JPS6213328A - 樹脂管の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は樹脂管の製造方法に関する。

従来の技術 従来、樹脂管の製造方法の一種として、フィラメントワ
インディング法がある。これは、芯金の外周に材料を巻
付けて積層させることにより、管体を得るようにした製
造方法である。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような従来のものでは、管体は繊維状体
等に含浸された樹脂が硬化しただけのものであるため、
七の剛性が低いという問題点かある。

そこで本発明はこのような問題点を解決し、フィラメン
トワインディング法にて製造される樹脂管の剛性を上げ
るようにすることを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明は、芯金の周囲に樹脂
帯を巻付けて樹脂管を成形した後に、この樹脂管に内圧
を作用させた状態で硬化させるものである。

作用 このようにすると、樹脂管は内圧にもとづくプレストレ
スが付与された状態で硬化されるため、外圧強度が向上
してその剛性が増大することになる。

実施例 以下、本発明の実施例について説明する。第１図〜第２
図は本発明の一実施例を示し、まず、第１図のように、
芯金（１）の外周に樹脂含浸繊維や樹脂上〜り〜等の樹
脂帯（２）を巻付け、未硬化の樹脂管（３）を成形する
。次に第２図に示すように芯金（１）の内部に加圧流体
（４）を供給する。加圧流体（４）としては加圧水が適
当で、この加圧流体（４）により芯金（１）を拡径させ
、前記未硬化状態の樹脂管（３）に内圧を作用させる。

具体的には加圧流体（４）により、たとえば口径１００
０　ｍｇの芯金（１）を１〜２ｆｌ拡怪させる。

これにより、樹脂管（３）には内圧の作用にもとづくプ
レストレスが付与されるため、とのｔｔの状態で樹脂管
（３）を芯金（１）ごと加熱炉内に搬入し、炉内で硬化
させる。硬化が完了したなら、芯金（１）から加圧流体
（４）ヲ抜いてその内部を減圧し、その後樹脂管（３）
を芯金（１）から引抜脱型する。このとき、芯金（１）
は減圧により元通り網金するため、脱型時の引抜力を軽
減させることができる。

このようにすると、樹脂管（３）はプレストレスが付与
された状態で硬化されることになるため、その外圧強度
が向上して剛性が増大する。たとえば、口径１０００ｆ
ｌの樹脂管では、その偏平強度全約１０％向上させるこ
とが可能となる。

第３図は、本発明の池の実施例を示すものでおる。本例
は、ドルストホルム方法による連続成形の場合を示すも
ので、（５）はドルスト製管機である。

（６ンはド／１ノスト製管機（５）の芯金で、回転しな
がら軸方向に移動するようにされている。（７）は樹脂
帯で、芯金（１）に連続的に巻付けられる。芯金（６）
は基端側の小径部（８）と先端側の拡径部（９）とを有
し、拡径部（９）は加熱炉回内に通されている。

このようなものにおいて、樹脂帯（７）が小径部（８）
にて芯金（６）に巻付けられることにより、この小径部
（８）において未硬化の樹脂管α〃が成形される。この
樹脂管ａυは芯金（６）の軸方向への移動に伴って小径
部（８）から拡径部（９）へ移り、この拡径部（９）に
達した際に芯金（６）からの内圧を受けることになって
、プレストレスが付与される。このプレストレスが付与
された樹脂１回は、芯金（６）とともに加熱炉頭を通過
することにより硬化される。硬化後に加熱炉００から出
された樹脂管Ｃ１１）は、芯金（６）から脱型されて搬
出される。

図示は省略するが、本発明の第３の実施例として、芯金
に代えて風船状のゴムシートに樹脂帯を巻付けてもよく
、このようにゴムシートを利用すると、加圧流体による
拡径を容易に行なえるようになる。

発明の効果 以上述べたように本発明によると、樹脂管をプレストレ
スが作用した状態で硬化させることができるため、その
外圧強度の向上にもとづく剛性の増大を図ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例の断面図、第３
図は本発明の池の実施例の説明図である。 （１）　（６）・・・芯金、（２）　（７）・・・樹脂
帯、（３）Ｑη・・・樹脂管代理人　　　森　　本　　
義　　私 用１図　　　　　第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、芯金の周囲に樹脂帯を巻付けて樹脂管を成形した後
   に、この樹脂管に内圧を作用させた状態で硬化させるこ
   とを特徴とする樹脂管の製造方法。