになる。
【0049】かかるプラズマ発生源20では、図2に示
すように棒状電極部77の内部に通水可能な水冷チャン
ネル3Aが設けられており、プロセス中は常時この中に
冷却水を通水して、棒状電極部77を冷却することで、
絶縁板2とフランジ部76の間に設けられたオーリング
が過熱しないようにしている。
【0050】また、電極支持アース板70の内部に、貫
通孔71内壁の絶縁板2付近に設けられたガス導入孔2
1より貫通孔71内に通じるガス導入路4が設けられて
おり、貫通孔71内にエッチングガスを導入することが
できるように構成されている。さらに、ガス導入孔21
の下方の電極支持アース板70内には、貫通孔71を取
り囲むようにリング状の磁石11が設けられ、貫通孔7
1内部に磁界を発生できるように構成されている。この
ようなプラズマ発生源20は、図3に示すように同一平
面内で基板8の大きさや形状に合わせて均等に配置され
ている。
【0051】以上のようなプラズマエッチング装置50
を用いて、基板8の表面に成膜された不図示のITO膜
のプラズマエッチングをするには、まず不図示の排気系
で処理室30内を真空排気して真空状態にし、この真空
状態を維持しつつ不図示の搬送系で基板8を処理室30
内に搬入して基板配置電極60上に載置し、クランプ6
1で固定しておく。
【0052】次に基板8を不図示のヒータで加熱して昇
温させ、基板配置電極60内に設けられた水冷チャンネ
ル3Bに通水して基板配置電極60自身が過熱しないよ
うにし、又、基板配置電極60内に設けられた基板冷却
用ガス導入路10より冷却用ガスを基板8に吹き付け、
基板8が過熱されないように調整しながら所定の処理温
度に保つ。
【0053】次いで、ガス導入路4にHIとArの混合
ガスなどのエッチングガスを通して、ガス導入孔21よ
り貫通孔71内に導入し、高周波電源15を起動し、高
周波電極72と電極支持アース板70との間にVHF帯
域の高周波、好ましくは80〜150MHzの高周波電
圧を印加してこの間に放電を発生させる。
【0054】この放電は、図2に示す電極支持アース板
70の貫通孔71内壁の放電面78と、棒状電極部77
の円筒状の側面の放電面79との間で生じる。放電によ
って貫通孔71内のエッチングガスがプラズマ化し、貫
通孔71の下方に設けられた放出口22より放出され
る。
【0055】貫通孔71内でガス導入孔21は磁石11
よりも奥に配置されているので、ガス導入孔21から導
入されたエッチングガスが放出口22に向かって流れる
際に、磁石11が形成する磁界内を通過してプラズマ化
されやすくなる。また、磁石11が生成する磁束によっ
てプラズマが閉じ込められるので、低圧力でも安定して
プラズマを維持することが可能である。
【0056】また、放出口22と基板配置電極6との間
には網目状のメッシュ電極5が設けられているので、メ
ッシュ電極5によって各プラズマ発生源20内のプラズ
マが安定になる。
【0057】このようにして生成されたプラズマが、メ
ッシュ電極5を通過して基板8表面に形成されたITO
膜に入射することにより、ITO膜のエッチングがなさ
れる。このエッチングの際に、バイアス電源7からマッ
チングボックス14を介して基板配置電極60にも周波
数が13.56MHzの高周波電圧を印加することで、
基板8の表面に入射する正負イオンやラジカル等の入射
エネルギーを制御している。これにより入射エネルギー
を小さくしてダメージを低減させたり、逆に入射エネル
ギーを大きくしてエッチングレートを大きくする等の制
御を行うことができる。
【0058】以上説明したように、本実施形態のプラズ
マエッチング装置50は複数のプラズマ発生源20を有
し、その各々に設けられた高周波電極72に一律の高周
波電圧を印加できるように構成されている。
【0059】このため、全てのプラズマ発生源20に同
一密度のプラズマを発生させることができ、かつこれら
のプラズマ発生源20は図3に示すように基板8の大き
さに合わせて同一平面内に均等配置されているので、プ
ラズマ放出装置33全体で生成されるプラズマの密度は
ほぼ均一になる。
【0060】従って、大型の基板8を処理するような場
合においても、その全面にわたってプラズマ密度が均一
なプラズマを生成することができ、基板8表面の全面に
わたってエッチング量がほぼ均一なエッチングをするこ
とが可能になる。
【0061】本発明の発明者等は、上記のプラズマエッ
チング装置50の効果を確認するために、各種の特性に
ついての測定を行った。
【0062】図4に、基板8上にITO膜を形成したと
きに、本実施形態のプラズマエッチング装置50を用い
てITO膜をエッチングしたときの、エッチングレート
のばらつき状態を示す。
【0063】図4において横軸は規格化位置を示す。こ
こで規格化位置とは、基板8の中心からどの程度ずれて
いるかを示す相対的な値であって、400mm×500mm
の矩形の基板8の中心を0とし、この中心から基板8の
