JPH0721284B2 - プラスチツクねじ込継手 - Google Patents

プラスチツクねじ込継手

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JPH0721284B2
JPH0721284B2 JP60107076A JP10707685A JPH0721284B2 JP H0721284 B2 JPH0721284 B2 JP H0721284B2 JP 60107076 A JP60107076 A JP 60107076A JP 10707685 A JP10707685 A JP 10707685A JP H0721284 B2 JPH0721284 B2 JP H0721284B2
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tongues
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ホルツマン ヘルマン
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/06Joints for connecting lengths of protective tubing or channels, to each other or to casings, e.g. to distribution boxes; Ensuring electrical continuity in the joint
    • H02G3/0616Joints for connecting tubing to casing
    • H02G3/0625Joints for connecting tubing to casing with means for preventing disengagement of conductors
    • H02G3/065Joints for connecting tubing to casing with means for preventing disengagement of conductors with means biting into the conductor-insulation, e.g. teeth-like elements or gripping fingers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/19Radially reciprocating jaws
    • Y10T279/1986Jaws

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はケーブルねじ込継手、すなわち、特許請求の範
囲第1項に指定される種類のケーブル、線路又はホース
の引込み、挿入、密封及び引張り応力除去のためのプラ
スチックねじ込継手に関する。
〔従来技術〕
この種のケーブルねじ込継手は、たとえば、ドイツ特許
公開公報第1750095号及びドイツ特許公告公報第2631996
号に記載されている。公知の全てのケーブルねじ込継手
は、両端に雄ねじ部を有する中間連結部材を含むため、
その雄ねじ部により取付け面又はハウジング仕切り壁な
どに取付けることができると共に、他端にねじぶた又は
袋ナットを螺合することができる。公知のケーブルねじ
込継手は、ケーブルなどを通すための同心の中心通路開
口に関して環状配列で設けられ、中間連結部材と一体に
且つそれと同軸に形成されるか又は中間連結部材と連結
される別個のクランプタングケージにより保持されるこ
とができる複数のクランプタングと、中間連結部材に螺
合されたとき、すなわち回転されたときに、ケーブルな
どが最終的に所定位置にクランプされるようにクランプ
タングを挿入されたケーブルなどに圧接する一種の支持
面をテーパ形環状つばにより形成する前述のねじぶた又
は袋ナットとをさらに含む。通常、密封タングの内側に
パッキンがさらに設けられる。
ドイツ特許公告公報第2631996号によるケーブル引込み
部は、ねじぶたと、中間連結部材との間に発生するねじ
れに対して、扇の形態に互いに重なり合うように直径を
縮小すべく互いに圧接されたクランプタングと、ねじぶ
たの内側に設けられるかさ歯車との間でラチエットのよ
うに作用する保護部材をさらに提供する。このような公
知のケーブルねじ込継手においては、ねじぶたを締付け
