JPS62143081A - クリ−ナユニツトの廃トナ−満杯検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は粉体現像剤を使用する画像形成装置のクリー
ナユニットに関し、特に画像形成装置がクリーナユニソ
Ｉ−を含む上側ユニットと下側ユニットとに分割された
ものにおいてクリーナユニット内の廃トナー満杯を検出
する装置に関する。

〈従来技術とその欠点〉 粉体現（電装を使用する画像形成体すなわちｆ８光体か
ら、クリーニングされたトナーを処理する方法として２
通りの方法がある。１つの方法ではクリーニングされた
トナーを再度使用する。また他の方法ではクリーニング
されたトナーを廃Ｉ−ナー容器に回収する。しかし前者
の方法は画質に悪影口を及ぼず可能性があるため、−儀
に１よりリーニングされたＩ・ナーを廃ｌ−ナー容器に
回収し、満杯になったときにその容器を交換するように
する。

廃トナー容器を交換する方式においては、オペレータに
対して適当な時にその交換をすべきことを指示する必要
がある。そこでこのために従来は一定枚数の画像形成回
数に達すると表示ランプ等によって廃トナー容器の交換
を指示したり、または廃トナー容器に重量センサを取り
付けておいて、重量によって廃トナーの満杯状態を検知
し交換指示をするようにしていた。しかし前者は余裕を
見て廃トナー容器を大きくしておく必要があり、画像形
成装置が小型化できなくなる不都合があった。また後者
では重■と廃トナーの容量とが必ずしも正比例の関係と
はならないために、精度にバラツキが生じ、廃トナーが
満杯となっているにもかかわらず、その状態を検出でき
ない場合があった。

〈発明の目的〉 この発明の目的は、廃トナー容器内の上部に廃トナーの
接触有無でオン・オフする廃トナー満杯検知素子を取り
付けることで上記の欠点を解消して、廃トナー容器の交
換が効率良く行われるようにし、 さらに上側ユニットを開放して再び戻した直後に廃トナ
ーの偏りが元に戻らずに誤って廃トナー満杯検知が行わ
れても、それによって直ちに廃トナー満杯状態を報知す
ることなく、そのときにクリーナユニットを交換するよ
う報知して、廃トナ満杯が近いことをオペレータに知ら
せ、一定の回数の画像形成後に廃トナー満杯状態が報知
されるクリーナユニットの廃トナー満杯検出装面を提供
することにある。

〈発明の構成および効果〉 この発明は次のように構成される。

廃トナー容器を備えたクリーナユニットが上側ユニット
に設けられ、この上側ユニットと下側ユニットからなる
画像形成装置において、廃トナー容器内の廃トナー満杯
検知素子を、廃トナーの接触有無でオン・オフする素子
で構成するとともに、その廃トナー満杯検知素子を廃ト
ナー容器内の上部に取り付ける。

このように構成することで廃トナーの重量等に無関係に
容器内が満杯になるとその状態が正しく検出される。

また廃トナー満杯検知素子の出力が上側ユニットを開放
して再び元に戻した直後に出たときその状態を記憶する
手段およびクリーナユニットの交換指示を報知する手段
を設け、さらにその状態が記憶されたときその後の画像
形成回数を計数するカウンタと、カウンタの計数値が一
定値に達したときに廃トナー満杯状態を報知する手段と
を設ける。

これによって上側ユニットを開放して再び元に戻した直
後に廃トナーが一方向に偏って元の状態に戻らず廃トナ
ー満杯検知素子をオン状態にしたままであっても、その
ときから画像形成回数が一定の計数値に達するまで廃ト
ナー満杯状態を報知することがない。代わりにクリーナ
ユニットを交換する様報知する。すなわち廃トナーの偏
りによって廃トナー満杯検知素子がオンし、でも直らに
廃トナー満杯状態を報知せずにクリーナユニットを交換
する様オペレータに知らせ、その後画像形成回数が一定
値に達したとき初めて廃ｌ・ナー満杯状態を報知する。

この発明は以上のように構成することにより、次の効果
を奏することができる。

■　廃トナー満杯検知素子を、廃トナーの接触有無でオ
ン・オフする素子で構成するとともに廃トナー容器内の
上部に取り付けたことによって、廃トナーの重量に無関
係に満杯状態を検知することができる。また容器内で廃
トナーが偏らない限り現実に満杯になったときに廃トナ
ー満杯検知素子でその状態を検知するために廃トナー容
器としては余裕を持った大きさにする必要がない。