一つの頂点に向かう方向を正方向とし、これと反対の方
向を負方向として、基板8の対角線の長さ(約640m
m)全体を±100とした値である。そして、図4の縦
軸はITO膜のエッチングレートを示す。
【0064】ここでは全ての高周波電極72に0.8W
/cm2の高周波電力を一律に供給して、基板配置電極6
0との間に0.84W/cm2の高周波電力が供給される
ようにした。処理室30内の圧力は15mTorrとし、基
板温度は80℃に保った。
【0065】図4において、曲線(A)は基板8と放出口
22との距離dが90mm、曲線(B)は距離dが110m
m、曲線(C)は距離dが230mmの場合の測定結果をそ
れぞれ示す。
【0066】曲線(A)〜(C)のいずれにおいても、規格
化位置が0〜±20程度(基板中心部)のエッチングレ
ートが、規格化位置が±60〜80程度(基板端部)の
エッチングレートよりも大きいという傾向がみられる
が、曲線(A)ではエッチングレートの最大値と最小値と
の差が400Å/min程度であり、曲線(C)ではこの差
が約100Å/min程度であるので、エッチングレート
のばらつきは実用上許容範囲内に収まっている。これよ
り、400mm×500mm程度の大型基板においても、基
板8の面内でほぼ均一にエッチングすることができると
いう本発明の効果が確認できた。
【0067】図5に、本実施形態のプラズマエッチング
装置50を用いて、フォトレジストをアッシングした場
合のアッシングレートの測定結果を示す。図5で横軸は
処理室30の内部圧力を示し、縦軸はアッシングレート
を示している。
【0068】図5において曲線(D)は、各高周波電極7
2に0.8W/cm2の高周波電力を一律に供給して、基
板配置電極60との間に0.6W/cm2の高周波電力が
供給されるようにし、処理室30内に流量700sccmの
2ガスを導入してアッシングしたときの測定結果を示
している。
【0069】また、曲線(E)は各高周波電極72に0.
75W/cm2の高周波電力を一律に供給して、基板配置
電極60との間に0.6W/cm2の高周波電力が供給さ
れるようにし、処理室30内に流量300sccmのO2
スを導入してアッシングしたときの測定結果を示してい
る。
【0070】さらに曲線(F)は、従来の平行平板型RI
E装置を用いて、RIE装置の平行平板電極間に0.6
W/cm2の高周波電力が供給されるようにし、処理室3
0内に流量200sccmのO2ガスを導入してアッシング
したときの測定結果を示している。
【0071】図5において、曲線(F)ではアッシングレ
ートが0.4〜0.5μm/min程度であったのに対
し、曲線(E)では1.5〜1.7μm/min程度に、曲
線(D)では1.7〜1.8μm/min程度になり、従来
の平行平板型RIE装置に比して約3〜4倍程度にアッ
シングレートが大きくなっていることがわかる。このよ
うに、本実施形態のプラズマ処理装置50でアッシング
を行った場合には、アッシングレートが従来のRIE装
置に比して大きくなるという利点もあることが確認でき
た。
【0072】図6に、ガラス基板上に形成されたITO
膜をエッチングする際のエッチングレートと圧力の関係
を示す。横軸は処理室30の内部圧力を示し、縦軸はエ
ッチングレートを示している。
【0073】ここでは、基板温度を80℃とし、エッチ
ングガスとしてHIとArとの混合ガスを用いた。曲線
(G)、曲線(H)は本実施形態の装置を用いた測定結果で
あって、曲線(G)は0.8W/cm2の高周波電力を、曲
線(H)は0.75W/cm2の高周波電力を、各高周波電
極72に一律に供給した場合の測定結果をそれぞれ示し
ている。また、曲線(G)、(H)のいずれにおいても、基
板配置電極60と各高周波電極72との間に、0.84
W/cm2の高周波電力が供給されるようにした。
【0074】さらに、曲線(I)は、従来の平行平板型R
IE装置を用いて同様のエッチングを行った場合の測定
結果を示す。曲線(I)ではエッチングレートが500〜
700Å/min程度であったのに対し、曲線(H)では2
300〜2600Å/min程度に、また、曲線(G)では
2600〜3200Å/min程度になっており、本実施
形態のプラズマ処理装置50では、従来の平行平板型R
IE装置に比して5〜6倍程度にエッチングレートが大
きくなるという利点があることがわかる。
【0075】図7に、ガラス基板上に形成されたITO
膜をエッチングする際のエッチングレートと高周波電力
との関係と、ITO膜をエッチングする際のITO膜と
SiN膜、SiO2膜との選択比と高周波電力の関係を
それぞれ示す。横軸は高周波電力を示し、縦軸はエッチ
ングレートと、ITO膜とSiN膜やSiO2膜との選
択比を示している。
【0076】ここでは、基板温度を80℃とし、エッチ
ングガスとしてHIとArとの混合ガスを用いた。処理
