JPS62138481A - 5,6−ジフルオロウラシル誘導体およびその製法 - Google Patents
5,6−ジフルオロウラシル誘導体およびその製法Info
- Publication number
- JPS62138481A JPS62138481A JP27949685A JP27949685A JPS62138481A JP S62138481 A JPS62138481 A JP S62138481A JP 27949685 A JP27949685 A JP 27949685A JP 27949685 A JP27949685 A JP 27949685A JP S62138481 A JPS62138481 A JP S62138481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- derivative
- formula
- fluorine
- reaction
- difluorouracil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、抗癌剤や抗ウィルス剤として期待することが
できる新規含フツ素ウラノル誘導体とその製法に関する
。
できる新規含フツ素ウラノル誘導体とその製法に関する
。
〔従来の技術]
5位に水素を有するウラノル誘導体とフッ素を反応させ
ると、5位の水素がフッ素で置換され、抗癌剤や抗ウィ
ルス剤として利用することができる5−フルオロウラツ
ル誘導体が生成することは本技術分野でよく知られてい
る。この反応において、5位にフッ素、6位に求核剤が
付加した化合物あるいは5位および6位にフッ素が付加
した化合物が反応中間体として存在するといわれている
が、いずれの反応中間体も化学的に安定なものではなく
、前とのものはわずかに単離されたイダ目まあるが、後
者のものが単離された例はない(テトラヘドロン・レタ
ーズ、21巻、4605〜46o6頁、1980年参照
)。
ると、5位の水素がフッ素で置換され、抗癌剤や抗ウィ
ルス剤として利用することができる5−フルオロウラツ
ル誘導体が生成することは本技術分野でよく知られてい
る。この反応において、5位にフッ素、6位に求核剤が
付加した化合物あるいは5位および6位にフッ素が付加
した化合物が反応中間体として存在するといわれている
が、いずれの反応中間体も化学的に安定なものではなく
、前とのものはわずかに単離されたイダ目まあるが、後
者のものが単離された例はない(テトラヘドロン・レタ
ーズ、21巻、4605〜46o6頁、1980年参照
)。
本発明打らは、1¥定の置換基を1および5位に有する
ウラノル誘導体とフッ素を反応させたところ、化学的に
安定な5.6−ジフルオロ化合物が生成することを見出
し本発明に到達した。
ウラノル誘導体とフッ素を反応させたところ、化学的に
安定な5.6−ジフルオロ化合物が生成することを見出
し本発明に到達した。
本発明の目的は、抗癌剤や抗ウィルス剤として期待する
ことができる新規含フツ素ウラノル誘導体とその製法を
提供することである。
ことができる新規含フツ素ウラノル誘導体とその製法を
提供することである。
本発明の要旨は、弐:
□
(式中、R1はノアノ基またはカルボキシル基、R2は
オキソラン誘導体または炭素数1〜9のアルキル基、R
3は水素または炭素数2〜10のアシル基を示す。)で
表わされる5、6−ジフルオロウラシル誘導体、および
式: (式中、R’ 、R”およびR3は前記と同じ、、)で
表わされるウラノル誘導体とフッ素を反応させることか
らなる式: (式中、R’ 、R”およびR3は前記と同し。)で表
わされる5、6−ジフルオロウラシル誘導体の製法に存
する。
オキソラン誘導体または炭素数1〜9のアルキル基、R
3は水素または炭素数2〜10のアシル基を示す。)で
