JPS62142817A - 弁ガイド - Google Patents

弁ガイド

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JPS62142817A
JPS62142817A JP28241385A JP28241385A JPS62142817A JP S62142817 A JPS62142817 A JP S62142817A JP 28241385 A JP28241385 A JP 28241385A JP 28241385 A JP28241385 A JP 28241385A JP S62142817 A JPS62142817 A JP S62142817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
metal
valve guide
intake
guide
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Pending
Application number
JP28241385A
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English (en)
Inventor
Shigeo Suzuki
重雄 鈴木
Morie Yamaguchi
山口 守衛
Kazuyuki Yasuda
和之 安田
Chihiro Shudo
周藤 千尋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はセラミ、クス体を用いた部品を備えた弁ガイド
に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
自動車などに用いられる同然機関においては、シリンダ
に、このシリンダに対して吸排気を行なう吸・排気弁を
備えた弁装置を設げている。
この弁装置は、次のように構成されている。すなわち、
吸気孔および排気孔を有する弁ケースをシリンダに取付
け、この弁ケースには吸気孔および排気孔を開閉するき
のこ形の吸気弁および排気弁を設げる。また、弁ケース
にはプツシ−形の弁ガイドを設け、この弁ガイドに吸気
弁および排気弁の軸部を夫々移動自在に挿通して支持し
、吸・排気弁の開閉動作(直線移動)の案内を行なうよ
うにし、且つ弁ケースにおける吸気孔および排気孔の弁
閉塞位置には環状の弁座を設け、この弁座で弁閉塞時に
吸気弁および排気弁のかさ部を受は止めて支持している
。そして、弁開閉装置で吸・排気弁をエンジン主軸と同
調して開閉している。
しかして、このような弁装置において吸・排気弁に接し
てこれを支持するために設げられる弁ガイドは、吸・排
気弁の動作時にこれらの弁と摺接するので、弁との摺接
による摩耗を抑制するために優れた耐摩耗性を有するこ
とが要求される。また、前記弁ガイドは、シリンダから
放出される熱を受けるために、この熱的環境のなかで機
械的強度を維持できる優れた耐熱性を有することも要求
される。
しかるに、従来前記弁装置に用いられる弁ガイドは、構
造用鋼(例えばSCM材等)などの溶製材によって形成
されている。しかしながら、弁ガイドを形成するこれら
の材料は、耐摩耗性および耐熱性が充分とは云えず、こ
のため弁が一イドは、吸・排気弁との摺接による摩耗お
よび熱的影響による強度の低下の度が大きく、耐久性が
良くないという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、優れた耐
摩耗性および耐熱性を有する弁ガイドを提供することを
目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の弁ガイドは、パルプ挿入端部近傍の内周面をセ
ラミックスでなるガイド部で構成し、本体を金属で構成
し念ものである。弁ガイドの最も摩耗の激しいパルプ挿
入端部近傍の内周面をセラミックスで構成することによ
り本発明の弁ガイドは優れた特性をもたらす。この場合
、本体を構成する金属の熱膨張係数をセラミックスの熱
膨張係数より大きくしておけば、温度上昇時でもこれら
の間の結合状態が安定する。ガイド部は、セラミックス
とその外周に設けた金属層で構成することも可能である
。この場合、金属層の熱膨張係数を、本体を構成する金
属の熱膨張係数より大きくすることによ)、温度上昇時
でも結合状態が安定する。また、ガイド部を形成するセ
ラミックスとしては窒化けい素、サイアロン、ジルコニ
ア、炭化けい素のいずれかを用いることができる。窒化
けい素、サイアロンはいずれも特に耐摩耗性に優れるこ
と、ジルコニアは靭性が高く衝撃に強いこと及び炭化け
い素は高温での強度が大きいこと等それぞれ特徴がちシ
具体的な用途により適用する。本体を構成する金属また
はおよび金属層を焼結金属で構成することが出来る。セ
