JPS61291351A - 巻き管を締付け固定するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ピンの周囲に配置された、保持器内で半径方
向に調節可能な管セグメント状の多数の締付は部材と、
ピンの局面と締付は部材の内面との間に配置された支持
部材とを有し、前記締付は部材の外面が締付は力を伝達
するように形成されている巻き管、特に巻取紙又は類似
の帯状材料を支持する巻き管を締付は固定するための装
置に関する。

従来の技術 このような形式の締付は装置は次のように機能する。即
ち、ピンにトルクが及ぼされたばあいに支持部材を介し
て締付は部材が半径方向で外向に締付は位置に移動させ
られかつ反対の回動力向で再び出発位置に戻されるよう
に機能する。

従来公知の締付は装置のばあい締”付は部材の外面は甲
し分なく滑らかに形成されているか又はのこ歯状の刻み
目を備えている。表面が滑らかであるばあいには、厚紙
スリーブとして形成された締付は固定される巻き管の円
面は破壊することもなく、又摩滅することもないけれど
も、所要の制動力をほとんど伝達できないという著しい
欠点が生ずる。

これに対して例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第３
３２９３３０号明細書による締付は装置から公知である
ようなのこ歯状の刻み目のばあいには、刻み目が巻き管
の内表面に押し込まれることによって申し分のない形状
接続的な結合が得られ、ひいてはトルクを申し分なく伝
達できるというオＵ点をもたらすけれども、制動力を伝
達するばあいに巻き管が極めて頻繁に摩滅させられひい
ては破壊されるという欠点が生ずる。更に締付は部材と
巻き管の内表面との間のこのようなすり合せによって、
転勤過程後に巻き管の解雅が著しく困難であるように、
結合部は強烈にかみ合うようになる。のこ画状の刻み目
のばあいの巻き管の内表面の摩滅破壊は、巷き管内に尖
端部が食い込んだばあいに巻き管の内表面に過度に高い
局所的な応力が生ぜしめられることに起因しておシ、こ
のような応力は、刻み目の尖端部が極めて密接して配置
されていることによって一層重畳さｎる。巻き管の内表
面におけるこのような局所的な応力ビークおよび重畳さ
れた応力ビークはしばしば巻き管の許容応力値を上回り
ひいては巻き管を破壊するようになる。この負荷に更に
トルクが重畳されたばあいには、巻き管の負荷は更に増
大し、このばあい極めて迅速に巻き管が上述のように摩
滅破壊するようＫなる。

更に回動可能なピンが等辺多角形の横断面叢びにピン表
面内の溝を有し、該溝内に溝の底部横断面形状に適合し
た接触面を備えた支持部材が係合している。このような
締付はヘッドのばあい支持部材の接触面の球状構成もし
くは面状構成によってピン、締付は部材および支持部材
自体の負荷が双少されるけれども、このよ５な締付は装
置を製作するために極めて著しい費用をかけねばならず
、従って多角形横断面を有するピンは憶めて高価になり
、しかも、支持部材の接触面を有利には凹面状に形成し
かつピンの溝底部の成形形状に正確に適合させる必要が
ある。

発明が解決しよ５とする問題点 本発明のＲ題は、冒頭九述ぺた形式の装置を改良して、
−面ではトルクを申し分なく伝達できかつ他面では不都
合に高い応力ピークによる締付は固定しようとする巻き
管の損傷が回避され、更に、簡単かつ安価に構成できる
と同時に申し分のない支持能力を有しかつ摩耗しにくく
ひいては長い耐用寿命を有するようにすることにある。

問題点を解決するための手段 前記課題は、締付は部材の外面に、互いに比較的大きな
間隔をおいて配置された円弧面を有する隆起部が設けら
れていることによって解決された。

実施例 第１図および第２図で図示された締付は装置はフランジ
付きピンとして構成されたピン１を有していて、このピ
ンのフランジ２内には、ピン１を図示されていない装置
に固定するために、固定ねじ３が嵌め込まれている。ピ
ン１を取り囲む保持器４０環状部分とピン１のフランジ
２との間には、発生する軸方向力を吸収するために、ス
ラスト軸受け５が配置されている。特に第１図から明ら
かなように、保持器の周囲に亘って分配された窓状の切
欠き６が設けられていて、該切欠き内に管セグメント状
の締付は部材７が嵌め込まれている。締付は部材７は引
張りばねとして構成されたリングばね８．９によって保
持器４内に保持されている。保持器４自体は案内板１１
と固定ねじ１２とによってピン１の端面に固定されてい
る。

締付は部材７とピン１との間（（は支持部材１３が配置
されていて、該支持部材は半球状に形成された面によっ
てこれに形状を適合させて半球状に締付は部材γの内面
内に設けられた凹所１５内に挿入されていてかつピンに
面した側で平らな接触面１６を有している。この接触面
によって支持部材１３はそれぞれ対で互いに平行にのび
るピン１の側面１１に接触している。

ピン１にトルクが及ぼされたばあいには締付は部材７は
支持部材１３を介して半径方向で外向きに移動させられ
かつこのようにして巻き管（図示せず）の固定が行なわ
れる。

