JPS6213407Y2 - - Google Patents

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JPS6213407Y2
JPS6213407Y2 JP12812780U JP12812780U JPS6213407Y2 JP S6213407 Y2 JPS6213407 Y2 JP S6213407Y2 JP 12812780 U JP12812780 U JP 12812780U JP 12812780 U JP12812780 U JP 12812780U JP S6213407 Y2 JPS6213407 Y2 JP S6213407Y2
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JP
Japan
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rotor
magnetic
flat
present
small
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JP12812780U
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JPS5751060U (ja
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  • Dc Machiner (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は偏平固定子磁極に軸方向空隙を介して
対抗する偏平ロータに関する。
ロータ径が50mm以下の如き小型のものにあつて
は、回転数が高くなると構造上の僅かな不均衡が
あつても回転むらの原因となる。更に一度回転む
らが発生すると軸方向の振動が生じ、これが電動
機ケースやケース取付側の固有振動数に近いもの
になると、共振現象が併発するので、一層回転む
らが強調される。音響機器たとえばマイクロホン
やスピーカ等の如く多少なりとも空洞共振を応用
している機器に、この様な電動機を採用する際、
空洞共振の固有周波数に共振すると、全く機器と
して使いものにならなくなると云つた問題点があ
つた。この様な問題点を回避する為、従来ではロ
ータの中心部近傍に磁性円板を固着して固定子磁
石に吸引する事により、ロータ回転時のロータ軸
方向の移動を強制的に抑圧したり、ロータ巻線を
非磁性樹脂で固着する際ロータの外縁部に予め磁
性材料を埋設したり、ロータ巻線枠を磁性材料で
構成し、このまゝ樹脂成型で固めて固定子磁石に
吸引させる如くにしていた。この様な方法はロー
タの軸方向の移動抑圧の目的には叶うものなので
あるが、別部材を要する事、樹脂成型が複雑にな
ること等の欠点がある。
本考案はかかる点に鑑み考案されたものにし
て、以下本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。第1図は本考案による偏平ロータを有する電
動機の断面図、第2図は本考案による偏平ロータ
の斜視図である。これらの図面において、1は有
底筒状ケースにして、その内底面には偏平なリン
グ状固定子磁石2及び一対の給電刷子3が取付け
られる。4は本考案による偏平ロータにして、環
状に配置した複数のリング状コイル5,5,5
を、磁性粉を混入した熱可塑性又は熱硬化性の樹
脂材にてモールド固着したものであり、そのロー
タ軸6には各コイル5のコイル端に接続する整流
子7を有し、該整流子に給電刷子3が摺接するよ
うに、偏平ロータ4はケース1内に収納される。
この場合にロータ軸6は、ケース1を施蓋するブ
ラケツト8及びケース1に設けた軸受9,10に
て回転自在に支持される。
而して偏平ロータ4の樹脂部11には、望まし
くはロータ軸6の点対称位置に複数個の小孔12
が設けられ、該小孔には磁性小片13が固着され
る。該磁性小片としては、タツピンネジを用いて
いるが、これに代つて第3図に例示するように磁
性材からなる棒片13a、矩形片13b、彎状片
13cあるいは台形片13d等を用いてもよく、
さらに磁性粉を混入した弾性樹脂材を用いてもよ
い。
以上の構成において、コイル5を支持する樹脂
部11に磁性粉が混入されており、該磁性粉が固
定子磁石2に吸引されるので、ロータ軸6が軸方
向に振動するのを抑制する。また樹脂部11にお
ける磁性粉の分散のバラツキは、小孔12に固着
される磁性小片13の取付けにより吸収すること
ができる。即ち磁性小片13としてタツピンネジ
を用いる場合には、該ネジの頭と固定子磁石2と
の間隔を調整する事により、また磁性小片13と
して第3図に例示したもの等を用いる場合には、
これらの磁性小片13a〜13dの先端を切欠く
ことにより、ロータ4の回転バランスを調整する
と共に回転むらを軽減する。尚固定子磁石2とロ
ータ4の間の吸引力は、樹脂材に混入される磁性
粉の量で調整される。
前記小孔12の位置は、リング状コイル5がな
いところであればよく、該コイルの外周縁部、該
コイルの中央のコイル不在部、あるいは偏平ロー
タ4の側面部であつてもよい。
以上の如く本考案の構成によれば、簡単な構成
で、固定子磁石とロータ間の吸引力を利用して、
ロータ回転に伴う所望せざるロータの上下振動を
軽減すると共にロータの回転バランスを調整し、
且ロータの回転むらを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による偏平ロータを有する電動
機の断面図、第2図は本考案による偏平ロータの
一実施例を示す斜視図、第3図は本考案による偏
平ロータに適用することができる磁性小片の異な
る例を示す拡大斜視図である。 5,5,5………リング状コイル、11……樹
脂部、12……小孔、13……磁性小片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状に配置した複数のリング状コイルを、磁性
    粉を混入した樹脂材にてモールド固着する偏平ロ
    ータであつて、該ロータの樹脂部に小孔を設け、
    該小孔に磁性小片を固着したことを特徴とする偏
    平ロータ。
JP12812780U 1980-09-08 1980-09-08 Expired JPS6213407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12812780U JPS6213407Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12812780U JPS6213407Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

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Publication Number Publication Date
JPS5751060U JPS5751060U (ja) 1982-03-24
JPS6213407Y2 true JPS6213407Y2 (ja) 1987-04-07

Family

ID=29488520

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JP12812780U Expired JPS6213407Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4974482B2 (ja) * 2004-06-11 2012-07-11 山本電気株式会社 偏平型コアレスモータ、偏平型コアレスモータにおける電機子及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5751060U (ja) 1982-03-24

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