JPS62137130A - プレス加工用材料の送り装置におけるリリ−シング制御装置 - Google Patents

プレス加工用材料の送り装置におけるリリ−シング制御装置

Info

Publication number
JPS62137130A
JPS62137130A JP27790685A JP27790685A JPS62137130A JP S62137130 A JPS62137130 A JP S62137130A JP 27790685 A JP27790685 A JP 27790685A JP 27790685 A JP27790685 A JP 27790685A JP S62137130 A JPS62137130 A JP S62137130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
feeding device
command
time
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27790685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0236336B2 (ja
Inventor
Takeshi Orii
折井 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orii KK
Original Assignee
Orii KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orii KK filed Critical Orii KK
Priority to JP27790685A priority Critical patent/JPS62137130A/ja
Publication of JPS62137130A publication Critical patent/JPS62137130A/ja
Publication of JPH0236336B2 publication Critical patent/JPH0236336B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、プレス加工用材料の送り装置におけるリリ
ーシング制御装置に関する。
(従来の技術) 一般に、プレス加工は一行程で完成する事が少なく、複
数工程を経て完成品となる。順送りプレス加工型(プロ
グレッシブプレス型)のプレス機では、複数工程のプレ
ス加工を同時に行なえるようになっており、送り装置に
より間欠送りされた材料を、工程順に加工する。
ところで、上記間欠送りの際に送り量に誤差が生じるた
め、そのままでは高精度のプレス加工を行なうことがで
きず、材料を位置修正する必要がある。すなわち、上型
に支持されたポンチによりパイロット孔をプレス加工用
材料に所定間隔(理想送り量に相当する)おきに形成す
る。そして、上型に上記ポンチから上記所定間隔離れて
支持されたパイロットピンを、パイロット孔に挿入する
ことにより、材料の位置修正を行なう。
上記パイロットピンによる位置修正は、上型の下降によ
るプレス加工の直前に行なわれるが、この位置修正が行
なわれる前に、送り装置では、材料の保持を解除(リリ
ーシングルでいなければならない。また、プレス加工工
が終了して、パイロットピンがパイロット孔から抜ける
までに再び材料を保持していなければならない。
従来では、上記のように送り装置における材料の保持解
除および保持は、次のようにして制御されていた。すな
わち、プレス機のクランクシャフトに連動するカムスイ
ッチが設けられており、クランクシャフトの回動に伴な
ってON、OFFするようになっている。送り装置では
、カムスイッチからのON、OFF信号に基づいて材料
の保持解除および再保持を行なうが、この場合、送り装
置が信号を受けてから実際に保持解除または再保持を達
成するまで、作動遅れ時間が存する。したがって、この
作動遅れ時間を見込んで、上記カムスイッチの作動点を
決定しなければならない。そこで、従来では、上記作動
遅れ時間を正確に計測することなく、プレス機を何度も
運転して、試行錯誤を繰り返しながら、カムスイッチの
作動点を決定していた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のリリーシング制御手段では、カムスイッチの作動
点を試行錯誤によって決定するため非常に手間がかかっ
た。また、プレス機のプレス回数7分を変えたとぎ、換
言すればクランクシャフトの回転速度を変えたとぎには
、再度、カムスイッチの作動点を試行錯誤により決定し
なければならなかった。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、その要旨は、プレス加工用材料を保持してプレス機へ
送り、プレス機で材料を位置修正してプレス加工する際
