JPS6214342Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214342Y2 JPS6214342Y2 JP1979156368U JP15636879U JPS6214342Y2 JP S6214342 Y2 JPS6214342 Y2 JP S6214342Y2 JP 1979156368 U JP1979156368 U JP 1979156368U JP 15636879 U JP15636879 U JP 15636879U JP S6214342 Y2 JPS6214342 Y2 JP S6214342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water pump
- cylinder
- cylinder block
- space
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 7
- NUFNQYOELLVIPL-UHFFFAOYSA-N acifluorfen Chemical compound C1=C([N+]([O-])=O)C(C(=O)O)=CC(OC=2C(=CC(=CC=2)C(F)(F)F)Cl)=C1 NUFNQYOELLVIPL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、シリンダに形成されている冷却水
ジヤケツトに冷却水をウオータポンプにて強制流
動させるように構成した水冷式水平対向エンジン
の改良に関する。
ジヤケツトに冷却水をウオータポンプにて強制流
動させるように構成した水冷式水平対向エンジン
の改良に関する。
この種のエンジンにおいては従来よりウオータ
ポンプはシリンダブロツクのギヤケース外側に付
設されていたために、ウオータポンプが前方に出
張り、エンジン全体として大型化するきらいがあ
つた。しかも、ギヤケースとウオータポンプとの
連結部分から水漏れし、冷却性能が低下すること
があつた。
ポンプはシリンダブロツクのギヤケース外側に付
設されていたために、ウオータポンプが前方に出
張り、エンジン全体として大型化するきらいがあ
つた。しかも、ギヤケースとウオータポンプとの
連結部分から水漏れし、冷却性能が低下すること
があつた。
この考案は水平対向エンジンの構成上の特徴を
有効に利用して、ウオータポンプをシリンダブロ
ツク内部にコンパクトに設置可能とし、ひいては
エンジン全体としての小型化を可能にするととも
に水漏れ箇所を少なくしようとしたものであり、
シリンダが偏位して対向配備されることによつて
生ずるデツドスペースにウオータポンプ設置室間
を設けて、ここにウオータポンプを取付けるよう
にしたことに特徴がある。
有効に利用して、ウオータポンプをシリンダブロ
ツク内部にコンパクトに設置可能とし、ひいては
エンジン全体としての小型化を可能にするととも
に水漏れ箇所を少なくしようとしたものであり、
シリンダが偏位して対向配備されることによつて
生ずるデツドスペースにウオータポンプ設置室間
を設けて、ここにウオータポンプを取付けるよう
にしたことに特徴がある。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は２気筒の水冷式水平対向デイーゼルエ
ンジンの縦断正面図、第２図はその横断平面図、
第３図は縦断側面を示し、左右に長いシリンダブ
ロツク１の左右端にシリンダヘツド２，２が取付
けられるとともに、シリンダブロツク１の上部に
燃料噴射ポンプユニツト３とセルスタータ４が左
右振分け状に配置され、又、シリンダブロツク１
の下面にオイルパン５に燃料フイルタ６が夫々取
付けられている。
ンジンの縦断正面図、第２図はその横断平面図、
第３図は縦断側面を示し、左右に長いシリンダブ
ロツク１の左右端にシリンダヘツド２，２が取付
けられるとともに、シリンダブロツク１の上部に
燃料噴射ポンプユニツト３とセルスタータ４が左
右振分け状に配置され、又、シリンダブロツク１
の下面にオイルパン５に燃料フイルタ６が夫々取
付けられている。
シリンダブロツク１は、クランク軸７を前後に
挿通支承するクランクケース１ａと、水平対向状
にピストン８を内嵌支持するシリンダ１ｂ，１ｃ
とが一体鋳造成形されたものであつて、クランク
ケース１ａの下端に形成した組付け及びメインテ
ナンス口９が前記オイルパン５にて蓋されてい
る。
挿通支承するクランクケース１ａと、水平対向状
にピストン８を内嵌支持するシリンダ１ｂ，１ｃ
とが一体鋳造成形されたものであつて、クランク
ケース１ａの下端に形成した組付け及びメインテ
ナンス口９が前記オイルパン５にて蓋されてい
る。
そして、シリンダブロツク１の前側にはクラン
ク軸７と弁開閉用カム軸１６とを同調連動するタ
イミングベルト１７等からなる調時伝動装置Ａが
取付けられている。
ク軸７と弁開閉用カム軸１６とを同調連動するタ
イミングベルト１７等からなる調時伝動装置Ａが
取付けられている。
両シリンダ１ｂ，１ｃとは前後に偏位されて、
後側に偏位されたシリンダ１ｃの前側箇所には平
面視にて矩形のデツドスペースＤが存在し、これ
の一部がウオータポンプ１０の設置空間として用
いられる。
後側に偏位されたシリンダ１ｃの前側箇所には平
面視にて矩形のデツドスペースＤが存在し、これ
の一部がウオータポンプ１０の設置空間として用
いられる。
ウオータポンプ１０は、駆動回転軸１０ａの内
端に翼車１０ｂを取付けた遠心式のものが利用さ
れ、シリンダブロツク１の一部と、シリンダブロ
ツク１の前面にボルト１にて固着されたカバーケ
