JPS61232331A - 2サイクル機関 - Google Patents
2サイクル機関Info
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- JPS61232331A JPS61232331A JP7502285A JP7502285A JPS61232331A JP S61232331 A JPS61232331 A JP S61232331A JP 7502285 A JP7502285 A JP 7502285A JP 7502285 A JP7502285 A JP 7502285A JP S61232331 A JPS61232331 A JP S61232331A
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- Japan
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- cylinder
- fuel injection
- oil
- expansion chamber
- pump
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- Pending
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/007—Other engines having vertical crankshafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、2サイクル機関に関し、特に船外機関として
使用される2サイクルデイ一ゼル機関に関する。
使用される2サイクルデイ一ゼル機関に関する。
発明が解決しようとする問題点
近年、省資源・省エネルギーの見地から、機関の小形・
軽量化が要求されている。
軽量化が要求されている。
従来の4サイクル機関は吸排気用の動弁機構を必要とす
るため、小形・軽量化には限界がある。
るため、小形・軽量化には限界がある。
その点、2サイクル機関は、動弁機構を必要としないか
ら、その分小形・軽量化できる可能性がある。その場合
に、機関を構成する機器類の配置が全体構造に太き(影
響する。
ら、その分小形・軽量化できる可能性がある。その場合
に、機関を構成する機器類の配置が全体構造に太き(影
響する。
本発明は、2サイクルデイ一ゼル機関の小形・軽量化に
通した配置構造を得ることを目的とする。
通した配置構造を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、機関本体(11の一側に、シリンダ(6)に
隣接するように、排気膨張室(9)を設ける一方、同じ
く機関本体+11の側方には、前記排気膨張室(9)に
対してシリンダ(6)を挟んで反対側に位置するように
燃料噴射ポンプ(lO)を配置してあることを特徴とす
る。
隣接するように、排気膨張室(9)を設ける一方、同じ
く機関本体+11の側方には、前記排気膨張室(9)に
対してシリンダ(6)を挟んで反対側に位置するように
燃料噴射ポンプ(lO)を配置してあることを特徴とす
る。
実施例
第2図は、垂直クランク軸機関(以下、機関という)を
示す0図のように、機関本体(1)には、クランク軸(
3)が垂直方向に配設されている。ブラケット(2)を
貫通して上方に突出したクランク軸(3)の軸端にはフ
ライホイール(4)が取り付けられている。
示す0図のように、機関本体(1)には、クランク軸(
3)が垂直方向に配設されている。ブラケット(2)を
貫通して上方に突出したクランク軸(3)の軸端にはフ
ライホイール(4)が取り付けられている。
機関本体(11を構成するシリンダブロック(5)内部
には、第1図のようにシリンダ(6)が横向きに配設さ
れている。そして、シリンダブロック(5)の−側には
、シリンダ(6)側壁部分に形成した排気ボート(7)
に臨むように排気蓋(8)が取り付けられており、その
内側にシリンダ(6)に隣接して排気膨張室(9)が形
成されている。
には、第1図のようにシリンダ(6)が横向きに配設さ
れている。そして、シリンダブロック(5)の−側には
、シリンダ(6)側壁部分に形成した排気ボート(7)
に臨むように排気蓋(8)が取り付けられており、その
内側にシリンダ(6)に隣接して排気膨張室(9)が形
成されている。
一方、シリンダブロック(5)の他側には、前記排気膨
張室(9)に対してシリンダ(6)を挟んで反対側の位
置に燃料噴射ポンプ(lO)が配置されており、シリン
ダ(6)の頭部(ヘッド)に設置した燃料噴射弁(11
)に燃料を供給するようになっている。このようにして
、燃料噴射ポンプ(10)を排気膨張室(9)と反対側
