JPS62134663A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS62134663A
JPS62134663A JP27548185A JP27548185A JPS62134663A JP S62134663 A JPS62134663 A JP S62134663A JP 27548185 A JP27548185 A JP 27548185A JP 27548185 A JP27548185 A JP 27548185A JP S62134663 A JPS62134663 A JP S62134663A
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JP
Japan
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image forming
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image
original
forming apparatus
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Pending
Application number
JP27548185A
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English (en)
Inventor
Junji Watanabe
渡辺 順児
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の技#:1分野] この発明は、例えば電子複写υ貫に適用される画像形成
装置に関する。
[発明の技Ki的背唄とその問題点] 周知のように、従来の複写機では、秘密文書が記載され
た原稿(以下、秘密原稿と称す)でも原稿台にセットし
て複写キーを押しさえすれば、無条件で複写することが
可能であった。このため、n密保持を確実に行なうこと
が困難なものであった。
[発明の目的] この発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、
その目的とするところは秘密原稿を自動的に判別し、秘
密原稿の画像形成を阻止することが可能な1!ii像形
成装置を提供しようとするものである。
[発明の概要] この発明は、秘密文書が記載された秘密原稿に例えば青
色からなる識別部を設け、この識別部を光学系の光路内
に設けられた光電変換手段にょって検出し、この検出さ
れた色情報に基づいて原稿台にセラ1−されている原稿
が秘密原稿か否かを月別し、秘密原稿である場合は、こ
の原稿の複写を阻止するようにしたものであり、特lこ
、走査手段を通常は原稿のセラiへ基準となる固定スケ
ールと離れた位置に待機させておき、複写開始時に先ず
、走査手段を固定スケール方向に移動して識別部の存在
を判別し、識別部が存在する場合は複写動作を停止し、
識別部が存在しない場合は複写動作を行なうようにした
ものである。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第8図、第9図はこの発明の画像形成装置、例えば複写
機をa!略的に示すものである。即ち、7は複写機本体
であり、この本体1の上面には原稿を支承する原稿台(
透明ガラス)2が固定されている。この原稿台2には原
稿のセット基準となる固定スケール21が設けられ、さ
らに、原稿台2の近傍には開閉自在の原稿カバー11お
よびワークテーブル12が設けられている。そして、上
記原稿台2に載置された原稿は、露光ランプ4、ミラー
5.6.7からなる光学系が原稿台2の下面に沿って矢
印a方向に往11IfJJすることにより、その往復時
に露光走査されるようになっている。この場合、ミラー
6.7は光路長を保持するようにミラー5の1/2の速
度にて移動する。上記光学系の走査による原稿からの反
射光、つまり露光ランプ4の光照射による原稿からの反
射光は上記ミラー5.6.7によって反射されたのち変
信用レンズブロック8を通り、更にミラー91.92.
93によって反射されて感光体ドラム1oに導かれ、原
稿の像が感光体ドラム1oの表面に結像されるようにな
っている。
上記感光体ドラム10は図示矢印C方向に回転し、先ず
、帯電用帯電器11によって表面が帯電され、しかる後
画像がスリット露光されることにより、表面に静電潜像
が形成される。この静電潜像は例えば赤あるいは黒のト
ナーがそれぞれ収容され、所要に応じて選択的に動作さ
れる現像器121.122によ・ってトナーが付4され
ることにより可?!像化されるようになっている。
一方、用紙(被転写材)Pは、選択された上段給紙カセ
ット131、中9給紙カセット132、あるいは下段給
紙カセット133から送出ローラ141.142.14
Bおよびローラ対151.152.153によって一枚
ずつ取出され、用紙案内路161.162.163を通
ってレジストローラ対17へ案内され、このレジストロ
ーラ対17によって転写部へ案内されるようになってい
る。ここで、上記給紙カセット13+ 、132.13
3は、本体1の右側下端部に着脱自在に設けられていて
、後述する操作パネルにおいていずれか一方が選択でき
るようになっている。尚、上記各給紙カセット131.
