JPS62139911A - クロスヘツド - Google Patents
クロスヘツドInfo
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- JPS62139911A JPS62139911A JP28043485A JP28043485A JPS62139911A JP S62139911 A JPS62139911 A JP S62139911A JP 28043485 A JP28043485 A JP 28043485A JP 28043485 A JP28043485 A JP 28043485A JP S62139911 A JPS62139911 A JP S62139911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- crosshead
- head
- rocker arm
- ceramic sintered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はエンジンにおいてシリンダに設ける吸・排気弁
を開閉させるために用いるクロスヘッドに関する。
を開閉させるために用いるクロスヘッドに関する。
自動車などのエンジンにおいては、シリンダにその吸排
気を行なう吸・排気弁が設けてあシ、この吸・排気弁は
エンジン主軸と同調して弁開閉装置によって開閉してい
る。
気を行なう吸・排気弁が設けてあシ、この吸・排気弁は
エンジン主軸と同調して弁開閉装置によって開閉してい
る。
吸・排気弁はシリンダの上部に設ける場合と、シリンダ
の側部に設ける場合とがあり、前者の場合に用いる弁開
閉装置としてブツシュロッド形のものがある。
の側部に設ける場合とがあり、前者の場合に用いる弁開
閉装置としてブツシュロッド形のものがある。
このブツシュロッド形の弁開閉装置は、例えばエンシン
主軸と同調して回転されるカムをシリンダの側部に設け
、さらに前記カムの回転に追従して動作するカム追従部
材(例えば揺動レバー)と、この部材の運動に連動して
上下運動するブツシュロッドと、このブツシュロッドの
上下運動に連動して揺動運動して吸・排気弁を開閉駆動
するロッカアームとを備え、前記カムの回転をグツシュ
ロッドおよびロッカアームを介して伝達し弁の開閉運動
に変換するものである。
主軸と同調して回転されるカムをシリンダの側部に設け
、さらに前記カムの回転に追従して動作するカム追従部
材(例えば揺動レバー)と、この部材の運動に連動して
上下運動するブツシュロッドと、このブツシュロッドの
上下運動に連動して揺動運動して吸・排気弁を開閉駆動
するロッカアームとを備え、前記カムの回転をグツシュ
ロッドおよびロッカアームを介して伝達し弁の開閉運動
に変換するものである。
さらに、最近のエンジンでは、シリンダに対する吸排気
量の増大を図るために、シリンダの上部に吸気弁および
/または排気弁を複数個設ける形式が採用されている。
量の増大を図るために、シリンダの上部に吸気弁および
/または排気弁を複数個設ける形式が採用されている。
そして、このマルチパルプ方式のシリンダに対して用い
るブツシュロッド形弁開閉装置においては、例えばシリ
ンダ上部に設けた2個の排気弁の間にクロスヘッドをか
けわたして設け、このクロスヘッドの上部に前記ロッカ
アームの一部を当接させて、ロッカアームの揺動運動に
よりフロスヘッドを上下動させ、クロスヘッドと一体に
排気弁を動かして開閉する構成としている。
るブツシュロッド形弁開閉装置においては、例えばシリ
ンダ上部に設けた2個の排気弁の間にクロスヘッドをか
けわたして設け、このクロスヘッドの上部に前記ロッカ
アームの一部を当接させて、ロッカアームの揺動運動に
よりフロスヘッドを上下動させ、クロスヘッドと一体に
排気弁を動かして開閉する構成としている。
しかして、このような弁開閉装置に用いるクロスヘッド
は、その用途上次のことが要求される。すなわち、クロ
スヘッドにおいてロッカアーム゛と当接する部分は、ク
ロスヘッドおよびロッカアームが動作する時に、ロッカ
アームが摺接するために、この摺接による摩耗を抑制で
きる優れた耐摩耗性を有することが必要である。
は、その用途上次のことが要求される。すなわち、クロ
スヘッドにおいてロッカアーム゛と当接する部分は、ク
ロスヘッドおよびロッカアームが動作する時に、ロッカ
