JPS6213896A

JPS6213896A - パイプ連結装置

Info

Publication number: JPS6213896A
Application number: JP61160982A
Authority: JP
Inventors: ズィクモント　ザイトラー
Original assignee: Rasmussen GmbH
Current assignee: Norma Germany GmbH
Priority date: 1985-07-10
Filing date: 1986-07-10
Publication date: 1987-01-22
Also published as: FI862451A; DE3524621A1; SE8602876D0; FR2584796B1; GB2177177B; US4729582A; DK325886A; CA1279345C; IT8667553A0; DE3524621C2; GB2177177A; CH670293A5; SE8602876L; NO862790D0; GB8616414D0; DK325886D0; FI862451A0; FR2584796A1; NO862790L; IT1192826B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はパイプ連結装置に関し、特に実質的に動径方向
内側に突呂するフランジを有しパイプの連結位置にてパ
イプの端部のまわりに延びる締付はクリップと、パイプ
と係合する爪を有しパイプの各端部のまわりにそれぞれ
配されパイプとクリップとを押圧する少なくとも２つの
安全手段とを備え、該安全手段はパイプが引はなされよ
うとするとき動径方向に立ち上がるパイプ連結装置に関
する。

この種の従来の装置において、安全手段は、クリップの
内側において周方向に延び、略円錐台状をなし、小径の
周端に軸方向スロットが形成されているアンカーリング
から成っていた。そしてスロット間のプレート部分は周
方向に互いに重なりあい、パイプ材と係合する爪を形成
している。パイプ連結装置により連結されたパイプが軸
方向の引張り負荷を受は互いに引離されようとすると、
アンカーリングの部分がパイプの動径方向に立ち上がり
、クリップがより大きい力でパイプに接しアアッヵーＩ
Ｊ　７グを押圧し、パイプがそれ以上引離されることが
防止される。しかし、動径方向側。

アンカーリングが立上がるためには、リング材がリング
の全周に亘って曲げを受け、アンカーリングの立上り運
動に対向する大きい曲げモーメントに打勝つことが必要
である。したがって、アンカーリングが立上がる前及び
アンカーリングの運動により締付は力が増加する前に、
パイプの２つの端のかなりの軸方向の変位が既に生じ、
パイプ材が爪から除去されている。アンカーリングの立
ち上がり効果は、パイプ材のかなりの量がパイプの軸方
向変化によって爪の前方にたまった場合にのみ有効とな
る。

（発明の課題及び概要）本発明は、このような従来技術の問題点を解決するため
になされたものであって、パイプ端が互いに引離された
とほとんど同時に安全要素の立上がり運動が始まるごと
きパイプ連結装置を提供するものである。

本発明によれば、少なくとも２つの安全手段が、パイプ
の端部にて軸方向に回転可能で、互いに独立に回転可能
で、回転面上に爪を有し、周方向に略卵形をなし、かつ
パイプの周方向に並設される安全要素を含むようにする
ことにより、前記従来技術の問題点を解決する。

この構成において、安全要素を動径方向に立上がらせる
ためには安全要素の曲げは必要でなくなる。したがって
、安全要素はパイプの端部が互いに引離されるとすぐに
立上がり、パイプの端部がそれ以上引離されるのを実質
的に直ちに防止する。

安全要素はその回転面がパイプの軸面となるように少な
くとも１つのキャリア上に設けられる略卵形のリングで
あることが好ましい。卵形リングはたとえば楕円状にし
ても良いし、円の部分の組合せで構成しても良い。卵形
リングは面内に長軸と短軸を有し、長軸がパイプの長手
軸に略平行に延びる通常位置からはずれる回転をしたと
き、卵形リングはただちにかつ一定に立上がる。そのた
ゎ、パイプの軸方向の相対変位が生じると直ぐにクリッ
プのクランプ力が増加する。

キャリアはパイプの周方向に延び、クリップの内側に固
定されかつ固定位置間にてリングを支持スルようにでき
る。このようしこすると、１リング番マロスなしにクリ
ップと結合される。

マタ、本発明によれば、リングの軸孔が多角形の孔であ
り、キャリアがすべての辺に対して間隔をもってリング
を通る金属ストリップであり、孔の幅が金属ストリップ
の幅よりも小さくすることができる。キャリアのこの構
成は、金属ストリップが多角形の孔の端を押圧するよう
になるまでリングのキャリア上での自由な回転を保証す
る。これにより、リングがその長手軸が垂直となる位置
を大きく越えて回転するのを防止する。