132.133はそれぞれカセットサイズ検知スイッチ
601,602.603によってカセッ1−サイズが検
知されるものである。このカセットサイズ検知スイッチ
601.602.603はサイズの異なるカセットの挿
入に応じてオン−オフされる複数のマイクロスイッチに
より構成されている。
上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器18の部
分で感光1本ドラム10の表面と密着することにより、
上記帯電器18の作用で感光体ドラム10上の1〜ナー
像が転写される。この転写された用紙Pは、剥離用帯電
器1つの作用で感光体ドラム10から静電的に剥離され
て搬送ベル1〜20で1η送され、その終端部に設けら
れた定着器としての定着ローラ21へ送られ、ここを通
過することにより転写像が定着される。そして、定着後
の用紙Pは、送出ローラ22.実線のように動作された
振分グー1−23 、排紙ローラ対24によって本体1
外のトレイ25にされるようになっている1また、転写
後の感光体ドラム10ij、、クリーナ26で表面の残
留トナーが除去され、さらに除電ランプ27によって残
像が消去されることにより、初期状態に戻るようになっ
ている。尚、2つは本体1内の温度上昇を防止するため
の冷がファンである。
一方、複写機本体1の下方には一枚の用紙に両面複写し
たり、同一面に多重複写を行なうことを可能とする多m
複写ユニッ1〜28が設けられている。このユニット2
8には、@述した11分はゲート23、排紙ローラ対2
4をはじめとして、前記振分はゲート23によって取込
まれた用紙を集積部28aA、導く複数(7)D−5対
28b、28c、28dが設けられている。また、前記
集積部28aには集積部28aに一時収納された用紙な
送出す送出しローラ28eが設けられている。この送出
しローラ28eは収納さ机た用紙の厚み(枚数)に応じ
て、図示矢印のように上下動可能とされている。送出し
ローラ28eによって送出された用紙は用紙を1枚づつ
分離して送出す分離ローラ対28fを介して制■ゲート
28C11,:案内される。この制御ゲート28Qは多
重複写を行なう場合、図示矢印M方向に回動され、用紙
を搬送ローラ対28h、用紙案内路281を介して前記
レジストローラ対17へ案内するようになされる。
また、両面複写を行なう場合は図示状態とされ、用紙を
搬送ローラ対28jを介して反転部28 kl\案内す
るようになされる。用紙が反転部28kに収納されると
、制罪ゲート28oは図示矢印T方向に回動され、搬送
ローラ対28jで送ら机る用紙を前記搬送ローラ対28
h、用紙案内路281を介して前記レジストローラ対1
7へ案内するようにむされる。尚、この実施例において
は、制御ゲーt−28gは常時図示矢印M方向に回動さ
れてあり、多重複写のみが可能とされている。
第10図は本体1に設けられた操作パネル30を示すも
のである。301は複写開始を指令する19写キー、3
02は役回枚数の設定等を行なうテンキー、303各部
の動作状態や用紙のジPム等企表示する表示部、304
は上段、中段、下段給¥へカセット13+ 、132.
133を選択するカセット選択キー、30sは選択され
たカセットを表示するカセット表示部、306は複写の
拡大、縮小倍率を所定の関係で設定する(8率股定ギー
、307は拡大、縮小倍率を無段階に設定するズームキ
ー、30aは設定された(8$を表示する表示部、30
9は復写?度を設定する潤度設定部、30a、30b、
30c、30(jはそれぞれ後述する原稿の消去位置を
示すスポラ1−光源を移動させる操作キー、30eはス
ポット光源が示す座標位置を入力する位置指定キー、3
0f、300はそれぞれ指定された位置における消去範
囲を指定する)前夫範囲指定キー、30hは単色複写設
定キー、30iはカラー複写設定キー、30jは例えば
赤のトナーが収容された現像器121を指定する赤指定
キー、30には例えば黒のトナーか収容された現像器1
22を指定する黒指定キーである。
第11図は上記のように構成された複写礪の各駆動部の
駆vJ源構成例を示すものであり、以下のようなモータ
で構成される。即ち、31はレンズ用モータであり、変
倍を行わせるための前記変信用レンズブロック8の位置
を移動させるためのモータである。32はミラー用モー
タであり、変倍を行なわせるための前記ミラー5とミラ
ー6.7との間の距wi(光路長)を変更させるための
モータである。33は走査用モータであり、前記露光ラ
ンプ4およびミラー5、前記ミラー6.7を原稿走査の
ために移動させるためのモータである。
34はシャッタ用モータであり、変倍時の感光体ドラム
10への帯電器11による帯電幅を1!i整するための
シャッタ(図示しない)を移動ざぜるためのモータであ
る。351.352それぞれは現像用モータで前記現像
器121.122の現像ローラなどを駆動するためのモ
ータである。36はドラム用モータであり、前記感光体
ドラム10を駆動するためのモータである。37は定着
用モータであり、前記用紙搬送路20、定着ローラ対2
]および排紙ローラ対24を駆動するためのモータであ
る。3・8は給紙用モータであり、前記送出ローラ14
1〜143を駆動するためのモータである。39は紙送
り用モータであり、前記レジストローラ対17を駆動す
るためのモータである。
40はファン用モータであり、前記冷却ファン29を駆
動するためのモータである。
第12図は前記光学系を往復移動させろための駆動!A
溝を示すものである。即ら、ミラー5I3よび露光ラン
プ4、後述する識別部検出用ランプ195は第1キヤリ
ツジ411に、ミラー6.7は第2キヤリツジ422に
それぞれ支持さ宇tでおり、これらキャリッジ411,
412は案内レール42r 、422に案内されて矢印
a方向に平行移動自在となっている。即ち、4相パルス
モーク33はプーリ43を駆動する。このプーリ43と
アイドルプーリ44との間には無端ベルト45が1!)
渡されており、このベルト45の中途部にミラー5を支
持する第1キヤリツジ411の一端が固定されている。
一方、ミラー6.7を支持する第2キヤリツジ422の
案内部46には、レール422の軸方向に離間して2つ
のプーリ47.47が回転自在に設けられており、これ
らプーリ47.47間にワイヤ48が掛渡されている。
このワイヤ48の一端は固定部49に、他端はコイルス
プリング50を介して上記固定部49にそれぞれ固定さ
れている。また、上記ワイヤ48の中途部には第1キヤ
リツジ411の一端が固定されている。したがって、パ
ルスモータ33が回転することにより、ベルト45が回
転して第1キトリッジ411が移動し、それにともなっ
て第2キヤリツジ422も移動する。このとき、プーリ
47.47が0滑車の役目をするため、第1キヤリツジ
411に対して第2キヤリツジ422が1/2の速度に
て同一方向へ移動する。尚、第1、第2キャリッジ41
1.412の移動方向は、パルスモータ33の回転方向
を切換えることにより糾弾される。
また、前記原稿台2には指定された用紙に対応する複写
可能範囲が表示される。叩5、カセット選択キー304
によって指定された用紙サイズを(Px、Py)どし、
lB率段設定キー306307によって指定された複写
倍率をKとすると、冷写可能範囲(X、V)は、rx=
Px、’KJ。
ry=Py7’KJとなる。この複写可11シ徒囲(×
、y)のうち、X方向は原fts台2の裏面にll[!
