JPS6214176A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS6214176A
JPS6214176A JP15306785A JP15306785A JPS6214176A JP S6214176 A JPS6214176 A JP S6214176A JP 15306785 A JP15306785 A JP 15306785A JP 15306785 A JP15306785 A JP 15306785A JP S6214176 A JPS6214176 A JP S6214176A
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JP
Japan
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image
erasing
range
original
erase
Prior art date
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Pending
Application number
JP15306785A
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English (en)
Inventor
Junji Watanabe
渡辺 順児
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15306785A priority Critical patent/JPS6214176A/ja
Publication of JPS6214176A publication Critical patent/JPS6214176A/ja
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、例えば電子複写機に適用される画像形成装
置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、電子複写機は原稿画像をそのまま複写したり、
原稿画像を拡大あるいは縮小して複写する機能を有して
いる。
ところで、原稿画像には不要な部分が存在することがあ
る。しかし、従来の複写機は原稿画像を選択的に消去し
て複写することができないものであった。
〔発明の目的) この発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、
その目的とするところは、比較的簡単な構成および操作
により、原稿画像の任意の部分を指定して消去すること
が可能な画像形成装置を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
この発明は、感光体ドラムが例えば青系統の色に対して
反応しないことを利用し、原稿の消去範囲を青系統のイ
ンクからなる特殊ペンで指定し、この部分を変倍用レン
ズブロックの光路内に進退自在に設けられたCCDユニ
ットのフィルタを変えて露光走査することによって識別
し、この識別情報に基づいて消去アレイを動作して、感
光体ドラム上に形成された画像を選択的に消去するよう
にしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第6図、第7図はこの発明の画像形成装置、例えば複写
機を概略的に示すものである。即ち、1は複写機本体で
、この本体1の上面には原稿を支承する原稿台(透明ガ
ラス)2が固定されている。
この原稿台2には原稿のセット基準となる固定スケール
21が設けられ、さらに、原稿台2の近傍には開閉自在
の原稿カバー11およびワークテーブル12が設けられ
ている。そして、上記原稿台2に載置された原稿は、露
光ランプ4、ミラー5.6.7からなる光学系が原稿台
2の下面に沿って矢印a方向に往復動することにより、
その往復時に露光走査されるようになっている。この場
合、ミラー6.7は光露長を保持するようにミラー5の
172の速度にて移動する。上記光学系の走査による原
稿からの反射光、つまり露光ランプ4の光照射による原
稿からの反射光は上記ミラー5.6.7によって反射さ
れたのち変倍用レンズプロツク8を通り、更にミラー9
1.92.93によって反射されて感光体ドラム10に
導かれ、原稿の像が感光体ドラム10の表面に結像され
るようになっている。
上記感光体ドラム1oは図示矢印C方向に回転し、先ず
帯電用帯電器11によって表面が帯電され、しかる後画
像がスリット露光されることにより、表面に静電潜像が
形成される。この静N潜像は例えば赤あるいは黒のトナ
ーがそれぞれ収容され、所要に応じて選択的に動作され
る現@器121.122によってトナーが付着されるこ
とにより可視像化されるようになっている。
一方、用紙(被転写材)Pは、選択された上段給紙カセ
ット131、中段給紙カセット132、あるいは下段給
紙カセット133から送出ローラ141.142.14
3およびO−ラ対151.152.15:lによって一
枚ずつ取出され、用紙案内路161.162.163を
通ってレジストローラ対17へ案内され、このレジスト
ローラ対17によって転写部へ案内されるようになって
いる。ここで、上記給紙カセット131.132.13
3は、本体1の右側下端部に着脱自在に設けられていて
、後述する操作パネルにおいていずれか一方が選択でき
るようになっている。尚、上記各給紙カセット131.
