JPS62139301A - 避雷碍子における耐圧絶縁筒の補強構造 - Google Patents

避雷碍子における耐圧絶縁筒の補強構造

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JPS62139301A
JPS62139301A JP60281400A JP28140085A JPS62139301A JP S62139301 A JPS62139301 A JP S62139301A JP 60281400 A JP60281400 A JP 60281400A JP 28140085 A JP28140085 A JP 28140085A JP S62139301 A JPS62139301 A JP S62139301A
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JP
Japan
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voltage
insulating cylinder
lightning arrester
pressure
resistant insulating
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哲也 中山
博 藤田
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は避雷素子を内蔵し、特に架空送11111用
の碍子装置に使用される避雷碍子に関するものであり、
さらに詳しくは放圧孔を備えた耐圧絶縁筒の補強構造に
関するものである。
(従来の技術) 従来、避雷素子を内蔵した避雷碍子として、FRP等の
機械強度に優れた耐圧絶縁筒の上下両端にそれぞれ筒状
の接地側電極及び課電側!極を嵌合固定するとともに、
両電極間には電圧電流特性が非直線性の避雷素子を収容
固定し、避雷素子と耐圧絶縁筒との間及び耐圧絶縁筒の
避雷素子を設け、さらに、前記耐圧絶縁節の外周には、
予期しない大曳W!雷撃によって避雷素子が異常放電し
て生ずる高温・高圧のアークを碍子外部に放出するため
の放圧孔を形成したものが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、短絡電流が非常に大きい有効接地系統、ある
いは非有効接地系統での特殊ケースでは致方アンペアの
短絡電流を考える必要があり、FRP耐圧絶縁筒のみで
は強度が不足する。すなわち、上述した大規模雷撃時の
アークの放出による放圧孔縁部への応力集中により耐圧
絶縁節には割れが生じて、この割れが長手方向に進行し
て耐圧絶縁筒が破壊する、また、所要の強度を得るには
肉厚を大幅に増加させる必要が生じる等の問題点がある
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は前記問題点を解決するため、放圧孔11aを
形成した耐圧絶縁筒11の上下両端にそれぞれ筒状の接
地側電極12及び課電側電極13を嵌合固定するととも
に、両電極12.13間には電圧電流特性が非直線性の
′a雷素子16を収容固定し、避雷素子16と耐圧絶縁
筒11との間及び耐圧絶縁筒11の避雷素子26を設け
た′a雷碍子において、耐圧絶縁筒11の外周には放圧
孔11aにかからないように耐圧材よりなる補強リング
25を設けるという構成を採用している。
いる。
(作用) この発明は前記手段を採用したため、予期しない大規模
雷撃によって避雷素子か異常放電して生ずる高温・高圧
のアークの放圧時に放圧孔縁部に応力集中が生じて耐圧
絶縁筒に割れが生じても、同耐圧絶縁筒の外周に設けた
補強リングによって強度が向上され、この絶縁筒内圧力
が負担される。
このため、耐圧絶縁筒の長手方向への割れの進行が防止
される。また、所要の耐圧強度を得る場合、耐圧絶縁筒
の外周に補強リングを設けたので、同絶縁筒の肉厚を薄
くして避雷碍子を大幅に軽量化ができるため、避雷碍子
装置のブラケット、吊下金具への振動時の応力集中が防
止される。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を第1〜6図に従
って説明する。第2図に示すように、塔体1に取着され
た接地側の吊下金具2の左右両端には吊下碍子3,3が
回動可能に垂下され、両吊下碍子3,3の下端には中央
に放電電極5を有する電線側の吊下金具4が取着され、
この吊下金具4にはクランプ6を介して電線7が吊下支
持されている。又、前記吊下金具2の中央に取着された
ブラケット8には避雷碍子工0が取付けられている。
次に、避雷碍子■0について説明すると、第1゜30に
示すように機械的強度に優れ、耐熱性、耐圧性のある強
化プラス千ツク(F RP)等の材料よりなる耐圧絶縁
節11の上端には、内面に段差部12aを有し、かつ、
上部外周に取付フランジ12bを有する筒状の接地側電
極12が嵌合接着され・下端には底部中央寄りGこ円?