に保持状態を解除し、この後再び材料を保持して送る装
置における上記保持解除および再保持を制御するための
リリーシング制御装置であって、(イ)プレス機の駆動
シャフトの回動角度を検出する検出器と、(ロ)送り装
置の作動遅れ時間を見込んで、送り装置に保持解除指令
と再保持指令を出力すべき時点にそれぞれ対応する駆動
シャフトの回動角度を演算し、上記検出器からの検出角
度が、上記演算角度に一致した時に、それぞれ保持解除
指令および保持指令を送り装置に出力するコンピュータ
とを備えたことを特徴とするプレス加工用材料の送り装
置におけるリリーシング制御装置にある。
(作用) コンピュータにより、送り装置の作動遅れ時間を見込ん
で、送り装置に保持解除指令と保持指令を出力すべき時
点にそれぞれ対応する駆動シャフトの回動角度を演算し
、検出器によって検出される実際の駆動シャフトの検出
角度が、上記演算角度に一致した時に、それぞれ保持解
除指令および保持指令を送り装置に出力する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図から第6図までの図
面に基づいて説明する。
第5図中100はフィル材(プレス加工用材料)であり
、このコイル材100は、リールスタンド(図示しない
)に巻かれており、レベラー1により引外出されるとと
もに巻きぐせを直され、このレベラー1から離れて配置
された送り装置2へ送られ、さらに送り装置2により、
プレス機3に送られるようになっている。フィル材10
0はレベラー1と送り装置2との開で弛んでいる。
プレス機3は、順送りプレス加工型(プログレッシブプ
レス型)であり、1台で複数工程のプレス加工を同時に
行なうようになっている。プレス機3は、下型4と、こ
の下型4に対して上下移動する上型5とを有している。
上型5は、各プレス工程に供されるポンチ(図示しない
)を有し、下型4はグイ6(第6図)を有している。
プレス機3は、第6図に示すように、位置修正機構7を
有している。位置修正機構7は、上型5に支持されたポ
ンチ8と案内ピン9とを有している。ポンチ8の下端は
他のプレス加工用のポンチの下端と同一高さにあり、パ
イロットピン9は、ポンチ3の下端より下方に突出して
いる。パイロットピン9の下端部9aは球面形状をなし
、シャンク部9bはポンチ8と同径の円柱状をなしてす
)る。
また、上型5には上下移動可能にストリッパ10か支持
されている。ダイ6およびストリッパ10には、ポンチ
8とパイロットピン9が貫通するための孔6a、6bお
よび孔10a、10bが形成されている。
送り装置2は、第1図に示すように、上下に配置された
2個のローラ11,12を有している。
下部ローラ11は、シャフト13に固定され、このシャ
フト13は図示しないモータに連結されて定位値で回転
駆動されるようになっている。上部ローラ12はエアシ
リング21により上下牙多動される。
エアシリング21のシリンダ部22は、jJローラ12
の上方位置に配置されており、このシリンダ部22内を
スライドするピストン部23には、シリンダ部22から
下方に突出する口、ンド24が連結されている。ロッド
24の下端には、スライダ25が連結されており、この
スライダ25はガイ)′26に案内されて上下移動する
ようになっている。スライダ25にはシャフト14によ
り上部ローラ12が回転可能に支持されている。上記エ
アシリング21は電磁弁27の制御により、圧縮空気源
28の圧縮空気圧により作動されるようになっている。
上記電磁弁27は、本発明の特徴部をなすリリーシング
制御装置30により、制御される。リリーシング制m装
置30は、マイクロコンピュータ31を有している。マ
イクロコンピュータ31は、出力回路32に保持解除指
令信号および保持指令信号を送出し、出力回路32では
、これに基づいて、電磁弁27のソレフイl’27aに
通電したり通電を停止する。マイクロコンピュータ31
には、角度情報等を入力する設定器33および角度情報
等を表示する表示器34が接続されている。設定器33
は、数値キーまたはデジタルスイッチからなる。
一方、プレス磯3のフレームの側面にはブラケット35
bによりロータリーエンコーダ35(角度検出器)が取
り付けられており、その軸35aとプレス磯3のクラン
クシャフト15(駆動シャフト)の一端部とは、又ブロ
ケッ) 36.37およびチェーン38により連結され
ている。ロータリーエンコーダ35は、その軸35aが
微少角度回動する毎に電気パルスを発生する。このパル
スは計数器39に計数され、その計数情報(検出角度情
報)がマイクロコンピュータ31に送出されるようにな
っている。ロータリーエンコーダ35は、1回転中の原
点(クランクシャフト15の上死点に対応する)でZ出
力を送出し、計数器3つの計数値をゼロにする。この結
果、クランクシャフト15の回動角度を常に正確に検出
することができる。
上述構成において、送り装置2では、エアシリング21