に配置することにより、寸法のバランスを取ることがで
きるのみならず、高温となる排気膨張室(9)からの熱
の影響を受けることがなくなり、燃料中に発生する気泡
を減らして、ペーパーロックを防ぐとともに、燃料噴射
ポンプ(10)中の潤滑油の劣化を防ぐことができるよ
うになった。なお、前記燃料噴射弁(11)は、ヘッド
部分に設けた燃焼室(12)に臨んで開口している。
張室(9)に対してシリンダ(6)を挟んで反対側の位
置に燃料噴射ポンプ(lO)が配置されており、シリン
ダ(6)の頭部(ヘッド)に設置した燃料噴射弁(11
)に燃料を供給するようになっている。このようにして
、燃料噴射ポンプ(10)を排気膨張室(9)と反対側
に配置することにより、寸法のバランスを取ることがで
きるのみならず、高温となる排気膨張室(9)からの熱
の影響を受けることがなくなり、燃料中に発生する気泡
を減らして、ペーパーロックを防ぐとともに、燃料噴射
ポンプ(10)中の潤滑油の劣化を防ぐことができるよ
うになった。なお、前記燃料噴射弁(11)は、ヘッド
部分に設けた燃焼室(12)に臨んで開口している。
また、(13)は、同じくヘッド部分に設けたデコンブ
装置である。
装置である。
また、前記シリンダ(6)の底部(ボトム)側には、前
記シリンダブロック(5)と底蓋(14)によって形成
されたクランクケース(15)が設けられており、この
クランクケース(15)に内蔵されたクランクピン(1
6)と、前記シリンダ(6)に摺動自在に内挿されたピ
ストン(17)との間には連接棒(18)が介在されて
いる。
記シリンダブロック(5)と底蓋(14)によって形成
されたクランクケース(15)が設けられており、この
クランクケース(15)に内蔵されたクランクピン(1
6)と、前記シリンダ(6)に摺動自在に内挿されたピ
ストン(17)との間には連接棒(18)が介在されて
いる。
クランクケース(15)の前記底蓋(14)には、前記
シリンダ(6)に向き合うようにリードバルブ(18)
が設けられており、そのリードバルブ(18)の外側に
吸気消音器(19)が配設されている。この吸気消音器
(19)からリードバルブ(18)を経由してクランク
ケース(15)内に入った空気は、ピストン(17)に
よって圧縮された後、掃気通路(20)を経由して掃気
ポー) (67)からシリンダ(6)内に入っていくこ
とになる。
シリンダ(6)に向き合うようにリードバルブ(18)
が設けられており、そのリードバルブ(18)の外側に
吸気消音器(19)が配設されている。この吸気消音器
(19)からリードバルブ(18)を経由してクランク
ケース(15)内に入った空気は、ピストン(17)に
よって圧縮された後、掃気通路(20)を経由して掃気
ポー) (67)からシリンダ(6)内に入っていくこ
とになる。
また、オイルタンク(21)及びスタータ(22)、オ
イルポンプ(23) 、燃料供給ポンプ(24)が、ク
ランクケース(15)の残る部分を取り囲むように配設
されている。この場合に、オイルタンク(21)及びス
タータ(22)は比較的大きな体積を占有する関係上、
前記吸気消音器(19)の両側に振り分けて配置しであ
る。そして、前記オイルポンプ(23)が、前記燃料噴
射ポンプ(10)の反対側に、オイルタンク(21)に
隣接するように配置されている。オイルポンプ(23)
の上部には、第4図のように、ギヤボックス(39)を
介して燃料供給ポンプ(24)が配設される。このよう
に、オイルポンプ(23)及び燃料供給ポンプ(24)
を燃料噴射ポンプ(10)の反対側に配置することによ
り、全体のバランスを取ることができ、しかも、オイル
ポンプ(23)をオイルタンク(21)に隣接させるこ
とにより、組立性が良好になるという利点がある。
イルポンプ(23) 、燃料供給ポンプ(24)が、ク
ランクケース(15)の残る部分を取り囲むように配設
されている。この場合に、オイルタンク(21)及びス
タータ(22)は比較的大きな体積を占有する関係上、
前記吸気消音器(19)の両側に振り分けて配置しであ
る。そして、前記オイルポンプ(23)が、前記燃料噴
射ポンプ(10)の反対側に、オイルタンク(21)に
隣接するように配置されている。オイルポンプ(23)
の上部には、第4図のように、ギヤボックス(39)を
介して燃料供給ポンプ(24)が配設される。このよう
に、オイルポンプ(23)及び燃料供給ポンプ(24)
を燃料噴射ポンプ(10)の反対側に配置することによ
り、全体のバランスを取ることができ、しかも、オイル
ポンプ(23)をオイルタンク(21)に隣接させるこ
とにより、組立性が良好になるという利点がある。
機関本体(1)を支持する前記ブラケット(2)上部に
は、第31!lのように、前記フライホイール(4)と
