JPS62141244A - 建物の床構造 - Google Patents
建物の床構造Info
- Publication number
- JPS62141244A JPS62141244A JP28026585A JP28026585A JPS62141244A JP S62141244 A JPS62141244 A JP S62141244A JP 28026585 A JP28026585 A JP 28026585A JP 28026585 A JP28026585 A JP 28026585A JP S62141244 A JPS62141244 A JP S62141244A
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- JP
- Japan
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- floor
- girder
- wiring
- slab
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、配線、配管等の増設、移設の自由度が高く
且つ空調用ダクトスペースも確保できる建物の床構造に
関する。
且つ空調用ダクトスペースも確保できる建物の床構造に
関する。
従来の建物の床構造としては、例えば第５図に示したよ
うなものが一般である。
うなものが一般である。
図において、１は建物の床であって、大梁２とこの大梁
の上に打設されたコンクリートスラブ３とが床の基本的
な構成要素となっている。４はスラブ３の上に打設され
たシンダコンクリート、５は床１に設けられた凹溝であ
る床ビットである。
の上に打設されたコンクリートスラブ３とが床の基本的
な構成要素となっている。４はスラブ３の上に打設され
たシンダコンクリート、５は床１に設けられた凹溝であ
る床ビットである。
６は天井であって、上層の床Ｉとの間に天井ふところと
称される空間７を画成している。このような床構造を有
する室内に置かれたＯＡ機器又は空調機器等８に配線、
配管又はデータ線等を供給するには、例えば天井ふとこ
ろ７内に設けられた配線９から配線１０を立おろして機
器８に接続する、又は下階から床ｌに設けた貫通孔１１
を介して供給する、又は床ピット５内の配線、配管１２
から特にビット５と直角方向の渡り部分において床ころ
がし配線１３によって供給する、又はレンダコンクリー
ト４内に埋設した配線１４．又は床仕上げ材１５と床１
との間に挿通する等、種々の方法によっていた。
称される空間７を画成している。このような床構造を有
する室内に置かれたＯＡ機器又は空調機器等８に配線、
配管又はデータ線等を供給するには、例えば天井ふとこ
ろ７内に設けられた配線９から配線１０を立おろして機
器８に接続する、又は下階から床ｌに設けた貫通孔１１
を介して供給する、又は床ピット５内の配線、配管１２
から特にビット５と直角方向の渡り部分において床ころ
がし配線１３によって供給する、又はレンダコンクリー
ト４内に埋設した配線１４．又は床仕上げ材１５と床１
との間に挿通する等、種々の方法によっていた。
しかしながら、このような従来の床構造にあっては、こ
の床上に載置された前記機器類に前記配線等を連結する
ための手段が種々の欠点を有するという問題点がある。
の床上に載置された前記機器類に前記配線等を連結する
ための手段が種々の欠点を有するという問題点がある。
すなわち、前記立おろし配綿１０．床ころがし配線１３
は外観上見苦しく且つ室内人員の動作を不自由とし、床
ｌに設けた貫通孔１１を介して下階から供給する方法は
、防火上や水漏れ等の障害や下階から機器８に対する情
報やデータ侵入、盗用等が防げない点、又シンダ内埋設
配綿１４は機器８の移設や方の機器の増設への対応が困
難であり且つ配線等の取出し位置が限定される等々の欠
点を有している。
は外観上見苦しく且つ室内人員の動作を不自由とし、床
ｌに設けた貫通孔１１を介して下階から供給する方法は
、防火上や水漏れ等の障害や下階から機器８に対する情
報やデータ侵入、盗用等が防げない点、又シンダ内埋設
配綿１４は機器８の移設や方の機器の増設への対応が困
難であり且つ配線等の取出し位置が限定される等々の欠
点を有している。
この発明は、このような従来の問題点にかんがみてなさ
れたものであって、上方を開口した大梁に有孔スラブを
架設した床構造とすることにより、上記問題点を解決す
ることを目的としている。
れたものであって、上方を開口した大梁に有孔スラブを
架設した床構造とすることにより、上記問題点を解決す
ることを目的としている。
この発明は、長手方向に沿って上向きの凹溝を備えてな
る大梁と、この大梁に隣る他の大梁との間に、上下面に
ほぼ平行に複数の長孔を内設した床スラブを架設し、大
梁の凹溝と床スラブの長孔とを連通させてなる建物の床
構造としたものである。
る大梁と、この大梁に隣る他の大梁との間に、上下面に
ほぼ平行に複数の長孔を内設した床スラブを架設し、大
梁の凹溝と床スラブの長孔とを連通させてなる建物の床
構造としたものである。
大梁は、上方を開口した凹溝を形成しているので、これ
は建物における床ピットしての機能を有することになる
。そしてこの床ピットに臨んでこの大梁に架設された床
スラブに内設された長孔が開口しているために、床ピッ
ト内に配設された配線、配管等から前記床スラブの長孔
を介して床上に置かれた機器等へ配線等を連結すること
は容易であり、また複数の長孔を選択することによりそ
の床上のいかなる位置にある機器に対しても配線等を床
上に露出もしくはスラブ内に埋設することなく、供給す
ることができる。
