JPS62134064A - いわし等の小魚の保存方法 - Google Patents

いわし等の小魚の保存方法

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JPS62134064A
JPS62134064A JP60275747A JP27574785A JPS62134064A JP S62134064 A JPS62134064 A JP S62134064A JP 60275747 A JP60275747 A JP 60275747A JP 27574785 A JP27574785 A JP 27574785A JP S62134064 A JPS62134064 A JP S62134064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
fish
sardines
small fish
sardine
Prior art date
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Pending
Application number
JP60275747A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Nakazono
中園 修三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANPAKU SHIGEN KAIHATSU KK
Original Assignee
TANPAKU SHIGEN KAIHATSU KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、いわし等の小魚の保存方法に関する。
(ロ)従来の技術 4’A −、h    + 〜 、L2、I     
r %  )A  ”  向【/T”l  d、イh 
メー且jハ■ロr41乙ごわたって保存する方法として
水煮がある。
これは、軟水中に海や川から取ってきたばかりのいわし
等の小魚を投入し、煮沸するものであり、同煮沸によっ
て殺菌を行い、その後冷凍することによって、出来るだ
け、日持ちさせようとするものである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる水煮による保存は煮沸温度が無加圧下で
は100℃以上にならないので、殺菌が充分ではなく、
そのため、保存期間が極めて短く、遠方への輸送や長期
間にわたる保存が不可能となる場合もあった。
また、煮沸時に、例えば水溶性のエキス成分が沸騰状態
にある水中に流出し、栄養価の面でも好ましくなかった
さらに、沸騰する水中にかなりの時間浸漬しておかなけ
ればならないので、形くずれを生じ、商品価値を低減す
ることにもなっていた。
本発明は、上記問題点を解決することができるいわし等
の小負の保存方法を堤倶することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、イ)密閉容器中において、約150℃以上の
温度に予備加熱された動物油、植物油中に、原料として
のいわし等の小魚を投入し、口)動物油、植物油の油温
を加減しつつ、密閉容器内を減圧しながら加熱された動
物油、植物油を熱媒体として攪拌加熱し、ハ)その後、
いわし等の小魚を密閉容器中から取り出す、以上の工程
からなることを特徴とするいわし等の小魚の保存方法に
係るものである。
(ホ)作用及び効果 上記保存方法によって、本発明は以下の効果を奏する。
■いわし等の小魚の表面を油で被覆するので、空気との
接触を遮断して酸化を防止でき、かつ高温で煮沸するの
で殺菌効果が高く、長期間にわたって品質を安定させた
状態で保存することができる。
■いわし等の小魚の表面を油で被覆するので、表面にお
ける水分のみを蒸散して内部における水分はそのまま保
持できるので、新鮮さを保持することができる。
■また、いわし等の小魚の表面を油で被覆するので脱色
を防止でき、体色を採取時と同様な鮮明色に保持するこ
とができ、商品価値を高めることができる。
■いわし等の小魚の表面を油で被覆するので、エキス成
分の流出を完全に防止でき、栄養価を高めることができ
る。
■原形を保持することができるので、この面からも商品
価値の向上を図ることができる。
(ホ)実施例 この発明の詳細な説明すると、原料としては、いわし、
いりこ等の小魚が考えられるものであり、たとえばいわ
しを例にとってその処理方法を説明する。
まず、いわしを、そのまま、1000kgを密閉容器た
る4.5Mのクツカー中に投入する。
このクツカー中には、予め動物油、植物油、魚油、鶏油
等の単−油又は混合油が収容されており、クツカーのジ
ャケット部に圧入した蒸気により油を加熱するものであ
り、約150℃以上の温度で加熱し、タフカー内をゆる
やかに攪拌する。
また、上記加熱作業は、原料投入後の初期は、10〜2
0鰭11gの減圧を行い、油の加熱により原料の帆立て
貝の水分蒸散を促して脱水をはかり、次いで、740〜
750 mHgの減圧を行い、所要時間、さらに脱水を
行う。
その後、いわしをクツカー中から攪拌しつつ常圧にて取
出し、これを油濃し器や遠心分離機等を用いて表面に必
要以上に付着する油を除去して製品とする。
上記製造方法において、予め加熱された混合油中に一挙
にいわしを投入するのは、投入と同時にいわし中の水溶
性蛋白質や、その他のエキス成分の油中への流出を防止
するためである。
かかる作用によって、水溶性蛋白質等の各種エキスの油
中への流出を防止できる。
らせたのは、最初の小さい減圧で、いわしの表面の水分
を蒸散せしめ、ついで、高い減圧で内部の水分の比重を
油の比重より小さくし、油をいわし内部に浸透させるこ
とによって、いわし内部の水分を若干外部に蒸散し、水
分含有量を適度な含有量(約70%)にさせるためであ
る。
さらに、加熱温度を150℃以上としたのは、いわし内
の水溶性蛋白質を瞬時に凝固させ、その流出を完全に防
止するためであり、かつ殺菌効果を高めるためである。
また、以上の処理方法において、必要ならば、追加工程
として、クツカー内から取り出した処理後のいわしをさ
らに水煮して、柔らか味を有するものとしてもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 イ)密閉容器中において、約150℃以上の温度に予備
    加熱された動物油、植物油中に、原料としてのいわし等
    の小魚を投入し、 ロ)動物油、植物油の油温を加減しつつ、密閉容器内を
    減圧しながら加熱された動物油、植物油を熱媒体として
    攪拌加熱し、 ハ)その後、いわし等の小魚を密閉容器中から取り出す
    、 以上の工程からなることを特徴とするいわし等の小魚の
    保存方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001327267A (ja) * 2000-05-23 2001-11-27 Nissen Corp 魚類加工品の製造方法及び製造装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59166060A (ja) * 1983-03-09 1984-09-19 Tanpaku Shigen Kaihatsu Kk 動物、魚介類、家きん類等のレバ−、内臓処理方法
JPS59210854A (ja) * 1983-05-17 1984-11-29 Noda Wax:Kk 珍味食品の製造方法
JPS59210853A (ja) * 1983-05-17 1984-11-29 Noda Wax:Kk フライ食品の製造方法及び製造装置

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