ラミックスと金属(金属/i)との結合は、圧入、焼ば
め等で行なうが、金属(金属層)を焼結金属で構成した
場合、セラミック7との結合を溶浸技術で補強すること
が可能となる。
〔発明の実施例〕
以下本発明を図面で示す実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例として、自動車などの内燃機
関においてシリンダに設けた弁装置を示している。この
弁装置は、シリンダ21の上側に設げる頭上弁形のもの
で、シリンダ2ノの内部にはピストンロッド23を連結
し念ピストン22が設げである。
図中1はシリンダ2ノの上端に取付けた弁ケースで、こ
の弁ケース1にはシリンダ21の内部に連通ずる吸気孔
2と排気孔3が形成しである。弁ケース1は鋳鉄などで
形成される。4は弁ケース1の吸気孔2を開閉する吸気
弁、5は排気孔3を開閉する排気弁で、これら吸気弁4
および排気弁5はきのこ形をなし、夫々のかさ部が吸気
孔2と排気孔3のシリンダ側開口部を開閉するようにな
っている。6,7は弁ガイドで、これら弁ガイド6.2
は、後述するようにセラミックス体8と金属体9とを組
合せて結合した複合体で形成されたブツシュ形をなすも
のである。弁ガイド6.7は、前記弁ケース1の吸気孔
2と排気孔3に対応した箇所に上下方向に滴って取付け
られ、前記吸気弁4および排気弁5の各軸部を摺動自在
(上下動自在)に挿通して支持しである。10.11は
弁座で、この弁座10TIIは環状をなすものである。
これら弁座10,11は前記弁ケース1における吸気孔
2および排気孔3のシリンダ側開口部に取付けられ、弁
閉塞時に吸気弁4および排気弁5の各かさ部を受は止め
て当接する。
そして、前記吸気弁4および排気弁5は、コイルばね1
2,13により弁閉塞方向に向けたばね力が付与されて
おシ、且つ図示しない弁開閉装置によって上下動されて
開閉動作する。この場合、吸気弁4および排気弁5は軸
部が前記弁ガイド6.7の内部を摺動して上下動し、下
降時には各弁のかさ部が前記弁座10,11から離れて
吸気孔2および排気孔3を開放し、上昇時にはかさ部が
弁座10,11に当接して番孔を閉基する。
次に前述した弁ガイド6.7について第2図を含めて説
明する。第2図は弁ガイド7を示している。セラミック
ス体8は、バルブ挿入端部近傍の内周面に形成され優れ
た耐摩耗性および耐熱性を有するセラミックス、側光ば
513N4、Si −St−N 、 ZrO2、SiC
で形成されておシ、弁ガイド本体を構成する金属体9は
セラミックスより熱膨張係数が大きく強度の大なるステ
ンレス鋼またはハイスの焼結体などで形成されている。
金属体9は、弁ガイド全体を形作る円筒形をなし、セラ
ミックス体8は、金属体9に比して内径が同等で外径が
小さな円筒状をなすもので、金属体9の下端部内側に組
合されて結合されている。すなわち、セラミ、クス体8
は弁ガイド6.7に挿通する弁4,5の軸部と接触する
。そして、弁ガイド6.2は、弁ケース1に形成した孔
1&に挿通して取付けられている。
この孔1&は吸気孔2および排気孔3に夫々対応して形
成される。弁ガイド6.7を弁ケース1に取付けるため
には、セラミックス体8と金属体9を結合した複合体と
して弁ガイド6.7を形成し、この弁ガイドつまシ金属
体9を弁ケース1に形成した孔1aの内部に圧入または
焼ばめの方法により強固に固着する。弁ガイド4゜5を
形成するためには、例えばセラミックス体8と組合せて
金属粉末成形体を成形し、その後に焼結してセラミック
ス体8と金属体9とを強固に結合してなる複合体を形成
する。あるいはセラミックス体8と金属体9とをしまシ
ばめにより結合することもできるが、それぞれに例えば
凹凸部を係止させる係上部によって結合する構成でも良
い。この結合構造の弁ガイド6.7を形成する場合には
、例えば金属焼結体を用いるとすると前記の製作方法に
加えてセラミックス体8と金属板焼体とを組合せて金属
板焼体を加圧して変形することにより、セラミックス体
8と金属板焼体とを係止し、その後に焼結を行ない複合
体を形成する。なお、これらの金属焼結体を用いる製作
方法においては、焼結時に溶浸処理を一緒に行ない、溶
浸材を介して両焼結体をさらに強固に結合することもで
きる。
また、第3図に示すようにセラミックス体8の外周に金
属層9Aを設げたIイド部をガイド本体2に結合する構
造も適用できる。この場合、金属層9Aの熱膨張係数を
最も大きくすることにより、昇温時に相互の結合力が大
となシより安定した固着状態を得ることができる。
このように構成した弁ガイド6.7は、この弁ガイドに
挿通する吸・排気弁4,5の細部と接触する部分に、セ
ラミ、クス体8を設けてあシ、弁4,5の軸部がセラミ
ックス体8とも摺接する。セラミックス体8は弁4,5
の軸部との摺接に対して優れた耐摩耗性を発揮し、摩耗