の間に、4個のプーリ(25) (26) (27
) (2B)が配設されている。第1のプーリ(25
)は、クランク軸(3)に一体に組み付けられている。
は、第31!lのように、前記フライホイール(4)と
の間に、4個のプーリ(25) (26) (27
) (2B)が配設されている。第1のプーリ(25
)は、クランク軸(3)に一体に組み付けられている。
第2のブーIJ (26)は、燃料供給ポンプ(24
)の駆動軸(29)に組み付けられるとともに、第3の
プーリ(27)は燃料噴射ポンプ(10)のカム軸り3
0)に組み付けられている。そして、第4のプーリ (
28)は、前記3個のプーリ(25) (26)
(27)に着き掛けられたタイミングベルト(31)の
テンション(緊張度)を調整するためのものである。
)の駆動軸(29)に組み付けられるとともに、第3の
プーリ(27)は燃料噴射ポンプ(10)のカム軸り3
0)に組み付けられている。そして、第4のプーリ (
28)は、前記3個のプーリ(25) (26)
(27)に着き掛けられたタイミングベルト(31)の
テンション(緊張度)を調整するためのものである。
前記第2のプーリ(26)の下方には、第4図に示され
るように、ブラケット(2)に固定された燃料供給ポン
プ(24)が配置されている。この燃料供給ポンプ(2
4)は、上・下部ケーシング(32) (33)を貫
通して上下方向に配置された前記駆動軸(29)上端の
前記プーリ(26)を介してタイミングベルト(31)
によって駆動され、吐出口(34)から前記燃料噴射ポ
ンプ(10)へと燃料を送り出すようになっている。
るように、ブラケット(2)に固定された燃料供給ポン
プ(24)が配置されている。この燃料供給ポンプ(2
4)は、上・下部ケーシング(32) (33)を貫
通して上下方向に配置された前記駆動軸(29)上端の
前記プーリ(26)を介してタイミングベルト(31)
によって駆動され、吐出口(34)から前記燃料噴射ポ
ンプ(10)へと燃料を送り出すようになっている。
駆動軸(29)外周には、該駆動軸(29)中間部分の
インナーロータ(35)部から上下方向に互いに逆向き
のらせん溝(36a)(36b)が形成されており、燃
料の一部が上部側のらせん溝(36a)に入り、上昇す
る間に上部ケーシング(32)の摺動部分(37a)を
潤滑した後、上部ケーシング(32)に設けた連絡穴(
3Bりを通って回収されるとともに、下部側の螺旋溝(
36b )にも燃料の一部が入り、下降している間に下
部ケーシング(33)との摺動部分(37b )を潤滑
した後、下部ケーシング(33)に設けた連絡穴(38
b )を通って回収されるようになっている。このよう
に、駆動軸(29)の外周にらせん溝(36a)(36
b)を設けることにより、機関運転中には、燃料が駆動
軸(29)を潤滑することになり、燃料供給ポンプ(2
4)に対する潤滑性能を向上させることができたのであ
る。
インナーロータ(35)部から上下方向に互いに逆向き
のらせん溝(36a)(36b)が形成されており、燃
料の一部が上部側のらせん溝(36a)に入り、上昇す
る間に上部ケーシング(32)の摺動部分(37a)を
潤滑した後、上部ケーシング(32)に設けた連絡穴(
3Bりを通って回収されるとともに、下部側の螺旋溝(
36b )にも燃料の一部が入り、下降している間に下
部ケーシング(33)との摺動部分(37b )を潤滑
した後、下部ケーシング(33)に設けた連絡穴(38
b )を通って回収されるようになっている。このよう
に、駆動軸(29)の外周にらせん溝(36a)(36
b)を設けることにより、機関運転中には、燃料が駆動
軸(29)を潤滑することになり、燃料供給ポンプ(2
4)に対する潤滑性能を向上させることができたのであ
る。
更に、前記燃料供給ポンプ(24)の下方には、前述し
たようにギヤボックス(39)を介して前記オイルポン
プ(23)が連結されており、前記駆動軸(29)の動
力がギヤボックス(39)によって減速されて、オイル
ポンプ(23)に伝達されるようになっている。このよ
うに、一本の駆動軸(29)によって燃料供給ポンプ(
24)及びオイルポンプ(23)を駆動させることによ
り、駆動系を簡素化することができるのみならず、全体
にコンパクト化し、更には、これら燃料供給ポンプ(2
4)トオイルポンプ(23)との間に介在させるギヤボ
ックス(39)の減速比を適当に設定することにより、
機関の回転速度に制限されることなくオイルポンプ(2
3)を最適な回転速度範囲で使用できることとなった。
たようにギヤボックス(39)を介して前記オイルポン
プ(23)が連結されており、前記駆動軸(29)の動
力がギヤボックス(39)によって減速されて、オイル
ポンプ(23)に伝達されるようになっている。このよ