132.133はそれぞれカセットサイズ検知スイッチ
601.602.603によってカセットサイズが検知
されるものである。このカセットサイズ検知スイッチ6
01.602.603はサイズの異なるカセットの挿入
に応じてオン−オフされる複数のマイクロスイッチによ
り構成されている。
上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器18の部
分で感光体ドラム10の表面と密着することにより、上
記帯電器18の作用で感光体ドラム10上のトナー像が
転写される。この転写された用紙Pは、剥離用帯電器1
9の作用で感光体ドラム10から静電的に剥離されて搬
送ベルト20で搬送され、その終端部に設けられた定着
器としての定着ローラ21へ送られ、ここを通過するこ
とにより転写像が定着される。そして、定着後の用紙P
は、送出ローラ対22、実線のように動作された振分ゲ
ート23、排紙ローラ対24によって本体1外のトレイ
25にされるようになっている。また、転写後の感光体
ドラム10は、クリーナ26で表面の残留トナーが除去
され、さらに除雪ランプ27によって残像が消去される
ことにより、初期状態に、戻るようになっている。尚、
29は本体1内の温度上昇を防止するための冷却ファン
である。
一方、複写機本体1の下方には一枚の用紙に両面複写し
たり、同一面に多重複写を行なうことを可能とする多1
i複写ユニット28が設けられている。このユニット2
8には、前述した振分はゲート23、排紙ローラ対24
をはじめとして、前記振分はゲート23によって取込ま
れた用紙を集積部28aへ導く複数のローラ対28b、
28c、28dが設けられている。また、前記集積部2
8aには集積部28aに一時収納された用紙を送出す送
出しローラ28eが設けられている。この送出しO−ラ
28eは収納された用紙の厚み(枚数)に応じて、図示
矢印のように上下動可能とされている。送出しO−ラ2
8eによって送出された用紙は用紙を1枚づつ分離して
送出す分離ローラ対28fを介して1lH1llゲート
28Gに案内される。
この制御ゲート28Gは多重複写を行なう場合、図示矢
印M方向に回動され、用紙を搬送ローラ、対28h、用
紙案内路281を介して前記レジストローラ対17へ案
内するようになされる。また、両面複写を行なう場合は
図示状態とされ、用紙を搬送ローラ対28jを介して反
転部28にへ案内するようになされる。用紙が反転部2
8kに収納されると、制御ゲート28oは図示矢印下方
向に回動され、搬送ローラ対28jで送られる用紙を前
記搬送ローラ対28h、用紙案内路281を介して前記
レジストローラ対17へ案内するようになされる。尚、
この実施例においては、ill tillゲート289
は常時図示矢印M方向に回動されており、多重複写のみ
が可能とされている。
第8図は本体1に設けられた操作パネル30を示すもの
である。301は複写開始を指令する複写キー、302
は複写枚数の設定等を行なうテンキー、303各部の動
作状態や用紙のジャム等を表示する表示部、304は上
段、中段、下段給紙カセット131.132.13aを
選択するカセット選択キー、305は選択されたカセッ
トを表示するカセット表示部、30sは複写の拡大、縮
小倍率を所定の関係で設定する倍率設定キー、307は
拡大、縮小倍率を無段階に設定するズームキー、306
は設定された倍率を表示する表示部、309は複写濃度
を設定する濃度設定部、3Qaは後述する原稿の消去動
作を指定する消去指定キー、30bはこの消去指定キー
が操作されていることを示す発光表示素子、30cは例
えば赤のトナーが収容された現像器121を指定する赤
指定キー、30dは例えば黒のトナーが収容された現像
器122を指定する黒指定キーである。
第9図は上記のように構成された複写機の各駆動部の駆
動源構成例を示すもので、以下のようなモータで構成さ
れる。即ち、31はレンズ用モータであり、変倍を行わ
せるための前記レンズブロック8の位置を移動させるた
めのモータである。
32はミラー用モータであり、変倍を行なわせるための
前記ミラー5とミラー6.7との間の距離(光路長)を
変更させるためのモータである。