は建物における床ピットしての機能を有することになる
。そしてこの床ピットに臨んでこの大梁に架設された床
スラブに内設された長孔が開口しているために、床ピッ
ト内に配設された配線、配管等から前記床スラブの長孔
を介して床上に置かれた機器等へ配線等を連結すること
は容易であり、また複数の長孔を選択することによりそ
の床上のいかなる位置にある機器に対しても配線等を床
上に露出もしくはスラブ内に埋設することなく、供給す
ることができる。
以下この発明を図面に基づいて説明する。第１図〜４図
は本発明の一実施例を示す図である。
は本発明の一実施例を示す図である。
図において、２１は建物の柱であり、２１ａはこの柱に
添わせて形成された中空の立シャフトである。２２は本
発明に係る大梁であって、２つの側梁２２ｂ、２２ｂと
底部２２ｃとからなっていて、上方は開口した凹溝すな
わち床ピット２２ａを形成しており、かつ柱２１．２１
間に架設されている。前記中空の立シャフト２１ａと床
ピット２２ａ とは連通される。２３は本発明に係る床
スラブであって、通常はボイドスラブと呼ばれて上下面
にほぼ平行で且つ相互に平行に多数の長孔２３ａが内設
されている。この長孔２３ａはこの実施例においては貫
通孔として形成されている。かかる床スラブ２３は２つ
の大梁２２．２２間に架設され、且つ各長孔２３ａの端
部が大梁２２の床ピット２２ａの上部に臨んでいる。２
４はラックであって、配線や配管等２５を載置するため
に床ピノｈ２２ａ内に設けられたものである。２６はこ
の配線等２５に長孔２３ａを介して接続された端子であ
る。２７は長孔２３ａの適当な位置に適当な間隔をもっ
て予め穿設された複数の配線取出口であって、２８は不
使用時にこの取出口２７を覆っておくためのＭ１反であ
る。２９．３０はこの取出口２７に設けたそれぞれロー
テンション（この例では２芯用）端子及びハイテンショ
ン（この例では単相１５Ａ用）端子、３１は床スラブ２
３上に付設された床仕上げ材又はカーペット等を示す。
添わせて形成された中空の立シャフトである。２２は本
発明に係る大梁であって、２つの側梁２２ｂ、２２ｂと
底部２２ｃとからなっていて、上方は開口した凹溝すな
わち床ピット２２ａを形成しており、かつ柱２１．２１
間に架設されている。前記中空の立シャフト２１ａと床
ピット２２ａ とは連通される。２３は本発明に係る床
スラブであって、通常はボイドスラブと呼ばれて上下面
にほぼ平行で且つ相互に平行に多数の長孔２３ａが内設
されている。この長孔２３ａはこの実施例においては貫
通孔として形成されている。かかる床スラブ２３は２つ
の大梁２２．２２間に架設され、且つ各長孔２３ａの端
部が大梁２２の床ピット２２ａの上部に臨んでいる。２
４はラックであって、配線や配管等２５を載置するため
に床ピノｈ２２ａ内に設けられたものである。２６はこ
の配線等２５に長孔２３ａを介して接続された端子であ
る。２７は長孔２３ａの適当な位置に適当な間隔をもっ
て予め穿設された複数の配線取出口であって、２８は不
使用時にこの取出口２７を覆っておくためのＭ１反であ
る。２９．３０はこの取出口２７に設けたそれぞれロー
テンション（この例では２芯用）端子及びハイテンショ
ン（この例では単相１５Ａ用）端子、３１は床スラブ２
３上に付設された床仕上げ材又はカーペット等を示す。
以上の構成によって、配線等２５は柱２１に設けられた
立シャフト２１ａから床ピット２２ａ内へ供給され、さ
らに床ピッ）２２ａから長孔２３ａを介して床スラブ２
３上に設置された機器等′に最も近い取出口２７に供給
される。そして、この取出口２７に設けた端子２９．３
０を介して機器等に連結する。
立シャフト２１ａから床ピット２２ａ内へ供給され、さ
らに床ピッ）２２ａから長孔２３ａを介して床スラブ２
３上に設置された機器等′に最も近い取出口２７に供給
される。そして、この取出口２７に設けた端子２９．３
０を介して機器等に連結する。
また、各柱２１毎に立シャフト２１ａを設け、大梁は本
発明に係る床ピッ）２２ａを有する大梁２２を使用する
ことにより上記配線等の施工の自由度は極めて大きくな
る。
発明に係る床ピッ）２２ａを有する大梁２２を使用する
ことにより上記配線等の施工の自由度は極めて大きくな
る。
また、第２図に示すように、相隣る大梁２２間に天井３
２を設けることにより、床スラブ２３との間に小梁の存
在しない空間３３を画成することができ、天井３２にア
ネモファン３４を取付けて空調ダクトとしてこの空間３
３を利用することができる。そして、この際、床ピット
２２ａをレタンダクトとしても利用できるので、通常、
床構造とは別個に設けられていた空調用のサブライダク
ト レタンダクトを不用とすることができる。またＯＡ
ｌＡｌ器上８排出される排熱も各長孔２３ａを介して床
ピント２２ａに導き、レタン空気と混合して空調機に戻
す事ができ、室内の温度環境を良好に保つ事ができる。
２を設けることにより、床スラブ２３との間に小梁の存
在しない空間３３を画成することができ、天井３２にア
ネモファン３４を取付けて空調ダクトとしてこの空間３
３を利用することができる。そして、この際、床ピット
２２ａをレタンダクトとしても利用できるので、通常、
床構造とは別個に設けられていた空調用のサブライダク
ト レタンダクトを不用とすることができる。またＯＡ
ｌＡｌ器上８排出される排熱も各長孔２３ａを介して床
ピント２２ａに導き、レタン空気と混合して空調機に戻
す事ができ、室内の温度環境を良好に保つ事ができる。
さらに、この大梁２２によって形成される床ピット２２
ａは、充分にその断面容積が大きいため、上記のごとく
空調のレタンダクトとして直接利用するほか、空調用消
音エルボや分電盤等を設けたり、この他に余裕のある部