うに、一本の駆動軸(29)によって燃料供給ポンプ(
24)及びオイルポンプ(23)を駆動させることによ
り、駆動系を簡素化することができるのみならず、全体
にコンパクト化し、更には、これら燃料供給ポンプ(2
4)トオイルポンプ(23)との間に介在させるギヤボ
ックス(39)の減速比を適当に設定することにより、
機関の回転速度に制限されることなくオイルポンプ(2
3)を最適な回転速度範囲で使用できることとなった。
また、ブラケット(2)上部には、前記第2のプーリ
(26)に隣接して分配! (40)が設けられている
。この分配器(40)は、前記オイルポンプ(23)か
ら微量に吐出された潤滑油を均等に分配する為に用いら
れる。すなわち、この分配器(40)には、第5図に示
されるように、1個の油入口(41)と4個の油出口(
42) (42)・・・が設けられている。そして、
油入口(41)と油出口(42) (42)・・・と
の間は、それぞれ分岐路(43) (43)・・・に
よって連結されている。これら分岐路(43) (4
3)・・・は、第6図に示されるように、本体(44)
と蓋(45)との間に介在させたパツキン(46)によ
って形成されている。このパツキン(46)の厚み(t
)は分岐路(43) (43)・・・で潤滑油が毛細
管現象を起こす程度に薄くしである。このような構造の
分配器(40)を分岐路(43) (43)・・・
水平状態になるようにブラケット(2)に取り付ける。
(26)に隣接して分配! (40)が設けられている
。この分配器(40)は、前記オイルポンプ(23)か
ら微量に吐出された潤滑油を均等に分配する為に用いら
れる。すなわち、この分配器(40)には、第5図に示
されるように、1個の油入口(41)と4個の油出口(
42) (42)・・・が設けられている。そして、
油入口(41)と油出口(42) (42)・・・と
の間は、それぞれ分岐路(43) (43)・・・に
よって連結されている。これら分岐路(43) (4
3)・・・は、第6図に示されるように、本体(44)
と蓋(45)との間に介在させたパツキン(46)によ
って形成されている。このパツキン(46)の厚み(t
)は分岐路(43) (43)・・・で潤滑油が毛細
管現象を起こす程度に薄くしである。このような構造の
分配器(40)を分岐路(43) (43)・・・
水平状態になるようにブラケット(2)に取り付ける。
そして、例えば、1個の油出口(42)から吐出される
潤滑油を、第2図に示されるようなりランク軸(3)の
主軸受(47)に分離給油する。他の3個の油出口(4
2) (42) (42)から吐出される潤滑油も
それぞれ他の主軸受(図示せず)に分離給油する。
潤滑油を、第2図に示されるようなりランク軸(3)の
主軸受(47)に分離給油する。他の3個の油出口(4
2) (42) (42)から吐出される潤滑油も
それぞれ他の主軸受(図示せず)に分離給油する。
このように、分配器(40)の分岐路(43) (4
3)・・・を薄くしたので、分配器(4o)が、第7図
のように水平状態から傾いたとしても、油入口(41)
から分配器(40)内に入つた潤滑油は、毛細管現象に
より分岐路(43) (43)・・・を移動し、油出
口(42) (42)から出ていくようになる。した
がって、微量の潤滑油を常に均等に分配できることとな
り、オイルポンプ(23)からの吐出量は全軸受の必要
最小限量の合計にするだけでよく、しかも、オイルポン
プ(23)から個別に給油する場合に比較して、分配@
(40)を利用することにより、オイルポンプ(23
)の吐出口数を少なくできるから、製作コストを低減す
ることができる。
3)・・・を薄くしたので、分配器(4o)が、第7図
のように水平状態から傾いたとしても、油入口(41)
から分配器(40)内に入つた潤滑油は、毛細管現象に
より分岐路(43) (43)・・・を移動し、油出
口(42) (42)から出ていくようになる。した
がって、微量の潤滑油を常に均等に分配できることとな
り、オイルポンプ(23)からの吐出量は全軸受の必要
最小限量の合計にするだけでよく、しかも、オイルポン
プ(23)から個別に給油する場合に比較して、分配@
(40)を利用することにより、オイルポンプ(23
)の吐出口数を少なくできるから、製作コストを低減す
ることができる。
次に、燃料噴射ポンプ(10)は、第8図に示すように
、ブラケット(2)によって支持されており、鉛直方向
に配設されたカム軸(30)は前記第3のプーリ (2
7)を介してタイミングベルト(31)によって駆動さ
れるようになっている。
、ブラケット(2)によって支持されており、鉛直方向
に配設されたカム軸(30)は前記第3のプーリ (2
7)を介してタイミングベルト(31)によって駆動さ