33は走査用モータであり、前記露光ランプ4およびミ
ラー5、前記ミラー6.7を原稿走査のために移動させ
るためのモータである。34はシャッタ用モータであり
、変倍時の感光体ドラム10への帯電器11による帯電
幅を調整するためのシャッタ(図示しない)を移動させ
るためのモータである。351.352それぞれは現像
用モータで前記現像器121.122の現像ローラなど
を駆動するためのモータである。36はドラム用モータ
であり、前記感光体ドラム10を駆動するためのモータ
である。37は定着用モータであり、前記用紙搬送路2
0、定着ローラ対21および排紙ローラ対24を駆動す
るためのモータである。
38は給紙用モータであり、前記送出O−ラ141〜1
43を駆動するためのモータである。
39は紙送り用モータであり、前記レジストローラ対1
7を駆動するためのモータである。40はファン用モー
タであり、前記冷却ファン29を駆動するためのモータ
、401はローラ対28b、28C,28d等を駆動す
るためのモータである。
第10図は前記光学系を往復移動させるための駆動機構
を示すものである。即ち、ミラー5および露光ランプ4
は第1キヤリツジ411に、ミラ−6,7は第2キヤリ
ツジ422にそれぞれ支持されており、これらキャリッ
ジ411.412は案内レール42+ 、422に案内
されて矢印a方向に平行移動自在となっている。即ち、
4相パルスモータ33はプーリ43を駆動する。このプ
ーリ43とフイドルブーリ44との間には無端ベルト4
5が掛渡されており、このベルト45の中途部にミラー
5を支持する第1キヤリツジ411の一端が固定されて
いる。一方、ミラー6.7を支持する第2キヤリツジ4
22の案内部46には、レール422の軸方向に離間し
て2つのプーリ47.47が回転自在に設けられており
、これらプーリ47.47間にワイヤ48が掛渡されて
いる。
このワイヤ48の一端は固定部49に、他端はコイルス
プリング5oを介して上記固定部49にそれぞれ固定さ
れている。また、上記ワイヤ48の中途部には第1キヤ
リツジ411の一端が固定されている。したがって、パ
ルスモータ33が回転することにより、ベルト45が回
転して第1キヤリツジ411が移動し、それにともなっ
て第2キヤリツジ422も移動する。このとき、プーリ
47.47が動滑車の役目をするため、第1キヤリツジ
41+に対して第2キヤリツジ422が1/2の速度に
て同一方向へ移動する。尚、第1、第2キヤリツジ41
1.412の移動方向は、パルスモー933の回転方向
を切換えることにより制御する。
また、前記原稿台2には指定された用紙に対応する複写
可能範囲が表示される。即ち、用紙選択キー304によ
って指定された用紙サイズを(Px%Py)とし、倍率
設定キー30s、307によって指定された複写倍率を
Kとすると、複写可能範囲(x、y)、[x−Px/K
J 。
ry−PV/Klとなる。この複写可能範囲(×、y)
のうち、X方向は原稿台2の裏面に配設された指針51
.52によって表示され、y方向は前記第1キヤリツジ
411の上面部に設けられたスケール53によって表示
されるようになっている。
上記指針51.52は第11図に示すように、プーリ5
4.55との間にスプリング56を介して掛渡されたワ
イヤ57に設けられている。前記プーリ55はモータ5
8によって回転されるようになっており、このモータ5
8の回転が用紙サイズおよび倍率に応じて駆動されるこ
とにより、指針51.52の相互間距離が変えられるよ
うになっている。
また、第1キヤリツジ411は用紙サイズおよび倍率に
応じてモータ33が駆動されることにより、所定の位置
(倍率に応じたホームポジション)へ移動するようにな
っている。そして、複写キー301が押されると、第1
キヤリツジ411は、先ず、第2キヤリツジ412方向
へ移動され、その後ランプ4が点灯されて第2キヤリツ
ジ412から離れる方向に移動される。原稿の走査が完
了すると、ランプ4が消灯され、第1キヤリツジ41!
は前記ホームポジションに復帰される。
第12図は全体的な制御回路を示すものであり、メイン
プロセッサ群71と第1.第2サブプロセツサ群72.