アームが摺接するために、この摺接による摩耗を抑制で
きる優れた耐摩耗性を有することが必要である。
また、クロスヘッドはシリンダから放出される熱を受け
る熱的環境下で使用される。このため、クロスヘッドの
ロッカアームと当接する部分は、前記の工うな熱的環境
下でも熱的影響により機械的強度を低下させることがな
い優れた耐熱性を有することも必要である。
る熱的環境下で使用される。このため、クロスヘッドの
ロッカアームと当接する部分は、前記の工うな熱的環境
下でも熱的影響により機械的強度を低下させることがな
い優れた耐熱性を有することも必要である。
しかるに、従来クロスヘッドとしては1鋳鉄製母材にス
テライトを肉盛したものなどの溶製材により一体に形成
したものが用いられている。
テライトを肉盛したものなどの溶製材により一体に形成
したものが用いられている。
しかしながら、クロスヘッドを形成するこれらの材料は
、耐摩耗性および耐熱性が充分なものではない。このた
め、クロスヘッドのロッカアームと当接する部分はロッ
カアームとの摺接による摩耗が犬きく、この摩耗に伴い
クロスヘッドの円滑が困難となり、クロスヘッドの耐久
性が悪いという問題があった。
、耐摩耗性および耐熱性が充分なものではない。このた
め、クロスヘッドのロッカアームと当接する部分はロッ
カアームとの摺接による摩耗が犬きく、この摩耗に伴い
クロスヘッドの円滑が困難となり、クロスヘッドの耐久
性が悪いという問題があった。
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、ロッカア
ームとの当接部における耐熱性および耐摩耗性に優れて
耐久性が犬であシ、シかも製造性が良好なエンジン用弁
開閉装置のクロスヘッドを提供することを目的とする。
ームとの当接部における耐熱性および耐摩耗性に優れて
耐久性が犬であシ、シかも製造性が良好なエンジン用弁
開閉装置のクロスヘッドを提供することを目的とする。
本発明のエンジン用弁開閉装置のクロスへ。
ドは、セラミックス焼結体の外側にセラミックス焼結体
よυ熱膨張係数の大なる金属体を組合せて結合してなる
複合体を、金属からなるヘッド本体に嵌合して固着して
なることを特徴とするものである。金属体の熱膨張係数
をセラミックス焼結体より大きいものとすることにより
、温度上昇時の金属体とセラミックス焼結体の結合状態
を強固にすることができる。また、複合体は、ヘッド本
体に設けた凹部に固着する構造とすると、固着状態が安
定する。この場合、金属体の熱膨張係数をヘッド本体の
熱膨張係数より大きくすると固着状態が安定する。
よυ熱膨張係数の大なる金属体を組合せて結合してなる
複合体を、金属からなるヘッド本体に嵌合して固着して
なることを特徴とするものである。金属体の熱膨張係数
をセラミックス焼結体より大きいものとすることにより
、温度上昇時の金属体とセラミックス焼結体の結合状態
を強固にすることができる。また、複合体は、ヘッド本
体に設けた凹部に固着する構造とすると、固着状態が安
定する。この場合、金属体の熱膨張係数をヘッド本体の
熱膨張係数より大きくすると固着状態が安定する。
以下本発明の実施例について説明する。
まず、エンシンにおけるグツシュロッド形の弁開閉装置
の構成の一例を第4図について説明する。第4図は、シ
リンダに設けた2個の排気弁を開閉する形式の弁開閉装
置を示している。
の構成の一例を第4図について説明する。第4図は、シ
リンダに設けた2個の排気弁を開閉する形式の弁開閉装
置を示している。
図中1はシリンダ、このシリンダ1の上部には、該シリ
ンダ1に形成した排気孔2を開閉するための例えば2個
の排気弁3,3が並べて設けてあり、これら排気弁3,
3はシリンダ1に設けたバルブガイド4,4に上下動自
在に挿通支持されている。なお、シリンダ1の上部には
図示しない吸気弁も設けられる。5,5は排気弁3゜、
7に閉弁方向の力を与えるコイルばねである。
ンダ1に形成した排気孔2を開閉するための例えば2個
の排気弁3,3が並べて設けてあり、これら排気弁3,
3はシリンダ1に設けたバルブガイド4,4に上下動自
在に挿通支持されている。なお、シリンダ1の上部には
図示しない吸気弁も設けられる。5,5は排気弁3゜、
7に閉弁方向の力を与えるコイルばねである。
なお、一方の排気弁3はクロスヘッド6に挿通しナツト