により、上部ローラ12を下部ローラ11方向へ付勢し
、これらローラ11,12開でコイル材100を挾んで
保持する。この保持状態で、下部ローラ11を一定時間
回転駆動してコイル材100を一定量プレス磯3へ送る
。一方、プレス(幾3ではクランクシャフト15の回転
により、上型5が上下移動し、上記コイル材100が停
止している時に、図示しないポンチにより各工程のプレ
スを同時に行なう。上記送りと各工程のプレスとを繰り
返すことにより完成品が得られる。
上型5が下降する際、位置修正機構7のポンチ8により
フィル材100を打ち抜いてパイロ7ト孔100aを形
成する。このパイロ7)100aは、上記プレス加工の
度に、上記送り装置2による理想送り量に対応する間隔
で形成される。パイロットピン9は上記各工程のポンチ
およびパイロット孔100a形成用のポンチ8がフィル
材100に達するまでに、パイロット孔100aに挿入
を開始する。送り装置2による送り量に誤差があると、
シャンク部9bの軸芯がパイロット孔100aの中心に
一致していないが、パイロットピン9の下端部9aが球
面形状をなしていてガイド作用をするので、シャンク部
9bをパイロット孔100al:挿入でき、この結果、
シャンク部91)の軸芯とパイロ7ト孔100aの中心
とを一致させることができ、フィル材100の位置修正
を行なうことができる。この結果、各工程のプレスを高
精度に行なうとともに、ポンチ8により、正確な位置に
パイロット孔100aを形成することがでとる。
上記のように位置修正機構7で位置修正を行なう際、コ
イル材100を微少量移動させる必要があるから、送り
装置2では、コイル材100の保持を解除する。詳述す
ると、ソレノイド27aを励磁することにより、電磁弁
27を切り換えて、圧縮空気源28の圧縮空気をエアシ
リンダ21の下部シリンダ室21a1m供給するととも
に、上部シリンダ室21bを外気に連通させ、エアシリ
ンダ21の圧縮空気圧により上部ローラ12を上方に移
動させて下部ローラ11から離し、フィル材100の保
持状態を解除する。
上記保持解除のタイミングは、第6図に示すように、パ
イロットピン9の球面形状の下端部9aがパイロット孔
100aに挿入開始する時点が最も好ましい。パイロッ
トピン9のシャンク部9bがパイロット孔100aに到
達する時点では既に遅すぎる。また、パイロットピン9
の下端部9aがパイロット孔100aに到達する前では
早すぎる。なぜなら、この時点で保持を解除すると、フ
ィル材100はレベラー1と送り装置2との間の弛み部
の自重により引きずられて、第5図、第6図中左方向に
移動してしまうからである。なお、下端部9aがパイロ
ット孔100aに挿入される直前であれば、コイル材1
00の自重による移動量が殆どないので、この時点で保
持解除することは可能である。
プレス磯3では、各工程のプレスを同時に行なって、上
型5が上昇する過程において、パイロットピン9がパイ
ロット孔100aから離れる。送り装置2では、コイル
材100の自重による移動を防ぐために、パイロットピ
ンクがパイロット孔100aから離れる直前に、再びコ
イル材1ooを保持する。詳述すると、電磁弁27のソ
レノイド27aを非励磁にして、電磁弁27を復帰させ
、圧縮空気源28の圧縮空気をエアシリンダ21の上部
シリンダ室21bに供給するとともに、下部シリンダ室
21aを外気に連通させ、この圧縮空気圧により上部ロ
ーラ12を下方に移動させる。
この結果、上部ローラ12は下部ローラ11とともにフ
ィル材100を挾んで保持する。この後、再びフィル材
100の送り作動を開始する。
次に、上記のようなリリーシング作動を行なうための電
磁弁27の通電のタイミングについて、第2図、第3図
のタイムチャートに基づいて説明する。なお、第2図は
ピストン部23が上限位置に達する前に、下降に転じる
場合のタイムチャートを示し、第3図はピストン部23
が上限位置に達した後に下降する場合のタイムチャート
を示す。
各図において、下降を開始する時点をdで示す。
ソレノイl’27aに通電を開始してからピストン部2
3が上昇または下降を開始するまでの作動遅れ時間yが
ある。以下、これを開始遅れ時間と称する。なお、議論
を簡略化するために、上昇での開始遅れ時間(a−b)
と下降での開始遅り時間(C〜d)を等しいものとする
。保持解除は、ピストン部23が上昇を開始することに
上り達I&される。したがって、通電開始すべき時点a
は、理想的な保持解除時点すからこの開始遅れ時間yを
差し引いて求められる。
a=b−y−■ また、再保持の場合には、ピストン部23が下降を開始
してから、上部ローラ12が下部ローラ11とともにコ
イル材100を保持するまでに要する作動遅れ時開2が
ある。以下、この時間を行程遅れ時間と称する。なお、
ピストン23が上昇する時間(b−cl)と、下降する
時間(d−e)すなわち行程遅れ時間2を等しくする。