れるようになっている。
この燃料噴射ポンプ(lO)のハウジング(48)上部
には、潤滑油管(49)が接続されており、このWA漬
油管(49)を介して前記オイルポンプ(23)から供
給された潤滑油は、前記ハウジング(48)上部に設け
た油路(50)を通り、第9図に示すように、最上部の
軸受(51)の内輪(52)及び外輪(53)の間を通
って落下するようになっている。
には、潤滑油管(49)が接続されており、このWA漬
油管(49)を介して前記オイルポンプ(23)から供
給された潤滑油は、前記ハウジング(48)上部に設け
た油路(50)を通り、第9図に示すように、最上部の
軸受(51)の内輪(52)及び外輪(53)の間を通
って落下するようになっている。
前記軸受(51)から落下した潤滑油は、通常運転時に
は、カム(54)及びタペット(55)の摺動部分を潤
滑するようになっている。一方、機関停止後には、オイ
ルポンプ(23)は潤滑油が送られてこなくなり、カム
軸(30)が軸受(51)に付着した潤滑油は、カム軸
(30)を伝って落下し、カム(54)上側面に設けた
油だめ(56a)にたまるようになっている、この油だ
め(56a)は、カム(54)上側面に直接溝を掘って
設けである。したがって、次に始動させるときには、油
だめ(56a)にたまった潤滑油が遠心力によって飛び
散り、カム(54) 、タペット(55)等を潤滑する
ようになっている。このように、カム(54)上側面に
、油だめ(56a)を設けることにより、機関の始動直
後にオイルポンプ(23)からの潤滑油の到着にタイム
ラグが生じても、油だめ(56a )にたまっていた潤
滑油によって潤滑されるから、無潤滑状態が発生せず、
カム(54)・タペッ) (55)等の焼付きが防止で
きることになる。
は、カム(54)及びタペット(55)の摺動部分を潤
滑するようになっている。一方、機関停止後には、オイ
ルポンプ(23)は潤滑油が送られてこなくなり、カム
軸(30)が軸受(51)に付着した潤滑油は、カム軸
(30)を伝って落下し、カム(54)上側面に設けた
油だめ(56a)にたまるようになっている、この油だ
め(56a)は、カム(54)上側面に直接溝を掘って
設けである。したがって、次に始動させるときには、油
だめ(56a)にたまった潤滑油が遠心力によって飛び
散り、カム(54) 、タペット(55)等を潤滑する
ようになっている。このように、カム(54)上側面に
、油だめ(56a)を設けることにより、機関の始動直
後にオイルポンプ(23)からの潤滑油の到着にタイム
ラグが生じても、油だめ(56a )にたまっていた潤
滑油によって潤滑されるから、無潤滑状態が発生せず、
カム(54)・タペッ) (55)等の焼付きが防止で
きることになる。
なお、第10図のように、カム(54)に、油だめ(5
6a)に連通する側穴(57)を設け、その側穴(57
)から直接注油するようにしてもよい。また、第11図
のように、別体の板金製油だめ(56b)をカム(54
)上方に設けて、潤滑油を受けるようにしてもよい。
6a)に連通する側穴(57)を設け、その側穴(57
)から直接注油するようにしてもよい。また、第11図
のように、別体の板金製油だめ(56b)をカム(54
)上方に設けて、潤滑油を受けるようにしてもよい。
次に、第12図は及び第13図は、テンション調整装置
を示す。図のように、前記第4のプーリ(2日)は、軸
心(58)との間に介在されたベアリング(59)によ
って、水平面内を自由に回動できるように支持されてい
る。軸心(58)は、締付ボルト(60)によって、ブ
ラケット(2)及び機関本体(11に共線めされるよう
になっている。軸心(58)と一体となった回り止め板
(64)の他端側には、前記プーリ(28)に巻き掛け
られたタイミングベル) (31)のなす角を20とす
ると、その2等分線上、即ち、第12図のB−B線上に
位置して掛止部(61)が設けられており、更に、その
延長方向に位置してブラケット(2)上に設けられた固
定具(62)と、前記掛止部(61)との間には、スプ
リング(63)が介在されている。そして、軸心(58
)には、前記スプリング(63)の作用線方向に長大(
64)が形成されている。したがって、この長大(64
)を貫通して機関本体(11に端金させた前記締め付ボ
ルト(60)を弛めることにより、前記回り止め板(6
5)が軸心(58)とともに移動するから、タイミング
ベルト(31)のテンションを調整することができる。
を示す。図のように、前記第4のプーリ(2日)は、軸
心(58)との間に介在されたベアリング(59)によ
って、水平面内を自由に回動できるように支持されてい
る。軸心(58)は、締付ボルト(60)によって、ブ
ラケット(2)及び機関本体(11に共線めされるよう
