JPS6214305Y2 - - Google Patents
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- JPS6214305Y2 JPS6214305Y2 JP1982108384U JP10838482U JPS6214305Y2 JP S6214305 Y2 JPS6214305 Y2 JP S6214305Y2 JP 1982108384 U JP1982108384 U JP 1982108384U JP 10838482 U JP10838482 U JP 10838482U JP S6214305 Y2 JPS6214305 Y2 JP S6214305Y2
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、閉じ状態において外観が美麗な面一
状態に戸を位置させることができ、しかも、下部
に戸のガイド溝が無いようにして掃除を容易に行
なわせることができるようにした引戸装置に関
し、詳しくは、引戸を、その閉じ状態においてそ
れに隣る引戸あるいは固定壁に面一あるいはそれ
に近い状態で連ねるために、全閉位置と全閉直前
位置にわたつて戸面に垂直な分方向を有する方向
に移動すべく吊下支持した引戸装置に関する。
状態に戸を位置させることができ、しかも、下部
に戸のガイド溝が無いようにして掃除を容易に行
なわせることができるようにした引戸装置に関
し、詳しくは、引戸を、その閉じ状態においてそ
れに隣る引戸あるいは固定壁に面一あるいはそれ
に近い状態で連ねるために、全閉位置と全閉直前
位置にわたつて戸面に垂直な分方向を有する方向
に移動すべく吊下支持した引戸装置に関する。
かかる引戸装置において、左右一対の引戸吊下
部材を引戸に取付けるに、従来では、吊下部材の
夫々を引戸に直接ビス止めするようにしている
が、この場合、例えば引戸にビス連結用孔をドリ
ル等により形成する際に誤差が生じて、両吊下部
材夫々を引戸に所定の位置に確実に取付けること
ができない等、取付誤差を生じ易いものであり、
その結果、例えば引戸の吊下姿勢が所望の姿勢に
対して左右に傾斜するものとなる等、引戸を所望
の状態に組付けることができないものとなる虞れ
があつた。
部材を引戸に取付けるに、従来では、吊下部材の
夫々を引戸に直接ビス止めするようにしている
が、この場合、例えば引戸にビス連結用孔をドリ
ル等により形成する際に誤差が生じて、両吊下部
材夫々を引戸に所定の位置に確実に取付けること
ができない等、取付誤差を生じ易いものであり、
その結果、例えば引戸の吊下姿勢が所望の姿勢に
対して左右に傾斜するものとなる等、引戸を所望
の状態に組付けることができないものとなる虞れ
があつた。
本考案は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、両吊下部材を引戸に取付ける
構造に改造を加えて、両吊下部材を簡単な作業で
所望の位置に確実に取付けることができるように
する点にある。
つて、その目的は、両吊下部材を引戸に取付ける
構造に改造を加えて、両吊下部材を簡単な作業で
所望の位置に確実に取付けることができるように
する点にある。
本考案は、冒記引戸装置において、左右一対の
引戸吊下部材の夫々に突起状の嵌合部を形成し、
前記嵌合部の夫々を、引戸に固着される1個の枠
体に形成した左右一対の嵌合孔に嵌合するととも
に、前記枠体に、前記引戸の上端面に少なくとも
左右2箇所において当接させる当付面を備えた当
付部材を連設し、前記当付部材に切欠部を形成し
て、この切欠部に前記引戸吊下部材を夫々係合さ
せてあることを特徴とする。
引戸吊下部材の夫々に突起状の嵌合部を形成し、
前記嵌合部の夫々を、引戸に固着される1個の枠
体に形成した左右一対の嵌合孔に嵌合するととも
に、前記枠体に、前記引戸の上端面に少なくとも
左右2箇所において当接させる当付面を備えた当
付部材を連設し、前記当付部材に切欠部を形成し
て、この切欠部に前記引戸吊下部材を夫々係合さ
せてあることを特徴とする。
次に、本案特徴構成による作用効果を述べる。
すなわち、両吊下部材を、当付面を引戸上端面
に接当させて連結することによつて引戸に対する
上下位置及び左右傾斜姿勢が一定する1つの枠体
に予め取付けるようにせんとするものであつて、
枠体に対する両吊下部材の取付精度を例えば工場
出荷の段階で検査する等予め検査して所望の精度
