JPS5933091B2 - 曲り管の製造方法 - Google Patents
曲り管の製造方法Info
- Publication number
- JPS5933091B2 JPS5933091B2 JP53076708A JP7670878A JPS5933091B2 JP S5933091 B2 JPS5933091 B2 JP S5933091B2 JP 53076708 A JP53076708 A JP 53076708A JP 7670878 A JP7670878 A JP 7670878A JP S5933091 B2 JPS5933091 B2 JP S5933091B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding material
- material layer
- elastic cylinder
- elastic
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は曲り管の製造方法に関するものである。
従来、曲り管の製造方法としては、例えば、特開 。昭
４８−６９８７２号公報の如く、外力により直径を減縮
することの可能な可撓性パイプの外面に、合成樹脂を含
浸したクロス、マット等を巻きつけ、次いで該可撓性パ
イプを所定の形状に曲げた状態で合成樹脂を硬化させて
可撓性パイプの外面に合 。成樹脂の曲りパイプを形成
し、その後可撓性パイプに外力を加えて減径することに
より、可撓性パイプ゜を曲りパイプ゜から離脱させるこ
とがある。しかし、叙上の如き従来の方法では、可撓性
パイプが曲りやすいために、その上に成形材料層を能率
よく均一に巻回することがむずかしく、そのため、製品
は肉厚が不均一になつたり、管壁中に気泡が残つたり、
外表面状態が悪いものとなるという欠点があつた。本発
明は叙上の如き従来の欠点を解消することを目的として
なされたものであつて、その要旨は、弾性筒体内に直線
軸が挿入されて軸方向に直線状に保形された該弾性筒体
のまわりに成形材料を巻回して成形材料層を形成せしめ
、成形材料層が完全に硬化する前に、弾性筒体内から直
線軸を抜去し、成形材料層を弾性筒体とともに曲げ硬化
せしめた後、成形材料層から弾性筒体を抜去することを
特徴とする曲り管の製造方法に存する。
４８−６９８７２号公報の如く、外力により直径を減縮
することの可能な可撓性パイプの外面に、合成樹脂を含
浸したクロス、マット等を巻きつけ、次いで該可撓性パ
イプを所定の形状に曲げた状態で合成樹脂を硬化させて
可撓性パイプの外面に合 。成樹脂の曲りパイプを形成
し、その後可撓性パイプに外力を加えて減径することに
より、可撓性パイプ゜を曲りパイプ゜から離脱させるこ
とがある。しかし、叙上の如き従来の方法では、可撓性
パイプが曲りやすいために、その上に成形材料層を能率
よく均一に巻回することがむずかしく、そのため、製品
は肉厚が不均一になつたり、管壁中に気泡が残つたり、
外表面状態が悪いものとなるという欠点があつた。本発
明は叙上の如き従来の欠点を解消することを目的として
なされたものであつて、その要旨は、弾性筒体内に直線
軸が挿入されて軸方向に直線状に保形された該弾性筒体
のまわりに成形材料を巻回して成形材料層を形成せしめ
、成形材料層が完全に硬化する前に、弾性筒体内から直
線軸を抜去し、成形材料層を弾性筒体とともに曲げ硬化
せしめた後、成形材料層から弾性筒体を抜去することを
特徴とする曲り管の製造方法に存する。
本発明に使用する成形材料としては、例えば、ガラス繊
維、化学繊維等よりなる帯状体等、砂等の充填材等、ま
たはこれらの混合物に不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬
化性樹脂等を混合したものがあげられる。
維、化学繊維等よりなる帯状体等、砂等の充填材等、ま
たはこれらの混合物に不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬
化性樹脂等を混合したものがあげられる。
以下、本発明を実施例により図面を参照して説明する。
１は弾性筒体である。
弾性筒体１はゴム、プラスチック等の弾性材料、好まし
くはシリコンゴム、エチレンプロピレンゴム、ウレタン
ゴム、ブチルゴム等よりつくられ、自由状態において直
線上に保形され、所定の外径寸法を備え、内面は所定径
の通孔１１とされている。２は直線軸であり、その外径
は弾性筒体１の通孔１１の径とほぼ同径とされている。
くはシリコンゴム、エチレンプロピレンゴム、ウレタン
ゴム、ブチルゴム等よりつくられ、自由状態において直
線上に保形され、所定の外径寸法を備え、内面は所定径
の通孔１１とされている。２は直線軸であり、その外径
は弾性筒体１の通孔１１の径とほぼ同径とされている。
弾性筒体１の通孔１１内に直線軸２が挿入されて弾性筒
体１が直線上に保形され、直線軸２の一端が図面に示し
ていない駆動機に装着され、該駆動機により回転可能と
されている。
体１が直線上に保形され、直線軸２の一端が図面に示し
ていない駆動機に装着され、該駆動機により回転可能と
されている。
３は弾性筒体１の外周面と所定間隔を有するように設け
られた押えロールである。
られた押えロールである。
直線軸２により直線状に保形され、周方向に回転された
弾性筒体１と押えロール３との間にレジンモルタル等の
成形材料４／を供給し、弾性筒体１のまわりに成形材料
層４を形成せしめる。
弾性筒体１と押えロール３との間にレジンモルタル等の
成形材料４／を供給し、弾性筒体１のまわりに成形材料
層４を形成せしめる。
成形材料層４をある程度加熱硬化せしめた後、弾性筒体
１内から直線軸２を抜去する。５は一定の曲率をもつ曲
線軸である。
１内から直線軸２を抜去する。５は一定の曲率をもつ曲
線軸である。
先端部５１以外の外径は弾性筒体１の通孔１１の径とほ
ぼ同径とされ、先端部５１は弾性筒体１の通孔１１内に
挿入しやすいように先端に向かうにつれて次第に小径と
され、最先端は丸頭状とされている。弾性筒体１の外周
面に未硬化の成形材料層４を巻回したまま、弾性筒体１
の通孔１１内に曲線軸を挿入し、成形材料層４を弾性筒
体１とともに曲げ、そのまま加熱硬化せしめる。その後
、弾性筒体１の通孔１１から曲線軸５を抜去し、ついで
成形材料層４から弾性筒体１を抜去して曲り管を製造す
る。尚、叙上の実施例では、弾性筒体１と該弾性筒体１
の外周面との間に所定間隔を有するように設けられた押
えロール３との間に成形材料４／を供給して、弾性筒体
１のまわりに成形材料層４を形成せしめる場合について
述べたが、これに限定されることなく、弾性筒体１の周
りにガラス繊維等よりなる長尺体に熱硬化性樹脂を含浸
させたもの等からなる成形材料を巻回して成形材料層を
形成する方法をとつてもよい。
ぼ同径とされ、先端部５１は弾性筒体１の通孔１１内に