るときに、かなり早い段階で大きな抵抗力を感じるとい
う問題がある。この抵抗力は、ねじぶたの支持面がクラ
ンプタングを直径を徐々に縮小するように互いに圧接し
なければならないために、クランプタングがテーパ状分
割構成によって扇状に互いに重なり合うことに起因する
ものである(ドイツ特許公告公報第2631996号)。しか
しながら、これは、この時点で、挿入されたケーブルに
対する安全な締付け/密封作用が既に達成されていると
いうことを意味しているのではない。実際には、この作
用は、クランプ効果が十分であるか否かを知るためにケ
ーブルを引張ってみることにより、試験することができ
る。ねじぶたと、中間連結部材との間に発生するねじり
に対する保護は、第1に、保護作用が上述の2つの要素
の間にしか作用しないのでケーブル自体をねじりから保
護するものではなく、第2に、保護作用がねじぶたの螺
合動作の非常に早い段階で起こるので、ケーブルとねじ
込継手との間の有効な締付け結合をも同時に保証すると
した場合に、締付け効果に関して誤りすら生じるおそれ
があるという理由により有用ではない。
一方、クランプタングが始めから互いにかなり離間して
配列される場合−この場合、個別のクランプケージが設
けられるか、又はクランプタングは中間連結部材と一体
に形成される−には、ねじぶたが回されたときに、クラ
ンプ要素の近接する環状形態は得られない。それぞれの
クランプタングは均一に内側へ押圧されるが、特にパッ
キンの外側でケーブルに直接作用する場合−ドイツ特許
公告公報第3109583号に記載されるケーブルねじ込継手
において意図される状態−には、それらのかなりの鋭い
尖端はケーブルの中へ食込む。しかし、その結果、ケー
ブル絶縁材を損傷する危険が生じる。これは、関連する
領域がねじぶたのテーパ状上縁部により被覆されている
ので、クランプタングがケーブルに食込んだ深さを知る
ことができないためである。
これに対し、クランプタングが互いに近接して配置さ
れ、クランプタングの間に半径方向に走る溝穴が設けら
れるような構成は、溝穴により提供されるクランプタン
グ間の間隔がねじぶたの作用によってなくなったとき
に、クランプタングをそれ以上圧縮することができない
ために、ねじぶたをさらに回すことができないという特
に問題となる欠点を有する。しかし、この最終位置に達
したときにでも、挿入されたケーブルが十分にクランプ
されていないおそれがある。
〔発明の概要〕
そこで、本発明の目的は、わずか数個の部品から構成さ
れる基本構造を維持する一方で、挿入されるケーブル又
は対応するその他のホース状要素に常に完全なクランプ
効果が加えられるように保証すると共に、ケーブルとケ
ーブルねじ込継手との間のねじりに対して、達成される
クランプ効果(ねじりに対する摩擦保護)に依存するの
みならず、ねじりに対する真の確実な保護を形成する限
定された保護作用を提供するケーブルねじ込継手を提供
することである。
本発明は、特許請求の範囲第1項の特徴記載部分に指定
される特徴により上述の目的を達成し、クランプタング
の環状配列から突出する少なくとも1つのクランプタン
グが継手に挿入されたケーブル、ホース又は別の同様の
ねじ形要素に変形圧力を加えることにより、ケーブル
と、パッキンと、クランプタングとから構成される組立
対は全体として相補非円形形状をとり、同時に、ケーブ
ルと、パッキンと、クランプタングとの間においてパッ
キンの全周囲に沿って完全な密封効果を維持することが
できるという利点を提供する。
この点に関して、クランプタングセグメントが傾斜面を
形成するように特別の配列及び形状を有するために、ク
ランプタングのいくつか、すなわち少なくとも1つのク
ランプタングを容易に内側へ押圧して、外側環状配列か
ら押出すことができ、従って、ケーブルに実際に著しい
クランプ効果が加えられるまでねじぶた又は袋ナットを
問題なく締付けることができるのは、もう1つの大きな
利点である。この現象は、両側面に楔に類似する傾斜面
を形成する少なくとも1つのクランプタングを外側環状
クランプタング配列における通常の位置から容易に変位
できることによるものであり、その結果、袋ナットをさ
らに締付けると、相当に大きな変形と重なり合い運動が
必要になると考えられるので、そのような締付けに対す
る環状クランプタング配列の通常の抵抗も減少される。
実際の抵抗力は、限定されたクランプ効果が達成された
とき、従って、ケーブルが実際に適正に密封され且つケ
ーブルねじ込継手の中にねじりを生じないように保持さ