室内の圧力は15mTorrに保った。曲線(J)は、高周波
電極72に0.8W/cm2の高周波電力を供給し、基板
配置電極6に供給する高周波電力を変化させたときの測
定結果を示し、曲線(K)は、高周波電極72に0.75
W/cm2の高周波電力を供給したときの測定結果を示
す。
【0077】また、曲線(M)は、従来の平行平板型RI
E装置を用いたときの測定結果を示している。曲線
(J)、(K)、(M)のいずれにおいても、供給する高周波
電力が大きくなればなるほどエッチングレートが大きく
なっている。しかし、曲線(M)のエッチングレートがせ
いぜい1000Å/min程度にしかならないのに対し、
曲線(J)、(K)では、3000〜3200Å/min程度
にまで達するので、本実施形態のプラズマ処理装置50
では、従来の平行平板型RIE装置に比してエッチング
レートが3倍以上に大きくなるという利点があることが
わかる。
【0078】また、曲線(L)は、本実施形態のプラズマ
発生源20に供給する高周波電力を変化させたときにI
TO膜をエッチングする際のITO膜とSiN膜、Si
2膜の選択比の測定結果を示している。この結果によ
れば、高周波電力を大きくすると選択比を向上させるこ
とができるということがわかる。
【0079】なお、本実施形態では、プラズマ処理装置
としてプラズマエッチング装置50について説明してい
るが、本発明はエッチング装置に限らず、プラズマCV
D装置等の他のプラズマ処理装置にも適用可能である。
【0080】また、本実施形態では図1に示すように、
全ての高周波電極72には一律な高周波電圧が印加さ
れ、全てのプラズマ発生源20に一律な高周波電力が供
給できるように構成されているが、本発明はこれに限ら
ず、個々のプラズマ発生源20に独立に高周波電力を供
給できるような構成にしたり、複数のプラズマ発生源2
0を1ブロックとし、このブロックごとに共通の高周波
電力が供給できるように構成してもよい。
【0081】このように構成することで、例えば全ての
プラズマ発生源20に同量の高周波電力を供給すると、
基板8の端部よりも中心部のエッチングレートが小さく
なってしまうというような不具合が発生する場合でも、
基板8の端部付近のプラズマ発生源20に供給する高周
波電力を、中心部付近のプラズマ発生源20に供給する
高周波電力よりも少なくして、エッチングレートが全面
で均一になるように調整することが可能になる。
【0082】また、本実施形態では一対の放電電極とし
て電極支持アース板70と高周波電極15を設け、一方
の放電電極である電極支持アース板70は全てのプラズ
マ発生源20で共通の電極としているが、本発明はこれ
に限らず、プラズマ発生源20ごとに両方の放電電極を
設けるという構成にしてもよい。
【0083】さらに、一対の放電電極を板状の電極と
し、これらが対向配置されるように構成しても良い。ま
た、本実施形態では基板配置電極60を下方に配置し
て、基板8の処理面が上方を向くように配置している
が、本発明はこれに限らず、基板8の処理面が側方を向
くように配置し、放出口22がこの処理面と対向するよ
うに配置してもよい。
【0084】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、大面
積にわたってプラズマ密度を均一にできる。従って大型
基板を均一にプラズマ処理することが可能になる。ま
た、低圧力で安定なプラズマを生成することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプラズマエッチング装置を
説明する断面図
【図2】本発明の実施形態のプラズマ発生源の部分拡大
【図3】本発明の実施形態のプラズマエッチング装置の
プラズマ発生源の配置関係を説明する平面図
【図4】本実施形態のプラズマエッチング装置における
エッチングレートのばらつきを示すグラフ
【図5】本実施形態のプラズマエッチング装置と、従来
のプラズマエッチング装置のそれぞれについて、アッシ
ングレートと圧力との関係を示すグラフ
【図6】本実施形態のプラズマエッチング装置と、従来
のプラズマエッチング装置のそれぞれについて、エッチ
ングレートと圧力との関係を示すグラフ
【図7】本実施形態のプラズマエッチング装置と、従来
のプラズマエッチング装置のそれぞれについて、高周波
電力とエッチングレートとの関係を示すグラフ
【図8】従来のプラズマエッチング装置の構成を説明す
る断面図
【符号の説明】
2、21〜24…絶縁板 4…ガス導入路 5…メッシュ
電極(網目状の電極) 7…バイアス電源 8…基板(処理対象) 11…磁石
15…高周波電源 20、201〜204…プラズマ発生
源 21…ガス導入孔 22…放出口 30…処理室
31…側壁 32…下部電極 33…プラズマ放出装置
35…絶縁物 40…プラズマ放出装置 50…プラズマ発生装置 6
0…基板配置電極 70…電極支持アース板(放電電極)