f11欠のイ系合筒13aを突設したを底筒状の課電側
電極13が嵌合接着されている。同課電側電極13下面
に設けた取付片13bには放電電極14が取付けられ、
第2図に示すように前記吊下金具4に設けた放電電極5
との間に気中放電間隙Gを形成している。
第3図に示すように前記耐圧絶縁筒11内には素子組体
15が収容されている。この素子組体15は酸化亜鉛(
ZnO)を主材とする電圧電流特性が非直線性の避雷素
子16を複数直列に#1層するとともに、上下両端の避
雷素子16にそれぞれ上部及び下部の素子押え金具17
.18を接合し、避雷素子16及び画素子押え金具17
.18の外周にE’PDMゴムよりなる被覆19を設け
て構成されている。そして、同素子組体15の下端は、
下部の素子押え金具18に形成した突部18aを前記課
電側電極13の係合筒13aに係合して位置規制されて
いる。
前記接地側電極12の内周面に形成した雌ねじ12cに
は、第3図に示すように外周面に雄ねじ20aを有する
締付金具20が軸合されている。
同締付金具20中央の挿通孔20bには筒状の絶縁スペ
ーサ21を介して端子金具22が貫通固定され、素子組
体15上部の素子押え金具17との間には、素子組体1
5を同端子金具22と課電側電極13との間に圧着固定
するとともに、避雷素子16に接触圧を付与するばね2
3が介在されている。なお、ばね23にはシャント24
が複数(この実施例では3)介在され、電気的接続を良
くしている。
前記耐圧絶縁筒11の上部、中間部2ケ所及び下部には
、異常時のアークを放出するための放圧孔11aが直径
方向に90°ごと(第4図参照)に形成されている。同
放圧孔11aの長さしは幅Sの5倍以内が好ましく、又
、各放圧孔11aの縦方向の間隔は耐圧絶縁筒11内径
の6倍以内トするのが好ましい。さらに、放圧孔11a
を接地側電極12及び課電側を極13の近傍とその中間
部に設けることにより、アークを効率良く放出できる。
又、第1図に示すように、同耐圧絶縁筒11の外周面に
は各放圧孔11aの上下中間部に強化プラスチック(F
 RP)よりなる円環状の補強リング25が耐熱性を有
する樹脂接着剤(図示略)により接着固定されている。
前記耐圧絶縁Wi11と素子組体15との間、接地側電
極12と端子金具22との間及び耐圧絶縁筒11の外側
にはEPDMゴムよりなるゴムモールド26が形成され
、接地側電極12の下部外周面及び課電側電極13の上
部外周面にまで延在され、外周にはひだ26aが一体に
形成されている。
又、ゴムモールド26には第4図に示すように前記耐圧
絶縁ff1llの放圧孔11aと対応する位置に放圧口
26bが設けられている。
第2図に示すように前記ブラケット8の一側には図示し
ないアーキングリングI!f!部を介して、前記上部の
放圧口26bと対応するようにアーキングリング28が
設けられている。一方、前記課電Ill 電極13の取
付片13bにも図示しないアーキングリング腕部を介し
て、前記下部の放圧口26bとほぼ対応するようにアー
キングリング28が設けられている。
次に、前記のように構成した碍子装置についてその作用
を説明する。
今、雷撃により電線7に雷サージが侵入すると、電流は
電線7からクランプ6−吊下金具4−放電電極5から気
中放電間隙Gを介して避雷碍子1αの放電電極14にア
ーク放電され、課電側電極13から下部の素子押え金具
18を経て避雷素子16に流れ、さらに上部の素子押え
金具17−シャント24一端子金具22−吊下金具2を
経て塔体1から大地へと流れる。これに伴う続流は′m
雷素子16により遮断される。
又、予期しない大規模雷撃によって避雷素子16が異常
放電して高温・高圧のアークが発生すると、耐圧絶縁i
llの放圧孔11a付近の被覆19の一部及びゴムモー
ルド26の一部が軟化又は溶融破壊され、高圧のガスに
よって飛散され、外部に通ずるアーク放出路が強制的に
形成される。
このアークにより放圧孔11a縁部に応力集中が生じて
耐圧絶縁筒11に割れが生じても、同絶縁筒11の外周
に接着固定した補強リング25によって強度が同上され
、耐圧絶縁ffjllの内圧力が負担される。このため
、耐圧絶縁’i’fillの長手方向への割れの進行、
破壊が防止される。
又、所要の耐圧強度を得る場合、耐圧絶縁筒1軽量化で
きる。
避雷碍子1(1部に放出されたアークは両アーキングリ
ング28間へ移行され、上下互に繋がる。
なお、この発明は次のように実施してもよい。