れたときにのみ作業員により感じられる。
この点に関連して、螺合動作のごとく始めの段階で既に
周囲環状クランプタング配列から内側へ突出するクラン
プタングは、1つには、初期の段階の前進運動に起因し
て外側環状クランプタング配列に残っているクランプタ
ングの高さに対する高さの変化が有効ではあるが、ほと
んど重要ではない−以下にさらに詳細に説明される現象
−ために、第2には、パッキンの外側で作用するにもか
かわらず、内側へ押圧されるクランプタングがパッキン
を介してケーブルに変形力を加えるために、ケーブルへ
の食込みを阻止されることに注目すべきできる。
一方、作用クランプタングの高さの相違−クランプタン
グのいくつかは袋ナットの回転により内側へ押圧されて
いるが、その他のクランプタングは外側環状配列に残留
している−の結果、クランプ力、変形力及び保持力は軸
方向にも配分されるので、保持効果が増大し且つ密封及
びねじりに対する保護作用が完全に安全であるにもかか
わらず、単位表面当たりの絶対圧力は低下される。
特許請求の範囲第2項から第10項に指定される特徴は、
特許請求の範囲第1項により限定されるねじ込継手の有
利な発展形態及び改良を提供する。内側へ突出するそれ
ぞれのクランプタングが、たとえば、クランプされたケ
ーブルに作用する押圧力及び変形力のパターンが三角形
に似た形状となるように3つのクランプタングが120゜
の間隔をもって、傾斜面を形成し且つ両側面で同一方向
に使用する分割構成で設けられるように、環状クランプ
タング配列の円全体にわたり対称配分されて設けられる
と、特に有利な構成が得られる。
〔実施例〕
以下、添付の図面を参照して本発明の一実施例を詳細に
説明する。
本発明の基本概念は、中間連結部材の外側に同軸配列で
配置されるクランプタングの周囲環状の配列の中に、た
とえば、個々のクランプタングの間の分離溝穴の適切な
分割又は配列により、ねじぶた又は袋ナットが締付けら
れたときに、それらの個々のクランプタングがクランプ
されるケーブルと、それらの間にあるパッキンに向かっ
て内側へ押圧され、ケーブルに作用するクランプ効果が
感じられ始めたときに、直ちにケーブルが押圧されるか
又は非円形形状に変形されるように設計され且つその他
のクランプタングに対して配置される少なくとも1つ
の、好ましくはいくつかのクランプタングが設けられる
ことにある。この非円形形状は相補的である。すなわ
ち、ケーブルはその外側で中間パッキンの効果によって
この非円形形状をとり、ケーブル引込み部は袋ナットの
回転により得られる選択作用クランプタングの特定の位
置によって同じ相補非円形形状をとるので、望ましくな
いねじりは不可能になる。
従って、本発明は、袋ナットが螺合されるときに個々の
クランプタングを選択的に内側へ移動させ、その他のク
ランプタングの通常の環状配列から押出すそれぞれのク
ランプタングの分割及び/又は形状の特定の設計により
提供される想像しうる全ての可能性を含む。
第1図(a)及び第1図(b)は中間連結部材10を示
す。中間連結部材10は、この場合には連結部材と一体に
形成されるクランプタングと、袋ナットを取付けるため
の雄ねじ部11と、連結部材を適切な取付け面、ハウジン
グ仕切り壁、引込みケーブルなどに取付けるための雄ね
じ部12とを有する。中間連結部材は通常のように、連結
部材を取付け面に当接し、支持するための六角形の外側
取付けつば13を有する。中間連結部材10の−図面で見て
−上端部はクランプセグメント、クランプ歯又はクラン
プタング14として形成される。以下の説明においては、
クランプタングという表現のみを使用するものとする。
図示される実施例の場合、クランプタングは中間連結部
材10と一体に形成され、外面に、たとえば可撓性を高め
るための環状溝又は環状凹部15を有する。このような環
状凹部が形成されても、必要な強度はそのまま維持され
ることは自明である。クランプタングの内側に挿入さ
れ、クランプタングの高さに沿って延出する円筒形のパ
ッキン本体16は、輸送中に袋ナットが取付けられるとき
に、組立て前にあるクランプ効果により実質的に取外し
不可能なように所定の場所に保持される。実際には、ケ
ーブルねじ込継手全体は中間連結部材10と、パッキン本
体16と、第2図(a)及び第2図(b)に示される袋ナ
ット17とから構成される。袋ナットは、第2図(a)に
示されるように、雌ねじ部17aと、内径が小さくなって
ゆく過渡領域にあり、中間連結部材10に設けられるクラ