また、固定位置が点溶接であり、キャリアがパイプの動
径面で折曲がるようにすることができる。

これはキャリアとクリップの連結をシンプルとし、かつ
同時にリングを回転可能とする。

これに関連して、複数のリングを隣りあった固定位置間
のキャリア上に設けるようにし、わずか数個の固定位置
としても良い。

リングがフランジの内側にあるとき、リングは過度な回
転運動から防止され、同時にフランジにより軸方向に固
定される。

また、安全要素が略Ｃ字状のリングであり、該リングが
フランジの動径方向内側端に係合し、かつクリップ内側
を押圧し、リングのリム部がフランジの内側にあるよう
にすることができる。このようにすると、フランジは別
個のキャリアを必要とせずリングのためのキャリアとし
て作用する。

上記構成において、フランジの内側端とこれと係合する
Ｃ字状リングとの間に隙間を設け、リングが自由に回転
できるようにすることが好ましい。

更に、安全要素がワイヤ部であり、ワイヤ部は断面が略
卵形でありかつ容易にねじれる薄いウェブ部によって一
体に結合されており、少なくともいくつかのウェブ部が
クリップに点溶接されているのが好ましい。安全手段は
卵形断面の長いワイヤ片から容易に製造でき、その全長
に亘って延び、周方向に分配される形態で配される歯を
有するよう、ユスルユとができる。安全手段はワイヤ部
に所望の長さ間隔で動径方向の溝もしく番±カットを有
すう。お、てウェブ部が形成され、上記の溝もしくハカ
ットはウェブ部が所望のように容易にねじれることに対
応する深さしことられる。

上記各構成に関連して、周方向に並設された２列の安全
要素がクリップの各軸端に並設されるようにすることが
できる。この構成は、パイプ結合装置に大きな力が加わ
ることによる連結ノ（イブの曲げもしくは変形に耐える
ことが可能となる利点がある。

（実施例）以下本発明の実施例について詳細に説明する。

第１図ないし第３図は本発明の第１の実施例を示す図で
ある。本実施例のパイプ連結装置はクリップ１とシール
クリップ２を含んでいる。クリップ１は軸方向の引張り
負荷を緩和させるとともにパイプ連結位置の曲げに対す
る抵抗を増加させる役割をする。シールクリップ２はク
リップ１の内側に設けられ、ゴム製のスリーブを備えて
いる。

これらの手段は、互いに連結すべき２つのバイブロ、７
の端部４，５のまわりを囲み両バイブロ、７を軸方向に
連結する。連結すべき２つのパイプのための連結用クリ
ップがより大きい軸方向の力及び動径方向の力に耐えら
れるようにする場合には、シールクリップ２がクリップ
１と併せて用いられる。それ以外の場合には、クリップ
１は省略しても良い。

クリップ１は２つのハーフクリップ８，９から成り、こ
れらの両端はそれぞれ対をなす締付は部材１０．１１に
より互いに連結される。なお第１図には各対の一方のみ
が示されている。締付は部材１０゜１１は締付はジョー
１２．１３と締付けねじ１４から成る。

締付はジョー１２．１３はハーフクリップ８，９の端部
に固定され、締付けねじ１４はナツトを備えており締付
はジョー１２．１３を通るようになっている。シールク
リップ２は動径面内（パイプ軸に垂直な面内）にＣ字状
をなし、２つの締付は部材１５により端部が連結される
。第１図には締付は部材１５の−方のみが示されている
。締付は部材１５は締付はジョー１２．１３を含み、こ
れらはシールクリップ２の端部に固定され、ハーフクリ
ップ８の周上に設けられ、スロットを通り、ナツトを備
えたねじ１４により連結される。

クリップ１のハーフクリップ８はフランジ１６゜Ｉ７を
有する幅広のクリップバンド部分から成す、フランジ１
６．１７はハーフクリップ８，９の周状端において図示
のように曲がっている。

フランジ１６．１７の近くのクリップ１の内側には、略
卵状のリング１８がキャリア１９上に、バイブロ。

７の周方向に並んで設けられており、これはバイブロ、
７の動径面内の回転運動を制限する。リング１８の周上
には歯もしくは爪が形成され、またリング１８は多角形
の孔２ｏを有している。キャリア１９はこの孔２０を全
ての辺に対して遊びをもって通過する。リング１８は長
軸と短軸を持っており、その輪郭は歯もしくは爪の部分
を除くと円状となっている。なおこの輪郭は楕円状にす
ることもできる。

キャリア１９は８３図に示すようにストリップ状で、パ
イプ軸に垂直な面内において屈曲している。

キャリア１９の動径方向外側を向いたふくらみｔｌＩつ
た部分は点溶接部２１によりクリップ１の内側端に結合
されている。複数のリング１８を含むパケット部２２は
隣りあった点溶接部２１間のキャリア１９の動径方向内
側を向いたふくらみを持った部分に設けられている。