設された指針51.52によって表示され、y方向は前
記第1キヤリツジ411の上面部に設けられたスケール
53によって表示されるようになっている。
上記指針51.52は第13図に示すように、プーリ5
4.55との間にスプリング56を介して掛渡されたワ
イヤ57に設けられている。前記プーリ55はモータ5
8によって回転されるようになっており、このモータ5
8の回転が用紙サイズおよび倍率に応じて駆動されるこ
とにより、指針51.52の相互間距離が変えられるよ
うになっている。
また、第1キヤリツジ411は用紙サイズおよび倍率に
応じてモータ33が駆動されることにより、所定の位置
(倍率に応じたホームポジション)へ移動するようにな
っている。そして、複写キー301が押されると、第1
キヤリツジ411は、先ず、第2キヤリツジ412方向
へ移動され、その後ランプ4が点灯されて第2キヤリツ
ジ412から離れる方向に移動される。原稿の走査が完
了すると、ランプ4が消灯され、第1キヤリツジ411
は前記ホームポジションに復帰される。
第14図は全体的な制1211回路を示すものであり、
メインプロセッサ群71と第1.第2サブプロセツサ群
72.73とを主体に構成される。上記メインプロセッ
サl!¥71は、操作パネル30およO・各種スイッチ
やセンサ例えば前記力セツ!−サイズ検知スイッチ60
t 、602.603などの入力機器75からの入力を
検知し、前記各種帯電器を駆動する高圧トランス76、
前記除電ランプ27、前記クリーナ26のプレードソレ
ノイド26a、前記定着ローラ対21のヒータ21a、
前記露光ランプ4、および前記各モータ31〜40.5
8などを制御して、前jホの複写動作を行なうとともに
、スポット光11Pi131.パルスモータ135、メ
モリ140、消去アレイ150、アレイ駆動部160を
制御して原稿の不要な部分を消去する動作を行なう。さ
らに、パルスモータ181、CCDラインセンサ174
a、174b、増幅器191、A、・′D変換器192
、D〜IA(ダイレクト・メモリ・アクセス装置)19
3、メモリ194、ランプ195、ブザー196を制御
して原稿の識別部を識別し、秘密原稿の複写阻止等を行
なっている。尚、スポット光源131、パルスモータ1
35、メモリ140、消去アレイ150、アレイ駆動部
160、パルスモータ181、CCDラインセンサ17
4a、174b、増幅器1]1、A、/D変換器192
、DMA193、メモリ194、ランプ195、ブザー
196は後述する。
上記モータ31〜40.58.135.181のうち、
モータ351.352.37,40.401および現像
器121.122にトナーを供給するトナー用モータ7
7.771は、モータドライバ78を介してメインプロ
セッサ群71で制御され、モータ31〜34.135.
181は、パルスモータドライバ79を介して第1サブ
プロセッサ群72でi+lI tllされ、モータ36
.39゜38.58は、パルスモータドライバ80を介
して第2サブプロセッサ群73で制御される。また、露
光ランプ4、ランプ195はランプレギュレータ81を
介してメインプロセッサ群71でIII l1l(Iさ
れ、ヒータ21aはヒータ制御部82を介してメインプ
ロセッサ群71で制御される。そして、メインプロセッ
サ群71から第1.第2サブプロセツサ群72.73へ
は各モータの駆動、停止命令が送られ、第1.第2サブ
プロセッサ群72゜73からメインプロセッサu71へ
は各モータの駆動、停止状態を示すステータス信号が送
られる。
また、第1サブプロセッサ群72には、モータ31〜3
4.135.181の各初期位置を検出する位置センサ
83からの位置情報が入力されている。
第15図はメインプロセッサ群71の構成例を示すもの
である。即ち、91はワンチップマイクロコンピュータ
(以後単にマイコンと略称する)であり、入出力ボート
92を介して図示しない操作パネルのキー人力検知およ
び各1表示制御などを行なう。また、マイコン91は入
出力ボート93〜96によって拡張されている。そして
、入出力ボート93には高圧トランス76、モータドラ
イバ78、ランプレギュレータ81およびその池田力な
どが接続され、入出カポ−h 94には用Vバナイズを
検知するサイズスイッチおよびその他人力が接続され、
入出力ボート95には複写条件設定スイッチおよびその
他人力などが接続される。
尚、入出力ボート96はオプション用である。
第16図は第1サブプロセツサ詳72の構成[′11を
示すものである。即ら、101はマイコンであり、メイ
ンプロセッサ群71と接続されている。
102はパルスモータの相切換間隔時間制即用のプログ
ラマブル・インターバル・タイマであり、マイコン10
1から設定+tIがセットされることにより、それに基
づいてカウントし、カウントアウトすると終了パルスを
マイコン101のvj込みラインに出力する。上記タイ
マ102には基準クロックパルスが入力されている。ま
た、マイコン101には、前記位置センサ83からの位
置情報が入力されるとともに、入出力ボート103.1
04が接続されている。そして、上記入出力ボート10
4には、前記パルスモータドライバ79を介してモータ
31〜34.135.181が接続されている。尚、上
記入出力ボート103は、各パルスモータのステータス
信号をメインプロセッサl!¥71へ出力する場合など
に使用される。
第17図は第2サブプロセッサ群73の構成を示すもの
である。即ち、111はマイコンであり、メインブロセ
ッ+jlJ71と接続されている。
112はパルスモータの相切換間隔時間制(社)用のプ