73とを主体に構成される。上記メインプロセッサ群7
1は、操作パネル30および各種スイッチやセンサ例え
ば前記カセットサイズ検知スイッチ601.602など
の入力機器75からの入力を検知し、前記各種帯電器を
駆動する高圧トランス76、前記除電ランプ27、前記
クリーナ26のプレードソレノイド26a、前記定着ロ
ーラ対21のヒータ21a1前記露光ランプ4、および
前記各モータ31〜40.58などを制御して、前述の
複写動作を行なうとともに、メモリ140、消去アレイ
150、アレイ駆動部160などをii制御して原稿の
不要な部分を消去する動作を行なう。さらに、モータ1
76.181、CCD174、増幅器191、A/D変
換器192、DMA (ダイレクト・メモリ・アクセス
装置)193、メモリ194を制御して原稿の色を識別
する動作を行なっている。尚、消去アレイ150、アレ
イ駆動部160、メモリ140、パルスモータ176.
181、CCD174、増幅器191、A/D変換器1
92、DMA193、メモリ194は後述する。
上記モータ31〜40.58.176.181のうち、
モータ351.352.37,40.40+および現鍮
器121.122にトナーを供給するトナー用モータ7
7.771は、モータドライバ78を介してメインプロ
セッサ群71で制御され、モータ31〜34.176.
181は、パルスモータドライバ79を介して第1サブ
プロセッサ群72で制御され、モータ36.39゜38
.58は、パルスモータドライバ80を介して第2サブ
ブOセツサ群73で制御される。また、露光ランプ4は
ランプレギュレータ81を介してメインプロセッサ群7
1で制−され、ヒータ21aはヒータ1III11部8
2を介してメインプロセッサ群71で制御される。そし
て、メインプロセッサ群71から第1.第2サブプロセ
ツサ群72,73へは各モータの駆動、停止命令が送ら
れ、第1゜第2サブプロセツサ群72.73からメイン
プロセッサ群71へは各モータの駆動、停止状態を示す
ステータス信号が送られる。また、第1サブブOセツサ
群72には、モータ31〜34.176.181の各初
期位置を検出する位置センサ83からの位置情報が入力
されている。
第13図はメインプロセッサ群71の構成例を示すもの
である。即ち、91はワンチップマイクロコンピュータ
(以後単にマイコンと略称する)であり、入出力ボート
92を介して図示しない操作パネルのキー人力検知およ
び各種表示制御などを行なう。また、マイコン91は入
出力ボート93〜96によって拡張されている。そして
、入出力ボート93には高圧トランス76、モータドラ
イバ78、ランプレギュレータ81およびその他出力な
どが接続され、入出力ボート94には用紙サイズを検知
するサイズスイッチおよびその他人力が接続され、入出
力ボート95には複写条件設定スイッチおよびその他人
力などが接続される。
尚、入出力ボート96はオプション用である。
第14図は第1サブプロセッサ群72の構成例を示すも
のである。即ち、101はマイコンであり、メインプロ
セッサ群71と接続されている。
102はパルスモータの相切換間隔時間制御用のプログ
ラマブル・インターバル・タイマであり、マイコン10
1から設定値がセットされることにより、それに基づい
てカウントし、カウントアウトすると終了パルスをマイ
コン101の割込みラインに出力する。上記タイマ10
2には基準クロックパルスが入力されている。また、マ
イコン101には、前記位置センサ83からの位置情報
が入力されるとともに、入出力ボート103.104が
接続されている。そして、上記入出力ボート104には
、前記パルスモータドライバ79を介してモータ31〜
34.176.181が接続されている。尚、上記入出
力ボート103は、各パルスモータのステータス信号を
メインプロセッサ群71へ出力する場合などに使用され
る。
第15図は第2サブプロセッサ群73の構成を示すもの
である。即ち、111はマイコンであり、メインプロセ
ッサ群71と接続されている。112はパルスモータの
相切換間隔時間制御用のプログラマブル・インターバル
・タイマであり、マイコン111から設定値がセットさ
れることにより、それに基づいてカウントし、カウント
アウトすると終了パルスを出力する。この終了パルスは
ラッチ回路113にラッチされ、その出力はマイコン1