したがって、通電−を停止すべき時点Cは、理想的な再
保持時点eから、開始遅れ時間yおよび行程遅れ時間2
を差し引いて求められる。
c=e −(y十z)   −■ なお、エアシリンダ21が第2図のタイムチャートで示
すように作動する場合には、次式が成立する。ただし、
Xは保持解除時点すから再保持時点eまでのリリーシン
グ時間である。
z=X/2   ・・・■ したがって、■と■とから、次式が得られる。
c=e−(y+x/2 )   ・・・■本発明では、
リリーシング制御装置30を用いて上記時点a、cでそ
れぞれ通電開始、通電停止を行なうことがでとる。詳述
すると、マイクロフンピユータ31により、上記通電開
始時点aおよび通電停止時点Cに対応するプレス機3の
クランクシャフト15の回動角度θaおよびθC(ただ
し、第4図に示すように、上死点をOoとする)を後述
するように演算し、記憶しておく。他方、ロータリーエ
ンフーグ35では、クランクシャフト15の回動に伴な
ってパルスを発生させ、これを計数器3つで計数する。
この計数値すなわちクランクシャフト15の検出回動角
度をマイクロコンピュータ31に送出する。そして、マ
イクロコンピュータ31では、この検出回動角度が、演
算された回動角度θaと一致した時に、保持解除指令信
号を出力回路32に送出し、出力回路32では、この信
号に基づいてソレノイド27aを通電励磁し、前述した
ように開始遅れ時間y経過後に、送り装置2による保持
を解除する。また、マイクロコンピュータ31では検出
回動角度が、演算された回動角度○Cと一致した時に、
保持指令信号を出力回路32に送出し、出力回路32で
は、この信号に基づいてソレノイ)’27aを非励磁状
態にし、前述した時間y十z経過後に、送り装置2によ
る再保持を行なう。
次に、マイクロフンピユータ31による角度○a、Qc
の演算について説明する。この演算に先立って、マイク
ロコンピュータ31に入力すべと角度等の情報を求める
上記送り装置2がフィル材100を保持解除および保持
をすべき理想的な時点す、eにそれぞれ対応するクラン
クシャフト15の回動角度□b、θeを求める。すなわ
ち、プレス機3を駆動モードにして、スイッチの手動操
作によりモータ(図示しない)を短時間ずつ駆動させて
、クランクシャフト15を微少量ずつ回動させる。ロー
タリーエンフーダ35からのパルスを計数器39で計数
してマイクロコンピュータ31に送出し、表示器34で
は、この検出回動角度を表示する。そして、上型5が下
降して第6図に示すように、パイロットビン9がフィル
材100のパイロ7)孔100aに挿入開始した状態に
なった時に、表示器34に表示された角度□bを読み取
る。
さらに、駆動を行なうと、やがて上型5は上昇に転じ、
パイロット孔100aからパイロットピン9の下端部9
aが離れる。この離れる寸前のクランクシャフト15の
回動角度○eを上記と同様にして表示器34で読み取る
また、電磁弁27のソレノイド27aに通電してから、
エアシリンダ21のピストン部23が移動を開始するま
での開始遅れ時間yを計測する。
また、ピストン部23がコイル材100の保持位置から
上昇を開始して上限位置まで達するまでの所要時開2゜
を計測する。なお、この時間Z0を全行程遅れ時間と称
する。エアシリンダ21の空気圧を一定に保つことは容
易であり、したがって、上記時間’l+Zoを一定にす
ることかでト、これらをマイクロコンピュータ31に一
度入力して置けばその後変更を要しない。
表示器34に表示された角度情報θb、θe、計測され
た時開Vt’lを設定器33からマイクロフンピユータ
31に入力する。
さらに、プレス機3を通常運転モードにして、クランク
シャフト15が所定の角度範囲例えば16°から20°
まで4°回動するのに必要な時間tを計測する。この計
測は、マイクロコンピュータ31のタイマー機能によっ
て行なう。計測値はマイクロコンピュータ31に自動的
に記憶される。
マイクロコンピュータ31では、上記情報に基づいて次
の演算を行なう。
リリーシング時間Xに対応するクランクシャフト15の
角度すなわちリリーシング角度θXを次式から求める。
θ×:θe−□b   ・・・■ 開始遅れ時間yに対応するクランクシャフト15の角度
すなわち開始遅れ角度θyを次式から求める。
ey=4°×y÷[・・・■ また、全行程遅れ時間2゜に対応するクランクシャフト
15の回動角度すなわち全行程遅れ角度θZ。
を次式から求める。
θzo=4°Xzoet  ・・・■・そして、θx/
2と020の大小を比較して、エアシリンダ21が第2
図の作動態様から第2図の作動態様かを判別する。すな
わち、 第2図の場合はθX/2くθ20 第3図の場合はθx/2≧θZ。
最終的に、マイクロコンピュータ31では、次式によっ
て、出力回路32に保持解除指令と保持指令を出力すべ
き時点、換言すれば通電開始と通電停止をすべき時点a
lGに対応するクランクシャフト15の回動角度θa、