ログラマブル・インターバル・タイマであり、マイコン
111から設定値がセットされることにより、それに基
づいてカウントし、カウントアウトすると終了パルスを
出力する。この終了パルスはラッチ回路113にラッチ
され、その出力はマイコン]11の割込みラインと入出
力ポート入力ラインに供給される。また、マイコン11
1には入出力ボート114が接続されており、この入出
カポ−1−114には前記パルスモータドライバ80を
介して七−夕36.38.3つ、58が接続されている
第18図(Jパルスモータの制御回路を示すものであり
、入出力ボート121(第16図、第17図の入出力ボ
ート104.114に相当)にはパルスモータドライバ
122(第14図のパルスモータドライバ79.80に
相当ンが接続され、このパルスモータドライバ122に
パルスモータ123(前記パルスモータ31〜34.3
6.38.39.58.135.181に相当)の各巻
線△、B、A、Bが接続されている。
第19図はパルスモータの速度制御方法を示すものであ
る。同図(a)はパルスモータの速度曲線であり、同図
(b)は相切換間隔を示している。
この図から明らかなように、始めは相切換間隔が長く、
徐徐に短くし、やがて等間隔になり、再び徐徐に長くな
り、停止する。即ち、これはパルスモータのスルーアッ
プおよびスルーダウンを示し。
始めは自起動領域から立上がり、高速領域で使用し、や
がて立ち下がることである。尚、tl、t2・・・tx
は相切換間隔の時間を示す。
次に、原稿画像の消去手段について説明する。
第20図、第21図において、第1キヤリツジ41zに
はランプ4の光が遮られた部分にランプ4に沿ってガイ
ド軸130が設けられており、このガイド軸130には
原稿の消去範囲を指示する手段としてのスポット光、i
t!131が移動自在に設けられている。このスポット
光源131は第21図に示すように、原稿台2に対向し
て設けられた、例えば発光ダイオードあるいはランプ等
の発光素子132およびレンズ133からなり、発光素
子132によって発注された光はレンズ133により、
原稿台2に直径dになるスポット光として照q1される
ようになっている。このスポット光は原稿台2にセット
された例えば葉書程度の厚みの原稿Gを透過可能な輝度
を有している。また、スポット光源131はガイド軸1
30に治って配設されたタイミングベルト(歯付きベル
ト)134に;や枯されている。このタイミングベルト
134パルスモータ135の回転軸に設けられたプーリ
136と従動プーリ137とに1卦は渡されている。
したがって、パルスモータ135が回転されることによ
り、スポット光源131は第1キヤリツジ411の走査
方向と直交する方向に移動される。
また、ガイド軸130のパルスモータ135側端部に位
置する第1キヤリツジ4111こはスボツ1へ光源13
1の初期位置を検出するマイクロスイッチからなる位置
センサ138が設けられている。
例えばスポット光源131が移動される場合、先ず、ス
ポット光源131が位置センサ138に当接して初期位
置が検知されるようになっている。
次に、第22図乃至24図を用い、上記スポット光源1
31を用いて原稿の消去範囲を指定する方法について説
明する。このスポット光源131は前Jした操作キー3
0a〜30dを操作することにより、発光素子132が
点灯した状態で移動される。即ち、操作キー30b、3
0dを押すと、モータ33が駆動され、第1キヤリツジ
411およびスポット光#1131が走査方向く第22
図に示す矢印y方向)に移動される。また、操作キー3
0a、30Gを押すと、モータ135が駆動され、スポ
ット光源131が走査方向と直交する方向く第22図に
示す矢印X方向〉に移動される。
操作者は原稿Gを透過したスポット光を目視しながら操
作キー30a〜30dを操作し、例えば第23図(a)
に示す原稿G上の81点にスポット光を移動した状態で
位置指定キー30eを押づ−0すると、このSlで指定
された座漂位首が第14図に示すメインプロセッサ群7
1に記憶される。
同様にして原稿Gの82点にスポット光を移動した状態
で(i2置指定ギー30eを押ずと、S2点の位置がメ
インプロセッサl!¥71に記憶される。このスポット
光の位置は例えばパルスモータ33.135の駆動パル
ス数を計数することにより検知ずろことができる。この
後、消去範囲指定キー30fを押すと、第23図(a)
に示すようにS+ 、32点を対角点とする長方形の領
域(斜線で示す)が消去範囲として指定される。また、
第23図(b)に示す如く原稿Gの83点、84点を指
定し、消去範囲部分キー30gを押すと、Sl 、34
点を対角点とする正方形以外の部分が消去範囲として指
定される。このように、消去範囲指定キー30f、30
oを押すと、指定された2点の位置および複写倍率に基
づいてメインプロセッサ8f71で演算が行われ、前記
メモリ140には消去範囲部分にハイレベル信号II 
11I、それ以外の部分にローレベル信号” o ”が
記憶される。
即ち、このメモリ140は例えば各列方向の容量がスポ
ット光1131のX方向の移動距d÷y方向の位置解像
度とほぼ一致されたRAMによって構成されており、メ
インプロセッサ群71より供給されるデータにより、第
23図<a>の場合であれば第24図(a)に示すよう
に、また、第23図(b)の場合であれば第24図(b
)に示すように、斜線部に対応するアドレスにハイレベ
ル信号、それ以外のアドレスにローレベル信号が記憶さ
れるようになっている。
尚、この場合、原稿は複写面を表としてセットされ、消
去範囲指定終了後、原稿台2の固定スケール21に沿っ