lで固定して、コイルばね5のばね力を受け、他方の排
気弁3はばね受け/を介して、コイルばね5のばね力を
受けている。クロスヘッドロは、2個の排気弁3,3を
一体開閉動作させるためのもので、排気弁3,3にかけ
わ念して設けられる。さらて、図中7はカム8を備えた
カム軸で、このカム?は図示しない駆動装置によりエン
ジン主軸と同調して回転される。
lで固定して、コイルばね5のばね力を受け、他方の排
気弁3はばね受け/を介して、コイルばね5のばね力を
受けている。クロスヘッドロは、2個の排気弁3,3を
一体開閉動作させるためのもので、排気弁3,3にかけ
わ念して設けられる。さらて、図中7はカム8を備えた
カム軸で、このカム?は図示しない駆動装置によりエン
ジン主軸と同調して回転される。
9はカム追従レバーで、このカム追従レバー9は軸10
によって揺動自在に設けられ、一端部がカム8に接触す
る。11は上下方向に沿って設けられたグツシュロッド
で、このグツシュロッド11の下端部はカム追従レバー
9に形成した接触部9aに接触して支持され、且つ上端
部はロッカアーム12に形成した接触部12mに接触し
て支持されている。ロッカアーム12は、軸13によっ
て揺動自在に設けられておシ、このロッカアーム12の
一端部には接触部12aが形成され、他端部はクロスヘ
ッド6の頭部の上面部に当接している。
によって揺動自在に設けられ、一端部がカム8に接触す
る。11は上下方向に沿って設けられたグツシュロッド
で、このグツシュロッド11の下端部はカム追従レバー
9に形成した接触部9aに接触して支持され、且つ上端
部はロッカアーム12に形成した接触部12mに接触し
て支持されている。ロッカアーム12は、軸13によっ
て揺動自在に設けられておシ、このロッカアーム12の
一端部には接触部12aが形成され、他端部はクロスヘ
ッド6の頭部の上面部に当接している。
第4図は排気弁3,3を閉じた状態を示している。そし
て、カム軸7によりカム8が回転してカム追従レバー9
を上方向へ揺動させると、ブツシュロッド11がカム追
従レバー9により押上げられて上方向へ移動し、これに
伴い!ウシ−ロッド11がロッカアーム12金時計方向
に回動させる。このため、ロッカアーム12がクロスヘ
ッド6をコイルばね5,5のばね力に抗して押し下げ、
クロスヘッド6と一体に排気弁3,3が下降してシリン
ダ1の排気孔2t−開放する。
て、カム軸7によりカム8が回転してカム追従レバー9
を上方向へ揺動させると、ブツシュロッド11がカム追
従レバー9により押上げられて上方向へ移動し、これに
伴い!ウシ−ロッド11がロッカアーム12金時計方向
に回動させる。このため、ロッカアーム12がクロスヘ
ッド6をコイルばね5,5のばね力に抗して押し下げ、
クロスヘッド6と一体に排気弁3,3が下降してシリン
ダ1の排気孔2t−開放する。
本発明はこのような弁開閉装置において用いるクロスヘ
ッド6を対象とする。次に本発明のクロスヘッドの一実
施例を第1図、第2図および第3図について説明する。
ッド6を対象とする。次に本発明のクロスヘッドの一実
施例を第1図、第2図および第3図について説明する。
図中21はヘッド本体で、このヘッド本体21は従来鋳
鉄などの溶製材により形成されている。ヘッド本体21
は例えば丁字形をなすもので、その頭部の一端部には前
記一方の排気弁3の軸部を挿通する孔部21aが、他端
部には他方の排気弁3の軸部と当接する当接面21bが
夫々形成されている。ヘッド本体21の頭部の上面部す
なわち前記ロッカアーム14の他端部が当接する箇所に
は、セラミックス焼結体23と金属体24とを組合せて
結合してなる複合体22が設けてあシ、この複合体22
はヘッド本体2ノの頭部に形成した凹部25に固着され
ている。複合体22におけるセラミックス焼結体23は
、耐摩耗性および耐熱性に優れたセラミックス材料例え
ばSt、N4. Zr2O□、 SiCなどで形成され
、金属体24は、温度上昇時の構造上の結合力等を考慮
して、セラミックス焼結体より熱膨張係数の大きい金属
、例えばステンレス鋼を含む鉄系合金、などで形成され
ている。
鉄などの溶製材により形成されている。ヘッド本体21
は例えば丁字形をなすもので、その頭部の一端部には前
記一方の排気弁3の軸部を挿通する孔部21aが、他端
部には他方の排気弁3の軸部と当接する当接面21bが