の度合が大変小さい。また、セラミ、クス体8は耐熱性
に優れ、シリンダ21からの熱を受けても機械的強度が
低下することがない。従って、弁ガイド6.7は長期に
わたシ吸・排気4,5の軸部を安定して摺動自在に支持
できる。なお、セラミックス体8を金属体9の下端部(
パルプ挿入端部近傍)に組合せるのは、下端部の摺動条
件が最も厳しく、耐摩耗性が特に要求されるからである
がさらにセラミックス体8を金属体9の全長にわたって
設けるようにしても良い。
なお、前記弁ガイド6.7において、各部材の熱膨張率
がセラミックス体く弁ケース〈バルブガイド本体を形成
する金属体となるように材料を選択して組合せると、弁
ケースがパルプガイド本体の熱膨張を規制するので、各
部材全体を強固に結合できる。
ここで、本発明の一具体例について説明する。
まず、第2図で示す弁ガイドを製造した。希土類酸化物
を含む窒化けい素の粉末を加圧成形し九後に、窒素雰囲
気、温度1700〜1850℃、時間2〜4 q 間Q
条件で焼結してセラミ、クス体を形′iL/、またステ
ンレス鋼の粉末を加圧成形しt後に、水素雰囲気、温度
1200〜1250℃、時間1〜3時間の条件で焼結し
て金属体を形成した。この両焼結体を圧入により焼合し
て複合体とし、この複合体を弁ケースの孔に圧入して固
着した。そして、この弁ガイドに吸・排気弁の細部を挿
通し、弁を開閉動作させた結果、セラミックス体の摩耗
は大変小さ′いものであった。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明寺介豐番によれば弁ガイドに
セラミックス体を用いることにより、これら弁ガイドの
耐摩耗性と耐熱性を向上でき、しかもセラミックス体は
金属体と組合せて弁ケースに容易且つ強固に取付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例として内燃機関のシリンダに
設げる弁装置を示す断面図、第2図は同弁装置に用いる
弁ガイドを拡大して示す断面図、第3図は弁ガイドの他
の構成例を拡大して示す断面図である。 1・・・弁ケース、4・・・吸気弁、5・・・排気弁、
6゜2・・・弁ガイド、8・・・セラミックス体、9・
・・金属体。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バルブ挿入端部近傍の内周面をセラミックスでな
    るガイド部で構成し、本体を金属で構成してなる弁ガイ
    ド。
  2. (2)ガイド部はセラミックスとその外周に設けた金属
    層で構成した特許請求の範囲第1項記載の弁ガイド。
  3. (3)セラミックスは、窒化けい素、サイアロン、ジル
    コニア、炭化けい素のいずれかである特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の弁ガイド。
  4. (4)金属は焼結金属である特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載の弁ガイド。
  5. (5)金属層は、焼結金属である特許請求の範囲第2項
    記載の弁ガイド。
  6. (6)金属は、セラミックスより大きい熱膨張係数を有
    する特許請求の範囲第1項または第2項に記載の弁ガイ
    ド。
  7. (7)金属層は、本件を構成する金属より大きい熱膨張
    係数を有する特許請求の範囲第2項または第5項に記載
    の弁ガイド。
JP28241385A 1985-12-16 1985-12-16 弁ガイド Pending JPS62142817A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5632240A (en) * 1994-12-22 1997-05-27 Chrysler Corporation Apparatus and method for an aluminum alloy cylinder head having a valve guide bore with spaced wear resistant integral surfaces

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5632240A (en) * 1994-12-22 1997-05-27 Chrysler Corporation Apparatus and method for an aluminum alloy cylinder head having a valve guide bore with spaced wear resistant integral surfaces

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