11のv1込みラインと入出力ボート入力ラインに供給
される。また、マイコン111には入出力ボート114
が接続されており、この入出力ボート114には前記パ
ルスモータドライバ80を介してモータ36.38.3
9.58が接続されている。
第16図はパルスモータの制御回路を示すものであり、
入出力ボート121(第14図、第15図の入出力ボー
ト104.114に相当)にはパルスモータドライバ1
22(第12図のパルスモータドライバ79.80に相
当)が接続され、このパルスモータドライバ122にパ
ルスモータ123〈前記パルスモータ31〜34.36
.38.39.58.176.181に相当)の各巻J
*A、B、A、8が接続されている。
第17図はパルスモータの速度制御方法を示すものであ
り、同図(a)はパルスモータの速度曲線であり、同図
(b)は相切換間隔を示している。
この図から明らかなように、始めは相切換間隔が長く、
徐徐に短くし、やがて等間隔になり、再び徐徐に長くな
り、停止する。即ち、これはパルスモータのスルーアッ
プおよびスルーダウンを示し、始めは自起動領域から立
上がり、高速領域で使用し、やがて立ち下がることであ
る。尚、tl、t2・・・txは相切換間隔の時間を示
す。
次に、原稿画像の消去手段について説明する。
第18図に示すように、感光体ドラム10の例えば帯電
器11と露光部phの間には消去手段としての消去アレ
イ150が近接して設けられている。この消去アレイ1
50は第19図、第20図に示すように、感光体ドラム
10の回転方向と直交する方向に複数個の遮光用セル1
51が配設され、これら遮光用セル151の内部にそれ
ぞれ第21図(a)(b)に示すような、例えば発光ダ
イオードからなる発光素子152が設けられている。ま
た、各セル151の感光体ドラム10と対向する開口部
には発光素子152の光を感光体ドラム10の表面に集
光するレンズ153が設けられている。ここで、発光素
子152相互間の距離をPとし、消去アレイ150の全
長をQとすると発光素子152の個数NはN−Q/Pと
なる。
上記消去アレイ150は前述したアレイ駆動部160に
よって駆動される。このアレイ駆動部160は第22図
に示すように、前記消去アレイ150を構成する発光素
子152の数と同一ビット数を有するシフトレジスタ1
61、このシフトレジスタ161の内容が保持されるス
トアレジスタ162、このストアレジスタ162の各出
力信号によってオン、オフIII Iaされる複数のス
イッチ素子163からなるスイッチ回路164によって
構成されており、これらスイッチ素子163の可動接片
163aは接地され、固定接点163bはそれぞれ前記
消去アレイ150を構成する発光素子152の各カソー
ドに接続されている。これら各発光素子152のアノー
ドはN流制限用抵抗Rをそれぞれ介して電源VCCに接
続されている。
第23図は前記メモリ140を示すものである。
このメモリ140は例えば各列方向の容量が前記消去ア
レイ150を構成する発光素子152の個数および前記
シフトレジスタ161のビット数と一致され、行方向の
容−が原稿台2の所要の解像度に対応するビット数とさ
れたRAMによって構成されている。このメモリ140
には前記メインプロセッサ群71の制御により、指定さ
れた消去範囲に対応して、消去データが記憶される。即
ち、このメモリ140には例えば同図(a)(b)に示
す如く、指定された消去範囲に対応したアドレスにハイ
レベル信号″1“、その他のアドレスにローレベル信号
“011が記憶されるようになっている。
このような構°成において、複写時に第1キヤリツジ4
11および感光体ドラム10が動作されると、これに伴
い前記メインプロセッサ群71の制御によって、メモリ
140より行方向に1列分のデータが順次読出される。
この読み出されたデータD1はクロック信@CLKによ
り、アレイ駆動部160のシフトレジスタ161に転送
される。
シフトレジスタ161に1列分のデータが転送された後
、感光体ドラム10の帯電された部分が消去アレイ15
0に到達すると、メインプロセッサ群71よりラッチ信
号LTHが出力され、この信号に応じてシフトレジスタ
162に供給される。
即ち、消去アレイ150は帯電器11と露光部phとの
間に配置されているため、前記メモリ140により出力
