JPS6213327A - 樹脂管の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は樹脂管の製造方法に関する。

従来の技術 フィラメントワインディング法によシ樹脂管を製造する
場合には、従来、芯金上に材料を巻付けて積層させるの
が一般的となっている。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような従来のものでは、管の内面は芯金
の外面に対応して精度良く形成できる反面、管の外面は
樹脂帯の巻き放し状態となるため内面はどの精度が期待
できないという問題点がある。

そこで本発明はこのような問題点を解決し、フィラメン
トワインディング法にて製造される樹脂管の内面のみな
らず、その外面の精度をも良好なものとすることを目的
とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明は、芯金の周囲に樹脂
帯を巻付けて成形した未硬化の樹脂管の内部に弾性チュ
ーブを挿入するとともに、この樹脂管に円筒状の金型を
外嵌し、前記弾性チューブ内に加圧流体を注入してこの
弾性チューブにより樹脂管を金型へ押圧させ、この状態
の樹脂管を硬化処理した後にこれを脱型するものである
。

作用 このようにすると、未硬化状態の樹脂管は、弾性チュー
ブ内に注入される・加圧流体の作用によりその外面が金
型の内面に押圧され、この抑圧状態で硬化されることに
なる。このため、金型の内面に対応した精度で樹脂管の
外面が形成され、芯金の周囲に樹脂帯を巻付けるフィラ
メントワインディング法で成形された樹脂管であっても
、その内面のみならず外面をも良好な精度とすることが
できる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図〜第２図において、（１）は樹脂管であり、芯金
の周囲に樹脂帯を巻付けるフィラメントワインディング
法にて成形されている。この樹脂管（１）は、芯金から
取シ出された後に、未硬化の状態で、その内部にゴム製
の弾性チューブ（２）が挿入される。この弾性チューブ
（２）は、その外径が樹脂管（１）の内径よりもわずか
に小さく形成され、その内部にエアー等の加圧流体が注
入されることによシ半径方向に膨出して、樹脂管（１）
の内面を押圧している。これにより、前記未硬化状態の
樹脂管（１）の変形が防止される。

これとともに、樹脂管（１）はその外周が金型（３）に
て覆われる。この金型（３）はその内径が樹脂管（１）
の外径よりもわずかに小さくなるようにされ、かつ局方
向に２分割されて、分割部（４）を互いに締結すること
により樹脂管（１）に外嵌固定できるようになっている
。

このように未硬化状態の樹脂管（１）の内部に弾性チュ
ーブ（２）を挿入し、かつその外部を金型（３）で覆う
ことによシ、弾性チューブ（２）内に加圧流体を注入す
ると、この加圧流体の作用によシ樹脂管（１）の外面が
金型（３）の内面に押圧される。これにより、樹脂管（
１）の外面は、金型（３）の内面に対応した精度・Ｋ形
成される。そこで、この状態の樹脂管（１）を金型（３
）および弾性チューブ（２）とともに加熱炉内に搬入し
、炉内で硬化させる。すると、上記上面精度を保持した
樹脂管（１）が硬化形成される。硬化後の樹脂管（１）
は、金型（３）および弾性チューブ（２）を取り外すこ
とにより脱型される。

発明の効果 以上述べたように本発明によると、内面のみならず外面
もが精度良く成形された樹脂管を、フィラメントワイン
ディング法にて得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の正面視の断面図、第２図は
その側面視の断面図である。 （１）・・・樹脂管、（２）・・・弾性チューブ、（３
）・・・金型代理人　　　森　　本　　義　　私 用１図　　　　　第２図 々 ｌ−一オｔロ旨１に ２−・・８重性−チューブ゛ ３−へ駅

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、芯金の周囲に樹脂帯を巻付けて成形した未硬化の樹
   脂管の内部に弾性チューブを挿入するとともに、この樹
   脂管に円筒状の金型を外嵌し、前記弾性チューブ内に加
   圧流体を注入してこの弾性チューブにより樹脂管を金型
   へ押圧させ、この状態の樹脂管を硬化処理した後にこれ
   を脱型することを特徴とする樹脂管の製造方法。