になっている。軸心(58)と一体となった回り止め板
(64)の他端側には、前記プーリ(28)に巻き掛け
られたタイミングベル) (31)のなす角を20とす
ると、その2等分線上、即ち、第12図のB−B線上に
位置して掛止部(61)が設けられており、更に、その
延長方向に位置してブラケット(2)上に設けられた固
定具(62)と、前記掛止部(61)との間には、スプ
リング(63)が介在されている。そして、軸心(58
)には、前記スプリング(63)の作用線方向に長大(
64)が形成されている。したがって、この長大(64
)を貫通して機関本体(11に端金させた前記締め付ボ
ルト(60)を弛めることにより、前記回り止め板(6
5)が軸心(58)とともに移動するから、タイミング
ベルト(31)のテンションを調整することができる。
その際に、ブラケット(2)上に設けた固定具(62)
と、ブラケット(2)を貫通して機関本体+11に螺合
させた前記締付ポルl−(60)を結ぶ直線上にスプリ
ング(63)の一端を掛止させた掛止部(61)がくる
ようにブラケット(2)から突出させた回り止め座(6
6)が、前記回り止め板(65)側方に接した状態で配
置されているから、それ故、前記プーリ (28)はス
プリング(63)の作用線方向に進退することになる。
と、ブラケット(2)を貫通して機関本体+11に螺合
させた前記締付ポルl−(60)を結ぶ直線上にスプリ
ング(63)の一端を掛止させた掛止部(61)がくる
ようにブラケット(2)から突出させた回り止め座(6
6)が、前記回り止め板(65)側方に接した状態で配
置されているから、それ故、前記プーリ (28)はス
プリング(63)の作用線方向に進退することになる。
したがって、テンション調整装置の設置スペースを節約
してコンパクトに構成することが可能となる。
してコンパクトに構成することが可能となる。
発明の効果
本発明は、以上の構成であり、機関本体の一側に、シリ
ンダに隣接するように排気膨張室を設ける一方、同じく
機関本体の側方に、前記排気膨張室に対してシリンダを
挟んで反対側に位置するように燃料噴射ポンプを配置し
てあることを特徴とするものであるから、小形・軽量な
2サイクル機関を得ることができたものであり、特に、
排気熱によって高温になる排気膨張室の反対側に燃料噴
射ポンプを配置したことにより、燃料中に発生する気泡
を減らしてペーパロックを防ぐとともに、燃料噴射ポン
プ中の潤滑油の劣化を防ぐことができるようになった。
ンダに隣接するように排気膨張室を設ける一方、同じく
機関本体の側方に、前記排気膨張室に対してシリンダを
挟んで反対側に位置するように燃料噴射ポンプを配置し
てあることを特徴とするものであるから、小形・軽量な
2サイクル機関を得ることができたものであり、特に、
排気熱によって高温になる排気膨張室の反対側に燃料噴
射ポンプを配置したことにより、燃料中に発生する気泡
を減らしてペーパロックを防ぐとともに、燃料噴射ポン
プ中の潤滑油の劣化を防ぐことができるようになった。
更に、クランクケース外側に、該クランクケースを挟ん
でシリンダと対向するように吸気消音器を配置し、この
吸気消音器の両側に、前記クランクケースを取り囲むよ
うにしてスタータ及びオイルタンクを振り分け配置する
ようにすれば、更にコンパクト化することができる。
でシリンダと対向するように吸気消音器を配置し、この
吸気消音器の両側に、前記クランクケースを取り囲むよ
うにしてスタータ及びオイルタンクを振り分け配置する
ようにすれば、更にコンパクト化することができる。
また、オイルポンプ及び燃料供給ポンプを、燃料噴射ポ
ンプの反対側に配置するようにすれば、更に全体のバラ
ンスを取ることができる。
ンプの反対側に配置するようにすれば、更に全体のバラ
ンスを取ることができる。
第1図は、本発明の1実施例を示す断面図、第2図は、
垂直クランク軸機関の一部分を切り欠いて示した既略正
面図、第3図は、機関本体を省略して示したブラケット
の平面図、第4図は、燃料供給ポンプを断面表示とした
燃料供給ポンプとオイルポンプの配置状態を示す部分断
面図、第5図は、一部分を切り欠いた分配器の平面図、
第6図は、第5図のA−A線断面図、第7図は、同じく
分配器が傾いた状態を示す拡大断面図、第8図は、燃料
噴射ポンプの一部分を切り欠いた正面図、第9図は、そ
の要部拡大図、第10図は他の例を示す拡大図、第11
図は、更に他の例を示す要部拡大図、第12図は、テン
ション調整装置を示す平面図、第13図はそのB−B線
断面図である。 (11・・・機関本体、(6)・・・シリンダ、(9)
・・・排気膨張室、(10)・・・燃料噴射ポンプ、(
15)・・・クランクケース、(19)・・・吸気消音
器、(21)・・・オイルタンク、(22)・・・スタ