横断面をほぼキャップ状に形成された支持部材はピン１
のあらゆる回動位置で支持部材１３と一方はピン１およ
び他方は締付は部材７との間で面接触を保証しかつその
球状の構成に基づいて締付は部材Ｔの側でおよびこの締
付は部材内に設けられた、支持部材１３用の凹所１５の
側で玉継手結合部を形成し、この玉継手結合部によって
締付は部材にピンゴの＠線を中心としたある程度の旋回
運動が与えられる。

応力ピークを生ぜしめることなしに正確な締付は固定を
行なうことができるようにするために、締付は部材７の
縦側範囲で締付は部材７の外面１８に円弧面を有する隆
起部１９が設けられ〜ている。このばあいウェブ状もし
くは条片状に形成された隆起部１９は、その頂面を介し
て描かれる直径がそれぞれ締付は固定される巻き管の内
径よりもわずかばかジ太きいよ５に配置されている。こ
れによって、巻きＵ内に挿入した直後にすでに隆起部１
９が巻き管の内表面内に押し込まれひいては締付は部材
７と巻き管との間の形状接続的な結合が生ぜられるよう
になる。更に隆起部１９の頂面を成す曲率半径ｒ１の中
心点は締付は部材７の対称線２１と２５゜の角度を成し
てのびる線２２上に位置、している。

更に隆起部１９の頂面は隆起部の両側で彎曲した移行面
によって締付は部材７の外面１８に移行していて、この
ばあいそれぞれ移行面の曲率半径ｒ２は頂面の曲率半径
ｒ１のほぼ２倍の大きさである。

締付は部材γの外面１８に設けられｆｃ隆起部ｒ／ｉ連
続的に締付は部材７の全長に亘ってのびているが、断続
的にのびていてもよいので、多数の節状の隆起部１９を
相前後して締付は部材γの同じ縦側に設けることができ
る。

極めて硬い巻き管内表面のばあい締付は装置もしくは締
付はヘッドを容易に挿入できるようにするために有利に
は、隆起部ｔ−縦方向でいくらか上向きに傾けることが
できる。

締付は装置の組立ては次のようにして行なわれる。即ち
、締付は部材７が締付は部材７の凹所内に支持部材１３
を間挿してピン１にかぶせ低められてリングばね８．９
によって半径方向で固定され、次いで保持器４がピン１
にかぶせられて案内板１１を介して固定ねじ１２によっ
てピン１に固定される。

発明の作用効果 本発明による円弧面を有する隆起部によって、局所的な
応力ピークが著しく減少させられかつ巻き管内に生ぜし
められた力が申し分なく周囲に分配されるようになる。

個々の隆起部の間隔が十分大きく遇ばれることによって
、巻き管に２いて負荷が重畳されることがなくなる。

本発明の有利な実施態様では、隆起部がウェブ状もしく
は乗片状に形成されていてかつ締付は部材の縦側の近く
に配置されている。このばあい隆起部の頂面を介して描
かれる直歯がそれぞれ締付は固定される巻き盲の内径よ
りもわずかばか９大きくされている。このよ５なオーバ
ーサイズによって巻き管内に挿入したばあいに、すでに
隆起部が巻き管内表面内に押し込まれひいては締付は部
材と巻き管との間で形状接続的な結合を生ぜしめるよう
になる。締付は装置の操作時に締付は部材が半径方向で
外向きに移動させられたばあいには、隆起部釦よる巻き
管内表面の変形に基づいて締付は部材と巻き管との間の
相対運動が阻止され、隆起部はそのストッパまで深く巻
き管内に押込まれひいては申し分なく形状接続的な結合
を生せしめる。

実施から明らかなように、オーバーサイズの隆起部を有
する締付は装置は虐めて甲し分なぐ巻き・Ｒ内に挿入さ
れ、このばあい締付は部材が拡張したばあいに隆起部は
極めて申し分なく巻き管材料内に押込まれかつ締付は部
材と巻き管とを申し分なく形状接続的に結合せしめるの
で、トルクによって負荷されたばあいにこのよ５な形状
接続的な結合によって相対運動が阻止され、これにより
巻き管が摩直して破壊することが回避される。史に姉付
は部材と巻き管とは、転動過程後巻き管が締付は装置か
ら解離できないように強烈にかみ合うことない。

更に、隆起部の頂面の彎曲経過に相応する曲率半径の中
心点が締付は部材の対称線とほぼ２０°乃至３０°、有
利には２５°の角度を成してのびる線上に配置されてい
てかつ更に頂面を成す曲率半径が所定の形式で形成され
ていてしかも頂面が移行面によって締付は部材の外面に
移行している。

高い支持能力および長い耐用寿命を得るために本発明の
実施態様では、ピンの、廣断面が多角形に、有利には正
方形に形成されていてかつ支持部材の接触面がそれぞれ
対で互いに平行にのびるピン側面に接触する平らな面と
して形成されている。このようにして支持部材用の、従
来必要であったピン横断面内の溝が省かれた。何故なら
ば支持部材は平らな面（／ｉｌ：よってピンの側面に直
接接触するからである。これによって締付は装置ｌを著
しく量率かつ安価に製作できるばかりでなく、ピンのあ
らゆる回動位置でピンと支持部材との面接触が得られる
。従来の多角形に類似したピンに比して本発明のピンの
多角形形状によって、締付はヘッドを解離する際に大き
な迎え角に基づいて締付は部材とピンとの間で膠着が生
ずることがないという利点が得られる。