ンプタング14の上縁部に対して傾斜する環状の内面18を
形成するように内側へ向かってテーパする上縁部とを含
む従来の構成のものであっても良い。クランプタング1
4、さらに詳細にはその過渡領域19の上端部と、このよ
うにして形成される支持内面18の傾斜面との相互作用
は、袋ナット17が雄ねじ部11に螺合されるときにクラン
プタングが内側の、徐々に直径が小さくなる部分に圧接
されるという公知の効果を提供する。中間連結部材10の
取付けは用雄ねじ部11の長さと、袋ナットの雌ねじ部17
aの長さとは、環状の支持内面18がクランプタングに圧
力を加え始める前に袋ナットが中間連結部材上で何度も
回転され、それにより、ケーブルの締付け中にクランプ
タングとの間の相当に大きな力の相互作用が発生する前
に、多数の回転によって袋ナットが中間連結部材上に安
全に保持されるように選択される。
第1図(a)及び第1図(b)から明らかなように、そ
れぞれのクランプタングは互いに近接して配置され、溝
穴20により互いに分離されている。図示される実施例に
おいては、溝穴20は、密封引込みケーブルのパッキン本
体に関連してドイツ特許第2132951号に記載されるよう
な種類の傾斜溝穴の形態をとる。ただし、本発明によれ
ば、溝穴の分割、すなわち構成に関して、クランプタン
グの環状配列の周囲の一部分の円弧に沿って配置される
所定数の、全て同じ方向に傾斜する溝穴20a,20b,20c,20
dの次に、逆方向に傾斜する溝穴20e、すなわち、少なく
とも1つの特定の、いわゆる選択作用クランプタング21
eを形成する逆向きの分割部を設けることが特に重要で
ある。このような構成にすることにより、分割部、すな
わち溝穴20a,20b,20c,20dにより分離されるクランプタ
ング21a,21b,21c,21dについては公知の扇形重なり合い
効果が達成される一方で、特別の分割部を設けたため
に、第1図(b)の円の方向に見てすぐ次に続きクラン
プタング21eは、袋ナットが回転されるときに、内側に
向かう力、すなわち矢印Aにより指示される方向に作用
する力として明瞭に認識することができる力を受けるこ
とになる。その結果、この特定のクランプタング21e
と、周囲に沿って配分されるであろう別の選択作用クラ
ンプタングとは、袋ナットが螺合されるときに内側へ押
圧されるが、その他のクランプタングは袋ナットの支持
内面18と接触したままであり、共に径小部に向かって徐
々に移動される。選択的に圧力を受けるクランプタング
の中の3つのもの、すなわち、クランプタング配列の周
囲に沿って120゜の間隔で設けられるクランプタング21e
及び別のクランプタング21f,21gは、楔形の形状を有し
ているために、両側面に作用する内向きの圧力を受ける
ことは明らかであり、その結果、これらのクランプタン
グはその他のクランプタングの周囲環状配列からはず
れ、その他のクランプタングに対してスペースを提供す
る。そこで、その他のクランプタングのリングの直径は
大きな抵抗もなく縮小することができる。その間、選択
的に作用するクランプタング21e,21f,21gは、2つの隣
接するクランプタングにより同様に大きな抵抗もなく徐
々に内側へ圧接される。
実験によれば、袋ナットが螺合されたときに、クランプ
されたケーブル22に対する力と、正圧と、保持効果の第
4図に示されるような所期のパターンが実際に達成され
ることがわかっている。第4図から明らかなように、選
択作用クランプタング21e,21f,21gの変形効果によっ
て、ケーブル22の外面は三角形になっており、中間パッ
キン本体16によりケーブルから分離される環状クランプ
タング配列全体の内面も同様に三角形である。この三角
形は円形ではないので、ケーブルのねじれに対して確実
な保護効果を提供し、従って、大きな外部ねじりひずみ
の下であっても、ケーブルがケーブル引込み部の内部で
角位置を変えるような事態は完全に阻止される。
本発明によるケーブル引込み部の取付けは第3図に示さ
れるように実施される。取付けおために、まず、中間連
結部材の取付けつば13が取付け面23にその下方雄ねじ部
により螺合され、必要に応じて止めナット(図示せず)
により所定の位置に保持される。次に、ケーブル22又は
別の適切な縦長の要素が中間連結部材に通され、袋ナッ
ト17が取付けられ、ナットをさらに回転させるためにあ
る程度の力が必要になるまで締付けられる。この時点に
達したとき、ケーブルはケーブルの損傷を全く与えない