ータ、(23)・・・オイルポンプ、(24)・・・燃
料供給ポンプ。
垂直クランク軸機関の一部分を切り欠いて示した既略正
面図、第3図は、機関本体を省略して示したブラケット
の平面図、第4図は、燃料供給ポンプを断面表示とした
燃料供給ポンプとオイルポンプの配置状態を示す部分断
面図、第5図は、一部分を切り欠いた分配器の平面図、
第6図は、第5図のA−A線断面図、第7図は、同じく
分配器が傾いた状態を示す拡大断面図、第8図は、燃料
噴射ポンプの一部分を切り欠いた正面図、第9図は、そ
の要部拡大図、第10図は他の例を示す拡大図、第11
図は、更に他の例を示す要部拡大図、第12図は、テン
ション調整装置を示す平面図、第13図はそのB−B線
断面図である。 (11・・・機関本体、(6)・・・シリンダ、(9)
・・・排気膨張室、(10)・・・燃料噴射ポンプ、(
15)・・・クランクケース、(19)・・・吸気消音
器、(21)・・・オイルタンク、(22)・・・スタ
ータ、(23)・・・オイルポンプ、(24)・・・燃
料供給ポンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、機関本体の一側に、シリンダに隣接するように排気
膨張室を設ける一方、同じく機関本体の側方に、前記排
気膨張室に対してシリンダを挟んで反対側に位置するよ
うに燃料噴射ポンプを配置してあることを特徴とする2
サイクル機関。 2、クランクケース外側に、該クランクケースを挟んで
シリンダと対向するように吸気消音器を配置し、この吸
気消音器の両側に、前記クランクケースを取り囲むよう
にしてスタータ及びオイルタンクを振り分け配置した特
許請求の範囲第1項記載の2サイクル機関。 3、オイルポンプ及び燃料供給ポンプを、燃料噴射ポン
プと反対側に配置した特許請求の範囲第1項記載の2サ
イクル機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7502285A JPS61232331A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 2サイクル機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7502285A JPS61232331A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 2サイクル機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61232331A true JPS61232331A (ja) | 1986-10-16 |
Family
ID=13564136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7502285A Pending JPS61232331A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 2サイクル機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61232331A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02223638A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-06 | Suzuki Motor Co Ltd | エンジン |
US5566654A (en) * | 1993-03-04 | 1996-10-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Precombustion chamber for diesel engine |
-
1985
- 1985-04-08 JP JP7502285A patent/JPS61232331A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02223638A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-06 | Suzuki Motor Co Ltd | エンジン |
US5566654A (en) * | 1993-03-04 | 1996-10-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Precombustion chamber for diesel engine |
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