挿入しやすいように先端に向かうにつれて次第に小径と
され、最先端は丸頭状とされている。弾性筒体１の外周
面に未硬化の成形材料層４を巻回したまま、弾性筒体１
の通孔１１内に曲線軸を挿入し、成形材料層４を弾性筒
体１とともに曲げ、そのまま加熱硬化せしめる。その後
、弾性筒体１の通孔１１から曲線軸５を抜去し、ついで
成形材料層４から弾性筒体１を抜去して曲り管を製造す
る。尚、叙上の実施例では、弾性筒体１と該弾性筒体１
の外周面との間に所定間隔を有するように設けられた押
えロール３との間に成形材料４／を供給して、弾性筒体
１のまわりに成形材料層４を形成せしめる場合について
述べたが、これに限定されることなく、弾性筒体１の周
りにガラス繊維等よりなる長尺体に熱硬化性樹脂を含浸
させたもの等からなる成形材料を巻回して成形材料層を
形成する方法をとつてもよい。
また、曲げ加工は必ずしも曲線軸を用いることなく、所
定の曲り形状をした曲り型に沿わせて曲げる等、適当な
手段を用いて、成形材料を弾性筒体とともに曲げる方法
をとつてもよい。
定の曲り形状をした曲り型に沿わせて曲げる等、適当な
手段を用いて、成形材料を弾性筒体とともに曲げる方法
をとつてもよい。
叙上の如く、本発明曲り管の製造方法は、直線状に保形
された弾性筒体のまわりに成形材料層を形成せしめるも
のであるので、肉厚精度及び表面状態の優れた成形材料
層を安定して容易に形成することができ、また曲げ加工
は成形材料層を弾性筒体とともに曲げるものであるので
、曲げ加工時成形材料層が偏平化したり、型くずれする
ことがなく、肉厚及び内径寸法の優れた曲り管を製造で
きる。
された弾性筒体のまわりに成形材料層を形成せしめるも
のであるので、肉厚精度及び表面状態の優れた成形材料
層を安定して容易に形成することができ、また曲げ加工
は成形材料層を弾性筒体とともに曲げるものであるので
、曲げ加工時成形材料層が偏平化したり、型くずれする
ことがなく、肉厚及び内径寸法の優れた曲り管を製造で
きる。
第１図は本発明の前半の工程を説明する正面図、第２図
は第１図の実施例に用いる弾性筒体内に直線軸が挿入さ
れたものの一例を示す縦断面図であり、第３図は本発明
の後半の工程を説明する縦断面図である。 符号の説明、１・・・・・・弾性筒体、２・・・・・・
直線軸、３・・・・・・押えロール、４・・・・・・成
形材料層、５・・・・・・曲線軸、１１・・・・・・通
孔。
は第１図の実施例に用いる弾性筒体内に直線軸が挿入さ
れたものの一例を示す縦断面図であり、第３図は本発明
の後半の工程を説明する縦断面図である。 符号の説明、１・・・・・・弾性筒体、２・・・・・・
直線軸、３・・・・・・押えロール、４・・・・・・成
形材料層、５・・・・・・曲線軸、１１・・・・・・通
孔。
Claims (1)
- １ 弾性筒体内に直線軸が挿入されて軸方向に直線上に
保形された該弾性筒体のまわりに成形材料を巻回して成
形材料層を形成せしめ、成形材料層が完全に硬化する前
に、弾性筒体内から直線軸を抜去し、成形材料層を弾性
筒体とともに曲げ硬化せしめた後、成形材料層から弾性
筒体を抜去することを特徴とする曲り管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53076708A JPS5933091B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 曲り管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53076708A JPS5933091B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 曲り管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS553939A JPS553939A (en) | 1980-01-12 |
| JPS5933091B2 true JPS5933091B2 (ja) | 1984-08-13 |
Family
ID=13613019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53076708A Expired JPS5933091B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 曲り管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933091B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01135495U (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-18 | ||
| JPH01135494U (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-18 | ||
| JPH02131782U (ja) * | 1989-04-03 | 1990-11-01 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56136326A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-24 | Sekisui Chem Co Ltd | Molding bent tubes of reinforced plastic |
| JPS5876220A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 強化樹脂曲管の成形方法 |
| JP4828188B2 (ja) * | 2005-09-14 | 2011-11-30 | クリナップ株式会社 | 昇降式吊り戸棚 |
-
1978
- 1978-06-23 JP JP53076708A patent/JPS5933091B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01135495U (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-18 | ||
| JPH01135494U (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-18 | ||
| JPH02131782U (ja) * | 1989-04-03 | 1990-11-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS553939A (en) | 1980-01-12 |
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