て裏返えされるものである。したがって、第24図に示
すメモリ140に記憶される情報も実際は列方向に反転
されて記憶される。
一方、第25図に示すように、感光体ドラム10の例え
ば帯電器11と露光部Phの間には消去手段としての消
去アレイ150が近接して設けられている。この消去ア
レイ150は第26図、第27図に示すように、感光体
ドラム10の回転方向と直交する方向に複数個の遮光用
セル151が配設され、これら遮光用セル151の内部
にそれぞれ第28図(a)(b)に示すような、例えば
発光ダイオードからなる発光素子152が設けられてい
る。また、各セル151の感光体ドラム10と対向する
開口部には発光素子152の光を感光体ドラム10の表
面に集光するレンズ153が設けられている。この消去
アレイ150に配設される発光素子の数は例えば前記メ
モリ140の列方向の容量と一致されている。ここで、
発光素子152flli互間の距離をPとし、個¥lを
N周とすると消去アレイ150の全長はQ=NXPとな
る。
上記消去アレイ150は前述したアレイ駆動部160に
よって駆動さ“れる。このアレイ駆動部160は第29
図に示すように、前記メモリ140の列方向のビット数
と同一ビッl′−数を有するシフ1〜レジスク161、
このシフ1−レジスタ161の内容が保持されるストア
レジスタ162、このストアレジスタ162の各出力信
号によってオン、オフ制ジVされる複数の支イッチ素子
163からなるスイッチ回路164によって構成されて
おり、これらスイッチ素子163の可動接片163aは
接地され、固定接点163bはそれぞれ前記消去アレイ
150を構成する発光素子152の各カソードに接続さ
れている。これら各発光素子152のアノードは電流制
限用抵抗Rをそれぞれ介して電源VCCに接続されてい
る。
しかして、前述したように原稿の消去範囲を指定した後
、原稿カバー11を閉じ、複写キー30iを押すと、第
1キヤリツジ411および感光体ドラム10が動作され
るとともに、前記メモリ140より行方向(第24図に
示す)に1う11分のデータが順次読出される。この読
み出されたデータD1はクロック信@CLKにより、ア
レイ駆動部160のシフトレジスタ161に転送される
シフ1〜レジスタ161に1列分のデータが転送された
後、感光体ドラム10の帯電された部分が消去アレイ1
50に到達すると、メインプロセッサ!!¥71よりラ
ッチ信号しTHが出力され、この信号に応じてシフトレ
ジスタ161の記憶データがストアレジスタ162に供
給される。即ち、消去アレイ150は帯電器11と露光
部Phとの間に配置されているため、前記メモリ140
により出力される1列分のデータは、例えば消去アレイ
150と露光部Phの角度が01であり、感光体ドラム
10が各速度で回転しているとすると、θ1/′ωより
以前にストアレジスタ162に供給されるようラッチ1
言号LTHの出力タイミングが制御されている。
スイッチ回路164の各スイッチ素子163はこのスト
アレジスタ162の出力信号によって制御される。つま
り、ストアレジスタ162の出力レベルがハイレベルで
ある場合はオンとされ、ローレベルである場合はオフと
される。この結果、各スイッチ素子163に接続された
発光素子′152はスイッチ素子163がオンの場合点
灯され、オフの場合消灯される。したがって、感光体ド
ラム10の帯電部分のうち、発光素子152が点灯され
た部分は除電され、この除電された部分はその後8光さ
れても静電潜像が形成されず、原稿画像の消去が行われ
たことになる。以下、同(1にして、メモリ140のデ
ータが1 uJ分づつ読出され、画像の消去が行われる
尚、消去アレイ150の配設位置は第25図(こ限らず
、第30図に示す如く、露光部Phと現像器121間に
配設し、形成された静電面間を指定に応じて消去するよ
うに構成することも可能である。
次に、この発明の要旨について説明する。この発明にお
いて秘密原稿には、第4図に示す如く、原稿Gの周囲に
例えば前糸の色で印刷された識別部IDが設けられてお
り、この識別部IDが検出されると、この原稿の複写が
阻止されるようになっている。
前記識別部IDは前記変倍用レンズブロック8に並設さ
れた光電変換ユニット171によって検出される。即ち
、第1図に示す如く、前記変倍用レンズブロック8およ
び光電変換ユニット171はケース172の内部に並設
される。このうち充電変換ユニット171はミラー7か
らの光学像を導く結像レンズ173、この光学像が結像
される光電変換手段174から構成されている。また、
前記ケース172は変倍用レンズブロック8の光軸に直
交して配設されたガイド軸177に摺動自在に保持され
、さらに前記ガイド軸177に沿って配設されたタイミ
ングベルト178に固定されている。このタイミングベ
ルト178はプーリ179.180の相互間に掛渡され
ており、このうちプーリ180はモータ181によって
駆動されるようになっている。したがって、ケース17
2はこのモータ181が駆動されることにより、ガイド
軸177に沿って図示矢印方向に移動される。また、前
記ガイド軸177およびパルスモータ181等は基台1
82に取付けられており、この基台182は前記モータ
31によって回転駆動されるスクリューボルト183に
螺合されている。したがって、このスクリューポルトコ
83が回転されると、前記変倍用レンズブロック8の光
軸に沿った方向に移動され、変倍用レンズブロック8が
設定された複写倍率に対応する位置に移動されるように
なっている。
一方、前記光電変換手段174は第2図<a>に示す構
成とされている。即ち、この光電変換手段174は前記