ース１２の一部にてスパイラルケーシングが形成
され、吸入した冷却水を、シリンダブロツク１の
厚肉壁部に形成してある水路１３を通して両シリ
ンダ１ｂ，１ｃに設けたウオータジヤケツト１
４，１４に送り出すよう構成されている。
端に翼車１０ｂを取付けた遠心式のものが利用さ
れ、シリンダブロツク１の一部と、シリンダブロ
ツク１の前面にボルト１にて固着されたカバーケ
ース１２の一部にてスパイラルケーシングが形成
され、吸入した冷却水を、シリンダブロツク１の
厚肉壁部に形成してある水路１３を通して両シリ
ンダ１ｂ，１ｃに設けたウオータジヤケツト１
４，１４に送り出すよう構成されている。
しかも、駆動回転軸１０ａの先端の駆動プーリ
ー２５は調時伝動装置Ａのタイミングベルト１７
等を飛び越えた位置に設けられており、ウオータ
ポンプ駆動用のＶベルト２４を介してクランク軸
７に連動されている。
ー２５は調時伝動装置Ａのタイミングベルト１７
等を飛び越えた位置に設けられており、ウオータ
ポンプ駆動用のＶベルト２４を介してクランク軸
７に連動されている。
又、第４図に示すようにウオータポンプ設置空
間はデツドスペースＤの下寄り空間に形成され、
上寄り空間はクランク軸に通じるブレザー室１５
に形成されている。
間はデツドスペースＤの下寄り空間に形成され、
上寄り空間はクランク軸に通じるブレザー室１５
に形成されている。
図中の１８は燃料噴射ポンプ、１９はポンプ駆
動用カム軸、２０はガバナ、２１はオイルポン
プ、２２は始動ギヤ付きのフライホイール、２３
は冷却用フアンである。そして、ウオータポンプ
１０で各ジヤケツト１４に圧送されて受熱した冷
却水は、シリンダブロツク１の上方に設置される
ラジエータ（図示せず）に送り込まれて放熱し、
再度ポンプ１０に吸引され送り出されるようにな
つている。
動用カム軸、２０はガバナ、２１はオイルポン
プ、２２は始動ギヤ付きのフライホイール、２３
は冷却用フアンである。そして、ウオータポンプ
１０で各ジヤケツト１４に圧送されて受熱した冷
却水は、シリンダブロツク１の上方に設置される
ラジエータ（図示せず）に送り込まれて放熱し、
再度ポンプ１０に吸引され送り出されるようにな
つている。
尚、本考案は例えば第５図に示すように多気筒
エンジンに利用して点対称位置に存在する二つの
デツドスペースD1，D2の一方D1をポンプ設置空
間にし、他方D2をブレザー室１５に構成して実
施することも可能である。
エンジンに利用して点対称位置に存在する二つの
デツドスペースD1，D2の一方D1をポンプ設置空
間にし、他方D2をブレザー室１５に構成して実
施することも可能である。
以上説明したようにこの考案はシリンダを水平
対向にするに際して必ず生ずるデツトスペースを
有効に利用してウオータポンプを設置することに
よつてエンジン全体としてのコンパクト化が可能
となり、かつ、ウオータポンプの駆動プーリーを
調時伝動装置を越えて突出する位置に設けること
によつて、駆動プーリーの駆動回転軸と調時伝動
装置とがラツプする寸法だけクランク軸方向のエ
ンジン幅を短くすることが可能となつた。
対向にするに際して必ず生ずるデツトスペースを
有効に利用してウオータポンプを設置することに
よつてエンジン全体としてのコンパクト化が可能
となり、かつ、ウオータポンプの駆動プーリーを
調時伝動装置を越えて突出する位置に設けること
によつて、駆動プーリーの駆動回転軸と調時伝動
装置とがラツプする寸法だけクランク軸方向のエ
ンジン幅を短くすることが可能となつた。
更に、ウオータポンプ、冷却水路をシリンダブ
ロツク内部に設けたので、従来のようにウオータ
ポンプをギヤケース外側に付設したものと比べ、
外部に露出するウオータポンプとギヤケースとの
連結部分が少なくなり、水漏れの確率が少なくな
つた。
ロツク内部に設けたので、従来のようにウオータ
ポンプをギヤケース外側に付設したものと比べ、
外部に露出するウオータポンプとギヤケースとの
連結部分が少なくなり、水漏れの確率が少なくな
つた。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は縦断正
面図、第２図は横断平面図、第３図は縦断側面
図、第４図は要部の一部切欠き拡大正面図、第５
図は別の実施例の概略配置構成を示す平面図であ
る。 １……シリンダブロツク、１ａ……クランクケ
ース、１ｂ，１ｃ……シリンダ、１０……ウオー
タポンプ、１１……固定具、１５……ブレザー
室、Ｄ……デツドスペース。
面図、第２図は横断平面図、第３図は縦断側面
図、第４図は要部の一部切欠き拡大正面図、第５
図は別の実施例の概略配置構成を示す平面図であ
る。 １……シリンダブロツク、１ａ……クランクケ
ース、１ｂ，１ｃ……シリンダ、１０……ウオー
タポンプ、１１……固定具、１５……ブレザー
室、Ｄ……デツドスペース。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 水平対向エンジンのシリンダブロツク１に挿
通支持されるクランク軸７の一端に冷却用フア
ン２３を、他端にフライホイール２２を配置
し、シリンダブロツク１の冷却用フアン２３側
にエンジンの調時伝動装置Ａを配設し、冷却用
フアン２３の最寄位置に形成されるシリンダ１
ｂのボトム側で、このシリンダ１ｂよりもやや
フライホイール２２寄りに偏位して形成される
シリンダ１ｃの冷却用フアン２３側のシリンダ
ブロツク１内部にあるデツドスペースＤにウオ
ータポンプ設置空間を形成し、このウオータポ
ンプ設置空間に冷却水路を形成し、このシリン
ダブロツク１の冷却用フアン２３側の周側面に
カバーケース１２を固定するとともに、カバー