(1)第7図(a)〜(d)に示すように耐圧絶縁筒1
1と補強リング25とを一体に形成すること。この場合
、まず、同図(a)に示すようにマンドレル29の外周
面にガラス繊維布30をクロス巻きした後、同図<b>
に示すようGこ所定間1tAをおいてガラス繊維31を
円周に沿って巻付ける。
そして、同図(c)に示すようにガラス繊維布30及び
ガラス繊維31に樹脂を含浸させて硬化させた後、マン
ドレル29を抜き去り、放圧孔11aを言設する。
(2)第8図に示すように、各放圧孔11a間に複数の
補強リング25を設けること。
(3)第9図に示すように、補強リング25と耐圧絶縁
?i?illとの間に若干の隙間かできるように、補強
リング25の内径を耐圧絶縁筒11の外径よりも大きく
形成し、ゴムモールド26形成時に前記隙間内にゴムを
充填して固定すること。このようにすれば放圧時の内圧
衝撃力を緩和することができる。
(4)?#i強リング25をビンにより固定すること。
(5)補強リング25を金属により形成すること。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は耐圧絶縁筒の外周には
放圧孔にかからないように補強リングを設けたので、予
期しない大規模雷撃によって避雷素子が異常放電して生
ずる高温・高圧のアークの放圧時に放圧孔縁部に応力集
中が生じて耐圧絶縁筒に割れが生じても、補強リングに
よってこの放出圧力を負担して耐圧絶縁筒の長手方向へ
の割れの進行を防止でき、耐圧絶縁筒の強度を向上でき
るとともに、耐圧絶縁筒の肉厚を薄くして避雷碍子の小
型軽量化を図れる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例を示す斜視図、
第2図は避雷碍子を装着した碍子装置を示す正面図、第
3図は避雷碍子の幡断面図、第4図は第3図のA−AI
JI端面図、第5図は第3図のB −B iJj端面図
、第6図は第3図のC−CIJI端面図、第7図(a)
〜(C)は補強リングの別例の製造工程を示す説明図、
第7図(d)は補強リングの部分拡大断面図、第8図は
別例を示す正面図、第9図は別例を示す部分断面図であ
る。 11・・・耐圧絶縁筒、lla・・・放圧孔、12・・
・接地側電極、13・・・課電側電極、16・・・避雷
素子、25・・・補強リング、26・・・ゴムモールド
。 特 許 出 願 人   日本碍子 株式会社第4図 第6図 図面その4 第5図 (a) (C) (d)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 放圧孔(11a)を形成した耐圧絶縁筒(11)の
    上下両端にそれぞれ筒状の接地側電極(12)及び課電
    側電極(13)を嵌合固定するとともに、両電極(12
    、13)間には電圧電流特性が非直線性の避雷素子(1
    6)を収容固定し、避雷素子(16)と耐圧絶縁筒(1
    1)との間及び耐圧絶縁筒(11)の外周にゴムモール
    ド(26)を設けた避雷碍子において、耐圧絶縁筒(1
    1)の外周には放圧孔(11a)にかからないように耐
    圧材よりなる補強リング(25)を設けたことを特徴と
    する避雷碍子における耐圧絶縁筒の補強構造。 2 耐圧絶縁筒(11)及び補強リング(25)は強化
    プラスチックよりなり、別体に設けられたものである特
    許請求の範囲第1項に記載の避雷碍子における耐圧絶縁
    筒の補強構造。 3 耐圧絶縁筒(11)及び補強リング(25)は円筒
    状に巻いたガラス繊維布(30)の外側にガラス繊維(
    31)を巻付け、ガラス繊維布(30)及びガラス繊維
    (31)に樹脂を含浸して一体に設けられたものである
    特許請求の範囲第1項に記載の避雷碍子における耐圧絶
    縁筒の補強構造。 4 補強リング(25)は金属よりなる特許請求の範囲
    第1項に記載の避雷碍子における耐圧絶縁筒の補強構造
JP60281400A 1985-12-13 1985-12-13 避雷碍子における耐圧絶縁筒の補強構造 Granted JPS62139301A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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