第1キヤリツジ411の移動方向に沿い、近接して並設
された2つのCCDラインセンサ174a、174bか
らなり、これらCCDラインセンサ174a、174b
には通過波長が異なるフィルタfa、fbがそれぞれ設
けられている。これらフィルタLa、fbは例えばfa
がグレー、fbがブルーなどの組合わぜが適当である。
また、前記CCDラインセンサ174a、174bの相
互間距離をICとすると、第2図(b)に示す如く、C
CDラインセンサ174a、174bの原稿面(原稿台
2)での距ff1lqは、結像レンズ173の焦点距離
をfとすると、次式%式% 但し、CCDラインセンサ174a、174bの長さ1
aは原稿の最大幅に対応している。CCDラインセンサ
174a、174bの相互間距離lcは1〜2mn1程
度であり、CCDラインセンサ174a、174bの長
さ1aは28mm程度テするため、原稿の最大サイズを
A3とすると、原稿での距離1qは 1q押210X(1〜2)÷28 =7.5〜15mm となる。また、前記変倍用レンズブロック8は第3図に
示す如く、原稿台2と感光体ドラム10を結ぶ光軸中央
に有り、レンズ173は光軸中央より若干ずれた距離1
dの位置に有る。このため、CCDラインセンサ174
a、174bには原稿画像が斜めに結像されている。
上記構成において、動作について説明する。秘密原稿が
原稿台2の固定スケール2工側にセットされた状態にお
いて、複写キー301が操作されると、前記メインプロ
セッサ群71では、第5図に示すステップSTrにおい
て、感光体ドラム10を停止した状態で、前記ランプ1
95が点灯され、第1キヤリツジ411が第6図に矢印
y2で示す如く、複写可能範囲を示すホームポジション
ybより、固定スケール21方向へ高速移動されて原稿
Gが露光走査される。この走査に伴い、ステップST2
では、セットされた原IGからの反射光が゛レンズ17
3を介して、CCDラインセンサ174a、174bに
よって読取られ、これらCCDラインセンサ174a、
174M)光電変検出力信号は、第14図に示す増幅器
191を介してA/D変換器192に供給され、ディジ
クル信号に変換される。この変換された信号はD〜jA
193を介してメモリ194の異なる記憶エリアに記憶
される。
前述したように、CCDラインセンサ174a。
174bの相互間距離はICであり、この距離は原稿面
上で1qの距離となっている。この距離1qにより、第
1キヤリツジ411の移動速度VCが一定であれば、原
稿の同一部分をCCDラインセンサ174a、174b
で光電変換する場合、CCDラインセンサ174a、1
74b間で時間差t=lq/VCが生じる。したがって
、前記A 、’ D変換器192等の動作はこの時間差
をもって実行するようにすれば、両CODラインセンサ
174a、174bより出力される信号を処理すること
ができる。前記時間差は例えば第1キヤリツジ411を
駆動するパルスモータ33に供給されるパルス数を計数
して求めるようにすればよい。
上記状態において、第1キヤリツジ411が第6図に示
すYaの位置に到達し、原稿Gの走査が終了すると、ス
テップST3において、ランプ1つ5が消灯され、前記
メモリ194に記憶された画像情報の色識別処理が行わ
れる。即ち、ここではメモリ194に記憶された二種類
の情報間で例えば加減算が行われ、原稿画像中の青色部
分を検出することにより、原稿の識別部IDが検出され
る。この後、ステップS4では前記検出結果より、識別
部IDの有無が判別される。この結果、識別部IDが存
在する場合は、制(財)がステップSTsに移行され、
このステップSTsにおいて、前記ブザー196が鳴動
され、原稿Gの複写動作が停止される。前記ブザー19
6は例えば所定時間後停止され、この後、ステップST
sにおいて、第1キヤリツジ411が前記ホームポジシ
ョンybに復帰され、処理が終了される。
一方、前記ステップSTsにおいて、原稿G中に識別部
IDが存在しないものと判別された場合は、制御がステ
ップST?へ移行され、このステップST7において、
露光ランプ4が点灯されるとともに、第1キヤリツジ4
1五が第6図に示すya位置より、矢印y1方向に移動
され、前述した通常の複写動作が行なわれる。この複写
動作が終了すると、全ての処理が終了される。
尚、上記実施例では、識別部IDを原稿の周囲に設けた
が、これに限らず、第7図に示す如く、原稿の対角線に
沿って設けるようにしてもよい。
また、識別部IDは印刷形成に限らず、例えばサインペ
ン等によって形成してもよい。
さらに、識別部ID検出用にランプ195を設けたが、
露光ランプ4の波長を適宜設定し、CCDラインセンサ
174a、174bにeいr、十分色を識別可能とする
ことができれば、ランプ195を取除くことが可能であ
る。
さらに、上記実施例では秘密原稿の複写を行なうことが
不可能であるが、例えば装置本体1にキースイッチを設
け、このキースイッチによって秘密原稿の複写阻止状態
、あるいは複写可能状態を特定の操作者により、切換え
設定できるようにしてもよい。
上記実施例によれば、秘密原稿の所定位置に識別部ID
を設け、この識別部IDの有無を充電変換ユニット17
1を用いて識別し、識別部IDが存在する場合は、複写
動作を停止するようにしている。したがって、秘密原稿
の複写を阻止することが可能であるため、1密保持に有
効なものである。
また、識別部IDの検出は、第1キヤリツジ411を通
常の露光開始位置に移動する間に行なわれるため、通常
の複写動作に影響を与えることがなく、しかも、第1キ
ヤリツジ411の移動距離が増大することを抑え得る利