θCを演算する。
エアシリンダ21の作動態様が第2図、@3図のいずれ
の場合でも、角度□aは次式で求めることができる。
Qa=θb−θy  ・・・■ なお、0式は、時間と角度が比例関係にあることにより
、■式から導き出されるものである。
角度θCは、次式から求められる。
ec=○e−(θy+θZ)・・・■(・9式参照)上
記・3式におけるθZは行程遅れ時間Zに対応する回動
角度であり、この角度θZはエアシリンダ21の作動態
様によって求め方が異なる。第2図の作動態様の時には
、θZ:θX/2(0式参照)であるから、θCは次式
で求められる。
Qc=θe−(ey+θX/2) ・・・■′(0式参
照)また、第3図の作動態様の場合には、行程遅れ時開
Zは全行程遅れ時開Z。に等しく、ez=θZoである
から、θCは次式で求められる。
θC=θe−(θy+θzo)  ・・・■″上記よう
にマイクロコンピュータ31の演算により、簡単に角度
θa、□cを決定することができる。なお、クランクシ
ャツ1−15の回転速度を変える場合には時間tだけを
新たに入力して演算すればよい。
この発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能で
ある。例えば、第7図に示すように、送り装置2による
保持解除および再保持をリミットスイッチ40等により
検出してもよい。詳述すると、リミットスイッチ40が
定位値に支持されており、上部ローラ12が下降して、
フィル材100を下部ローラ11とともに保持可能な位
置に達した時に、スライダ25がリミットスイッチ40
の作動子41を押してこのリミットスイッチ40をON
にし、上部ローラ12が保持可能な位置から離れて上昇
した時に、リミットスイッチ40をOF’Fにする。マ
イクロコンピュータ31ではリミットスイッチ40のO
N、OFF信号を受けた時点(すなわち、実際の保持解
除時点fと実際の再保持時点g)から、これら時点Lg
にそれぞれ対応するクランクシャフト15の回動角度o
f、θgを演算し、これと、理想の保持解除時点し、再
保持時点eに対応する回動角度eb、θeとを比較し、
その偏差に応じて、電磁弁27への通電開始、通電停止
すべき時点a、cに対応する回動角度θa、θC全自動
修正する。そして、この修正演算値に基づいて、再度リ
リーシング制御を行なう。上記修正を繰り返すことによ
って、実際の保持解除および再保持の時点Ergを、理
想の時点す、eと一致させることができる。
また、本発明にあっては、リリーシング用のエアシリン
ダの代わりに、油圧シリンダを用いてもよい。
送り装置では、ローラの回転駆動によりコイル材の送り
を行なう代わりに、上下一対の押さえ部材を有してこの
押さえ部材の移動によりコイル材を送るようにしてもよ
い。
送り装置はフィル材の巻きぐせを直すためのレベラーを
兼ねてもよい。さらに、送り装置は第5図中プレス機の
右側に配置してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明では、検出器に゛って検
出された実際の駆動シャフトの回動角度がコンピュータ
による演算回動角度と一致した時に、コンピュータから
送り装置へ保持解除指令および再保持指令を出力するも
のである。したがって、正確にリリーシング制御を行な
うことができる。しかも、コンピュータによって、指令
を発すべき回動角度を決定するため、試行錯誤による機
械的調布を必要としないから、能率良く決定することか
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から$6図までの図面はこの発明の一実施例を示
すものであり、第1図は送り装置およびリリーシング制
御装置の概略図、第2図、第3図はエアシリンダの異な
る作動態様でのタイムチャートをそれぞれ示す図、第4
図はプレス機のクランクシャフトの角度を示す図、第5
図はフィル材をプレス機まで導くための装置を示す概略
側面図、第6図はプレス機の位置修正機構を示す拡大縦
断面図、第7図、第8図は池の実施例を示し、第7図は
送り装置の概略図、第8図はタイムチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 プレス加工用材料を保持してプレス機へ送り、プレス機
    で材料を位置修正してプレス加工する際に保持状態を解
    除し、この後再び材料を保持して送る装置における上記
    保持解除および再保持を制御するためのリリーシング制
    御装置であって、(イ)プレス機の駆動シャフトの回動
    角度を検出する検出器と、 (ロ)送り装置の作動遅れ時間を見込んで、送り装置に
    保持解除指令と再保持指令を出力すべき時点にそれぞれ
    対応する駆動シャフトの回動角度を演算し、上記検出器
    からの検出角度が、上記演算角度に一致した時に、それ
    ぞれ保持解除指令および保持指令を送り装置に出力する