表わされる5、6−ジフルオロウラシル誘導体、および
式: (式中、R’ 、R”およびR3は前記と同じ、、)で
表わされるウラノル誘導体とフッ素を反応させることか
らなる式: (式中、R’ 、R”およびR3は前記と同し。)で表
わされる5、6−ジフルオロウラシル誘導体の製法に存
する。
本発明の反応では、フッ素は、通常のフッ素化反応と同
様、窒素、ヘリウム等の不活性気体で希釈して使用する
。希釈割合は、通常フッ素/不活性気体(体積比)=1
/100〜l/1、好ましくは1 /20〜115であ
る。
様、窒素、ヘリウム等の不活性気体で希釈して使用する
。希釈割合は、通常フッ素/不活性気体(体積比)=1
/100〜l/1、好ましくは1 /20〜115であ
る。
本発明の反応の反応温度は、通常−100〜50’C1
好ましくは一70〜30℃である。
好ましくは一70〜30℃である。
本発明の反応において、原料のウラシルE’A R体と
フッ素の反応モル比は、通常ウラツル誘導体lに対しフ
ッ素1−10、好ましくは1〜2である。
フッ素の反応モル比は、通常ウラツル誘導体lに対しフ
ッ素1−10、好ましくは1〜2である。
本発明の反応では、通常反応媒体を使用する。
反応媒体としては、例えば#、酸、プロピオン酸等
−の低級カルボン酸等が挙げられる。
−の低級カルボン酸等が挙げられる。
且聚炭
式:
%式%
で表わされる化合物337mg(Immo+)を40m
1の氷酢酸に溶解させ、攪拌しながら10容量%に窒素
で希釈したフッ素ガスを55m1/minの流速で5分
間吹き込んだ(フッ素1 、2mmo Iに相当)。反
応中、混合物は、10〜30℃に保った。
1の氷酢酸に溶解させ、攪拌しながら10容量%に窒素
で希釈したフッ素ガスを55m1/minの流速で5分
間吹き込んだ(フッ素1 、2mmo Iに相当)。反
応中、混合物は、10〜30℃に保った。
その後、2〜3分間室温で窒素を吹き込み攪拌を続けた
。
。
反応混合物に炭酸カルシウム500mgを加え、室温で
20分間撹拌し、固体を濾別し、濾液を減圧下50℃で
乾固させた。得られた固体を2mlのジクロロメタンに
溶解させ、ノリ力ゲル力ラム(ワコーケルC−200、
溶出液、クロロホルム/メタノール=20/l)でII
7製した。乾燥型5(280mg (、収t・79%)
の式: %式% で表わされる5、6−ジフルオロウラシルjA 5体を
得た。下に核磁気共明分析(’Hおよび1gF NM
R)の結果を示す。
20分間撹拌し、固体を濾別し、濾液を減圧下50℃で
乾固させた。得られた固体を2mlのジクロロメタンに
溶解させ、ノリ力ゲル力ラム(ワコーケルC−200、
溶出液、クロロホルム/メタノール=20/l)でII
7製した。乾燥型5(280mg (、収t・79%)
の式: %式% で表わされる5、6−ジフルオロウラシルjA 5体を
得た。下に核磁気共明分析(’Hおよび1gF NM
R)の結果を示す。
’HNMR(i8媒 : CDCf、 )δ(pp
m); 2.18(611,s、−0CII:l)、2
.48 (211,m、 2’−CIh)、4.32
(211,br、s、 5’−CIlz)、4.40
(ltl、 m、 4°−Cll)、5.24 (II
l、 m、 3’−C1l)、6.20 (IIl、
m、 l’−C1l)、6.70 (ltl、d、d
、 J=411z、5511z、 G−H)、7.
70 (III、 br。
m); 2.18(611,s、−0CII:l)、2
.48 (211,m、 2’−CIh)、4.32
(211,br、s、 5’−CIlz)、4.40
(ltl、 m、 4°−Cll)、5.24 (II
l、 m、 3’−C1l)、6.20 (IIl、
m、 l’−C1l)、6.70 (ltl、d、d
、 J=411z、5511z、 G−H)、7.