される1行分のデータは、例えば消去アレイ150と露
光部Phの角度がθ1であり、感光体ドラム 10が各速度で回転しているとすると、θ1/ωより以
前にストアレジスタ162に供給されるようラッチ信号
LTHの出力タイミングが制御されている。
スイッチ回路164の各スイッチ素子163はこのスト
アレジスタ162の出力信号によって制御される。つま
り、ストアレジスタ162の出力レベルがハイレベルで
ある場合はオンとされ、ローレベルである場合はオフと
される。この結果、各スイッチ素子163に接続された
発光素子152はスイッチ素子162がオンの場合点灯
され、オフの場合消灯される。したがって、感光体ドラ
ム10の帯電部分のうち、発光素子152が点灯された
部分は除電され、この除電された部分はその後露光され
ても静電潜像が形成されず、原稿画像の消去が行われた
ことになる。以下、同様にして、メモリ140のデータ
が1列づつ読出され、画像の消去が行われる。
次に、原稿の消去範囲を識別するCCDユニット171
について説明する。このCCDユニット171は第1図
<8)に示す如く、ケース172の内部に変倍用レンズ
ブロック8からの光学像を導くレンズ173、この光学
像が結像されるCCD174、このCCD174とレン
ズ173との間に挿入されるフィルタ部材175、この
フィルタ部材175を回動するモータ176から構成さ
れている。前記CCDユニット171は変倍用レンズブ
ロック8の光軸に直交して配設されたガイド軸177に
摺動自在に保持され、さらに前記ガイド軸177に沿っ
て配設されたタイミングベルト178に固定されている
。このタイミングベルト178はプーリ179.180
の相互間に8)渡されており、このプーリ180はモー
タ181によって駆動されるようになっている。したが
って、CCDユニット171はこのモータ181が駆動
されることにより、ガイド軸177に沿って図示矢印方
向に移動される。また、前記フィルタ部材175は第1
図(b)に示す構成とされている。
即ち、このガイド部材175は略円盤状とされており、
円周に沿って3等分されている。このうちf1部、f2
8Bには例えばグレーとレッド、グレーとブルーなどの
組合わせからなるフィルタfa、fbが設けられており
、13部は切欠れて、変倍用レンズブロック8からの光
が直接CCD174に入射されるようになっている。
上記構成において、この発明に係わる複写動作について
説明する。
この発明においては、原稿画像のうち消去したい部分が
、特殊な色剤で塗りつぶされる。この消去範囲を指定す
る色剤は、前記CCD174に反応し、感光体ドラム1
0には反応しない分光特性を有するものであり、この実
施例のように、感光体ドラム10がセレン(Se)系の
ものである場合は、第2図に示す如く、青系統の光に対
して感度が高いため、例えば波長が400〜500(n
m)の青色インクからなる特殊ペンが使用される。
ここで、第4図(a)に示す如く、例えば黒色からなる
原稿GのGa部を消去する場合、このGa部が前記特殊
ペンを用いて斜線で示す如く、青色Gbで塗りつぶされ
る。この状態において、Ga部は青色Gbを通して目視
可能となっている。
このようになされた原稿Gを原稿台2にセットし、消去
指定キー30aを操作した後、複写キー30sを操作す
ると、メインプロセッサ群71によって第3図に示す制
御が行われる。即ち、先ず、ステップSTsでは変倍用
レンズブロック8とミラー91の間にCCDユニット1
71が挿入される。この後、ステップST2において、
前記フィルタ部材175の例えばフィルタfaがレンズ
173とCGDl 74の間に挿入される。この状態に
おいて、感光体ドラム10等が停止されたまま、第1キ
ヤリツジ411が第5図に矢印y1で示す如く、固定ス
ケール21から離れる方向に移動され、原稿Gの露光走
査が行われる。この走査にともなって変倍用レンズブロ
ック8から出力される光はフィルタfaを介してCCD
174に導かれる。このCCD174の光電変換出力信
号は、第12図に示す増幅器191を介してA/D変換
器192に供給され、ディジタル信号に変換される。
この変換された信号はDMA193を介してメモリ19
4に記憶される。第1キヤリツジ411が第5図に示す
Ybの位置に到達し、原稿Gの走査が終了すると、ステ
