JPS62135538A - エポキシ樹脂積層板の製造方法 - Google Patents
エポキシ樹脂積層板の製造方法Info
- Publication number
- JPS62135538A JPS62135538A JP27515585A JP27515585A JPS62135538A JP S62135538 A JPS62135538 A JP S62135538A JP 27515585 A JP27515585 A JP 27515585A JP 27515585 A JP27515585 A JP 27515585A JP S62135538 A JPS62135538 A JP S62135538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- impregnated
- cloth
- varnish
- dried
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は気泡のないエポキシ樹脂積層板を製造する方法
に関するものである。
に関するものである。
（従来技術）
従来、エポキシ樹脂積層板に使用されるカラスクロスは
ガラス繊維表面にエポキシ４ラン等のカップリング剤が
塗ｒ５されたものである。このカップリング剤は無機物
であるガラスと有機物であるエポキシ樹脂の密着を良く
するためのものである。
ガラス繊維表面にエポキシ４ラン等のカップリング剤が
塗ｒ５されたものである。このカップリング剤は無機物
であるガラスと有機物であるエポキシ樹脂の密着を良く
するためのものである。
しかし、カップリング剤処理したガラスクロスを使用し
ても、その後の工程でエポキシ樹脂を含侵乾燥した後に
も気泡が残留し、プレス成形後の積層板に気泡か残留す
るという問題が生ずる。気泡の残留は積層板を加熱した
時気泡の膨張により微小クラック等が発生し、耐熱性、
耐湿性等の劣化の原因となる。
ても、その後の工程でエポキシ樹脂を含侵乾燥した後に
も気泡が残留し、プレス成形後の積層板に気泡か残留す
るという問題が生ずる。気泡の残留は積層板を加熱した
時気泡の膨張により微小クラック等が発生し、耐熱性、
耐湿性等の劣化の原因となる。
（発明の目的）
本発明は気泡の残留しないエポキシ樹脂積層板を得るこ
とにより、耐熱性、耐湿性等のすぐれた積層板を得るこ
とを目的とする。
とにより、耐熱性、耐湿性等のすぐれた積層板を得るこ
とを目的とする。
本発明は、エポキシ１伺脂積筈板の製造方法において、
ガラスクロスにエポキシ樹脂ワニスを含侵、乾燥後、再
度エポキシ樹脂ワニスを含侵、乾燥することを特徴とす
るエポキシ樹脂積層板の製造方法でおる。
ガラスクロスにエポキシ樹脂ワニスを含侵、乾燥後、再
度エポキシ樹脂ワニスを含侵、乾燥することを特徴とす
るエポキシ樹脂積層板の製造方法でおる。
本発明において使用されるエポキシ竹・］脂はビスフェ
ノールＡ型、臭素化ビスフェノールＡ型、フェノールノ
ホラック型又（３，タレゾールノボラック型なと将に限
定されない。硬化剤は通常のエポキシ（対脂積層板に使
用されるものであればよく、ジシアンジアミンが適当で
おる。更に適当な硬化促進剤か配合される。
ノールＡ型、臭素化ビスフェノールＡ型、フェノールノ
ホラック型又（３，タレゾールノボラック型なと将に限
定されない。硬化剤は通常のエポキシ（対脂積層板に使
用されるものであればよく、ジシアンジアミンが適当で
おる。更に適当な硬化促進剤か配合される。
前段て含侵するエポキシ樹脂ワニスは、後段て含侵する
エポキシ樹脂ワニスと異なる組成でもよいか、通常同じ
組成物のものが使用される。このエポキシ樹脂は溶液又
は水性エマルジョンの形でミド（ＤＭＦ）、水等である
が、ガラスクロスへの含侵性を良くするためにある程度
高い沸点（例えば１００°Ｃ以上）をもつ溶剤を少なく
とも溶剤の一部として用いるのがよく、またワニスの濃
度は、同様の理由により、後段で含侵するエポキシ樹脂
ワニスの濃度より低くするのが良く、２〜３０重量％好
ましくは２〜１０単ｍ％である。このエポキシ樹脂ワニ
スを含侵することにより、ガラスクロスに付着したエポ
キシ樹脂量は２〜２０重量％、好ましくは５〜１５重徂
％重量る。
エポキシ樹脂ワニスと異なる組成でもよいか、通常同じ
組成物のものが使用される。このエポキシ樹脂は溶液又
は水性エマルジョンの形でミド（ＤＭＦ）、水等である
が、ガラスクロスへの含侵性を良くするためにある程度
高い沸点（例えば１００°Ｃ以上）をもつ溶剤を少なく
とも溶剤の一部として用いるのがよく、またワニスの濃
度は、同様の理由により、後段で含侵するエポキシ樹脂
ワニスの濃度より低くするのが良く、２〜３０重量％好
ましくは２〜１０単ｍ％である。このエポキシ樹脂ワニ
スを含侵することにより、ガラスクロスに付着したエポ
キシ樹脂量は２〜２０重量％、好ましくは５〜１５重徂
％重量る。
後段て含侵するエポキシ樹脂ワニスは、濃度３５〜５５
重足％、好ましくは４０〜５０重但％の溶液で、溶剤と
して、アセトン、ＭＥＫ、メチルセロソルブ、ＤＭＦ、
水等が使用される。また、溶剤の一部又は全部に例えば
ｉ ｏ ｏ ’ｃ以上の高沸点の溶剤を使用する０が好
ま１（パ・ ４丁このように２工程
の含侵、乾燥により、樹脂椿看ｍが４０〜５０重足％の
エポキシ樹脂、ガラスクロスプリプレグが得られる。そ
の後は通常の積層プレスによりエポキシ樹脂積層板が得
られる。
重足％、好ましくは４０〜５０重但％の溶液で、溶剤と
して、アセトン、ＭＥＫ、メチルセロソルブ、ＤＭＦ、
水等が使用される。また、溶剤の一部又は全部に例えば
ｉ ｏ ｏ ’ｃ以上の高沸点の溶剤を使用する０が好
ま１（パ・ ４丁このように２工程