70 (III、 br。
S 、3−1111)
19F NMR(?容媒:CDCJi、)リフル」口
酢酸標準) δ(ppm);72.5 (IP、 d、d、d、
J=5511z、2011z、411z。
酢酸標準) δ(ppm);72.5 (IP、 d、d、d、
J=5511z、2011z、411z。
6−F)、96.9 (IP、 d、d、 J=
20tlz、4Hz、5−F)週工I県逃 前記調製した本発明の5,6−ジフルオロウラシル誘導
体について、腫瘍細胞(L−1210)の細胞増殖抑制
試験をおこなったところ、20μg / m 1の/農
変で90%以上の抑制効果を示した。
20tlz、4Hz、5−F)週工I県逃 前記調製した本発明の5,6−ジフルオロウラシル誘導
体について、腫瘍細胞(L−1210)の細胞増殖抑制
試験をおこなったところ、20μg / m 1の/農
変で90%以上の抑制効果を示した。
本発明の製法では、1および5位に特定の置換基を有す
るウラシルHA 導体を原料にするので、従来得ること
ができなかった5、6−ジフルオロウラシルMA 5体
を得ることができる。また、得られた5゜6−ジフルオ
ロウラシル誘導体は、抗癌剤、抗ウィルス剤として期待
することができるものである。
るウラシルHA 導体を原料にするので、従来得ること
ができなかった5、6−ジフルオロウラシルMA 5体
を得ることができる。また、得られた5゜6−ジフルオ
ロウラシル誘導体は、抗癌剤、抗ウィルス剤として期待
することができるものである。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はシアノ基またはカルボキシル基、R^
2はオキソラン誘導体または炭 素数1〜9のアルキル基、R^3は水素ま たは炭素数2〜10のアシル基を示す。) で表わされる5,6−ジフルオロウラシル誘導体。 2、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はシアノ基またはカルボキシル基、R^
2はオキソラン誘導体または炭 素数1〜9のアルキル基、R^3は水素ま たは炭素数2〜10のアシル基を示す。) で表わされるウラシル誘導体とフッ素を反 応させることからなる式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2およびR^3は前記と同じ。) で表わされる5,6−ジフルオロウラシル誘導体の製法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27949685A JPS62138481A (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 5,6−ジフルオロウラシル誘導体およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27949685A JPS62138481A (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 5,6−ジフルオロウラシル誘導体およびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62138481A true JPS62138481A (ja) | 1987-06-22 |
Family
ID=17611856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27949685A Pending JPS62138481A (ja) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | 5,6−ジフルオロウラシル誘導体およびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62138481A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4847366A (en) * | 1986-08-05 | 1989-07-11 | Daikin Industries Ltd. | 5-fluorouridine derivative and preparation of the same |
JPH049839U (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-28 |
-
1985
- 1985-12-12 JP JP27949685A patent/JPS62138481A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4847366A (en) * | 1986-08-05 | 1989-07-11 | Daikin Industries Ltd. | 5-fluorouridine derivative and preparation of the same |
JPH049839U (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0115248B1 (de) | Substituierte 5H-Pyrimido(5,4-b)indole | |
JPS633854B2 (ja) | ||
DE1695839A1 (de) | Neue Derivate des D-6-Methylergolin(I) und Verfahren zur Herstellung derselben | |
JPS62138481A (ja) | 5,6−ジフルオロウラシル誘導体およびその製法 | |
Morozowich et al. | Prostaglandin prodrugs I: Stabilization of dinoprostone (prostaglandin E2) in solid state through formation of crystalline C1‐phenyl esters | |
JP2663105B2 (ja) | 14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオン水和物結晶及びその製造法 | |
US4355166A (en) | Quinuclidinic ester and derivatives of phenoxycarboxylic acids | |
JPH03279348A (ja) | 2,4,5―トリフルオロ―3―アルコキシ安息香酸の製造方法 | |
JPH03258783A (ja) | 3―ホルミルセフエム誘導体の製造法 | |
JP3078642B2 (ja) | 農薬の中間体の製造方法 | |
JPH0681744B2 (ja) | 2,4−ジオキシキノリン誘導体の製造方法 | |
JPS5929595B2 (ja) | ピリミジン誘導体の製法 | |
JPS604190A (ja) | セフアロスポリン誘導体の製法 | |
US4997972A (en) | 2-acylamino-5-halogenated-cinnamic acid derivative and method for its production | |
JPS6256499A (ja) | α,α−トレハロ−スエ−テル誘導体 | |
JPS6322577A (ja) | t−ブチルエルゴリン誘導体 | |
JPH0366698A (ja) | ベンゾ[a]フェナジン誘導体 | |
KR960010351B1 (ko) | 벤즈옥사진 유도체의 제조방법 | |
JPH03236361A (ja) | 2−アシルアミノ桂皮酸誘導体の製造法 | |
JPH02145564A (ja) | プロピオン酸誘導体の製造方法 | |
KR810001090B1 (ko) | 1-아자크산톤-3-카르복실산 유도체의 제조방법 | |
JPS6124568A (ja) | ジヒドロピリジンエステルの製造法 | |
JPH01238548A (ja) | ナフタレン―1,4,5,8―テトラカルボン酸テトラアルキルエステルの製造方法 | |
JPS59176258A (ja) | ピリジン誘導体 | |
JPS6043067B2 (ja) | 2‐アルコキシインドリジン誘導体およびその製法 |