ップST3で前記フィルタ部材175が回転され、フィ
ルタfbがレンズ173とCCD174の間に位置され
る。この状態において、今度は第1キヤリツジ411が
第5図に示すybの位置から図示矢印y2で示す方向に
移動され、原稿Gの露光走査が行われる。この走査に伴
って変倍用レンズブロック8から出力される光はフィル
タfbを介してCCD174に導かれる。このCCD1
74の光電変換出力信号は、第12図に示す増幅器19
1を介してA/D変換器192に供給され、ディジタル
信号に変換される。
この変換された信号はDMA193を介してメモリ19
4の前記とは異なる記憶エリアに記憶される。第1キヤ
リツジ41+が第5図に示すyaの位置に到達し、原稿
Gの二度目の走査が終了すると、ステップST4におい
て、前記メモリ194に記憶された画像情報の色識別処
理が行われる。
即ち、ここではメモリ194に記憶された二種類の情報
間で例えば加減締が行われ、原稿画像中の黒色部および
青色Gb部が識別され、メモリ194に原稿Gの黒色部
および青色Gt)部の位置情報が配憶される。この後、
ステップSTsにおいて、CCDユニット171が変倍
用レンズブロック8の光路内より引出される。次に、ス
テップSTsでは、メモリ194に記憶された青色Gb
部の位置情報に基づいて、前記メモリ1401.:青色
Gb部の消去データが生成記憶される。即ち、青色部G
bに対応したアドレスにハイレベル信号が記憶され、そ
の他のアドレスにローレベル信号が記憶される。この状
態において、黒のトナーが収容された現像器122およ
び前記消去アレイ150を用いて、原稿Gの黒色部分の
複写動作が行われる。
即ち、第1キヤリツジ41!は第5図に示すYaの位置
から図示矢印y1方向に移動されて、原稿の露光走査が
行われる。これに伴い、アレイ駆動部160にはメモリ
140より消去データが供給され、この消去データに応
じて消去アレイ150が動作されて、青色Gb部に対応
する部分のN向が感光体ドラム10上より消去される。
したがって、この画像が現像、転写されると、用紙Pに
は第4図(b)に示す如く、原fiGのうち青色Gbで
塗りつぶされた範囲以外の部分のみが複写される。この
後、ステップST7では、このようにして複写された用
紙Pが定着ローラ21、排紙ローラ24等を介して排紙
トレイ25へ送出される。
尚、上記構成において、消去指定キー308を操作しな
い場合は、通常の複写動作が設定され、この状態におい
て、赤指定キー30Gあるいは点指定キー306を操作
すれば、赤あるいは黒のトナーを用いて、複写を行なう
ことができる。
上記実施例によれば、原稿の消去範囲を青色で塗りつぶ
し、この青色で指定された範囲をCCDユニット171
によって識別し、この識別情報に応じて、アレイ駆動部
160、消去アレイ150を適宜制御し、指定された範
囲の画像を消去するようにしている。したがって、比較
的簡単な構成によって、原稿画像の所要の範囲を消去す
ることが可能であるため、例えば原稿画像の編集を行な
う場合等において、極めて有用なものである。
また、原稿の消去範囲を容易に指定することが可能であ
るため、実用上便利である。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記消去アレイ150の配設位静電潜像を指定
に応じて消去するように構成することも可能である。
また、フィルタ部材を構成するフィルタの色および数は
種々変更可能である。
さらに、前記原稿の消去範囲を指定する色剤としては、
青色に限定されるものではなく、感光体ドラムの種類に
応じて種々変更可能である。
その他この発明の要旨を変えない範囲において種々変形
実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、比較的簡単な
構成および操作により、原稿画像の任意の部分を指定し
て消去することが可能な画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる画像形成装置の一実施例を示
すものであり、同図(a)はCCDユニットの構成を示
す一部切除した斜視図、同図(b)はフィルタ部材の構
成を示す斜視図、第2図は感光体ドラムの分光波長特性
を示す図、第3図乃至第5図はそれぞれ動作を説明する