■　上側ユニットを開放したときに廃１〜ナー容器内で
廃トナーが偏ることがあるが、上側ユニットを再び元に
戻したときにもしその偏った状態が元に戻らない場合で
あっても、その後一定の回数の画像形成が行われるため
に、廃トナー容器が満杯になっていないにもかかわらず
廃（−ナーの偏りのために廃トナー満杯検知が報知され
るという事態を防ぐことができる。これによって廃トナ
ー満柱状態の報知が不安定となるのを防くことができ、
廃トナー容器の交換を効率良く行うことができる。

■　上側ユニットを元に戻したときに廃トナーの偏りに
よって廃ｌ・ナー満杯検知素子の出力が出たときにはク
リーナユニットを交換するようオペレータに対して報知
されるので、オペレータはその時点で廃トナー満杯が近
くなっていることを知ることができる。このため、その
後一定の回数の画像形成が行われる迄クリーナユニット
の交換を行えば、クリーナユニットが廃トナー満杯にな
るのを防止でき、廃トナーが画像形成装置内に飛散した
り、動作停止に到るのを未然に防止できる。

〈実施例〉 （ａ）全体構造 第２図はこの発明の実施例である廃トナー満杯検出装置
を用いた複写機の概略構造図である。

本実施例の複写機は下側ユニットＡと上側ユニットＢと
で構成されている。上側ユニットＢは下側ユニットＡに
支点Ｐで軸支されており、この支点Ｐで回動することが
できる。

前記上側ユニソ）Ｂは感光体ドラムｌ、−成帯電器２、
クリーナユニット３、および分離ローラ４が一体化され
た交換ユニット５を備えている。

この交換ユニット５は図示しない着脱機構によって上側
ユニソ）Ｂに対して着脱自在である。この交換ユニット
５の上方には光′ｆ１．６０および集束性光伝送体６１
からなる光学系６が配置されている。また前記感光体ド
ラム１の右側には第１の現像部７０と第２の現像部７１
とを備える現象器７が回転自在に設けられている。第１
の現像部７０と第２の現像部７１にはそれぞれ色の異な
るトナーが収容されている。現像器７を回転することに
より何れかの現像部を感光体ドラム１に対向することが
できる。さらに、感光体ドラムｌの前方には用紙搬送ガ
イド８、このガイド上に設けられるタイミングローラ（
以下ＰＳローラという。）９が設レノ゛られ、さらに手
差し給紙検知スイッチ１０が上ユニノｌ−Ｂの右端に取
り付けられている。

前記下側二二ソｌ−Ａの右側上部には用紙搬送ガイド１
５、この用紙搬送ガイド１５上に設けられ、ｌ？前記上
側ユニットＢＯＰＳローラ９に対向するもう一つのＰＳ
ローラ１６が設けられている。ＰＳローラ１６の左側に
は上下ユニットＡ、Ｂ−／）＜装着状態にあるとき感光
体ドラム１に対向する転写器１７が設けられ、この左側
に転写用紙を搬送する搬送ガイド１８が設けられている
。またこの搬送ガイド１８の左側には定着ローラ１９が
、さらにその左側に定着ローラから排紙された用紙を検
出する排紙検出スイッチ２０が配置されている。

さらにこの下側ユニットＡの底部には給紙カセット２１
が着脱自在に装着され、その給紙部には給？氏ローラ２
２力く設りられている。袷？氏カ七ソト２１から給紙ロ
ーラ２２によって給紙された用紙は前記用紙搬送ガイド
１５．ＰＳローラ１Ｇおよび上側ユニットＢの用紙搬送
ガイド８とＰＳローラ９によって感光体ドラムｌの転写
部へと搬送される。

ｆｂｌユニット構造 第３図は上記交換ユニット５の断面図である。

本実施例では交換ユニット５が上側ユニ７ｈＢに対して
着脱自在である。クリーナユニット３は先端が感光体ド
ラム１に接触しているクリーニングブレード３０と、ク
リーニングされたトナーを廃トナーとして収容する廃ト
ナー容器３１と、クリーニングブレード３０によってか
き落とされたトナーを廃トナー容器３１に回収するため
の回収回転板３５と、廃トナー容器３１を形成するため
にクリーナユニット内を仕切る仕切板３２と、廃トナー
満杯検知素子３３とで構成されている。

前記廃ｌ・ナー満杯検知素子３３は廃トナー容器３１の
上部に取り付けられ、廃トナー３４が接触するとオンし
て廃トナー満杯検知信号をＣＰＵに対して送る。なお、
図において２５は露光スリットを形成し、Ａ部は露光部
を示している。