点を有している。
ざらに、識別部IDを原稿の周囲あるいは対角線に沿っ
て設けているため、原稿をどのようにセットしても確実
に識別部を検出することが可能である。
また、感光体ドラム10をセレン系の材料によって構成
し、識別部IDを感光体ドラム10の感度が高い青光の
色としているため、秘密原稿を複写する場合、識別部I
Dが複写されない利点を有している。
さらに、レンズ173の光軸を変倍用レンズブロック8
の光軸に対して傾斜して設定しているため、レンズ17
3を変倍用レンズブロック8の位置まで移動しなくとも
、識別部1pの検出を行なうことが可能である。したが
って、識別部10の検出動作から複写動作に迅速に移行
することが可能である。
次に、前記操作パネル3oのカラー設定キー30iを操
作し、カラー複写を指定した場合の動作について説明す
る。例えば第31図(a>に示す如く、赤と黒からなる
原稿Gを複写する場合、この原8%Gを原稿台2にセッ
トし、カラー設定キー301を操作した後、複写キー3
01を操作すると、メインプロセッサ群71によって第
32図に示す制御が行われる。即ち、先ず、ステップS
TI lではケース172が移動されて、変倍用レンズ
ブロック8がミラー7と91との相互間より取出され、
これらミラー7と91の相互間に光電変換ユニット17
1が挿入される。この後、ステップ5T12において、
複写キー301が操作されたものと判別されると、ステ
ップSTs 3において、感光体ドラム10を停止した
まま、第1キヤリツジ411が第6図に矢印y2で示す
如く、固定スケール21に近接する方向に移動され、原
稿Gの露光走査が行われる。この走査にともなって結像
レンズ173から出力される光はフィルタfa、フィル
タfbを介してCCDラインセンサ174a、174b
に導かれる。これらCCDラインセンサ174a、17
4bの光電変検出力信号は、第14図に示す増幅器19
1を介してA/D変換器192に供給され、ディジタル
信号に変換される。この変換された信号はDMA193
を介してメモリ194の異なる記憶エリアに記憶される
。この信号処理は前述した秘密原稿の検出処理と同様の
タイミングで行なわれる。
上記状態において、第1キヤリツジ41+が第6図に示
すYaの位置に到達し、原IGの走査が終了すると、ス
テップ5T14において、前記メモリ194に記憶され
た画像情報の色識別処理が行われる。即ち、ここではメ
モリ194に記憶された二種類の情報間で例えば加減篩
が行われ、信号のレベル差により原稿画園中の黒色部分
および赤色部分が識別されて、メモリ194に原稿Gの
黒色部分および赤色部分の位置情報が記憶される。
この位置情報としては例えばメモリ194内に原稿の解
像度に対応した記憶容量の記憶エリアを二つ用意し、こ
れら記憶エリアの一方には原稿の赤色部分に対応してハ
イレベル信号、その他の部分にローレベル信号を設定し
、他方の記憶エリアには原稿の黒色部分に対応してハイ
レベル信号、その池の部分にローレベル信号を設定する
ようにすればよい。この後、ステップ5T1sにおいて
、充電変換ユニット171が前記ミラー7と91の相互
間より取出され、これらミラー7と91の相互間に前記
変倍用レンズブロック8が挿入される。
次に、ステップST+ sでは、メモリ194に記憶さ
れた赤色部分の位置情報に基づいて、前記メモリ140
に赤色部分の消去データが生成記憶される。この状態に
おいて、黒のトナーか収容された現像器122および前
記消去アレイ150を用いて、原fi%Gの黒色部分の
複写動作が行われる。
即ち、第1キヤリツジ411は第6図に示すYaの位置
から図示矢印y1方向に移動されて、原稿の露光走査が
(テわれる。これに伴い、消去アレイ150にはメモリ
140より消去データが供給され、赤色部分の電荷が感
光体ドラム10上より消去される。したがって、用紙P
には第31図(b)に示す如く、原稿Gの黒色部分のみ
が複写される。
この後、ステップ5T17では、この黒色部分のみが複
写された用紙Pが前述した多重複写ユニット28によっ
て、再び転写部へ搬送される。次に、ステップST+ 
sでは、メモリ194に記憶された黒色部分の位置情報
に基づいて、前記メモリ140に黒色部分の消去データ
が生成記憶される。
この状態において、赤のトナーが収容された現像器12
1および前記消去アレイ150を用いて、原稿Gの赤色
部分の複写動作が行われる。即ち、第1キヤリツジ41
1は第6図に示すYaの位置から図示矢印y1方向に移
動されて、原稿Gのn光走査が行われる。これに伴い、
消去アレイ150にはメモリ140より消去データが供
給され、黒色部分の電荷が感光体ドラム10上より消去
される。したがって、感光体ドラム10の表面には第3
1図(C)に示す如く、原稿Gの赤色部分のみが形成さ
れる。この動作にタイミングを合せて、前記多重複写ユ
ニット28によって転写部に搬送された用紙Pが給紙さ
れ、この用紙Pに赤色部分の画像が転写される。したが
って、この用紙Pには、原稿Gと同様に赤と黒からなる
画像が形成される。そして、この用紙PはステップST
+sにおいて、排紙ロー524を介して排紙I〜レイ2
5へ送出される。
尚、上記構成において、単色設定キー301”lを操作
した場合は、通常の複写171作が設定され、この状態
において、赤指定キー30jあるいは黒指定キー30k
を操作すれは、赤あるいは黒のトナーを用いて、複写を
11なうことができる。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、秘密原稿を自
動的に判別し、秘密原稿の画像形成を阻止することが可