の含侵、乾燥により、樹脂椿看ｍが４０〜５０重足％の
エポキシ樹脂、ガラスクロスプリプレグが得られる。そ
の後は通常の積層プレスによりエポキシ樹脂積層板が得
られる。
（発明の効果）
本発明に従うと、エポキシ樹脂を２回に分けて含侵、乾
燥することにより、樹脂がガラスクロスに十分に含侵す
るので、ガラスクロス内部に気泡が残ることがなくなり
、積層プレスして得られたエポキシ樹脂＠層板に気泡が
残存することがない。
燥することにより、樹脂がガラスクロスに十分に含侵す
るので、ガラスクロス内部に気泡が残ることがなくなり
、積層プレスして得られたエポキシ樹脂＠層板に気泡が
残存することがない。
従って、耐熱ｉ生、耐湿［生のすぐれたエポキシ樹脂積
層板を得ることかできる。
層板を得ることかできる。
本発明を実施例、比較例により説明する。
実施例１
カラスクロス（旭シュニーベルＩ ２７６２８ ＞に次
のエポキシ樹脂組成物の１０重咄％メチルセロソルブ溶
液を含侵し、１２０°Ｃ１０分間乾燥した。
のエポキシ樹脂組成物の１０重咄％メチルセロソルブ溶
液を含侵し、１２０°Ｃ１０分間乾燥した。
臭素化ビスフェノールＡ型
エポキシ樹脂（Ｅｐｉｋｏｔｅ １０４６） １０
０”部ジシアンジアミド ５ 重量部ベ
ンジルジメチルアミン ０．２重量部次に、前
段と同一のエポキシ樹脂組成物の４０重量％メチルセロ
ソルブ溶液を含侵し、１２０°Ｃ１０分間乾燥して全例
詣付着吊４５重量９ものエポキシ樹脂プリプレグを得た
。
０”部ジシアンジアミド ５ 重量部ベ
ンジルジメチルアミン ０．２重量部次に、前
段と同一のエポキシ樹脂組成物の４０重量％メチルセロ
ソルブ溶液を含侵し、１２０°Ｃ１０分間乾燥して全例
詣付着吊４５重量９ものエポキシ樹脂プリプレグを得た
。
このプリプレグ８枚とその両表面に銅箔を重ね合わせ、
１８０ ’Ｃ１１００Ｋｇ／ｃｒｔｉで９０分間加熱加
圧してエポキシ）創脂銅張積層板を得た。
１８０ ’Ｃ１１００Ｋｇ／ｃｒｔｉで９０分間加熱加
圧してエポキシ）創脂銅張積層板を得た。
実施例２
実施例１において、前段のエポキシ樹脂ワニス、 を１
ｏｌＢ％の水性エマルジョンとした以外は実施例１と同
様にしてエポキシ樹脂銅張積層板を得た。
ｏｌＢ％の水性エマルジョンとした以外は実施例１と同
様にしてエポキシ樹脂銅張積層板を得た。
比較例１
実施例において、前段の含侵乾燥工程を省略し、後段の
エポキシ樹脂ワニスの濃度を４５重量％とした以外は実
施例１と同様にしてエポキシ樹脂銅張積層板を得た。
エポキシ樹脂ワニスの濃度を４５重量％とした以外は実
施例１と同様にしてエポキシ樹脂銅張積層板を得た。
（ｄられた各エポキシ樹脂銅張積層板について、気泡の
有無、半田耐熱ｉ生を測定した。その、結果を第１表に
示す。
有無、半田耐熱ｉ生を測定した。その、結果を第１表に
示す。
各持１生の測定方法（よ次の通りである。
（１）気泡の有無
表面 銅箔をエツチングにより除去し、（Δ図板表面の
気泡の有無を観察する。
気泡の有無を観察する。
断面 積層板を切断し、その断面の気泡の有無を観察す
る。
る。
○ はとんどなし
Ｘ 部分的に気泡による白化がみられる。
（２）半田耐熱性
常態及びプレッシャクツカー１２０°Ｃ１１，２ａｔｍ
１２０分処理し、６０分後半田耐熱性をＪＩＳＣ６４８
１により測定した。
１２０分処理し、６０分後半田耐熱性をＪＩＳＣ６４８
１により測定した。
特許出願人 住友ベークライト株式会社手続補正書
（自発） 昭和６１年 ２月 ３日
（自発） 昭和６１年 ２月 ３日
Claims (2)
- （１）エポキシ樹脂積層板の製造方法において、基材と
して使用するガラスクロスにエポキシ樹脂ワニスを含侵
、乾燥後、再度エポキシ樹 脂ワニスを含侵、乾燥することを特徴とするエポキシ樹
脂積層板の製造方法。 - （２）初めに含侵されるエポキシ樹脂ワニスが水性エマ
ルジョン型のものであることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のエポキシ樹脂板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27515585A JPS62135538A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | エポキシ樹脂積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27515585A JPS62135538A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | エポキシ樹脂積層板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62135538A true JPS62135538A (ja) | 1987-06-18 |
Family
ID=17551439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27515585A Pending JPS62135538A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | エポキシ樹脂積層板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62135538A (ja) |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP27515585A patent/JPS62135538A/ja active Pending
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