71、711〜714…貫通孔(孔) 72、72 1〜7
4…高周波電極(放電電極) 78、79…放電面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 賀文 千葉県山武郡山武町横田523番地 日本真 空技術株式会社千葉超材料研究所内 Fターム(参考) 4K057 DA11 DB11 DD01 DE14 DE20 DM06 DM28 DM39 DN01 5F004 AA01 BA06 BA08 BB07 BB13 5F045 AA08 BB01 DP03 EF05 EF08 EH04 EH05 EH13 EH16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の放電電極と、前記放電電極間内にあ
    る放出口とを有し、 前記一対の放電電極間にガスが導入されると共に高周波
    電圧が印加されると、前記ガスがプラズマ化され、前記
    放出口から放出されるように構成されたプラズマ発生源
    が複数設けられたことを特徴とするプラズマ放出装置。
  2. 【請求項2】前記各プラズマ発生源が有する前記一対の
    放電電極は互いに対向する放電面をそれぞれ有し、その
    放電面間で放電が生じるように構成されたことを特徴と
    する請求項1記載のプラズマ放出装置。
  3. 【請求項3】前記各プラズマ発生源の前記放電面は、前
    記放出口が形成する面に対し、略垂直に配置されたこと
    を特徴とする請求項2記載のプラズマ放出装置。
  4. 【請求項4】前記各プラズマ発生源が有する前記一対の
    放電電極のうち、第1の放電電極は第2の放電電極の周
    囲に離間して配置されたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項記載のプラズマ放出装置。
  5. 【請求項5】前記各プラズマ発生源が有する前記一対の
    放電電極のうち、前記第1の放電電極は共通の電極板に
    よって構成され、 前記第2の放電電極は、前記共通の電極板に設けられた
    複数の孔内に電極板とは離間して配置された電極で構成
    されたことを特徴とする請求項4記載のプラズマ放出装
    置。
  6. 【請求項6】前記各プラズマ発生源内で発生したプラズ
    マは、略同一方向に放出されるように構成されたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の
    プラズマ放出装置。
  7. 【請求項7】前記各プラズマ発生源には、前記一対の放
    電電極間に前記ガスを導入するガス導入孔がそれぞれ設
    けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいず
    れか1項記載のプラズマ放出装置。
  8. 【請求項8】前記各プラズマ発生源が有する前記一対の
    放電電極のうち、いずれか一方又は両方の放電電極内に
    磁石が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    7のいずれか1項記載のプラズマ放出装置。
  9. 【請求項9】前記各プラズマ発生源が請求項7記載のガ
    ス導入孔を有する請求項8記載のプラズマ放出装置であ
    って、前記磁石は、前記ガス導入孔と前記放出口の間に
    配置されたことを特徴とするプラズマ放出装置。
  10. 【請求項10】前記各プラズマ発生源のうち、少なくと
    も1個以上のプラズマ発生源には、他のプラズマ発生源
    とは異なる大きさの高周波電力を供給できるように構成
    されたことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれ
    か1項記載のプラズマ放出装置。
  11. 【請求項11】真空排気可能な処理室と、 請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のプラズマ
    放出装置と、 処理対象物である基板を配置する基板配置電極とを有
    し、 前記プラズマ放出装置は、前記各プラズマ発生源の放出
    口を前記基板配置電極に向け、前記基板配置電極に対
    し、前記処理室内で略平行に対向配置されたことを特徴
    とするプラズマ処理装置。
  12. 【請求項12】前記プラズマ放出装置と前記基板配置電
    極との間には、網目状の電極が設けられたことを特徴と
    する請求項11記載のプラズマ処理装置。
  13. 【請求項13】前記基板配置電極は、高周波電圧を印加
    できるように構成されたことを特徴とする請求項11又
    は請求項12のいずれか1項記載のプラズマ処理装置。
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