能な画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係わる画像形成装置の一実施例を示す
ものであり、第1図、第2図は光電変換ユニットを示す
ものであり、第1図は要部の斜視図、第2図(a)は要
部の構成を示す正面図、同図(b)は光電変換ユニツi
−の視野を説明するために示す図、第3図は光電変換ユ
ニツ1へと変18用レンズブロックの関係を説明するた
めに示す図、第・1図は識別部の一例を示す図、第5図
、第6図はそれぞれ動作を説明するために示す図、第7
図は識別部の他の実施例を説明するために示す図、第8
図、第9図はそれぞれ画像形成装置の構成を示すもので
あり、第8図は外観斜視図、第9図は側断面図、第10
図は操作パネルの構成を示す平面図、第11図は駆動部
の構成を示す斜視図、第12図は光学系の駆動機構を概
略的に示す斜視図、第13図は指針の駆動機構を概略的
に示す斜視図、第14図は全体的な制御回路を示す構成
図、第15図はメインプロセッサ群の構成図、第16図
は第1サブプロセッサ群の構成図、第17図は第2サブ
プロセッサ群の構成図、第18図はパルスモータの制御
回路を示″g概略構成図、第19図はパルスモータの速
度制御方法を説明するための図、第20図はスポット光
源を示す要部の斜視図、第21図はスポット光源を示す
要部の、側断面図、第22図および第23図はそれぞれ
スポット光源を用いた原稿の消去範囲指定動作を説明す
るために示す平面図、第24図はメモリの内容を説明す
るための図、第25図は消去アレイの配置を示す要部の
側断面図、第26図、第27図はそれぞれ消去アレイと
感光体ドラムの関係を示すものであり、第26図は要部
のみを示す斜視図、第27図は要部のみを示す正面図、
第28図は消去アレイの構成を示すものであり、同図(
a)は側断面図、同図(b)は一部を切除して示す正面
図、第29図はアレイ駆動部の構成を示す回路図、第3
0図は消去アレイの他の配置例を示す要部の側断面図、
第31図、第32図はそれぞれカラー複写動作を説明す
るために示す図である。 1・・・本体、2・・・原稿台、8・・・変倍用レンズ
ブロック、10・・・感光体ドラム、30・・・操作パ
ネル、308〜30d・・・操作キー、30e・・・位
置指定キー、30h・・・単色複写設定キー、301・
・・カラー複写設定キー、71・・・メインプロセッサ
群、131・・・スポット光源、150・・・消去アレ
イ、160・・・アレイ駆動部、P・・・用紙、ph・
・・露光部、171 ・・・光電変換ユニット、174
a、174b・・・CCDラインセンサ、ID・・・識
別部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 (a) (b) 第2図 第4図 第5図 第6図 第7図 第11図 第13図   58 !7117内 第18図 第20図 41コ 第21図 (a) 第23図 (b) 第23図 (a) (b) 第24図 @25図 第30図 第26図 (a)     (b) 第28図 1g。 (a)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿台の原稿セット基準に沿って載置された原稿
    を光学的に走査する走査手段と、この走査手段によつて
    得られた光学像を電荷が付与された像担持体に結像する
    光学系と、前記像担持体に形成された像を現像する現像
    手段と、この現像された像を被転写材に転写する転写手
    段とからなる画像形成装置において、前記光学系の光路
    近傍に設けられ原稿に設けられた識別部を検出する検出
    手段と、前記走査手段を通常は前記原稿セット基準と離
    れた位置に待機させ、画像形成動作開始時に前記原稿セ
    ット基準方向に移動して前記検出手段を用いた識別部の
    検出を行ない、識別部が検出されない場合前記走査手段
    を原稿のセット基準から離れる方向に移動して原稿を露
    光走査し、画像形成動作を行なう制御手段とを具備した
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記検出手段は前記光学系の光路近傍に並設され
    た二つのCCDラインセンサ、および前記光路に対して
    光軸が傾斜して配設され前記CCDラインセンサに光を
    導くレンズからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の画像形成装置。
  3. (3)前記像担持体はSe系の材料で形成され、前記識
    別部は青系統の色素からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の画像形成装置。
  4. (4)前記識別部は原稿の周囲に枠状に設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像形成
    装置。
  5. (5)前記識別部は原稿に対角線状に設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像形成装
    置。
  6. (6)前記制御手段は報知手段を有し前記検出手段によ
    って識別部が検出された場合、前記報知手段を駆動する
    とともに、画像形成動作を停止させることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
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