バイブロと７が当該パイプ連結装置により通常の方法で
連結される場合、リング１８は第２図の左側に示すよう
な回転角度位置となる。しかし、パイプ７に作用する引
張り力によりパイプ７がバイブロに対して第２図の矢印
２３で示す方向に変位し破線で示す位置にくると、第２
図の右側に示すリング１８は反時計方向に回転する。そ
して、多角形の孔２０の幅がキャリア１９の幅よりも小
さくなっているので、各リング１８の多角形の孔２０の
エツジがキャリア１９のエツジに支持されるようになる
。この回転が起こると、リング１８はパイプ７に対して
動径方向に立上り、クリップ１のクランプ力が増加し、
リング１８の歯もしくは爪がパイプ７の外側及びクリッ
プ１の内側とかなりの深さで係合し、パイプ７がバイブ
ロに対してそれ以上変位するのヲ防止する。この係合が
生じてクリップ１が第２図ノ右側に示すリング１８によ
り矢印２３の方向へ引きずられると、第２図の左側に示
すリング１８が図示の如く時計方向の回転により立ち上
がる。これによりクリップ１の変位がブロックされる。

同様ノ状況は２つのバイブロ、７を互いに引き離す場合
にも適用される。

リング１８の回転は少なくとも最初はキャリア１９の反
対方向に作用する曲げモーメントによって妨害されない
ので、リング１８はバイブロ、７の軸方向の相対運動が
ブロックされるまで立ち上がる。

その後、リング１８の回転はキャリア１９及びフランジ
１６．１７によって防止される。

次に、本発明の別の実施例を第４図ないし第６図により
説明する。この実施例では安全要素が断面略Ｃ字状のリ
ング２４から成っている。このリング２４のリム部２５
．２６はフランジ１６．１７（第４図、第５図ではフラ
ンジ１６のみ示す）と係合している。また、リング２４
はバイブロ、７に向かって曲がっているフランジ１６．
１７の外側部分に設けられ、複数の歯もしくは爪を持っ
ている。リム部２１の自由端は、フランジ１６．１７の
動径方向内側端とリング２４の内側端の間に隙間を残し
てクリップ１の内側に支持されている。

バイブロをクリップ１に対して第４図の矢印２７の方向
に引張った場合、リム部２６は第５図に示す位置に立ち
上り、リング２４とバイブロ、７の間の接触圧が増加し
、バイブロ、７に係合するリング２４の歯もしくは爪に
よりバイブロ、７が引離されるのを防止する。この例で
は、フランジ１６．１７は第１の実施例におけるキャリ
ア１９の役割を果たし、キャリア１９を不要とする。ま
た、リング２４はバイブロ、７又はクリップ１の周方向
に配される。

第７図に本発明の更に別の実施例を示す。この実施例で
は、断面が略卵形のワイヤ２８がその全長に亘って歯を
備えている。なお、図面の簡潔化のため第７図の左側部
分にのみその歯を示す。また、このワイヤ２８は動径方
向の溝２９を有している。こノ溝１９ハ、容易にねじれ
るウェブ部３０を残すようす深すトなっている。溝２９
どうしの間の間隔は、溝２９どうしの間に安全部材をな
すワイヤ部分３１が、周方向に曲がっているにもかかわ
らず、クリップ、と、＜イブ６，７の間でバイブロ、７
の軸方向に容易に回転するように小さくなっている。ま
た、ワイヤ部分３１に一体に係合しているウェブ部３０
が容易にねじれるようになっている。ワイヤ部分３１は
、クリップ１の内側及びバイブロ、７の外側に接して回
転し、ワイヤ部分３１の長軸（ワイヤ軸と垂直）が動径
方向に立ち上がることにより、クリップ１とバイブロ、
７の間の接触圧を増加させる。

ワイヤ２８の一方向に溝２９を形成する代わりに、ワイ
ヤ２８の略中夫に、容易にねじれる小さい丸みを帯びた
結合ウェブ部を残すようにして環状溝を形成することも
できる。

少なくともワイヤ２８の自由端に設けられたウェブ部３
０は、各ハーフクリップ８，９がそれぞれ独自のワイヤ
２８を備えるように、点溶接部２１によりクリップ１の
内側に固定される。

１列の安全要素１８，２４．３１の代わりに、２列の安
全要素１８，２４．３１を、クリップ１の各端において
軸方向に並んで設けるようにしてもよい。このようにす
ると、増加した力によりかつ２列に設けられたパイプ用
の大きな支持エリアにより、連結されたバイブロ、７の
曲げが効果的に防止できる。