ように安全に引張り応力除去され、パッキン本体を介し
てねじりから保護され、周囲で完全に密封される。中間
連結部材と、締付けられたケーブルとの間で達成される
ねじりからの保護はクランプ効果、すなわち摩擦効果か
ら生まれたものではなく、たとえクランプ効果によると
しても、それに依存する割合はごく少ない。この保護効
果は、主に、このプロセスに関連する構成要素が円形で
ないこと、すなわち、歯がかみ合うように互いに係合す
るそれらの構成要素の確実な結合から得られる。
さらに、第1図(b)から明らかなように、内側へ移動
されるように配置されるタング配列の中の選択作用クラ
ンプタングが楔形に形成されているために、そのような
特別のクランプタングと直接隣接する他のタングも楔形
の形状となる。たとえば、第1図(b)のクランプタン
グ24について考える。この選択作用クランプでないクラ
ンプタングの2つの側面も同様に互いに対して傾形に傾
斜しているが、このタングは、袋ナットの傾斜する支持
内面18の作用により保持され、その他のクランプタング
21a,21b…と共に環状配列の中に維持される。これに対
し、選択作用クランプタング21e,21f,21gのみについて
は、内向きのある程度の移動の自由が得られる。
ねじ込継手の動きが容易であることに再び注目する−選
択作用クランプタングが傾形であることと、それらがそ
の他のクランプタングの環状配列からはずれることによ
り、クランプタングの環状配列の直径は大きな抵抗もな
く縮小されるので、袋ナットの螺合動作を徐々に困難に
する実際の抵抗力は、有効なクランプ/保持効果が得ら
れた後に始めて感じられる。
前述のように、本発明は、選択作用クランプタングが内
側へ移動するときに、ケーブルを非円形形状に変形させ
るという考え−その他の方法によっても得られる結果−
に基づいている。本発明の別の実施例によれば、クラン
プタングのいくつかは始めから他のクランプタングより
半径方向の幅が広いために、他のクランプタングより早
く傾斜する支持内面18と係合する。従って、これらのい
わゆる選択作用クランプタングはその他のクランプタン
グより早くクランプタングの環状配列から内側へ押出さ
れるので、その他のクランプタングの配列がその扇形分
割による重なり合いによって直径を徐々に縮小している
ときに、選択作用クランプタングは非円形形状を形成す
る。この場合にも、クランプタング、環状配列及びクラ
ンプされたケーブルを含む全体の非円形構成を容易に得
ることができる。さらに、生産という観点から、また、
問題なくあらかじめ組立てることができるという理由か
ら、第1の構成の方が好ましいと考えられる。また、半
径方向の幅が広い選択作用クランプタングを使用する場
合には、分割の構成は決定的な重要性をもたなくなる。
この場合、まず、半径方向に幅の広いクランプタングの
みが、袋ナットの支持内面18がその他のクランプタング
と接触して、それらを内側へ圧接するまで内側へ屈曲さ
れるので、クランプタングの間隔をさらに広げて配置し
て良い。この場合、タング間の溝穴は傾斜するか又は半
径方向の直径に沿って延出するかのいずれであっても良
い。
明細書及び添付の特許請求の範囲に記載され且つ図面に
示される全ての特徴は、単独で又は何らかの所望の組合
せで本発明には不可欠のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び第1図(b)は、本発明によるケーブ
ル引込み部の中間連結部材の一実施例を示す部分断面図
及び平面図、 第2図(a)及び第2図(b)は、ねじぶた又は袋ナッ
トの平面図及び部分断面側面図、 第3図は、ケーブルが内部にクランプされ、適切な取付
け面に取付けられた本発明によるケーブルねじ込継手の
側面図、及び 第4図は、本発明の分割構成により達成されるクランプ
効果及びねじりに対する保護効果と、選択作用クラスプ
タングの内側への突出とを明瞭に見ることができるよう
にケーブルの上端部を取除いた第3図のケーブルねじ込
継手の平面図である。 10……中間連結部材、14……クランプタング、16……パ
ッキン本体、17……袋ナット、20a,20b,20c,20d,20e…
…溝穴、21a,21b,21c,21d……クランプタング、20e,21
f,21g……選択作用クランプタング、22……ケーブル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密封体(16)と、袋ナット(17)とを有す
    る中空円筒形の中間連結部材(10)を含み、前記中間連