更に有利な実施態様では、支持部材は横断面をほぼキャ
ップ状に形成されている。力を導びぐ部材としてのその
機能においてこのように形成された支持部材はピンとの
面接触に基づき並びに締付は部材に対する球状の支え部
との面接醒に基づき大きな力を互いに接触する構成部材
に申し分なく分配できるという利点をもたらす。

支持部材の球状部分とこれに形状を適合して形成された
、締付は部材内面の凹所とによって生ぜしめられる球面
座は同時に締付は部材とピンとの連結枢清部を成すので
、構成部材が移動したばあいに膠着が生ずることはない
。

前記締付は装置によって最大負荷を伝達できるようにす
るために有利にはピンの表面はボリシング加工および硝
酸処理されている。

更に案内のために有利には、横断面でみてぎンの角隅部
が丸みを付けられて形成されていてン かつｊランジ付きピンとして構成されたピンがフ ２ランジと保持器の環状部分との間でスラスト軸受けを
備えている。このような構成によって同様に最大負荷を
吸収もしくは伝達できるようになる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は本
発明による締付は装置の第２図丁−■線に沿った断面図
、第２図は第１図■−■線に沿った断面図、第６図は締
付は装置の締付は部材を示す図、第４図は第３図■−線
に沿った拡大断面図である。 １・・・ピン、２・・・７ランゾ、３．１２・・・固定
ねじ、４・・・保持器、５・・・スラスト軸受け、６・
・・切欠き、γ・・・締付は部材、８．９・・・リング
ばね、１１・・・案内板、１３・・・支持部材、１４・
・・内面、１５・・・凹所、１６−・・接触面、１γ・
・・側面、１８・・・外面、１９・・・隆起部、２１・
・・対称線、２２・・・線。 →←■　　　　　　４用 １８、外面 第２図 １、ごン ４　保持器 乙婦付ｃ丁部材 １３、支持部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ピン（１）の周囲に配置された、保持器（４）内で
   半径方向に調節可能な管セグメント状の多数の締付け部
   材（７）と、ピンの周面と締付け部材の内面との間に配
   置された支持部材（１３）とを有し、前記締付け部材の
   外面が締付け力を伝達するように形成されている、巻き
   管を締付け固定するための装置において、前記締付け部
   材（７）の外面（１８）に、互いに比較的大きな間隔を
   おいて配置された円弧面を有する隆起部（１９）が設け
   られていることを特徴とする、巻き管を締付け固定する
   ための装置。 ２、隆起部（１９）の頂面を介して描かれる直径がそれ
   ぞれ締付け固定される巻き管の内径よりもわずかばかり
   大きくされている特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３、隆起部（１９）がウエブ状に形成されていてかつ締
   付け部材（７）の縦側の近くに配置されている特許請求
   の範囲第１項又は第２項記載の装置。 ４、隆起部（１９）の頂面の彎曲経過に相応する曲率半
   径（ｒ１）の中心点が締付け部材 （７）の対称線（２１）とほぼ２０°乃至 ３０°の角度を成してのびる線（２２）上に位置してい
   る特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項
   記載の装置。 ５、隆起部（１９）の頂面が両側で彎曲した移行面によ
   つて締付け部材（７）の外面（１８）に移行している特
   許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１項記載
   の装置。 ６、移行面の曲率半径（ｒ２）が隆起部（１９）の頂面
   の曲率半径（ｒ１）のほぼ２倍の大きさである特許請求
   の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の装置
   。 ７、ウエブ状の隆起部（１９）が縦方向でいくらか上向
   きに傾斜している特許請求の範囲第１項から第６項まで
   のいずれか１項記載の装置。 ８、ピン（１）の横断面が多角形に形成されていてかつ
   支持部材（１３）の接触面（１６）がそれぞれ対で互い
   に平行にのびるピン側面（１７）に接触する平らな面と
   して形成されている特許請求の範囲第１項から第７項ま
   でのいずれか１項記載の装置。 ９、支持部材（１３）の横断面がほぼキヤツプ状に形成
   されている特許請求の範囲第１項から第８項までのいず
   れか１項記載の装置。 １０、ピン（１）の表面がポリシング加工および硝酸処
   理されている特許請求の範囲第１項から第９項までのい
   ずれか１項記載の装置。 １１、横断面でみてピン（１）の角隅部が丸みを付けら
   れて形成されている特許請求の範囲第１項から第１０項
   までのいずれか１項記載の装置。 １２、フランジ付きピンとして構成されたピン（１）が
   フランジ（２）と保持器（４）の環状部分との間にスラ
   スト軸受け（５）を備えている特許請求の範囲第１項か
   ら第１１項までのいずれか１項記載の装置。