（発明の効果）本発明によれば、２つのパイプを連結したときパイプの
軸方向に大きな引張り力が加わり２つのパイプが引き離
されようとする場合にこの引き離しを効果的に防止し確
実なパイプ連結ができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は連結すべき２つのパイプの端部上に設けられた
本発明の一実施例のパイプ連結装置を示す図で、第２図
におけるＩ−１線断面図に相当する。第２図は第１図の
■−■線断面図である。第３図は第２図のｎ−ｎ線断面
図である。第４図は本発明による別の実施例を示すもの
で、２つのパイプの連結端が引き離される前の軸方向断
面図でぁる。第５図ｔ！　２つのパイプの連結端が引き
離された後の第４図と同様の断面図である。第６図番士
第４図及び第５図に示す実施例しこおり１て使用される
安全要素の斜視図である。第７図番ま本発明しこよる更
に別の実施例を示すもので、第２図の■−■線断面図に
対応する断面図である。１゜、、クリップ、　　　　　２・・・シールクリップ
、４．５・・・パイプの端部、　６，７・・・パイプ、
１６．１７・・・フランジ、　　　１８，２４．３１・
・・安全要素。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）実質的に動径方向内側に突出するフランジを有し
、パイプの連結位置にてパイプの端部のまわりに延びる
締付けクリップと、パイプと係合する爪を有しパイプの
各端部のまわりにそれぞれ配されパイプとクリップとを
押圧する少なくとも２つの安全手段とを備え、該安全手
段はパイプが引離されようとするとき動径方向に立上が
るパイプ連結装置において、少なくとも２つの前記安全
手段が、パイプ（６、７）の端部（４、５）にて軸方向
に回転可能で、互いに独立に回転可能で、回転面上に爪
を有し、周方向に略卵形をなし、かつパイプ（６、７）
の周方向に並設される安全要素（１８、２４、３１）を
含むことを特徴とするパイプ連結装置。
（２）安全要素（１８、２４）が、安全要素（１８、２
４）の回転面がパイプ（６、７）の軸面となるように少
なくとも１つのキャリア（１６、１７、１９）上に設け
られる略卵形のリングである特許請求の範囲第１項に記
載のパイプ連結装置。
（３）キャリア（１９）が、パイプ（６、７）の周方向
に延び、クリップ（１）の内側に固定されかつ固定位置
（２１）間にてリング（１８）を支持する特許請求の範
囲第２項に記載のパイプ連結装置。
（４）リング（１８）の軸孔が多角形の孔（２０）であ
り、キャリア（１９）がすべての辺に対して間隙をもっ
てリング（１８）を通る金属ストリップであり、孔（２
０）の幅が金属ストリップ（１９）の幅よりも小さい特
許請求の範囲第３項に記載のパイプ連結装置。
（５）固定位置（２１）が点溶接であり、キャリア（１
９）がパイプ（６、７）の動径面で折曲がっている特許
請求の範囲第３項又は第４項に記載のパイプ連結装置。
（６）複数のリング（１８）が隣りあった固定位置（２
１）間のキャリア（１９）上に設けられる特許請求の範
囲第３項から第５項のうちのいずれか一項に記載のパイ
プ連結装置。
（７）リング（１８）がフランジ（１６、１７）の内側
にある特許請求の範囲第１項から第６項のうちのいずれ
か一項に記載のパイプ連結装置。
（８）安全要素が略Ｃ字状のリング（２４）であり、該
リング（２４）がフランジ（１６、１７）の動径方向内
側端に係合し、かつクリップ（１）内側を押圧し、リン
グ（２４）のリム部（２６）がフランジ（１６、１７）
の内側にある特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の
パイプ連結装置。
（９）フランジ（１６、１７）の内側端とこれと係合す
るＣ字状リング（２４）との間に間隙が設けられる特許
請求の範囲第８項に記載のパイプ連結装置。
（１０）安全要素がワイヤ部（３１）であり、ワイヤ部
（３１）は断面が略卵形でありかつ容易にねじれる薄い
ウェブ部（３０）によって一体に結合されており、少な
くともいくつかのウェブ部（３０）がクリップ（１）に
点溶接されている特許請求の範囲第１項に記載のパイプ
連結装置。
（１１）動径方向に並設された２列の安全要素（１８、
２４、３１）がクリップ（１）の軸方向端に並設される
特許請求の範囲第１項から第１０項のうちのいずれか一
項に記載のパイプ連結装置。