ために示す図、第6図、第7図はそれぞれ画像形成VR
置の構成を示すものであり、第6図は外観斜視図、第7
図は側断面図、第8図は操作パネルの構成を示す平面図
、第9図は駆動部の構成を示す斜視図、第10図は光学
系の駆動機構を概略的に示す斜視図、第11図は指針の
駆動薗構を概略的に示す斜視図、第12図は全体的な制
御回路を示す構成図、第13図はメインプロセッサ群の
構成図、第14図は第1サブプロセッサ群の構成図、第
15図は第2サブプロセッサ群の構成図、第16図はパ
ルスモータの制御回路を示す概略構成図、第17図はパ
ルスモータの速度制御方法を説明するための図、第18
図は消去アレイの配置を示す要部の側断面図、第19図
、第20図はそれぞれ消去アレイと感光体ドラムの関係
を示すものであり、第19図は要部のみを示す斜視図、
第20図は要部のみを示す正面図、第21図は消去アレ
イの構成を示すものであり、同図(a)は側断面図、同
図(b)は一部を切除して示す正面図、第22図はアレ
イ駆動部の構成を示す回路図、第23図はメモリの内容
を説明するために示す図、第24図は消去アレイの他の
配置例を示す要部の側断面図である。 1・・・本体、2・・・原稿台、10・・・感光体ドラ
ム、121.122・・・現像器、28・・・多重複写
ユニット、30・・・操作パネル、30a・・・消去指
定キー、71・・・メインプロセッサ群、140・・・
メモリ、150・・・消去アレイ、152・・・発光素
子、153・・・レンズ、160・・・アレイ駆動部、
P・・・用紙、Ph・・・露光部、171・・・CCD
ユニット、173・・・レンズ、174・・・CCD、
175・・・フィルタ部材、fa、fb・・・フィルタ
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図(a) 第1図(b) N2図 炎長(nm) 第3図 第4図 (a) (b) 第5図 第6図 第9囚 第月図 第15囚 第18図 第24図 −1?                  覧ユI第
19図 第20図 (a)      (b) 第22図 15′。 第 23  図 (a) (b)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿台に載置された原稿を光学的に走査する走査
    手段と、この走査手段によって得られた光学像を電荷が
    付与された像担持体へ結像する光学系と、前記像担持体
    に形成された像を現像する複数の現像手段と、この現像
    された像を被転写材に転写する転写手段とからなる画像
    形成装置において、画像形成時に指定された範囲の画像
    あるいは電荷を前記像担持体より消去する消去手段と、
    前記光学系の光路内に進退可能とされ、原稿画像および
    原稿画像の消去範囲に対応して塗られた色剤それぞれを
    電気信号に変換する変換手段と、この変換された信号よ
    り原稿画像の消去範囲を識別し、この識別された消去範
    囲の画像を前記消去手段により消去して被転写材へ形成
    する制御手段とを具備したことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. (2)前記変換手段はCCDおよび複数色のフィルタか
    らなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画
    像形成装置。
  3. (3)前記色剤は像担持体が反応しない色からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置
JP15306785A 1985-07-11 1985-07-11 画像形成装置 Pending JPS6214176A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01156377A (ja) * 1987-12-15 1989-06-19 Nippon Petrochem Co Ltd 粉末塗装用エチレン系重合体組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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