に維持させることができるから、単に枠体を引戸
に連結する簡単な作業で、両吊下部材を引戸に精
度良く取付けることができるようになつた。
に接当させて連結することによつて引戸に対する
上下位置及び左右傾斜姿勢が一定する1つの枠体
に予め取付けるようにせんとするものであつて、
枠体に対する両吊下部材の取付精度を例えば工場
出荷の段階で検査する等予め検査して所望の精度
に維持させることができるから、単に枠体を引戸
に連結する簡単な作業で、両吊下部材を引戸に精
度良く取付けることができるようになつた。
さらに要約すると、引戸に対して精度良く連結
することが可能な枠体を有効利用して、従来、引
戸に各別に取付けていた両吊下げ部材を予め枠体
に取付けるようにして、その段階において両吊下
げ部材の枠体に対する取付精度を検査により所望
の精度に維持させて、結果的に、両吊下部材の引
戸に対する取付精度を向上させるようにせんとす
るものであり、もつて、最終的に引戸を組付ける
作業時において、両吊下部材を引戸に精度良く取
付けることができない不具合を回避して、引戸を
所望の状態に適確に組付けることができるように
なつた。
することが可能な枠体を有効利用して、従来、引
戸に各別に取付けていた両吊下げ部材を予め枠体
に取付けるようにして、その段階において両吊下
げ部材の枠体に対する取付精度を検査により所望
の精度に維持させて、結果的に、両吊下部材の引
戸に対する取付精度を向上させるようにせんとす
るものであり、もつて、最終的に引戸を組付ける
作業時において、両吊下部材を引戸に精度良く取
付けることができない不具合を回避して、引戸を
所望の状態に適確に組付けることができるように
なつた。
しかも本考案によれば、吊下部材は枠体に対し
て、吊下部材に形成した嵌合部と嵌合孔との嵌合
部分、並びに、吊下部材と枠体に連設の当付部材
に形成した切欠部との係合部分との2箇所で固定
されるので、位置ずれが生じにくく、引戸に生じ
易いがたつきを抑制することができる。
て、吊下部材に形成した嵌合部と嵌合孔との嵌合
部分、並びに、吊下部材と枠体に連設の当付部材
に形成した切欠部との係合部分との2箇所で固定
されるので、位置ずれが生じにくく、引戸に生じ
易いがたつきを抑制することができる。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図に示すように、下駄箱等の収納箱1の開
閉口を左右一対の横移動自在な引戸2で閉じるよ
うに構成すると共に、閉じ状態において両引戸2
が面一あるいはそれに近い状態になるように構成
してある。
閉口を左右一対の横移動自在な引戸2で閉じるよ
うに構成すると共に、閉じ状態において両引戸2
が面一あるいはそれに近い状態になるように構成
してある。
前記引戸2を取付けるに、第2図乃至第5図に
示すように、収納箱1に開閉口の上部に位置させ
て溝形成部材3を埋設し、引戸2の上端に連設し
た左右一対の吊下部材4を溝形成部材3内に挿入
した状態で受止める支持体5を収納箱1に取付
け、引戸2を吊下げ支持するように構成してあ
る。前記支持体5は、中央部の第1支持板部分5
a、両端部の第2支持板部分5b、第2支持板部
分5bにわたる第3支持板部分5c及び、第1及
び第2支持板部分5a,5bにわたる第4支持板
部分5dから成り、第1及び第2支持板部分5
a,5bの夫々に、屈曲した吊下部材挿通用切欠
6を備えさせると共に、第3支持板部分5cと第
1及び第4支持板部分5a,5bとの間に、切欠
6に連なる吊下部材挿通用間隙7を形成してあ
る。前記溝形成部材3は、第1支持板部分5aの
切欠6に対応する形状の溝を備えた第1部分3
a、第2支持板部分5bの切欠6に対応する形状
の溝を備えた第2部分3b、及び吊下部材挿通用
間隙7に対応する溝を備えた第3部分3cから成
る。
示すように、収納箱1に開閉口の上部に位置させ
て溝形成部材3を埋設し、引戸2の上端に連設し
た左右一対の吊下部材4を溝形成部材3内に挿入
した状態で受止める支持体5を収納箱1に取付
け、引戸2を吊下げ支持するように構成してあ
る。前記支持体5は、中央部の第1支持板部分5
a、両端部の第2支持板部分5b、第2支持板部
分5bにわたる第3支持板部分5c及び、第1及
び第2支持板部分5a,5bにわたる第4支持板
部分5dから成り、第1及び第2支持板部分5
a,5bの夫々に、屈曲した吊下部材挿通用切欠