    コンピュータとを備えたことを特徴とするプレス加工用
    材料の送り装置におけるリリーシング制御装置。
JP27790685A 1985-12-12 1985-12-12 プレス加工用材料の送り装置におけるリリ−シング制御装置 Granted JPS62137130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27790685A JPS62137130A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 プレス加工用材料の送り装置におけるリリ−シング制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27790685A JPS62137130A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 プレス加工用材料の送り装置におけるリリ−シング制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137130A true JPS62137130A (ja) 1987-06-20
JPH0236336B2 JPH0236336B2 (ja) 1990-08-16

Family

ID=17589937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27790685A Granted JPS62137130A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 プレス加工用材料の送り装置におけるリリ−シング制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62137130A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62275535A (ja) * 1986-05-21 1987-11-30 Sugiyama Denki Seisakusho:Kk リリ−スタイミング自動制御装置
JPH0289525A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Komatsu Ltd プレスのフィーダー制御装置
JP2006326627A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Asahi-Seiki Mfg Co Ltd 材料供給装置
JP2007075851A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Orii & Mec Corp レベラーフィーダのリリース制御装置
JP2007296579A (ja) * 2006-05-08 2007-11-15 Futaba Corp プレス加工用送り装置のリリースタイミング自動制御方法および当該方法を用いた自動制御装置または送り装置
WO2022158414A1 (ja) * 2021-01-22 2022-07-28 株式会社アマダ プレスシステム及びプレスシステムの制御方法
WO2024135601A1 (ja) * 2022-12-20 2024-06-27 株式会社アマダ 送り装置及び送り装置の制御方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56102400A (en) * 1980-01-21 1981-08-15 Aida Eng Ltd Simplified angle advancing device for mechanical press
JPS56141999A (en) * 1980-04-05 1981-11-05 Aida Eng Ltd Angle advancing device of rotary cam switch for variable speed press
JPS5717400A (en) * 1980-07-04 1982-01-29 Komatsu Ltd Press control system
JPS5939430A (ja) * 1982-08-30 1984-03-03 Komatsu Ltd ロ−ルフイ−ダの制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56102400A (en) * 1980-01-21 1981-08-15 Aida Eng Ltd Simplified angle advancing device for mechanical press
JPS56141999A (en) * 1980-04-05 1981-11-05 Aida Eng Ltd Angle advancing device of rotary cam switch for variable speed press