夫々形成されている。ヘッド本体21の頭部の上面部す
なわち前記ロッカアーム14の他端部が当接する箇所に
は、セラミックス焼結体23と金属体24とを組合せて
結合してなる複合体22が設けてあシ、この複合体22
はヘッド本体2ノの頭部に形成した凹部25に固着され
ている。複合体22におけるセラミックス焼結体23は
、耐摩耗性および耐熱性に優れたセラミックス材料例え
ばSt、N4. Zr2O□、 SiCなどで形成され
、金属体24は、温度上昇時の構造上の結合力等を考慮
して、セラミックス焼結体より熱膨張係数の大きい金属
、例えばステンレス鋼を含む鉄系合金、などで形成され
ている。
セラミックス焼結体23は前記ロッカアーム14と当接
する当接部となるもので、例えば四角形の板状を′なし
ている。金属体24はセラミックス焼結体23の外側を
囲み該セラミックス焼結体23をヘッ、ド本体21に固
着するためのもので、例えば四角形の板状をなしておυ
、この金属体24の中央部にセラミックス焼結体23が
埋め込まれて結合されている。ヘッド本体21の凹部2
4は平面四角形に形成され、その内部に複合体22の金
属体24が嵌合して固着されている。なお、凹部25の
内側面は、例えば凹部底面から開口に向けて凹部内側に
向けて傾く傾斜面として、金属体24が凹部25から抜
は出すことを阻止するようにしである。
する当接部となるもので、例えば四角形の板状を′なし
ている。金属体24はセラミックス焼結体23の外側を
囲み該セラミックス焼結体23をヘッ、ド本体21に固
着するためのもので、例えば四角形の板状をなしておυ
、この金属体24の中央部にセラミックス焼結体23が
埋め込まれて結合されている。ヘッド本体21の凹部2
4は平面四角形に形成され、その内部に複合体22の金
属体24が嵌合して固着されている。なお、凹部25の
内側面は、例えば凹部底面から開口に向けて凹部内側に
向けて傾く傾斜面として、金属体24が凹部25から抜
は出すことを阻止するようにしである。
ここで複合体22をヘッド本体21に固着する方法につ
いて説明する。この実施例で示す固着構造の場合には、
第2図において仮想線Aで示す外形をなす金属体を、金
属粉末を形成し仮焼した金属板焼体で構成しセラミック
ス焼結体23と組合せてヘッド本体21の凹部24の内
部に配置し、次いで金属板焼体を加圧変形して、その外
形部を凹部24の内側面に係止させ、その後に焼結を行
ない金属焼結体24を形成することにより、複合体22
を凹部25に固着する。
いて説明する。この実施例で示す固着構造の場合には、
第2図において仮想線Aで示す外形をなす金属体を、金
属粉末を形成し仮焼した金属板焼体で構成しセラミック
ス焼結体23と組合せてヘッド本体21の凹部24の内
部に配置し、次いで金属板焼体を加圧変形して、その外
形部を凹部24の内側面に係止させ、その後に焼結を行
ない金属焼結体24を形成することにより、複合体22
を凹部25に固着する。
この場合、焼結時に溶浸処理を同時に行なうことにより
、セラミックス焼結体23と金属体24の問および金属
体24とヘッド本体21との間に夫々溶浸材が介在して
、全体を一層強固に結合できる。なお、セラミックス焼
結体23と金属体24とは、セラミックス焼結体23が
脱落しないように相互に係止する構成とすることもでき
る。
、セラミックス焼結体23と金属体24の問および金属
体24とヘッド本体21との間に夫々溶浸材が介在して
、全体を一層強固に結合できる。なお、セラミックス焼
結体23と金属体24とは、セラミックス焼結体23が
脱落しないように相互に係止する構成とすることもでき
る。
また、第3図のように、複合体22を、ヘッド本体上面
にろう接あるいは溶接で固着することもできる。
にろう接あるいは溶接で固着することもできる。
また、複合体22を別体として製作し、この複合体22
をヘッド本体21の凹部25に対して圧入または焼ばめ
により固着するようにしても良い。この場合、複合体2
2を製作するためには次のような方法がある。すなわち
、セラミックス焼結体と組合せて金属粉末成形体を成形
し、その後に焼結を行なう方法、あるいはセラミックス
焼結体と金属体とを圧入または焼ばめにより結合する方
法があシ、前者の方法では焼結時に溶浸処理を行ない両
焼結体を一層強固に結合することもできる。
をヘッド本体21の凹部25に対して圧入または焼ばめ