6を備えさせると共に、第3支持板部分5cと第
1及び第4支持板部分5a,5bとの間に、切欠
6に連なる吊下部材挿通用間隙7を形成してあ
る。前記溝形成部材3は、第1支持板部分5aの
切欠6に対応する形状の溝を備えた第1部分3
a、第2支持板部分5bの切欠6に対応する形状
の溝を備えた第2部分3b、及び吊下部材挿通用
間隙7に対応する溝を備えた第3部分3cから成
る。
すなわち、溝形成部材3及び支持板5の作用に
よつて、第2図に示すように、引戸2が全閉位置
において平面的に並列され、その全閉位置から全
閉直前位置への移動に伴つて、開き操作された引
戸2が他方の前方側に移動し、第3図に示すよう
に、全閉位置において引戸2が前後に並列される
ように構成してある。
よつて、第2図に示すように、引戸2が全閉位置
において平面的に並列され、その全閉位置から全
閉直前位置への移動に伴つて、開き操作された引
戸2が他方の前方側に移動し、第3図に示すよう
に、全閉位置において引戸2が前後に並列される
ように構成してある。
前記第1部材3aに、一対の経路切換部材8を
支軸9周りで揺動自在に設けて、吊下部材4が確
実に所定の方向に移動するように構成し、また、
第2部材3bに、中央部分が溝内に突入するよう
に屈曲した線状あるいは板状のスプリング10の
両端係止状態で設けて、引戸2を、全閉位置で安
全保持すると共に、全閉位置及び全閉直前位置に
押圧するように構成し、さらには開閉操作に伴つ
て第2部材3bとスプリング10の衝突音が発生
するように構成してある。
支軸9周りで揺動自在に設けて、吊下部材4が確
実に所定の方向に移動するように構成し、また、
第2部材3bに、中央部分が溝内に突入するよう
に屈曲した線状あるいは板状のスプリング10の
両端係止状態で設けて、引戸2を、全閉位置で安
全保持すると共に、全閉位置及び全閉直前位置に
押圧するように構成し、さらには開閉操作に伴つ
て第2部材3bとスプリング10の衝突音が発生
するように構成してある。
前記経路切換部材8に、それが間隙7から引退
する揺動位置に揺動した状態において間隙7側に
突出する突部8aを弾性後退揺動変位自在に設け
て、開き操作時に、引戸2の閉じ側に位置する吊
下部材4が経路切換部材8を間隙7から引退する
揺動位置に押圧しても、閉じ操作時に、引戸2の
閉じ側に位置する吊下部材4と突部8aとの接当
により経路切換部材8を間隙7内に突出する揺動
位置に操作できるように構成してある。要する
に、引戸2の開き側への移動範囲を大きくするこ
とができるようにしてある。
する揺動位置に揺動した状態において間隙7側に
突出する突部8aを弾性後退揺動変位自在に設け
て、開き操作時に、引戸2の閉じ側に位置する吊
下部材4が経路切換部材8を間隙7から引退する
揺動位置に押圧しても、閉じ操作時に、引戸2の
閉じ側に位置する吊下部材4と突部8aとの接当
により経路切換部材8を間隙7内に突出する揺動
位置に操作できるように構成してある。要する
に、引戸2の開き側への移動範囲を大きくするこ
とができるようにしてある。
前記第1及び第2支持板部分5a,5bの切欠
6端部夫々に、前記吊下部材4を挿脱するための
大径切欠部分6aを設けると共に、吊下部材4の
大径切欠部分6aへの移動を阻止する板状ストツ
パー11を、前記支持板5の下面側に位置させる
と共に、支持板5に螺合するビス12に作用位置
と非作用位置とに縦軸心周りで切換揺動自在に枢
支させて、引戸2の着脱を容易に行なえるように
構成してある。そして、ストツパー11に、その
作用位置において前記支持板5に形成した凹部に
嵌入させる突部11a、及び、支持板5の端面に
接当させる突片11bを備えさせて、突片11b
によつて作用位置がわへの揺動範囲を規制できる
ようにすると共に、突部11aの嵌入によつて作
用位置に安定保持できるように構成し、しかも、
ストツパー11に、肉厚小な操作用部11cを備
えさせて、切換揺動操作を容易に行なうことがで
きるように構成し、さらに、ストツパー11に、
その作用位置において支持板5と引戸2との間に
位置する部分11dを備えさせて、引戸2がその
開閉に伴い上下動すること及び外部振動により振
動することを抑制できるように構成してある。
6端部夫々に、前記吊下部材4を挿脱するための
大径切欠部分6aを設けると共に、吊下部材4の
大径切欠部分6aへの移動を阻止する板状ストツ
パー11を、前記支持板5の下面側に位置させる