JPS5717400A (en) * 1980-07-04 1982-01-29 Komatsu Ltd Press control system
JPS5939430A (ja) * 1982-08-30 1984-03-03 Komatsu Ltd ロ−ルフイ−ダの制御方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62275535A (ja) * 1986-05-21 1987-11-30 Sugiyama Denki Seisakusho:Kk リリ−スタイミング自動制御装置
JPH0247297B2 (ja) * 1986-05-21 1990-10-19 Sugyama Denki Seisakusho Kk
JPH0289525A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Komatsu Ltd プレスのフィーダー制御装置
JP2006326627A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Asahi-Seiki Mfg Co Ltd 材料供給装置
JP4651455B2 (ja) * 2005-05-25 2011-03-16 旭精機工業株式会社 材料供給装置
JP2007075851A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Orii & Mec Corp レベラーフィーダのリリース制御装置
JP2007296579A (ja) * 2006-05-08 2007-11-15 Futaba Corp プレス加工用送り装置のリリースタイミング自動制御方法および当該方法を用いた自動制御装置または送り装置
WO2022158414A1 (ja) * 2021-01-22 2022-07-28 株式会社アマダ プレスシステム及びプレスシステムの制御方法
WO2024135601A1 (ja) * 2022-12-20 2024-06-27 株式会社アマダ 送り装置及び送り装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0236336B2 (ja) 1990-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0259254A (ja) チャックの為の工作物自動センタリング機構
JPS62137130A (ja) プレス加工用材料の送り装置におけるリリ−シング制御装置
JP2975346B1 (ja) 粉末圧縮成形機
JP5175720B2 (ja) 回転式錠剤形成機および多層錠剤を形成する方法
CN110520227A (zh) 冲压系统
JPS62275535A (ja) リリ−スタイミング自動制御装置
JP6868248B2 (ja) プレス機の帯状ワーク移送装置及び帯状ワーク移送装置の移送パラメータ設定方法
JP2545465B2 (ja) 成形機の成形条件上下限値自動設定方法
US20130067977A1 (en) Tool unit of a rotary swaging machine
US2578546A (en) Riveting and like machines with pressure limiting mechanism
JPS61111799A (ja) ロ−タリ−式粉末圧縮成形機
JP2002273628A (ja) サーボプレス機のプレス制御装置及び制御方法
US5699688A (en) Feed control system
JPH0926315A (ja) バ−材の真直度修正装置及びその修正方法
JPH0227079B2 (ja)
US5478001A (en) Method and apparatus for monitoring coil stock feed
JPS62148041A (ja) ロ−ルフイ−ダの制御装置
JP3177618B2 (ja) プレス加工用送り装置におけるリリーシング制御装置
IE41887L (en) Controlling the advance and retraction of tools
WO2010064908A1 (en) Method and assembly for metering dough
JP3770535B2 (ja) プレス機用ワーク供給装置のワーク保持及び解放方法
JPS6211957B2 (ja)
JP2004181514A (ja) プレス順送加工におけるミスフィード検知装置
JPH0739078B2 (ja) テ−プ送出切断機
US4276762A (en) Joggling machine

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term