前記交換ユニット５は第２図に示すように上側ユニット
Ｂの装着時にクリーナユニノ１３が略水平になるように
位互している。このため廃トナー容器３１内の廃トナー
３４ば上下ユニットＡ、Ｂが”２Ｃ状態であるときにそ
の上面も略水平となる９したがって廃トナー容器３１内
に廃トナーが満杯にならなければ廃トナー３４によって
廃トナー満杯検知素子３３がオンしない。第３図は廃ト
ナー容器３１に廃トナー３４が略８０％程度収容され、
且つ上側ユニットＢが下側ユニットＡに装着されていて
、交換ユニット５が略水平状態にあるときを示している
。

上記第３図に示す状態において、上下ユニットの装着状
態を解除し上側ユニッｌ−Ｂを第２図に示すように開放
すると、クリーナユニット３が（頃くために廃トナー容
２Ｓ３１内の廃トナー３４が第４図に示すように偏った
状態になることがある。この場合廃トナー３４の量が多
いと廃トナー３４が廃トナー満杯検知素子３３に接触す
る。しかし上側ユニノ）Ｂが第２図に示すように開放さ
れているときには主電源がオフされているために、廃ト
ナー満杯状態が報知されることがない。この状態から（
第４図に示す状態から）ジャム用紙等を取り除いて上下
ユニッｌ−’Ａ、Ｂを装着し、ジャムリ仕ノドスイッチ
を押下する。ところがこのとき主電源が入って動作可能
状態になっているために、廃トナー３４が元の状態に戻
らず偏ったままであれば、このとき廃１−ナー満杯検知
信号が出力される。すなわち、第４図に示すように廃ト
ナー容器３１内で偏った廃トナー３４が上側ユニットＢ
を元に戻したときにも元に戻らずにそのままの状態にな
っていると、廃トナー容器３１内に廃トナー３４が満杯
状態でないにもかかわらず廃トナー満杯検知信号が出力
されたままとなる。本実施例ではこのような場合に廃ト
ナーの量が満杯に近いとみなしてクリーナユニットを交
換するようオペレータに対して表示によって知らせる。

またカウンタによってその後の画像形成回数を計数し、
計数値が一定値に達した時に廃トナー３４が満杯になっ
たとみなしてその表示を行うとともに複写機の・動作を
停止させている。

なお、本実施例ではクリーナユニットを交換する場合、
交換ユニット５全体を交換する。

（Ｃ１制御部の構成 第５図は上記複写機の制御部を構成するマイクロコンビ
二一夕のブロック図である。ＣＰＵにＩｌｏを介して人
力する信号は、上下ユニットＡ。

ＢがＷ？状態にあるときにオンするスイッチ１０（以下
スイッチＳ１という）、ジャム解除後にオペレータによ
って操作される図示しないジャムリ仕ノドスイッチ、廃
トナー満杯検知素子３３　（以下スイッチＳ２という）
およびその他のセンサやスイッチ類からの信号である。

ＣＰＵから外部に出される制御信号は、図示しないモー
タやソレノイドを駆動するだめの信号である。ＲＯＭに
はＣＰ　［Ｊの動作手順であるプログラムが記憶され、
またＲ　Ａ　Ｍにはワークエリア等が割り当てられてい
るとともに、フラグＦおよびカウンタＫが割り当てられ
ている。フラグＦはス・イノチＳ２が上側ユニノＩＢを
開放して再び元に戻した直後にオン状態になったときシ
こその状態を記憶する手段を構成している。またカウン
タにはこの状態が記ｊＱされたときその後の１夏写凹故
を計数するカウンタを構成している。