と共に、支持板5に螺合するビス12に作用位置
と非作用位置とに縦軸心周りで切換揺動自在に枢
支させて、引戸2の着脱を容易に行なえるように
構成してある。そして、ストツパー11に、その
作用位置において前記支持板5に形成した凹部に
嵌入させる突部11a、及び、支持板5の端面に
接当させる突片11bを備えさせて、突片11b
によつて作用位置がわへの揺動範囲を規制できる
ようにすると共に、突部11aの嵌入によつて作
用位置に安定保持できるように構成し、しかも、
ストツパー11に、肉厚小な操作用部11cを備
えさせて、切換揺動操作を容易に行なうことがで
きるように構成し、さらに、ストツパー11に、
その作用位置において支持板5と引戸2との間に
位置する部分11dを備えさせて、引戸2がその
開閉に伴い上下動すること及び外部振動により振
動することを抑制できるように構成してある。
前記両吊下部材4,4を引戸2に取付けるに、
引戸2の上端面の大部分に接当させる横巾大なる
当付面Sを備えた当付部材21aを一体に形成し
た金属性屈曲板状枠体21を、ビスによつて引戸
2に連結自在に設けると共に、前記枠体21に、
吊下部材取付用嵌合孔22,22を形成し、前記
嵌合孔22,22の上方相当位置における当付部
材21aに、吊下部材4,4を係合させる切欠部
21b,21bを形成してある。そして、前記吊
下部材4,4の夫々に、前記嵌合孔22,22に
弾性嵌合着させる樹脂製嵌合部4a,4aを備え
させ、もつて、両吊下部材4,4を切欠部21b
との係合部分及び嵌合孔22との嵌合部分の2箇
所で枠体21に取付けた状態で、枠体21を引戸
2に取付けることにより、両吊下部材4,4を簡
単な作業で精度良く引戸2に取付けることができ
るようにしてある。
引戸2の上端面の大部分に接当させる横巾大なる
当付面Sを備えた当付部材21aを一体に形成し
た金属性屈曲板状枠体21を、ビスによつて引戸
2に連結自在に設けると共に、前記枠体21に、
吊下部材取付用嵌合孔22,22を形成し、前記
嵌合孔22,22の上方相当位置における当付部
材21aに、吊下部材4,4を係合させる切欠部
21b,21bを形成してある。そして、前記吊
下部材4,4の夫々に、前記嵌合孔22,22に
弾性嵌合着させる樹脂製嵌合部4a,4aを備え
させ、もつて、両吊下部材4,4を切欠部21b
との係合部分及び嵌合孔22との嵌合部分の2箇
所で枠体21に取付けた状態で、枠体21を引戸
2に取付けることにより、両吊下部材4,4を簡
単な作業で精度良く引戸2に取付けることができ
るようにしてある。
前記収納箱1の下部に、開閉口の左右中央に位
置させて、第2図、第3図及び第6図に示すよう
に、案内機構13を設けて、引戸2の前後方向へ
の揺動を阻止すると共に、引戸2の全閉位置と全
閉直前位置にわたる移動を円滑に行わせるように
構成してある。
置させて、第2図、第3図及び第6図に示すよう
に、案内機構13を設けて、引戸2の前後方向へ
の揺動を阻止すると共に、引戸2の全閉位置と全
閉直前位置にわたる移動を円滑に行わせるように
構成してある。
つまり、収納箱1の内底面に設けた枠体14
に、その下面に突設した支軸15周りで揺動自在
に、左右一対のガイド16を取付け、引戸2の下
端面に形成した案内溝17を係合する部分16a
を枠体14の切欠から上方に突出させ、引戸2の
全閉位置から全閉直前位置にわたる移動に伴つて
ガイド16が揺動されるように構成すると共に、
ガイド16を案内溝17に常時係合するように構
成してある。又、枠体14に一端側を係止させた
線状あるいは板状のスプリング18を、ガイドに
連設したスプリング受部分16bに作用させて、
ガイド16を揺動両端位置夫々において安定保持
させるように構成し、もつて、引戸2の全閉位置
での固定を確実に行えると共に、引戸2の閉じ操
作に伴う不測なガイド16の揺動を防止できるよ
うにしてある。さらに、ガイド16の係合部分1
6aを上面視において長方形や楕円形等の細長い
形状に形成し、案内溝17の大部分を係合部分1
6aの横巾l1に近い巾L1に形成すると共に、案内
溝17の端部のうち全閉状態でガイド16が係合
する側17aを、係合部分16aの長手方向寸法
l2に近い直径L2のほぼ円形状に形成し、引戸2が
全閉位置にある時には係合部分16aの長手方向
が案内溝17の長手方向に交差し、かつ、引戸2
が全閉直前位置にある時には係合部分16aの長