ケース１２の内面に取付けたウオータポンプ１
０を前記シリンダブロツク１内部のウオータポ
ンプ設置空間に突入させ、かつ、ウオータポン
プ１０の駆動プーリー２５を前記調時伝動装置
Ａを越えて突出する位置に設けたことを特徴と
する水冷式水平対向エンジン。 ２ 実用新案登録請求の範囲第１項に記載した水
冷式水平対向エンジンにおいて、前記デツドス
ペースＤ内の下寄り空間にウオータポンプ設置
空間を、上寄り空間にクランク室のブレザー室
１５を形成したもの。 ３ 実用新案登録請求の範囲第１項に記載した水
冷式水平対向エンジンにおいて、平面視でクラ
ンクケース１ａの前記デツドスペースＤと点対
象の箇所にあるデツドスペースＤにクランク室
のブレザー室１５を形成したもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979156368U JPS6214342Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979156368U JPS6214342Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5674812U JPS5674812U (ja) | 1981-06-18 |
| JPS6214342Y2 true JPS6214342Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=29667835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979156368U Expired JPS6214342Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6214342Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018119498A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 株式会社石川エナジーリサーチ | 対向ピストン型エンジン |
| JP2019090424A (ja) * | 2019-03-19 | 2019-06-13 | 株式会社石川エナジーリサーチ | 対向ピストン型エンジン |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5215721B2 (ja) * | 2008-04-30 | 2013-06-19 | 川崎重工業株式会社 | エンジン |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5450718A (en) * | 1977-09-29 | 1979-04-20 | Yamaha Motor Co Ltd | V-type or horizontally opposed type four cycle engine for motorcycle |
| JPS55114845A (en) * | 1979-02-26 | 1980-09-04 | Daihatsu Motor Co Ltd | Fitting device for engine auxiliary machinery in v-type engine |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP1979156368U patent/JPS6214342Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5450718A (en) * | 1977-09-29 | 1979-04-20 | Yamaha Motor Co Ltd | V-type or horizontally opposed type four cycle engine for motorcycle |
| JPS55114845A (en) * | 1979-02-26 | 1980-09-04 | Daihatsu Motor Co Ltd | Fitting device for engine auxiliary machinery in v-type engine |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018119498A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 株式会社石川エナジーリサーチ | 対向ピストン型エンジン |
| WO2018138947A1 (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 株式会社石川エナジーリサーチ | 対向ピストン型エンジン |
| US10837322B2 (en) | 2017-01-26 | 2020-11-17 | Ishikawa Energy Research Co., Ltd. | Opposed piston type engine |
| JP2019090424A (ja) * | 2019-03-19 | 2019-06-13 | 株式会社石川エナジーリサーチ | 対向ピストン型エンジン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5674812U (ja) | 1981-06-18 |
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