（ｄｉ動作説明 次に動作を説明する。第１図は上記複写機の一部動作を
示すフローチャー１・である。

第１図に示す動作手順は複写動作が一回行われるたびに
実行される。

最初にステップｎｌ（以下ステップｎ１を単に０１とい
う。）にてセンサｓ２のオン・オフ状態すなわちセンサ
Ｓ２によって満杯が検出されているかどうかを回定する
。満杯でなければｎ２．ｎ３でジャムが発生したか、あ
るいは動作の異常があったかどうかを判定する。ジャｌ
、や動作異常の検出は図示しないセンナ類によって行わ
れる。これらの異常がなければリターンして第１図に示
すフローを１洛了する。ｎ２でジャムが検出されるとｎ
　４　’／こ進んでオペレータによるジャム処理が行わ
れる。またｎ３で動作異常が検出されるとｎ　５に進み
、ここでサービスマンまたはオペレータによって回復す
るための過当な処理が行われる。ｎ　４ｎ５での処理は
通常上側ユニットＢを開放し７・こ状態で行う。上側ユ
ニ、１・Ｂが開放伏皿では主電源かオフして各センサの
出力が無効となる。したかって廃トナー満杯検知素子で
あるセンサＳ２の出力も無効にされる。ｎ４．ｎ５での
処理が終了すると上側ユニッｌ−Ｂが元の状態に戻され
て上下ユニソ）Ａ、Ｂが装着状態となって再び動作可能
となる（ｎ６）。ｎ７ではセンサＳ２のオン・オフ状態
をみる。オンしているときには廃トナー容器３１内で廃
トナー３４が偏ったままの状態にあると見做すことがで
きる。したがってこのときには廃トナー容器３１内に、
廃トナー３４がある程度の量が入り満杯に近いと見做す
ことができるため、表示器上にクリーナユニットの交換
指示を行う（ｎ８）。この交換指示の表示はクリーナユ
ニットが交換される迄続く。この後ｎｌｏでフラグＦを
セントする。このフラグＦは、センナＳ２が上側ユニッ
トを開放して再び元に戻した直後にオンしたときその状
態を記憶する。ｎ７でセンサＳ２がオフ状態を保ってい
ればｎ９でフラグＦをリセット状態にする。ｎｌｏでは
オペレータによるジャムリセットが行われてリターンす
る。

上記ｎ１でセンサＳ２がオンしていると１２０に進む。

ここではフラグＦの七ソト状態を判定する。もしセ、１
・されていれば廃トナーが偏った状態でセンサＳ２をオ
ンしていることになるからｎ２１に進み、カウンタＫを
一つ進める。フラグＦがセットしている間に０１で満杯
が検知される度にこのカウンタが計数を進めていく。す
なわちこのカウンタＫによってフラグＦがセットされた
ときからその後の複写回数を計数していく。この計数が
行われているときにはもちろんクリーナユニノＩ・の交
換指示表示が行われている。計数値が予め定めた値であ
るＳに等しくなるとｎ２３に進む、ｎ２３ではクリーナ
ユニット３が廃トナー３４で満杯になった旨の表示を行
う。そして複写機の動作を停止しくｎ　２４）ストップ
状態となる。

以上の動作によって、上側ユニノＩ−Ｂを開放して再び
戻したときに廃トナー３４が偏ったままの状態であって
廃トナー満杯検知素子がオンしたままであれば、そのと
きからクリーナユニットの交換をオペレータに促すこと
ができる。このためオペレータがその交換指示に従う限
り、つねに廃トナー満杯状態になる迄にクリーナユニッ
トを交換することができ、廃トナーの複写機本体内への
飛散や画質の劣悪化等を未然に防止できる。

なお、本実施例では廃トナー満杯状態の報知を表示によ
って行うようにしたが、ブザー等で報知することもでき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である複写機の一部動作を示
すフローチャート、第２図は同複写機の概略構造図で上
側ユニットＢを開いたときの状態を示す図、第３図、第
４図は交換ユニットの断面図を示し、第３図は廃トナー
が偏っていないときの状態を示し、第４図は廃トナーが
偏ったときの状態を示す。また第５図は制御部のマイク
ロコンピュータの概略構成図である。 １−感光体ドラム、３−クリーナユニット、３１−廃Ｉ
・ナー容器、 ３；３−廃トナー満杯検知素子、 ３．１−廃１−ナー、 八−上側ユニット、Ｂ−下側ユニット、Ｆ−フラグ（記
憶手段）、Ｋ−カウンタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）下側ユニットと、この下側ユニットに回転可能に
   軸支された上側ユニットとから構成され、上側ユニット
   に、廃トナー容器およびその容器内の廃トナー満杯状態
   を検知する廃トナー満杯検知素子を備えるクリーナユニ
   ットを設けた画像形成装置において、 前記廃トナー満杯検知素子を、廃トナーの接触有無でオ
   ン・オフする素子で構成するとともに廃トナー容器内の
   上部に取り付け、 前記廃トナー満杯検知素子の出力が上側ユニットを開放
   して再び元に戻した直後に出たとき、その状態を記憶す
   る手段およびクリーナユニットの交換指示を報知する手
   段と、 前記状態が記憶されたとき、その後の画像形成回数を計
   数するカウンタと、 前記カウンタの計数値が一定値に達したとき廃トナー満
   杯状態を報知する手段と、を備えてなるクリーナユニッ
   トの廃トナー満杯検出装置。