手方向が案内溝17の長手方向に向かうように、
ガイド16の揺動に伴つて係合部16aの方向転
換が行われるべく構成し、もつて、引戸2を開き
操作する時にガイド16にその揺動のための外力
が効率良く作用するようにしてある。
に、その下面に突設した支軸15周りで揺動自在
に、左右一対のガイド16を取付け、引戸2の下
端面に形成した案内溝17を係合する部分16a
を枠体14の切欠から上方に突出させ、引戸2の
全閉位置から全閉直前位置にわたる移動に伴つて
ガイド16が揺動されるように構成すると共に、
ガイド16を案内溝17に常時係合するように構
成してある。又、枠体14に一端側を係止させた
線状あるいは板状のスプリング18を、ガイドに
連設したスプリング受部分16bに作用させて、
ガイド16を揺動両端位置夫々において安定保持
させるように構成し、もつて、引戸2の全閉位置
での固定を確実に行えると共に、引戸2の閉じ操
作に伴う不測なガイド16の揺動を防止できるよ
うにしてある。さらに、ガイド16の係合部分1
6aを上面視において長方形や楕円形等の細長い
形状に形成し、案内溝17の大部分を係合部分1
6aの横巾l1に近い巾L1に形成すると共に、案内
溝17の端部のうち全閉状態でガイド16が係合
する側17aを、係合部分16aの長手方向寸法
l2に近い直径L2のほぼ円形状に形成し、引戸2が
全閉位置にある時には係合部分16aの長手方向
が案内溝17の長手方向に交差し、かつ、引戸2
が全閉直前位置にある時には係合部分16aの長
手方向が案内溝17の長手方向に向かうように、
ガイド16の揺動に伴つて係合部16aの方向転
換が行われるべく構成し、もつて、引戸2を開き
操作する時にガイド16にその揺動のための外力
が効率良く作用するようにしてある。
前記案内溝17を構成するに、屈曲形成した一
枚の板体19に溝17を形成すると共に、板体1
9に補強用板体20をスポツト溶接し、そして、
両板体19,20を、引戸2にビス止めしてあ
る。
枚の板体19に溝17を形成すると共に、板体1
9に補強用板体20をスポツト溶接し、そして、
両板体19,20を、引戸2にビス止めしてあ
る。
本考案による引戸装置は、建物のドアや間仕切
等の各種用途に適用でき、また、引戸2を固定壁
に対して面一状になると共に重なるように構成し
てもよい。
等の各種用途に適用でき、また、引戸2を固定壁
に対して面一状になると共に重なるように構成し
てもよい。
又、本考案を実施するに、引戸2の全閉位置と
全閉直前位置にわたる移動方向は自由に設計変更
でき、要するに、戸面に垂直な分方向を有する方
向に移動させるように構成してあればよい。
全閉直前位置にわたる移動方向は自由に設計変更
でき、要するに、戸面に垂直な分方向を有する方
向に移動させるように構成してあればよい。
又、枠体21を構成するに、金属材のプレス加
工あるいは樹脂材の型成形加工で製作するとよ
く、そして、その加工時に、吊下部材4,4に対
する取付用部を形成させるようにすれば、吊下部
材取付用部を精度良く形成できるものとなつてよ
い。又、吊下部材取付用部としては、吊下部材
4,4をピン連結させるための孔を形成する等、
各種変更できるが、実施例の如く、吊下部材4,
4が係合する当付部材21aに形成した切欠部2
1b,21bと、突起状の嵌合部4a,4a弾性
嵌合する嵌合孔22,22に形成しておけば、吊
下部材4,4の取付作業を容易に行なえるばかり
でなく、吊下部材4,4の取付精度を高めること
ができるものとなつてよい。さらに、当付面Sを
備えさせるに、引戸上端面の左右2箇所に部分的
に接当させるように形成する等、当付面Sの具体
構成は各種変更可能である。
工あるいは樹脂材の型成形加工で製作するとよ
く、そして、その加工時に、吊下部材4,4に対
する取付用部を形成させるようにすれば、吊下部
材取付用部を精度良く形成できるものとなつてよ
い。又、吊下部材取付用部としては、吊下部材
4,4をピン連結させるための孔を形成する等、
各種変更できるが、実施例の如く、吊下部材4,
4が係合する当付部材21aに形成した切欠部2
1b,21bと、突起状の嵌合部4a,4a弾性
嵌合する嵌合孔22,22に形成しておけば、吊
下部材4,4の取付作業を容易に行なえるばかり
でなく、吊下部材4,4の取付精度を高めること
ができるものとなつてよい。さらに、当付面Sを
備えさせるに、引戸上端面の左右2箇所に部分的
に接当させるように形成する等、当付面Sの具体