により固着するようにしても良い。この場合、複合体2
2を製作するためには次のような方法がある。すなわち
、セラミックス焼結体と組合せて金属粉末成形体を成形
し、その後に焼結を行なう方法、あるいはセラミックス
焼結体と金属体とを圧入または焼ばめにより結合する方
法があシ、前者の方法では焼結時に溶浸処理を行ない両
焼結体を一層強固に結合することもできる。
このように構成した本発明のクロスヘッドは、前述した
ようにヘラP本体2ノを2個の排気弁3.3にかけ渡し
て設け、複合体22のセラミックス焼結体23を口、カ
アーム12と当接させて使用する。このため、クロスヘ
ッドの動作に伴いセラミックス焼結体23がロッカアー
ム12と摺接する。しかし、セラミックス焼結体23は
耐摩耗性に優れているので、ロッカアーム12との摺接
による摩耗が大変少ない。また、セラミックス焼結体2
3は耐熱性にも優れているので、シリンダ1から放出さ
れる熱を受けても、機械的強度が低下することがない。
ようにヘラP本体2ノを2個の排気弁3.3にかけ渡し
て設け、複合体22のセラミックス焼結体23を口、カ
アーム12と当接させて使用する。このため、クロスヘ
ッドの動作に伴いセラミックス焼結体23がロッカアー
ム12と摺接する。しかし、セラミックス焼結体23は
耐摩耗性に優れているので、ロッカアーム12との摺接
による摩耗が大変少ない。また、セラミックス焼結体2
3は耐熱性にも優れているので、シリンダ1から放出さ
れる熱を受けても、機械的強度が低下することがない。
従って、クロスヘッドはロッカアーム14と良好に当接
した状態を長期に保持して使用することができる。
した状態を長期に保持して使用することができる。
ここで、本発明のクロスヘッドの具体的な一例について
説明する。
説明する。
まず、Si3N4粉末を加圧成形し、これを窒素雰囲気
、温度1700〜1850℃、時間2〜4Hの条件で焼
結してセラミックス焼結体23t−形成する。また、ス
テンレス粉末を加圧成形した後に水素雰囲気、温度12
00〜1250℃、時間1〜3Hの条件で焼結を行なっ
て複合体22を製作し、この複合体22をヘッド本体2
1の凹部25に圧入して加圧変形により固着する。この
ように製作したクロスヘッドは、最も耐摩耗性が要求さ
れるロッカアーム当シ面を、セラミックスで構成しであ
るので寿命が長く優れたものである。
、温度1700〜1850℃、時間2〜4Hの条件で焼
結してセラミックス焼結体23t−形成する。また、ス
テンレス粉末を加圧成形した後に水素雰囲気、温度12
00〜1250℃、時間1〜3Hの条件で焼結を行なっ
て複合体22を製作し、この複合体22をヘッド本体2
1の凹部25に圧入して加圧変形により固着する。この
ように製作したクロスヘッドは、最も耐摩耗性が要求さ
れるロッカアーム当シ面を、セラミックスで構成しであ
るので寿命が長く優れたものである。
以上説明したように本発明のエンジン用弁開閉i[のク
ロスヘッドによれば、ヘッド本体にセラミックス焼結体
を固着し、このセラミックス焼結体をロッカアームと当
接させるので、ロッカアームと当接する部所の耐摩耗性
および耐熱性を向上させて耐久性を高めることができ、
しかもセラミックス焼結体は金属体を介してヘッド本体
に容易且つ強固に固着でき製造性も良好である。
ロスヘッドによれば、ヘッド本体にセラミックス焼結体
を固着し、このセラミックス焼結体をロッカアームと当
接させるので、ロッカアームと当接する部所の耐摩耗性
および耐熱性を向上させて耐久性を高めることができ、
しかもセラミックス焼結体は金属体を介してヘッド本体
に容易且つ強固に固着でき製造性も良好である。
第1図は本発明のクロスヘッドの一実施例を示す斜視図
、第2図及び第3図は同クロスヘッドにおける複合体の
固着部を拡大して示す断面図、第斗図は弁開閉装置の一
例を示す縦断面図である。 1・・・シリンダ、3・・・排気弁、6・・・クロスヘ
ッド、8・・・カム、9・・・カム追従レバー、11・
・・グツシュロッド、12・・・ロッカアーム、21・
・・ヘッド本体、22・・・複合体、23・・・セラミ
ックス焼結体、24・・・金属焼結体。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 2フ 菓3図
、第2図及び第3図は同クロスヘッドにおける複合体の
固着部を拡大して示す断面図、第斗図は弁開閉装置の一