    結部材(10)は、環状クランプタング配列を形成する同
    軸に配置される複数のクランプタング(21a,21b,・・
    ・)を有し、前記クランプタングは、袋ナット(17)が
    螺合されるときに、密封体(16)を内側へ、取付けられ
    たケーブル、線路又はホースに対して圧接するように構
    成されたプラスチックねじ込継手において、 環状クランプタング配列を形成する複数のクランプタン
    グ(21a,21b,・・・)は半径方向に関して傾斜した溝穴
    (20a,20b,・・・)によって分割されかつ隣接して配置
    されており、選択された少なくとも1つのクランプタン
    グ(21e,21f,21g)は両側が半径方向に関し互いに逆方
    向に傾斜しており、袋ナット(17)が圧力を加え始める
    ときに、前記選択された少なくとも1つのクランプタン
    グが、取付けられたケーブル(22)に向かって環状クラ
    ンプタング配列から内側へ押出されるように形成され、
    それにより、ケーブルと環状クランプタング配列との間
    に非円形関係が得られることを特徴とするプラスチック
    ねじ込継手。
  2. 【請求項2】選択された少なくとも1つのクランプタン
    グ(21e,21f,21g)は、環状クランプタング配列のその
    他のクランプタングより半径方向に広い幅を有し、袋ナ
    ット(17)が圧力を加え始めたとき、その圧力は、ま
    ず、半径方向に幅の広いクランプタングにのみ作用し、
    その結果、環状クランプタング配列の全てのクランプタ
    ングが作用係合した後、半径方向に幅の広いクランプタ
    ングは環状クランプタング配列から内側へ突出して、取
    付けられたケーブル(22)の形状を相補する非円形構成
    を形成する特許請求の範囲第1項記載のプラスチックね
    じ込継手。
  3. 【請求項3】複数のクランプタング(21a,21b,・・・)
    は、前記環状クランプタング配列を形成するために、中
    空円筒形の中間連結部材(10)と一体に且つそれと同軸
    に形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のプラスチックねじ込継手。
  4. 【請求項4】複数のクランプタング(21a,21b,・・・)
    は、互いに近接して配置され、対応する直径に対して傾
    斜する溝穴(20a,20b,・・・)により分離され、所定数
    のそのような溝穴の次に、同じ角度ではあるが逆方向に
    傾斜する溝穴(20e)が設けられ、2つのそのような逆
    向きの溝穴の間に配設される選択されたクランプタング
    (21e,21f,21g)ごとに楔形の形状が得られ、この形状
    によって、選択されたクランプタングは、袋ナットが圧
    力を加え始めたときに、内側へ圧接されて、環状クラン
    プタング配列から押出されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のプラスチックねじ込継手。
  5. 【請求項5】選択された3つのクランプタング(21e,21
    f,21g)は環状クランプタング配列の周囲に沿って120度
    の等しい間隔で配置されることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載のプラスチックねじ込継手。
  6. 【請求項6】全てのクランプタング(21a,21b,・・・)
    は軸方向に延出する中間挿入環状パッキン(16)を介し
    て取付けられたケーブル(22)に作用することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のプラスチックねじ込継
    手。
  7. 【請求項7】ケーブル(22)に作用する選択されたクラ
    ンプタング(21e,21f,21g)の内面は環状クランプタン
    グ配列のその他のクランプタングの作用面に対して低い
    位置にあるため、半径方向に押圧面積がさらに拡大され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラス
    チックねじ込継手。
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