構成は各種変更可能である。
又、引戸2の下部に対する案内機構13を設け
ずに実施してもよい。
ずに実施してもよい。
第1図は下駄箱の斜視図、第2図は引戸装置の
分解斜視図、第3図は同装置の縦断側面図、第4
図は吊下部材装着部の横断平面図、第5図は引戸
吊下下構造の切欠き平面図、第6図は下部案内構
造の切欠き平面図である。 2……引戸、4,4……吊下部材、4a,4a
……嵌合部、21a……当付部材、21b……切
欠部、21……枠体、22……嵌合孔、S……当
付面。
分解斜視図、第3図は同装置の縦断側面図、第4
図は吊下部材装着部の横断平面図、第5図は引戸
吊下下構造の切欠き平面図、第6図は下部案内構
造の切欠き平面図である。 2……引戸、4,4……吊下部材、4a,4a
……嵌合部、21a……当付部材、21b……切
欠部、21……枠体、22……嵌合孔、S……当
付面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 引戸2を、その閉じ状態においてそれに隣る
引戸あるいは固定壁に面一あるいはそれに近い
状態で連ねるために、全閉位置と全閉直前位置
にわたつて戸面に垂直な分方向を有する方向に
移動すべく吊下支持した引戸装置であつて、左
右一対の引戸吊下部材4,4の夫々に突起状の
嵌合部4a,4aを形成し、前記嵌合部4a,
4aの夫々を、引戸2に固着される1個の枠体
21に形成した左右一対の嵌合孔22,22に
嵌合するとともに、前記枠体21に、前記引戸
2の上端面に少なくとも左右2箇所において接
当させる当付面Sを備えた当付部材21aを連
設し、前記当付部材21aに切欠部21b,2
1bを形成して、この切欠部21b,21bに
前記引戸吊下部材4,4を夫々係合させてある
ことを特徴とする引戸装置。 前記両引戸吊下部材4,4に形成した突起状
の嵌合部4a,4aは、前記枠体21に形成し
た嵌合孔22に弾性嵌合着させるものである実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の引戸装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10838482U JPS5912383U (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 引戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10838482U JPS5912383U (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 引戸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912383U JPS5912383U (ja) | 1984-01-25 |
JPS6214305Y2 true JPS6214305Y2 (ja) | 1987-04-11 |
Family
ID=30252883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10838482U Granted JPS5912383U (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | 引戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912383U (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058537U (ja) * | 1973-09-25 | 1975-05-31 | ||
JPS5724862Y2 (ja) * | 1976-12-11 | 1982-05-29 | ||
JPS55107576U (ja) * | 1979-01-18 | 1980-07-28 |
-
1982
- 1982-07-16 JP JP10838482U patent/JPS5912383U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5912383U (ja) | 1984-01-25 |
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