例を示す縦断面図である。 1・・・シリンダ、3・・・排気弁、6・・・クロスヘ
ッド、8・・・カム、9・・・カム追従レバー、11・
・・グツシュロッド、12・・・ロッカアーム、21・
・・ヘッド本体、22・・・複合体、23・・・セラミ
ックス焼結体、24・・・金属焼結体。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 2フ 菓3図
Claims (11)
- (1)セラミックス焼結体の外側にセラミックス焼結体
より熱膨張係数の大なる金属体を組合せて結合してなる
複合体を、金属からなるヘッド本体に固着してなること
を特徴とするクロスヘッド。 - (2)複合体は、ヘッド本体に形成した凹部に固着して
なる特許請求の範囲第1項記載のクロスヘッド。 - (3)金属体の熱膨張係数が、ヘッド本体の熱膨張係数
より大である特許請求の範囲第1項記載のクロスヘッド
。 - (4)金属体は、金属粉末を成形、焼結してなる金属焼
結体である特許請求の範囲第1項記載のクロスヘッド。 - (5)複合体は、セラミックス焼結体と金属体とがしま
りばめされて結合してなるものである特許請求の範囲第
1項記載のクロスヘッド。 - (6)複合体は、セラミックス焼結体と金属体とが金属
体の変形により結合してなるものである特許請求の範囲
第1項記載のクロスヘッド。 - (7)複合体は、セラミックス焼結体と金属体とが両者
の間に接合材を介して結合してなるものである特許請求
の範囲第1項記載のクロスヘッド。 - (8)複合体は、金属体とヘッド本体とのしまりばめに
より固着されてなるものである特許請求の範囲第2項な
いし第7項いずれかに記載のクロスヘッド。 - (9)複合体は、金属体の変形によりヘッド本体に固着
されてなる特許請求の範囲第2項ないし第7項いずれか
に記載のクロスヘッド。 - (10)複合体は、金属体とヘッド本体との間に接合材
を介して固着されてなる特許請求の範囲第1項ないし第
7項に記載のクロスヘッド。 - (11)複合体は、金属体とヘッド本体との溶接により
ヘッド本体に固着されてなる特許請求の範囲第1項ない
し第7項に記載のクロスヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28043485A JPS62139911A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | クロスヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28043485A JPS62139911A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | クロスヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62139911A true JPS62139911A (ja) | 1987-06-23 |
Family
ID=17624999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28043485A Pending JPS62139911A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | クロスヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62139911A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114702U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-13 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP28043485A patent/JPS62139911A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114702U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-13 |
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