分は床下収納庫としても利用できる。
ａは、充分にその断面容積が大きいため、上記のごとく
空調のレタンダクトとして直接利用するほか、空調用消
音エルボや分電盤等を設けたり、この他に余裕のある部
分は床下収納庫としても利用できる。
以上説明したように、この発明によればその構成を、長
手方向に沿って上向きの凹溝を備えてなる大梁と、この
大梁に隣る他の大梁との間に、上下面にほぼ平行に複数
の長孔を内設した床スラブを架設し、大梁の凹溝と床ス
ラブの少なくとも一部の長孔とを連通させてなる建物の
床構造としたために、配線、配管又はダクト等の増設、
移設は極めて容易となり、床からの取出し位置も自由に
選択できることから、オフィスのレイアウト変更又はＯ
Ａ機器の増設、移設、更新等に容易に対応できる。さら
に、ＯＡ機器の増設等に伴う空調負荷の増加に対応した
空調機器の増設も容易に実晦できる等の効果が得られる
。
手方向に沿って上向きの凹溝を備えてなる大梁と、この
大梁に隣る他の大梁との間に、上下面にほぼ平行に複数
の長孔を内設した床スラブを架設し、大梁の凹溝と床ス
ラブの少なくとも一部の長孔とを連通させてなる建物の
床構造としたために、配線、配管又はダクト等の増設、
移設は極めて容易となり、床からの取出し位置も自由に
選択できることから、オフィスのレイアウト変更又はＯ
Ａ機器の増設、移設、更新等に容易に対応できる。さら
に、ＯＡ機器の増設等に伴う空調負荷の増加に対応した
空調機器の増設も容易に実晦できる等の効果が得られる
。
第１図は本発明に係る実施例の一部破断斜視図、第２図
は第１図におけるｎ−ｎ断面図、第３図は第２図におけ
るＡ部拡大断面図、第４図は床スラブの拡大断面図、第
５図は従来の建物の床構造の概念図である。 ２２・・・・・・大梁、２２ａ・・・・・・床ピント（
凹溝）、２２ｂ・・・・・・側梁、２２ｃ・・・・・・
底部、２３・・・・・・床スラブ、２３ａ・・・・・・
長孔 特許出願人 大成建設株式会社 代理人 弁理士 森 哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水 正 ｔ４ 第４図 Ｚ；ｊＱ ｌｊ ＺｊＱ
ｄＱ第５図 ブ
は第１図におけるｎ−ｎ断面図、第３図は第２図におけ
るＡ部拡大断面図、第４図は床スラブの拡大断面図、第
５図は従来の建物の床構造の概念図である。 ２２・・・・・・大梁、２２ａ・・・・・・床ピント（
凹溝）、２２ｂ・・・・・・側梁、２２ｃ・・・・・・
底部、２３・・・・・・床スラブ、２３ａ・・・・・・
長孔 特許出願人 大成建設株式会社 代理人 弁理士 森 哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水 正 ｔ４ 第４図 Ｚ；ｊＱ ｌｊ ＺｊＱ
ｄＱ第５図 ブ
Claims (1)
- 長手方向に沿って上向きの凹溝を備えてなる大梁と、こ
の大梁に隣る他の大梁との間に、上下面にほぼ平行に複
数の長孔を内設した床スラブを架設し、大梁の凹溝と床
スラブの長孔とを連通させてなる建物の床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28026585A JPS62141244A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 建物の床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28026585A JPS62141244A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 建物の床構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62141244A true JPS62141244A (ja) | 1987-06-24 |
| JPH0377905B2 JPH0377905B2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=17622585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28026585A Granted JPS62141244A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 建物の床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62141244A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010187400A (ja) * | 1999-06-25 | 2010-08-26 | Alcatel-Lucent Usa Inc | 加速度計の影響を受ける通信装置 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP28026585A patent/JPS62141244A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010187400A (ja) * | 1999-06-25 | 2010-08-26 | Alcatel-Lucent Usa Inc | 加速度計の影響を受ける通信装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0377905B2 (ja) | 1991-12-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |